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JP3567741B2 - ディスク装置 - Google Patents

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JP3567741B2
JP3567741B2 JP18726598A JP18726598A JP3567741B2 JP 3567741 B2 JP3567741 B2 JP 3567741B2 JP 18726598 A JP18726598 A JP 18726598A JP 18726598 A JP18726598 A JP 18726598A JP 3567741 B2 JP3567741 B2 JP 3567741B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクを記録媒体とするディスク装置に関するものであり、特にディスクカートリッジを装置内に装着する際の確実な装填機構を有するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ディスクや光磁気ディスク等の記録ディスクがカートリッジに回転可能に収納されて構成されたディスクカートリッジが提案されている。これらディスクカートリッジには、開口部が形成されており、この開口部を介して光学ピックアップ装置や磁気ヘッド装置が記録ディスクに対して臨むことが可能となり、情報信号の書き込み及び読み出しが可能となっている。
【0003】
ここで、これらディスクカートリッジにおける開口部は、カートリッジにスライド可能に取り付けられたシャッタ部材により開閉可能となされている。すなわち、ディスクカートリッジの非使用時においては、シャッタ部材が、開口部を閉蓋することにより、カートリッジ内への塵挨や手指の進入を防止し、ディスクカートリッジ使用時においては前述のように、シャッタ部材がスライドして開口部が形成される。
【0004】
そして、これら記録再生装置には、ディスクカートリッジのこの記録再生装置への挿入及び取り出しに応じてシャッタ部材を開閉操作するためのシャッタ開閉機構が設けられている。
このシャッタ開閉機構は、通常、カートリッジに対してシャッタ部材をスライドさせて開口部を開放させるシャッタ開放爪と、カートリッジに対してシャッタ部材をスライドさせて開口部を閉蓋させるシャッタ閉蓋爪とを有して構成されており、特に近年は、装置の小型、軽量化に対する要望が強く、シャッタ開閉機構についても簡単な構成で確実に機能が発揮できる高性能のものが求められているのが現状である。
【0005】
かかるディスクカートリッジを使用した製品は、世の趨勢に従い、小型、軽量化が熱望されており、特に車載用に適した製品に対する要望が高く、係る製品の場合、収納スペースが限られているため、特に製品外形寸法を所定内に納める必要がある。
また、上記のような円盤状記録媒体をカートリッジに収納した形態の商品は、記録面が露出せず密閉されているため、操作者から見れば取り扱いが簡単であり、操作性の良さが遡及ポイントの一つとなっており、その中の一つにカートリッジの装置への着脱時の操作性が挙げられる。この点にポイントをおいた従来技術としては、例えば特公平7−7554号公報が挙げられる。
【0006】
以下、同公報に記載された発明について説明する。
まず、同公報に記載された発明は、ディスクカートリッジがある程度挿入されると、そののちには自動的に所定位置までディスクカートリッジを引き込むことにより、オートローディングを可能にすることを目的とするものであり、以下に図面を用いて説明する。
【0007】
同公報第14図は、当該発明に係る装置に使用するディスクカートリッジ3を示す平面図であり、図示の通り、開口部35が形成されており、この開口部35を介して光学ピックアップ装置や磁気ヘッド装置がディスク30に対して臨むことが可能となり、情報信号の書き込み及び読み出しが可能となっている。
同公報第1図はディスクカートリッジ3を挿入するディスク駆動装置の概略の外観を示す斜視図であり、ディスクカートリッジ3を装置前面のディスクカートリッジ挿入口46へ挿入すると、ドア47を押し開けてディスクカートリッジ3がホルダ4内に進み、ある程度挿入された時点で、ディスクカートリッジ3はホルダ4と一体的に駆動され、枠体1に形成された案内溝19,20に沿って、水平方向、垂直方向に平行移動される。
【0008】
しかし、上記従来のディスクカートリッジ駆動機構においては、以下の課題があった。
まず、ホルダの移動軌跡が水平移動のみならず垂直移動をも含むことから装置全体の高さ寸法が大きくなり、しかも、係る経路を平行に引っかかることなく移動させる必要が有るため、必然的に機構が複雑となり、部品点数が多くなる。
【0009】
カートリッジを装置に挿入する時にはカートリッジの外側面と装置側部材との摺動が発生するため、カートリッジ外側面にバリ等の突起物があれば、たとえその突起物が小さいものであっても、挿入時に引っかかりが発生する可能性がある。
そこで、本願発明は上記従来の課題を解決しようとするものであり、簡単な構成によって信頼性の高いカートリッジ装填動作が実現出来、装填時の引っかかりが発生せず、しかも誤操作に対しても部品の破損等が発生せず確実に動作するディスク装填機構を有する小型のディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、
ディスク状記録媒体を収納し、シャッタ部材により開閉される開口部を有するカートリッジを装着するディスク装置であって、カートリッジを取り出し位置から演奏位置まで搬送するカートリッジ搬送部材と、ピックアップを搭載したトラバースユニットを待機位置から演奏位置まで搬送するトラバース搬送部材とを有し、カートリッジ搬送部材及びトラバース搬送部材はローディングシャーシ上に一方向に摺動可能なように積層配置されかつ同一の駆動手段を有し、駆動手段がカートリッジ搬送部材のみの駆動を開始した後に、カートリッジ搬送部材によってトラバース搬送部材が駆動され、カートリッジが演奏位置に到達した後は、トラバース搬送部材のみを駆動することを特徴とするディスク装置、
としたものであり、かかる構成としたことにより、
簡単な構成によって信頼性の高いカートリッジ装填動作が実現出来、確実に動作するディスク装填機構を有する小型のディスク装置を実現出来る。
【0011】
また、本発明は、カートリッジ装填時において、カートリッジを装置の一方向から付勢するとともに、反対側にはその付勢力を受けるべく、装填時ガイド手段としてのローラ部材を設けた構成としたものであり、かかる構成により、
カートリッジ装填時の引っかかりが発生せず、しかも誤操作に対しても部品の破損等が発生せず確実に動作するディスク装填機構を有するディスク装置を実現出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、ディスク状記録媒体を収納し、シャッタ部材により開閉される開口部を有するカートリッジを装着するディスク装置であって、前記カートリッジを取り出し位置から演奏位置まで搬送するカートリッジ搬送部材と、前記ディスク状記録媒体に信号の記録または再生を行うピックアップを搭載したトラバースユニットと、前記トラバースユニットを待機位置から演奏位置まで搬送するトラバース搬送部材とを有し、前記カートリッジ搬送部材及び前記トラバース搬送部材はローディングシャーシ上に一方向に摺動可能なように積層配置され、同一の駆動手段を有し、前記駆動手段が前記カートリッジ搬送部材のみの駆動を開始した後に、前記カートリッジ搬送部材によって前記トラバース搬送部材が駆動され、前記カートリッジが演奏位置に到達した後は、前記駆動手段は前記トラバース搬送部材のみを駆動することを特徴とするディスク装置、としたものであり、かかる構成とすることにより、簡単な構成によって信頼性の高いカートリッジ装填動作が実現出来、確実に動作するディスク装填機構を有する小型のディスク装置を実現出来る。
【0013】
また、本発明の請求項5に記載の発明は、カートリッジの搬送動作の間、前記カートリッジが付勢される方向の前記カートリッジ外周面に接する位置に、ガイド手段として回転自在な複数のローラ部材を有することを特徴とする請求項3記載のディスク装置、としたものであり、かかる構成により、カートリッジ装填時の引っかかりが発生せず、しかも誤操作に対しても部品の破損等が発生せず確実に動作するディスク装填機構を有するディスク装置を実現出来る。
【0014】
以下、図面を用いて本願発明の実施の形態について説明する。
図1は本願発明のディスク装置に装着されるディスクカートリッジの斜視図であり、図1に示すように、ディスク媒体を、カートリッジ105に回転可能に収納して構成されたものである。
ここでカートリッジ105は、上ハーフ及び下ハーフが突き合わせ結合されることにより、一辺の長さがディスク媒体の直径に略々対応した矩形状の主面部を有する薄い筐体状に構成されている。このカートリッジ105は、図1に示すように、上面側の主面部に、ディスク媒体の信号記録面の一部を外方に臨ませるための磁気ヘッド用開口部123を有している。この磁気ヘッド用開口部123は、上ハーフの主面部の略々中央部分より、この主面部の一側縁部近傍に亘って、長方形状に形成されている。また、このカートリッジ105は、下面側の主面部の上記磁気ヘッド用開口部123に対向する位置に光学ピックアップ用開口部122を有している。カートリッジ105は、ディスク装置に対して、図1中矢印Bで示すように、装置の前面から挿入されて装着される。以降、装置を基準としてカートリッジ105の挿入側を前方、その反対側を後方と称する。
【0015】
また、カートリッジ105において、前記磁気ヘッド用開口部123及び前記光学ピックアップ用開口部122は、シャッタ部材106に依って開閉可能となされている。このシャッタ部材106は、これら開口部123,122に対応した互いに平行に相対向された上側及び下側蓋板部と、これら各蓋板部の一端側同士間を連結する被支持板部とを有して、薄い金属板材料又は樹脂材料により、一体的に構成されている。このシャッタ部材106は、上記被支持板部を、カートリッジ105の一側部に前後方向に亘って形成されたガイド溝部107に沿って摺動可能に支持されている。なお、このガイド溝部107は、カートリッジ105の挿入方向の前端面部にまで亘って形成され、この前端面部に対し開放されている。
【0016】
シャッタ部材106には、被支持板部の略々中央位置に、側方側に向けて、閉蓋操作孔108が開設されている。この閉蓋操作孔108は、ディスク装置においてシャッタ部材106を閉蓋操作するためのシャッタ閉蓋爪が嵌入係合するための透孔である。
カートリッジ105内には、前方側の一側側部分に位置して、図2に示すように、ロック部材125が配設されている。このロック部材125は、支軸部と、この支軸部より突出形成された支持腕部及びロック腕部とを有して、合成樹脂材料により、一体的に形成されている。このロック部材125は、上記支軸部を、カートリッジ105内の嵌合凹部に嵌合させて配設されている。そして、このロック部材125は、上記支持腕部をカートリッジ105内に突設された壁部に当接させて上記支軸部回りの回動を阻止された状態で、上記ロック腕部を上記ガイド溝部107内に内側側より臨ませている。このロック腕部は、上記ロック部材125の弾性力により、外方側に弾性付勢されている。
【0017】
前記ロック腕部は、シャッタ部材106が閉蓋位置にあるときに、このシャッタ部材106に係合し、シャッタ部材106の移動を阻止する。
また、ロック腕部は、ロック部材125の弾性力に抗して内方側に変位されると、上記シャッタ部材106への係合を解除し、シャッタ部材106が後方側へ移動することが可能となる。また、ロック腕部は、シャッタ部材106が閉蓋位置に戻ると、付勢力により、シャッタ部材106に係合する。
【0018】
また図2においてカートリッジ105は左側側面に係止部126を有し、ローディング時に引き込み部材と係合することによって、装置外部に抜けることなく挿入されることが可能となっている。
また、上記各カートリッジ105の下側主面部には、対をなす前方側及び後方側位置決め穴109,110が形成されている。上記前方側位置決め穴109は、上記光学ピックアップ用開口部122の前方側の主面部の縁部近傍に位置しており、長径方向が前後方向となされた長円形に形成されている。また、上記後方側位置決め穴110は、上記光学ピックアップ用開口部122の後方側の主面部の縁部近傍に位置しており、円形に形成されている。
【0019】
また、図3は本発明のディスク装置の右側の主要構成部材を示す斜視図、図4は左側の主要構成部材を示す斜視図であり、図5はカートリッジ周辺の構成部材を示す斜視図である。
図3において、200はローディングシャーシであり、40はトラバースユニットで、TRシャーシ回動ばね板60によってローディングシャーシ200の裏面に揺動可能にその一端を吊着されている。
【0020】
また図6はトラバースユニット40の構成を示す斜視図であり、トラバースシャーシ400上にはピックアップユニット45が装着され、一対のカートリッジ位置決めボス41及び42が配置され、またその側面には制御ボス43を有する。
カートリッジ位置決めボス41及び42はカートリッジ105の位置決め穴109及び110に係合することにより演奏時のカートリッジ105の位置決めを行うものであり、制御ボス43は後述する昇降ラック30上のTR制御カム32に係合することにより、トラバースユニット40のローディングシャーシ200に対する揺動動作を制御する。
【0021】
ピックアップユニット45はその一端をピックアップガイドシャフト47によって図中矢印A方向に移動可能なように支持され、他端はトラバースシャーシ400とスライダ押さえ板46で挟持されている。
図3において50は右押圧レバーで、その一端を押圧レバー固定片50aとローディングシャーシ200によって挟持され、ローディングシャーシ200に対して揺動可能に装着されている。
【0022】
また、52は右押圧レバーばねであり、トラバースユニット40と右押圧レバー50とは、右押圧レバーばね52で連結されており、相互の距離が中立点よりも近い時は相互に引き寄せられる方向に、また、相互の距離が中立点よりも遠い時は相互に離れる方向に付勢されている。
シャッタクローザ1はローディングシャーシ200上に回動自在に設けられ、図7に示すようにクローザ爪11及び回動制御部13が設けられている。クローザ爪11はその一端を傾斜部12としている。シャッタクローザばね2はシャッタクローザ1の回動中心となるボスの周りに装着されており、その一端がローディングシャーシ200上に設けられた係止ボス101に係止され、他端は折り曲げ部21を経て長孔14に係止されており、シャッタクローザ1を反時計方向に付勢し、ローディングシャーシ200上のストッパー102で止められている。
【0023】
さらにシャッタクローザばね2は、シャッタクローザ1上の図中破線で示すクローザばね係止部17にも係止されているため、折り曲げ部21に矢印D方向の外力が加わった場合、シャッタクローザばね2からクローザばね係止部17に時計方向のモーメントが作用し、シャッタクローザばね2は長孔14におけるシャッタクローザ1との係止を解除されることなく、時計方向に回動する。
【0024】
シャッタオープナ3は、シャッタクローザ1に覆い被さるようにローディングシャーシ上に固定され、その上には第1受動ローラ5を回転自在に設けている。また、ローディングシャーシ200上にはシャッタクローザ1の前方側に第2受動ローラ4が回転自在に設けられている。
ローディングシャーシ200の左側については、図4に示す。
【0025】
図4において、30は昇降ラックであり、トラバースユニット40の制御ボス43に係合することによってトラバースユニット40の動きを制御するTR制御カム32を有し、その反対側側面にはギアを有し、更にその中央部には係止カム34を有している。
6は引き込みアーム、7は引き込みラックであり、引き込みアーム6はアーム戻しばね8によって引き込みラック7上に装着され、引き込みラック7はローディングシャーシ上で前後方向に摺動可能に設けられている。この詳細斜視図を図8に、さらに裏側からみた斜視図を図9に示す。図8及び8において、引き込みアーム6は裏面にU字溝65を有し、引き込みラック7上の引き込みボス73を中心にアーム戻しばね8で、装置上方からみた時の反時計方向に付勢される。
【0026】
引き込みラック7には、その裏面にガイド溝74が形成してあり、ローディングシャーシ200上のボス200a、200b,200cに係合することにより装置前後方向に摺動可能に装着される。また、引き込みラック7のギア部にはラック移送ギア85が噛合し、装置前後方向に駆動される。
また、引き込みアーム6はその上に引き込み爪61、カートリッジ押さえ部62、ボス63及びカートリッジ押し出し部64を有し、引き込み爪61は前記したカートリッジ105の係止部126に装填時に係合してカートリッジ105の装填中の抜けを防止する。
【0027】
カートリッジ押さえ部62は、カートリッジ105を装填中に、アーム戻しばね8の力によってカートリッジ105を装置右側に付勢させ、信頼性の高い装填動作を実現する。
ボス63は、ローディングシャーシ200に固着される左カートリッジガイド9の裏面に形成されたアーム制御カム91に係合し、カートリッジ105装填時における引き込みアーム6の動きを制御する。
【0028】
カートリッジ押し出し部64はカートリッジ105の排出動作終了時にさらにカートリッジ105を装置前方に押し出すことにより、カートリッジ105を装置から取り出しやすくするものである。
ここで、引き込みアーム6と引き込みラック7をU字溝65で係合させているのは、外力として図9中矢印M方向の衝撃力が加わった場合、引き込みアーム6のみがM方向に逃げるようにするためであり、係る場合の引き込みラック7のギア部等の破損を防止することが出来る。
【0029】
図4における15はスイッチロッドであり、ローディングシャーシ200上の溝部の側面に設けられたボス215a及び215bに装着されており、その構成を図10及び10に、またその斜視図を図11に示す。図10に示すように、引き込みアーム6はその裏面にロッド駆動部66を有し、引き込みアーム6が装置後方に移動すれば、図10から図11の状態へと変化し、スイッチロッド15はそのカム部とボス215a及び215bとの係合に従い、所定の位置まで装置後方に移動し挿入検出SW151をONにした後に、下側に沈み込んでカム部が引き込みアーム6の軌道から離脱する構成となっている。
【0030】
図4における16は係止アームであり、その中央に設けられた孔がローディングシャーシ200の裏面に設けられたボスに回動可能に装着され、その一端に裏側に凸の方向で設けられたボスが、前記昇降ラック30上の係止カム34に係合することによりその動きを制御され、また他端には引き込みカム16bを有し、引き込みラック7の動きを制御する。係止アーム16周辺の詳細図を図14乃至14に示す。
【0031】
以上の構成要素がローディングシャーシ200を中心に、昇降ラック30がその上の昇降ラックボス30a、30bをローディングシャーシ200の裏面に構成された溝にはまりこむことにより装置前後方向に摺動可能に装着され、同様に引き込みラック7はガイド溝74がローディングシャーシ200上のボス200a、200b,200cに係合することにより装置前後方向に摺動可能に装着される。
【0032】
また、85はラック移送ギアであり、昇降ラック30及び引き込みラック7のギア部と噛合することによってこれらラックを装置前後方向に摺動させる。
また、150は検出SWユニットであり、その上には挿入検出SW151及び装着完了検出SW152を有し、前者については、スイッチロッド15の先端が押圧することによりON状態となり、後者については昇降ラック30のSW押圧部35が押圧することによりON状態となる。
【0033】
次に、以上のように構成されたディスク装置について、その動作について説明する。
まず、図17のカートリッジ105の排出位置において、引き込みアーム6はカム溝91の制御によりアーム戻しばね8の付勢力に抗して時計方向に回転した状態、つまり、図中破線で示す引き込み爪61がカートリッジ105の左外側に待避した状態となっており、装置中央部に張り出した腕はスイッチロッド15の溝部に配置されている。(図11参照)また、シャッタクローザ1は反時計方向に付勢されており、クローザ爪11がカートリッジ105の右外側に待避した状態となっている。
【0034】
ここで、カートリッジ105が挿入されると、図17においてカートリッジ105の進行方向前方の外側面に押圧されて引き込みアーム6がアーム戻しばね8を引き伸ばしながらアーム制御カム91の制御により反時計方向に回動し、引き込み爪61とカートリッジ105の係止部126が係合する。この係合により、以降の動作におけるカートリッジ105の装置前方への抜けは防止される。この時点では引き込みラック7は排出位置に留まったままである。
【0035】
この時、引き込みアーム6の装置中央部に張り出した腕によってスイッチロッド15がその溝部を介して装置後方に押され、図10及び10に示すようにそのカム形状により軌跡を制御されながら装置後方に沈み込むように移動し、挿入検出SW151をONにする。図11は挿入検出SW151がONの状態を示すが、このときスイッチロッド15は挿入検出SW151全体を覆っており、挿入検出SW151が矢印E方向に復帰しようとする力は略直交方向の壁面に当接されたスイッチロッド15により阻止されON状態を維持される。
【0036】
また、この動作以降は、スイッチロッド15が引き込みアーム6よりも下方に存在するため、引き込みアーム6はスイッチロッド15に引っかかることなく装置後方に進入を続ける。
スイッチロッド15は下方に沈み込んだ位置で移動を終え、引き込みアーム6からも離脱されているため矢印E方向の位置規制がなくなるが、前述した挿入検出SW151の復帰しようとする力は矢印E方向と略直交方向に作用するため、スイッチロッド15の矢印F方向の分力はほとんど発生せず、その復帰力によりスイッチロッド15自身を摩擦力で仮保持する役割を果たしている。
【0037】
挿入検出SW151がONされた時点で図示しない駆動モータが動作を開始し、この後はモータによりラック移送ギア85が駆動され、移送ギア85と噛合状態にあった引き込みラック7のギア部から引き込みアーム6を介してカートリッジ105の装着動作が進行する。この時点では昇降ラック30のギア部はラック移送ギア85から離合した位置にあり、昇降ラック30は係止アーム16上のボスから係止カム34により仮保持されている(図13)。
【0038】
またこの時、引き込みアーム6はボス63を介して左カートリッジガイド9上のアーム制御カム91により制御されるが、ここでのアーム制御カム91は幅を広く設定してあり、ボス63はアーム制御カム91のどちらの壁面にも当接していない状態となっている為、アーム戻しばね8による図17における反時計方向の付勢力により、カートリッジ105はカートリッジ押さえ部62によって装置右方向に付勢される。
【0039】
この時、カートリッジ105の右側面は第2受動ローラ4と当接しており、第2受動ローラ4はカートリッジ105の動きと連動して回転し、カートリッジ105はスムーズに装置後方へ移送される。
またこの時、シャッタオープナ3はカートリッジ105右側面のガイド溝部107の内部に入り込んだ状態となっている。
【0040】
カートリッジ105がさらに装置後方へ移送されると、シャッタオープナ3がガイド溝部107内に内側より臨ませて構成されるロック部材125のロック腕部に当接し、その付勢力に抗してロック腕部はカートリッジ105内側に向けて弾性変形し、シャッタ部材106のロックが解除される。次にシャッタオープナ3はシャッタ部材106の被支持板部に当接し、カートリッジ105がさらに装置後方へ移送されてもシャッタ部材106は移動を阻止されるため、開口部122,123が開放される。
【0041】
さらにカートリッジ105が装置後方に移送されると、カートリッジ105の進行方向先端右側とシャッタクローザばね2の折り曲げ部21とが当接を開始し、シャッタクローザ1はシャッタクローザばね2の付勢力に抗して時計方向に回動を開始し、シャッタクローザ1のクローザ爪11がシャッタ部材106上の閉蓋操作孔108に嵌入を開始する。
【0042】
その後、カートリッジ105はさらに装置後方へ移送され、その側面が回動制御部13に当接することにより、クローザ爪11が確実に閉蓋操作孔108へ嵌入した状態を確保しつつ、カートリッジ105の左側からのカートリッジ押さえ部62の付勢力に対して、右側の第1受動ローラ5及び第2受動ローラ4によりガイドされることによりローラ外周面を基準とした軌跡に沿って、過大な負荷なくスムーズに進入を続け、開口部122,123は徐徐に開口部を大きくしていく。このとき、図19に示すように、カートリッジ105の右側外周は第1受動ローラ5及び第2受動ローラ4の外周面にのみ接しながら装置へ進入する。つまり、第1受動ローラ5及び第2受動ローラ4の外周面よりもカートリッジ105の装填軌跡に対して内側に進入する部材はない構成としている。図19では、第1受動ローラ5及び第2受動ローラ4の外周面でガイドされるカートリッジ105の装填軌跡から右カートリッジガイド10は寸法eだけ離れている構成となっている。かかる構成により、カートリッジ105のシャッタ部材106の外周面にばり等が有った場合でも、当該ばり部分と当接する装置側部材は第1受動ローラ5及び第2受動ローラ4のみとなり、引っかかりなく装填動作が進行することとなる。
カートリッジ105が演奏位置に達した時は図18のように開口部122,123が完全に開放された状態となる。
【0043】
さらに引き込みラック7が装置後方に移送されると、図14に示すごとく、引き込みラック7上のラックロード爪71が昇降ラック30上のラック駆動ボス33に装置前方から当接し、昇降ラック30を装置後方に移送することとなる。昇降ラック30と係合されている係止アーム16は時計方向に強制的に回動し樹脂弾性による仮保持が解除さる。この時、引き込みラック7及び昇降ラック30のギア部は同位相となっており、今まで離合状態にあった昇降ラック30のギア部も噛合開始され、この時以降は同一のラック移送ギア85にて移送されることとなる。
【0044】
さらに引き込みラック7及び昇降ラック30が装置後方に移送され、カートリッジ105が演奏位置に到達した時点で引き込みラック7とラック移送ギア85との噛合がはずれ、以降は昇降ラック30のみがラック移送ギア85によりさらに装置後方に移送され続け、図15の状態に至ることとなる。
また、この時点において、引き込みアーム6のボス63は図15に示す制御カム91の装置後端部、即ち、溝幅が狭くなっている部分に係合しており、今まで制御カム91の規制を受けずにアーム戻しばね8の力に従いカートリッジ押さえ部62を介してカートリッジ105を右側に付勢していた力が発生しなくなること、即ち、右側のローラ外周面を基準に装着軌跡を移送されてきたカートリッジ105に対する付勢力がなくなり、左右にがたつきを持った状態となっていることを示す。
【0045】
さらに昇降ラック30が装置後方に移送されると、昇降ラック30上の係止カム34と係止アーム16との係合状態が図15から図16のように変化し、係止アーム16が反時計方向に回動し、引き込みカム16bが引き込みラック7のラックロード爪71に引っかかった状態となるため、装置に衝撃等の外力が加わっても引き込みラック7は装置前方への移動を阻止されることとなる。
【0046】
さらに昇降ラック30が装置後方に移送されると今度はトラバースユニット40の制御ボス43が昇降ラック30上のTR制御カム32に制御されて、装置上方に移動を開始する。この時、TRシャーシ回動ばね板60によってローディングシャーシ200に揺動可能となされたトラバースユニット40は右押圧レバーばね52によって右押圧レバー50と連結され、最初はローディングシャーシ200下方に付勢されているが、中立点を過ぎると右押圧レバーばね52によってローディングシャーシ200上方に付勢されることとなる。
【0047】
この中立点に到達するタイミングは、トラバースユニット40が装置に対して上昇し、カートリッジ位置決めボス41及び42がカートリッジ105の前後の位置決め穴109,110にはまりこむタイミングにあわせるのが望ましく、そうすることによって、カートリッジ105が位置決めされた後に右押圧レバー50に装置下方への付勢力が加わり、カートリッジ105がローディングシャーシ200に押しつけられることとなる。
【0048】
さらに昇降ラック30が装置後方に移送されるとトラバースユニット40は右押圧レバーばね52の付勢力及びTR制御カム32による制御に従い上方に移動し、カートリッジ105は演奏位置でローディングシャーシ200と右押圧レバー50により挟持される。
さらに昇降ラック30が装置後方に移送されると、図16に示すごとく、昇降ラック30のばね押さえ部36が左押圧レバーばね53の一端を装置後方に押さえることにより左押圧レバー51が装置後方に移動し、さらに昇降ラック30が装置後方に移動することにより、左押圧レバーばね53に付勢力がチャージされる。この動作と同時に昇降ラック30の装置後方側にあるラックSW押圧部35が装着完了検出SW152を図15から図16へと移行する際にONすることにより演奏可能状態となる。
【0049】
また、ここで、左押圧レバー51は図20に示すようにその軌跡をローディングシャーシ200上に設けられた一対の左押圧レバーカム201a、201bによって制御されており、図示のように装置前端側の状態を同図(c)及び(d)に示すが、この時は装置上方に配置され、カートリッジ105と装置の間には隙間がある状態であり、これに対し、装置後端側の状態を同図(a)及び(b)に示すが、この時は装置下方に配置され、カートリッジ105を装置に対して押さえつけるようになっているため、上記動作において左押圧レバー51は左押圧レバーばね53により装置下方に付勢された状態となっており、カートリッジ105をローディングシャーシ200に押しつけることとなる。
【0050】
さらにこの時、図16のように昇降ラック30の長孔37の内側面がスイッチロッド15の装置前方側端面近傍に位置しており、外的衝撃等によってもスイッチロッド15が装置前方に移動することがなく、不用意に挿入検出SW151がOFFになることがない。
このような一対の左押圧レバーカム201a、201bに対し左押圧レバー51の制御を行うことで、くさびに食い込ませるような効果が得られ、カートリッジ105が上方に浮き上がろうとしてもカム面との摩擦力が作用し、少ないばね荷重で確実な押圧を行うことができる。
【0051】
次に、カートリッジ105取り出し時の動作について説明する。
まず、取り出しボタンが押されることにより、ラック移送ギア85が装填時とは反対方向に回転し、昇降ラック30が装置前方に移送を開始される。するとまず、左押圧レバーばね53にチャージされた付勢力が解除され、昇降ラック30のSW押圧部35が装置前方に移動し、装着完了検出SW152がOFF状態となる。
【0052】
さらに昇降ラック30が装置前方に移送されるとTR制御カム32に従って、制御ボス43が装置下方に移動する。そして、トラバースユニット40上のカートリッジ位置決めボス41及び42がカートリッジ105との係合を解除するのに相前後して右押圧レバーばね52の中立点に達し、右押圧レバー50は今度は装置上方向に付勢され、カートリッジ105に対する下方向の付勢力は解除される。
【0053】
この時、昇降ラック30の係止カム34と係止アーム16上の係止アームボス16aの係合状態は図16から図15に示す状態へと移行し、これによって引き込みラック7上のラックロード爪71と引き込みカム16bの係合が図示したように解除され、引き込みラック7は装置前方に移動可能な状態となる。
次に昇降ラック30が装置前方に移送されると昇降ラック30上のラック駆動ボス33がラックロード爪71に当接し、引き込みラック7を装置前方へ移送を開始する。この時点での昇降ラック30及び引き込みラック7のギア部の位相は同一であり、この動作以降は昇降ラック30及び引き込みラック7はラック移送ギア85によりともに装置前方に移送されることとなる。ここで、引き込みラック7から引き込みアーム6を介してカートリッジ105は演奏位置から装置前方に向けて移送されるのであるが、この時、クローザ爪11は閉蓋操作孔108に嵌入した状態であり、カートリッジ105は移送されてもシャッタ部材106は移送を阻止される。つまり、開口部123、122の閉蓋動作が開始される。
【0054】
昇降ラック30がさらに装置前方に移送されると昇降ラック30のばね押さえ部38が左押圧レバーばね53の一端を装置前面に押し出し、これにより左押圧レバー51が装置前面に移動する。この時点で昇降ラック30と駆動ギアの噛合がはずれ、この動作以降は、引き込みラック7のみが、ラック移送ギア85により装置前面に向けて移送される。
【0055】
この時係止アーム16は一端に形成された樹脂ばね部の反力によって反時計方向に回動付勢されているが、他端に設けられた係合ピン部が昇降ラック30のカム溝部の傾斜との係合関係から、昇降ラックを噛みあい離脱位置に仮保持すべく位置付勢を行っている、
引き込みラック7から引き込みアーム6を介してカートリッジ105が装置前方に移送されると、シャッタクローザ1上の回動制御部13とカートリッジ105の当接が解除される。この時、シャッタクローザばね2の折り曲げ部21とカートリッジ105とはまだ当接しているため、クローザ爪11は閉蓋操作孔108に嵌入した状態のままである。
【0056】
さらに引き込みラック7が装置前方に移送されると、カートリッジ105の開口部123,122が完全に閉じた状態になるのと相前後して、シャッタオープナ3とロック部材125の当接は解除され、ロック腕部は自身の弾性力により元の位置に戻り、シャッタ部材106は再びロックされる。
次に、シャッタクローザばね2の折り曲げ部21とカートリッジ105との当接は解除され、シャッタクローザ1は付勢力に従い、反時計方向に回動し、クローザ爪11はカートリッジ105の側面外側まで待避する。
【0057】
尚、ここで、折り曲げ部21とカートリッジ105との当接の解除については、折り曲げ部21の傾斜部とカートリッジ105の円形状角部の当接状態が、カートリッジ105の移動に伴い連続的に変化するものであり、カートリッジ105の装置前方への移送に伴い、シャッタクローザ1は徐徐に反時計方向への回動を行い、クローザ爪11は閉蓋操作孔108への嵌入位置からカートリッジ105外側の待避位置まで移動する。
【0058】
従って、開口部123,122が完全に閉じた時点で、クローザ爪11の閉蓋操作孔108への嵌入度合いは、各部材の寸法ばらつきやカートリッジ105角部の形状の差違により異なる。この嵌入度合いが小さい場合、カートリッジ105はスムーズに装置前方へ移送され、また嵌入度合いが大きい場合でも、クローザ爪11には傾斜部12が設けてあるため、カートリッジ105が装置前方へ移送されるのに伴い、シャッタクローザばね2をたわませながらシャッタクローザ1は反時計方向に回動し、クローザ爪11は閉蓋操作孔108から待避する。
【0059】
その後、さらに引き込みラック7が装置前方に移送されると、カートリッジ105は引き込みアーム6によってさらに装置前方へ移送され、排出位置近傍まで移送された時点で引き込みアーム6がカム溝91によってボス63を介し、時計方向に回動制御される。このとき、ローディングシャーシ200の長孔内に沈み込んでいるスイッチロッド15に対して、引き込みアーム6は装置前面に移送されながら図11に示すスイッチロッド15の溝端面15aに当接することにより、スイッチロッド15は装置前方に浮上し、検出SW151は矢印E方向に復帰し、OFF状態となる。
【0060】
また、このように引き込みアーム6が装置前面に移送されながら時計方向に回動することによりカートリッジ押し出し部64の排出ストロークを拡大しながら、図17に示すごとく、引き込み爪61とカートリッジ105左側面の係止部126との係合が解除され、カートリッジ105はカートリッジ押し出し部64によりさらに装置全面に押し出され、装置外部に取り出し可能となる。
【0061】
また引き込みラック7が排出位置に移送完了すると、図13に示すように引き込みラック7上のラック戻り規制爪72が昇降ラック30のボス33を規制することで、駆動途中は係止アーム16による仮保持状態であった昇降ラック30の規制を更に強固なものとして、輸送中や待機状態に加わる衝撃や振動により噛みあい位置にずれ込むことを防止している。
【0062】
【発明の効果】
以上のように、本発明のディスク装置によれば、ディスクカートリッジのシャッタ開閉機構に関して、簡単な構成で安価に実現出来、信頼性が高く、しかも誤操作に対しても確実に動作するシャッタ開閉機構を備えたディスク装置を提供することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートリッジ斜視図
【図2】カートリッジ平面図
【図3】本願発明の主要構成部材を示す斜視図
【図4】本願発明の主要構成部材を示す斜視図
【図5】カートリッジ周辺における本願発明の主要構成部材を示す斜視図
【図6】本願発明のディスク装置におけるトラバースユニット構成を示す斜視図
【図7】本願発明のディスク装置におけるシャッタクローザの構成を示す図
【図8】本願発明のディスク装置における引き込みアーム周辺の構成を示す斜視図
【図9】図8の構成を裏側から見た斜視図
【図10】本願発明のディスク装置におけるスイッチロッド周辺の構成を示す図
【図11】本願発明のディスク装置におけるスイッチロッド周辺の構成を示す図
【図12】本願発明のディスク装置におけるスイッチロッド周辺の構成を示す斜視図
【図13】本願発明のディスク装置における昇降ラック周辺部材の構成を示す斜視図
【図14】本願発明のディスク装置における昇降ラック周辺部材の動きを示す平面図
【図15】本願発明のディスク装置における昇降ラック周辺部材の動きを示す平面図
【図16】本願発明のディスク装置における昇降ラック周辺部材の動きを示す平面図
【図17】本願発明のディスク装置におけるカートリッジ排出位置の状態を示す平面図
【図18】本願発明のディスク装置におけるシャッタ開放状態を示す平面図
【図19】本願発明のディスク装置におけるシャッタ部材近傍拡大図
【図20】本願発明のディスク装置における左押圧レバーの動きの詳細を示す図
【符号の説明】
1 シャッタクローザ
2 シャッタクローザばね
3 シャッタオープナ
4 第2受動ローラ
5 第1受動ローラ
6 引き込みアーム
7 引き込みラック
8 アーム戻しばね
11 クローザ爪
12 傾斜部
13 回動制御部
15 スイッチロッド
16 係止アーム
21 折り曲げ部
30 昇降ラック
32 TR制御カム
40 トラバースユニット
41、42 カートリッジ位置決めボス
43 制御ボス
45 ピックアップユニット
46 スライダ押さえ板
50 右押圧レバー
52 右押圧レバーばね
61 引き込み爪
62 カートリッジ押さえ部
63 ボス
64 カートリッジ押し出し部
85 ラック移送ギア
91 アーム制御カム
105 カートリッジ
106 シャッタ部材
107 ガイド溝部
108 閉蓋操作孔
109,110 位置決め穴
125 ロック部材
126 係止部
200 ローディングシャーシ
400 トラバースシャーシ

Claims (9)

  1. ディスク状記録媒体を収納し、シャッタ部材により開閉される開口部を有するカートリッジを装着するディスク装置であって、
    前記カートリッジを取り出し位置から演奏位置まで搬送するカートリッジ搬送部材と、
    前記ディスク状記録媒体に信号の記録または再生を行うピックアップを搭載したトラバースユニットと、
    前記トラバースユニットを待機位置から演奏位置まで搬送するトラバース搬送部材とを有し、
    前記カートリッジ搬送部材及び前記トラバース搬送部材はローディングシャーシ上に一方向に摺動可能なように積層配置され、同一の駆動手段を有し、
    前記カートリッジの装填動作において、
    前記駆動手段が前記カートリッジ搬送部材のみの駆動を開始した後に、前記カートリッジ搬送部材によって前記トラバース搬送部材が駆動され、前記カートリッジが演奏位置に到達した後は、前記駆動手段は前記トラバース搬送部材のみを駆動することを特徴とするディスク装置。
  2. カートリッジ搬送部材上には第1のラックギア部が、トラバース搬送部材には第2のラックギア部が形成されており、駆動手段としての駆動ギアが前記第1及び第2のラックギア部に噛合されることによりカートリッジ及びトラバースユニットを搬送するディスク装置であって、前記駆動ギアが前記カートリッジ及び前記トラバースユニットを同時に駆動する際には前記第1のラックギア及び前記第2のラックギア部は同位相をなして前記駆動ギアに噛合することを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. カートリッジ搬送部材及びトラバース搬送部材は相互の係止部を有し、
    カートリッジの装填動作において、駆動手段が前記カートリッジ搬送部材のみの駆動を開始した後、前記カートリッジ搬送部材は前記係止部によって前記トラバース搬送部材を駆動し、
    前記カートリッジの排出動作において、前記駆動手段が前記トラバース搬送部材のみの駆動を開始した後、前記トラバース搬送部は前記係止部によって前記カートリッジ搬送部材を駆動することを特徴とする請求項1又は2記載のディスク装置。
  4. カートリッジの装填/排出動作に際し、カートリッジ搬送部材及びトラバース搬送部材のうち一方のみが駆動手段にて駆動されているときは、他方の動きを規制する係止部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至3記載のディスク装置。
  5. カートリッジ搬送部材は駆動手段によりカートリッジと共に搬送され、カートリッジの搬送動作の間、前記カートリッジを搬送方向と略直角方向に付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1乃至4記載のディスク装置。
  6. 付勢手段は弾性体によってカートリッジ搬送部材と連結されており、略L字状の部材で構成され、その一端にカートリッジとの係止爪部を、他端には前記カートリッジを押し出す押し出し部を有し、さらにはボス部を有し、ローディングシャーシ側に前記ボス部と係合するカム溝を有し、カートリッジの搬送動作の間、前記付勢手段は前記カム溝によりその動作を制御され、
    前記係止爪部は前記カートリッジ側面の孔部に係合することによりその装填動作の間、前記カートリッジが装置から抜け出すのを阻止し、
    前記押し出し部は前記カートリッジの排出動作終了時に前記付勢手段が前記カム溝によりその動作を制御されることによって前記カートリッジに対し、装置の外方向に付勢力を与えることを特徴とする請求項5記載のディスク装置。
  7. 付勢手段はその上にU字状の溝部を有し、前記溝部がカートリッジ搬送部材上に設けられたボス部と係合する構成で、前記カートリッジ搬送部材を基準に装置前面側に付勢力が与えられるように前記カートリッジ搬送部材と弾性部材で連結されていることを特徴とする請求項5又は6記載のディスク装置。
  8. カートリッジの搬送動作の間、前記カートリッジ上のシャッタ部材の外側面の軌跡上に前記カートリッジ外周面に接する位置に、ガイド手段として回転自在な複数のローラ部材を有することを特徴とする請求項1乃至7記載のディスク装置。
  9. ディスク状記録媒体を収納し、シャッタ部材により開閉される開口部を有するカートリッジを装着するディスク装置であって、
    前記カートリッジを取り出し位置から演奏位置まで搬送するカートリッジ搬送部材と、
    前記ディスク状記録媒体に信号の記録または再生を行うピックアップを搭載したトラバースユニットと、
    前記トラバースユニットを待機位置から演奏位置まで搬送するトラバース搬送部材とを有し、
    前記カートリッジ搬送部材及び前記トラバース搬送部材はローディングシャーシ上に一方向に摺動可能なように積層配置され、同一の駆動手段を有し、
    前記カートリッジ搬送部材の動きに連動して前記駆動手段の検出SWの切換えを行うスイッチロッドを前記ローディングシャーシ上に摺動可能に有し、前記スイッチロッドは溝部を有し、
    前記カートリッジの装填時には、前記カートリッジ搬送部材の一部が前記溝部に係合することにより、前記スイッチロッドを装填方向に摺動させた後、前記スイッチロッドの端部が前記検出SWをONにした後は、前記カートリッジ搬送部材が前記スイッチロッドを乗り越えさらに装填方向に移動を続け、
    前記カートリッジの排出時には、前記カートリッジ搬送部材が排出方向に移動し、前記溝部に再係合することによって前記スイッチロッドを排出方向に移動させて前記検出SWをOFFにするものであって、
    前記検出SWがONの時は、前記検出SWから前記スイッチロッドに装填方向あるいは排出方向の反力が加わらないことを特徴とするディスク装置。
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