JP3558876B2 - テレビジョンチューナ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、PLL回路を用いて局部発振器の発振周波数を制御するとともに、テレビジョン信号とFM放送信号との双方を受信可能としたテレビジョンチューナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテレビジョンチューナは、図4に示すように、VHFチューナ部21と、UHFチューナ部22と、PLL回路部23と、選局制御回路部24とを有し、VHFチューナ部21にはVHF帯のテレビジョン信号TVとFM放送信号FMとが入力され、UHFチューナ部22にはUHF帯のテレビジョン信号TUが入力される。VHFチューナ部21は、VHF帯のテレビジョン信号TVとFM放送信号FMとを切り替えて受信するためのFM切り替え回路21aと、同調回路21bと、混合器21cと、局部発振器21d等を有し、混合器21cから中間周波信号IFが出力される。
【0003】
同調回路21bはVHF帯のハイバンド(高域)のテレビジョン信号を受信する場合と、VHF帯のローバンド(低域)のテレビジョン信号を受信する場合とに切り替えられるようになっている。なお、FM放送信号は、同調回路21bはVHF帯のローバンドのテレビジョン信号を受信するように切り替えられた状態で受信可能となっている。さらに、図示はしないが、UHFチューナ部22も同調回路、混合器等を有し、UHF帯のテレビジョン信号の中間周波信号はVHFチューナ部21の混合器21cを介して出力される。
【0004】
PLL回路部23は、第一の固定分周器23aと、可変分周器23bと、位相比較器23cと、ローパスフィルタ23dと、第二の固定分周器23eと、基準発振器23fとを有し、第一の固定分周器23aと可変分周器23bと位相比較器23cとローパスフィルタ23dとが、局部発振器21dとともに閉ループを構成している。第一の固定分周器23aは、局部発振器21dが出力する局部発振信号の周波数を所定の分周比で分周する。可変分周器23bは、受信チャンネル(または周波数)に対応して選局制御回路部24から出力される分周比データDAに基づいて、固定分周器23aで分周された局部発振信号の周波数をさらに分周して位相比較器23cに出力する。
【0005】
一方、基準発振器23fから出力される基準発振信号も第二の固定分周器23eで分周され、基準周波数となって位相比較器23cに入力され、そして、位相比較器23cでは二つの信号の位相が比較されて位相差に対応する誤差信号がローパスフィルタ23dに出力される。ローパスフィルタ23dは誤差信号を平滑して直流電圧とし、これを制御電圧として局部発振器21dのバラクタダイオード(図示せず)に印加し、局部発振器21dが出力する局部発振信号の周波数が一定になるように制御している。
【0006】
なお、選局制御回路部24は、図示しないテレビジョン受信機の選局操作部からの選局信号Sを受けて、可変分周器23bに分周比データDAを出力するとともに、VHFチューナ部21およびUHFチューナ部22に対して、切り替え電圧BS1乃至BS4を出力する。ここで、切り替え電圧BS1はローバンドのテレビジョン信号の受信時、BS2はハイバンドのテレビジョン信号の受信時、BS3はFM放送信号の受信時、BS4はUHF帯のテレビジョン信号の受信時にそれぞれ出力される。そして、切り替え電圧BS1とBS2とは、VHFチューナ部21の同調回路21bに供給され、切り替え電圧BS3はVHFチューナ部21のFM切り替え回路21aに供給される。また、切り替え電圧BS4はUHFチューナ部22に供給される。
【0007】
そして、同調回路21bは、切り替え電圧BS1によってVHF帯のローバンドのテレビジョン信号またはFM放送信号に同調可能に切り替えられ、切り替え電圧BS2によってVHF帯のハイバンドのテレビジョン信号に同調可能に切り替えられる。また、FM切り替え回路21aは、切り替え電圧BS3によってFM放送信号を同調回路部21bに出力する。さらに、切り替え電圧BS4は、UHFチューナ部22を動作状態にする。
【0008】
ところで、テレビジョンチューナに入力されるVHF帯のテレビジョン信号TV、UHF帯のテレビジョン信号TUには、いわゆる地上波のテレビジョン信号とケーブルを介して送られてくるCATVのテレビジョン信号(CATV信号という)とがあり、地上波のテレビジョン信号は、いわゆる標準の周波数配列となっているが、CATV信号の周波数は、対応する地上波のテレビジョン信号の周波数に対して、若干ずれている場合が多い。これは、一般にオフセットと呼ばれ、オフセット周波数は、およそ数KHzから10数KHzの範囲となっている。従って、オフセットされたチャンネルでも或程度の周波数精度で受信できるように、PLL回路部23のステップ周波数は、50KHzではなく、一般に31.25KHzに設定されている。
【0009】
ここで、ステップ周波数は、局部発振器21dが出力する局部発振信号の最小周波数間隔を示し、位相比較器23cに入力される比較周波数と固定分周器23aの分周比で決まる。通常、基準発振器23fの発振周波数は4MHz、第二の固定分周器23eの分周比は1024に設定されているので基準周波数は4000/1024=3.90625KHzとなる。従って、ステップ周波数を31.25KHzにするためには、固定分周器23aの分周比は、31.25/3.90625=8に設定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、FM放送信号の周波数は100KHz間隔で、しかも、周波数の最小単位が100KHzとなっている。そのため、PLL回路部23のステップ周波数が31.25KHzであると、多くのFM放送周波数に対して、局部発振器21dの発振周波数が10数KHzずれることになり、このため、FM放送の音質を損なうことになる。
そこで、本発明のテレビジョンチューナは、FM放送信号を受信するときのPLL回路部23のステップ周波数を、テレビジョン信号を受信するときのステップ周波数と異ならせて、FM放送信号をジャストチューニングできるようにする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のテレビジョンチューナは、テレビジョン信号とFM放送信号とを中間周波信号に周波数変換する混合器と、前記混合器に局部発振信号を出力する局部発振器と、前記局部発振信号の周波数を前記テレビジョン信号の周波数または前記FM放送信号の周波数に対応して設定するとともに、一定に制御するPLL回路部とを備え、前記PLL回路部のステップ周波数を前記テレビジョン信号を受信するときと前記FM放送信号を受信するときとで異ならせ、前記テレビジョン信号を受信するときには31.25KHZとし、前記FM放送信号を受信するときには50KHzとした。
【0012】
また、本発明のテレビジョンチューナは、前記PLL回路部は、前記局部発振信号の周波数を設定するとともに、前記局部発振信号の周波数を分周する第一の可変分周器と、所定周波数の基準発振信号を出力する基準発振器と、前記所定周波数を分周する第二の可変分周器と、前記第一の可変分周器で分周された前記局部発振信号と前記第二の可変分周器で分周された前記基準発振信号とが入力されるとともに、位相差に対応した誤差信号を発生する位相比較器と、前記誤差信号を平滑するとともに、平滑された直流電圧を制御電圧として前記局部発振器に入力するローパスフィルタとを有し、前記第二の可変分周器の分周比を切り替えることによって前記ステップ周波数を異ならせた。
【0013】
また、本発明のテレビジョンチューナは、前記第二の可変分周器は少なくとも二つの分周比を有するとともに分周比切り替え端子を備え、少なくとも前記テレビジョン信号と前記FM放送信号との受信を切り替えるための切り替え電圧を発生する切り替え電圧発生回路を設け、前記FM放送信号を受信するときに、前記切り替え電圧を前記分周比切り替え端子に入力して前記分周比を切り替えて前記ステップ周波数を異ならせた。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のテレビジョンチューナは、図1に示すように、VHFチューナ部1とUHFチューナ部2と、PLL回路部3と、選局制御回路部4とを有し、選局制御回路部4によってVHFチューナ部1とUHFチューナ部2とPLL回路部3との動作が制御される。VHFチューナ部1にはVHF帯のテレビジョン信号TVとFM放送信号FMとが入力され、UHFチューナ部2にはUHF帯のテレビジョン信号TUが入力される。
【0015】
VHFチューナ部1は、VHF帯のテレビジョン信号TVとFM放送信号FMとを切り替えて受信するためのFM切り替え回路1aと、同調回路1bと、混合器1cと、局部発振器1d等を有し、混合器1cから中間周波信号IFが出力される。同調回路1bはVHF帯のハイバンド(高域)に同調する場合と、VHF帯のローバンド(低域)に同調する場合とに切り替えられる。ここで、FM放送信号は、同調回路1bがVHF帯のローバンドに同調するように切り替えられた状態で受信可能となっている。局部発振器1dはPLL回路部3によって発振周波数が制御される。また、図示はしないが、UHFチューナ部2も同調回路、混合器、局部発振器等を有し、UHFチューナ部2からの中間周波信号はVHFチューナ部1の混合器1cを介して出力される。なお、UHFチューナ部2の局部発振器もPLL回路部3によって発振周波数が制御されるが図示は省略している。
【0016】
PLL回路部3は、固定分周器3aと、第一の可変分周器3bと、位相比較器3cと、ローパスフィルタ3dと、第二の可変分周器3eと、基準発振器器3fとを有している。そして、固定分周器3aと第一の可変分周器3bと位相比較器3cとローパスフィルタ3dとが、局部発振器1dとともに閉ループを構成している。固定分周器3aは、局部発振器1dが出力する局部発振信号の周波数を所定の分周比で分周する。第一の可変分周器3bは、受信チャンネル(または受信周波数)に対応して選局制御回路部4から出力される分周比データDAに基づいて、固定分周器3aで分周された局部発振信号の周波数をさらに分周して位相比較器3cに出力する。ここで、固定分周器3aの分周比は8に設定されている。
【0017】
一方、基準発振器3fから出力される基準発振信号も第二の可変分周器3eで分周され、比較周波数として位相比較器3cに入力される。そして、位相比較器3cでは二つの信号の位相が比較されて位相差に応じた誤差信号がローパスフィルタ3dに出力される。ローパスフィルタ3dは誤差信号を平滑して直流電圧とし、これを制御電圧として局部発振器1dのバラクタダイオード(図示せず)に印加し、局部発振器1dが出力する局部発振信号の周波数が一定になるように制御している。
【0018】
ここで、第二の可変分周器3eは、少なくとも1/1024または1/640の二つの分周比を有するとともに、分周比切り替え端子3e1を有し、この分周比切り替え端子3e1に印加される分周比切り替え電圧(信号)によって、その分周比が1/1024または1/640に切り替えられるようになっている。
従って、基準発振器3fから出力される基準発振信号の周波数を4MHzに設定すれば、位相比較器3cに入力される比較周波数は4000/1024=3.90625KHzまたは4000/640=6.25KHzとなる。故に、PLL回路部3のステップ周波数は、3.90625×8=31.25KHzまたは6.25×8=50KHzとなる。
【0019】
選局制御回路部4は、インターフェイス4aと切り替え電圧発生回路4bとを有し、図示しないテレビジョン受信機の選局操作部からの選局データSを受けて、VHFチューナ部1、UHFチューナ部2およびPLL回路部3の動作を制御する。選局データSは、例えば、4ビットのバンドデータと15ビットの周波数データとからなる19ビットのシリアルデータで構成され、インターフェイス4aは周波数データに基づいて所定の分周比を得るための分周比データDAを第一の可変分周器3bに出力する。バンドデータは切り替え電圧発生回路4bに入力される。切り替え電圧発生回路4bは、選局されたテレビジョン信号等が属する受信バンド(帯域)に対応して切り替え電圧を発生し、VHFチューナ部1、UHFチューナ部2の受信状態を制御し、図2に示すように、四個のスイッチトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4を有し、各コレクタには電源電圧Bが印加されている。
【0020】
そして、各エミッタが出力ポートP1、P2、P3、P4となり、選局されたテレビジョン信号またはFM信号の受信バンドに対応して、各出力ポートからそれぞれ切り替え電圧BS1、BS2、BS3、BS4を出力する。例えば、図3に示すように、VHF帯のローバンドのテレビジョン信号(VHF/Lo)を受信するときには、出力ポートP1にのみ切り替え電圧BS1が出力され、VHF帯のハイバンドのテレビジョン信号(VHF/Hi)を受信するときには、出力ポートP2にのみ切り替え電圧BS2が出力され、UHF帯のテレビジョン信号(UHF)を受信するときには出力ポートP4にのみ切り替え電圧BS4が出力される。また、FM放送信号を受信するときには、出力ポートP1に切り替え電圧BS1が出力されるとともに、出力ポートP3にも切り替え電圧BS3が出力される。なお、各切り替え電圧BS1乃至BS4の大きさは、スイッチトランジスタQ1乃至Q4のコレクタに印加されている電圧Bとなる。
【0021】
そして、出力ポートP1とP2はVHFチューナ部1の同調回路1bに接続され、出力ポートP3はFM切り替え回路1aと第二の可変分周回路3eの分周比切り替え端子3e1とに接続され、出力ポートP4はUHFチューナ部2に接続されている。そして、例えば、VHF帯のローバンドのテレビジョン信号を受信する場合は、出力ポートP1に現れた電圧BS1がVHFチューナ部2の同調回路1bに供給され、同調回路1bがVHF帯のローバンドに同調するように切り替えられる。また、VHF帯のハイバンドのテレビジョン信号を受信する場合は、出力ポートP2に現れた切り替え電圧BS2がVHFチューナ部2の同調回路1bに供給され、同調回路1bがVHF帯のハイバンドに同調するように切り替えられる。UHF帯のテレビジョン信号を受信する場合は、出力ポートP4に現れた切り替え電圧BS4がUHFチューナ部2に供給されてUHFチューナ部2が動作する。
【0022】
さらに、FM放送信号を受信する場合は、出力ポートP1と出力ポートP3とにそれぞれ切り替え電圧BS1とBS3が現れる。そして、切り替え電圧BS1が同調回路1bに供給されてこの同調回路1bがVHF帯のロバンドに同調するように切り替えられる。一方、出力ポートP3の切り替え電圧BS3がFM切り替え回路1aに供給されて、FM放送信号が受信可能となる。また、出力ポートP3の切り替え電圧BS3は第二の可変分周器3eにも供給される。これによって、第二の可変分周器3eの分周比は1/1024から1/640に切り替えられる(第二の可変分周器3eの分周比は通常1/1024になっており、切り替え電圧BS3が供給されたときのみ1/640に切り替えられる)。
【0023】
以上のように、PLL回路部3における第二の可変分周器3eの分周比を切り替えることによって、PLL回路部3のステップ周波数が異なって、テレビジョン信号を受信するときは31.25KHzとなり、FM放送信号を受信するときは50KHzとなる。
従って、本発明によれば、周波数がオフセットされたテレビジョン信号を或程度の周波数精度で受信できて、FM放送信号を受信する場合には、いわゆるジャストチューニングができる。
【0024】
しかも、VHFチューナ部1におけるテレビジョン信号とFM放送信号との切り替えのためのFM切り替え回路1aに供給する切り替え電圧BS3を用いて第二の可変分周器3eの分周比を簡単に切り替えられる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明のテレビジョンチューナは、局部発振信号の周波数をテレビジョン信号の周波数またはFM放送信号の周波数に対応して設定するとともに、一定に制御するPLL回路部のステップ周波数をテレビジョン信号を受信するときとFM放送信号を受信するときとで異ならせ、テレビジョン信号を受信するときには31.25KHZとし、FM放送信号を受信するときには50KHzとしたので、周波数がオフセットされたテレビジョン信号を或程度の周波数精度で受信できて、FM放送信号を受信する場合には、いわゆるジャストチューニングができる。
【0026】
また、本発明のテレビジョンチューナは、PLL回路部に基準発振器からの発振信号を分周する第二の可変分周器を備え、この可変分周器の分周比を切り替えることによってステップ周波数を異ならせるようにしたので、PLL回路部の閉ループの構成を変更せずに、ステップ周波数の変更が簡単にできる。
【0027】
また、本発明のテレビジョンチューナは、第二の可変分周器は少なくとも二つの分周比を有するとともに分周比切り替え端子を備え、FM放送信号を受信するときに、切り替え電圧を分周比切り替え端子に入力して分周比を切り替えてステップ周波数を異ならせたので、受信バンドを切り替えるための切り替え電圧によって簡単にステップ周波数を異ならせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョンチューナの構成を示す回路図である。
【図2】本発明のテレビジョンチューナにおける切り替え電圧発生回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明のテレビジョンチューナにおける切り替え電圧発生回路の受信バンドと切り替え電圧との関係図である。
【図4】従来のテレビジョンチューナの構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 VHFチューナ部
1a FM切り替え回路
1b 同調回路
1c 混合器
1d 局部発振器
2 UHFチューナ部
3 PLL回路部
3a 固定分周器
3b 第一の可変分周器
3c 位相比較器
3d ローパスフィルタ
3e 第二の可変分周器
3e1 分周比切り替え端子
3f 基準発振器
4 選局制御回路部
4a インターフェイス
4b 切り替え電圧発生回路
Q1、Q2、Q3、Q4 スイッチトランジスタ
P1、P2、P3、P4 出力ポート
S 選局信号
DA 分周比データ
DB バンドデータ
BS1、BS2、BS3、BS4 切り替え電圧
Claims (3)
- テレビジョン信号とFM放送信号とを中間周波信号に周波数変換する混合器と、前記混合器に局部発振信号を出力する局部発振器と、前記局部発振信号の周波数を前記テレビジョン信号の周波数または前記FM放送信号の周波数に対応して設定するとともに、一定に制御するPLL回路部とを備え、前記PLL回路部のステップ周波数を前記テレビジョン信号を受信するときと前記FM放送信号を受信するときとで異ならせ、前記テレビジョン信号を受信するときには31.25KHZとし、前記FM放送信号を受信するときには50KHzとしたことを特徴とするテレビジョンチューナ。
- 前記PLL回路部は、前記局部発振信号の周波数を設定するとともに、前記局部発振信号の周波数を分周する第一の可変分周器と、所定周波数の基準発振信号を出力する基準発振器と、前記所定周波数を分周する第二の可変分周器と、前記第一の可変分周器で分周された前記局部発振信号と前記第二の可変分周器で分周された前記基準発振信号とが入力されるとともに、位相差に対応した誤差信号を発生する位相比較器と、前記誤差信号を平滑するとともに、平滑された直流電圧を制御電圧として前記局部発振器に入力するローパスフィルタとを有し、前記第二の可変分周器の分周比を切り替えることによって前記ステップ周波数を異ならせたことを特徴とする請求項1記載のテレビジョンチューナ。
- 前記第二の可変分周器は少なくとも二つの分周比を有するとともに分周比切り替え端子を備え、少なくとも前記テレビジョン信号と前記FM放送信号との受信を切り替えるための切り替え電圧を発生する切り替え電圧発生回路を設け、前記FM放送信号を受信するときに、前記切り替え電圧を前記分周比切り替え端子に入力して前記分周比を切り替えて前記ステップ周波数を異ならせたことを特徴とする請求項2記載のテレビジョンチューナ。
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