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JP3558694B2 - 包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置 - Google Patents

包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は板状包装材料ウエブから液体充填容器を製造する包装機における液体充填容器の上下密封部の成形装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
種々の液体を充填した使い捨ての液体充填容器を製造する包装機は公知である。図9はこの種の包装機の一構成例を示す図である。図示するように、包装機1は、板状包装材料ウエブ2を巻回したロール3を有している。該板状包装材ウエブ2は、例えば中心の紙の層と、アルミニウム箔の層と、ポリエチレン等の液密で熱可塑性の樹脂材料の外側層とからなっている。
【0003】
ロール3から繰り出された板状包装材料ウエブ2は、幾つかの反転及び案内のローラ4を介して包装機1の上部に送られ、ここで本発明とは直接関係のない開口装置の装着、折目線の押印、殺菌等を行い、更に整合保持装置5、チューブ成形装置6を通って上下方向に液密継目を有する筒状包装材料ウエブ7となる。該筒状包装材料ウエブ7は下方へ連続的に移動される際、所望の液体内容物が充填され、図示しない密封用ジョーで上下を密封し、切断して液体充填容器10を製造する。
【0004】
上下の密封部を切断したばかりの液体充填容器10は、図10に示すように上下密封部はその両側の外部に突出した耳部10a,10a,10b,10bを有している。そのため液体充填容器10を断面矩形上の6面体とするには、上下の耳部10a,10a,10b,10bを上方に折り曲げ、更に下部の耳部10b,10bの外側層と液体充填容器10の外側層を溶着すると共に、上部の耳部10a,10aは更に液体充填容器10の上部に折り曲げ外側層を互に溶着し、6面体の液体充填容器10を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来上記のように液体充填容器10の上下の耳部10a,10a,10b,10bを成形するのに従来は油圧プレス装置を用い、各耳部10a,10a,10b,10bを押圧して折り曲げ、成形していた。そのため油圧プレス装置が複雑となると共に、更に寸法精度の良い形の整った成形が出来にくいという欠点があった。
【0006】
本発明は上述の簡単な構造で寸法精度がよく、液体充填容器の上下密封部を成形できる包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、板状包装材料ウエブを管状包装材料ウエブに成形し、下方に移動する際に所定の間隔で容器下端に相当する部分が密封切断し、該管状包装材料ウエブに液体内容物を充填し、容器上端に相当する部分を密封切断し、断面矩形状の液体充填容器を製造する包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置と、支持板が所定の間隔で立設され該支持板と支持板の間に前記矩形状の液体充填容器を装填して移送するコンベアと、上下密封部の耳部を上方に折り曲げ、更に上密封部の耳部を更に該容器側に折り曲げる上下密封部成形機構とを具備し、上下密封部成形機構は所定の間隔で対向して配置され上端がバネ材で揺動自在に支持された一対の押圧板と、該押圧板の上部に位置し上下動する押圧ヘッドと、該押圧ヘッドの両側に取り付けられ該押圧ヘッドの上下動に連動して上下動し前記押圧板を対向方向に離接させる一対の腕部材とを具備し、コンベアはその支持板が上下密封部成形機構の対向する押圧板の間を通るように配置され、支持板と支持板の間に装填された液体充填容器が該対向する押圧板の間に達したら、押圧ヘッドと連動して腕部材が下降し一対の押圧板を対向する方向に接近させ該液体充填容器の両側部を押圧すると共に、押圧ヘッドで液体充填容器の頂部を押圧することを特徴とする。
【0008】
また、上下密封部成形機構の一対の押圧板の対向面の中央両側近傍にはコンベアの支持板の両側略中央に設けられた孔に嵌挿される突起が設けられ、該一対の押圧板が接近し液体充填容器の両側部を押圧する際、該突起が該孔に嵌挿され支持板101の揺動を規制することを特徴とする。
【0009】
また、上下密封部成形機構の押圧ヘッドは押圧ヘッド本体の下端に押圧板を具備し、該押圧板は弾性を有する緩衝材を介して該押圧ヘッド本体に取り付けられることを特徴とする。
【0010】
また、一対の押圧板により、前記液体充填容器の両側部の押圧タイミングと、前記押圧ヘッドによる該液体充填容器の頂部の押圧タイミングを、該両側部が押圧された後、所定時間経過してから該液体充填容器の頂部を押圧するように設定する手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
本発明は上記構成を採用することにより、支持板と支持板の間に装填された液体充填容器が対向する押圧板の間に達したら、押圧ヘッドと連動して腕部材が下降し一対の押圧板を対向する方向に接近させ該液体充填容器の両側部を押圧すると共に、該押圧ヘッドで液体充填容器の頂部を押圧するから、簡単な構成で液体充填容器自体及び上下密封部を形の整った形状に成形できる。
【0012】
また、一対の押圧板が接近し液体充填容器の両側部を押圧する際、押圧板の対向面に設けた突起部がコンベアの支持板の両側略中央に設けられた孔に嵌挿され、支持板の揺動を規制し、その後押圧ヘッドで液体充填容器の頂部を押圧するので、液体充填容器はその周囲側部を支持板、押圧板で押えられた状態で頂部が押圧されるので容器自体の変形がなく、上下密封部を整った形状に成形できる。
【0013】
また、押しヘッド本体の下端に押圧板を弾性を有する緩衝材を介して取り付けるので、液体充填容器の頂部に押圧による強い衝撃力を与えることがない。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置の構成を示す外観図である。図示するように、上下密封部成形装置は、支持板101が所定の間隔で立設され、該支持板101と支持板101の間に矩形状の液体充填容器10を装填して移送するコンベア100と、上下密封部成形機構200とを具備する。
【0015】
上下密封部成形機構200は所定の間隔で対向して配置され上端がバネ材で揺動自在に支持された対向する一対の押圧板201,201と、該押圧板201,201の上部に位置し上下動する押圧ヘッド202と、該押圧ヘッド202の両側に取り付けられ該押圧ヘッド202の上下動に連動して上下動し押圧板201,201を対向方向に離接させる一対の腕部材203,203とを具備する。
【0016】
コンベア100はその支持板101,101が上下密封部成形機構200の押圧板201と押圧板201の間を通るように配置され、支持板101と支持板101の間に装填された液体充填容器10が押圧板201と201との間に達したら、押圧ヘッド201と連動して腕部材203,203も下降し後に詳述するように押圧板201と201を対向する方向に接近させて液体充填容器10の両側部を押圧すると共に、押圧ヘッド202で液体充填容器10の頂部を押圧する。
【0017】
コンベア100の支持板101と101が間に装填された液体充填容器10の下部耳部10b,10bは移送され、押圧板201と201との間に達するまでの間に案内レール110により上方に折り曲げられ、液体充填容器10の側部に接近する。また、図示は省略するが上部耳部10a,10aも同様に折り曲げられ、液体充填容器10の頂部に接近する。
【0018】
この時、図示は省略するが、所定の位置で液体充填容器10の頂部の所定部分とそれに対応する上部耳部10a,10aの外側層及び液体充填容器10の側部の所定部分とそれに対応する下部耳部10b,10bの外側層が互にスポット状に熱溶融され、押圧ヘッド202及び押圧板201と201で押圧する際、互に溶着されるようになっている。
【0019】
上下密封部成形機構200の一対の押圧板201と201の対向面の略中央両側の外方には後に詳述するようにコンベア100の支持板101と101の両側略中央部に設けられた孔102に嵌挿される一対の突起204,204が設けられ、一対の押圧板201と201が接近し液体充填容器10の両側部を押圧する際、該突起部204,204が孔102に嵌挿されるようになっている。
【0020】
また、上下密封部成形機構200の押圧ヘッド202は押圧ヘッド本体205の下端に押圧板206を具備し、押圧板206は後に詳述するようにバネ部材等の緩衝部材を介して押圧ヘッド本体205に取り付けられている。以下、各構成部を詳細に説明する。
【0021】
図2は上下密封部成形機構200の詳細を示す分解斜視図である。一対の押圧板201,201のそれぞれの上端部は板バネ207,207を介して支持部材208,208の下端部に固定されており、支持部材208,208のそれぞれ対向する面には摺動部材209,209が固定されている。
【0022】
押圧ヘッド本体205の両側(コンベア100の移動方向の両側)にはそれぞれ腕部材203,203が設けられており、腕部材203と203の間に形成される摺動溝210,210に前記摺動部材209,209が挿入されるようになっている。また、押圧ヘッド本体205の中央部には上下に長い貫通孔211が設けられ、該貫通孔211の両壁部にも上下に長い長円の貫通孔212と丸円の貫通孔213が設けられている。
【0023】
前記押圧ヘッド本体205の下端の四隅にシリンダー215,215,215,215が設けられ、各シリンダー215,215,215,215の内部には図3(a)、(b)に示す形状の押圧板206の四隅に設けた円柱部材216が緩衝部材としてコイルバネ214を介在させて挿入装着されている。これにより押圧ヘッド本体205の下端に押圧板206が弾性を有して装着されることになる。
【0024】
なお、図3(a)は押圧板206を上方から見た斜視図であり、図3(b)は押圧板206を下方から見た斜視図である。図示するように、押圧板206は複数面(図では6面)の傾斜面206aで凸状に形成され、押圧板206で液体充填容器10の頂部を押圧した際、中央部がより強く押される構造になっている。
【0025】
一対の押圧板201、201のそれぞれの背面にはカム溝217aが形成されたカム部材217,217が固着され、該カム溝217a、217aにはそれぞれ上記腕部材203、203の先端部203b,203bに装着された円筒状のカム部材203aが軸支され、腕部材203、203の上下動により、カム部材203aがカム溝217aに沿って移動するようになっている。即ち、腕部材203、203が下降すると押圧板201、201が互に接近する方向に移動し、上昇すると互に離間する方向に移動するようになっている。
【0026】
上記押圧ヘッド本体205の中央部の貫通孔211には連結部材218が収容されるようになっており、該連結部材218は両端部に膨張部を有する眼鏡状で、該膨張部のそれぞれ中央部にはそれぞれ円形の貫通孔218a,218bが設けられている。貫通孔218aには円筒部材219を挿入し、更に円筒部材219の中央孔にピン221を挿入し、該ピン221の両端を前記貫通孔213に嵌挿し固定している。これにより連結部材218の一端は押圧ヘッド本体205に固定されたピン221に軸支されることになる。なお、220,220はそれぞれ円筒部材219の中央孔の両端に嵌挿される一端に鍔を有する円筒部材である。
【0027】
また、連結部材218の他端の膨張部の貫通孔218bには外周に摺動用輪部材223が固定され偏心カム222が挿入され、該偏心カム222は回転軸部材224に固定されている。該回転軸部材224は一方の支持部材208及び摺動部材209の貫通孔208a及び貫通孔209a、押圧ヘッド本体205の長円の貫通孔212を通って一端が他方の摺動部材209の貫通孔209a及び支持部材208の貫通孔208aを通って軸支されている。また、支持部材208の上端部は連結部材225で連結されている。
【0028】
図4は偏心カム222を示す正面図である。偏心カム222は図示するように偏心カム222の中心と回転軸部材224が貫通する貫通孔222aの中心がずれ、該偏心カム222は貫通孔222aを貫通する回転軸部材224にキー(図示せず)で固定されている。また、支持部材208,208のそれぞれの背面には該支持部材208,208を包装機枠体に固定するためブラケット部208a,208aが設けられており、該ブラケット部208b,208bを図示しない包装機枠体にネジ226で固定することにより、本上下密封部成形機構200を包装機枠体に固定する。
【0029】
また、回転軸部材224の一端にはプリー227が固定されており、該プリー227はベルト228から回転力を受けて回転する。なお、図1において、229は中継プリー、230はベルトである。
【0030】
図5はコンベア100の一部側面を示す図であり、図6は支持板101の形状を示す斜視図である。コンベア100を構成する支持板101はベース板103の上に垂直に立設し、該ベース板103の両端には膨張部103a,103bが一体的に設けられ、該膨張部103a,103bの中央部にはそれぞれ貫通孔が形成されている。また、膨張部103aは間に間隙を設けて2個配置されている。ベース板103の膨張部103aの前記間隙に隣接するベース板103の膨張部103bを入れ、貫通孔にピン104を挿入して結合することにより、上面に所定の間隔で支持板101が立設する無端状のコンベア100が構成される。
【0031】
上記のように構成されたコンベア100が図1に示すように、上下密封部成形機構200の下端をその支持板101が押圧板201と201の間を通るように配置されている。
【0032】
上記構成の上下密封部成形装置において、上下密封部成形機構200のベルト228によりプリー227を回転すると回転軸部材224が回転する。該回転軸部材224の回転により、偏心カム222が回転し、連結部材218の下端が偏心運動を行う。これにより連結部材218の上端は上下動し、両端が押圧ヘッド本体205に固定されたピン221を上下動させるから、結局押圧ヘッド本体205が回転軸部材224が貫通する長円の貫通孔212に案内され上下動する。
【0033】
このとき、押圧ヘッド本体205は摺動部材209,209に案内されて上下動する。該押圧ヘッド本体205の上下動に連動して、腕部材203,203も上下動するから、腕部材203と203の先端部203a,203aの間に取り付けられたカム部材203aもカム部材217のカム溝217aに沿って上下動し、一対の押圧板201と201は腕部材203、203が下降した時に互に接近する方向に移動し、上昇した時は互に離間する方向に移動する。
【0034】
前記押圧板201と201が接近した場合、押圧板201と201の対向面の略中央両側部に設けられた突起部204,204はコンベア100の支持板101と101の両側略中央に設けられた孔102に嵌挿され、支持板101と101の揺動を規制するようになっていることは上述の通りである。
【0035】
コンベア100は所定距離ずつ間欠的に移動するタクト運動を行っており、該タクト運度と上下密封部成形機構200の押圧ヘッド本体205の上下運動は同期しており、支持板101と101の間が押圧板201と201の間にきた時、押圧ヘッド本体205が下降し、押圧板201と201が互に接近し、支持板101と101の間に装填された液体充填容器10の両側部を押圧すると共に、押圧板201の両側部に設けられた突起204,204が支持板101と101の両側の孔102に嵌挿され、支持板101と101の揺動を規制する。
【0036】
更に、押圧ヘッド本体205の下端に設けられた押圧板206が液体充填容器10の頂部を押圧する。この時押圧板206は緩衝材となるコイルバネ214を介在させて装着しているため、液体充填容器10には強い衝撃力は加わらない。これにより、上部耳部10a,10aは液体充填容器10の頂部に押し当てられると共に、下部耳部10b,10bも液体充填容器10の両側部に押し当てられる。
【0037】
そしてこの時、予め液体充填容器10の頂部及び両側部の所定の位置とそれに対応した上部耳部10a,10aと下部耳部10b,10bの外側層がスポット状に熱溶融されているので、押圧により互に溶着される。
【0038】
押圧板206及び押圧板201と201による液体充填容器10の頂部及び両側部の押圧が終了すると押圧ヘッド本体205が上昇し、押圧板201と201が互に離間すると共に、コンベア100は所定距離移動して、次の支持板101と101の間が押圧板201と201の間にくる。この動作を継続することにより、液体充填容器10の上下部耳部10a,10a,10b,10bの成形が行われる。
【0039】
上記のように押圧板201と201の突起部204,204が支持板101と101の両側部に設けた孔102に嵌挿され、支持板101と101の揺動を規制している。この孔102の設ける位置であるが、支持板101の両側部の略中央部に設けると支持板101、101の揺動がなく、液体充填容器10の周囲が該支持板101、101と押圧板201、201で規制された状態になる。従って、液体充填容器10の頂部が押圧ヘッド202の押圧板206で押圧されても液体充填容器10が変形することなく、上下部耳部10a,10a,10b,10bは整った形に成形されることが、実験結果で確認された。
【0040】
また、押圧板201と201が最も接近して、液体充填容器10の両側部を押圧するタイミングと、押圧板206が液体充填容器10の頂部を押圧するタイミングは、液体充填容器10の両側部が押圧されてから、所定時間遅れて押圧板206が液体充填容器10の頂部を押圧するように、カム部材217のカム溝217aを形成することが好ましい。
【0041】
図7は押圧板201に設けられたカム部材217のカム溝217aの形状を示す図である。カム溝217aは図示するように傾斜部d1と垂直部d2から形成され、腕部材203,203の先端部203b,203bに取り付けられたカム部材203aが傾斜部d1を移動する間に一対の押圧板201,201は互に接近し、傾斜部d1の下端で最も接近し、カム部材203aが垂直部d2を移動する間は押圧板201,と201の間の間隔は変化することなく、垂直部d2の下端近傍から下端に達する迄、押圧ヘッド本体205の下端に設けられ押圧板206で液体充填容器10の頂部が押圧される。即ち、液体充填容器10はその周囲側面を支持板101、101と押圧板201、201で規制された状態でその頂部を押圧される。
【0042】
なお、押圧板201の液体充填容器10の側部に当接する面は図8に示すように、中央部が矩形状の平坦面201aでその周囲を4面の傾斜面201bで囲んでなる全体が凸状の面である。これにより液体充填容器10の側部の中央がその周囲より強く押圧されるようになっている。
【0043】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば下記のような優れた効果が期待できる。
(1)コンベアの支持板と支持板の間に装填された液体充填容器が対向する一対の押圧板の間に達したら、腕部材が下降し一対の押圧板を対向する方向に接近させ該液体充填容器の両側部を押圧すると共に、押圧ヘッドが下降し該液体充填容器の頂部を押圧するので、簡単な構成で液体充填容器自体及び上下密封部を形の整った形状に成形できる。
【0044】
(2)また、一対の押圧板が接近し液体充填容器の両側部を押圧する際、押圧板の対向面に設けた突起部がコンベアの支持板の両側略中央に設けられた孔に嵌挿され、支持板の動きを規制し、その後押圧ヘッドで液体充填容器の頂部を押圧するので、液体充填容器の側周辺が規制された状態で頂部が押圧されるから、容器自体及び上下密封部の成形がきれいにできる。
【0045】
(3)また、押しヘッド本体の下端に押圧板を弾性を有する緩衝材を介して取り付けるので、液体充填容器の頂部に押圧による強い衝撃力を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置を示す外観図である。
【図2】本発明の上下密封部成形装置の上下密封部成形機構の詳細を示す分解斜視図である。
【図3】図3(a)、(b)はそれぞれ押しヘッド本体の下端に設ける押圧板の形状を示す、上面斜視図、下面斜視図である。
【図4】偏心カムの形状を示す正面図である。
【図5】液体充填容器を移送するコンベアを示す一部側面図である。
【図6】コンベアを構成する支持板の形状を示す斜視図である。
【図7】押圧板の背面に設けられたカム部材のカム溝の形状を示す図である。
【図8】押圧板の液体充填容器の側部当接面を示す図である。
【図9】本発明の上下密封部成形装置を用いる包装機の構成例を示す図である。
【図10】液体充填容器の成形状態を示す図である。
【符号の説明】
10 液体充填容器
100 コンベア
101 支持板
200 上下密封部成形機構
201 押圧板
202 押圧ヘッド
203 腕部材
204 突起部
205 押圧ヘッド
206 押圧板
207 板バネ
208 支持部材
209 摺動部材
214 コイルバネ
215 シリンダ
216 円柱部材
217 カム部材
218 連結部材
219 円筒部材
221 ピン
222 偏心カム
224 回転軸

Claims (4)

  1. 板状包装材料ウエブを管状包装材料ウエブに成形し、下方に移動する際に所定の間隔で容器下端に相当する部分が密封切断し、該管状包装材料ウエブに液体内容物を充填し、容器上端に相当する部分を密封切断し、断面矩形状の液体充填容器を製造する包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置と、
    支持板が所定の間隔で立設され該支持板と支持板の間に前記矩形状の液体充填容器を装填して移送するコンベアと、
    前記上下密封部の耳部を上方に折り曲げ、更に上密封部の耳部を更に該容器側に折り曲げる上下密封部成形機構とを具備し、
    上下密封部成形機構は所定の間隔で対向して配置され上端がバネ材で揺動自在に支持された一対の押圧板と、該押圧板の上部に位置し上下動する押圧ヘッドと、該押圧ヘッドの両側に取り付けられ該押圧ヘッドの上下動に連動して上下動し前記押圧板を対向方向に離接させる一対の腕部材とを具備し、
    前記コンベアはその支持板が上下密封部成形機構の対向する押圧板の間を通るように配置され、該支持板と支持板の間に装填された液体充填容器が該対向する押圧板の間に達したら、前記押圧ヘッドと連動して前記腕部材が下降し前記一対の押圧板を対向する方向に接近させ該液体充填容器の両側部を押圧すると共に、該押圧ヘッドで該液体充填容器の頂部を押圧することを特徴とする包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置。
  2. 前記上下密封部成形機構の一対の押圧板の対向面の中央両側部には前記コンベアの支持板の両側略中央に設けられた孔に嵌挿される突起が設けられ、該一対の押圧板が接近し液体充填容器の両側部を押圧する際、該突起が該孔に嵌挿され支持板の揺動を規制することを特徴とする請求項1に記載の包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置。
  3. 前記上下密封部成形機構の押圧ヘッドは押圧ヘッド本体の下端に押圧板を具備し、該押圧板は弾性を有する緩衝材を介して該押圧ヘッド本体に取り付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置。
  4. 前記一対の押圧板により、前記液体充填容器の両側部の押圧タイミングと、前記押圧ヘッドによる該液体充填容器の頂部の押圧タイミングを、該両側部が押圧された後、所定時間経過してから該液体充填容器の頂部を押圧するように設定する手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の包装機における液体充填容器の上下密封部成形装置。
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