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JP3554929B2 - 多方向反射体を用いたハードディスクドライブスライダーの6自由度運動の測定のためのスイングアーム光学系 - Google Patents

多方向反射体を用いたハードディスクドライブスライダーの6自由度運動の測定のためのスイングアーム光学系 Download PDF

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JP3554929B2 JP2001137108A JP2001137108A JP3554929B2 JP 3554929 B2 JP3554929 B2 JP 3554929B2 JP 2001137108 A JP2001137108 A JP 2001137108A JP 2001137108 A JP2001137108 A JP 2001137108A JP 3554929 B2 JP3554929 B2 JP 3554929B2
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    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8806Specially adapted optical and illumination features
    • G01N2021/8841Illumination and detection on two sides of object

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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスクドライブスライダーの運動測定のためのスイングアーム光学系に係り、特に3つの反射面を用いて高速運動をする小さな測定対象物の精密な変位測定が可能な6自由度運動の測定方式を用いたハードディスクドライブスライダーの運動測定のためのスイングアーム光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】
3次元空間に位置した測定対象物の位置と姿勢を示す多様な方法として、3次元空間上における直交座標系に位置ベクトルで位置を示し、オイラー角を用いた表示方法がある。オイラー角は基準座標系のx、y、z軸を中心に測定対象物が回転した角度をそれぞれγ、β、αと表す。
【0003】
図1は6自由度運動関係及び記号を定義するための概念図である。図1に示されたように、座標系OWは測定対象物1の運動を示すための基準座標系であり、測定対象物1の一部に座標系OW'、OSが定義される。座標系OSは測定対象物1に固定されて測定対象物1と共に運動する座標系であり、座標系OW'は基準座標系OWと同一な姿勢を保ち、座標系OSと原点を共有する。そして、ベクトル【外1】
Figure 0003554929
は、座標系OSと定義される測定対象物1の位置を示す位置ベクトルである。そして、【外2】
Figure 0003554929
は数式1のようにtX、tY、tZ、γ、β、αと定義された行列であって、基準座標系OWに対して移動した座標系OSの位置と姿勢を示す。
【0004】
【数1】
Figure 0003554929
【0005】
ここで、c、sはそれぞれcos、sinを意味する。
【0006】
座標系OSは測定対象物1に固定されているので、この行列を用いて測定対象物1の位置と姿勢を示すことができる。このように3次元空間で測定対象物1の位置と姿勢を測定するには、tX、tY、tZ、γ、β、αの6つ値を測定すれることによってわかる。
【0007】
測定対象物1の位置と姿勢を測定するための従来の方法は、各軸別に変位を測定するセンサーを装着して多自由度変位の測定を行っていた。
【0008】
図2は従来の技術による静電容量型の近接センサーを用いて2次元平面上の座標と姿勢を求めるための概念図である。図2に示すように、x、y軸方向の並進運動変位を測定するために、x1近接センサー21とy1近接センサー25の信号を用いて、回転角を測定するために、x2近接センサー23をx1近接センサー21と平行に設ける。もし、3次元空間上で6自由度変位を測定するには各方向別に2つずつの近接センサーを使用しなければならない。
【0009】
このように、従来の方法を用いて6自由度変位を測定するためには多数のセンサーを各軸別に使用しなければならなく、これを実際に適用するには多くの問題がある。
【0010】
静電容量型の近接センサーを適用する場合には、測定対象物1の材質が金属でなければならず、また、測定対象物1の形状による設置の問題があり、かつ近接センサー21、23、25と測定対象物1との間に狭い間隔を保たなければならない欠点がある。
【0011】
一方、測定対象物の6自由度運動を測定するための装置ではマイケルソン干渉系を用いる方法がある。
【0012】
図3は従来の技術による1軸方向の変位を測定するために使用するマイケルソン干渉系の概念図である。図3に示すように、レーザー光源30とビームスプリッター32及び固定されたコーナーキューブ34を設け、測定対象物1の表面にコーナーキューブ36を設けて図3のような光路を形成する。このような複雑な構成を通じて1軸方向の変位のみを測定するので、6自由度変位を測定するためには6つの干渉系を構成しなければならない。
【0013】
したがって、非常に複雑な構成となり、かつ、マイケルソン干渉系の特性上、6自由度の変位が発生しても干渉系の光路を保ちにくくなる問題がある。
【0014】
一方、図4は従来の技術による4つの位置検出器を用いて測定対象物の6自由度の変位を測定するための概念図である。図4に示された6自由度変位測定装置は1997年に光学技術(Optical Engineering Vol.36,No.8,pp.2287-2293)に論文で提案された装置であって、図4のように、測定対象物1に4つのビームスプリッター45、46、47、48を装着し、4つの位置検出器(PSD;position-sensitive detector)41、42、43、44及び、2つのレンズ49a、49bで構成された6自由度測定システムを開発した。
【0015】
この測定システムにおいて3軸方向の並進運動と3軸方向の回転運動をそれぞれ0.05μmと0.25μradの分解能で測定する。しかし、この6自由度測定システムは6自由度の並進運動と回転運動とを同時に測定できる長所があるが、4つのビームスプリッター45、46、47、48を装着できるほど測定対象物1が大きくなければならず、高速測定には適さないという欠点がある。
【0016】
また、図5は従来技術による光センサー組立体を測定対象物に付着して6自由度の変位を測定するための概念図である。図5に示した6自由度変位測定装置は、Romanikにより発明された6自由度変位測定装置であって、この装置は'米国特許第5,884,239号'に開示されている。
【0017】
また、図5に示されたように、垂直及び水平方向の平面形レーザービームはスキャナー56によって走査される。この際、垂直方向の平面形レーザービームは水平方向に走査し、水平方向の平面形レーザービームは垂直方向に走査することによって、特定範囲の測定領域をレーザービームで走査することになる。
【0018】
そして、4つの光センサー51、52、53、54を特定の立体形に構成することによって、光センサー組立体を垂直及び水平方向の平面形レーザービームとして走査すれば、光センサーには強い光量が検出される。また、光センサー組立体の形状、位置及び姿勢により各光センサーには特定の順序でレーザー光が検出されるようにしたものである。
【0019】
また、光センサー組立体の形状は一定に保たれるので各光センサー51、52、53、54でレーザー光が検出される時間を測定すれば光センサー組立体の位置と姿勢を測定可能にする。このような原理を用いると、測定しようとする測定対象物(図示せず)に光センサー組立体を付着して測定対象物の位置と姿勢を測定することができる。
【0020】
また、光センサー組立体を構成する4つの光センサー51、52、53、54の他に外部に装着された1つの光センサー55は、スキャニングシステムとセンサー信号との間の同期化のために使用するものである。
【0021】
このようなシステムで測定された6自由度運動の測定値は光センサー組立体が大きいほど測定精度が高い。しかし、小さな測定対象物の運動を精密に測定するのに難点があり、測定速度がスキャニングシステムのスキャニング速度により制限されるので、測定対象物が高速運動をする場合にはスキャニング速度による測定速度の制約が伴うという問題がある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記問題点を解決するために提供されたものであって、多方向反射体を用いて測定精度に優れ、小さな測定対象物の変位測定が容易で、かつ、高速の運動を測定することを可能とする6自由度運動の測定方式を用いて、ハードディスクドライブスライダーのトラック追従状態及びトラック探索運動によるスライダーの動的特性を正確に測定でき、簡単な構造を有するHDDスライダーの6自由度運動の測定のためのスイングアーム光学系を提供することを課題とする。
【0023
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するための本発明は、レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームを用いてハードディスクドライブのスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系において、前記スライダーまたはこれに隣接するように備えられ、スライダーとの相対的な位置が固定されたもので前記レーザービームが共に入射する3つの反射面を含む多方向反射体と、前記レーザービームが前記多方向反射体の反射面の集束される頂点に入射されるように、レーザービームの光路を形成する少なくとも1つ以上の光路決定反射体と、前記多方向反射体から反射された3方向のレーザービームの進行方向に各々設けられる3つの位置検出器と、前記3つの位置検出器から検出されたレーザービームの強度分布の重心を分析して前記多方向反射体の6自由度を測定する制御部と、前記スライダーを支持し、長手方向に沿って前記レーザービームの光路が形成される複数のスイングアームを含むスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系である。
【0024
また、本発明の前記複数のスイングアームの後端部は、ピボットに連結されて前記ピボットを中心に旋回する。
【0025
また、本発明の前記複数のスイングアームは2つの上下部スイングアームで構成され、上部スイングアームの先端部には貫通孔が形成され、前記レーザービームが前記上部スイングアームの長手方向に沿って進行して前記貫通孔を通じて前記多方向反射体の頂点に入射される。
【0026
また、本発明の前記複数のスイングアームは2つの上下部スイングアームで構成され、上部スイングアームは剛体よりなり、前記下部スイングアームはサスペンションとフレキシャーとが連結され、前記フレキシャーの底部には前記スライダーが装着される。
【0027
また、本発明の前記光路決定反射体は前記上下部スイングアームの旋回中心点の前記ピボットの上端に設けられる第1反射体と、前記上部スイングアームに形成された貫通孔に設けられる第2反射体とを含み、前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体と前記第2反射体により反射されて前記多方向反射体の頂点に入射される。
【0028
また、本発明の前記第1、第2反射体は45゜の傾斜面を有する四面体形であり、前記第1、第2反射体の傾斜面は相互対向して設けられて前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体の傾斜面で反射されて前記第2反射体の傾斜面に進行し、前記第2反射体の傾斜面では前記第1反射体から反射されたレーザービームが前記貫通孔を通過して前記多方向反射体の頂点に入射されるように反射する。
【0029
また、本発明の前記第1、第2反射体は45゜の傾斜面を有する四面体形であり、前記第1、第2反射体の傾斜面は前記上部スイングアームに向かわせて並んで設けられて、前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体の傾斜面で反射されて前記第2反射体の傾斜面に進行し、前記第1反射体から反射されたレーザービームが前記第2反射体の傾斜面に入射されて前記第2反射体の傾斜面から前記貫通孔を通過して前記多方向反射体の頂点に入射されるように反射する。
【0030
【発明の実施の形態】
(第1実施形態例)
[測定方式の説明]
まず、本発明に適用される多方向反射体を用いた6自由度運動の測定方式を説明する実施形態例を、添付した図面を用いて詳しく説明する。
【0031
図6に示すように、本実施形態例では測定対象物1に三角錐状のミラー、すなわち多方向反射体110を装着する。多方向反射体110は3つの鏡面を有する立体ミラーであって、図7に示したように、上部頂点にレーザービームを入射させて3本の反射光線を発生させる。ここで、前記多方向反射体110は少なくとも3つの反射面を有する本発明に適用される多方向反射体の一実施例に係るものである。すなわち、本発明によれば、3つまたはそれ以上の反射面を含む多方向反射体が用いられ、反射体から反射される3本またはそれ以上の反射光線のうち、異なる方向に反射される3本の反射光線が6自由度変位測定に使われる。
【0032
また、前記多方向反射体または3面反射体は他の部品で製作された後、測定対象物1に設置しても、測定対象物1そのものに一体形成されてもよい。
【0033
前述したように多方向反射体または3面反射体から反射された3本の反射光線は3つのレーザービーム位置検出器121、122、123により検出される。前記位置検出器121、122、123は入射されたレーザービームの強度分布の中心位置を電気的信号として出力するセンサーであって、一般的に広く使われる素子である。3つの前記検出器121、122、123に集束された3対の位置座標を用いて多方向反射体110の6自由度変位x、y、z、γ、β、αを求める。
【0034
また、多方向反射体110は測定対象物1に付着して測定対象物1と一緒に運動することによって、測定対象物1の6自由度運動を測定することになる。また、正確な測定結果を求めるためには多方向反射体110の頂点とレーザービームの中心が正確に一致しなければならない。
【0035
したがって、レーザービームが多方向反射体110の頂点を正確に追従可能にするためにレーザービームと多方向反射体110とが共に運動しなければならない。
【0036
このように、多方向反射体110の頂点とレーザービームの中心とが常に一致するように多方向反射体110の運動と共にレーザー光源130の位置を制御することについては後述する。
【0037
図6のように、多方向反射体110から反射された3本のレーザービームが3つの位置検出器121、122、123に入射すると、各位置検出器121、122、123から出力されるレーザー光点の位置と光量情報を用いて多方向反射体110の6自由度変位を測定し、レーザーと多方向反射体110の頂点間の整列状態を制御する。この際、3つの位置検出器121、122、123から出力される信号はA/D変換器135により制御部138の記憶装置に記憶されて処理される。
【0038
3つの位置検出器121、122、123の出力を用いて多方向反射体110の位置と姿勢を求めるには、多方向反射体110の6自由度変位と3つの位置検出器121、122、123の出力との関係を数式で示さなければならない。
【0039
本実施形態例では6自由度変位を有する多方向反射体110により分岐されて出力されたレーザービームを、3つの位置検出器121、122、123からの出力を求め出す一連の数式を誘導した。これは3つの位置検出器121、122、123の出力を用いて多方向反射体110の6自由度変位を求められる直接的な数式を誘導しにくいからである。
【0040
図7はレーザービームが理想的な直線であると仮定した場合、多方向反射体110により反射されて位置検出器に集束される状態を座標系と共に示したものである。
【0041
ここで、3つの位置検出器121、122、123をそれぞれ第1位置検出器121、第2位置検出器122、第3位置検出器123と定義し、このような第1、第2、第3位置検出器121、122、123と対応する位置の多方向反射体110の鏡面をそれぞれMa、Mb、Mcと定義する。
【0042
図7では鏡面Maから反射されて第1位置検出器121に集束されるレーザービームの経路を計算するための変数が表示されている。この時、基準座標系において多方向反射体110の位置と姿勢がわかっているのならば、簡単な解析幾何学を通じて多方向反射体110の鏡面Maの表面法線ベクトルを求められる。また、鏡面Maの表面法線ベクトルを[laaaTとすれば、Maの光反射行列は数式2のように示せる。
【0043
【数2】
Figure 0003554929
【0044
そして、多方向反射体110の頂点に入射するレーザービームの方向ベクトルを【外3】
Figure 0003554929
とすれば、鏡面Maにより反射された反射光線の方向ベクトルは数式3である。
【0045
【数3】
Figure 0003554929
【0046
ここで、【外4】
Figure 0003554929
は反射光線の方向ベクトルを座標系OWに対して表示したものである。これを第1位置検出器121の座標系Oaに対して表示した方向ベクトルは数式4である。
【0047
【数4】
Figure 0003554929
【0048
ここで、【外5】
Figure 0003554929
は座標系OWとOaとの間の回転変位を定義する行列【外6】
Figure 0003554929
の逆行列である。そして、多方向反射体110の位置ベクトル【外7】
Figure 0003554929
を第1位置検出器121の座標系Oaに対して表示した【外8】
Figure 0003554929
は数式5により計算される。
【0049
【数5】
Figure 0003554929
【0050
ここで、【外9】
Figure 0003554929
は数式6に示すものであり、【外10】
Figure 0003554929
は図8に示された【外11】
Figure 0003554929
の逆行列である。
【0051
【数6】
Figure 0003554929
【0052
このような順番で【外12】
Figure 0003554929
と【外13】
Figure 0003554929
を求めた後、数式7を用いて第1位置検出器121に集束されるレーザー光点の座標【外14】
Figure 0003554929
を求める。
【0053
【数7】
Figure 0003554929
【0054
第2位置検出器122と第3位置検出器123のレーザー光点の座標は前述した第1位置検出器121に集束されたレーザー光点の座標を求める場合と同じ手順で求める。このような第2位置検出器122と第3位置検出器123の表面上に集束されたレーザー光点の座標はそれぞれ【外15】
Figure 0003554929
で求められ、多方向反射体110の6自由度変位tX、tY、tZ、γ、β、αとして3つの位置検出器121、122、123に集束されたレーザー光点の座標【外16】
Figure 0003554929
を求める。
【0055
続いて、レーザービームがガウス分布を有するという仮定下に行った測定について詳しく説明する。
【0056
図9は直径φlのレーザービームが多方向反射体110を通じて位置検出器121、122、123に検出される実際に近い現象を示している。
【0057
前記計算された第1、第2、第3位置検出器121、122、123の出力【外17】
Figure 0003554929
は、理想的な直線であるレーザービームを仮定して計算した結果である。しかし、実際のレーザービームは任意の直径を有し原形が断面の光線である。
【0058
図9に示されたように、レーザービームは多方向反射体110の上部頂点に入射すれば、多方向反射体110の鏡面により3本に分岐される。また、分岐されて反射された各レーザービームは図9のように、扇形の断面を示す。これは多方向反射体110の頂点をなす3つの鏡面が三角形であるからである。
【0059
このような扇形の断面を有するレーザービームが位置検出器121、122、123に入射されると位置検出器121、122、123はこの扇形の断面を構成するレーザー光分布の中心強度を電気的な信号として出力する。図9では第1位置検出器121の表面に集束されるレーザー光点の強度中心の位置が(ψa,ζa)で表されている。
【0060
一方、実際のレーザー光点の強度中心の位置(ψa,ζa)は、理想的なレーザービームと仮定して計算された第1位置検出器121に集束されたレーザー光点の座標【外18】
Figure 0003554929
に比べてやや下方に位置する。これはレーザービームの断面上に分布するレーザー強度分布の中心であるからである。
【0061
続いて、レーザー強度分布を考慮して位置検出器121、122、123の出力を求める手順について詳しく説明する。
【0062
本実施形態例においてレーザービームは円形断面を有するガウスビームであると仮定すると、ガウスビームはレーザービームの出力P、直径φlの場合、内部の強度は数式8のようなガウス関数の分布で示せる。
【0063
【数8】
Figure 0003554929
【0064
ここで、rはレーザービームの中心からの距離を示し、I(r)は単位面積当りのレーザービームの強度を意味する。
【0065
このような強度分布を有するレーザービームは多方向反射体110から3本に分けられて第1位置検出器121の表面上に図10のように点で形成され、このような点の密度はレーザー光の強度を意味する。
【0066
レーザー光の強度は位置検出器121、122、123に入射するレーザービームの入射角度とレーザー光源130から出射されるレーザービームの直径φlによって変わる。図10は多方向反射体110から反射されて第1位置検出器121に入射するレーザービームが第1位置検出器121の表面に垂直で、レーザービームの直径φlが460μmの場合である。
【0067
ここで、第1位置検出器121に集束されたレーザービームの扇形断面をPaとし、Paを構成する両辺を【外19】
Figure 0003554929
とする。【外20】
Figure 0003554929
はそれぞれ多方向反射体110をなす角部labとlcaが第1位置検出器121の表面に投影されて示された直線である。第1位置検出器121に集束されたレーザー光点Paの内部でレーザー強度の重心(ψa,ζa)を求めるのは次の積分式で計算すれば求まる。
【0068
【数9】
Figure 0003554929
【0069
ここで、raとIa(ra)は各々数式10のように示せる。
【0070
【数10】
Figure 0003554929
【0071
第2位置検出器122と第3位置検出器123の場合にも同じ手順でガウス関数分布のレーザービームを考慮して第2、第3位置検出器122、123の光分布重心(ψb,ζb),(ψc,ζc)が求められる。これにより、多方向反射体110の6自由度変位tx、ty、tz、γ、β、αとして、3つの位置検出器121、122、123の出力値(ψa,ζa),(ψb,ζb),(ψc,ζc)を求める。
【0072
次に、数値解析を用いた6自由度変位測定について詳しく説明する。
【0073
今まで多方向反射体110の6自由度変位tX、tY、tZ、γ、β、αとして、3つの位置検出器121、122、123の出力値(ψa,ζa),(ψb,ζb),(ψc,ζc)を求める手順を説明した。しかし、実際に測定する時は3つの位置検出器121、122、123の出力値(ψa,ζa),(ψb,ζb),(ψc,ζc)が与えられた状態で多方向反射体110の6自由度変位を求めなければならない。
【0074
本実施形態例ではこのような作業を多変数関数の解法を提供するニュートン法を用いて解析する。
【0075
図11はこのような数値解析方法の手順を示している。図11に示されたように、多方向反射体110の6自由度変位で構成されたベクトルを【外21】
Figure 0003554929
とし、3つの位置検出器121、122、123の出力を1次元ベクトル【外22】
Figure 0003554929
のように定義すれば、両ベクトル間には所定のベクトル関数の関係が成立する。
【0076
このような両ベクトル間のベクトル関数の関係は数式11で示せる。
【0077
【数11】
Figure 0003554929
【0078
数式11から分かるように、多方向反射体110の6自由度変位【外23】
Figure 0003554929
が与えられると、3つの位置検出器121、122、123の出力を求められる関数Fsystemが存在する。即ち、この関数の逆数を用いて多方向反射体110の6自由度変位を測定する。
【0079
もし、実際の測定作業を行う過程で3つの位置検出器121、122、123の出力値【外24】
Figure 0003554929
が与えられると、数式11を満たす多方向反射体110の6自由度変位【外25】
Figure 0003554929
を求めるために【外26】
Figure 0003554929
に対する推定値【外27】
Figure 0003554929
を評価して【外28】
Figure 0003554929
の近似値を推定する方法である。
【0080
このために初期の推定値【外29】
Figure 0003554929
を定め、図11に示されたように、評価と新たな推定を繰り返す。また、任意の段階の推定値【外30】
Figure 0003554929
による位置検出器121、122、123の出力の推定値【外31】
Figure 0003554929
が計算されれば、元の位置検出器121、122、123の出力値【外32】
Figure 0003554929
と比較して評価するための基準が必要となる。この際、両ベクトルの差を【外33】
Figure 0003554929
とする時、【外34】
Figure 0003554929
が所定の誤差範囲のε以内におさまると反復的な推定作業は終了する。位置検出器121、122、123の出力の推定値【外35】
Figure 0003554929
に対して評価した後、新たな推定値【外36】
Figure 0003554929
を推定する方法はニュートン法を用いて行う。
【0081
次に、多方向反射体とレーザー光源との間の追従関係について詳しく説明する。
【0082】
本実施形態例の測定原理を用いて測定対象物1の6自由度変位を測定するためには、測定対象物1に装着された多方向反射体110の頂点にレーザービームを入射させなければならない。この時、レーザービームの中心が多方向反射体110の頂点に正確に一致することで正確な測定値を求められる。
【0083
このために本実施形態例では多方向反射体110の運動とレーザービームが同期されて共に運動しなければならない。このために図6の上段に示したようにレーザー光源130を2次元に移送可能にする。
【0084
レーザービームが多方向反射体110に入射される時、レーザービームの中心と多方向反射体110の頂点とが一致しない場合には、3本に反射されるレーザービームの強度がそれぞれ他の値を示す。しかし、レーザービームの中心と多方向反射体110の頂点とが一致する場合には、3本のレーザー反射光は同じ強度を示すことになる。それぞれの位置検出器121、122、123はレーザービームの位置だけでなく強度を測定する機能を有している。
【0085
本実施形態例では3つの位置検出器121、122、123に入射されたレーザービームの強度を比較することによって、レーザービームの中心と多方向反射体110の頂点とを正確に一致させることが可能である。このような方法を通じて多方向反射体110が移動しても連続的に3つの位置検出器121、122、123に入射されたレーザービームの強度を比較することによって、多方向反射体110の頂点を正確に追従できるものである。
【0086
このような追従システムの制御方法が図6に示している。多方向反射体110の運動速度が速い場合には、モーターのような自動化された追従システムが要求され、多方向反射体110の運動速度が遅い場合には、手作業による追従でも測定作業ができる。
【0087
(実施例)
[スイングアーム光学系への適用]
したような第1実施形態例の測定方式は、本発明に係る、ディスク型情報記録媒体中の1つであるHDDの作動時に発生するスライダーの運動を測定する光学系に適用される。
【0088
まず、HDDにおいてスライダーの運動について説明する。
【0089
図12はHDDの磁気ディスク表面上で運動するスライダーの運動を説明する概略図である。図12に示すように、HDD210の磁気ディスク211の上部にはスライダー220が位置し、スライダー220はスイングアーム215の先端部に固定される。
【0090
スライダー220を駆動するアクチュエータはボイスコイルモータ212であってスイングアーム215の後端部に設けられ、スイングアーム15は高剛性構造のE−ブロック216と、弾性体のサスペンション218及びフレキシャー219よりなる。E−ブロック216はピボット214の上部から磁気ディスク211方向に連結され、E−ブロック216の先端にはサスペンション218が連結され、サスペンション218の先端にはフレキシャー219が連結され、このようなフレキシャー219の底面にはスライダー220が固定される。
【0091
一方、このような構造を有するHDD210で磁気ディスク211が回転すれば磁気ディスク211とスライダー220との間に空気軸受効果が発生し、空気軸受効果によりスライダー220は磁気ディスク211の表面上に浮き上がることになる。この時、スライダー220はアクチュエータにより一定の位置を保ち、磁気ディスク211の回転速度が一定した定常状態では磁気ディスク211とスライダー220との間隔が一定に保たれる。
【0092
一方、HDD210においてデータを書込/読出する過程でスライダー220は一定のトラックを追従するトラック追従状態を保つか、あるいは一定のトラックから他のトラックに移動するトラック探索運動を行う。トラック追従状態では磁気ディスク211とスライダー220との間隔が一定に保たれ、スライダー220の姿勢も一定に保たれる。
【0093
しかし、トラック探索運動はスイングアーム215がピボット214軸を中心として旋回することでなされるので、スライダー220はスイングアーム215の旋回によって円弧状の軌跡に沿って移動する。したがって、トラック探索運動時にはアクチュエータにより急激な加速と減速がなされ、これによりサスペンション218とフレキシャー219が変形され、スライダー220の姿勢が変わる。
【0094
一方、HDD210のデータ記録密度を高めるためにスライダー220と磁気ディスク211との間隔を最小化することが望ましい。そして、HDDの作動速度を高めるためにはスイングアーム215を速く駆動してスライダー220が磁気ディスク211の表面上で高速飛行を可能にすべきである。
【0095
しかし、スライダー220と磁気ディスク211との間隔が狭いほどスライダー220と磁気ディスク211との衝突の可能性が高まり、また、スライダー220の駆動速度が速くなるほど衝突の可能性が高まる。高速大容量のHDDの開発において、このような現象を克服するために数多くの研究開発が進行し、多くの試行錯誤を試みられてきた。
【0096
しかし、前記スライダーと磁気ディスクとの間隔を保つためには、アクチュエータ、スイングアーム及び空気軸受の影響によるスライダーの動的特性を定量的に究明してこれを設計に反映する作業が要求されている。
【0097
このように、スライダーの動的特性を定量的に究明するための多様な論文が紹介されている。
【0098
図13は従来のHDDスライダーの浮上り高さ測定システムの概略的な概念図である。図13に示されたように、HDDスライダーの浮上り高さ測定システムは磁気ディスク211とスライダー225との間隔を測定するための装置であって、静電容量性物質よりなるレールが装置されたスライダー225と静電容量性物質が所定のパターンでその表面に印刷されている磁気ディスク211との間隔を静電容量センサーで測定する装置である。
【0099
一方、図14は従来のHDDスライダーの浮上り高さとx軸を中心に測定対象物が回転した角度前記γ及びy軸を中心に測定対象物が回転した角度前記βの測定のためのシステムを示す概略図である。図14に示されたように、HDDスライダー220の浮上り高さと前記γ及び前記βの測定のためのシステムは、レーザードップラー振動計230から出力される2本のレーザービームを用いて磁気ディスク211とスライダー220との間隔と、前記γ及び前記βを測定する。
【0100
また、図15は従来のHDDスライダーの浮上り高さをフォトセンサーで測定するシステムの概略図である。図15に示されたスライダーの浮上り高さ測定システムは、レーザー干渉を用いて磁気ディスクとスライダー220との間の浮上り高さを測定するためのものである。図15に示されたように、磁気ディスクの代わりに透明なガラスディスクを使用することによってディスクの背面を通じて測定が可能となる。
【0101
しかし、前記HDDスライダー運動測定装置及びシステムは、スライダーのトラック追従状態に対してのみ具現し、スライダーの運動測定対象もスライダーと磁気ディスクとの間隔と前記γ及び前記βに限定した。したがって、スライダーのトラック探索運動によるスライダーの急速な変位を測定するための装置及びシステムについては言及していない。
【0102
このような従来の技術の問題点は、前記した6自由度運動の測定方式を適用することにより解決される。すなわち、HDDスライダーのトラック追従状態及びトラック探索運動によるスライダーの動的特性を正確に測定でき、簡単な構造を有するHDDスライダーの6自由度運動の測定のためのスイングアーム光学系が本発明により提供される。
【0103
本発明によるHDDスライダーの6自由度運動の測定のための上下部スイングアーム光学系の実施例を、図を用いて詳しく説明する前に、多方向反射体を用いた6自由度運動の測定装置について説明する。
【0104
図16は多方向反射体を用いて測定対象物の6自由度運動を測定するシステムの概念図を示し、図17はスイングアーム光学系のスライダーの6自由度運動を、座標系を用いて示す概略図を示し、図18はスライダーの6自由度運動を測定するために図16に示された6自由度運動の測定システムをスイングアーム光学系に適用させた状態を示す概念図である。
【0105
図16に示されたように、6自由度運動を測定しようとする測定対象物301の上面に多方向反射体310を固定する。ここで、前述したように、前記多方向反射体310は少なくとも3つの反射面を有する本発明の多方向反射体の一実施例によるものである。
【0106
すなわち、本発明によれば、3つまたはそれ以上の反射面を含む多方向反射体が用いられ、この時、反射体から反射される3本またはそれ以上の反射光線のうち、異なる方向に反射される3つの反射光線が6自由度変位測定に使われる。
【0107
また、前記多方向反射体または3面反射体310は別の部品で製作された後、測定対象物301または後述するスライダー220、フレキシャー218などを設けてもよく、測定対象物301または後述するスライダー220、フレキシャー218にそれ自体を形成しても良い。この時、前記多方向反射体または3面反射体と前記スライダー間の相対的な位置が固定される。
【0108
このような多方向反射体または3面反射体のスライダーに係る設置または形成状態は本発明の技術的範囲を制限しないものである。
【0109
一方、レーザービームを前記多方向反射体または多方向反射体310から3つの反射面が集まる上部頂点に入射すると、120゜の角度をなしつつ3本の反射光線が発生する。このように3本に反射されたレーザービームを3つの位置検出器331、332、333で検査され、所定の幾何光学の数式を用いて測定対象物310に装着された多方向反射体310の6自由度運動(x、y、z、γ、β、α)を求める。
【0110
このように求められた多方向反射体310の6自由度運動を通じて測定対象物301の6自由度運動を測定する。
【0111
図17に示すように、座標系によりスライダーの運動を示す。6自由度運動のうち、スイングアーム240(図18)に連結したフレキシャー218の縦軸(Xs軸)を中心に発生したスライダー220の回転量(前記γ回転運動)とフレキシャー218の横軸(Ys軸)を中心に発生した回転量(前記β回転運動)、そして上下方向(Zs軸)への高さの変化が最も重要な運動である。
【0112
一方、図18に示されたように、スライダー220がトラック探索運動をする時に、スライダー220はスイングアーム240のピボット214軸を中心に円弧軌跡に沿って旋回する。この時、レーザービーム走査装置320がサスペンション218の先端部に備えられたスライダー220の円弧運動を追従してレーザービームがスライダー220上に設けられた多方向反射体310の上部頂点に正確に入射させなければならない。
【0113
すなわち、スライダー220の運動速度が遅い場合にはレーザービームの正確な入射のためにガルバノメータスキャナー、または精密移送機構を用いて行えるが、高速運動のHDDスライダーにおいて、レーザービームを多方向反射体の上部頂点に正確に入射させるのはかなり難しい。
【0114
図19は本発明の一実施例に係るHDDスライダーの6自由度運動の測定のためのスイングアーム光学系の概念図を示し、図20は図19に示されたスイングアーム光学系の断面図を示し、図21は図19に示されたスイングアームの先端部に設けられた第2反射体を示す詳細図を示し、図22は図19に示されたスイングアーム光学系の第2反射体の他の実施例である。
【0115
図19に示されたように、スイングアーム340は上下部が相互平行に形成されており、このような上下部スイングアーム340の後端部にはピボット214が連結される。したがって、上下部スイングアーム340はピボット214軸を中心に旋回できる。
【0116
下部スイングアームはE-ブロック216とサスペンション218及びフレキシャー219に連結されてなされ、フレキシャー219の底面にはスライダー220が固定される。
【0117
一方、スライダー220を駆動するアクチュエータはボイスコイルモータ212として上下部スイングアーム340の後端部に設けられる。そして、上部スイングアームは弾性変形のほとんどない剛体より構成される。
【0118
一方、スライダー220の上面には多方向反射体310が固定され、多方向反射体310の上部頂点に対応して上部スイングアームの先端部には貫通孔343が形成される。そして、上部スイングアームの上面には第1反射体351と第2反射体352が固定される。
【0119
このような第1、第2反射体351、352は45゜の傾斜面を有する四面体形状を有し、第1反射体151はピボット14軸の中心上面に位置するが、第1反射体151の45゜傾斜面が上部スイングアームの先端部に向かう。そして、第2反射体352は上部スイングアームの先端部に位置し、第2反射体352の45゜傾斜面は第1反射体351の傾斜面と対向して位置し、第2反射体352により反射されたレーザービームが上部スイングアームに形成された貫通孔343を通じて下部に位置した多方向反射体310の上部頂点に入射されるように位置する。
【0120
したがって、図20及び図21に示されたように、レーザービーム走査装置320から走査されたレーザービームはピボット214軸の中心上部に位置した第1反射体351の傾斜面に入射され、第1反射体351により反射されたレーザービームは第2反射体352の傾斜面に進行される。そして、第2反射体352により反射されたレーザービームは上部スイングアームの貫通孔343を貫通して多方向反射体310の上部頂点に入射される。多方向反射体310の上部頂点に入射されたレーザービームは再び120゜で3方向に反射される。
【0121
一方、図18に示されたように、3方向に反射されたレーザービームの進行方向には3つの位置検出器331、332、333が設けられており、それぞれの位置検出器331、332、333に入射されたレーザービームは電圧信号として制御部360に入力される。
【0122
制御部360ではそれぞれの位置検出器331、332、333に入力された電圧信号でレーザービームの重心を求め、入射されたレーザービームの強度を求めてそれぞれの位置検出器331、332、333で測定されたレーザービームの重心と強度を比較分析して多方向反射体310の6自由度を測定する。
【0123
本発明においてトラック追従はもちろん、トラック探索時にスライダー220が実装された上下部スイングアーム340の急速な変位が発生しても、レーザービーム走査装置320から走査されたレーザービームが上下部スイングアーム340と共に変位される第1、第2反射体351、352及び多方向反射体310によりレーザービームは多方向反射体310の上部頂点に正確に入射される。
【0124
したがって、多方向反射体310から反射された3本のレーザービームを受けて電圧信号を発生させる位置検出器331、332、333の信頼度も高まってスライダー220の6自由度運動を正確に測定できる。
【0125
ここで、第1、第2反射体351、352の傾斜面はアルミニウムなどの金属材が蒸着されたミラーである。
【0126
一方、図22に示されたように、第2反射体352を透明なプリズムとして使用してもよい。この場合、図22に示された第2反射体352は上下部スイングアームの貫通孔343を覆った状態に固定され、第1反射体351から反射されたレーザービームは第2反射体352の内部に入射され、第2反射体352の傾斜面の内側面で反射されて下部方向に反射される。
【0127
このように反射されたレーザービームは貫通孔343を通じて多方向反射体310の上部頂点に入射される。この際、第2反射体352の傾斜面内側ではプリズムの屈折率が外部空気の屈折率より大きな状態となり、45゜の入射角により入射されたレーザービームは全反射される。そして、反射されて下部方向に進行するレーザービームは第2反射体352の下面に全反射角より大きな垂直角として入射されて反射なく透過することになる。
【0128
【発明の効果】
したように、本発明のHDDスライダーの6自由度運動の測定のための上下部スイングアームの光学系は、スライダーのトラック追従状態及びトラック探索運動時にスライダーの6自由度運動を正確に測定できる。
【0129
また、スライダーのトラック探索運動により発生する急速な変位に対してレーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが、スライダーに装着された多方向反射体を正確に追従できるので6自由度運動の測定の信頼度を向上させる。
【0130
以上、本発明の多方向反射体を用いたHDDスライダーの6自由度運動の測定のためのスイングアーム光学系についての実施例を図に基づいて説明したが、これは本発明の実施例は例示的に説明したものであって本発明を限定するものではない。
【0131
また、当業者ならば本発明の技術思想の範囲を離脱しない範囲内で多様な変形及び摸倣が可能なのは明白な事実である。
【0132
【図面の簡単な説明】
【図1】6自由度運動関係及び記号を定義するための概念図である。
【図2】従来の技術による静電容量型の近接センサーを用いて2次元平面上の座標と姿勢を求めるための概念図である。
【図3】従来の技術による1軸方向の変位を測定するために使用するマイケルソン干渉系の概念図である。
【図4】従来の技術による4つの位置検出器を用いて測定対象物の6自由度変位を測定するための概念図である。
【図5】従来の技術による光センサー組立体を測定対象物に付着して6自由度変位を測定するための概念図である。
【図6】実施形態例による多方向反射体を用いた6自由度運動の測定装置の基本概念図である。
【図7】図6に示された6自由度運動の測定装置においてレーザービームを単純直線で摸写した場合の光学的現象を説明するための概念図である。
【図8】図6に示された6自由度運動の測定装置の数学的な展開のために各構成要素の相対的な位置と姿勢を数学的記号で表した概念図である。
【図9】実施形態例の測定原理でレーザービームをガウス関数の強度分布で示した場合の光学的現象を説明するための概念図である。
【図10】図9に示された第1位置検出器に集束されたレーザー光点の強度分布を示すための例示図である。
【図11】実施形態例において位置検出器の出力を用いて多方向反射体の6自由度変位を追従するための数値解析方法のフローチャートである。
【図12】HDDの磁気ディスクの表面上で運動するスライダーの運動を説明するための概略図である。
【図13】従来のHDDスライダーの浮上り高さ測定システムの概略的な概念図である。
【図14】従来のHDDスライダーの浮上り高さとγ及びβの角度を測定するためのシステムを示す概略図である。
【図15】従来のHDDスライダーの浮上り高さをフォトセンサーで測定するシステムの概略図である。
【図16】多方向反射体を用いて測定対象物の6自由度運動を測定するシステムの概念図である。
【図17】スイングアーム光学系のスライダーの6自由度運動を、座標系を用いて示す概略図である。
【図18】スライダーの6自由度運動を測定するために図16に示された6自由度運動の測定システムをスイングアーム光学系に適用させた状態を表した概念図である。
【図19】本発明の一実施例によるHDDスライダーの6自由度運動の測定のためのスイングアーム光学系の概念図である。
【図20】図19に示されたスイングアーム光学系の断面図である。
【図21】図19に示されたスイングアームの先端部に設けられた第2反射体を示す詳細図である。
【図22】図19に示されたスイングアーム光学系の第2反射体の他の実施例である。
【符号の説明】
110 多方向反射体
121、122、123 位置検出器
130 レーザー光源
135 A/D変換器
138 制御部

Claims (12)

  1. レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームを用いてハードディスクドライブのスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系において、前記スライダーまたはこれに隣接するように備えられ、スライダーとの相対的な位置が固定されたもので前記レーザービームが共に入射する3つの反射面を含む多方向反射体と、前記レーザービームが前記多方向反射体の反射面が集束される頂点に入射されるようにレーザービームの光路を形成する少なくとも1つ以上の光路決定反射体と、前記多方向反射体から反射された3方向のレーザービームの進行方向に各々設けられる3つの位置検出器と、前記3つの位置検出器から検出されたレーザービームの強度分布の重心を分析して前記多方向反射体の6自由度を測定する制御部と、前記スライダーを支持し、長手方向に沿って前記レーザービームの光路が形成される複数のスイングアームを含むことを特徴とするスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  2. 前記複数のスイングアームの後端部はピボットに連結されて前記ピボットを中心に旋回することを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  3. 前記複数のスイングアームは2つの上下部スイングアームで構成され、上部スイングアームの先端部には貫通孔が形成され、前記レーザービームが前記上部スイングアームの長手方向に沿って進行して前記貫通孔を通じて前記多方向反射体の頂点に入射されることを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  4. 前記複数のスイングアームは2つの上下部スイングアームで構成され、上部スイングアームの先端部には貫通孔が形成されて前記スイングアームの長手方向に沿って形成された前記レーザービームが前記貫通孔を通じて前記多方向反射体の頂点に入射されることを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  5. 前記複数のスイングアームは2つの上下部スイングアームで構成され、上部スイングアームは剛体よりなり、前記下部スイングアームはサスペンションとフレキシャーとが連結され、前記フレキシャーの底部には前記スライダーが装着されることを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  6. 前記複数のスイングアームは2つの上下部スイングアームで構成され、上部スイングアームは剛体よりなり、前記下部スイングアームはサスペンションとフレキシャーとが連結され、前記フレキシャーの底部には前記スライダーが装着されることを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  7. 前記光路決定反射体は前記上下部スイングアームの旋回中心点の前記ピボットの上端に設けられる第1反射体と、前記上部スイングアームに形成された貫通孔に設けられる第2反射体とを含み、前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体と前記第2反射体により反射されて前記多方向反射体の頂点に入射されることを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  8. 前記光路決定反射体は前記上下部スイングアームの旋回中心点の前記ピボットの上端に設けられる第1反射体と、前記上部スイングアームに形成された貫通孔に設けられる第2反射体とを含み、前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体と前記第2反射体により反射されて前記多方向反射体の頂点に入射されることを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  9. 前記第1、第2反射体は45゜の傾斜面を有する四面体形であり、前記第1、第2反射体の傾斜面は相互対向して設けられて前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体の傾斜面で反射されて前記第2反射体の傾斜面に進み込み、前記第2反射体の傾斜面では前記第1反射体から反射されたレーザービームが前記貫通孔を通過して前記多方向反射体の頂点に入射されるように反射することを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  10. 前記第1、第2反射体は45゜の傾斜面を有する四面体形であり、前記第1、第2反射体の傾斜面は相互対向して設けられて前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体の傾斜面で反射されて前記第2反射体の傾斜面に進行し、前記第2反射体の傾斜面では前記第1反射体から反射されたレーザービームが前記貫通孔を通過して前記多方向反射体の頂点に入射されるように反射することを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  11. 前記第1、第2反射体は45゜の傾斜面を有する四面体形であり、前記第1、第2反射体の傾斜面は前記上部スイングアームに向かわせて並んで設けられて前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体の傾斜面で反射されて前記第2反射体の傾斜面に進み込み、前記第1反射体から反射されたレーザービームが前記第2反射体の傾斜面に入射されて前記第2反射体の傾斜面から前記貫通孔を通過して前記多方向反射体の頂点に入射されるように反射することを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
  12. 前記第1、第2反射体は45゜の傾斜面を有する四面体形であり、前記第1、第2反射体の傾斜面は前記上部スイングアームに向かわせて並んで設けられて前記レーザービーム走査装置から走査されたレーザービームが前記第1反射体の傾斜面で反射されて前記第2反射体の傾斜面に進み込み、前記第1反射体から反射されたレーザービームが前記第2反射体の傾斜面に入射されて前記第2反射体の傾斜面から前記貫通孔を通過して前記多方向反射体の頂点に入射されるように反射することを特徴とする請求項に記載のスライダーの6自由度運動を測定するためのスイングアーム光学系。
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