JP3549856B2 - 装着体着脱機構及びプレートユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、装着体着脱機構に関し、詳細には、装着部にワンタッチで着脱自在となし得る装着体着脱機構及びプレートユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、磁気記録ディスクの一つであるハードディスク(HD)においては、磁気ヘッドがハードディスクに対して僅か数ミクロンという間隙のフライトハイトでシーク動作するため、ハードディスクに外部から振動が加えられると、磁気ヘッドがハードディスクに接触するクラッシュなどが発生する虞れがある。
【0003】
このため、通常は、ハードディスクドライブ装置の側面に設けられたネジ孔にネジを取り付けることによって、当該ハードディスクドライブ装置を直接ドライブ装置取付用ベイのフレームに固定している。ハードディスクドライブ装置をネジによってフレームに直接固定することで、外部振動が加わっても当該ハードディスクドライブ装置自体に加わる振動を和らげることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ハードディスクドライブ装置をフレームに直接固定してしまうと、ドライブ装置取付用ベイから当該ハードディスクドライブ装置を簡単に取り出すことが困難となってしまう。特に、ハードディスクドライブ装置に変えて別のデバイスを前記ベイに装着するような場合には不便である。
【0005】
なお、サーバ用途に使用されるコンピュータでは、ハードディスクドライブ装置をすっぽり収容することのできる専用ケースを用い、この専用ケースごとベイに装着してワンタッチで抜き差し可能としたものがある。しかし、専用ケースを使用するため、コスト高になるという不具合がある。
【0006】
また、専用ケースの中には、ベイ内部の各壁面との間にそれぞれ一対のガイドレールを設けたものがある。しかしながら、前記ガイドレールを設けた場合には、ベイ内部の各壁面とハードディスクドライブ装置との間に比較的大きな空間が必要となり、ハードディスクドライブ装置を収納する筐体の大型化につながるという問題がある。さらに、ガイドレールを使用した際には、ガタが生じないように各ガイドレールを精密に加工する必要があるため、製造コストがやはり嵩んでしまうこととなる。
【0007】
そこで、本発明は、上述の課題を解決するために提案されたものであり、ワンタッチで装着体の着脱が可能で、且つ装着体を装着したときにがたつきなく固定することができる低コストな装着体着脱機構及びプレートユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、固定プレートと、この固定プレートに対してスライド自在な弾性変位部を有した可動プレートを装着体に設ける。そして、この装着体を被装着体の装着部に装着させる際には、可動プレートに設けられた弾性変位部を挿入方向と略直交する左右方向に外側へ向かって変位させ、その変位した弾性変位部を装着部の内側壁に圧接した状態で摺接させながら奥行き方向に押し込んで前記装着体を装着部に固定させる。一方、装着体を装着部から引き出す際には、可動プレートを装着部の奥行き方向へ押し込むことで、前記弾性変位部が挿入方向と略直交する左右方向に内側へ向かって変位し、その変位した弾性変位部が装着部の内側壁と非接触となって前記装着体を前記装着部から引出し可能となる。
【0009】
このように、固定プレートと、この固定プレートに対してスライド自在な弾性変位部を有した可動プレートを装着体に設け、可動プレートのスライド操作で装着部への装着体の固定及び装着部からの装着体の引出し作業がワンタッチで簡単に行え、しかも専用の収納ケースを必要とすることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】
[本実施形態の概要]
本実施形態は、被装着体に形成された装着部に装着体を取り付けるに際して、この装着体に、固定プレートと、この固定プレートに対してスライド自在な弾性変位部を有した可動プレートとを備えたプレートユニットを取り付け、前記可動プレートのスライド操作によって弾性変位部を外側または内側に変位させるようにし、装着体を装着部に装着させるときには弾性変位部を外側に変位させ、その変位した弾性変位部を装着部の内側壁に圧接させながら装着体を奥行き方向に押し込んで装着固定し、装着体を装着部から引き出すときには弾性変位部を内側に変位させ、その変位した弾性変位部を装着部の内側壁と非接触として装着体を装着部から引き出すようにして、ワンタッチで装着体の着脱を行えるようにした。
【0011】
以下に、本発明に係るプレートユニットを、ハードディスクドライブ装置に取り付け、そのプレートユニットが取り付けられたハードディスクドライブ装置着脱機構を、エンタテインメントシステムを構成するエンタテインメント装置に着脱可能とした例として図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】
[エンタテインメントシステムの概略構成]
エンタテインメントシステムは、図1に示すように、各種のテレビゲームを実行したり電子メールの作成や編集、Webページの閲覧、映画や音楽の再生なども行うことのできるエンタテインメント装置1と、このエンタテインメント装置1に接続される操作端末であるコントローラ2と、ゲーム内容、電子メール、Webページ、映画などを表示すると共に音を出力するテレビジョンモニタ装置3とからなるシステムである。
【0013】
[エンタテインメント装置]
エンタテインメント装置1は、例えばCD−ROM、DVD−ROMなどの光ディスクや半導体メモリなどの記録媒体から読み出すか、若しくは、電話回線、LAN、CATV回線、通信衛星回線などの各種転送媒体を介してダウンロードされたゲーム、電子メール、Webブラウザ用のアプリケーションプログラムと、コントローラ2を介した操作者からの指示とに応じて、ゲームを実行したり、電子メールの作成、編集、Webページの閲覧のための各種処理を実行する他、CDに記録されたオーディオデータやDVDに記録された映画などのビデオ及びオーディオデータを再生(デコード)可能な装置である。
【0014】
このエンタテインメント装置1の前面には、図1に示すように、コントローラ2に接続されるケーブル4の先端に設けられたコネクタ5が着脱自在とされる二つのコントローラポート6、7と、メモリカード8が着脱自在とされるメモリカードスロット9、10と、DVD−ROMやCD−ROMなどの光ディスクが装填されるディスクトレイ11と、ディスクトレイ11をオープンまたはクローズさせるオープン/クローズボタン12と、電源のオン、スタンバイ、ゲームのリセットを行うためのオン/スタンバイ/リセットボタン13と、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394接続端子14と、二つのUSB(Universal Serial Bus)接続端子15、16などが設けられている。
【0015】
また、エンタテインメント装置1の背面には、電源スイッチ、音声映像出力端子(AVマルチ出力端子)、光デジタル出力端子、AC電源入力端子(何れも図示は省略する)が設けられている。さらに、例えばハードディスクドライブ装置17を装置本体内に収容させるための拡張ベイが設けられている。
【0016】
[テレビジョンモニタ装置]
テレビジョンモニタ装置3は、図1に示すように、エンタテインメント装置1の背面に設けられた音声映像出力端子にケーブル18を介して接続される。このテレビジョンモニタ装置3のモニタ画面19には、前記したゲーム内容、電子メール、Webページ、映画などが表示される。また、テレビジョンモニタ装置3のスピーカからは、ゲームなどの音声が出力される。
【0017】
[コントローラ]
コントローラ2は、図1に示すように、操作者が両手で握って操作し得る左把持部20と右把持部21を有したコントローラ本体を有し、そのコントローラ本体の上面または前面に各種操作ボタンなどを有している。コントローラ本体の左上面には、例えばテレビゲームにおいてゲームキャラクタをモニタ画面19上で上下左右に移動させたり、電子メール作成画面上で文字入力カーソルを上下左右に移動させたり、Webページ閲覧中にページスクロールを行ったり、画面上のカーソルを上下左右方向に移動させたりする際に、操作者が操作する上下左右方向指示キー22が設けられている。これら上下左右方向指示キー22は、例えばコントローラを両手で握ったときに左手の親指で操作される。
【0018】
また、コントローラ本体の右上面には、例えばアプリケーションプログラムによりそれぞれ異なる機能が割り付けられる4つの指示ボタン23が設けられている。これら指示ボタン23には、例えばメニューの表示を指定する機能、選択した項目の取り消し等を指定する機能、選択した項目の決定などを指定する機能、目次などの表示/非表示を指定する機能などが割り付けられる。
【0019】
また、コントローラ本体の上面中央には、ゲーム開始や電子メール画面の表示開始、映画や音楽の再生開始、一時停止などを指示するためのスタートボタン24、モニタ画面19上にメニュー表示や操作パネルを表示させる指示などを行うためのセレクトボタン25、操作モードの選択を行うためのモード選択スイッチ26、選択モード表示をする点灯表示部27、ジョイスティック操作を行う左右のアナログ操作部28、29などを備えている。
【0020】
また、コントローラ本体の前面には、例えば左右の人差し指によりそれぞれ押下操作される左右の押下ボタン30、32が設けられている。
【0021】
[ハードディスクドライブ装置着脱機構]
ハードディスクドライブ装置着脱機構は、エンタテインメント装置1の拡張ベイにワンタッチで着脱自在となるように装着可能に構成されたもので、図2に示すように、ハードディスクドライブ装置17に固定される固定プレート32と、この固定プレート32に対してスライド自在な可動プレート33とを備えたプレートユニットから構成される。
【0022】
[固定プレート]
固定プレート32は、図2〜図4に示すように、ハードディスクドライブ装置17の挿入方向と略直交する両側面にネジによって固定され、後述する可動プレート33のスライド動作を案内するガイドとして機能する。かかる固定プレート32は、図3及び図7に示すように、ハードディスクドライブ装置17の側面全体をほぼ覆って設けられる金属板からなり、ハードディスクドライブ装置17の厚み方向である高さ方向の略中間位置で屈曲するように折り曲げ形成された下面プレート部34と上面プレート部35とからなる。
【0023】
下面プレート部34には、図4及び図7に示すように、ハードディスクドライブ装置17の下面を下から支える舌片部36が設けられている。かかる舌片部36は、下面プレート部34の下端先端よりこの下面プレート部34に対して略直角に設けられており、ハードディスクドライブ装置17の挿入端位置と略中央部寄りの位置とインタフェース接続用コネクタ37(図3参照)が設けられる挿入後端寄りの位置にそれぞれ設けられている。
【0024】
また、下面プレート部34には、固定プレート32をハードディスクドライブ装置17の側面に設けられたネジ孔にネジを締め付けて固定するためのプレート固定用孔38が形成されている。プレート固定用孔38は、ハードディスクドライブ装置17に設けられたネジ孔の位置に応じて形成されており、ネジ孔との位置合わせが可能なように長孔として形成されている。
【0025】
また、この下面プレート部34には、後述する可動プレート33に設けられた弾性変位部55のスライドをガイドするスライドガイド部39が設けられている。図2中向かって右側の固定プレート32に設けられたスライドガイド部39は、平坦な面とされているが、左側の固定プレート32に設けられたスライドガイド部39は、ハードディスクドライブ装置17と対向する側とは反対側に膨出している。
【0026】
前記スライドガイド部39は、弾性変位部55のスライドをガイドする役目の他に、当該弾性変位部55の先端付近に設けられた突起部57がこのスライドガイド部39に接触することによって、前記弾性変位部55をハードディスクドライブ装置17から離れる方向である外側へ変位させる役目をする。特に、左側の固定プレート32では、膨出するスライドガイド部39に前記突起部57が乗り上がるため、左側の弾性変位部55は右側の弾性変位部55に対してより一層外側へ変位することになる。
【0027】
また、スライドガイド部39には、弾性変位部55を外側へ変位させる必要がないとき(つまり、ハードディスクドライブ装置17を拡張ベイから引き出すとき)には、前記突起部57と前記スライドガイド部39とを非接触とするための逃げ孔40が形成されている。この逃げ孔40に弾性変位部55の突起部57が入り込むことで、弾性変位部55はハードディスクドライブ装置17と接する方向である内側に変位する。なお、スライドガイド部39は、弾性変位部55が設けられるハードディスクドライブ装置17の挿入端寄りの位置と略中央寄りの位置と挿入後端寄りの位置にそれぞれ設けられている。
【0028】
上面プレート部35は、図8及び図9に示すように、下面プレート部34に対してハードディスクドライブ装置17と離れる方向に若干オフセットして設けられている。そして、この上面プレート部35には、後述する可動プレート33に設けられたプレート固定部材であるプレート固定アーム60をハードディスクドライブ装置17と対向する面とは反対側の外側面に臨ませるための挿入孔部41が形成されている。
【0029】
また、上面プレート部35の先端部には、図2及図9に示すように、ハードディスクドライブ装置17側へ向かって略直角に形成される長さの短いつば部42が長手方向に亘って形成されている。このつば部42には、後述する可動プレート33に設けられたスライドガイド片64を案内する案内溝43が形成されている。案内溝43は、前記つば部42の一部を切り欠くことで形成されており、前記スライドガイド片64がスライドする位置にそれぞれ設けられている。
【0030】
また、上面プレート部35には、図7〜図9に示すように、前記挿入孔部41を介してこの上面プレート部35の外側面に臨むプレート固定アーム60の先端付近に形成されたプレート位置決め用突起61を挿入係合させる位置決め孔44が形成されている。この位置決め孔44が形成される開口周縁部には、図9に示すように、プレート固定アーム60の先端側形状に応じてハードディスクドライブ装置17側にへこんだ凹部45が形成されている。
【0031】
また、上面プレート部35には、エンタテインメント装置1の拡張ベイである装着部46にハードディスクドライブ装置17を装着固定したときに、前記固定プレート32を装着部46の開口周縁部に固定するためのフランジ部47が設けられている。そして、このフランジ部47には、装着部46の開口周縁部に形成されたネジ孔と対向する位置にネジ取付用孔48が形成されている。
【0032】
また、上面プレート部35には、図2及び図4に示すように、可動プレート33のスライド位置を規制するためのスライド位置規制用孔49が形成されている。このスライド位置規制用孔49は、ハードディスクドライブ装置17の挿入端寄りの位置に略矩形孔として形成されている。そして、このスライド位置規制用孔49の開口端には、可動プレート33を挿入方向に押し込んだときに、該可動プレート33に設けられたスライド位置決め用片62が当接して、当該可動プレート33のスライド終端位置が規制される。前記スライド位置決め用片62は、前記ハードディスクドライブ装置17を装着部46から引き出すに際して、前記可動プレート33を挿入方向に押し込んだときにのみ前記スライド位置規制用孔49の開口端に当接する。
【0033】
そして、前記下面プレート部34と上面プレート部35の連結部である屈曲部には、図4及び図7に示すように、可動プレート33の弾性変位部55を挿入させてスライドガイド部39へと臨ませるための挿入孔部50が形成されている。また、この屈曲部分には、図2、図8及び図9(b)に示すように、後述する可動プレート33をハードディスクドライブ装置17の挿入方向と略直交する垂直方向(上下方向)に上昇移動させる可動プレート昇降片51が設けられている。この可動プレート昇降片51の一端には、可動プレート33をスムーズに昇降させるためのテーパ部51aが設けられている。
【0034】
[可動プレート]
可動プレート33は、図2〜図4に示すように、前記した固定プレート32とハードディスクドライブ装置17との間に設けられ、前記装着部46への挿入方向及びこれと反対の引出し方向にスライド自在とされる。かかる可動プレート33は、前記した上面プレート部35の高さ方向における幅よりも若干狭い幅とされた長尺形状をなす本体プレート部56と、その本体プレート部56の長手方向両端部にそれぞれハードディスクドライブ装置17側にほぼ直角に折れ曲がったスライド端位置決め片52と、スライド操作片53とからなる。
【0035】
スライド端位置決め片52は、図3に示すように、可動プレート33をインタフェース接続用コネクタ37が設けられる引出し方向に引いたときに、ハードディスクドライブ装置17の挿入先端面17aに接触して当該可動プレート33の引出し方向におけるスライド始端位置を規制する。
【0036】
一方、ハードディスクドライブ装置17の引出し方向に設けられるスライド操作片53は、可動プレート33をスライドさせるときに手で握って操作するための操作片として機能する。このスライド操作片53には、引出し方向に突出する小さな半球状をなす突出部54が設けられている。
【0037】
また、本体プレート部56の下端縁には、図4に示すように、前記した固定プレート32に形成された挿入孔部50を介して該固定プレート32の外側面に臨む弾性変位部55が設けられている。かかる弾性変位部55は、図10に示すように、本体プレート部56に対してハードディスクドライブ装置17と離れる方向にシフトする形で下方に延在して設けられている。この弾性変位部55は、先端が斜めに折れ曲がった略くの字形状をなす舌片として形成されている。そして、この弾性変位部55の先端側である折れ曲がれ部には、図11に示すように、ハードディスクドライブ装置17と対向する側に突出する突起部57が形成されている。この突起部57が前記したスライドガイド部39に接触又は膨出するスライドガイド部39に乗り上がることで、前記弾性変位部55が外側へ向かって変位する。
【0038】
また、本体プレート部56の下端縁には、図2及び図10に示すように、プレート昇降用突部58が設けられている。かかるプレート昇降用突部58は、固定プレート32に設けられた可動プレート昇降片51に乗り上がって可動プレート33を上昇させる機能をする。また、このプレート昇降用突部58の隣りには、可動プレート33が引出し方向にスライドされたときに、固定プレート32に設けられた可動プレート昇降片51と接触しないように逃げ溝59が設けられている。
【0039】
また、本体プレート部56には、図2及び図10に示すように、プレート固定部材であるプレート固定アーム60が設けられている。プレート固定アーム60は、図11(b)に示すように、本体プレート部56の一部を切り曲げることによって、その先端側を自由端とする片持ち梁となるアームとして形成されている。そして、このプレート固定アーム60は、本体プレート部56に対して略平行に且つ外方へ突出して設けられている。また、このプレート固定アーム60の先端側には、前記固定プレート32に形成された位置決め孔44に係合するプレート位置決め用突起61が設けられている。このプレート位置決め用突起61は、ハードディスクドライブ装置17と対向する内側方向に突出する半球状をなす突起として形成されている。
【0040】
また、本体プレート部56には、図2及び図10に示すように、前記した固定プレート32のスライド位置規制用孔49に臨むスライド位置決め用片62が設けられている。スライド位置決め用片62は、本体プレート部56の一部を垂直に切り起こして形成されており、前記スライド位置規制用孔49に臨んでこの開口周縁に係合して前記可動プレート33の押し込み方向におけるスライド終端位置を規制する。
【0041】
また、本体プレート部56には、図2及び図10に示すように、固定プレート32の内面に接触してこの固定プレート32に対するスライドガイドとして機能するスライドガイド突条部63が設けられている。このスライドガイド突条部63は、固定プレート32と対向する側に突出し、長手方向両端を円弧状とした長尺状の突条として形成されている。そして、このスライドガイド突条部63の平坦面は、前記固定プレート32の内面と面接触して摺接しながら前記固定プレート32に対する前記可動プレート33のスライド移動をガイドする。このスライドガイド突条部63を前記可動プレート33に設けることで、プレス加工による製造時に当該可動プレート33を打ち抜き易くすることができると共に、該可動プレート33自体の剛性を上げることができる。
【0042】
また、本体プレート部56の上端縁には、図2及び図10に示すように、固定プレート32に設けられた案内溝43に臨むスライドガイド片64が設けられている。かかるスライドガイド片64は、可動プレート33がスライド操作されたときに、前記案内溝43にガイドされて移動する。また、このスライドガイド片64は、図14に示すように、前記可動プレート33を引出し方向にスライドさせたときに、ハードディスクドライブ装置17の高さ方向である上方に突出して前記装着部46の内上壁46bに圧接する。
【0043】
このように構成された可動プレート33は、前記固定プレート32に対して前記装着部46への挿入方向及びこれと反対の引出し方向にスライド自在であると共に、このスライド方向とは略直交する上下方向に移動自在とされている。すなわち、可動プレート33に設けられたプレート昇降用突部58が固定プレート32に設けられた可動プレート昇降片51と接触しない非接触の状態(図12参照)から可動プレート33を引き出し方向(図13中B方向)にスライドさせると、図13に示すように、前記プレート昇降用突部58が前記可動プレート昇降片51のテーパ部51aに接触する。
【0044】
そして、このプレート昇降用突部58は、図14中矢印Cで示すように、前記テーパ部51aの斜面に沿って上昇して行き、最終的にテーパ部51aを登りきる。プレート昇降用突部58が可動プレート昇降片51上に到達する過程で、前記可動プレート33に設けられた弾性変位部55の突起部57が固定プレート32に設けられたスライドガイド部39に接触又は膨出したスライドガイド部39に乗り上がる。これにより、弾性変位部55は、ハードディスクドライブ装置17から離れる方向である外側へと変位する。また、スライドガイド片64は、前記プレート昇降用突部58がプレート昇降片51上に載ることで、固定プレート32の上端縁より上方に突出する。
【0045】
[ハードディスクドライブ装置着脱機構の動作説明]
次に、上述のように構成されたハードディスクドライブ装置の着脱機構の動作を説明する。先ず、ハードディスクドライブ装置17の装着動作について説明し、次に、ハードディスクドライブ装置17の引出し動作について説明する。
【0046】
[ハードディスクドライブ装置の装着動作]
エンタテインメント装置1にハードディスクドライブ装置17を装着するには、先ず、図3及び図4に示すように、弾性変位部55がハードディスクドライブ装置17の前記装着部46への挿入方向と略直交する左右方向に外側に向かって変位した状態且つスライドガイド片64が上方に突出した状態、つまり可動プレート33のスライド端位置決め片52がハードディスクドライブ装置17の挿入先端面17aに当接した状態(図3に示す状態)から、前記ハードディスクドライブ装置17をエンタテインメント装置1に形成されたハードディスクドライブ装置挿脱口である開口部65に挿入する。ハードディスクドライブ装置17の挿入方向は、インタフェース接続用コネクタ37が設けられた側とは反対側を挿入側とする。
【0047】
ハードディスクドライブ装置17を前記開口部65から前記装着部46の奥行き方向へと挿入して行くと、外側に向けて変位した弾性変位部55は、前記装着部46の内側壁46aを押圧しながら摺接されて行く。このとき、挿入方向の左側に設けられた弾性変位部55は、膨出するスライドガイド部39に乗り上がっているため、前記挿入方向の右側に設けられた弾性変位部55よりもその変位量が大となっている。このため、ハードディスクドライブ装置17は、前記装着部46の右内側壁46aに押し付けられる形で挿入される。一方、上方に突出したスライドガイド片64は、図3に示すように、前記装着部46の内上壁46bに圧接されながら摺接されて行く。
【0048】
このように、ハードディスクドライブ装置17の前記装着部46への挿入時に、前記ハードディスクドライブ装置17を前記装着部46の右内側壁46aに押し付けるようにして挿入して行くため、ドライブ自体の大きさに個体差があっても、スムーズにハードディスクドライブ装置17を前記装着部46に装着することができる。
【0049】
最終的に図3及び図4に示すように、この弾性変位部55の前記内側壁46aへの押圧力及びスライドガイド片64の前記内上壁46bへの押圧力で、前記ハードディスクドライブ装置17が前記装着部46に固定される。ハードディスクドライブ装置17が装着部46に固定された状態では、プレート固定アーム60に設けられたプレート位置決め用突起61が固定プレート32に設けられた位置決め孔44に挿入係合してロックされ、前記可動プレート33と前記固定プレート32とが固定されることにより、前記弾性変位部55の外側への変位状態が保持される。
【0050】
なお、最終的にハードディスクドライブ装置17を装着部46に固定するには、固定プレート32に設けられたフランジ部47を、前記装着部46の開口周縁部にネジ止めする。
【0051】
このように、前記弾性変位部55が前記装着部46の内側壁46aを押圧し且つ前記スライドガイド片64が内上壁46bを押圧することによって、前記ハードディスクドライブ装置17を前記装着部46に固定しているため、仮にエンタテインメント装置1に振動が加わっても、当該ハードディスクドライブ装置17の機能に支障を来すことはない。
【0052】
[ハードディスクドライブ装置の引出し操作]
図3の装着固定状態からハードディスクドライブ装置17を引き出すには、可動プレート33を、図5に示すように装着部46の奥行き方向に押し込む。すると、可動プレート33に設けられたプレート位置決め用突起61が前記した固定プレート32の位置決め孔44から抜け出し、前記可動プレート33の前記固定プレート32に対するロックが解除され、当該可動プレート33のスライド移動が可能となる。
【0053】
可動プレート33が装着部46の奥行き方向に押し込まれると、今度は図14に示すように可動プレート昇降片51上に位置していた前記プレート昇降用突部58が、この可動プレート昇降片51に設けられたテーパ部51aに沿って下降して行き、図13の状態を経て最終的に図12に示すように固定プレート32の屈曲部上に載る。この過程で、弾性変位部55の先端側に設けられた突起部57は、図6に示すように、前記スライドガイド部39から離れ、前記固定プレート32に形成された逃げ孔40に入り込む。
【0054】
その結果、弾性変位部55は、装着部46の内側壁46aを押圧していた状態からハードディスクドライブ装置17と対向する内側へと変位し、図5に示すように、前記弾性変位部55が前記内側壁46aに対して非接触状態となる。一方、可動プレート33の押し込み動作によりスライドガイド片64は、図6の突出状態から一段下がった状態となり、前記装着部46の内上壁46bと非接触状態となる。
【0055】
そして、さらに可動プレート33を奥行き方向に押し込むと、固定プレート32に設けられたスライド位置規制用孔49の開口周縁部に、図6に示すように、前記可動プレート33に設けられたスライド位置決め用片62が当接する。このスライド位置規制用孔49の開口周縁部に前記スライド位置決め用片62が当接することで、前記可動プレート33がそれ以上奥行き方向にスライドすることが不可能となる。
【0056】
このように、可動プレート33を装着部46の奥行き方向に押し込むと、弾性変位部55が装着部46の内側壁46aと非接触となり、且つスライドガイド片64も内上壁46bと非接触となるため、ハードディスクドライブ装置17を手前に引き出すことで簡単に、当該ハードディスクドライブ装置17を装着部46から引き出すことができる。
【0057】
[他の実施形態]
例えば、上述の実施形態では、エンタテインメント装置1の拡張ベイにハードディスクドライブ装置17を内蔵する例としたが、このエンタテインメント装置1の背面に設けられるPCカードインタフェースを経由して接続可能な、エンタテインメント装置1とは別体の外付けケース(被装着体)にハードディスクドライブ装置17を着脱自在とするようにしても同様の作用効果がある。
【0058】
また、上述の実施形態では、ハードディスクドライブ装置17の両側面に固定プレート32と可動プレート33を取り付けたが、片方の側面のみに固定プレート32と可動プレート33を設けるようにしても構わない。
【0059】
また、上述の実施形態では、装着体としてハードディスクドライブ装置17を例にとって説明したが、ハードディスクドライブ装置17に制限されることはない。
【0060】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0061】
本発明によれば、ワンタッチで装着体の着脱が可能で、且つ装着体を装着したときにがたつきなく固定することができる低コストな装着体着脱機構及びプレートユニットを提供することができる。
【0062】
また、本発明によれば、装着体の大きさに個体差があっても、弾性変位部を有した可動プレートと固定プレートとからなるプレートユニットによって前記個体差を吸収できるため、装着体を被装着体に対して速やかに着脱させることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンタテインメントシステムの概略構成を示す図である。
【図2】装着体着脱機構の分解斜視図である。
【図3】可動プレートを手前に引いて弾性変位部を外側へ変位させた状態の装着体着脱機構を示すもので、(a)はその平面図、(b)は右側面図である。
【図4】可動プレートを手前に引いて弾性変位部を外側へ変位させた状態の装着体着脱機構の側面図である。
【図5】可動プレートを奥行き方向に押し込んで弾性変位部を内側へ変位させた状態の装着体着脱機構を示すもので、(a)はその平面図、(b)は右側面図である。
【図6】可動プレートを奥行き方向に押し込んで弾性変位部を内側へ変位させた状態の装着体着脱機構の側面図である。
【図7】固定プレートを示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図8】固定プレートをハードディスクと対向する側から見た状態を示す正面図である。
【図9】固定プレートを示すもので、(a)は図8のD−D線における拡大断面図、(b)は図8のE−E線における拡大断面図である。
【図10】可動プレートを示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図11】可動プレートを示すもので、(a)は図10のF−F線における拡大断面図、(b)は図10のG−G線における拡大断面図である。
【図12】可動プレートを装着部の奥行き方向にスライドさせた状態において、プレート昇降用突部が可動プレート昇降片に対して非接触である状態を示す要部拡大平面図である。
【図13】可動プレートをインタフェース接続用コネクタが設けられる手前方向にスライドさせた途中状態において、プレート昇降用突部が可動プレート昇降片に接触している状態を示す要部拡大平面図である。
【図14】可動プレートを完全に手前に引いた状態において、プレート昇降用突部が可動プレート昇降片に乗り上がった状態を示す要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1・・・エンタテインメント装置,17・・・ハードディスクドライブ装置,32・・・固定プレート,33・・・可動プレート,39・・・スライドガイド部,41・・・挿入孔部,44・・・位置決め孔,46・・・装着部,46a・・・内側壁,46b・・・内上壁,47・・・フランジ部,51・・・可動プレート昇降片,52・・・スライド端位置決め片,53・・・スライド操作片,55・・・弾性変位部,57・・・突起部,58・・・プレート昇降用突部,60・・・プレート固定アーム,61・・・プレート位置決め用突起,65・・・開口
Claims (23)
- 被装着体に形成された開口より挿入されてその内部の装着部に装着される一方、前記装着部から外に引き出される装着体と、
前記装着体に固定される固定プレートと、
弾性変位部を有し、前記固定プレートに対して前記装着部への挿入方向及びこれと反対の引出し方向にスライド自在な可動プレートとを備え、
前記装着体が前記装着部に装着される際には、前記可動プレートに設けられた前記弾性変位部が前記挿入方向と略直交する左右方向に外側へ向かって変位し、前記装着部の内側壁に前記弾性変位部が圧接した状態で摺接しながら奥行き方向に押し込まれて前記装着体が前記装着部に固定され、
前記装着体が前記装着部から引き出される際には、前記可動プレートを前記装着部の奥行き方向へ押し込むことで、前記弾性変位部が前記挿入方向と略直交する左右方向に内側へ向かって変位し、前記装着部の内側壁と前記弾性変位部とが非接触となって前記装着体が前記装着部から引出し可能となる
ことを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1に記載の装着体着脱機構であって、
前記装着体が前記装着部に装着された状態において、前記弾性変位部を外側へ向かって変位した状態に保持させる保持手段を有していることを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項2に記載の装着体着脱機構であって、
前記保持手段は、前記可動プレートに設けられた突起を有するプレート固定部材と、前記突起を挿入係合させる前記固定プレートに形成された位置決め孔とを有したことを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1〜3の何れかに記載の装着体着脱機構であって、
前記弾性変位部に突起部を設けると共に、前記固定プレートに前記突起部が入り込む孔とスライドガイド部とを設け、前記突起部がスライドガイド部に接触して前記弾性変位部が外側に変位し、前記突起部が前記孔に入り込んで前記弾性変位部が内側に変位することを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項4に記載の装着体着脱機構であって、
前記スライドガイド部を外側に膨出させ、その膨出させたスライドガイド部に前記弾性変位部に設けられた前記突起部が乗り上がりさらに前記弾性変位部が変位することを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項4又は請求項5に記載の装着体着脱機構であって、
前記弾性変位部は、前記固定プレートに形成された開口孔より該固定プレートの外側に臨み、前記開口孔周縁部に設けられた前記スライドガイド部に沿って摺動することを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1〜請求項6の何れかに記載の装着体着脱機構であって、
前記可動プレートは、上端縁に突出片を有し、前記固定プレートに対するスライド方向と略直交する上下方向に移動自在で、該可動プレートを前記引出し方向にスライドさせたときに、前記突出片が前記装着部の内上壁に圧接して前記装着体が前記装着部に固定されることを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載の装着体着脱機構であって、
前記固定プレートと前記可動プレートは、少なくとも前記装着体の挿入方向と略直交する一側面に設けられていることを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1〜請求項8の何れかに記載の装着体着脱機構であって、
前記可動プレートが磁気シールド部材であることを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1〜請求項9の何れかに記載の装着体着脱機構であって、
前記可動プレートには、該可動プレートをスライド操作させる操作片が設けられていることを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1〜請求項10の何れかに記載の装着体着脱機構であって、
前記固定プレートには、この固定プレートを前記装着部の開口周縁部に固定させるフランジ部が形成されていることを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1〜請求項11の何れかに記載の装着体着脱機構であって、
前記装着体は、ハードディスクドライブ装置であることを特徴とする装着体着脱機構。 - 請求項1〜請求項12の何れかに記載の装着体着脱機構であって、
前記被装着体がエンタテインメント装置であることを特徴とする装着体着脱機構。 - 固定プレートと、前記固定プレートに対してスライド自在であり、且つ弾性変位部を有した可動プレートとを備えたプレートユニットであって、
前記固定プレートに対して前記可動プレートが一端へ向かってスライドしたときに、前記弾性変位部は外側へ向かって変位し、前記可動プレートが他端へ向かってスライドしたときに、前記弾性変位部は内側に向かって変位する
ことを特徴とするプレートユニット。 - 請求項14に記載のプレートユニットであって、
前記弾性変位部を外側へ向かって変位した状態に保持させる保持手段を有していることを特徴とするプレートユニット。 - 請求項15に記載のプレートユニットであって、
前記保持手段は、前記可動プレートに設けられた突起を有するプレート固定部材と、前記突起を挿入係合させる前記固定プレートに形成された位置決め孔とを有したことを特徴とするプレートユニット。 - 請求項14〜請求項16の何れかに記載のプレートユニットであって、
前記弾性変位部に突起部を設けると共に、前記固定プレートに前記突起部が入り込む孔とスライドガイド部とを設け、前記突起部がスライドガイド部に接触して前記弾性変位部が外側に変位し、前記突起部が前記孔に入り込んで前記弾性変位部が内側に変位することを特徴とするプレートユニット。 - 請求項17に記載のプレートユニットであって、
前記スライドガイド部を外側に膨出させ、その膨出させたスライドガイド部に前記弾性変位部に設けられた前記突起部が乗り上がりさらに前記弾性変位部が変位することを特徴とするプレートユニット。 - 請求項17又は請求項18に記載のプレートユニットであって、
前記弾性変位部は、前記固定プレートに形成された開口孔より該固定プレートの外側に臨み、前記開口孔周縁部に設けられた前記スライドガイド部に沿って摺動することを特徴とするプレートユニット。 - 請求項14〜請求項19の何れかに記載のプレートユニットであって、
前記可動プレートは、上端縁に突出片を有し、前記固定プレートに対するスライド方向と略直交する上下方向に移動自在で、該可動プレートを前記一端にスライドさせたときに、前記突出片が前記上方向に移動することを特徴とするプレートユニット。 - 請求項14〜請求項20の何れかに記載のプレートユニットであって、
前記可動プレートが磁気シールド部材であることを特徴とするプレートユニット。 - 請求項14〜請求項21の何れかに記載のプレートユニットであって、
前記可動プレートには、該可動プレートをスライド操作させる操作片が設けられていることを特徴とするプレートユニット。 - 請求項14〜請求項22の何れかに記載のプレートユニットであって、
前記固定プレートには、フランジ部が形成されていることを特徴とするプレートユニット。
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