JP3549385B2 - モールサーバ及びモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワーク上で仮想的なショッピングモールを提供するモールサーバ及びモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に商品をカテゴリ別に分類して商品検索を行うモールサーバ及びそのような機能をコンピュータで実現するためのモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報通信手段の発達により、インターネットのような広域情報通信網を用いて様々なサービスが提供されている。そのサービスの1つに、ネットワーク上に設けられた仮想的なショッピングモールがある。このショッピングモールにアクセスすれば、自宅に居ながらにして様々な商品を購入できる。
【0003】
ショッピングモールのサービスは、モールサーバと呼ばれるサーバコンピュータにより提供されている。インターネットを介してモールサーバにアクセスすると、そのショッピングモールで販売している商品リストを見ることができる。このとき顧客が目的の商品を見つけやすいように、モールサーバには商品検索機能が設けられている。その商品検索機能における検索キーとして、カテゴリが用いられることがある。
【0004】
図10は、従来のモールサーバの商品検索画面を示す図である。商品検索画面60を開くと、商品のカテゴリのリストが表示される。この例では、検索キーとして「ファッション」、「グルメ」、「ホビー」、「クリスマス」及び「お中元」のカテゴリが表示されている。利用者は、これらのカテゴリの中から自分の欲しい商品が属するカテゴリを選択する。すると、選択されたカテゴリに属する商品が、顧客の端末装置の画面に表示される。そして、顧客は、画面に表示された商品の中から欲しい商品を指定して、その商品を注文することができる。
【0005】
このように、カテゴリを検索キーとした検索機能を用いれば、目的の商品を容易に見つけ出し、注文をすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のカテゴリ別検索機能では、時節に関係なく検索キーが表示されることから、時節によっては不要なカテゴリまでも多数表示されてしまうという問題点があった。このような不要なカテゴリは、顧客が目的のカテゴリを選択する際の邪魔になる。例えば、「クリスマス」のカテゴリが利用される時期は、クリスマスシーズン中に限られる。このように、ある特定の時節に限って利用されるカテゴリが検索画面に常に表示されていると、利用者が探しているカテゴリが埋もれてしまい、目的のカテゴリを見つけ出すのに時間がかかってしまう。
【0007】
また、販売期間が限定されている商品が販売期間以外においても検出されると、販売していない商品がリストアップされることとなり顧客が混乱してしまう。そこで、販売期間以外はその商品が検出されないようにする必要がある。ところが、そのためには出店企業の担当者が時節に応じて逐一商品の登録及び抹消を行わなければならなかったため、出店企業の担当者の負担が過大であった。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、各カテゴリを検索キーとして、商品検索画面へ表示する期間を限定することができるモールサーバを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明の多の目的は、各カテゴリを検索キーとして、商品検索画面へ表示する期間を限定する処理をコンピュータに行わせることができるモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、商品をカテゴリ別に分類して商品検索を行うモールサーバにおいて、商品を分類するための複数のカテゴリが、それぞれのカテゴリの適用期間に関する情報とともに登録されているカテゴリマスタテーブルと、カテゴリ別に分類された商品が登録された商品マスタテーブルと、端末装置から検索画面取得要求を受け取ると、現在の日付を前記適用期間に含んでいるカテゴリのリストをカテゴリ選択メニューとして含む商品検索画面データを作成する商品検索画面作成手段と、前記商品検索画面データを閲覧した前記端末装置から、前記カテゴリ選択メニュー内の任意のカテゴリを指定した検索指令を受け取ると、指定されたカテゴリに属する商品を前記商品マスタテーブルの中から検索する商品検索手段と、を有することを特徴とするモールサーバが提供される。
【0011】
このモールサーバによれば、端末装置から検索画面取得要求が送られてくると、商品検索画面作成処理部により、現在の日付を前記適用期間に含んでいるカテゴリのリストをカテゴリ選択メニューとして含む商品検索画面データが作成される。そして、商品検索画面データを閲覧した前記端末装置から検索指令が送られてくると、商品検索手段により、指定されたカテゴリに属する商品が商品マスタテーブルの中から検索される。
【0012】
このようにして、端末装置を操作する顧客は、適用期間内に含まれるカテゴリのみをカテゴリ選択メニューとして閲覧することができるため、目的のカテゴリを容易に見つけ出して、検索指令を出すことができる。
【0013】
また、上記課題を解決するために、商品をカテゴリ別に分類して商品検索を行うモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、商品を分類するための複数のカテゴリが、それぞれのカテゴリの適用期間に関する情報とともに登録されているカテゴリマスタテーブル、カテゴリ別に分類された商品が登録された商品マスタテーブル、端末装置から検索画面取得要求を受け取ると、現在の日付を前記適用期間に含んでいるカテゴリのリストをカテゴリ選択メニューとして含む商品検索画面データを作成する商品検索画面作成手段、前記商品検索画面データを閲覧した前記端末装置から、前記カテゴリ選択メニュー内の任意のカテゴリを指定した検索指令を受け取ると、指定されたカテゴリに属する商品を前記商品マスタテーブルの中から検索する商品検索手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とするモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0014】
この記録媒体に記録されたモールサーバプログラムをコンピュータに実行させれば、上記本発明に係るモールサーバの機能がコンピュータ上で実現される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の原理構成図である。モールサーバ10は、端末装置20からアクセスする顧客に対し、ショッピングモールに加盟している商店が販売している商品のカテゴリ別検索機能を提供している。
【0016】
モールサーバ10内には2種類のテーブルが設けられている。カテゴリマスタテーブル11には、商品を分類するための検索キーとなる複数のカテゴリが、それぞれのカテゴリの適用期間に関する情報とともに登録されている。適用期間は、開始月日と終了月日とで示されている。商品マスタテーブル12には、個々の商品とその商品の属するカテゴリとが対応づけて登録されている。
【0017】
商品検索画面作成手段13は、端末装置20から検索画面取得要求が出された際に、カテゴリマスタテーブル11に基づいて、現在の日付を適用期間に含んでいるカテゴリのリストをカテゴリ選択メニューとした商品検索画面データを作成する。その商品検索画面データは、端末装置20に送る。
【0018】
商品検索手段14は、端末装置20から検索指令が入力されると、商品マスタテーブル12を参照して、選択されたカテゴリに属する商品を検索する。そして、検出された商品の商品リスト表示画面データを作成し、端末装置20に送る。
【0019】
端末装置20は、モールサーバ10に対して商品検索画面データを作成させるための検索画面取得要求や、検索を実行させるための検索指令を出力することができる。また、モールサーバ10が提供するデータの閲覧機能を有している。すなわち、商品検索画面データが送られてくると商品検索画面21を表示し、商品リスト表示画面データが送られてくると商品リスト表示画面22を表示する。
【0020】
このようなシステムによれば、顧客が商品を探す場合には、まず端末装置20から検索画面取得要求を出力する。すると、商品検索画面作成手段13により商品検索画面データが作成され、端末装置20に送られる。端末装置20で商品検索画面21を表示するとカテゴリ選択メニュー21aが表示されるが、このカテゴリ選択メニュー21aには、時節の合致しないカテゴリは表示されない。図の例では、日付が「12/11」であるため「お中元(開始月日:06/01,終了月日:08/31)」と「バレンタイン(開始月日:02/01,終了月日:02/14)」のカテゴリは、時節が合わず表示されない。したがって、顧客は時節が適合したカテゴリの中から目的の商品が属しているカテゴリを見つけ出し、そのカテゴリを選択した後「検索」ボタン21bを押す。すると、検索指令が出される。検索指令がモールサーバ10に渡されると、商品検索手段14により、選択したカテゴリに属する商品の検索が行われ商品リスト表示画面データが作成される。その商品リスト表示画面データは端末装置20に送られ、端末装置20には商品リスト表示画面22が表示される。
【0021】
このようにして、時節の合ったカテゴリのみがカテゴリ選択メニュー21aに検索キーとして表示されるため、必要なカテゴリが不要なカテゴリに埋もれることもなく、目的のカテゴリを容易に選択することができる。その結果、カテゴリ選択時の顧客の負担が軽減される。また、販売期間以外の商品が商品リストとして表示されることもない。
【0022】
以下に、本発明のモールサーバを用いてインターネット上でショッピングモールサービスを提供する場合を例にとり、本発明の実施の形態を説明する。
図2は、ショッピングモールシステムの概念図である。モールサーバ30は、インターネット41を介して顧客42の顧客端末装置50や出展企業43のコンピュータと接続されている。
【0023】
顧客42は、顧客端末装置50を操作してモールサーバ30にアクセスする。そして、商品の検索や商品の注文などを行う。商品の注文情報はモールサーバ30内で保持される。出店企業43の担当者は、モールサーバ30にアクセスし、商品情報を登録したり注文情報の取り寄せを行う。出店企業43の担当者は、注文情報により受注状況を把握し、注文した客からの代金の支払いを確認したら商品を発送する。
【0024】
図3は、モールサーバ30と顧客端末装置50との内部構成を示す図である。なお、モールサーバ30から顧客端末装置50に渡される商品検索画面データ等の画面データは、全てHTML(Hyper Text Markup Language)形式の文書データである。
【0025】
モールサーバ30は、各種情報登録用のテーブルとして、出店企業の識別情報が登録された商店マスタテーブル31、各カテゴリの表示期間が登録されたカテゴリマスタテーブル32、及び各商品の属するカテゴリが登録された商品マスタテーブル33を有している。これらのテーブルの内容の詳細は後述する。
【0026】
商品検索画面作成処理部34は、検索画面取得要求があった際に商店マスタテーブル31とカテゴリマスタテーブル32とを参照して商品検索画面データを作成する。作成した商品検索画面データは、顧客端末装置50に送る。商品検索部35は、検索指令が出された際に、指定された条件に従って商品マスタテーブル33を検索する。このとき、商店が指定されていなければ商店別ヒット数表示画面データを作成して顧客端末装置50に送り、商店が指定されていれば商品リスト表示画面データを作成して顧客端末装置50に送る。注文管理部36は、商品指定情報を受け取ると、その商品の注文書入力画面データを顧客端末装置50に送る。注文管理部36は、顧客端末装置50から必要事項が入力されると、その内容を注文情報として注文情報記憶部37に格納する。
【0027】
一方、顧客端末装置50は、HTML文書を閲覧できるWWW(World Wide Web)ブラウザ50aを有しており、モールサーバ30から受け取った各画面データはWWWブラウザ50aに渡される。そして、WWWブラウザ50aにより表示装置の画面に表示される。また、モールサーバ30への要求等の出力もWWWブラウザ50aに対する入力により行われる。
【0028】
すなわち、顧客が商品を注文する際には、WWWブラウザ50aを用いてモールサーバ30にアクセスし、顧客端末装置50にショッピングモールメイン画面51を表示する。この画面から検索画面取得要求を出力することができる。また、WWWブラウザ50aは、モールサーバ30から受けとったデータに基づいて、商品検索画面52、商店別ヒット数表示画面53、商品リスト表示画面54及び注文書入力画面55を表示する。商品検索画面52は、商店やカテゴリを選択して検索指令を出力するための画面である。商店別ヒット数表示画面53は、各商店における検索条件に合致した商品の数を示すための画面である。商品リスト表示画面54は、購入したい商品の指定情報を入力するための画面である。注文書入力画面55は、商品を注文する際の必要事項を入力するための画面である。
【0029】
次に、各テーブルに登録されている情報について説明する。
図4は、商店マスタテーブルの例を示す図である。商店マスタテーブル31には、商店コードと商店名称とが対応づけて登録されている。この内容は、モールサーバ30の運用者が登録する。この例では、商店コード「IDM0001」が商店名「商店A」に対応し、商店コード「IDM0002」が商店名「商店B」に対応し、商店コード「IDM0003」が商店名「商店C」に対応している。
【0030】
図5は、カテゴリマスタテーブルの例を示す図である。カテゴリマスタテーブル32には、カテゴリコードに対応づけて、カテゴリ名称、表示開始月日及び表示終了月日が登録されている。この内容は、モールサーバ30の運用者が登録する。ここで、表示期間の制限をしないカテゴリは、表示開始月日が「00/00」とされ、表示終了月日が「99/99」とされている。この例では、カテゴリ名称が「クリスマス」、「お中元」、「お正月」及び「バレンタインデー」のカテゴリに関しては表示時期の制限があり、それぞれ「12/01〜12/25」、「06/01〜08/31」、「12/20〜01/05」、「02/01〜02/14」の期間が設定されている。その他の「フード/ドリンク」、「ファッション」、「電化製品/パソコン」、「ビジネス/事務用品」、「教育用品」、及び「書籍」のカテゴリに関しては、表示期間の制限はない。
【0031】
図6は、商品マスタテーブルの例を示す図である。商品マスタテーブル33には、商品コードに対応づけて、商品名称、単価、商品説明画面URL(Uniform Resource Locator)、商店コード、カテゴリコード1、及びカテゴリコード2が登録されている。この内容は、各商店のオペレータが登録する。この例では、各商品は、複数のカテゴリに属することができる。例えば、「商品1」のカテゴリコードには、「C0001」、「J0001」が登録されているため、この商品は「クリスマス」と「フード/ドリンク」との2つのカテゴリに属している。なお、商品説明URLは、該当する商品の説明が記載された文書情報の場所を示している。
【0032】
次に、図3のモールサーバ30の各テーブルに図4〜図6に示した情報が登録されているものとし、顧客が商品の検索を行う際のモールサーバ30の処理を具体的に説明する。
【0033】
図7は、商品検索画面作成処理の例を示す図である。ショッピングモールメイン画面51には、ショッピングモールで提供しているサービスのジャンル分けが表示されている。そのジャンルの中に「商品検索」がある。顧客が「商品検索」のボタン51aを押すと、顧客端末装置50からモールサーバ30へ検索画面取得要求が出力される。すると、商品検索画面作成処理部34が、商店マスタテーブル31から登録されている商店の名称を取得する。また、カテゴリマスタテーブル32から表示期間の条件の中に現在の日付を含むカテゴリの名称を取得する。商品検索画面作成処理部34は、これらの取得した情報から商品検索画面データを作成する。その商品検索画面データが顧客端末装置50に送られると、顧客端末装置50の表示装置の画面に商品検索画面52が表示される。商品検索画面52には、検索キーの入力領域52a〜52eがある。この例では、「商店」、「カテゴリ」、「商品名称」、「上限単位」及び「下限単位」の5つの検索キーが用意されている。「商店」と「カテゴリ」との検索キー入力領域52a,52bの右側には、メニューを表示させるためのボタン52aa,52baがある。
【0034】
「商店」の右のボタン52aaを押すと、図4に示した商店マスタテーブル31に登録されている商店名称のリストが表示される。「カテゴリ」の右のボタン52baを押すと、図5に示したカテゴリマスタテーブル32の中で、現在の日付(この例では「12月11日」であるものとする)を表示開始月日と表示終了月日との間に含んでいるカテゴリの名称が表示される。従って、カテゴリマスタテーブル32の中の「お中元」と「バレンタインデー」とは表示されていない。
【0035】
顧客が商品検索画面52において目的の商品が属しているカテゴリを検索キーとして入力し「検索開始」ボタン52fを押すことにより、顧客端末装置50からモールサーバ30へ検索指令が出力される。その検索指令は、商品検索部35に渡され、商品の検索が行われる。
【0036】
図8は、商品検索処理の例を示す図である。商品検索画面52において、各種検索キーの入力を行い「検索開始」のボタン52fを押すと、検索キーが商品検索部35に渡される。すると、商品検索部35は、商品マスタテーブル33を参照して商品検索を行う。
【0037】
ここで、商店が指定されていない場合(商店無指定時)には、商品マスタテーブル33から指定されたカテゴリコードを持つ商品を検索して、商店コード毎に検索ヒット件数を集計する。その検索結果から、商店別ヒット数表示画面データを作成する。そして、顧客端末装置50には商店別ヒット数表示画面53が表示される。
【0038】
一方、商品が指定されていた場合(商店指定時)には、商品マスタテーブル33から、指定されたカテゴリコードと商店コードとを持つ商品を検索する。その検索結果から、商品リスト表示画面データを作成する。そして、、顧客端末装置50には商品リスト表示画面54が表示される。
【0039】
商店別ヒット数表示画面53には、検索条件表示部53aと商店別ヒット数表示部53bとがある。この例では、検索条件表示部53aには「カテゴリ」の項目に「クリスマス」とだけ表示されている。一方、商店別ヒット数表示部53bには、商店が取り扱っている商品の中で、検索キーの条件に合致する商品の数が集計され、「ヒット件数」として表示されている。この例では、クリスマスのカテゴリコード「J0001」を有する商品の数が表示される。顧客は、商店別ヒット数表示部53bの中から商店を一つ選択する。ここでは「商店A」を選択したものとする。すると、その商店の商品リスト表示画面54が顧客端末装置50に表示される。
【0040】
商品リスト表示画面54には、検索条件表示部54aと商品リスト表示部54bとがある。この例では、検索条件表示部54aには「商店」の項目に「商店A」が表示され、「カテゴリ」の項目に「クリスマス」と表示されている。商品リスト表示部54bには、商品名称に対応づけて「商品コード」と「価格」とが表示されている。顧客が、商品リスト表示部54bのなかから欲しいと思う商品を選択すると、商品指定情報が注文管理部36に渡され、顧客端末装置50には注文書入力画面55が表示される。顧客は、この注文書入力画面55に所定の事項を入力することにより、目的の商品を発注することができる。その注文書入力画面55で入力された情報は、注文管理部36により注文情報記憶部37に格納される。
【0041】
次に、商品検索画面作成の処理手順を説明する。この処理は、検索画面取得要求を受け取った商品検索画面作成処理部34が行う。
図9は、商品検索画面作成処理部の処理手順を示すフローチャートである。この処理をステップ番号に沿って説明する。
〔S1〕検索画面用定型データを取得する。この検索画面用定型データは、カテゴリ選択メニューの内容を除いた状態の検索画面データであり、予めHTML形式で作成されている。なお、この検索画面用定型データには、商店名のリストは既に組み込まれているものとする。
〔S2〕モールサーバ30の内部に設けられている時計機能から、現在の日付を取得する。
〔S3〕カテゴリマスタテーブル32より、まだ選択されていないカテゴリを一つ選択する。
〔S4〕選択したカテゴリの開始月日と終了月日とを取得する。
〔S5〕開始月日が現在日付より前か否かを判断する。同日若しくは開始月日の方が前であればステップS6に進み、現在日付の方が前であればステップS8に進む。
〔S6〕現在日付が終了月日より前か否かを判断する。同日若しくは現在日付の方が前であればステップS7に進み、終了月日の方が前であればステップS8に進む。
〔S7〕選択されているカテゴリを、検索キーとしてカテゴリ選択メニューに登録する。例えば、HTMLの<SELECT></SELECT>のタグで挟まれた領域に、<OPTION>のタグを付けてカテゴリを追加する。、
〔S8〕全てのカテゴリを選択したか否かを判断する。全てのカテゴリの選択が終了していればステップS9に進み、未選択のカテゴリがあればステップS3にすすむ。
〔S9〕商品検索画面データを顧客端末装置50に送信する。
【0042】
このようにして、時節が合致したカテゴリのみがカテゴリ選択メニューに検索キーの候補として登録される。したがって、顧客には時節が合わないカテゴリはメニューに表示されないため、検索キーとしてカテゴリを選択する際に目的のカテゴリを容易に選択することができる。
【0043】
しかも、本発明のモールサーバによれば、表示すべき期間をカテゴリ別に設定できるため、期間限定商品の登録や抹消を出店企業毎に行う必要がなく、出店企業の負担が軽減される。しかも、モールサーバの管理者が行う作業は、カテゴリマスタテーブルへの開始月日と終了月日との登録だけであるため、特にモールサーバの運用者の負担が過大となることもない。
【0044】
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、モールサーバが有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されており、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory) やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、各カテゴリの適用期間をカテゴリマスタテーブルに登録しておき、検索画面取得要求があった際には、現在の日付を適用期間内に含んでいるカテゴリのみをカテゴリ選択メニューに含めて商品検索画面データを作成するようにしたため、商品検索画面データを閲覧する顧客は時節に合ったカテゴリの中から目的のカテゴリを選択でき、カテゴリの選択が容易となる。
【0046】
また、本発明のモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、各カテゴリの適用期間をカテゴリマスタテーブルに登録しておき、検索画面取得要求があった際には、現在の日付を適用期間内に含んでいるカテゴリのみをカテゴリ選択メニューに含めて商品検索画面データを作成するようなプログラムを記録しているため、この記録媒体に記録されたモールサーバプログラムをコンピュータに実行させれば、商品検索画面データを閲覧する顧客は時節に合ったカテゴリの中から目的のカテゴリを選択でき、カテゴリの選択が容易なモールサーバをコンピュータで構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】ショッピングモールシステムの概念図である。
【図3】モールサーバと顧客端末装置との内部構成を示す図である。
【図4】商店マスタテーブルの例を示す図である。
【図5】カテゴリマスタテーブルの例を示す図である。
【図6】商品マスタテーブルの例を示す図である。
【図7】商品検索画面作成処理の例を示す図である。
【図8】商品検索処理の例を示す図である。
【図9】商品検索画面作成処理部の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】従来のモールサーバの商品検索画面を示す図である。
【符号の説明】
10 モールサーバ
11 カテゴリマスタテーブル
12 商品マスタテーブル
13 商品検索画面作成手段
14 商品検索手段
20 端末装置
21 商品検索画面
22 商品リスト表示画面
Claims (5)
- 商品をカテゴリ別に分類して商品検索を行うモールサーバにおいて、
商品を分類するための複数のカテゴリが、それぞれのカテゴリの適用期間に関する情報とともに登録されているカテゴリマスタテーブルと、
カテゴリ別に分類された商品が登録された商品マスタテーブルと、
端末装置から検索画面取得要求を受け取ると、現在の日付を前記適用期間に含んでいるカテゴリのリストをカテゴリ選択メニューとして含む商品検索画面データを作成する商品検索画面作成手段と、
前記商品検索画面データを閲覧した前記端末装置から、前記カテゴリ選択メニュー内の任意のカテゴリを指定した検索指令を受け取ると、指定されたカテゴリに属する商品を前記商品マスタテーブルの中から検索する商品検索手段と、
を有することを特徴とするモールサーバ。 - 前記カテゴリマスタテーブルは、開始月日と終了月日とにより適用期間を特定していることを特徴とする請求項1記載のモールサーバ。
- 前記商品検索画面作成手段は、ハイパーテキスト形式の構造化文書として前記商品検索画面データを作成することを特徴とする請求項1記載のモールサーバ。
- 前記商品検索手段は、前記検索指令を受け取った際に、商店が指定されているか否かを判断し、商店が指定されていない場合には、検索条件に合致する商品の件数を商店別に集計した商店別ヒット数表示画面データを作成することを特徴とする請求項1記載のモールサーバ。
- 商品をカテゴリ別に分類して商品検索を行うモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
商品を分類するための複数のカテゴリが、それぞれのカテゴリの適用期間に関する情報とともに登録されているカテゴリマスタテーブル、
カテゴリ別に分類された商品が登録された商品マスタテーブル、
端末装置から検索画面取得要求を受け取ると、現在の日付を前記適用期間に含んでいるカテゴリのリストをカテゴリ選択メニューとして含む商品検索画面データを作成する商品検索画面作成手段、
前記商品検索画面データを閲覧した前記端末装置から、前記カテゴリ選択メニュー内の任意のカテゴリを指定した検索指令を受け取ると、指定されたカテゴリに属する商品を前記商品マスタテーブルの中から検索する商品検索手段、
としてコンピュータを機能させることを特徴とするモールサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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