JP3546870B2 - インク収容袋及びそれを装着する記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばノズルからインク滴を吐出して、記録用紙に印刷を行うインクジェット式のプリンタ及びこの様な印刷機構を含むファクシミリ、複写装置等の記録装置に用いられるインク収容袋、及びそのインク収容袋を装着するようにしたプリンタ等の記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のプリンタに使用されるインク収容袋としては、内部に収容したインクの消費にあわせて変形可能な可撓性を有するシートを袋状に形成したものが用いられ、そのインク収容袋の外表面に識別マークを付したものが知られている。前記識別マークにはインクの種類、色、製造年月日等の属性データが記憶され、インク収容袋がプリンタに装着された状態で、プリンタに設けられた読み取り部により、識別マークからインクの属性データが読み出されて、そのデータに基づいてプリンタの印刷動作が制御されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のインク収容袋においては、インク収容袋の外表面に付された識別マークからインクの属性データが一方的に読み出されて印字動作の制御に使用され、インク収容袋のインク使用量の管理は、プリンタの制御部で行われるようになっている。そして、インク収容袋をプリンタに装着した際には、制御部に記憶されたインク使用量を含むデータがクリアされて、識別マークから新たなデータが読み込まれ、インク使用量の管理も新たに開始されるようになっている。このため、インク収容袋の使用量データがプリンタ側にあって、インク収容袋をインクの使用途中でプリンタから取り外した後、そのインク収容袋を再びプリンタに装着して使用する場合、インク使用量の管理を継続して行うことができないという問題があった。また、前記識別マークには、バーコードが用いられるため、容量が小さく充分な管理データを取り扱うことができない。
【0004】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、インク使用量の管理をインク収容袋ごとに行うことができるとともに、充分な管理データを取り扱うことができるインク収容袋及びそれを装着する記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のインク収容袋の発明は、印刷用のインクを収容する可撓性のインク収容袋本体と、該インク収容袋本体のインクを外部に供給するインク供給口と、前記インク収容袋本体隅部の熱溶着部上に設けられた非接触型メモリICとを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、非接触型メモリICにインク残量を書き込むことによって、インク使用量の管理をインク収容袋ごとに行うことができる。そして、インク使用量等のインク収容袋管理データをインク収容袋に持たせることができる。よって、インク収容袋をインクの使用途中でプリンタから取り外した後、そのインク収容袋を再びプリンタにセットして使用する場合、インク使用量の管理を継続して行うことができる。
特に、可撓性のインク収容袋で、インクの消費に伴う外形変形が少ないインク収容袋本体の隅部、特にインク収容袋本体の他の部分と比較して剛性のある熱溶着部に非接触型メモリICを安定的に保持して、プリンタ側のデータ受け渡し部に近接対応させることができる。よって、非接触型メモリICをデータ受け渡し部に対してほぼ安定した位置で対向できるので、データの受け渡しを非接触状態にて正確に行うことができる。
【0008】
請求項2に記載のインク収容袋の発明は、前記非接触型メモリICが前記インク供給口近傍の前記インク収容袋本体隅部の熱溶着部上に設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
従って、請求項2に記載の発明によれば、装置本体に固定される供給口近傍に非接触型メモリICが配設されていることにより、より安定保持がされることになり、データの受け渡しを非接触状態にて正確に行うことができる。
【0010】
請求項3に記載のインク収容袋の発明は、前記熱溶着部はインク収容袋本体の外周縁に沿って形成されていると共に、その一端縁には前記インク供給口が熱溶着されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項4に記載のインク収容袋の発明は、印刷用のインクを収容する可撓性のインク収容袋本体と、該インク収容袋本体のインクを外部に供給するインク供給口とを有するインク収容袋であって、インク収容袋を収容するカートリッジケースに収容される場合に下側となる前記インク収容袋本体中央部に非接触型メモリICが形成されたことを特徴とするものである。
【0012】
従って、この請求項4に記載の発明によれば、非接触型メモリICを設けたインク収容袋本体の中央部が下側となるように、インク収容袋を記録装置にセットすることにより、インク収容袋内のインクの使用状況に関係なく、つまりインク収容袋の膨らみ状態に関わりなく非接触型メモリICを常にプリンタ側のデータ受け渡し部に近接対応させることができる。よって、非接触型メモリICとデータ受け渡し部との間で、データの受け渡しを非接触状態にて正確に行うことができる。
【0013】
請求項5に記載の記録装置の発明は、請求項1乃至4記載のいずれか一項に記載のインク収容袋を収容するカートリッジケースと、前記インク収容袋に形成された非接触型メモリICとの間で、非接触状態でデータの受け渡しを行うデータ受け渡し部を備えたことを特徴とする。
【0014】
従って、この請求項5に記載の発明によれば、インク収容袋を記録装置にセットして、非接触型メモリICをデータ受け渡し部に近接対応させた状態にて、非接触型メモリICとデータ受け渡し部との間でデータの受け渡しを行って、印刷動作の制御やインク使用量の管理等を有効に行うことができる。
【0015】
請求項6に記載の記録装置の発明は、前記カートリッジケースには、前記インク収容袋に設けられた非接触型メモリICと前記データ受け渡し部との通信を可能にする開口部が設けられていることを特徴とする。
【0016】
従って、この請求項6に記載の発明によれば、非接触型メモリICとデータ受け渡し部とのデータ受け渡しをカートリッジケースにより遮断することなく正確に行うことが可能になる。また、通信能力が低い装置(非接触型メモリICまたはデータ受け渡し部)であっても採用することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下に、この発明の一第1実施形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0029】
まず、この実施形態のインク収容袋及びそれを用いる記録装置について説明する。図1〜図3に示すように、インク収容袋11のインク収容袋本体12は、可撓性を有するシートを袋状に形成したソフトケースよりなり、例えばポリエチレンフィルムにアルミニウムを蒸着してなるガスバリア性を有したラミネートフィルム等のシート材を2枚重ね合わせ、重ね合わせたシート材の外周縁に沿って熱溶着シールを施し、その内部には印刷用のインクが収容されている。インク収容袋本体12の一端縁には合成樹脂等の硬質材料よりなるインク供給口13が熱溶着され、このインク供給口13からインク収容袋本体12内のインクが取り出されるようになっている。
【0030】
前記インク収容袋本体12の外周縁における熱溶着部としての熱溶着シール部12a上において、インク収容袋本体12の下側表面におけるインク供給口13側端縁の一端隅部の同熱溶着シール部12aには、外部から読出し及び書き込み可能な非接触型メモリIC14が固定されている。この非接触型メモリIC14には、インク収容袋11内のインクに関する属性データ、例えばインクの種類、色、製造年月日、製造工場等のデータが記憶されている。さらに、非接触型メモリIC14には、インク収容袋11内のインクの既使用量及び残量を書き込むための記憶領域が設けられている。
【0031】
次に、前記インク収容袋11を装着して使用するプリンタ(記録装置)について説明する。
【0032】
図1及び図2に示すように、プリンタ本体18には印字ヘッド19が図示しないプラテンに沿って移動可能に配設されている。プリンタ本体18の一側前面には複数のケースセット部20が区画形成され、それらのケースセット部20には各一対のガイド板20aが設けられている。そして、各ケースセット部20にはインク収容袋11がカートリッジケース21に収容した状態で、セットされるようになっている。
【0033】
前記カートリッジケース21はハードケース状に形成されている。カートリッジケース21の一端面には取出口22が形成され、カートリッジケース21内に収容されたインク収容袋11のインク供給口13が、この取出口22から外部に突出されるように取出口22に固定されている。カートリッジケース21の取出口22側の一側底面には、窓部23が形成されている。そして、カートリッジケース21内にインク収容袋11が収容されたとき、そのインク収容袋11の下側表面の一端隅部に設けられた非接触型メモリIC14が、この窓部23から下方へ露出されるようになっている。
【0034】
前記プリンタ本体18の各ケースセット部20には供給針24が対向配置されて、供給チューブ25を介して印字ヘッド19に接続されている。そして、インク収容袋11がカートリッジケース21内に収容された状態でケースセット部20にセットされたとき、供給針24がインク収容袋11のインク供給口13を貫通してインク収容袋本体12内に挿入される。この状態で、印字ヘッド19の印刷動作に伴い、インク収容袋11内のインクが供給針24及び供給チューブ25を介して印字ヘッド19に供給されて、記録用紙P上に印刷が行われるようになっている。
【0035】
前記各ケースセット部20の一方のガイド板20aの端部には、データ受け渡し部26が配設されている。そして、インク収容袋11がカートリッジケース21内に収容された状態でケースセット部20にセットされたとき、インク収容袋11のインク供給口近傍の一端隅部に配設された非接触型メモリIC14が窓部23を介してデータ受け渡し部26に対向配置される。この状態で、データ受け渡し部26により、非接触型メモリIC14に対して、インク収容袋11内のインクの属性データ及び既使用量や残量のデータに関する読み取り並びに書き込みが非接触状態にて行われるようになっている。
【0036】
次に、前記のような構造よりなるプリンタの回路構成について説明する。図4に示すように、プリンタ本体18にはプリンタ全体の動作を制御する中央処理装置(CPU)30が設けられ、そのCPU30にはプログラムを格納したリードオンリメモリ(ROM)31及びワーキングデータ等を格納するランダムアクセスメモリ(RAM)32が接続されている。CPU30には前記印字ヘッド19を含む印字機構33が接続され、この印字機構33に作動信号が出力されるようになっている。また、CPU30にはデータ受け渡し部26が接続され、このデータ受け渡し部26に対してインクの属性データ等の入出力が行われるようになっている。
【0037】
さらに、前記プリンタ本体18内のCPU30には、インターフェース34を介して外部のコンピュータ35が接続され、このコンピュータ35との間で印刷データや警告表示信号等の受け渡しが行われるようになっている。コンピュータ35にはディスプレイ装置等の表示部36が接続され、CPU30からコンピュータ35に警告表示信号が出力されたとき、この表示部36に警告メッセージが表示されるようになっている。コンピュータ35にはキーボード37が接続され、このキーボード37から種々のデータが入力されるようになっている。
【0038】
次に、前記のように構成されたプリンタの動作を説明する。
【0039】
さて、このプリンタにインク収容袋11を装着する場合には、インク収容袋11をカートリッジケース21内に収容した状態で、プリンタ本体18のケースセット部20にセットする。すると、供給針24がインク収容袋11のインク供給口13に貫通して、インク収容袋本体12内に挿入配置されるとともに、インク収容袋11の下側表面の非接触型メモリIC14が窓部23を介して、プリンタ本体18側のデータ受け渡し部26に対向配置される。
【0040】
この状態で、データ受け渡し部26により、非接触型メモリIC14からインク収容袋11内のインクの属性データ等が読み出されて、CPU30を介してRAM32に書き込まれる。そして、このインクの属性データ等に基づいて、印字ヘッド19を含む印字機構33が印字動作されるとともに、インク収容袋11内のインクが供給針24及び供給チューブ25を介して印字ヘッド19に供給されて、記録用紙Pに印刷が行われる。
【0041】
この印字動作時には、CPU30の制御に基づいてデータ受け渡し部26により、RAM32にインクの既使用量及び残量のデータが書き込まれる。そして、定期的あるいは所定の印字動作タイミングでそのデータが非接触型メモリIC14に転送される。そして、非接触型メモリIC14に書き込まれたインクの積算使用量が所定値に達したときには、CPU30からインク収容袋11の交換を促す警告表示信号が出力されて、表示部36に例えば「インク収容袋内のインクがなくなりました。新しいものと交換して下さい」等の警告メッセージが表示される。
【0042】
また、インク収容袋11内のインクの使用途中で印字動作が終了した場合でも、そのインク収容袋11上の非接触型メモリIC14には、それまでの印字動作で消費されたインクの既使用量及び残量のデータが書き込まれている。よって、この状態でインク収容袋11をプリンタから取り外して、他のプリンタに再びセットして使用した場合でも、これらのデータをプリンタに転送することにより、インク使用量の管理が継続して行われることになる。
【0043】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0044】
(1)このインク収容袋11においては、印刷用のインクを収容する可撓性のインク収容袋11の外表面に、非接触型メモリIC14が設けられている。このため、非接触型メモリIC14にインク残量を書き込むことによって、インク使用量の管理をインク収容袋11ごとに行うことができる。よって、インク収容袋11をインクの使用途中でプリンタから取り外した後、そのインク収容袋11を再びプリンタにセットして使用する場合、インク使用量の管理を継続して行うことができる。また、可撓性のインク収容袋の場合、収容されているインクの消費によって袋全体の厚みが薄くなる様に外形形状が変化していくが、非接触型のメモリICを設置しているので、非接触型メモリICとデータ受け渡し部の通信範囲を適宜設定することで正確なデータの読み出し及び書き込みが可能になる。また、上述の場合には非接触型メモリICを厳密に設けずとも、データの読み出し及び書き込みにほとんど不具合が生じないので、非接触型メモリICを容易に取り付けることができる。また、可撓性の収容袋なので、収容されているインクがすべて使用された際に、そのインク収容袋の嵩を小さくして廃棄することができる。
【0045】
(2)このインク収容袋11においては、前記非接触型メモリIC14がインク収容袋本体12の隅部に設けられている。このため、可撓性の袋の隅部においてはインク消費による外形形状変化が少ないため、非接触型メモリICとデータ受け渡し部との通信範囲が大きくない装置を用いることが可能になる。また、インク収容袋本体12の外周縁に熱溶着シール部12aが形成されていて、インク収容袋本体12の隅部がインク収容袋本体の他の部分よりも硬質状態になって、剛性が高くなっていることから、この隅部に設けられた非接触型メモリIC14を安定保持して常にプリンタ側のデータ受け渡し部26に近接対応させることができる。よって、非接触型メモリIC14がデータ受け渡し部26に対してほぼ安定した位置で対向できるので、データの受け渡しを非接触状態にてより正確に行うことができる。
【0046】
(3)このインク収容袋11を装着するようにしたプリンタにおいては、インクを収容するインク収容袋11をセットして、そのインク収容袋11内のインクにより印刷を行うように構成されている。そして、インク収容袋11の外表面に設けられた非接触型メモリIC14との間で、非接触状態にてデータの受け渡しを行うデータ受け渡し部26が設けられている。このため、インク収容袋11をプリンタにセットして、非接触型メモリIC14をデータ受け渡し部26に近接対応させた状態にて、非接触型メモリIC14とデータ受け渡し部26との間でデータの受け渡しを行って、印刷動作の制御やインク使用量の管理等を有効に行うことができる。
【0047】
(4)このプリンタにおいては、データ受け渡し部26が、下向き状態に配置された非接触型メモリIC14との間でデータの受け渡しを行うように構成されている。このため、インク収容袋11を非接触型メモリIC14が下向きになるように設置した状態で、非接触型メモリIC14とデータ受け渡し部26との間でデータの受け渡しが行われる。このため、非接触型メモリIC14にインク収容袋11の重量が作用して、非接触型メモリIC14が安定状態に保持され、その状態の非接触型メモリIC14とデータ受け渡し部との間でデータの受け渡しが行われる。このため、データの受け渡しを確実に行うことができる。
【0048】
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0049】
さて、この第2実施形態においては、図5に示すように、インク収容袋本体12の下側表面の中央部に非接触型メモリIC14が貼着により設けられている。
【0050】
一方、プリンタのデータ受け渡し部26は、カートリッジケース21の中央部に設けられている。そして、インク収容袋11がカートリッジケース21内に収容した状態で、プリンタのケースセット部20にセットされたとき、この非接触型メモリIC14がケースセット部20の両ガイド板20a間に配設されたデータ受け渡し部26に対向配置されるようになっている。
【0051】
従って、この第2実施形態によれば、前記第1実施形態における(1)、(3)、(4)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
【0052】
(5)このインク収容袋11においては、非接触型メモリIC14がインク収容袋本体12の外表面の中央部に設けられている。このため、非接触型メモリIC14が設けられたインク収容袋本体12の中央部が下側となるように、インク収容袋11をプリンタにセットすることにより、インク収容袋11内のインクの使用状況、つまりインク収容袋11の膨らみ具合の変化に関係なく、非接触型メモリIC14を常にプリンタ側のデータ受け渡し部26に所定の間隔で近接対応させることができる。よって、非接触型メモリIC14とデータ受け渡し部26との間で、データの受け渡しを非接触状態にて正確に行うことができ、また非接触型メモリ及びデータ受け渡し部の通信範囲が狭い装置であっても利用することが可能になる。
【0053】
なお、上述の実施例におけるインク収容袋の下側外表面の中央部とは、インク収容袋内のインク消費に伴うインク収容袋の外形形状の変化が少ない場所であれば良く図示した位置に限定されるものではない。
【0054】
(変更例)
なお、上述の実施形態は、次のように変更することも可能である。
【0055】
前記第1実施形態において、非接触型メモリIC14の配設箇所を、インク収容袋11の下側表面におけるインク供給口13側端縁の他端隅部、インク供給口13と反対側端縁の一端隅部、または他端隅部に変更してもよい。また、インク収容袋11の上側表面の隅部に設けてもよい。
【0056】
このように構成した場合でも、前記実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】
以上、詳述したように、インクの使用量の管理データをインク収容袋ごとに行うことができるとともに、その管理データをインク収容袋に持たせて、充分な管理データを取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のインク収容袋を装着したプリンタを示す斜視図。
【図2】インク収容袋及びその装着構成を拡大して示す分解斜視図。
【図3】図2のインク収容袋を上下反転させた状態の斜視図。
【図4】図1のプリンタの回路構成を示すブロック図。
【図5】第2実施形態のインク収容袋を上下反転させた状態の斜視図。
【符号の説明】
11…インク収容袋
12…インク収容袋本体
13…インク供給口
14…非接触型メモリIC
18…プリンタ本体
19…印字ヘッド
20…ケースセット部
21…カートリッジケース
26…データ受け渡し部
30…CPU
35…コンピュータ
36…表示部
Claims (6)
- 印刷用のインクを収容する可撓性のインク収容袋本体と、該インク収容袋本体のインクを外部に供給するインク供給口と、前記インク収容袋本体隅部の熱溶着部上に設けられた非接触型メモリICとを備えたインク収容袋。
- 前記非接触型メモリICが前記インク供給口近傍の前記インク収容袋本体隅部の熱溶着部上に設けられている請求項1記載のインク収容袋。
- 前記熱溶着部はインク収容袋本体の外周縁に沿って形成されていると共に、その一端縁には前記インク供給口が熱溶着されている請求項1記載のインク収容袋
- 印刷用のインクを収容する可撓性のインク収容袋本体と、該インク収容袋本体のインクを外部に供給するインク供給口とを有するインク収容袋であって、
インク収容袋を収容するカートリッジケースに収容される場合に下側となる前記インク収容袋本体中央部に非接触型メモリICが形成されたインク収容袋。 - 請求項1乃至4記載のいずれか一項に記載のインク収容袋を収容するカートリッジケースと、前記インク収容袋に形成された非接触型メモリICとの間で、非接触状態でデータの受け渡しを行うデータ受け渡し部を備えた記録装置。
- 前記カートリッジケースには、前記インク収容袋に設けられた非接触型メモリICと前記データ受け渡し部との通信を可能にする開口部が設けられている請求項5に記載の記録装置。
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