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JP3541891B2 - 防塵機構を備えたコネクタ - Google Patents

防塵機構を備えたコネクタ Download PDF

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JP3541891B2
JP3541891B2 JP2002072378A JP2002072378A JP3541891B2 JP 3541891 B2 JP3541891 B2 JP 3541891B2 JP 2002072378 A JP2002072378 A JP 2002072378A JP 2002072378 A JP2002072378 A JP 2002072378A JP 3541891 B2 JP3541891 B2 JP 3541891B2
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコネクタの防塵機構に関し、特にコンピュータ機器内での信号伝達やその周辺機器との信号伝達のために用いられるコネクタの防塵機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機やプリンタ等の機器は小型かつ高性能となってきており、持ち運びも可能となったが、内部の電力消費を補うために電源コードを付属しておき使用時に商用電源等の外部電源から供給することが行われている。電源コードが外された状態では、開口している電源受給穴からほこりが進入して受給側コネクタと供給側コネクタとの間の接触不良や、受給側コネクタの端子の短絡を発生させたりするという問題点があった。実開昭63−134480号公報には、電源受給穴を開閉可能な保護カバーで閉口させる電源受給穴開閉装置が開示されている。ここでは、電源受給穴の防塵が行われるが、供給側コネクタの防塵は配慮されておらず、信号伝達用のコネクタには触れられていない。
【0003】
特開平9−81699号公報には電気的接続部への塵埃の進入を防止するための弾力性を有するカバーを備えたメモリカードが開示されている。このカバーは不使用時にはメモリカバーの電気的接続部を覆い、使用時には外部からの操作力を受けて電気的接続部を露出させる位置に移動が可能となっている。しかし、相手側のコネクタの防塵については記載されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、着脱の機会の多いコネクタに対しては防塵対策が考えられているが、一方、コンピュータ内での信号伝達やその周辺機器との信号伝達のために用いられるコネクタは、一般的に挿抜されることは少なかったので、特に防塵対策は行われていなかった。これらのコネクタは、通常一度嵌合させた場合それ以降はそのままで使用されることが多いが、近年コンピュータ機器や周辺機器の技術進歩が早く、内部の機器を新しい機器と交換する機会、即ちコネクタの挿抜を行う機会が増えてきている、しかし従来のコネクタは、そのような使用を想定していない。一般的にコンピュータ機器の内部や周辺機器との接続部分は、信号伝達するためのコネクタ部分を含めて清掃されることが少なく、その多くは一度設置した後、放置されることが多い。従って、長期間にわたり放置されたコンピュータ機器のそのコネクタ周辺には多くの埃や塵がたまっており、新しい機器との交換の際にその埃や塵がコネクタ内部に進入し接触不良が起きる可能性が出てきた。
【0005】
特開平11−86953号公報には、外部周辺から発生する塵埃の進入を防止する機構を取り入れた防塵カバーが付帯されたプリント基板コネクタが開示されている。ここでは、プリント基板コネクタの接触子を覆うような防塵カバーをインシュレータに付帯させており、この防塵カバーは使用者が着脱する構成となっている。
【0006】
また、従来は新しい機器との交換の際には必ず電源を切ることが前提であったが、技術の進歩により現在は電源を切らずに新しい機器との交換が行えるようになっており、この際、コンピュータ機器や周辺機器に装備されている冷却装置(ファン)が止まらないためにコネクタ周辺に風が発生し、蓄積した埃や塵のコネクタ内部への進入を促進させてしまうという問題点がさらに発生した。
【0007】
本発明の目的は、電源を切らない状態で機器の交換を行っても風による塵埃の進入を防止できる防塵機構を備えたコネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の防塵機構を備えたコネクタは、
特に電子機器内部の空気の流れによる塵埃の進入を防止するための防塵機構を備えた、内部機器間の信号伝達に使用されるコネクタである。その防塵機構は、コネクタ使用場所の風の流れ方向に対応したコネクタの側面に取り付けられており、その一方の端部がコネクタ本体の外部の機器との接合部分近傍のみに固定可能な柔軟性と弾性とを有する平板から構成され、その平板はコネクタ本体との取り付け部側の平面部と、先端側の屈曲部とからなり、その屈曲部はコネクタ使用場所の風の流れ方向に対応した方向と角度とで平面部に対して屈曲しており、かつその屈曲部はそのコネクタの相手コネクタとの嵌合時に、相手コネクタの防塵機構の屈曲部と接触して、それぞれの防塵機構を固定位置を中心としてコネクタから離れる方向に湾曲させることを可能とする形状を有する、ことを特徴とする。
【0009】
嵌合したコネクタの挿脱方向と同じ方向の風の流れに対応した防塵機構であって、雄コネクタの防塵機構の平板は、その雄コネクタの長手方向と近似の幅を有していて、その雄コネクタの一方の長手の側面に取り付けられ、屈曲部は平面部に対して鋭角となるようにコネクタ側に屈曲して、挿入方向から見てコネクタの雄ピン部分を覆っており、雄コネクタと嵌合する雌コネクタの防塵機構の平板は、その雌コネクタの長手方向と近似の幅を有していて、雄コネクタの防塵機構の取り付け面とは反対側のその雌コネクタの長手の側面に取り付けられ、屈曲部は平面部に対して雄コネクタの防塵機構の屈曲部と同じ鋭角となるようにコネクタ側に屈曲して、挿入方向から見てコネクタの受け孔部分を覆っていてもよい。
【0010】
また、嵌合したコネクタの挿脱方向と垂直方向でかつそのコネクタの長手方向の側面方向に向かって流れる風の流れに対応した防塵機構であって、雄コネクタの防塵機構の平板は、その雄コネクタの長手方向と近似の幅を有していて、その雄コネクタの一方の長手の側面に取り付けられ、屈曲部は平面部に対して鈍角となるように外側に屈曲しており、雄コネクタと嵌合する雌コネクタの防塵機構の平板は、その雌コネクタの長手方向と近似の幅を有していて、雄コネクタの防塵機構の取り付け面と同方向のその雌コネクタの長手の側面に取り付けられ、屈曲部は平面部に対して雄コネクタの防塵機構の屈曲部と同様に鈍角となるように外側に屈曲していてもよい。
【0011】
さらに、嵌合したコネクタの挿脱方向と垂直方向でかつそのコネクタの長手方向に直交する側面方向に向かって流れる風の流れに対応した防塵機構であって、雄コネクタの防塵機構の平板は、その雄コネクタの長手方向と直交する側面の幅と近似の幅を有していて、その雄コネクタの一方の長手方向と直交する側面に取り付けられ、屈曲部は平面部に対して鈍角となるように外側に屈曲しており、雄コネクタと嵌合する雌コネクタの防塵機構の平板は、その雌コネクタの長手方向と直交する側面の幅と近似の幅を有していて、雄コネクタの防塵機構の取り付け面と同方向のその雌コネクタの長手方向と直交する側面に取り付けられ、屈曲部は平面部に対して雄コネクタの防塵機構の屈曲部と同様に鈍角となるように外側に屈曲していてもよい。
【0012】
防塵機構の平板の材質がゴムであってもよく、合成樹脂であってもよい。
【0013】
そのコネクタが使用される電子機器がコンピュータであってもよい。
【0014】
以上説明したように、電子機器内部の風の流れに対応した形状の防塵機構を、風の流れに対応したコネクタの側面に取り付けたことにより風向きが変わり、コネクタ嵌合部分に進入しようとする埃や塵の進入を防ぐことができるので、コネクタ内部への塵埃の侵入が防止され、挿抜による接触不良が発生しにくくなる。
【0015】
また、形状が複雑でなく、防塵機構を構成する平板に柔軟性及び弾性のある材質の物を採用しているので、コネクタの挿脱が容易であり、かつ低コストで提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のコネクタは、コンピュータ機器内での信号伝達や周辺機器との信号伝達の部分に使用される場合に、挿脱時の周辺の風による塵埃の進入を防ぎ、コネクタの嵌合時には自動的に退避が可能な防塵機構を備えていることを特徴としている。
【0017】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタの斜視図であり、(a)は雄コネクタを、(b)は雌コネクタを示す。図2は雄コネクタの挿入時に挿入方向に平行な風を受けたときの塵埃の流れを示す模式的側面図であり、図3は雌コネクタが挿入方向に平行なの風を受けたときの塵埃の流れを示す模式的側面図である。図4は雌コネクタに雄コネクタを挿入する直前の状態を示す模式的側面図である。
【0018】
ここでは、周辺機器をHDD(ハードディスクドライブ)とし、HDDに設けられた信号伝達用雄コネクタをコンピュータ機器の基板に設けられた信号伝達用雌コネクタに対して挿脱する場合を例として説明するが、機器はHDDに限定されるものではなく、コンピュータ機器内での信号伝達や周辺機器との信号伝達の部分に使用されるコネクタに広く適用できる。
【0019】
図1(a)に示すように、HDD 19の雄コネクタ11の雄ピン12を保護する保護枠13の上面に雄コネクタ防塵機構31が取り付けられている。雄コネクタ防塵機構31は先端側が下方に鋭角で屈曲することによって平面部31aに対して屈曲部31bを構成するように成型された柔軟性で弾性のある平板から構成され、平面部31aの基部が保護枠13のHDD 19との取り付け部近傍に固定されている。取り付け方法は接着でも、抑え板を用いたビスによる螺合でも、あるいは平面部31aの端部に埋め込まれたL型の補助板を保護枠13とHDD 19との間に挟みこんでもよいが、保護枠13のHDD 19との取り付け部近傍のみで固定する方法であればどのような方法でもよい。平面部31aの幅は保護枠13の幅と近似であり、長さは屈曲部31bが内側に曲げられても保護枠13に接触しない長さであることが望ましく、屈曲部31bの長さは正面から見て少なくとも雄ピン12が隠れる長さであることが望ましい。
【0020】
図1(b)に示すように、基板29に裏面から挿入して固定された雌コネクタ21の下面に雌コネクタ防塵機構32が取り付けられている。ここでは、雌コネクタ21を基板29の裏面から挿入することとしたが基板29の表面への取り付けであってもよい。雌コネクタ防塵機構32は先端側が上方に鋭角で屈曲して平面部32aに対して屈曲部32bを構成するように成型された柔軟性で弾性のある平板から構成され、平面部32aの基部が雌コネクタ21の基板29との取り付け部近傍に固定されている。取り付け方法は接着でも、抑え板を用いたビスによる螺合でも、あるいは平面部32aの端部に埋め込まれた補助板を雌コネクタ21と基板29の取り付け孔との隙間に挟みこんでもよいが、基板29との取り付け部近傍のみで固定する方法であればどのような方法でもよい。平面部32aの幅は雌コネクタの幅と近似であり、長さは屈曲部32bが内側に曲げられても先端が雌コネクタ21の受け孔22の面に接触しない長さであることが望ましく、屈曲部32bの長さは正面から見て少なくとも受け孔22が隠れる長さであることが望ましい。
【0021】
雄コネクタ11を雌コネクタ21に挿入するために近接させた状態が図4に示されている。雄コネクタ防塵機構31の屈曲部31bと雌コネクタ防塵機構32の屈曲部32bとが挿入時に並行となるようにそれぞれが屈曲していることが望ましい。
【0022】
雄コネクタ防塵機構31、および雌コネクタ防塵機構32を構成する可撓性を有する平板は、柔軟性に優れ、弾性を持った材質でできていればよく、例えばゴムや合成樹脂から選択できる。
【0023】
HDD 19に装着された雄コネクタ11の挿入時に、挿入方向に平行な風41を受けたときの塵埃42の流れは、図2に示すように、風向きAの場合は雄コネクタ11に向かう風41は、雄コネクタ防塵機構31の屈曲部31bで遮られて下方に向きを変えるので、風41に乗って飛んでくる塵埃42も下方に向きを変え保護枠13の内部には進入しないので、風41により飛んでくる塵埃42の雄コネクタ内部への進入が防止される。また、風向きBの場合はHDD 19に当った風41はHDD 19の上下に流れるため風41により飛んでくる塵埃42の雄コネクタ内部への進入が防止される。
【0024】
基板29に装着された雌コネクタ21が挿入方向に平行な風41を受けたときの塵埃42の流れは、図3に示すように、風向きAの場合は基板29に当った風41は基板29上下に流れるため風41により飛んでくる塵埃42の雌コネクタ内部への進入が防止される。また、風向きBの場合は雌コネクタ21に向かう風41は、雌コネクタ防塵機構32の屈曲部32bで遮られて上方に向きを変えるので、風41に乗って飛んでくる塵埃42も上方に向きを変え雌コネクタ1の受け孔22の面には進入しないので、風41により飛んでくる塵埃42の雌コネクタ内部への進入が防止される。
【0025】
次に、雄コネクタ11を雌コネクタ21に挿入する動作について説明する。図5は本発明の防塵機構を備えたコネクタの挿入動作を説明するための模式的側面図であり、(a)は雄コネクタ防塵機構の屈曲部と雌コネクタ防塵機構の屈曲部とが近接した状態、(b)は屈曲部が接触しそれぞれが少し押し上げ、押し下げられた状態、(c)は雄コネクタの屈曲部が雌コネクタの屈曲部から外れて雌コネクタに接触している状態、(d)は雄コネクタが雌コネクタに挿入され、雄コネクタ防塵機構は基板表面上で上方に曲げられ、雌コネクタ防塵機構はHDD 19の筐体により押し下げられ下側に曲げられた状態を示す。
【0026】
コネクタ同士の嵌合前で、雄コネクタ防塵機構31と雌コネクタ防塵機構32とが接触するまでは各コネクタ防塵機構は取り付けられたときの通常の状態のままである(図5(a))
図5(a)に示すように雄コネクタ防塵機構31と雌コネクタ防塵機構32とは位置をずらして取り付けられているため、コネクタ嵌合時に嵌合を妨げない。またこのこれらのコネクタ防塵機構を構成する平板は、いずれも柔軟性に優れ、弾性を持った材質で作られているので、接触した状態で互いに退避しコネクタの嵌合を妨げない。
【0027】
雄コネクタ11が嵌合のためにさらに前進すると、雄コネクタ防塵機構31と雌コネクタ防塵機構32同士が接触し、さらに前進すると屈曲部31bと屈曲部32bとの接触面の傾斜によって互いにせり合って雄コネクタ防塵機構31は保護枠13との固定点を中心に上側へ、雌コネクタ防塵機構は雌コネクタ21との固定点を中心に下側に回転を始める(図5(b))。
【0028】
雄コネクタ11がさらに前進すると、雄コネクタ防塵機構31と雌コネクタ防塵機構32はさらに上下への回転を続け、屈曲部31bと屈曲部32bとの接触が外れる状態になる(図5(c))。
【0029】
雄コネクタ11がさらに前進して嵌合すると、雄コネクタ防塵機構31の屈曲部31bの先端は雌コネクタ21の上面上を滑って基板29と接触するが、柔軟性があるためコネクタ防塵機構31自体が変形して嵌合を妨げず、さらに平面部31aの先端が基板29と接触することによって平面部31aは上方に湾曲しながら屈曲部31bを上方に押し上げる。一方、雌コネクタ防塵機構32の屈曲部32bの先端は保護枠13の下面を滑りながら進んで屈曲部32bの表面がHDD 19の筐体の側面に達するが、雌コネクタ防塵機構32も同じく柔軟性があるので、変形することによって嵌合を妨げず、HDD 19の側面に押されてさらに下側に回転する。最終的に雄ピン12が受け孔22に完全に嵌合した状態で停止する(図5(d))。
【0030】
この状態では、嵌合したコネクタの上下が雄コネクタ防塵機構31と雌コネクタ防塵機構32とで覆われているので内部への塵埃の進入と堆積は防がれ、コネクタを抜いたときの塵埃のコネクタ内部への進入が防止される。
【0031】
コネクタを抜く場合は、以上説明した工程とは逆の順番の工程となる。その際、雄コネクタ防塵機構31、雌コネクタ防塵機構32はいずれも弾性があるため、嵌合状態では変形しているが、嵌合から開放された状態では元の状態に戻ることとなる。
【0032】
以上のように各コネクタにコネクタ防塵機構を取り付けることによりコネクタ周辺にある埃や塵がコネクタ周辺に発生した風によりコネクタ嵌合部分に進入するのが防止される。
【0033】
図1〜図5では雄コネクタ防塵機構31は雄コネクタ11の上面に、雌コネクタ防塵機構32は雄コネクタ21の下面にあるように描かれているが、これは相対的な関係を示すための便宜的な例であり、コネクタが縦方向に配置されている場合はそれぞれの反対側の側面に取り付けられ、横方向の場合は図5と逆に固定側のコネクタの上部にコネクタ防塵機構が設けられていることが望ましい。それによって塵埃はコネクタ防塵機構の上に蓄積し、嵌合時の蓄積した塵埃のコネクタ内部への進入が防止される。
【0034】
次に、本発明の第2の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタについて説明する。図6は本発明の第2の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタが図の上方からの風を受けたときの塵埃の流れを示す模式的側面図であり、図7は雌コネクタに雄コネクタを嵌合させた状態を示す模式的側面図である。
【0035】
第1の実施の形態は、コネクタ嵌合方向と平行な風が発生している場合での防塵対策であるが、コネクタ防塵機構の取り付け位置を変えることにより、コネクタ嵌合方向と垂直な風が発生している場合の防塵対策も可能である。
【0036】
第2の実施の形態は、風がコネクタの挿入方向に垂直の風をコネクタの長手方向に向けて受ける場合のコネクタ防塵機構である。
【0037】
図6に示すように、HDD 119の雄コネクタ111の保護枠の上面に雄コネクタ防塵機構131が取り付けられているが、第2の実施の形態では雄コネクタ防塵機構31は先端側が鈍角で外側に屈曲している以外は、雄コネクタ防塵機構131を構成する平板の特性、取り付け方法は第1の実施の形態と同じであり説明を省略する。また、第2の実施の形態では雌コネクタ防塵機構132が雄コネクタ111の雄コネクタ防塵機構131が取り付けられている面と同じ側の雌コネクタ121の面に取り付けられていることと、先端側が鈍角で外側に屈曲している以外は、雌コネクタ防塵機構132を構成する平板の特性、取り付け方法は第1の実施の形態と同じであり説明を省略する。
【0038】
基板129に装着された雌コネクタ121およびHDD 119に装着された雄コネクタ111の挿入時に、挿入方向に垂直方向の風向きCの風41を受けたときの塵埃42の流れは、図6に示すように、雌コネクタ防塵機構132および雄コネクタ防塵機構131の上面で遮られて横方向に向きを変えるので、風41に乗って飛んでくる塵埃42も横方向に向きを変え雌コネクタ121の受け孔の面や雄コネクタ111の保護枠の内部には進入しないので、風41により飛んでくる塵埃42の雌コネクタおよび雄コネクタ内部への進入が防止される。
【0039】
コネクタの嵌合時には図7に示すように、雄コネクタ防塵機構131と雌コネクタ防塵機構132は先端部が競り合って、持ち上がった状態となり、コネクタ部分への塵埃42の侵入を防止する。
【0040】
図8は図6と反対方向から風を受ける場合の第2の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタの塵埃の流れを示す模式的側面図である。風の方向が反対な以外は図6と同じなので説明を省略する。
【0041】
次に、本発明の第3の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタについて説明する。図9は本発明の第3の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタが図の上方からの風41を受けたときの塵埃の流れを示す模式的側面図である。
【0042】
第3の実施の形態は、挿入方向に垂直の風をコネクタの長手方向に平行に受ける場合のコネクタ防塵機構である。
【0043】
第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同じ断面で幅の狭いコネクタ防塵機構を、コネクタの風を受ける長手方向と直交する面に取り付けた以外は第2の実施の形態と同じなので説明を省略する。
【0044】
コンピュータの設計において内部の風の流れは把握できるので、機器のコネクタにはその流れに対応したコネクタ防塵機構を雄コネクタと雌コネクタに取り付けて納入し、新しい機器を納入する場合にはその取り付け場所の風の流れに対応したコネクタ防塵機構をコネクタに取り付けて納入することが望ましい。
【0045】
また、コネクタ防塵機構とコネクタの固定方法を簡易にして、コネクタの規格に合わせてコネクタ防塵機構単体として流通させてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の防塵機構を備えたコネクタは、塵埃の侵入が防止され、挿抜による接触不良が発生しにくくなるという効果がある。
【0047】
これは、電子機器内部の風の流れに対応した形状の防塵機構を、風の流れに対応したコネクタの側面に取り付けたことにより風向きが変わり、コネクタ嵌合部分に進入しようとする埃や塵の進入を防ぐことができるからである。
【0048】
また、コネクタの挿脱が容易であり、かつ低コストで提供できるという効果がある。
【0049】
これは、形状が複雑でなく、防塵機構を構成する平板に柔軟性及び弾性のある材質の物を採用しているからであり、さらに何度も再利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタの斜視図である。
(a)は雄コネクタを示す。
(b)は雌コネクタを示す。
【図2】雄コネクタの挿入時に挿入方向に平行な風を受けたときの塵埃の流れを示す模式的側面図である。
【図3】雌コネクタが挿入方向に平行なの風を受けたときの塵埃の流れを示す模式的側面図である。
【図4】雌コネクタに雄コネクタを挿入する直前の状態を示す模式的側面図である。
【図5】本発明の防塵機構を備えたコネクタの挿入動作を説明するための模式的側面図である。
(a)は雄コネクタ防塵機構の屈曲部と雌コネクタ防塵機構の屈曲部とが近接した状態を示す。
(b)は屈曲部が接触しそれぞれが少し押し上げ、押し下げられた状態を示す。
(c)は雄コネクタの屈曲部が雌コネクタの屈曲部から外れて雌コネクタに接触している状態を示す。
(d)は雄コネクタが雌コネクタに挿入され、雄コネクタ防塵機構は基板表面上で上方に曲げられ、雌コネクタ防塵機構はHDD 19の筐体により押し下げられ下側に曲げられた状態を示す。
【図6】本発明の第2の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタが図の上方からの風を受けたときの塵埃の流れを示す模式的側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態で雌コネクタに雄コネクタを嵌合させた状態を示す模式的側面図である。
【図8】図6と反対方向から風を受ける場合の第2の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタの塵埃の流れを示す模式的側面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の防塵機構を備えたコネクタが図の上方からの風を受けたときの塵埃の流れを示す模式的側面図である。
【符号の説明】
11,111.211,311 雄コネクタ
12 雄ピン
13 保護枠
19,119,219,319 HDD
21,121,221,321 雌コネクタ
22 受け孔
23 取り付けベース
29 基板
31,131,231,331 雄コネクタ防塵機構
31a 平面部
31b 屈曲部
32,132,232,332 雌コネクタ防塵機構
32a 平面部
32b 屈曲部
41 風
42 塵埃

Claims (7)

  1. 特に電子機器内部の空気の流れによる塵埃の進入を防止するための防塵機構を備えた、内部機器間の信号伝達に使用されるコネクタであって、
    該防塵機構は、コネクタ使用場所の風の流れ方向に対応したコネクタの側面に取り付けられており、その一方の端部がコネクタ本体の外部の機器との接合部分近傍のみに固定可能な柔軟性と弾性とを有する平板から構成され、該平板はコネクタ本体との取り付け部側の平面部と、先端側の屈曲部とからなり、該屈曲部はコネクタ使用場所の風の流れ方向に対応した方向と角度とで前記平面部に対して屈曲しており、かつ該屈曲部は該コネクタの相手コネクタとの嵌合時に、相手コネクタの防塵機構の屈曲部と接触して、それぞれの防塵機構を固定位置を中心としてコネクタから離れる方向に湾曲させることを可能とする形状を有する、ことを特徴とする防塵機構を備えたコネクタ。
  2. 嵌合したコネクタの挿脱方向と同じ方向の風の流れに対応した防塵機構であって、
    雄コネクタの防塵機構の前記平板は、該雄コネクタの長手方向と近似の幅を有していて、該雄コネクタの一方の長手の側面に取り付けられ、前記屈曲部は前記平面部に対して鋭角となるようにコネクタ側に屈曲して、挿入方向から見てコネクタの雄ピン部分を覆っており、
    前記雄コネクタと嵌合する雌コネクタの防塵機構の前記平板は、該雌コネクタの長手方向と近似の幅を有していて、前記雄コネクタの防塵機構の取り付け面とは反対側の該雌コネクタの長手の側面に取り付けられ、前記屈曲部は前記平面部に対して前記雄コネクタの防塵機構の屈曲部と同じ鋭角となるようにコネクタ側に屈曲して、挿入方向から見てコネクタの受け孔部分を覆っている、請求項1に記載の防塵機構を備えたコネクタ。
  3. 嵌合したコネクタの挿脱方向と垂直方向でかつ該コネクタの長手方向の側面方向に向かって流れる風の流れに対応した防塵機構であって、
    雄コネクタの防塵機構の前記平板は、該雄コネクタの長手方向と近似の幅を有していて、該雄コネクタの一方の長手の側面に取り付けられ、前記屈曲部は前記平面部に対して鈍角となるように外側に屈曲しており、
    前記雄コネクタと嵌合する雌コネクタの防塵機構の前記平板は、該雌コネクタの長手方向と近似の幅を有していて、前記雄コネクタの防塵機構の取り付け面と同方向の該雌コネクタの長手の側面に取り付けられ、前記屈曲部は前記平面部に対して前記雄コネクタの防塵機構の屈曲部と同様に鈍角となるように外側に屈曲している、請求項1に記載の防塵機構を備えたコネクタ。
  4. 嵌合したコネクタの挿脱方向と垂直方向でかつ該コネクタの長手方向に直交する側面方向に向かって流れる風の流れに対応した防塵機構であって、
    雄コネクタの防塵機構の前記平板は、該雄コネクタの長手方向と直交する側面の幅と近似の幅を有していて、該雄コネクタの一方の長手方向と直交する側面に取り付けられ、前記屈曲部は前記平面部に対して鈍角となるように外側に屈曲しており、
    前記雄コネクタと嵌合する雌コネクタの防塵機構の前記平板は、該雌コネクタの長手方向と直交する側面の幅と近似の幅を有していて、前記雄コネクタの防塵機構の取り付け面と同方向の該雌コネクタの長手方向と直交する側面に取り付けられ、前記屈曲部は前記平面部に対して前記雄コネクタの防塵機構の屈曲部と同様に鈍角となるように外側に屈曲している、請求項1に記載の防塵機構を備えたコネクタ。
  5. 防塵機構の前記平板の材質がゴムである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防塵機構を備えたコネクタ。
  6. 防塵機構の前記平板の材質が合成樹脂である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防塵機構を備えたコネクタ。
  7. 該コネクタが使用される電子機器がコンピュータである、請求項1に記載の防塵機構を備えたコネクタ。
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