JP3537929B2 - クリップの取付構造 - Google Patents
クリップの取付構造Info
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Description
クタ等に取り付けるためのクリップ取付構造に関する。
807号公報、実開昭63−62617号公報、実開昭
63−62615号公報、実開昭61−179148号
公報に記載されたものと類似のアンカータイプのクリッ
プ1を示す。このクリップ1は、プロテクタ等に取り付
けられて、プロテクタ等を車体パネルの所定の位置に固
定する。
3の一側に設けられてパネル係止孔(不図示)に係止さ
れる係止頭部5と、基部3の他側に設けられた取付片部
7とからなる。係止頭部5は、基部3の一側へ突設され
た軸部9と、この軸部9の先端から基部3側に向けて延
設された弾性を有する弾性片部11と、この弾性片部1
1の先端に設けられてパネル係止孔の開口縁部に係合す
る係合段部13とからなる。
(a)に示すように、プロテクタ15の取付部15aに
形成した取付孔17に挿入して、図6(b)に示すよう
に所定角度(略90°)回転させることにより取付孔1
7の周縁部19を取付片部7と基部3との間で挟持して
クリップ1がプロテクタ15に取り付けられる。
り付ける場合、複数個のクリップにより車体パネルに固
定する。このため、車体に設けたパネル係止孔の位置と
クリップが取り付けられた位置とがずれることがある。
このような場合、図7に示すように、クリップ1を取り
付ける取付孔17を長孔状に形成することにより、パネ
ル係止孔とクリップ1との位置がずれていても、クリッ
プ1を長孔状の取付孔17内で移動させて、このずれを
吸収している。
ような構造では、クリップ1を取付孔17に装着する回
転方向と逆方向の回転力がクリップ1に不用意に加わる
と、取付孔17から容易にはずれてしまう。
容易に回転させることが出来るようにするため、取付片
部7の角部を曲線状に形成すると、がたつきが大きくな
り、逆方向の回転力で容易にはずれてしまう。
用意に取付孔からクリップがはずれることのないクリッ
プの取付構造の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、板状の基部と、この基部の一側
に設けられた係止頭部と、前記基部の他側に設けられた
取付片部とを有するクリップを、前記取付片部を長孔状
の取付孔に挿入して所定角度回転させることにより取付
孔の周縁部を取付片部と基部との間で挟持させて取付孔
に取り付けるクリップの取付構造であって、前記取付孔
の幅寸法より若干短い幅寸法の板状で、クリップの前記
所定角度回転により前記取付孔内に挿入されてクリップ
の取付孔内での回転を前記取付孔の内壁に幅方向の両側
部が当接することで阻止しつつ案内する回り止めばね部
を、前記基部から一体に突設したことを特徴としてい
る。
片部を取付孔内に挿入し、所定角度回転させて、取付片
部と基部との間で、取付孔の周縁部を挟持させたことに
より、クリップが取付孔に固定される。このとき、回り
止めばね部は、クリップの所定角度回転により、取付孔
内に挿入されて、クリップの取付孔内での回転を阻止す
る。また、クリップを所定角度回転させると、基部も所
定角度回転するため、回り止めばね部も所定角度回転し
て、取付孔内に挿入される。さらに、長孔状の取付孔の
長手方向にクリップを移動させる場合には、取付孔内に
挿入されている回り止めばね部が取付孔の内壁に摺動
し、クリップの回転を阻止しつつ案内する。
明であって、前記頭部が、前記基部の一側へ突設された
軸部と、この軸部の先端から基部側に向けて延設された
弾性を有する弾性片部と、この弾性片部の先端に設けら
れてパネル係止孔の開口縁部に係合する係合段部とから
なることを特徴としている。
片部を取付孔内に挿入し、所定角度回転させて、取付片
部と基部との間で、取付孔の周縁部を挟持させたことに
より、クリップが取付孔に装着される。このとき、回り
止めばね部はクリップの所定角度回転により、取付孔内
に挿入して、クリップの取付孔内での回転が阻止され
る。そして、クリップの係止頭部を、パネル係止孔に挿
入して、係止段部をパネル係止孔の開口縁部に係合させ
る。これにより、クリップがパネル係止孔に係止され
る。
付構造の実施の形態について説明する。なお、図1は、
本発明が適用されたアンカータイプのクリップ21とこ
のクリップ21が取り付けられるプロテクタの取付部1
5aを示す斜視図、図2はクリップ21を示し、(a)
は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。ま
た、図6(a)、(b)に示すクリップ1と同構成部分
については図面に同符号を付して重複した説明を省略す
る。
すように、本形態のクリップ21は、所定角度回転によ
り取付孔17に挿入してクリップ21の取付孔17内で
の回転を阻止する回り止めばね部23が基部3に一体に
設けられている。この回り止めばね部23は、矩形舌片
状で、基部3の一側側部から取付片部7側に向けて傾斜
した状態で突設されており、可撓性を有している。ま
た、回り止めばね部23の両側部23a、23a間の幅
寸法は、取付孔17の幅寸法より若干短く形成されてい
る。
取付孔17内に挿入した状態では、取付孔17の周縁部
の一側に当接する。また、クリップ21を取付孔17側
に押圧して、回り止めばね部23を若干撓ませたて略9
0°回転させることにより、図4に示すように、回り止
めばね部23は取付孔17内に挿入され、両側部23
a、23aが取付孔17の内壁間に位置する。
7に固定した状態では、回り止めばね部23が取付孔1
7内に挿入されているので、クリップ21に回転力が不
用意に加わっても、両側部23a、23aが取付孔17
の内壁に当接して、回転を阻止する。従って、外力が付
与されても取付孔17からクリップ21がはずれること
がなく、クリップ21を取付孔17に確実に取り付ける
ことが出来る。
向に移動させる場合にも、回り止めばね部23の両側部
23a、23aが取付孔17の内壁に摺動してガイドの
機能をするため、クリップ21を容易に移動することが
出来る。
に挿入されることにより、クリップ21の取付孔17内
でのがたつきが低減される。
ついて説明する。このクリップ24はスタッドボルト用
のクリップで、図1に示すクリップ21と頭部25の形
状が異なる。この頭部25には、スタッドボルト26が
螺合される。
21と同様に取付孔17側に押圧して、回り止めばね部
23を若干撓ませて略90°回転させることにより、回
り止めばね部23が取付孔17内に挿入され、両側部2
3a、23aが取付孔17内の内壁17a、17a間に
位置する。
力が付与されても取付孔17からクリップ24がはずれ
ることがなく、クリップ24を取付孔17に確実に取り
付けることが出来る。
れば、クリップの所定角度回転により取付孔に挿入され
てクリップの取付孔内での回転を阻止する回り止めばね
部をクリップに設けたことにより、外力が付与されても
不用意に取付孔からクリップが外れることがなく、ま
た、取付孔内でのクリップのがたつきを防止することが
できる。また、クリップを所定角度回転させると、基部
も所定角度回転するため、回り止めばね部を取付孔内に
容易に挿入することができる。さらに、長孔状の取付孔
の長手方向へクリップを移動する場合にも、回り止めば
ね部は、クリップの回転を阻止しつつ案内する。
頭部を、パネル係止孔に挿入し、係止段部をパネル係止
孔の開口縁部に係合させる際に、クリップが回り止めば
ね部により取付孔内での回転が阻止されているので、ク
リップの取付孔内でのがたつきが低減され、クリップを
容易にパネル係止孔に係止することができる。
に取り付けられた状態のクリップを示す斜視図である。
に取り付けられるクリップを示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
図である。
取付片部と基部との間で取付孔の周縁部を挟持した状態
を示す断面図である。
付孔内に挿入した状態を示す断面図、(b)は(a)の
状態からクリップ所定角度回転させた状態を示す断面図
である。
取付孔内に装着した状態を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 板状の基部と、この基部の一側に設けら
れた係止頭部と、前記基部の他側に設けられた係止片部
とを有するクリップを、前記取付片部を長孔上の取付孔
に挿入して所定角度回転させることにより取付孔の周縁
部を取付片部と基部との間で挟持させて取付孔に取り付
けるクリップの取付構造であって、前記取付孔の幅寸法
より若干短い幅寸法の板状で、クリップの前記所定角度
回転により前記取付孔内に挿入されてクリップの取付孔
内での回転を前記取付孔の内壁に幅方向の両側部が当接
することで阻止しつつ案内する回り止めばね部を、前記
基部から一体に突設したことを特徴とするクリップの取
付構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記頭部
が、前記基部の一側へ突設された軸部と、この軸部の先
端から基部側に向けて延設された弾性を有する弾性片部
と、この弾性片部の先端に設けられてパネル係止孔の開
口縁部に係合する係合段部とからなることを特徴とする
クリップの取付構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26995395A JP3537929B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | クリップの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26995395A JP3537929B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | クリップの取付構造 |
Publications (2)
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JPH09112512A JPH09112512A (ja) | 1997-05-02 |
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Family
ID=17479522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26995395A Expired - Fee Related JP3537929B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | クリップの取付構造 |
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JP5000227B2 (ja) * | 2006-08-02 | 2012-08-15 | 大和化成工業株式会社 | クリップ |
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-
1995
- 1995-10-18 JP JP26995395A patent/JP3537929B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09112512A (ja) | 1997-05-02 |
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