JP3534670B2 - 湿式電気集塵装置 - Google Patents
湿式電気集塵装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の長尺状集塵
板を同一面内に配列した構造の集塵極を有する湿式電気
集塵装置に関する。
板を同一面内に配列した構造の集塵極を有する湿式電気
集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】湿式電気集塵装置においては、放電極と
集塵極間を流通する含塵ガスを該放電極と集塵極間のコ
ロナ放電によって荷電し、この荷電したダストをクーロ
ン力によって前記集塵極に捕集するとともに、この捕集
されたダストを噴霧ノズルから噴霧される洗浄液によっ
て洗浄するようにしている。なお、上記洗浄液として
は、一般にアルカリ液が使用される。
集塵極間を流通する含塵ガスを該放電極と集塵極間のコ
ロナ放電によって荷電し、この荷電したダストをクーロ
ン力によって前記集塵極に捕集するとともに、この捕集
されたダストを噴霧ノズルから噴霧される洗浄液によっ
て洗浄するようにしている。なお、上記洗浄液として
は、一般にアルカリ液が使用される。
【0003】上記集塵極として、複数の長尺状集塵板を
同一面内に配列した構造のものが使用されている場合、
ガスの流通に伴って上記集塵板が振動する。そこで、隣
接する集塵板の側端部相互を連結具によって連結して、
該集塵板の振動を抑制する技術が本出願人に係る特開平
8−243433号によって提案されている。
同一面内に配列した構造のものが使用されている場合、
ガスの流通に伴って上記集塵板が振動する。そこで、隣
接する集塵板の側端部相互を連結具によって連結して、
該集塵板の振動を抑制する技術が本出願人に係る特開平
8−243433号によって提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】湿式電気集塵装置にお
いては、放電極と集塵極の間でスパークが発生し、特
に、上記連結具を使用した場合には、この連結具と放電
極間におけるスパークの頻度が高くなるので、集塵板に
おける連結具との接触部位が電食によって溶損する虞が
ある。本発明の課題は、このような状況に鑑み、集塵極
の集塵板を連結する連結具と放電極との間のスパークを
抑止もしくは抑制して、集塵板の電食による溶損を防止
することができる湿式電気集塵装置を提供することにあ
る。
いては、放電極と集塵極の間でスパークが発生し、特
に、上記連結具を使用した場合には、この連結具と放電
極間におけるスパークの頻度が高くなるので、集塵板に
おける連結具との接触部位が電食によって溶損する虞が
ある。本発明の課題は、このような状況に鑑み、集塵極
の集塵板を連結する連結具と放電極との間のスパークを
抑止もしくは抑制して、集塵板の電食による溶損を防止
することができる湿式電気集塵装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る湿式電気
集塵装置は、同一面内に配列する複数の長尺状集塵板の
側端部相互を連結具によって連結してなる集塵極を備え
た電気集塵装置であって、前記連結具に、該連結具と前
記集塵板との間を電気的に絶縁するための絶縁材を設け
ている。請求項2に係る湿式電気集塵装置は、請求項1
の電気集塵装置において、前記絶縁材を前記連結具の金
属製部材の縁端からはみ出す大きさに形成している。請
求項3に係る湿式電気集塵装置は、請求項2の電気集塵
装置において、複数枚の絶縁シートを重ね合わせること
によって前記絶縁材を構成し、それらのシートのはみだ
し長さを交互に異ならせるようにしている。請求項4に
係る湿式電気集塵装置は、請求項2の電気集塵装置にお
いて、前記絶縁材のはみ出し部の外表面に、前記金属製
部材の縁端に沿う凹凸部を形成するようにしている。
集塵装置は、同一面内に配列する複数の長尺状集塵板の
側端部相互を連結具によって連結してなる集塵極を備え
た電気集塵装置であって、前記連結具に、該連結具と前
記集塵板との間を電気的に絶縁するための絶縁材を設け
ている。請求項2に係る湿式電気集塵装置は、請求項1
の電気集塵装置において、前記絶縁材を前記連結具の金
属製部材の縁端からはみ出す大きさに形成している。請
求項3に係る湿式電気集塵装置は、請求項2の電気集塵
装置において、複数枚の絶縁シートを重ね合わせること
によって前記絶縁材を構成し、それらのシートのはみだ
し長さを交互に異ならせるようにしている。請求項4に
係る湿式電気集塵装置は、請求項2の電気集塵装置にお
いて、前記絶縁材のはみ出し部の外表面に、前記金属製
部材の縁端に沿う凹凸部を形成するようにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る湿式電気集
塵装置の実施形態を示す概略縦断面図、図2は、図1の
A−A断面図である。図1および図2において、入口ダ
クト1は、拡大ダクト2を介してケーシング3の一端に
接続され、出口ダクト4は、絞りダクト5を介してケー
シング3の他端に接続されている。
塵装置の実施形態を示す概略縦断面図、図2は、図1の
A−A断面図である。図1および図2において、入口ダ
クト1は、拡大ダクト2を介してケーシング3の一端に
接続され、出口ダクト4は、絞りダクト5を介してケー
シング3の他端に接続されている。
【0007】拡大ダクト2内には、多孔板(整流板)
6,7が配設され、またケーシング3内には、含塵ガス
の流れ方向に沿って集塵部E1,E2が順次配設されて
いる。これらの集塵部E1,E2は、ケーシング3の幅
方向に平行配列する多数の集塵極8と、これらの集塵極
8に対向する態様で配列する多数の放電極9とを備えて
いる。
6,7が配設され、またケーシング3内には、含塵ガス
の流れ方向に沿って集塵部E1,E2が順次配設されて
いる。これらの集塵部E1,E2は、ケーシング3の幅
方向に平行配列する多数の集塵極8と、これらの集塵極
8に対向する態様で配列する多数の放電極9とを備えて
いる。
【0008】集塵極8は、図3に示すように、複数枚の
長尺状集塵板10を同一面内に配列し、それらの上端部
および下端部をそれぞれ支持部材11および12で支持
するとともに、隣接する集塵板10の側端部を連結具1
3によって相互に連結した構成を有する。
長尺状集塵板10を同一面内に配列し、それらの上端部
および下端部をそれぞれ支持部材11および12で支持
するとともに、隣接する集塵板10の側端部を連結具1
3によって相互に連結した構成を有する。
【0009】集塵板10は、図3のB−B拡大断面図で
ある図4および図4のC矢視図である図5に示すよう
に、側端部に断面略楕円状の折返し部10aを形成して
いる。連結具13は、金属板からなる一対の当て板13
1と、2本の締着ボルト132とを備え、各当て板13
1の内面にテフロン製シート等からなる電気絶縁材13
3を配するとともに、各締着ボルト132の周面を同様
の絶縁材134で被覆してある。なお、当て板131
は、左右の端部をそれぞれその内面方向に若干折り曲げ
てある。また、上記絶縁材133は、当て板131の縁
端から所定長はみ出すようにその大きさが設定されてい
る。
ある図4および図4のC矢視図である図5に示すよう
に、側端部に断面略楕円状の折返し部10aを形成して
いる。連結具13は、金属板からなる一対の当て板13
1と、2本の締着ボルト132とを備え、各当て板13
1の内面にテフロン製シート等からなる電気絶縁材13
3を配するとともに、各締着ボルト132の周面を同様
の絶縁材134で被覆してある。なお、当て板131
は、左右の端部をそれぞれその内面方向に若干折り曲げ
てある。また、上記絶縁材133は、当て板131の縁
端から所定長はみ出すようにその大きさが設定されてい
る。
【0010】上記一対の当て板131は、隣接する集塵
板10の折返し部10aを挟む態様で相対向して配設さ
れ、それら相互と各折返し部10aの隙間とを貫通する
上記各ボルト132によって締着される。これにより、
上記隣接する集塵板10の折返し部10aが双方の当て
板131によって強く挟まれるので、該隣接する集塵板
10相互がこの連結具13を介して連結されることにな
る。そして、その際、前記絶縁材133および134が
当て板131およびボルト132を集塵板10からそれ
ぞれ電気的に絶縁する。
板10の折返し部10aを挟む態様で相対向して配設さ
れ、それら相互と各折返し部10aの隙間とを貫通する
上記各ボルト132によって締着される。これにより、
上記隣接する集塵板10の折返し部10aが双方の当て
板131によって強く挟まれるので、該隣接する集塵板
10相互がこの連結具13を介して連結されることにな
る。そして、その際、前記絶縁材133および134が
当て板131およびボルト132を集塵板10からそれ
ぞれ電気的に絶縁する。
【0011】なお、この実施形態では、連結具13を集
塵板10の長手方向に一個のみ設けているが、必要に応
じて集塵板10の長手方向に複数の連結具13を所定の
間隔で設けることができる。
塵板10の長手方向に一個のみ設けているが、必要に応
じて集塵板10の長手方向に複数の連結具13を所定の
間隔で設けることができる。
【0012】次に、この実施形態に係る湿式電気集塵装
置の作用について説明する。この電気集塵装置の運転時
において、入口ダクト1を介して拡大ダクトに流入した
含塵ガスは、該拡大ダクト2において流速が低下され、
かつ、多孔板6,7によってその流れが一様化された
後、ハウジング3内に流入する。
置の作用について説明する。この電気集塵装置の運転時
において、入口ダクト1を介して拡大ダクトに流入した
含塵ガスは、該拡大ダクト2において流速が低下され、
かつ、多孔板6,7によってその流れが一様化された
後、ハウジング3内に流入する。
【0013】。ハウジング3内に設けられた集塵部E
1,E2の集塵極8と放電極9は、それらの間に印可さ
れた高電圧によってコロナ放電を発生している。したが
って、集塵極8と放電極9間に流入した含塵ガス中のダ
スト(例えば、S03 の微粒子)は、上記コロナ放電に
よって荷電された後、集塵極8と放電極9間に作用する
クーロン力によって集塵極8に捕集される。上記集塵極
8に捕集されたダストは、集塵部E1,E2の上方に配
設された噴霧ノズル15から噴霧される洗浄液によって
洗浄される。そして、集塵極8を流下した洗浄液は、ハ
ウジング3の底部に貯溜された後、図示していない洗浄
液貯溜タンクに戻される。
1,E2の集塵極8と放電極9は、それらの間に印可さ
れた高電圧によってコロナ放電を発生している。したが
って、集塵極8と放電極9間に流入した含塵ガス中のダ
スト(例えば、S03 の微粒子)は、上記コロナ放電に
よって荷電された後、集塵極8と放電極9間に作用する
クーロン力によって集塵極8に捕集される。上記集塵極
8に捕集されたダストは、集塵部E1,E2の上方に配
設された噴霧ノズル15から噴霧される洗浄液によって
洗浄される。そして、集塵極8を流下した洗浄液は、ハ
ウジング3の底部に貯溜された後、図示していない洗浄
液貯溜タンクに戻される。
【0014】ところで、上記集塵極8は、連結具13の
配設部位において放電極9に最も接近することになる。
しかし、集塵板10を連結具13によって連結したこの
実施形態に係る電気集塵装置によれば、連結具13が絶
縁材133,134によって集塵板10から電気的に絶
縁されるので、該連結部13と放電極9との間でのスパ
ークが防止もしくは抑制され、その結果、集塵板10に
おける連結具13の取付部位が電食によって溶損される
虞がなくなる。
配設部位において放電極9に最も接近することになる。
しかし、集塵板10を連結具13によって連結したこの
実施形態に係る電気集塵装置によれば、連結具13が絶
縁材133,134によって集塵板10から電気的に絶
縁されるので、該連結部13と放電極9との間でのスパ
ークが防止もしくは抑制され、その結果、集塵板10に
おける連結具13の取付部位が電食によって溶損される
虞がなくなる。
【0015】図6およびこの図6のD矢視図である図7
は、上記集塵板10を結合する連結具13の他の例を示
している。この連結具13は、当て板131の内面にテ
フロンのシート等からなる複数枚の電気絶縁材(この例
では、3枚の絶縁材133a〜133c)を配した点で
図4および図5に示した連結具13と構成が異なる。
は、上記集塵板10を結合する連結具13の他の例を示
している。この連結具13は、当て板131の内面にテ
フロンのシート等からなる複数枚の電気絶縁材(この例
では、3枚の絶縁材133a〜133c)を配した点で
図4および図5に示した連結具13と構成が異なる。
【0016】上記絶縁材133a〜133cは、いずれ
も、当て板131の縁端から所定長はみ出すようにその
大きさが設定されているが、中間層の絶縁材133bの
はみ出し長を他の絶縁材133a,133cのはみ出し
長よりも短く設定してあるので、個々の絶縁材133a
〜133cのはみ出し部が当て板131の縁端に沿う凹
凸部を形成している。
も、当て板131の縁端から所定長はみ出すようにその
大きさが設定されているが、中間層の絶縁材133bの
はみ出し長を他の絶縁材133a,133cのはみ出し
長よりも短く設定してあるので、個々の絶縁材133a
〜133cのはみ出し部が当て板131の縁端に沿う凹
凸部を形成している。
【0017】上記連結具13によって集塵板10を結合
した場合、絶縁材131a〜131cの各はみ出し部で
形成された凹凸部が、当て板131と集塵板10との間
の絶縁距離を大きくするので、連結具13と集塵板10
との間の電気絶縁性がより向上して、連結具13と放電
極9間のスパークが抑止もしくは抑制される。なお、中
間層の絶縁材133bは、その縁端が当て板131の縁
端以内に位置するように形成しても良い。
した場合、絶縁材131a〜131cの各はみ出し部で
形成された凹凸部が、当て板131と集塵板10との間
の絶縁距離を大きくするので、連結具13と集塵板10
との間の電気絶縁性がより向上して、連結具13と放電
極9間のスパークが抑止もしくは抑制される。なお、中
間層の絶縁材133bは、その縁端が当て板131の縁
端以内に位置するように形成しても良い。
【0018】図8およびこの図8のE矢視図である図9
は、集塵板10を結合する連結具13の更に別の例を示
している。この連結具13においては、当て板131の
内面に図4に示す絶縁材133に対応した絶縁材135
を配してある。この絶縁材135は、その端部を当て板
131の縁端から比較的大きくはみ出させ、そのはみ出
し部の外表面に当て板131の縁端に沿う方向の凹凸部
135aを形成している。
は、集塵板10を結合する連結具13の更に別の例を示
している。この連結具13においては、当て板131の
内面に図4に示す絶縁材133に対応した絶縁材135
を配してある。この絶縁材135は、その端部を当て板
131の縁端から比較的大きくはみ出させ、そのはみ出
し部の外表面に当て板131の縁端に沿う方向の凹凸部
135aを形成している。
【0019】この連結具13によって集塵板10を結合
した場合、絶縁材135の凹凸部135aが当て板13
1と集塵板10との間の絶縁距離を実質的に大きくする
ので、図6に示した連結具13と同様に、連結具13と
集塵板10との間の電気絶縁性がより向上して、連結具
13と放電極9間のスパークが抑止もしくは抑制され
る。
した場合、絶縁材135の凹凸部135aが当て板13
1と集塵板10との間の絶縁距離を実質的に大きくする
ので、図6に示した連結具13と同様に、連結具13と
集塵板10との間の電気絶縁性がより向上して、連結具
13と放電極9間のスパークが抑止もしくは抑制され
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る湿式電気集塵装置によれ
ば、集塵極の集塵板を連結する連結具に絶縁材を設け
て、該連結具を集塵板から電気的に絶縁している。した
がって、連結具と放電極との間におけるスパークの発生
を抑止もしくは抑制して、集塵板の連結具取付位置での
電食による溶損を防止することができる。また、絶縁材
を連結具の金属製部材の縁端からはみ出す大きさに形成
してあるので、絶縁材の厚みが薄い場合でも、十分な電
気絶縁作用が得られる。更に、絶縁材のはみ出し部に凹
凸部を形成して、該縁端材による実質的な絶縁距離を大
きくしているので、連結具と集塵板との間の電気的絶縁
性をより向上して、上記スパークの発生の抑止もしくは
抑制作用を一層高めることができる。
ば、集塵極の集塵板を連結する連結具に絶縁材を設け
て、該連結具を集塵板から電気的に絶縁している。した
がって、連結具と放電極との間におけるスパークの発生
を抑止もしくは抑制して、集塵板の連結具取付位置での
電食による溶損を防止することができる。また、絶縁材
を連結具の金属製部材の縁端からはみ出す大きさに形成
してあるので、絶縁材の厚みが薄い場合でも、十分な電
気絶縁作用が得られる。更に、絶縁材のはみ出し部に凹
凸部を形成して、該縁端材による実質的な絶縁距離を大
きくしているので、連結具と集塵板との間の電気的絶縁
性をより向上して、上記スパークの発生の抑止もしくは
抑制作用を一層高めることができる。
【図1】本発明に係る湿式電気集塵装置の実施形態を示
す概略縦断面図。
す概略縦断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】集塵極の構成を示す概略側面図。
【図4】図3のB−B断面図。
【図5】図4のC矢視図。
【図6】連結具の他の構成を示す断面図。
【図7】図6のD矢視図。
【図8】連結具の更に別の構成を示す断面図。
【図9】図8のE矢視図。
1 入口ダクト
2 拡大ダクト
3 ケーシング
4 出口ダクト
5 絞りダクト
6,7 多孔板
8 集塵極
9 放電極
10 集塵板
10a 折返し部
13 連結部
131 当て板
132 締着ボルト
133,133a,133b,133c,134,13
5 絶縁材 135a 凹凸部
5 絶縁材 135a 凹凸部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭49−58469(JP,A)
実開 昭54−167866(JP,U)
実開 昭53−75880(JP,U)
実開 昭51−80767(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B03C 3/00 - 3/88
Claims (4)
- 【請求項1】 同一面内に配列する複数の長尺状集塵板
の側端部相互を連結具によって連結してなる集塵極を備
え、この集塵極に捕集されたダストを洗浄液によって洗
浄するようにした湿式電気集塵装置であって、 前記連結具に、該連結具と前記集塵板との間を電気的に
絶縁するための絶縁材を設けたことを特徴とする湿式電
気集塵装置。 - 【請求項2】 前記絶縁材を、前記連結具の金属製部材
の縁端からはみ出す大きさに形成したことを特徴とする
請求項1に記載の湿式電気集塵装置。 - 【請求項3】 前記絶縁材が、複数枚の絶縁シートを重
ね合わせた構成を有し、それらのシートのはみだし長さ
を交互に異ならせたことを特徴とする請求項2に記載の
湿式電気集塵装置。 - 【請求項4】前記絶縁材のはみ出し部の外表面に、前記
金属製部材の縁端に沿う凹凸部を形成したことを特徴と
する請求項2に記載の湿式電気集塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048419A JP3534670B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 湿式電気集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048419A JP3534670B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 湿式電気集塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001232238A JP2001232238A (ja) | 2001-08-28 |
JP3534670B2 true JP3534670B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=18570504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000048419A Expired - Fee Related JP3534670B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 湿式電気集塵装置 |
Country Status (1)
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---|---|---|---|---|
JP4753158B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2011-08-24 | 株式会社日立プラントテクノロジー | 電気集塵装置の集塵極板 |
KR101976488B1 (ko) * | 2017-05-19 | 2019-08-28 | 한라산업개발 주식회사 | 전기 집진기 |
KR102018344B1 (ko) * | 2019-02-27 | 2019-09-04 | 함수환 | 전기집진기용 집진판의 휨 방지를 위한 지지장치 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000048419A patent/JP3534670B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2001232238A (ja) | 2001-08-28 |
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