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JP3525027B2 - マットレス装置および起床式ベッド装置 - Google Patents

マットレス装置および起床式ベッド装置

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JP3525027B2
JP3525027B2 JP08388997A JP8388997A JP3525027B2 JP 3525027 B2 JP3525027 B2 JP 3525027B2 JP 08388997 A JP08388997 A JP 08388997A JP 8388997 A JP8388997 A JP 8388997A JP 3525027 B2 JP3525027 B2 JP 3525027B2
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JP
Japan
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layered member
mattress
floor plate
layered
mattress device
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JP08388997A
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JPH10276862A (ja
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雅博 松崎
武夫 阿部
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France Bed Co Ltd
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France Bed Co Ltd
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は背上げ式のベッド
装置に好適するマットレス装置およびそのマットレス装
置が用いられた起床式ベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病人用のベッド装置においては、体力が
低下した患者が食事をする場合などに上半身を起こすの
を支援するために、いわゆる起床式ベッド装置が用いら
れることがある。上記起床式ベッド装置は、ベッドフレ
−ムの上面に設けられる床板体を、上記ベッドフレ−ム
の長手方向に対して複数の床部に分割し、そのうちの利
用者の上半身に対応する部分の床部である、背床部を駆
動機構によって起伏駆動できる構成になっている。
【0003】したがって、上記背床部を起立方向に駆動
すれば、上記床板体上にマットレスを介して仰臥した患
者はほとんど体力を使うことなく上半身を起こすことが
できることになる。
【0004】従来、上記床板体は、上記背床部の他に、
上記ベッドフレ−ムに固定して設けられる固定床部を有
し、この固定床部に上記背床部の一端部を回動自在に連
結して構成されていた。
【0005】そのため、患者の上半身を起こすために上
記背床部を駆動機構によって起立方向に駆動すると、こ
の背床部は固定床部との連結部を支点として起立方向に
回動上昇することになる。
【0006】上記背床部を起立方向に回動上昇させる
と、床板体上に載置されたマットレスは患者の背面を押
圧しながら屈曲される。上記マットレスは所定の厚さを
有するため、上記背床部の起立にともなって屈曲された
とき、湾曲の内側となる上面には長手方向内方に沿う圧
縮力が発生し、外面となる下面には長手方向外方に沿う
引張力が発生する。
【0007】そのため、マットレスの上面によって押圧
されながら上半身が起こされる患者の背面には、上記マ
ットレスの上面で発生する圧縮力も作用することになる
ため、その圧縮力によって背中が下方へ押圧されるとと
もに臀部が後方(湾曲の内側)へ引き込まれるから、身
体の、とくに腹部が圧迫されるということがある。
【0008】患者に体力があって、自力でマットレスの
上面から身体の背面を浮かし、その背面に作用する圧縮
力を除去できる場合はよいが、十分な体力のない患者の
場合には圧縮力を自力で除去できないことがあり、その
ような場合には患者に与える苦痛が大きくなるというこ
とがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の起
床式ベッド装置においては、背床部を起立方向に上昇さ
せると、床板上に載置されたマットレスの上面が患者の
背面を押圧しながら屈曲されることで、そのマットレス
の上面に長手方向両端部から長手方向内方に向かう圧縮
力が発生し、その圧縮力が患者の背面に強く作用する。
【0010】そのため、自力によってマットレスから身
体を浮かさなければ、利用者の背面に作用した圧縮力を
除去できないから、背上げ時に身体の、とくに腹部が圧
迫され、利用者に不快感を与えるということがあり、と
くに利用者が病人や老人などで、身体をマットレスの上
面から浮かし、身体に加わる圧縮力を自力で除去できな
い場合、利用者に与える苦痛が大きくなるとうことがあ
った。
【0011】この発明の目的は、湾曲されたときに、上
面で発生する圧縮力を少なくできるようにしたマットレ
ス装置を提供することにある。この発明の目的は、背上
げ時に利用者の背面に作用する圧縮力を低減すること
で、利用者に与える不快感や苦痛を軽減できるようにし
た起床式ベッド装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内装
体およびこの内装体を被覆した外装体からなるマットレ
ス装置において、上記内装体は所定の厚さに分割されて
積層された第1の層状部材と第2の層状部材からなり、
第1の層状部材と第2の層状部材は、内装体を湾曲させ
たときに互いに滑動する構成となっていて、上記外装体
は上記内装体の湾曲に応じて伸縮する材料から形成され
ていることを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記第2の層状部材は、表面が滑沢性を有する材料
で形成されていることを特徴とする。請求項3の発明
は、請求項1の発明において、上記第1の層状部材と第
2の層状部材との間には、これらを互いに滑動させる滑
沢性シ−トが設けられていることを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記内装体は、第2の層状部材の上下面にそれぞれ
第1の層状部材が積層された三層構造であることを特徴
とする。
【0015】請求項5の発明は、利用者の上半身を起こ
すための起床式ベッド装置において、ベッドフレ−ム
と、複数の床部に分割されるとともに互いに回動自在に
連結されて上記ベッドフレ−ムに設けられた床板体と、
この床板体の床部を起伏駆動する駆動手段と、上記床板
体上に設けられたマットレス装置とを具備し、上記マッ
トレス装置は請求項1に記載された構成であることを特
徴とする。
【0016】請求項1の発明によれば、内装体が所定の
厚さの第1の層状部材と第2の層状部材とに分割され、
しかも内装体を湾曲させたとき、第1の層状部材と第2
の層状部材とは互いに滑動しながら内装体の全体の厚さ
に比べて薄い状態で別々に湾曲するから、各層状部材に
発生する圧縮力が低減される。
【0017】請求項2の発明によれば、第2の層状部材
の表面が滑沢性を有するから、内装体を湾曲させたとき
に、第1の層状部材と第2の層状部材とを確実に滑動さ
せることができる。
【0018】請求項3の発明によれば、第1の層状部材
と第2の層状部材との間に滑沢性シ−トが設けられてい
るから、内装体を湾曲させたときに、第1の層状部材と
第2の層状部材とを確実に滑動させることができる。
【0019】請求項4の発明によれば、内装体を、第2
の層状部材の上下両面に第1の層状部材を積層した三層
構造としたことで、マットレス装置としての十分な厚さ
を確保した場合でも、第1の層状部材を薄くできるか
ら、利用者の背面に作用する圧縮力を低減できる。
【0020】請求項5の発明によれば、起床式ベッド装
置に請求項1のマットレス装置を用いたことで、利用者
が上半身を起こされるときに、利用者の背面に作用する
圧縮力を低減できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は起床式ベッド装置1を
示し、この起床式ベッド装置1はベ−ス2を備えてい
る。このベ−ス2は矩形枠状に形成されていて、その下
面四隅部にはストッパ付きのキャスタ3が設けられてい
る。
【0022】上記ベ−ス2の上面側にはベッドフレ−ム
4が設けられている。このベッドフレ−ム4の長手方向
一端側にはヘッドボ−ド5aが立設され、他端側にはフ
ットボ−ド5bが立設されている。
【0023】上記ベッドフレ−ム4の上面側には床板体
6が設けられている。この床板体6は、ベッドフレ−ム
4の長手方向に沿って5つに分割され、その中央は上記
ベッドフレ−ム4に固定された固定床板部7となってい
る。この固定床板部7のヘッドボ−ド5a側には腰床板
部8と背床板部9とが順次回動自在に連結されている。
上記固定床板部7のフットボ−ド6側には第1の脚床板
部11と第2の脚床板部12とが順次回動自在に連結さ
れている。
【0024】上記ベッドフレ−ム4には駆動装置13が
設けられている。この駆動装置13はケ−ス14を有
し、このケ−ス14の一側には駆動モ−タ15が設けら
れている。上記ケ−ス14のヘッドボ−ド5側の一端部
には第1の駆動軸16が設けられ、フットボ−ド5bの
他端部には第2の駆動軸17が設けられている。上記第
1の駆動軸16と第2の駆動軸17とは上記駆動モ−タ
15が作動することで図中矢印で示す方向に回動される
ようになっている。
【0025】上記第1駆動軸16には第1のア−ム18
の一端が固着され、上記第2の駆動軸17には第2のア
−ム19の一端が固着されている。第1のア−ム18の
他端部には一対の第1のロ−ラ21が回転自在に設けら
れ、これら第1のロ−ラ21は上記背床板部9の背面に
設けられた断面コ字状のガイド部材22に転動自在に係
合している。上記第2のア−ム19の他端部には第2の
ロ−ラ23が回転自在に設けられ、この第2のロ−ラ2
4は上記第1の脚床板部11の下面に接触するようにな
っている。
【0026】上記駆動モ−タ15の作動により、第1の
ア−ム18が起立方向に駆動されると、上記背床板部9
が第1のロ−ラ21によって押圧されて起立方向に回動
するとともに、この背床板部9の回動に腰床板部8が連
動するようになっている。
【0027】上記駆動モ−タ15の作動により、第2の
ア−ム19が起立方向に駆動されると、第2のロ−ラ2
3によって第1の脚床板部11が固定床板部7との連結
端を支点として上昇方向に回動する。この第1の脚床板
部11の上昇に第2の脚床板部12が連動するから、こ
れら脚床板部11、12がほぼへの字状に屈曲すること
になる。
【0028】上記床板体6の上面にはマットレス装置3
1が載置されている。このマットレス装置31は上記床
板体6の各床板部が起伏駆動されることで、その起伏駆
動に応じて湾曲されるようになっていて、その湾曲時に
湾曲の内側となる上面に生じる圧縮力が低減される構造
となっている。
【0029】すなわち、上記マットレス装置31は図2
(a)、(b)に示すように内装体32と、この内装体
32を被覆した袋状の外装体33とからなる。上記内装
体32は、ほぼ同じ厚さに分割されて積層された一対の
第1の層状部材34と、この第1の層状部材34が上下
面に接合された第2の層状部材35との三層構造となっ
ている。
【0030】上記第1の層状部材34は比較的軟質で、
クッション性を備えた材料、たとえば矩形シ−ト状に圧
縮成形された硬質綿や半硬質に成形されたシ−ト状のウ
レタンフォ−ムなどが用いられている。
【0031】上記第2の層状部材35は第1の層状部材
34に比べて硬質で、しかも表面が滑沢性を有し、その
上下面に接合された第1の層状部材34と互いに滑動し
易い材料、たとえば発泡ポリエステルなどの材料によっ
て矩形シ−ト状に成形されている。さらに、この第2の
層状部材35には湾曲させ易いようにするために、長手
方向中途部の上下面に幅方向に沿う切欠36が長手方向
に所定間隔で形成されている。
【0032】接合された第1の層状部材34と第2の層
状部材35とは長手方向中央の、上記切欠36が形成さ
れた個所からずれた部分が接着剤37によって接着固定
されている。
【0033】それによって、内装体32を第2の層状部
材35の切欠36が形成された長手方向中途部で湾曲さ
せたとき、上記接着剤37による結合個所よりも切欠3
6側に位置する一端側、つまり湾曲される側の第1の層
状部材34と第2の層状部材35とが曲率の違いによっ
て互いに滑動しながら湾曲する。
【0034】上記内装体32を被覆した上記外装体33
は、内装体32の湾曲に応じて伸縮する布地によって形
成されている。したがって、外装体32が内装体32の
円滑な湾曲を阻害することがないようになっている。
【0035】上記内装体32の長手方向一端側には図3
(a)に示すように厚さ方向に貫通し長手方向に沿って
細長い長孔38が形成されている。この長孔38には紐
状部材39が通され、その両端は外装体33の外面でボ
タン41に連結されている。
【0036】したがって、上記紐状部材39は、内装体
32の第1の層状部材34と第2の層状部材35とが幅
方向にずれ動くのを規制しているとともに、図3(b)
に示すように各層状部材34、35が長手方向に滑動す
るときには長孔38によってその動きを妨げることがな
いようになっている。
【0037】上記マットレス装置31は上記起床式ベッ
ド装置1の床板体6上に載置される。その場合、マット
レス装置31は、内装体32の第2の層状部材35に形
成された切欠36の個所を腰床板部8に対応位置させ、
長孔38が形成された長手方向一端側が背床板部9側に
対応位置させた設けられる。
【0038】上記構成の起床式ベッド装置1において、
マットレス装置31上に横臥した利用者Uの上半身を起
こす場合には、駆動モ−タ15を作動させて背床板部9
を起上させる。それによって、背床板部9の起上に腰床
板部8が連動するから、図1に示すように利用者Uは上
半身が起こされることになる。
【0039】背床板部9と腰床板部8とを起上させる
と、その起上によってマットレス装置31が湾曲され
る。マットレス装置31の内装体32は一対の第1の層
状部材34と第2の層状部材35との三層構造となって
いる。
【0040】そのため、湾曲時に、上面側に位置する第
1の層状部材34よりもその下側に位置する第2の層状
部材35が大きな曲率で湾曲し、さらに第2の層状部材
35の下側に位置する第1の層状部材34がさらに大き
な曲率で湾曲する。その際、第2の層状部材35は滑沢
性を有する材料によって形成されているから、この第2
の層状部材35に対してこの上下面に接合された一対の
第1の層状部材34が滑動する。
【0041】湾曲時に第1の層状部材34と第2の層状
部材35とが互いに滑動することで、内装体32の厚さ
に比べて約3分の1の厚さの、上側に位置する第1の層
状部材34に発生する圧縮力だけが利用者Uの背面に作
用する。厚さが薄ければ薄い程、湾曲時に発生する圧縮
力が小さくなる。そのため、利用者Uの背面に加わる圧
縮力は、マットレス装置31の厚さに比べて十分に小さ
くなるから、利用者Uに与える不快感や苦痛も大きく軽
減されることになる。
【0042】内装体32を被覆した外装体33は伸縮性
を有する布地で形成されているから、マットレス装置3
1を湾曲させるときに、上記外装体33が内装体32の
湾曲を妨げることもない。
【0043】この発明は上記の一実施の形態に限定され
ず、種々変形可能である。たとえば、第2の層状部材3
5を滑沢性を有する材料で形成する代わりに、図4に示
すように第1の層状部材34と第2の層状部材35との
間に、滑沢性を有する、たとえばサテンなどの滑沢性シ
−ト45を介在させることで、第1の層状部材34と第
2の層状部材35とを容易に滑動できるようにしてもよ
い。この実施の形態では上記滑沢性シ−ト45は第1の
層状部材34に接合固定しているが、第2の層状部材3
5に接合固定してもよく、あるいは滑沢性シ−ト45が
比較的剛性を有する場合には単に介装させるだけであっ
てもよい。
【0044】さらに、この発明は、第1の層状部材34
と第2の層状部材35とを接着剤で長手方向中途部を接
着固定する代わりに、図5(a)、(b)に示すように
連結糸46で結合するようにしても差し支えない。
【0045】また、図示はしないが、内装体は1枚の第
1の層状部材と、同じく1枚の第2の層状部材とを接合
させた二層構造であってもよく、さらに湾曲時に生じる
圧縮力を小さくするためには、上側の第1の層状部材は
できるだけ薄くすることが望ましく、たとえば三層構造
の場合に上側の第1の層状部材を十分に薄くすること
で、利用者に作用する圧縮力を低減させても、下側に位
置する第1の層状部材によって内装体全体としてのクッ
ション性能を維持することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内装体が所定
の厚さの第1の層状部材と第2の層状部材とに分割さ
れ、しかも内装体を湾曲させたとき、第1の層状部材と
第2の層状部材とは互いに滑動しながら内装体の全体の
厚さに比べて薄い状態で別々に湾曲する。
【0047】そのため、内装体の上側の層状体の厚さ
を、内装体全体の厚さに比べて十分に薄くすることがで
きるから、内装体を湾曲させたときに上側の層状部材に
発生する圧縮力を低減することができる。
【0048】請求項2の発明によれば、第2の層状部材
の表面が滑沢性を有するから、内装体を湾曲させたとき
に、第1の層状部材と第2の層状部材とが滑動して別々
に湾曲する。そのため、第1の層状部材の表面に発生す
る圧縮力が第2の層状部材の厚さの影響を受けることが
ない。
【0049】請求項3の発明によれば、第1の層状部材
と第2の層状部材との間に滑沢性シ−トが設けられてい
るから、内装体を湾曲させたときに、第1の層状部材と
第2の層状部材とが滑動して別々に湾曲する。そのた
め、この場合も第1の層状部材の表面に発生する圧縮力
が第2の層状部材の厚さの影響を受けることがない。
【0050】請求項4の発明によれば、内装体を、第2
の層状部材の上下両面に第1の層状部材を積層した三層
構造としたことで、マットレス装置としての十分な厚さ
を確保した場合でも、第1の層状部材を薄くできるか
ら、湾曲時に第1の層状部材に発生する圧縮力を低減す
ることができる。
【0051】請求項5の発明によれば、起床式ベッド装
置に、湾曲時に表面に発生する圧縮力の少ないマットレ
ス装置を用いるようにした。そのため、床板体の床部を
起上させて利用者の上半身を起こすときに、利用者の背
面に作用する圧縮力を低減できるから、利用者に与える
不快感や苦痛を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すマットレス装置
を断面した起床式ベッド装置の側面図。
【図2】(a)はマットレス装置の外装体の一部を除去
した平面図、(b)は同じく側面図。
【図3】(a)はマットレス装置の長手方向一端部の拡
大断面図、(b)は同じくマットレス装置を湾曲させた
ときの長手方向一端部の拡大断面図、(c)は同じく第
2の層状部材の長手方向中途部の拡大断面図。
【図4】この発明の他の実施の形態を示すマットレス装
置の一部分の拡大断面図。
【図5】(a)はこの発明のさらに他の実施の形態を示
す外装体の一部を除去したマットレス装置の平面図、
(b)は同じく側面図。
【符号の説明】
4…ベッドフフレ−ム 6…床板体 13…駆動装置(駆動手段) 31…マットレス装置 32…内装体 33…外装体 34…第1の層状部材 35…第2の層状部材 45…滑沢性シ−ト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 27/15 A47C 17/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内装体およびこの内装体を被覆した外装
    体からなるマットレス装置において、 上記内装体は所定の厚さに分割されて積層された第1の
    層状部材と第2の層状部材からなり、第1の層状部材と
    第2の層状部材は、内装体を湾曲させたときに互いに滑
    動する構成となっていて、上記外装体は上記内装体の湾
    曲に応じて伸縮する材料から形成されていることを特徴
    とするマットレス装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の層状部材は、表面が滑沢性を
    有する材料で形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のマットレス装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の層状部材と第2の層状部材と
    の間には、これらを互いに滑動させる滑沢性シ−トが設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のマットレ
    ス装置。
  4. 【請求項4】 上記内装体は、第2の層状部材の上下面
    にそれぞれ第1の層状部材が積層された三層構造である
    ことを特徴とする請求項1記載のマットレス装置。
  5. 【請求項5】 利用者の上半身を起こすための起床式ベ
    ッド装置において、 ベッドフレ−ムと、 複数の床部に分割されるとともに互いに回動自在に連結
    されて上記ベッドフレ−ムに設けられた床板体と、 この床板体の床部を起伏駆動する駆動手段と、 上記床板体上に設けられたマットレス装置とを具備し、 上記マットレス装置は請求項1に記載された構成である
    ことを特徴とする起床式ベッド装置。
JP08388997A 1997-04-02 1997-04-02 マットレス装置および起床式ベッド装置 Expired - Lifetime JP3525027B2 (ja)

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