JP3524294B2 - スイッチ開閉状態検出回路 - Google Patents
スイッチ開閉状態検出回路Info
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Description
検出回路に係わり、特に、複数のスイッチの閉状態から
開状態への変化及び開状態から閉状態への変化の双方を
検出し、その検出出力により制御部の動作モードを制御
することを可能にしたスイッチ開閉状態検出回路に関す
る。
制御部(コントローラ)を備えた各種の制御機器、例え
ば自動車に搭載された車載制御機器等においては、制御
機器が不使用状態に入って、複数の操作スイッチがとも
に非制御状態に切替えられ、一定時間が経過したとき、
制御部の動作モードを通常動作モードから消費電力の少
ないスリープモードに自動的に移行させ、制御部におけ
る不必要な電力消費を抑えるようにしている。
ドから通常動作モードに復帰させるためには、制御部の
制御端子に割込み信号を供給すればよいもので、この割
込み信号はスイッチ開閉状態検出回路によって形成され
る。即ち、スイッチ開閉状態検出回路は、複数のスイッ
チのいずれか1つが操作され、操作されたスイッチが非
制御状態から制御状態に切替えられたことを検知し、そ
の検知出力に基づいて、割込み信号、例えば、ハイレベ
ルからローレベルに変化する割込み信号を発生し、この
割込み信号を制御部の制御端子に供給し、制御部の動作
モードをスリープモードから通常動作モードに復帰させ
る。
ている既知のスイッチ開閉状態検出回路及びその周辺回
路の構成の一例を示す回路図である。
検出回路40を含んだ回路部分は、複数(n)個の手動
操作スイッチ311 、312 、313 、… … …、3
1(n -1) 、31n と、少なくともn個の入力端子I1 、
I2 、I3 、… … …、I(n-1) 、In と1個の制御
端子Icを有する制御部32と、スイッチ311 及び入
力端子I1 間に直列接続された抵抗331 及びダイオー
ド341 、スイッチ312 及び入力端子I2 間に直列接
続された抵抗332 及びダイオード342 、スイッチ3
13 及び入力端子I3 間に直列接続された抵抗333 及
びダイオード343 、… … …、スイッチ31(n-1)
及び入力端子I(n-1) 間に直列接続された抵抗33
(n-1) 及びダイオード34(n-1) 、スイッチ31n 及び
入力端子In間に直列接続された抵抗33n 及びダイオ
ード34n と、抵抗331 とダイオード341 の接続点
と接地点間に接続されたコンデンサ351 、抵抗332
とダイオード342 の接続点と接地点間に接続されたコ
ンデンサ352 、抵抗333 とダイオード343 の接続
点と接地点間に接続されたコンデンサ353 、… …
…、抵抗33(n-1) とダイオード34(n-1) の接続点と
接地点間に接続されたコンデンサ35(n-1) 、抵抗33
n とダイオード34n の接続点と接地点間に接続された
コンデンサ35n と、スイッチ311 及び電源Vcc間
に後述する検出抵抗41とともに直列接続された給電抵
抗361 、スイッチ312 及び電源Vcc間に後述する
検出抵抗41とともに直列接続された給電抵抗362 、
スイッチ313 及び電源Vcc間に接続された給電抵抗
363 、… … …、スイッチ31(n-1) 及び電源Vc
c間に接続された給電抵抗36(n-1) 、スイッチ31n
及び電源Vcc間に接続された給電抵抗36n と、入力
端子I1 及び電源Vdd間に接続された給電抵抗3
71 、入力端子I2 及び電源Vdd間に接続された給電
抵抗372 、入力端子I3 及び電源Vdd間に接続され
た給電抵抗373 、… ……、入力端子I(n-1) 及び電
源Vdd間に接続された給電抵抗37(n-1) 、入力端子
In 及び電源Vdd間に接続された給電抵抗37n とか
らなっている。
抵抗361 (及び抵抗362 )と電源Vccとの間に並
列接続された検出抵抗41、コンデンサ42、ダイオー
ド43と、抵抗36 1 及び検出抵抗41の接続点と制御
端子Icとの間に従属接続された第1インバータ44及
び第2インバータ45と、第1インバータ44の出力と
接地点間に接続されたコンデンサ46と、制御端子Ic
及び電源Vdd間に接続された給電抵抗47とからなっ
ている。
40を含む回路部分は、概略、次のように動作する。
にある場合に、いま、スイッチ31 1 が開いていると、
ダイオード341 のカソードには、電源Vccの電圧が
検出抵抗41、給電抵抗361 、抵抗331 を介して印
加される。一方、ダイオード341 のアノードには、電
源Vddの電圧が給電抵抗371 を介して印加されるの
で、電源Vddの電圧が制御部32の入力端子I1 にハ
イレベルとして供給される。このとき、制御部32は、
入力端子I1 に供給されたハイレベルに対して何等の応
答をしない。また、他のスイッチ312 、313 、…
… …、31(n -1) 、31n が開いている場合において
も、スイッチ311 が開いている場合と同様である。
から閉じた状態に変化すると、給電抵抗361 と抵抗3
31 との接続点が閉じたスイッチ311 によって接地さ
れるので、ダイオード341 のカソードは、それまでの
電源Vccの電圧からほぼ接地電圧にまで急減するよう
になる。一方、ダイオード341 のアノードは、給電抵
抗371 を介して電源Vddの電圧が依然として印加さ
れているものの、カソードの電圧急減によってダイオー
ド341 が導通状態になり、それによりアノードもダイ
オード341 の接合電圧、例えば0.6V程度に近い低
電圧にまで急減して、この低電圧が入力端子I1 をロー
レベルに移行させる。このとき、制御部32は、入力端
子I1 に供給されたハイレベルからローレベルへの変化
に応答し、スイッチ311 の機能に対応した制御動作を
実行する。また、他のスイッチ312 、313 、… …
…、31(n-1) 、31n が開いている状態から閉じた
状態に変化した場合も、スイッチ311 が閉じた場合と
同様であって、制御部32は、閉じたスイッチ312 、
313 、… … …、31(n-1) 、31n の機能に対応
した制御動作を実行する。
機器、即ち、スイッチ開閉状態検出回路40を含んだ回
路部分の使用が終了し、全部のスイッチ311 、3
12 、313 、… … …、31(n-1) 、31n が開い
た状態に一定時間以上保持されるようになると、制御部
32は、図示されないスリープ設定回路の駆動により、
動作モードを通常動作モードから電力消費の少ないスリ
ープモードに移行させる。
ッチ開閉状態検出回路40を含んだ回路部分を使用する
ために、いずれかのスイッチ、例えば、スイッチ311
を開いている状態から閉じた状態に変化させると、給電
抵抗361 と抵抗331 との接続点の電圧が低下し、ダ
イオード341 が導通して入力端子I1 にローレベルが
供給されることは前述のとおりである。このとき、スイ
ッチ開閉状態検出回路40においては、検出抵抗41に
電流が流れ、検出抵抗41の電圧降下より、第1インバ
ータ44の入力端子にローレベルが供給され、その出力
端子にハイレベルが出力され、続いて、第2インバータ
45の入力端子にハイレベルが供給され、その出力端子
にローレベルが出力される。そして、制御端子Icは、
給電抵抗47を通して供給されていた電源Vddの電圧
(ハイレベル)に代わってローレベル、即ち、ハイレベ
ルからローレベルに変化する割込み信号が印加されるの
で、制御部32は、動作モードがスリープモードから通
常動作モードに復帰し、入力端子I1 に供給されたスイ
ッチ311 の機能に対応した制御動作が実行される。
モードのときに、スイッチ311 の他にスイッチ312
が閉じた場合も、前述のスイッチ311 が閉じた場合の
動作と同じ動作が行われる。
0は、制御部32の動作モードがスリープモードのと
き、スイッチ311 またはスイッチ312 が開かれた状
態から閉じた状態になったことを検出し、その検出結果
により制御部32の制御端子Icをハイレベルからロー
レベルに変化させる割込み信号で駆動するので、制御部
32の動作モードがスリープモードから通常動作モード
に復帰し、その時点から、いずれかのスイッチ311 、
312 、313 、… … …、31(n-1) 、31n が閉
じると、その閉じたスイッチの機能に対応した制御動作
が実行される。
閉状態検出回路40は、スイッチ311 またはスイッチ
312 が開かれた状態から閉じた状態に操作され、制御
部32の制御端子Icにハイレベルからローレベルに変
化する割込み信号が供給されたときに限り、制御部32
の動作モードをスリープモードから通常動作モードに復
帰させるように動作する。
ッチの種類によっては、閉じた状態から開いた状態に操
作され、制御部32の制御端子Icにハイレベルからロ
ーレベルに変化する割込み信号が供給されたときに、制
御部32の動作モードをスリープモードから通常動作モ
ードに復帰させる必要があるものもあり、前記既知のス
イッチ開閉状態検出回路40は、このような種類のスイ
ッチについて、制御部32の制御端子Icに対して所要
の割込み信号を供給することができず、制御部32の動
作モードをスリープモードから通常動作モードに復帰さ
せることができないという問題がある。
で、その目的は、スイッチが開閉いずれの状態に変化し
ても、所要の割込み信号を制御部の制御端子に供給する
ことが可能なスイッチ開閉状態検出回路を提供すること
にある。
に、本発明のスイッチ開閉状態検出回路は、複数対の入
力端子及び対の入力端子数に対応した複数の出力端子を
有し、対の入力端子の供給電圧が等しくない場合のみ対
応する出力端子に検出電圧を発生する制御用集積回路
と、複数対の入力端子間にそれぞれ接続された複数の遅
延回路とを備え、操作状態を監視する複数のスイッチの
開閉に伴う監視電圧の変化を個別に複数対の入力端子の
一方に加え、複数の出力端子から制御部の制御端子に供
給する割込み信号を発生する手段を具備する。
ぞれの対の入力端子に印加される監視電圧がハイレベル
からローレベルへのレベル変化及びローレベルからハイ
レベルへのレベル変化を生じたとき、その対の入力端子
に対応する出力端子にハイレベルからローレベルに変化
する割込み信号が出力され、スイッチが開閉いずれの状
態に変化しても、所要の割込み信号を制御部の制御端子
に供給することができる。
イッチ開閉状態検出回路は、複数のスイッチに監視電圧
を与え、複数のスイッチの開閉状態に対応した監視電圧
の変化を制御部の複数の入力端子に個別に供給する場合
に、監視電圧の変化を検出して制御部の制御端子に供給
し、制御部の動作モードを制御するスイッチ開閉状態検
出回路を設け、スイッチ開閉状態検出回路は、複数対の
入力端子及び対の入力端子数に対応した複数の出力端子
を有し、対の入力端子の供給電圧が等しくない場合のみ
対応する出力端子に割込み信号を発生する制御用集積回
路と、制御用集積回路の複数対の入力端子間にそれぞれ
接続された複数の遅延回路とを備え、複数のスイッチ中
の選択された複数のスイッチの監視電圧の変化を個別に
複数対の入力端子の一方に供給し、複数の出力端子に得
られた割込み信号を制御端子に供給している。
は、自動車に搭載され、種々の車載機器を動作制御する
マイクロコンピュータであり、複数のスイッチは、自動
車内に設けられた各種の制御スイッチである。
て、制御部の動作モードは、少なくとも、通常動作モー
ド及びスリープモードである。
状態を監視する複数のスイッチから出力された監視電圧
を個別に制御用集積回路の対応する複数対の入力端子に
供給し、制御用集積回路においては、それぞれの対の入
力端子に印加された監視電圧がハイレベルからローレベ
ルへの電圧変化及びローレベルからハイレベルへの電圧
変化を生じたとき、その対の入力端子に対応する出力端
子にハイレベルからローレベルに電圧変化する割込み信
号を出力するようにしているので、複数のスイッチのい
ずれかが開閉どちらの状態に変化しても、割込み信号を
制御部の制御端子に供給し、制御部の動作モードを1つ
のモード(例えば、スリープモード)から他のモード
(例えば、通常動作モード)に変化させることができ
る。
する。
出回路とその周辺回路の一実施例の構成を示す回路図で
あって、スイッチ開閉状態検出回路を車載制御機器に適
用した例を示すものである。
態検出回路1を含んだ回路部分は、複数(n)個の手動
操作スイッチ21 、22 、23 、… … …、
2(n-1) 、2n と、少なくともn個の入力端子I1 、I
2 、I3 、… … …、I(n-1) 、In と1個の制御端
子Icを有する制御部3と、スイッチ21 及び入力端子
I1 間に直列接続された抵抗41 及びダイオード51 、
スイッチ22 及び入力端子I2間に直列接続された抵抗
42 及びダイオード52 、スイッチ23 及び入力端子I
3 間に直列接続された抵抗43 及びダイオード53 、…
… …、スイッチ2(n -1) 及び入力端子I(n-1) 間に
直列接続された抵抗4(n-1) 及びダイオード5(n -1) 、
スイッチ2n 及び入力端子In 間に直列接続された抵抗
4n 及びダイオード5n と、抵抗41 とダイオード51
の接続点と接地点間に接続されたコンデンサ61 、抵抗
42 とダイオード52 の接続点と接地点間に接続された
コンデンサ62 、抵抗43 とダイオード53 の接続点と
接地点間に接続されたコンデンサ63 、… … …、抵
抗4(n-1) とダイオード5(n-1) の接続点と接地点間に
接続されたコンデンサ6(n-1) 、抵抗4n とダイオード
5n の接続点と接地点間に接続されたコンデンサ6
n と、スイッチ21 及び電源Vcc間に接続された給電
抵抗71 、スイッチ22 及び電源Vcc間に接続された
給電抵抗72 、スイッチ23 及び電源Vcc間に接続さ
れた給電抵抗73 、… … …、スイッチ2(n-1)及び
電源Vcc間に接続された給電抵抗7(n-1) 、スイッチ
2n 及び電源Vcc間に接続された給電抵抗7n と、入
力端子I1 及び電源Vdd間に接続された給電抵抗
81 、入力端子I2 及び電源Vdd間に接続された給電
抵抗82 、入力端子I3 及び電源Vdd間に接続された
給電抵抗83 、… … …、入力端子I(n -1) 及び電源
Vdd間に接続された給電抵抗8(n-1) 、入力端子In
及び電源Vdd間に接続された給電抵抗8n とからなっ
ている。
数対の入力端子I11−I12、I21−I22、I31−I32、
I41−I42、複数の出力端子O1 、O2 、O3 、O4 、
電源端子B+及び接地端子Eを有する制御用集積回路
(IC)10と、対の入力端子I11−I12間に接続され
た抵抗111 、対の入力端子I21−I22間に接続された
抵抗112 、対の入力端子I31−I32間に接続された抵
抗113 、対の入力端子I41−I42間に接続された抵抗
114 、入力端子I12と接地点間に接続されたコンデン
サ121 、入力端子I22と接地点間に接続されたコンデ
ンサ122 、入力端子I32と接地点間に接続されたコン
デンサ123 、入力端子I42と接地点間に接続されたコ
ンデンサ124 と、出力端子O1 と制御端子Ic間に接
続されたダイオード131 、出力端子O2 と制御端子I
c間に接続されたダイオード132、出力端子O3 と制
御端子Ic間に接続されたダイオード133 、出力端子
O4と制御端子Ic間に接続されたダイオード13
4 と、制御端子Icと電源Vdd間に接続された給電抵
抗14と、電源端子B+と接地端子E間に接続された平
滑コンデンサ15とからなっている。
出力端子O1 は、対の入力端子I11−I12に供給される
電圧が等しくない場合のみローレベルの割込み信号を、
出力端子O2 は、対の入力端子I21−I22に供給される
電圧が等しくない場合のみローレベルの割込み信号を、
出力端子O3 は、対の入力端子I31−I32に供給される
電圧が等しくない場合のみローレベルの割込み信号を、
出力端子O4 は、対の入力端子I41−I42に供給される
電圧が等しくない場合のみローレベルの割込み信号をそ
れぞれ発生する。さらに、抵抗111 及びコンデンサ1
21 の組、抵抗112 及びコンデンサ122 の組、抵抗
113 及びコンデンサ123 の組、抵抗114 及びコン
デンサ124 の組は、それぞれ、電圧遅延回路(ローパ
スフィルタ型積分回路)を構成している。
のスイッチ開閉状態検出回路1を含む回路部分の各部に
得られる電圧及び各部の動作状態の一例を示す経過説明
図であって、(a)は1つのスイッチ、例えばスイッチ
21 の開閉状態、(b)はスイッチ21 の開閉に伴い制
御部3の入力端子I1 に供給される電圧、(c)はスイ
ッチ21 の開閉に伴い制御用集積回路10の入力端子I
11に供給される電圧、(d)は同じくスイッチ21 の開
閉に伴い制御用集積回路10の入力端子I12に供給され
る電圧、(e)は制御用集積回路10の出力端子O1 か
ら出力される割込み信号、(f)は制御部3の動作モー
ドの状態を示すものであり、横軸は時間を示すものであ
る。
態検出回路1を含む回路部分の動作を、図2(a)乃至
(f)を用いて説明する。
間のように、制御部3の動作モードが通常動作モードに
ある場合、図2(a)の時間t3 乃至t5 の期間のよう
に、スイッチ21 が開いた状態にあれば、ダイオード5
1 は、カソードに電源Vccの電圧が給電抵抗71 、抵
抗41 を介して印加され、アノードに電源Vddの電圧
が給電抵抗81 を介して印加されるので、図2(b)の
時間t3 乃至t5 の期間のように、電源Vddの電圧が
制御部3の入力端子I1 にハイレベルの電圧として供給
されるもので、そのとき、制御部3は、入力端子I1 に
供給されたハイレベルの電圧に対して何等応答しない。
また、他のスイッチ22 、23 、… ……、2(n-1) 、
2n がそれぞれ開いた状態にある場合も、スイッチ21
が開いた状態にある場合と同様である。
間のように、スイッチ21 が閉じた状態にあれば、給電
抵抗71 と抵抗41 との接続点が閉じたスイッチ21 に
より接地され、ダイオード51 は、カソードがほぼ接地
電圧になり、アノードに給電抵抗81 を介して電源Vd
dの電圧が印加されるために導通状態になり、アノード
がダイオード51 の接合電圧、例えば0.6V程度に近
い低電圧になって、図2(b)の時間t1 乃至t3 の期
間のように、制御部3の入力端子I1 にローレベルの電
圧が供給される。このとき、制御部3は、入力端子I1
に供給されたローレベルの電圧(実際にはハイレベルか
らローレベルへの電圧変化)に応答し、スイッチ21 の
機能に対応した制御動作を実行する。また、他のスイッ
チ22 、23 、… … …、2(n-1) 、2n が閉じた状
態にある場合も、スイッチ21 が閉じた状態にある場合
と同様であって、制御部3は、閉じたスイッチ22 、2
3、… … …、2(n-1) 、2n の機能に対応する制御
動作を各別に実行する。
… … …、2(n-1) 、2n の開閉状態と制御部3にお
ける制御動作の実行、不実行との関係は、スイッチ
21 、22 、23 、… … …、2(n-1) 、2n の中の
少なくとも1つのスイッチが閉じた状態にある場合、即
ち、その閉じたスイッチに対応した制御部3の入力端子
のハイレベルの電圧(実際にはハイレベルからローレベ
ルへの電圧変化)時に、制御部3は、そのスイッチの機
能に対応した制御動作を各別に実行するように変更して
もよい。
際に、車載制御装置における予定の制御動作が終了し、
全部のスイッチ21 、22 、23 、… … …、2
(n-1) 、2n が開いた状態または閉じた状態に一定時間
以上保持されるようになると、制御部3は、図示されな
いスリープ設定回路の駆動によって、動作モードが通常
動作モードから電力消費の少ないスリープモードに変化
する。
に、制御部3の動作モードがスリープモードにある場合
に、1つのスイッチ、例えば、図2(a)の時間t1 で
示されるように、スイッチ21 を操作し、開いている状
態から閉じた状態に変化させると、給電抵抗71 と抵抗
41 との接続点の電圧が低下し、ダイオード51 が導通
して制御部3の入力端子I1 には、図2(b)の時間t
1 で示されるように、それまでのハイレベルからローレ
ベルに変化する電圧が供給される。
ては、入力端子I1 に供給されるハイレベルからローレ
ベルへの電圧変化が、図2(c)の時間t1 で示される
ように、そのまま制御用集積回路10の入力端子I11に
供給されるとともに、抵抗111 及びコンデンサ121
からなる電圧遅延回路によって遅延され、図2(d)の
時間t1 乃至t2 で示されるように、制御用集積回路1
0の入力端子I12に遅れた電圧変化として供給される。
このとき、制御用集積回路10は、図2の時間t1 乃至
t2 の期間に、対の入力端子I11、I12に供給される電
圧のレベルが不一致になるので、対の入力端子I11、I
12に対応した出力端子O1 は、図2(e)の時間t1 乃
至t2 で示されるように、それまで給電抵抗14を通し
て供給されていた電源Vddの電圧(ハイレベル)に代
わってローレベルの電圧になり、このハイレベルからロ
ーレベルへの電圧変化が割込み信号として制御部3の制
御端子Icに供給される。そして、制御部3は、かかる
割込み信号の供給によって、図2(f)の時間t1 で示
されるように、動作モードがスリープモードから通常動
作モードに復帰し、図2(b)の時間t1 で示されるよ
うに、入力端子I1に供給されたハイレベルからローレ
ベルへの電圧変化により、閉じたスイッチ21 の機能に
対応した制御動作を実行する。
ときに、制御用集積回路10は、スイッチ21 だけでな
く、対応する制御部3の入力端子I2 、I(n-1) 、In
が制御用集積回路10の対の入力端子I21−I22、I31
−I32、I41−I42に接続されているスイッチ22 、2
(n-1) 、2n のいずれかが閉じた場合も、前述のスイッ
チ21 が閉じた場合の動作と同様の動作を行っている。
即ち、図2の時間t1乃至t2 の期間のように、対の入
力端子I21−I22、I31−I32、I41−I42に供給され
る電圧レベルが不一致となるとき、対の入力端子I21−
I22、I31−I32、I41−I42に対応する出力端子
O2 、O3 、O4 からハイレベルからローレベルに電圧
変化する割込み信号が出力され、制御部3の動作モード
をスリープモードから通常モードに復帰し、制御部3
は、閉じたスイッチ22 、2(n-1) 、2n の機能に対応
した制御動作を実行する。
ードのとき、スイッチ開閉状態検出回路1における前述
の割込み信号は、スイッチ21 、22 、2(n-1) 、2n
の少なくとも1つ、例えばスイッチ21 が閉じた状態か
ら開いた状態に操作された場合にも発生する。即ち、図
2(b)の時間t3 に示されるように、スイッチ21が
閉じた状態から開いた状態になったとき、図2(c)、
(d)の時間t3 乃至t4 の期間、制御用集積回路10
の対の入力端子I11−I12に供給される電圧レベルが不
一致になることから、図2(e)の時間t3 に示される
ように、前述の場合と同様、対応する出力端子O1 から
ハイレベルからローレベルに電圧変化する割込み信号が
出力される。
検出回路によれば、制御部3がスリープモードにあると
きに、制御部3の入力端子I1 、I2 、I(n-1) 、In
に供給されるハイレベルとローレベルの2値電圧が変化
したことを制御用集積回路10と電圧遅延回路11、1
2との組み合わせによって検出し、ハイレベルからロー
レベルに電圧変化する割込み信号を制御部3の制御端子
Icに供給するようにしているので、複数のスイッチ2
1 、22 、2(n-1) 、2n のいずれかが開閉どちらの状
態に変化しても、確実に割込み信号を制御部3の制御端
子Icに供給して、制御部3をスリープモードから通常
動作モードに復帰させることが可能になる。
2n の操作時に、制御部3をスリープモードから通常動
作モードに復帰させるスイッチには、例えば、キーシリ
ンダアンロック信号のオン/オフスイッチ、ドーム/ブ
ザー信号のオン/オフスイッチ、ドアロック信号のオン
/オフスイッチ、ドアアンロック信号のオン/オフスイ
ッチ等が選ばれる。
閉状態検出回路1が車載制御機器に適用した場合を例に
挙げて説明したが、本発明のスイッチ開閉状態検出回路
1は車載制御機器への適用に限られるものでなく、車載
制御機器に類似した他の制御機器にも同様に適用可能で
ある。
閉状態検出回路1の制御用集積回路10が対の入力端子
I11−I12、I21−I22、I31−I32、I41−I42が4
対で、それらに対応する出力端子O1 、O2 、O3 、O
4 が4つである場合を例に挙げて説明したが、本発明に
用いられる制御用集積回路10は4対の入力端子と4つ
の出力端子を有するものに限られず、対の入力端子の数
と出力端子の数が等しければ、2以上のどのような数に
設定してもよいものである。
態を監視する複数のスイッチから出力された監視電圧を
個別に制御用集積回路の対応する複数対の入力端子に供
給し、制御用集積回路は、電圧遅延回路と協動して、そ
れぞれの対の入力端子に印加された監視電圧がハイレベ
ルからローレベルへの電圧変化及びローレベルからハイ
レベルへの電圧変化を生じたことを検知し、その対の入
力端子に対応した出力端子にハイレベルからローレベル
に電圧変化する割込み信号を出力するようにしているの
で、複数のスイッチのいずれかが開閉どちらの状態に変
化したとても、所要の割込み信号を制御部の制御端子に
供給し、制御部の動作モードを1つのモード(例えば、
スリープモード)から他のモード(例えば、通常動作モ
ード)に変化させることができるという効果がある。
周辺回路の一実施例の構成を示す回路図である。
含む回路部分の各部に得られる電圧及び各部の動作状態
の一例を示す経過説明図である。
回路の構成の一例を示す回路図である。
ッチ 3 制御部 41 、42 、43 、… … …、4(n-1) 、4n 抵抗 51 、52 、53 、… … …、5(n-1) 、5n ダイ
オード 61 、62 、63 、… … …、6(n-1) 、6n コン
デンサ 71 、72 、73 、… … …、7(n-1) 、7n 給電
抵抗 81 、82 、83 、… … …、8(n-1) 、8n 給電
抵抗 10 制御用集積回路(IC) 111 、112 、113 、114 抵抗 121 、122 、123 、124 コンデンサ 131 、132 、133 、134 ダイオード 14 給電抵抗 I1 、I2 、I3 、… … …、I(n-1) 、In 入力
端子 Ic 制御端子 I11、I12、I21、I22、I31、I32、I41、I42 入
力端子 O1 、O2 、O3 、O4 出力端子
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のスイッチに監視電圧を与え、前記
複数のスイッチの開閉状態に対応した前記監視電圧の変
化を制御部の複数の入力端子に個別に供給する場合に、
前記監視電圧の変化を検出して前記制御部の制御端子に
供給し、前記制御部の動作モードを制御するスイッチ開
閉状態検出回路であって、前記スイッチ開閉状態検出回
路は、複数対の入力端子及び前記対の入力端子数に対応
した複数の出力端子を有し、前記対の入力端子の供給電
圧が等しくない場合のみ対応する出力端子に割込み信号
を発生する制御用集積回路と、前記制御用集積回路の複
数対の入力端子間にそれぞれ接続された複数の遅延回路
とを備え、前記複数のスイッチ中の選択された複数のス
イッチの前記監視電圧の変化を個別に前記複数対の入力
端子の一方に供給し、前記複数の出力端子に得られた割
込み信号を前記制御端子に供給することを特徴とするス
イッチ開閉状態検出回路。 - 【請求項2】 前記制御部は、自動車に搭載され、種々
の車載機器を動作制御するマイクロコンピュータであ
り、前記複数のスイッチは、自動車内に設けられた各種
の制御スイッチであることを特徴とする請求項1に記載
のスイッチ開閉状態検出回路。 - 【請求項3】 前記制御部の動作モードは、少なくと
も、通常動作モード及びスリープモードであることを特
徴とする請求項1に記載のスイッチ開閉状態検出回路。
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