JP3522016B2 - 水洗便器 - Google Patents
水洗便器Info
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Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水洗便器に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、水洗便器
及び水洗便器の本体後方の上部に一体的に設置された温
水洗浄装置に設けられた各種電気機器に、単一の入力端
子から独立的に電源を供給することのできる水洗便器に
関するものである。
るものである。さらに詳しくは、この発明は、水洗便器
及び水洗便器の本体後方の上部に一体的に設置された温
水洗浄装置に設けられた各種電気機器に、単一の入力端
子から独立的に電源を供給することのできる水洗便器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水洗便器については、機能性
についての様々な改善が図られてきており、たとえば便
器ボウルへの洗浄水の供給を水道水から直接的に行う方
式のものや、汚物等の排出を排水路に設けたフラッパー
弁の開駆動により行わせる方式のものなどが既にこの出
願の出願人によって提案されている。
についての様々な改善が図られてきており、たとえば便
器ボウルへの洗浄水の供給を水道水から直接的に行う方
式のものや、汚物等の排出を排水路に設けたフラッパー
弁の開駆動により行わせる方式のものなどが既にこの出
願の出願人によって提案されている。
【0003】また、水洗便器については、それ自体の機
能性の向上だけでなく、トイレ使用におけるトータルな
面、たとえば利便性や衛生面などでの改善も図られてお
り、各種機能が付加されいる。たとえばその一例とし
て、局部を温水洗浄可能とした温水洗浄装置が、便座ユ
ニットなどとしてこれまでに提供されている。
能性の向上だけでなく、トイレ使用におけるトータルな
面、たとえば利便性や衛生面などでの改善も図られてお
り、各種機能が付加されいる。たとえばその一例とし
て、局部を温水洗浄可能とした温水洗浄装置が、便座ユ
ニットなどとしてこれまでに提供されている。
【0004】温水洗浄装置では、水道水を温水タンク内
で加温し、操作スイッチからの入力に従って局部洗浄用
の温水を噴射ノズルより噴射させることができるように
している。このような温水洗浄装置には、さらに、温水
洗浄後の局部を乾燥させる乾燥装置をはじめとして、ト
イレ使用に伴って発生する汚物からの臭気を除去する消
臭装置、そして、冬季などにおいてトイレ使用時に便座
を加温する便座加温装置、トイレルーム内を暖房する温
風暖房装置などが併設される場合もある。
で加温し、操作スイッチからの入力に従って局部洗浄用
の温水を噴射ノズルより噴射させることができるように
している。このような温水洗浄装置には、さらに、温水
洗浄後の局部を乾燥させる乾燥装置をはじめとして、ト
イレ使用に伴って発生する汚物からの臭気を除去する消
臭装置、そして、冬季などにおいてトイレ使用時に便座
を加温する便座加温装置、トイレルーム内を暖房する温
風暖房装置などが併設される場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな高機能化が進む一方で、水洗便器及び温水洗浄装置
に設けられる電気機器の点数も多くなり、これに伴っ
て、従来では全く認識されなかったような技術的問題が
生じてきている。たとえば、電気機器の回路構成等をよ
り簡略化するなどのために、水洗便器及び温水洗浄装置
に設けた各種電気機器とともに、それらの動作を制御す
る制御装置への電源供給を単一のコンセントを介して一
系統で行うことが考えられてもいる。
うな高機能化が進む一方で、水洗便器及び温水洗浄装置
に設けられる電気機器の点数も多くなり、これに伴っ
て、従来では全く認識されなかったような技術的問題が
生じてきている。たとえば、電気機器の回路構成等をよ
り簡略化するなどのために、水洗便器及び温水洗浄装置
に設けた各種電気機器とともに、それらの動作を制御す
る制御装置への電源供給を単一のコンセントを介して一
系統で行うことが考えられてもいる。
【0006】しかしながら、この場合、水洗便器又は温
水洗浄装置のいずれか一方が故障した場合には、他方の
装置に電源が供給されなくなり、また、制御装置への電
源供給を切ると、水洗便器及び温水洗浄装置の両方が動
作しないという問題が発生する。たとえば温水洗浄装置
が、TRS異常、シーズヒータからの漏電等により故障
した場合には、温水洗浄装置のみの故障にも関わらず、
水洗便器においては、トイレ使用後の汚物等を排出する
ことができなくなってしまう。汚物は臭気を発散するも
のであり、また、衛生上の観点等からもこのような事態
は避けなければならない。この水洗便器における汚物等
の排出不能は、温水洗浄装置が節電モードで運転されて
いる場合にも発生する。
水洗浄装置のいずれか一方が故障した場合には、他方の
装置に電源が供給されなくなり、また、制御装置への電
源供給を切ると、水洗便器及び温水洗浄装置の両方が動
作しないという問題が発生する。たとえば温水洗浄装置
が、TRS異常、シーズヒータからの漏電等により故障
した場合には、温水洗浄装置のみの故障にも関わらず、
水洗便器においては、トイレ使用後の汚物等を排出する
ことができなくなってしまう。汚物は臭気を発散するも
のであり、また、衛生上の観点等からもこのような事態
は避けなければならない。この水洗便器における汚物等
の排出不能は、温水洗浄装置が節電モードで運転されて
いる場合にも発生する。
【0007】最近になって、水洗便器そのものに局部温
水洗浄機能を持たせるという試みが行われるようにな
り、温水洗浄装置と一体となった新しいタイプの水洗便
器が開発されつつある。このような温水洗浄機能をも付
加した水洗便器においては、上記した問題は特に顕在化
されることとなる。この発明は、以上の通りの事情に鑑
みてなされたものであり、温水洗浄装置と一体型の水洗
便器において、水洗便器及び温水洗浄装置に設置された
各種電気機器への電源供給についての欠点を解消し、水
洗便器及び温水洗浄装置に設けられた各種電気機器に、
単一の入力端子から独立的に電源を供給することのでき
る水洗便器を提供することを目的としている。
水洗浄機能を持たせるという試みが行われるようにな
り、温水洗浄装置と一体となった新しいタイプの水洗便
器が開発されつつある。このような温水洗浄機能をも付
加した水洗便器においては、上記した問題は特に顕在化
されることとなる。この発明は、以上の通りの事情に鑑
みてなされたものであり、温水洗浄装置と一体型の水洗
便器において、水洗便器及び温水洗浄装置に設置された
各種電気機器への電源供給についての欠点を解消し、水
洗便器及び温水洗浄装置に設けられた各種電気機器に、
単一の入力端子から独立的に電源を供給することのでき
る水洗便器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、水洗便器及び水洗便器の本体後
方の上部に一体的に設置された温水洗浄装置に備えた各
種電気機器への電源供給を単一の入力端子を介して行う
水洗便器において、電気機器の制御回路部(A)ととも
に、水洗便器に備えた電気機器の駆動回路部(B)及び
温水洗浄装置に備えた電気機器の駆動回路部(C)を備
えた制御装置が設けられ、この制御装置に前記入力端子
が接続されるとともに、制御装置内において、制御回路
部(A)、駆動回路部(B)及び駆動回路部(C)がそ
の入力端子にそれぞれ別系統で接続され、水洗便器又は
温水洗浄装置のいずれか一方が故障した場合、他方の装
置の駆動回路部にはそれまでと同じように電源が供給さ
れ、また、制御回路部(A)への電源供給が切られて
も、水洗便器及び温水洗浄装置の両方の駆動回路部
(B)(C)には電源が供給されることを特徴とする水
洗便器を提供する。
を解決するものとして、水洗便器及び水洗便器の本体後
方の上部に一体的に設置された温水洗浄装置に備えた各
種電気機器への電源供給を単一の入力端子を介して行う
水洗便器において、電気機器の制御回路部(A)ととも
に、水洗便器に備えた電気機器の駆動回路部(B)及び
温水洗浄装置に備えた電気機器の駆動回路部(C)を備
えた制御装置が設けられ、この制御装置に前記入力端子
が接続されるとともに、制御装置内において、制御回路
部(A)、駆動回路部(B)及び駆動回路部(C)がそ
の入力端子にそれぞれ別系統で接続され、水洗便器又は
温水洗浄装置のいずれか一方が故障した場合、他方の装
置の駆動回路部にはそれまでと同じように電源が供給さ
れ、また、制御回路部(A)への電源供給が切られて
も、水洗便器及び温水洗浄装置の両方の駆動回路部
(B)(C)には電源が供給されることを特徴とする水
洗便器を提供する。
【0009】以下、図面に沿って、この発明の便器につ
いてさらに詳しく説明する。
いてさらに詳しく説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3は、各々、こ
の発明が実施される一形態として水洗便器を示した平面
図、左部分断面図及び右断面図である。これらの図1、
図2及び図3に示した例においては、水洗便器(1)の
本体後方の上部に、各種付加機能を備えた温水洗浄装置
(2)が一体的に設置されている。
の発明が実施される一形態として水洗便器を示した平面
図、左部分断面図及び右断面図である。これらの図1、
図2及び図3に示した例においては、水洗便器(1)の
本体後方の上部に、各種付加機能を備えた温水洗浄装置
(2)が一体的に設置されている。
【0011】図4は、汚物等の排出を行う水洗便器の弁
装置を例示した要部側面図である。この図4に示したよ
うに、水洗便器(1)には、ボウル(3)の底部から便
器後方に向かう排水口(4)が設けられており、これに
排水管部(5)及び排出管部(6)が順次接続されてい
る。排出管部(6)の底部終端には排出口(7)が形成
されている。一方、排水管部(6)の終端開口部に電動
式の弁装置が配設されている。
装置を例示した要部側面図である。この図4に示したよ
うに、水洗便器(1)には、ボウル(3)の底部から便
器後方に向かう排水口(4)が設けられており、これに
排水管部(5)及び排出管部(6)が順次接続されてい
る。排出管部(6)の底部終端には排出口(7)が形成
されている。一方、排水管部(6)の終端開口部に電動
式の弁装置が配設されている。
【0012】弁装置には、排水管部(6)の終端開口部
に、これを開閉自在とするフラッパー弁(8)が、その
立面方向に設置されている。フラッパー弁(8)は、ね
じりコイルバネ(9)が設けられた回動軸(10)を中
心として回動自在に支持されているとともに、モータ、
カム(11)、リンク(12)、レバー(13)及びね
じりコイルバネ(14)を備えた駆動部によってその回
動が機械的に制御されている。
に、これを開閉自在とするフラッパー弁(8)が、その
立面方向に設置されている。フラッパー弁(8)は、ね
じりコイルバネ(9)が設けられた回動軸(10)を中
心として回動自在に支持されているとともに、モータ、
カム(11)、リンク(12)、レバー(13)及びね
じりコイルバネ(14)を備えた駆動部によってその回
動が機械的に制御されている。
【0013】操作入力によりモータが駆動すると、その
回転に伴って、カム(11)面に接触した回動軸(1
0)が回動し、フラッパー弁(8)を回動させる。この
時、排水管部(5)の終端開口部の開閉が行われ、終端
開口部が開放される場合に、ボウル(3)内の汚物等
が、予め溜めておいた貯留水の水頭圧に従い排出口
(7)に向かって勢いよく排出される。一方、その終端
開口部が閉止される場合には、レバー(13)を介して
回動軸(10)にねじりコイルバネ(14)の弾性力が
伝達し、排水管部(5)の終端開口部は閉鎖され、ボウ
ル(3)内に水溜まりが形成される。
回転に伴って、カム(11)面に接触した回動軸(1
0)が回動し、フラッパー弁(8)を回動させる。この
時、排水管部(5)の終端開口部の開閉が行われ、終端
開口部が開放される場合に、ボウル(3)内の汚物等
が、予め溜めておいた貯留水の水頭圧に従い排出口
(7)に向かって勢いよく排出される。一方、その終端
開口部が閉止される場合には、レバー(13)を介して
回動軸(10)にねじりコイルバネ(14)の弾性力が
伝達し、排水管部(5)の終端開口部は閉鎖され、ボウ
ル(3)内に水溜まりが形成される。
【0014】なお、この弁装置は、フラッパー弁(8)
と上記駆動部の機械的な結合状態を手動により解除する
解除手段を備えてもおり、このような解除手段として、
ワイヤー等の張力部材(15)をレバー(13)に連結
している。張力部材(15)の先端には操作つまみ(1
6)が設けられている。たとえば停電等が発生し、フラ
ッパー弁(8)の自動開閉が不能となったなどの場合に
は、この操作つまみ(16)を介して張力部材(15)
を上方に引っ張り上げ、フラッパー弁(8)をフリーな
状態とし、汚物等の排出を可能とする。
と上記駆動部の機械的な結合状態を手動により解除する
解除手段を備えてもおり、このような解除手段として、
ワイヤー等の張力部材(15)をレバー(13)に連結
している。張力部材(15)の先端には操作つまみ(1
6)が設けられている。たとえば停電等が発生し、フラ
ッパー弁(8)の自動開閉が不能となったなどの場合に
は、この操作つまみ(16)を介して張力部材(15)
を上方に引っ張り上げ、フラッパー弁(8)をフリーな
状態とし、汚物等の排出を可能とする。
【0015】一方、図1、図2及び図3に示した温水洗
浄装置(2)は、図5のブロック図にも示されるような
給排水系を有している。すなわち、水道との接続部位に
給水電磁弁(17)が設けられ、その下流側に、給水口
(18)及び捨て水口(19)を備えたリザーブタンク
(20)及びヒータ(21)を備えた温水タンク(2
2)が順次設けられ、これらが配管系を介して接続され
ている。リザーブタンク(20)と温水タンク(22)
との間の配管系には水ポンプ(23)が介在し、リザー
ブタンク(20)に溜めた水道水を汲み上げて温水タン
ク(22)に移送するようにしている。
浄装置(2)は、図5のブロック図にも示されるような
給排水系を有している。すなわち、水道との接続部位に
給水電磁弁(17)が設けられ、その下流側に、給水口
(18)及び捨て水口(19)を備えたリザーブタンク
(20)及びヒータ(21)を備えた温水タンク(2
2)が順次設けられ、これらが配管系を介して接続され
ている。リザーブタンク(20)と温水タンク(22)
との間の配管系には水ポンプ(23)が介在し、リザー
ブタンク(20)に溜めた水道水を汲み上げて温水タン
ク(22)に移送するようにしている。
【0016】温水タンク(22)は、さらに人体局部に
向かって洗浄水を噴射するノズル部(24)を連結する
とともに、その底部には排水口(25)が設けられ、水
抜き管(26)を介して水抜きコック等の止水部(2
7)に接続している。止水部(27)は、図1及び図2
に示したように、温水洗浄装置(2)の基部に形成され
た給水口(28)の直上に配置されている。給水口(2
8)は、汚物等の排出及びボウル(3)の洗浄用の洗浄
水を水洗便器(1)に供給する水路として設けた給水管
(29)が挿入される部位であり、この給水管(29)
は、温水洗浄装置(2)の給排水系から分岐され、水道
水に直結している。また、給水口(28)は、水洗便器
(1)のボウル(3)の上端縁に沿ってその全周に設け
られた、底部に射水孔を有するれたリム(30)に、こ
のリム(30)から延びるリム給水接続部(31)を介
して通じている。このため、温水タンク(22)内に溜
めた局部洗浄水を長期不在などにより水抜きする際に
は、止水部(27)から排出される洗浄水は、リム(3
0)を経てボウル(3)の排水口(4)へと導かれる。
向かって洗浄水を噴射するノズル部(24)を連結する
とともに、その底部には排水口(25)が設けられ、水
抜き管(26)を介して水抜きコック等の止水部(2
7)に接続している。止水部(27)は、図1及び図2
に示したように、温水洗浄装置(2)の基部に形成され
た給水口(28)の直上に配置されている。給水口(2
8)は、汚物等の排出及びボウル(3)の洗浄用の洗浄
水を水洗便器(1)に供給する水路として設けた給水管
(29)が挿入される部位であり、この給水管(29)
は、温水洗浄装置(2)の給排水系から分岐され、水道
水に直結している。また、給水口(28)は、水洗便器
(1)のボウル(3)の上端縁に沿ってその全周に設け
られた、底部に射水孔を有するれたリム(30)に、こ
のリム(30)から延びるリム給水接続部(31)を介
して通じている。このため、温水タンク(22)内に溜
めた局部洗浄水を長期不在などにより水抜きする際に
は、止水部(27)から排出される洗浄水は、リム(3
0)を経てボウル(3)の排水口(4)へと導かれる。
【0017】また、温水洗浄装置(2)には、消臭装置
(32)が備えられてもおり、温水洗浄装置(2)の前
部の左側面側に寄せられて配置されている。この消臭装
置(32)は、ボウル(3)に臨ませた臭気吸込口(3
3)から吹出口に向かう臭気流路を備えており、この臭
気流路に、臭気吸込口(33)より吸い込んだ空気から
臭気分を除去する消臭フィルター(34)とファン(3
5)が設けられている。汚物から発生する臭気分を含ん
だ空気は、ファン(35)の作動により臭気吸込口(3
3)から吸い込まれた後に、消臭フィルター(34)を
通過し、ここでその臭気分が除去され、清浄な空気とな
って吹出口から吹き出される。
(32)が備えられてもおり、温水洗浄装置(2)の前
部の左側面側に寄せられて配置されている。この消臭装
置(32)は、ボウル(3)に臨ませた臭気吸込口(3
3)から吹出口に向かう臭気流路を備えており、この臭
気流路に、臭気吸込口(33)より吸い込んだ空気から
臭気分を除去する消臭フィルター(34)とファン(3
5)が設けられている。汚物から発生する臭気分を含ん
だ空気は、ファン(35)の作動により臭気吸込口(3
3)から吸い込まれた後に、消臭フィルター(34)を
通過し、ここでその臭気分が除去され、清浄な空気とな
って吹出口から吹き出される。
【0018】さらに、温水洗浄装置(2)は、その右側
面近傍に、冬季などにおけるトイレ使用時のトイレルー
ム内の暖房手段として、温風暖房装置(36)を備えて
いる。図6及び図7は、各々、この温風暖房装置を例示
した正面図及び平面図である。
面近傍に、冬季などにおけるトイレ使用時のトイレルー
ム内の暖房手段として、温風暖房装置(36)を備えて
いる。図6及び図7は、各々、この温風暖房装置を例示
した正面図及び平面図である。
【0019】たとえばこれらの図6及び図7に示される
ように、温風暖房装置(36)は、空気吸込口(37)
及び温風吹出口(38)を有し、空気吸込口(37)か
ら温風吹出口(38)に向かう空気流路が風洞によって
形成されている。空気吸込口(37)は、温水洗浄装置
(2)後方の内部空間と連通する一方、温風吹出口(3
8)は、図3に示されるように、温水洗浄装置(2)の
右側面上に配置され、トイレルームと連通するようにし
ている。
ように、温風暖房装置(36)は、空気吸込口(37)
及び温風吹出口(38)を有し、空気吸込口(37)か
ら温風吹出口(38)に向かう空気流路が風洞によって
形成されている。空気吸込口(37)は、温水洗浄装置
(2)後方の内部空間と連通する一方、温風吹出口(3
8)は、図3に示されるように、温水洗浄装置(2)の
右側面上に配置され、トイレルームと連通するようにし
ている。
【0020】空気流路内には、ファン(39)及びヒー
タ(40)が温風発生手段として内蔵され、安全装置
(41)が設けられてもいる。また、空気清浄用のフィ
ルター(42)が、空気吸込口(37)の直上に、引出
し自在に設けられている。さらにまた、図1、図2及び
図3に示した温水洗浄装置(2)には、温水洗浄後の局
部を乾燥させる乾燥装置(43)が、ノズル部(24)
に隣接して配備されている。
タ(40)が温風発生手段として内蔵され、安全装置
(41)が設けられてもいる。また、空気清浄用のフィ
ルター(42)が、空気吸込口(37)の直上に、引出
し自在に設けられている。さらにまた、図1、図2及び
図3に示した温水洗浄装置(2)には、温水洗浄後の局
部を乾燥させる乾燥装置(43)が、ノズル部(24)
に隣接して配備されている。
【0021】乾燥装置(43)は、前述した温風暖房装
置(36)と同様に、空気流路を有し、ここにファン及
びヒータが設けられている。空気流路の下流側には温風
吹出口(44)が形成されており、水洗便器(1)のボ
ウル(3)側に臨んでいる。この他、水洗便器(1)に
は、図2及び図3に示されるように、リム(30)の上
面に配置可能とした便座(45)が、温水洗浄装置
(2)の前端部において回動自在に設けられている。こ
の便座(45)には、冬季などにおけるトイレ使用時に
臀部を温めるために、ヒータを有する便座加温装置が内
蔵されている。
置(36)と同様に、空気流路を有し、ここにファン及
びヒータが設けられている。空気流路の下流側には温風
吹出口(44)が形成されており、水洗便器(1)のボ
ウル(3)側に臨んでいる。この他、水洗便器(1)に
は、図2及び図3に示されるように、リム(30)の上
面に配置可能とした便座(45)が、温水洗浄装置
(2)の前端部において回動自在に設けられている。こ
の便座(45)には、冬季などにおけるトイレ使用時に
臀部を温めるために、ヒータを有する便座加温装置が内
蔵されている。
【0022】そして、このような温水洗浄装置と一体型
とした水洗便器には、図8に示したように、水洗便器
(1)本体及び温水洗浄装置(2)に設けた各種電気機
器の動作を制御する制御装置(46)が設けられてお
り、この制御装置(46)は、防水性を確保するなどの
ために、温水洗浄装置(2)の上側に配置されている。
図9は、制御装置の回路構成を模式的に示したブロック
図である。
とした水洗便器には、図8に示したように、水洗便器
(1)本体及び温水洗浄装置(2)に設けた各種電気機
器の動作を制御する制御装置(46)が設けられてお
り、この制御装置(46)は、防水性を確保するなどの
ために、温水洗浄装置(2)の上側に配置されている。
図9は、制御装置の回路構成を模式的に示したブロック
図である。
【0023】この図9に示したように、制御装置(4
6)は、制御回路部(A)、水洗便器駆動回路部(B)
及び温水洗浄装置駆動回路部(C)を備えている。制御
回路部(A)には、リモコン受信部(47)、フロート
スイッチ(48)、温水サーミスタ(49)、室温サー
ミスタ(50)、便座サーミスタ(51)及び便座スイ
ッチ(52)が電気的に接続されている。そして、この
制御回路部(A)は、これらの電気機器から入力される
スイッチ信号、制御信号、検知信号等の外部入力信号を
受けて、前述した水洗便器(1)の弁装置及び給水部、
並びに温水洗浄装置(2)、さらに、これに併設された
消臭装置(32)、温風暖房装置(36)、乾燥装置
(43)及び便座加温装置の作動、停止及び運転制御を
行うように設定されている。
6)は、制御回路部(A)、水洗便器駆動回路部(B)
及び温水洗浄装置駆動回路部(C)を備えている。制御
回路部(A)には、リモコン受信部(47)、フロート
スイッチ(48)、温水サーミスタ(49)、室温サー
ミスタ(50)、便座サーミスタ(51)及び便座スイ
ッチ(52)が電気的に接続されている。そして、この
制御回路部(A)は、これらの電気機器から入力される
スイッチ信号、制御信号、検知信号等の外部入力信号を
受けて、前述した水洗便器(1)の弁装置及び給水部、
並びに温水洗浄装置(2)、さらに、これに併設された
消臭装置(32)、温風暖房装置(36)、乾燥装置
(43)及び便座加温装置の作動、停止及び運転制御を
行うように設定されている。
【0024】一方、水洗便器駆動回路部(B)には、水
洗便器(1)に設けられた電気機器としての給水電磁弁
(17)及び弁装置のフラッパー弁モータ(53)が電
気的に接続されている。また、温水洗浄装置駆動回路部
(C)には、温水洗浄装置(2)自体とともに、これに
併設された消臭装置(32)、温風暖房装置(36)、
乾燥装置(43)及び便座加温装置のファンに設けられ
たモータ及びヒータである、乾燥モータ(54)、消臭
モータ(55)、暖房モータ(56)、便座ヒータ(5
7)、暖房ヒータ(40)、温水ヒータ(21)及び乾
燥ヒータ(58)とともに、給水電磁弁(17)、水ポ
ンプ(23)及びその他の電磁弁(59)が、電気機器
として電気的に接続されている。
洗便器(1)に設けられた電気機器としての給水電磁弁
(17)及び弁装置のフラッパー弁モータ(53)が電
気的に接続されている。また、温水洗浄装置駆動回路部
(C)には、温水洗浄装置(2)自体とともに、これに
併設された消臭装置(32)、温風暖房装置(36)、
乾燥装置(43)及び便座加温装置のファンに設けられ
たモータ及びヒータである、乾燥モータ(54)、消臭
モータ(55)、暖房モータ(56)、便座ヒータ(5
7)、暖房ヒータ(40)、温水ヒータ(21)及び乾
燥ヒータ(58)とともに、給水電磁弁(17)、水ポ
ンプ(23)及びその他の電磁弁(59)が、電気機器
として電気的に接続されている。
【0025】そして、この制御装置(46)において
は、制御回路部(A)、水洗便器駆動回路部(B)及び
温水洗浄装置駆動回路部(C)への電源供給のために、
商用電源に接続する入力端子(60)を一つだけ設け、
この入力端子(60)に、制御回路部(A)、水洗便器
駆動回路部(B)及び温水洗浄装置駆動回路部(C)を
それぞれ別系統として接続している。なお、入力端子
(60)と制御回路部(A)との間にトランス(61)
を、また、温水洗浄装置駆動回路部(C)と入力端子
(60)との間には電源リレー(62)を介在させてい
る。
は、制御回路部(A)、水洗便器駆動回路部(B)及び
温水洗浄装置駆動回路部(C)への電源供給のために、
商用電源に接続する入力端子(60)を一つだけ設け、
この入力端子(60)に、制御回路部(A)、水洗便器
駆動回路部(B)及び温水洗浄装置駆動回路部(C)を
それぞれ別系統として接続している。なお、入力端子
(60)と制御回路部(A)との間にトランス(61)
を、また、温水洗浄装置駆動回路部(C)と入力端子
(60)との間には電源リレー(62)を介在させてい
る。
【0026】このように、制御回路部(A)、水洗便器
駆動回路部(B)及び温水洗浄装置駆動回路部(C)へ
の電源供給を、単一の入力端子(60)からそれぞれ別
系統を介して行うことにより、水洗便器(1)又は温水
洗浄装置(2)のいずれか一方が故障した場合にも、他
方の装置の駆動回路部にはそれまでと同じように電源を
供給することができる。また、制御装置(46)への電
源供給を切っても、水洗便器(1)及び温水洗浄装置
(2)の両方の駆動回路部には電源が供給される。
駆動回路部(B)及び温水洗浄装置駆動回路部(C)へ
の電源供給を、単一の入力端子(60)からそれぞれ別
系統を介して行うことにより、水洗便器(1)又は温水
洗浄装置(2)のいずれか一方が故障した場合にも、他
方の装置の駆動回路部にはそれまでと同じように電源を
供給することができる。また、制御装置(46)への電
源供給を切っても、水洗便器(1)及び温水洗浄装置
(2)の両方の駆動回路部には電源が供給される。
【0027】万一、温水洗浄装置(2)に、TRS異
常、シーズヒータからの漏電等により故障が発生するこ
とがあっても、水洗便器(1)の駆動回路部(B)には
電源が供給され、給水弁電磁(17)及びフラッパー弁
モータ(53)を作動させることができ、トイレ使用後
の汚物等を確実に排出することができる。これは、温水
洗浄装置(2)が節電モードで運転されている場合にも
同様である。トイレ使用後に汚物がそのままの放置され
ることはない。
常、シーズヒータからの漏電等により故障が発生するこ
とがあっても、水洗便器(1)の駆動回路部(B)には
電源が供給され、給水弁電磁(17)及びフラッパー弁
モータ(53)を作動させることができ、トイレ使用後
の汚物等を確実に排出することができる。これは、温水
洗浄装置(2)が節電モードで運転されている場合にも
同様である。トイレ使用後に汚物がそのままの放置され
ることはない。
【0028】また、図8に示したように、制御装置(4
6)に電気的に接続された室温サーミスタ(50)は、
その検知精度を高めるために、温水洗浄装置(2)本体
の後部外側に突出して配置されている。この室温サーミ
スタ(50)は、これと同様に、温水洗浄装置(2)本
体の後部外側に突設した保護部材(63)により保護さ
れるようにしている。しかも、室温サーミスタ(50)
の近傍には、温風暖房装置(36)及び乾燥装置(4
3)が作動する時に外気を取り入れる外気流入孔が形成
されている。
6)に電気的に接続された室温サーミスタ(50)は、
その検知精度を高めるために、温水洗浄装置(2)本体
の後部外側に突出して配置されている。この室温サーミ
スタ(50)は、これと同様に、温水洗浄装置(2)本
体の後部外側に突設した保護部材(63)により保護さ
れるようにしている。しかも、室温サーミスタ(50)
の近傍には、温風暖房装置(36)及び乾燥装置(4
3)が作動する時に外気を取り入れる外気流入孔が形成
されている。
【0029】温風暖房装置(36)及び乾燥装置(4
3)の動作時の室温検知においては、外気吸込み中と吸
込み後とでは温度差があり、よりトイレルーム内の環境
に近い状態で室温検知を行うためには、吸込み中の温度
検知の方が好適である。そこで、上記の通りに、室温サ
ーミスタ(50)を、温水洗浄装置(2)本体の外気流
入孔近傍で、しかも温水洗浄装置(2)本体の外側に配
置することによって、吸込み中の外気温度を測定するこ
とができ、検知した温度はほぼトイレルーム内の室温に
近い温度となる。その結果、温風暖房装置(36)及び
乾燥装置(43)の室温検知による動作制御もより実際
的となる。
3)の動作時の室温検知においては、外気吸込み中と吸
込み後とでは温度差があり、よりトイレルーム内の環境
に近い状態で室温検知を行うためには、吸込み中の温度
検知の方が好適である。そこで、上記の通りに、室温サ
ーミスタ(50)を、温水洗浄装置(2)本体の外気流
入孔近傍で、しかも温水洗浄装置(2)本体の外側に配
置することによって、吸込み中の外気温度を測定するこ
とができ、検知した温度はほぼトイレルーム内の室温に
近い温度となる。その結果、温風暖房装置(36)及び
乾燥装置(43)の室温検知による動作制御もより実際
的となる。
【0030】なお、室温サーミスタ(50)の配置位置
は、温水洗浄装置(2)本体に限られることはなく、水
洗便器(1)の本体としてもよい。この場合にも、室温
サーミスタ(50)は、水洗便器(1)の後部において
外気流入孔の近傍に、外側に突出するように設けること
ができる。もちろんこの発明は、以上の例によって限定
されるものではない。便器及び温水洗浄装置の細部の構
造については様々な態様が可能であり、たとえば温水洗
浄装置は、便座ユニットとして水洗便器と別体としてそ
の上部に設置されるタイプのものとすることができる。
は、温水洗浄装置(2)本体に限られることはなく、水
洗便器(1)の本体としてもよい。この場合にも、室温
サーミスタ(50)は、水洗便器(1)の後部において
外気流入孔の近傍に、外側に突出するように設けること
ができる。もちろんこの発明は、以上の例によって限定
されるものではない。便器及び温水洗浄装置の細部の構
造については様々な態様が可能であり、たとえば温水洗
浄装置は、便座ユニットとして水洗便器と別体としてそ
の上部に設置されるタイプのものとすることができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、温水洗浄装置と一体型の水洗便器において、水洗
便器及び温水洗浄装置に設けられた各種電気機器に、単
一の入力端子から独立的に電源を供給することができ
る。水洗便器又は温水洗浄装置の一方に故障が発生した
場合にも、他方の装置には、それまでと同様に安定して
電源を供給することができる。また、制御装置への電源
供給が停止された時にも、水洗便器及び温水洗浄装置に
電源を供給することができる。
って、温水洗浄装置と一体型の水洗便器において、水洗
便器及び温水洗浄装置に設けられた各種電気機器に、単
一の入力端子から独立的に電源を供給することができ
る。水洗便器又は温水洗浄装置の一方に故障が発生した
場合にも、他方の装置には、それまでと同様に安定して
電源を供給することができる。また、制御装置への電源
供給が停止された時にも、水洗便器及び温水洗浄装置に
電源を供給することができる。
【図1】この発明が実施される一形態を示した平面図で
ある。
ある。
【図2】図1の例の左部分断面図である。
【図3】図1の例の右断面図である。
【図4】弁装置を例示した要部側面図である。
【図5】温水洗浄装置の給排水系を例示したブロック図
である。
である。
【図6】温風暖房装置を例示した正面図である。
【図7】図6の例の平面図である。
【図8】制御装置を示した平面図である。
【図9】制御装置の回路構成を模式的に示したブロック
図である。
図である。
1 水洗便器
2 温水洗浄装置
3 ボウル
4 排水口
5 排水管部
6 排出管部
7 排出口
8 フラッパー弁
9 ねじりコイルバネ
10 回動軸
11 カム
12 リンク
13 レバー
14 ねじりコイルバネ
15 張力部材
16 操作つまみ
17 給水電磁弁
18 給水口
19 捨て水口
20 リザーブタンク
21 ヒータ
22 温水タンク
23 水ポンプ
24 ノズル部
25 排水口
26 水抜き管
27 止水部
28 給水口
29 給水管
30 リム
31 リム給水接続部
32 消臭装置
33 臭気吸込口
34 消臭フィルター
35 ファン
36 温風暖房装置
37 空気吸込口
38 温風吹出口
39 ファン
40 ヒータ
41 安全装置
42 フィルター
43 乾燥装置
44 温風吹出口
45 便座
46 制御装置
47 リモコン受信部
48 フロートスイッチ
49 温水サーミスタ
50 室温サーミスタ
51 便座サーミスタ
52 便座スイッチ
53 フラッパー弁モータ
54 乾燥モータ
55 消臭モータ
56 暖房モータ
57 便座ヒータ
58 乾燥ヒータ
59 電磁弁
60 入力端子
61 トランス
62 電源リレー
63 保護部材
A 制御回路部
B 水洗便器駆動回路部
C 温水洗浄装置駆動回路部
フロントページの続き
(72)発明者 南山 貴哉
大阪府門真市大字門真1048番地 松下電
工株式会社内
(72)発明者 西崎 喜弘
大阪府門真市大字門真1048番地 松下電
工株式会社内
(72)発明者 山崎 晴夫
大阪府門真市大字門真1048番地 松下電
工株式会社内
(72)発明者 長岡 弘敏
大阪府門真市大字門真1048番地 松下電
工株式会社内
(56)参考文献 特開 平7−102607(JP,A)
特開 平3−72126(JP,A)
特開 平2−125038(JP,A)
特開 平5−295783(JP,A)
特開 昭62−111036(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 水洗便器及び水洗便器の本体後方の上部
に一体的に設置された温水洗浄装置に備えた各種電気機
器への電源供給を単一の入力端子を介して行う水洗便器
において、電気機器の制御回路部(A)とともに、水洗
便器に備えた電気機器の駆動回路部(B)及び温水洗浄
装置に備えた電気機器の駆動回路部(C)を備えた制御
装置が設けられ、この制御装置に前記入力端子が接続さ
れるとともに、制御装置内において、制御回路部
(A)、駆動回路部(B)及び駆動回路部(C)がその
入力端子にそれぞれ別系統で接続され、水洗便器又は温
水洗浄装置のいずれか一方が故障した場合、他方の装置
の駆動回路部にはそれまでと同じように電源が供給さ
れ、また、制御回路部(A)への電源供給が切られて
も、水洗便器及び温水洗浄装置の両方の駆動回路部
(B)(C)には電源が供給されることを特徴とする水
洗便器。 - 【請求項2】 制御回路部(A)に接続される室温サー
ミスタが、水洗便器又は温水洗浄装置本体の後部に形成
された外気流入孔近傍の、水洗便器又は温水洗浄装置本
体の外側に配置された請求項1記載の水洗便器。 - 【請求項3】 室温サーミスタは、水洗便器又は温水洗
浄装置本体の外側に設けた保護部材により保護されてい
る請求項2記載の水洗便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24497095A JP3522016B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24497095A JP3522016B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 水洗便器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0988150A JPH0988150A (ja) | 1997-03-31 |
JP3522016B2 true JP3522016B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=17126667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24497095A Expired - Fee Related JP3522016B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 水洗便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3522016B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP24497095A patent/JP3522016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0988150A (ja) | 1997-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040203 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |