JP3518003B2 - 人体局部洗浄装置の温風乾燥装置 - Google Patents
人体局部洗浄装置の温風乾燥装置Info
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- JP3518003B2 JP3518003B2 JP30925694A JP30925694A JP3518003B2 JP 3518003 B2 JP3518003 B2 JP 3518003B2 JP 30925694 A JP30925694 A JP 30925694A JP 30925694 A JP30925694 A JP 30925694A JP 3518003 B2 JP3518003 B2 JP 3518003B2
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Description
【0002】
【0003】本発明は、人体の局部に洗浄水を噴出して
局部を洗浄した後、温風により乾燥を行う人体局部洗浄
装置の温風乾燥装置に関する。
局部を洗浄した後、温風により乾燥を行う人体局部洗浄
装置の温風乾燥装置に関する。
【0004】この種の従来技術としては、特開昭61−
122342号公報に開示されるようなものが知られて
いる。この公報に開示される人体局部洗浄装置の温風乾
燥装置は、人体局部洗浄装置の取付け部又は人体局部洗
浄装置の近傍に取付けられる箱部と、箱部に内蔵され温
風が流れる通風路と通風路の終端側に設けられ温風を箱
部の外方に吹き出す吹出口と通風路の始端側に設けられ
た吸気口とを備えたファンケーシングと、ファンケーシ
ングの外方に位置して箱部に内蔵されファンケーシング
の吸気口に近接して対向する電熱ヒータと、ファンケー
シングの外方に位置して箱部に内蔵された駆動モータ
と、ファンケーシングの内部に位置して駆動モータで駆
動されるファンと、箱部に回動自在に軸支される便座
と、便座に開口され温風が送風される第2吹出口とから
成るものである。
122342号公報に開示されるようなものが知られて
いる。この公報に開示される人体局部洗浄装置の温風乾
燥装置は、人体局部洗浄装置の取付け部又は人体局部洗
浄装置の近傍に取付けられる箱部と、箱部に内蔵され温
風が流れる通風路と通風路の終端側に設けられ温風を箱
部の外方に吹き出す吹出口と通風路の始端側に設けられ
た吸気口とを備えたファンケーシングと、ファンケーシ
ングの外方に位置して箱部に内蔵されファンケーシング
の吸気口に近接して対向する電熱ヒータと、ファンケー
シングの外方に位置して箱部に内蔵された駆動モータ
と、ファンケーシングの内部に位置して駆動モータで駆
動されるファンと、箱部に回動自在に軸支される便座
と、便座に開口され温風が送風される第2吹出口とから
成るものである。
【0005】上記した従来の技術は、便座に第2吹出口
を形成して人体局部に前方から温風が送風されるように
して乾燥を短時間で終えようとしたものであるが、便座
から温風を送風するために、箱部から便座への通風路が
形成され、便座を上方へ開放したときに便座と箱部との
結合部が開口してしまう。結合部が開口した状態で使用
すると、小水が入ることが考えられ、汚れや臭いが生じ
てしまう。この問題が生じないように、開口部に温風の
風力により開閉する弁を設けることが考えられるが、通
風路に弁を容易に設けることができない。
を形成して人体局部に前方から温風が送風されるように
して乾燥を短時間で終えようとしたものであるが、便座
から温風を送風するために、箱部から便座への通風路が
形成され、便座を上方へ開放したときに便座と箱部との
結合部が開口してしまう。結合部が開口した状態で使用
すると、小水が入ることが考えられ、汚れや臭いが生じ
てしまう。この問題が生じないように、開口部に温風の
風力により開閉する弁を設けることが考えられるが、通
風路に弁を容易に設けることができない。
【0006】本発明は、便座へ温風を供給する通風路の
結合部に小水等の進入の防止ができ、且つ、簡単な構造
で便座から温風を送風できることを課題とする。
結合部に小水等の進入の防止ができ、且つ、簡単な構造
で便座から温風を送風できることを課題とする。
【0007】上記した課題を解決するために請求項1の
発明において講じた手段は、便器の上縁後部に設置され
た箱部と、前記箱部に軸部を介して枢支された便座と、
前記箱部内に設けられた第1温風発生装置と、前記便器
内部に開口するように前記箱部に形成され、前記第1温
風発生装置にて生成された温風が吹き出される第1吹出
口と、前記便器に隣接配置された第2温風発生装置と、
前記便器内部に開口するように前記便座の内縁の前方に
形成され、前記便座内部及び前記軸部を介して前記第2
温風発生装置と連通することにより前記第2温風発生装
置にて生成された温風が吹き出される第2吹出口とを備
えた、人体局部洗浄装置の温風乾燥装置を構成したこと
である。
発明において講じた手段は、便器の上縁後部に設置され
た箱部と、前記箱部に軸部を介して枢支された便座と、
前記箱部内に設けられた第1温風発生装置と、前記便器
内部に開口するように前記箱部に形成され、前記第1温
風発生装置にて生成された温風が吹き出される第1吹出
口と、前記便器に隣接配置された第2温風発生装置と、
前記便器内部に開口するように前記便座の内縁の前方に
形成され、前記便座内部及び前記軸部を介して前記第2
温風発生装置と連通することにより前記第2温風発生装
置にて生成された温風が吹き出される第2吹出口とを備
えた、人体局部洗浄装置の温風乾燥装置を構成したこと
である。
【0008】請求項2の発明において講じた手段は、前
記軸部と前記第2温風発生装置との間の連結部にシール
カップを配設したことである。
記軸部と前記第2温風発生装置との間の連結部にシール
カップを配設したことである。
【0009】上記した請求項1の手段によれば、第1温
風発生装置で生成された温風は箱部を通過してから第1
吹出口から吹き出され、また、第2温風発生装置で生成
された温風は軸部及び便座内部箱部を通過してから第2
吹出口から吹き出される。しかして、第2温風発生装置
から便座内部に送風される温風は、便座の軸部の内部を
流れるため、便座を開放したときに箱部と便座との結合
部が開口することはなく、小水、洗浄液及び洗剤等の進
入を防止する弁を設ける必要もなくなる。
風発生装置で生成された温風は箱部を通過してから第1
吹出口から吹き出され、また、第2温風発生装置で生成
された温風は軸部及び便座内部箱部を通過してから第2
吹出口から吹き出される。しかして、第2温風発生装置
から便座内部に送風される温風は、便座の軸部の内部を
流れるため、便座を開放したときに箱部と便座との結合
部が開口することはなく、小水、洗浄液及び洗剤等の進
入を防止する弁を設ける必要もなくなる。
【0010】請求項2の手段によれば、第2温風発生装
置と軸部との連結部にシールカップが配設されたことに
より、第2温風発生装置から温風が送風され、連結部に
達したときはシールカップが開き連結部を完全にシール
することができる。又、第2温風発生装置からの温風の
送風がなく、便座の開閉を行うときには、シールカップ
はシールとしての作用がないためシールカップが便座の
開閉の妨げとなることがなく、又、シール部材の摩耗を
最小に抑えることができる。
置と軸部との連結部にシールカップが配設されたことに
より、第2温風発生装置から温風が送風され、連結部に
達したときはシールカップが開き連結部を完全にシール
することができる。又、第2温風発生装置からの温風の
送風がなく、便座の開閉を行うときには、シールカップ
はシールとしての作用がないためシールカップが便座の
開閉の妨げとなることがなく、又、シール部材の摩耗を
最小に抑えることができる。
【0011】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0012】図1は本発明の人体局部洗浄装置の温風乾
燥装置の平面図を示す。図2は図1のA部の拡大図を示
し、図3はB方向からの第2ファンケーシングの側面図
を示す。
燥装置の平面図を示す。図2は図1のA部の拡大図を示
し、図3はB方向からの第2ファンケーシングの側面図
を示す。
【0013】人体局部洗浄装置の便器10に便座11が
取付けられ、便器10の取付け部12に箱部13が取付
けられている。箱部13は取付け部12に固定されたベ
ース部13aとベース部13aに保持された箱状のカバ
ー部13bとからなる。箱部13には温水タンク14、
制御基板15、流量調整弁16及びリリーフ弁17が取
付けられている。温水タンク14にはビデ用ノズル18
及びアヌス用ノズル19が接続されている。又、箱部1
3の端部には第1ファンケーシング20が内蔵されてい
る。
取付けられ、便器10の取付け部12に箱部13が取付
けられている。箱部13は取付け部12に固定されたベ
ース部13aとベース部13aに保持された箱状のカバ
ー部13bとからなる。箱部13には温水タンク14、
制御基板15、流量調整弁16及びリリーフ弁17が取
付けられている。温水タンク14にはビデ用ノズル18
及びアヌス用ノズル19が接続されている。又、箱部1
3の端部には第1ファンケーシング20が内蔵されてい
る。
【0014】第1ファンケーシング20は、ダクト形状
をなしており、温風が流れる通風路21と、通風路21
の終端側につながり温風を箱部13の外方に吹き出す吹
出口(第1吹出口)22と、通風路21の始端側につな
がる吸気口23とが形成されている。吸気口23は、第
1ファンケーシング20の上面部に形成されている。
をなしており、温風が流れる通風路21と、通風路21
の終端側につながり温風を箱部13の外方に吹き出す吹
出口(第1吹出口)22と、通風路21の始端側につな
がる吸気口23とが形成されている。吸気口23は、第
1ファンケーシング20の上面部に形成されている。
【0015】電熱ヒータ24は、第1ファンケーシング
20のヒータ用のボス部(図示せず)に固定されてお
り、第1ファンケーシング20の上方に位置して箱部1
3に内蔵されている。電熱ヒータ24は、第1ファンケ
ーシング20の吸気口23を区画するつば部(図示せ
ず)に当てがわれ、吸気口23に上外方から近接状態で
対向している。又、電熱ヒータ24は、発熱線、温度ヒ
ューズ及びヒータケースから構成されているが説明を省
略する。
20のヒータ用のボス部(図示せず)に固定されてお
り、第1ファンケーシング20の上方に位置して箱部1
3に内蔵されている。電熱ヒータ24は、第1ファンケ
ーシング20の吸気口23を区画するつば部(図示せ
ず)に当てがわれ、吸気口23に上外方から近接状態で
対向している。又、電熱ヒータ24は、発熱線、温度ヒ
ューズ及びヒータケースから構成されているが説明を省
略する。
【0016】第1ファンケーシング20のモータ取付け
ボス部(図示せず)に、ネジにより駆動モータ25のモ
ータプレート26が固定されている。これにより、駆動
モータ25は、第1ファンケーシング20の上外方に位
置して箱部13に内蔵されている。駆動モータ25のモ
ータ軸には、ファン(図示せず)が取付けられており、
第1ファンケーシング20の通風路の始端側に位置して
いる。
ボス部(図示せず)に、ネジにより駆動モータ25のモ
ータプレート26が固定されている。これにより、駆動
モータ25は、第1ファンケーシング20の上外方に位
置して箱部13に内蔵されている。駆動モータ25のモ
ータ軸には、ファン(図示せず)が取付けられており、
第1ファンケーシング20の通風路の始端側に位置して
いる。
【0017】図に示すように、便器10の側部には、箱
部13に取付けられダクト形状をなした第2ファンケー
シング27が図示しない取付け部によって配設されてい
る。
部13に取付けられダクト形状をなした第2ファンケー
シング27が図示しない取付け部によって配設されてい
る。
【0018】第2ファンケーシング27は、温風が流れ
る通風路30と、通風路30の終端側につながり温風を
第2ファンケーシング27の外方に吹き出す送風口31
と、通風路30の始端側につながる吸気口32とが形成
されている。
る通風路30と、通風路30の終端側につながり温風を
第2ファンケーシング27の外方に吹き出す送風口31
と、通風路30の始端側につながる吸気口32とが形成
されている。
【0019】電熱ヒータ33は、第2ファンケーシング
27のヒータ用のボス部(図示せず)にネジで固定され
ている。この電熱ヒータ33は、吸気口32に近接状態
で対向している。
27のヒータ用のボス部(図示せず)にネジで固定され
ている。この電熱ヒータ33は、吸気口32に近接状態
で対向している。
【0020】第2ファンケーシング27のモータ取付け
ボス部(図示せず)に、駆動モータ34が固定されてい
る。駆動モータ34のモータ軸35には、ファンとして
のシロッコファン36が取付けられており、第2ファン
ケーシング27の通風路30の始端側に位置している。
ボス部(図示せず)に、駆動モータ34が固定されてい
る。駆動モータ34のモータ軸35には、ファンとして
のシロッコファン36が取付けられており、第2ファン
ケーシング27の通風路30の始端側に位置している。
【0021】送風口31には、便座11の軸部40が挿
通されており、送風口31と軸部40とが連結されてい
る。この連結部を図2に示す。連結部は、送風口31の
端部が内周側に凹部が形成され、軸部40の端部の外周
側に凹部が形成され、両者がシールカップ41を介して
連結されている。シールカップ41は、図に示されるよ
うに、軸部40側に開口しており温風の通路と連通して
いるため、第2ファンケーシング27より生成される温
風が送風口31から送風されることにより、シールカッ
プ41が開いて温風の漏れが防止される。又、便座11
には、軸部40より送風された温風が人体の局部に送風
されるように、吹出口(第2吹出口)42が形成されて
いる。吹出口42について図1、4を参照にして説明す
る。図1は、便座11内の空洞部を仕切る仕切り板4
3、44が図に示すように配設されており、2つの吹出
口42から同時に送風されるものである。又、図4は、
第2ファンケーシング27の送風口31付近に通路を選
択する可変式の仕切り板45が配設されており、モータ
46によりどちらか一方の通風路が遮断され、2つの吹
出口42のどちらか一方から人体の局部に向けて温風が
送風されるものである。
通されており、送風口31と軸部40とが連結されてい
る。この連結部を図2に示す。連結部は、送風口31の
端部が内周側に凹部が形成され、軸部40の端部の外周
側に凹部が形成され、両者がシールカップ41を介して
連結されている。シールカップ41は、図に示されるよ
うに、軸部40側に開口しており温風の通路と連通して
いるため、第2ファンケーシング27より生成される温
風が送風口31から送風されることにより、シールカッ
プ41が開いて温風の漏れが防止される。又、便座11
には、軸部40より送風された温風が人体の局部に送風
されるように、吹出口(第2吹出口)42が形成されて
いる。吹出口42について図1、4を参照にして説明す
る。図1は、便座11内の空洞部を仕切る仕切り板4
3、44が図に示すように配設されており、2つの吹出
口42から同時に送風されるものである。又、図4は、
第2ファンケーシング27の送風口31付近に通路を選
択する可変式の仕切り板45が配設されており、モータ
46によりどちらか一方の通風路が遮断され、2つの吹
出口42のどちらか一方から人体の局部に向けて温風が
送風されるものである。
【0022】温風乾燥装置を使用するにあたっては、便
座11に座った状態の使用者の局部に、温水タンク14
内の温水がノズル18又は19から人体の局部に噴出さ
れ人体の局部が洗浄される。局部を洗浄した後、図示し
ない乾燥用操作スイッチを操作すると又は洗浄後自動的
に、電熱ヒータ24及び駆動モータ25に通電され、電
熱ヒータ24が発熱するとともに、駆動モータ25が駆
動する。これにより、ファンが回転して箱部13内の空
気は、吸気口23から第1ファンケーシング20内に吸
い込まれる。吸気口23を通った空気は、電熱ヒータ2
4の発熱線で加熱されて温風が生成される。温風は、通
風路21を流れ、吹出口22から箱部13の外方に送風
され、人体の局部に後方から温風が吹き付けられる。
又、同時あるいは電熱ヒータ24及び駆動モータ25と
交互に電熱ヒータ33及び駆動モータ34に通電される
ため、電熱ヒータ33が発熱するとともに、駆動モータ
34が駆動する。これにより、シロッコファン36が回
転して外部のの空気が吸気口32から第2ファンケーシ
ング27内に吸い込まれる。吸気口32を通った空気
は、電熱ヒータ33の発熱線で加熱されて温風が生成さ
れる。温風は、通風路30を流れ、送風口31から軸部
40内に送風される。このとき、送風口31からの送風
によりシールカップ41が開き、連結部は完全にシール
された状態となる。軸部40内に送風された温風は、便
座11内を流れ、吹出口42から人体の局部に向けて温
風が吹き付けられる。
座11に座った状態の使用者の局部に、温水タンク14
内の温水がノズル18又は19から人体の局部に噴出さ
れ人体の局部が洗浄される。局部を洗浄した後、図示し
ない乾燥用操作スイッチを操作すると又は洗浄後自動的
に、電熱ヒータ24及び駆動モータ25に通電され、電
熱ヒータ24が発熱するとともに、駆動モータ25が駆
動する。これにより、ファンが回転して箱部13内の空
気は、吸気口23から第1ファンケーシング20内に吸
い込まれる。吸気口23を通った空気は、電熱ヒータ2
4の発熱線で加熱されて温風が生成される。温風は、通
風路21を流れ、吹出口22から箱部13の外方に送風
され、人体の局部に後方から温風が吹き付けられる。
又、同時あるいは電熱ヒータ24及び駆動モータ25と
交互に電熱ヒータ33及び駆動モータ34に通電される
ため、電熱ヒータ33が発熱するとともに、駆動モータ
34が駆動する。これにより、シロッコファン36が回
転して外部のの空気が吸気口32から第2ファンケーシ
ング27内に吸い込まれる。吸気口32を通った空気
は、電熱ヒータ33の発熱線で加熱されて温風が生成さ
れる。温風は、通風路30を流れ、送風口31から軸部
40内に送風される。このとき、送風口31からの送風
によりシールカップ41が開き、連結部は完全にシール
された状態となる。軸部40内に送風された温風は、便
座11内を流れ、吹出口42から人体の局部に向けて温
風が吹き付けられる。
【0023】便座11から人体の局部に送風される温風
は、第2ファンケーシング27から軸部40内を流れて
便座11の吹出口42に到達する。第2ファンケーシン
グ27から送風される温風は、軸部40内を流れるた
め、便座11を開放しても連結部が開口することがなく
なる。これにより、便座と箱部との連結部に弁等を設け
る必要がなく、簡単な構造で小水、洗浄水及び洗剤等の
進入を防止することができる。
は、第2ファンケーシング27から軸部40内を流れて
便座11の吹出口42に到達する。第2ファンケーシン
グ27から送風される温風は、軸部40内を流れるた
め、便座11を開放しても連結部が開口することがなく
なる。これにより、便座と箱部との連結部に弁等を設け
る必要がなく、簡単な構造で小水、洗浄水及び洗剤等の
進入を防止することができる。
【0024】上記した請求項1の人体局部洗浄装置の温
風乾燥装置によれば、第1温風発生装置で生成された温
風は箱部を通過してから第1吹出口から吹き出され、ま
た、第2温風発生装置で生成された温風は軸部及び便座
内部箱部を通過してから第2吹出口から吹き出される。
しかして、第2温風発生装置から便座内部に送風される
温風は、便座の軸部の内部を流れるため、便座を開放し
たときに箱部と便座との結合部が開口することはなく、
小水、洗浄液及び洗剤等の進入を防止する弁を設ける必
要もなくなる。
風乾燥装置によれば、第1温風発生装置で生成された温
風は箱部を通過してから第1吹出口から吹き出され、ま
た、第2温風発生装置で生成された温風は軸部及び便座
内部箱部を通過してから第2吹出口から吹き出される。
しかして、第2温風発生装置から便座内部に送風される
温風は、便座の軸部の内部を流れるため、便座を開放し
たときに箱部と便座との結合部が開口することはなく、
小水、洗浄液及び洗剤等の進入を防止する弁を設ける必
要もなくなる。
【0025】請求項2の手段によれば、第2温風発生装
置と軸部との連結部にシールカップが配設されたことに
より、第2温風発生装置から温風が送風され、連結部に
達したときはシールカップが開き連結部を完全にシール
することができる。又、第2温風発生装置からの温風の
送風がなく、便座の開閉を行うときには、シールカップ
はシールとしての作用がないためシールカップが便座の
開閉の妨げとなることがなく、又、シール部材の摩耗を
最小に抑えることができる。
置と軸部との連結部にシールカップが配設されたことに
より、第2温風発生装置から温風が送風され、連結部に
達したときはシールカップが開き連結部を完全にシール
することができる。又、第2温風発生装置からの温風の
送風がなく、便座の開閉を行うときには、シールカップ
はシールとしての作用がないためシールカップが便座の
開閉の妨げとなることがなく、又、シール部材の摩耗を
最小に抑えることができる。
【0026】
【図1】本発明の実施例に係る人体局部洗浄装置の温風
乾燥装置の平面図を示す。
乾燥装置の平面図を示す。
【図2】図1のA部の拡大図を示す。
【図3】図1のB方向からの側面図示す。
【図4】本発明の別実施例に係る人体局部洗浄装置の温
風乾燥装置の平面図を示す。
風乾燥装置の平面図を示す。
【符合の説明】
【0027】
11・・・便座
12・・・取付け部
13・・・箱部
20・・・第1ファンケーシング(第1温風発生装置)
21・・・通風路
22・・・第1吹出口
23・・・吸気口
24・・・電熱ヒータ
25・・・駆動モータ30・・・第2ファンケーシング(第2温風発生装置)
40・・・軸部
42・・・第2吹出口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−311633(JP,A)
特開 昭57−187441(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E03D 9/08
Claims (2)
- 【請求項1】 便器の上縁後部に設置された箱部と、前
記箱部に軸部を介して枢支された便座と、前記箱部内に
設けられた第1温風発生装置と、前記便器内部に開口す
るように前記箱部に形成され、前記第1温風発生装置に
て生成された温風が吹き出される第1吹出口と、前記便
器に隣接配置された第2温風発生装置と、前記便器内部
に開口するように前記便座の内縁の前方に形成され、前
記便座内部及び前記軸部を介して前記第2温風発生装置
と連通することにより前記第2温風発生装置にて生成さ
れた温風が吹き出される第2吹出口とを備えた、人体局
部洗浄装置の温風乾燥装置。 - 【請求項2】 前記軸部と前記第2温風発生装置との間
の連結部にシールカップを配した、請求項1記載の人体
局部洗浄装置の温風乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30925694A JP3518003B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 人体局部洗浄装置の温風乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30925694A JP3518003B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 人体局部洗浄装置の温風乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08165697A JPH08165697A (ja) | 1996-06-25 |
JP3518003B2 true JP3518003B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=17990814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30925694A Expired - Fee Related JP3518003B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 人体局部洗浄装置の温風乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3518003B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101878905B1 (ko) * | 2012-08-20 | 2018-07-17 | 주식회사 콜러노비타 | 건조 탈취 장치 및 그 장치를 포함하는 온수 세정기 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP30925694A patent/JP3518003B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08165697A (ja) | 1996-06-25 |
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