JP3517648B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
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Description
その方法に関し、例えば、画像に所定の情報を埋め込む
画像処理装置および方法に関する。
性能向上を伴って、それら装置を利用した、複写を禁止
された原稿(以下「特定原稿」という)の偽造の危惧が
生じている。
複写機やカラープリンタなどに特定原稿の画像パターン
を登録し、画像認識によって特定原稿を識別すること
で、不正複写を防止する処置が試みられている。
に使用された装置を特定したり、不正複写を行った人物
を特定したりすることは困難である。
るための情報を、複写画像に付加する技術が検討されて
いる。例えば、複写機の出力色成分(例えばYMCK)の中
で、人間の目が最も識別し難い色(例えばY)成分の画
像信号に、一定値を加える変調を施して、複写機の製造
番号などを表すパターンを付加する技術である。
像パターンには限りがあり、すべての特定原稿の画像パ
ターンを登録することは、実際上不可能である。
る情報などを、出力画像に付加する場合は、人間の目で
最も識別し難い色で情報を付加するにせよ、出力画像の
色味変化は最小限に抑える必要があるが、情報を付加し
た出力画像と原稿とを見比べると、全体の色味が微妙に
異なる問題がある。
信号に対して常に一定の変調量で変調を施すので、例え
ばデザイン関係で用いる画像など再現性が重要な画像に
も、一般画像と同等の画質劣化を生じさせている。
ので、画質劣化を抑えて、画像に所定の情報を埋め込む
ことを目的とする。
達成する一手段として、以下の構成を備える。
られた位置関係にあり、面積が等しい第一および第二の
領域を含む単位変調領域を用いて画像データに所定の情
報を埋め込む画像処理方法であって、前記第一の領域に
加算の変調を、前記第二の領域に、前記第一の領域と等
量の減算の変調を行い、前記画像データと、複製が禁止
された画像を表す特定画像データとの一致を画素単位に
判定し、その判定結果の積分値と、予め設定された複数
の閾値とを比較して、前記画像データに、前記特定画像
データが含まれる可能性の度合いを判定し、前記可能性
の度合いが低い場合は前記第一および第二の領域におけ
る変調量を人間の目にほとんど識別できない程度に弱く
し、前記可能性の度合いが高くなるほど前記変調量を人
間の目に識別し易くなるように強くすることを特徴とす
る。
られた位置関係にあり、面積が等しい第一および第二の
領域を含む単位変調領域を用いて画像データに所定の情
報を埋め込む画像処理装置であって、前記第一の領域に
加算の変調を、前記第二の領域に、前記第一の領域と等
量の減算の変調を行う変調手段と、前記画像データと、
複製が禁止された画像を表す特定画像データとの一致を
画素単位に判定し、その判定結果の積分値と、予め設定
された複数の閾値とを比較して、前記画像データに、前
記特定画像データが含まれる可能性の度合いを判定する
判定手段と、前記可能性の度合いが低い場合は前記第一
および第二の領域における変調量を人間の目にほとんど
識別できない程度に弱くし、前記可能性の度合い高くな
るほど前記変調量を人間の目に識別し易くなるように強
くする制御手段とを有することを特徴とする。
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
て複写機が示されているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でプリン
タやプリンタインタフェイスなどの他の装置への適用も
可能である。また特定原稿は、紙幣,有価証券など法律
で複写が禁止されたもののほか、機密文書などの特定の
用途に至るまでのすべてを含むものとする。
処理装置の概観図である。
で、例えば400dpi(ドット/インチ)の解像度で原稿画
像を読み取り、ディジタル信号処理を行う部分である。
2202はプリンタで、イメージスキャナ2201によって読み
取られた原稿画像に対応する画像を、用紙にフルカラー
で、印刷出力する部分である。
2200と原稿台ガラス2203との間に載置された原稿2204は
ランプ2205で照射され、原稿2204の反射光はミラー2206
〜2208に導かれ、レンズ2209によって、3ラインセンサ2
210上に像を結ぶ。3ラインセンサ2210は、入力光をフル
カラー情報のレッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)
の各成分に分解し、各成分の光強度を表す信号を信号処
理部2211に送る。なお、ランプ2205およびミラー2206は
速度Vで、ミラー2207および2208は速度V/2で、3ライン
センサ2210の電気的走査(主走査)方向に対して垂直方
向に機械的に動くことにより、原稿全面が走査(副走
査)され、読み取られた原稿画像が信号処理部2211に送
られる。
像信号は、一旦、画像メモリに蓄積された後に電気的に
処理され、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)およ
びブラック(K)の各成分に分解され、プリンタ2202に送
られる。また、イメージスキャナ2201における、一回の
原稿走査で読み込まれた画像データについて、四回の読
み出し動作が行われ、それぞれ画像処理によってMCYKの
うち一つの成分が生成され、プリンタ2202に送られ、計
四回の読み出しおよび処理によって、一回のプリントア
ウトが完成する。
2201から入力されるMCYKの各画像信号は、レーザドライ
バ2212に送られる。レーザドライバ2212は、送られてき
た画像信号に応じて半導体レーザ2213を変調駆動する。
レーザ光は、ポリゴンミラー2214、f-θレンズ2215およ
びミラー2216を介し、感光ドラム2217上を走査する。
9、シアン現像部2220、イエロー現像部2221およびブラ
ック現像部2222より構成され、四つの現像部が交互に感
光ドラム2217に接して、感光ドラム2217上に形成された
静電潜像をトナーで現像する。
たは2225より供給される用紙を巻き付け、感光ドラム22
17上に現像された画像を用紙に転写する。
れた後、用紙は、定着ユニット2226を通過して、トナー
が用紙に定着された後に装置外へ排出される。
ャナ2201の構成例を示すブロック図である。
の分光感度特性をもつCCDセンサ(固体撮像素子)で、
図1に示す3ラインセンサ2210の中に組み込まれ、それぞ
れA/D変換された、例えば8ビットの信号を出力する。従
って、RGB各色は、それぞれの光強度に応じて0〜255の
段階に区分される。なお、本実施形態のCCD1210-1〜3
は、一定の距離を隔てて配置されているため、ディレイ
素子1401および1402を用いて、その空間的ずれが補正さ
れる。
によるルックアップテーブルとして構成され、3ライン
センサ2210から送られてきた画像データを、輝度信号か
ら濃度信号へ変換する。1406は公知のマスキング/UCR
(下色除去)回路で、詳しい説明は省略するが、入力さ
れた三信号により、出力のためのMCYKの各信号を、各読
み取り動作の度に、面順次に、例えば8ビットなどの所
定のビット長で出力する。
号の空間周波数の補正を行う。1408は濃度変換回路で、
プリンタ2202の濃度特性を補正するもので、対数変換器
1403〜1405と同様にROMまたはRAMによるルックアップテ
ーブルとして構成される。
ターンを付加する。
理装置の制御を司る。1412はI/Oポートで、CPU1411に接
続されている。
ターン付加回路1410へ、別途入力される信号CNOは、表1
に一例を示す2ビットの出力カラー選択信号で、CPU1411
からI/Oポート1412を経て発生され、四回の転写動作の
順番を制御し、マスキング/UCR回路1406およびパターン
付加回路1410の動作条件を切替える。
ンの付加方法の一例を説明する。
説明する図である。
は、その画像信号の例えば階調が+αになるように変調
され、領域302および303に含まれるそれぞれ2×4画素
は、その画像信号の例えば階調が−αになるように変調
され、領域301〜303の外の画素は変調されない。この領
域301〜303に含まれる8×4画素を、付加パターンの単位
ドットとする。このように、付加パターンの一単位に8
×4画素を用いるのは、本実施形態のプリンタ2202が、
公知の画像領域における200ライン処理を行っているた
めで、付加パターンの単位を一画素としたのでは、付加
パターンが読み取り難い場合があるためである。
ンの一例を示す図である。
ば四画素の幅がある。401a〜401eはそれぞれ図3に示し
た単位ドットで、例えば8×4画素である。単位ドット40
1a〜401eは、主走査方向にd1(例えば128画素)の略一
定周期で並んでいる。
ンラインで例えば四画素の幅があり、副走査方向にd2
(例えば16画素)の略一定周期で並んでいる。詳細は後
述するが、例えば、一本のアドオンラインは4ビットの
情報を表し、アドオンライン502〜509の八本のアドオン
ライン一組で32ビットの付加情報を表すことができる。
なお、アドオンラインは副走査方向に繰り返し形成さ
れ、例えば、図5に示すアドオンライン501および509は
同一の情報を表す。
の表現方法の一例を示している。
インで、両アドオンラインは副走査方向に隣り合ってい
る。また、601a、601bおよび602aは単位ドットで、隣り
合ったアドオンラインの単位ドット同士が接近して目立
つのを防ぐため、隣り合ったアドオンラインの単位ドッ
ト同士は、主走査方向へ少なくともd3(例えば32画素)
の間隔が開くように設定する。
位ドット602aと、単位ドット601aとの位相差によって決
定される。図6は4ビット情報を表す一例を示している
が、図6においては、単位ドット602aはデータ「2」を表
している。例えば、単位ドット602aが最左端にあればデ
ータ「0」を、単位ドット602aが最右端にあればデータ
「F」を表すことになる。
ドオンラインのうち、同図(a)は一番目のアドオンライ
ンLine0を、同図(b)は四番目のアドオンラインLine3を
表す。
ドット701a〜701dのすべての右側に、d4(例えば16画
素)の間隔でドット702a〜702dが追加され、Line3に
は、本来の単位ドット704a〜704dのすべての右側に、d5
(例えば32画素)の間隔でドット705a〜705dが追加され
ている。この追加ドットは、各アドオンラインが、何番
目のアドオンラインかを明確にするためのマーカであ
る。なお、二本のアドオンラインにマーカを追加するの
は、出力画像からでも、副走査方向の上下を確定するこ
とができるようにするためである。
の目がYのトナーで描かれたパターンに対しては識別能
力が低いことを利用して、Yのトナーのみで付加され
る。
間隔と、副走査方向の全付加情報の繰り返し間隔とは、
対象とする特定原稿において、ドットが確実に識別でき
るような薄くて均一な領域へ、確実に全情報が付加され
るように定める必要がある。目安としては、対象とする
特定原稿において、ドットが確実に識別できるような薄
くて均一な領域の幅の二分の一以下のピッチで情報を付
加すればよい。
パターン付加回路の一例について説明する。
10の構成例を示すブロック図である。
査同期信号HSYNCを、主走査カウンタ814は画素同期信号
CLKを、それぞれ7ビット幅すなわち128周期で繰り返し
カウントする。副走査カウンタ819の出力Q2とQ3に接続
されたANDゲート820は、副走査カウンタ819のビット2と
ビット3がともにHのときHを出力する。すなわち、ANDゲ
ート820の出力は、副走査方向16ラインごとに4ラインの
期間、Hとなり、これをアドオンラインのイネーブル信
号とする。
ンタ819の上位3ビット(Q4〜Q6)とを入力するゲート82
2によってアドオンラインのライン0のイネーブル信号LI
NE0が、ゲート821によってアドオンラインのライン3の
イネーブル信号LINE3が生成される。
述するが、HSYNCによって初期値がロードされ、ゲート8
15〜817は、主走査カウンタ814の上位4ビット(Q3〜Q
6)を入力する。ANDゲート815の出力は、128画素ごとに
八画素の区間、Hとなり、これをドットのイネーブル信
号とする。また、ゲート816と817は、主走査カウンタ81
4の上位4ビットの他に、それぞれ信号LINE0とLINE3を入
力して、それぞれライン0とライン3のマークのイネーブ
ル信号を生成する。これら、ドットおよびマークのイネ
ーブル信号はORゲート818によりまとめられ、さらに、O
Rゲート818の出力と、ANDゲート820の出力とがANDゲー
ト824で論理積され、アドオンライン上でだけHとなるド
ットおよびマークのイネーブル信号になる。
素同期信号CLKに同期させられ、ANDゲート830において2
ビットの出力カラー選択信号CNOと論理積される。出力
カラー選択信号CNOのビット0は、インバータ829で否定
されてANDゲート830に入力され、出力カラー選択信号CN
Oのビット1は、そのままANDゲート830に入力されるの
で、信号CNO =‘10’、つまりYの色画像の印刷時にドッ
トおよびマークのイネーブル信号が有効になる。
825のクリア端子CLRにも接続されていて、カウンタ825
はANDゲート824の出力がHの時、すなわちアドオンライ
ンのドットがイネーブル時のみ、画素同期信号CLKのカ
ウントを行い、カウンタ825の出力のビット1とビット2
は、Ex-NORゲート826へ入力され、アドオンラインのド
ット期間(8CLK)の中間の4CLKの期間、Ex-NORゲート826
の出力はLとなる。Ex-NORゲート826の出力は、F/F827に
よって画素同期信号CLKに同期され、信号MINUSとなって
出力される。信号MINUSがLのとき、アドオンラインのド
ットは+αに変調される。
き、また、アドオンラインのドットのイネーブル信号と
位相を合わせるためのものである。
入力される。
ットの変調量αと、ANDゲート830の出力とが入力され
る。アドオンラインのドットのタイミングでANDゲート8
30の出力がHとなるので、AND部832からは、アドオンラ
インのドットのタイミングで変調量αが出力される。従
って、アドオンラインのドット以外の画素は、AND回路8
32が出力する変調量が零になるため変調されることはな
い。
端子Aへ例えば8ビットの画像信号Vが入力される。端子B
へはAND部832が出力した変調量αが入力される。加算部
833の出力はOR回路834へ入力され、減算部835の出力はA
ND回路837へ入力される。
果V+αがオーバフローしてキャリー信号CYが出力された
場合に、演算結果を強制的に例えば255にする。また、A
ND回路837は、減算回路835の減算結果V-αがアンダフロ
ーしてキャリー信号CYが出力された場合に、インバータ
836で反転されたキャリー信号CYによって、演算結果を
強制的に例えば零にするものである。
8に入力され、信号MINUSに応じてセレクタ838から出力
される。
の変調が施される。
は以下のように生成する。
813およびカウンタ809がリセットされるので、最初のア
ドオンラインでは、主走査カウンタ814の初期値に零が
設定される。
端子へ入力される信号ADLINは、アドオンラインのイネ
ーブル信号であるANDゲート820の出力を、F/F823で主走
査同期信号HSYNCに同期させた信号である。
る例えば3ビット信号に応じて、八本のアドオンライン
のそれぞれの例えば4ビット値が設定されているレジス
タ801〜808のうちの一つを選択して、選択したレジスタ
に設定された値を出力する。
をカウントするカウンタ809によって生成される。最初
のアドオンラインのタイミングでは、カウンタ809は、
副走査同期信号VSYNCでクリアされているので、セレク
ト信号は「0」である。従って、セレクタ810は、レジス
タ801を選択する。そして、信号ADLINが立ち上がると、
カウンタ809のカウント値が「1」進み、セレクタ810は
レジスタ802を選択する。以降、セレクタ810は、信号AD
LINに同期して、順次、レジスタ803から808の選択を繰
り返す。
器812の出力と加算され、F/F813へ入力され、信号ADLIN
の立ち下りでラッチされ、主走査カウンタ814へ入力さ
れる。
4へ送られるとともに、加算器812の端子Bへも入力さ
れ、加算器812の端子Aへ入力された一定値の例えば
「8」と加算されて、加算器811へ送られる。これは、ア
ドオンラインのドット位置と、副走査方向に一本前のア
ドオンラインのドット位置との間隔を開けるためのオフ
セット値である。
結果の一例を示す図であるが、アドオンラインの単位ド
ットの配置例だけを示している。
である。また、アドオンラインの単位ドットは■印で表
している。
ば、複写機固有の製造番号、または同製造番号を符号化
あるいは記号化したものを、付加パターンで表す。も
し、本実施形態の画像処理装置が不正複写などに利用さ
れた場合、その複写物を鑑定することで、不正複写に使
用された複写機を特定することができる。
に、相補的な画像信号変調を施した小領域を組み合わせ
て、画像全体として濃度を保存することで色味の変化を
なくし、画質劣化を低減することができる。
ミクロ視する場合は、付加パターンを見付け易くなり、
付加情報の解読がより確実となる利点も合わせもつ。
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。
の構成例を示すブロック図である。
メージスキャナ201と異なるのは、特定原稿の判定回路1
409が追加になっていることである。
込み中の画像データに、特定原稿の画像データが含まれ
ている可能性を判定して、判定結果を2ビットの判定信
号Hとして出力する。すなわち、複数の特定原稿のう
ち、少なくとも一つが読み込み中である可能性が最も強
い場合にはH = ‘11’を、最も少ない場合にはH =‘0
0’を出力する。
信号CNOが入力され、四回の転写動作のそれぞれについ
て判定基準を切り替えて異なる特定原稿について判定を
行う。
力する2ビットのパターンレベル選択信号PSに応じて、
パターン付加回路1410はパターン付加処理を変化させ
る。
における主走査タイミングチャート例である。
で、副走査の画像出力区間を示す信号である。HSYNCは
主走査同期信号で、主走査開始の同期をとる信号であ
る。CLKは画素同期信号で、本実施形態における諸々の
画像処理の基本クロックである。
判定回路1409における基本クロックである。SELはタイ
ミング信号で、図14(a)に示す間引き回路1301で用いら
れる。
示す、分周回路1310で生成される。すなわち、インバー
タ1451、2ビットカウンタ1452、インバータ1453およびA
NDゲート1454より構成され、2ビットカウンタ1452は、H
SYNCによりクリア(初期化)された後、CLKをカウント
して2ビットのカウント値を出力する。その上位ビットD
1がCLK4として出力され、下位ビットD0を反転した信号
と、上位ビットD1との論理積が信号SELとして出力され
る。
は、CLKでデータを保持するF/F1455〜1457および1461〜
1463、セレクタ1458〜1460、並びに、CLK4でデータを保
持するF/F1464〜1466で構成され、図11に一例を示すよ
うに、CLKで転送されるR(またはG、B)信号の中から1/
4の割合で、CLK4に同期したR'(またはG'、B')信号を
得ることができる。
を示すブロック図である。
すような間引き回路で、判定回路1409の処理の負荷を軽
減するために、入力画像の一部のデータを間引いた、画
像データを出力する。
ばROMで構成され、複数種類の特定原稿との色味のマッ
チングを行うべく、予め例えば八種類の特定原稿につい
ての色味分布を調べ、入力画像の色味と、特定原稿画像
の色味とが、一致するか否かの判定情報を保持する。
へ出力カラー選択信号CNOが、下位15ビットへ間引き回
路1301で間引かれたRGB各色の画像信号の上位5ビットず
つが、それぞれ入力される。
して、当該画素の色味が例えば八種類の特定原稿におけ
る色味と一致するか否かを、8ビットのデータに対応さ
せて同時に出力し、四回の転写動作において、特定原稿
について例えば合計32種類の判定を行う。
で構成される色味判定回路で、積分器1304、レジスタ13
05〜1307および比較部1308より構成され、それぞれ、入
力画像中に特定原稿画像が存在する可能性を2ビットの
信号で出力する。
03-1〜8の判定出力の最大値を2ビットの判定信号Hとし
て出力する。すなわち、複数の特定原稿の中で、存在す
る可能性の最大のものの判定結果が出力される。
すブロック図である。
りでデータを保持する。1502は乗算器で、8ビットの二
信号(A、B)を入力して、乗算結果として8ビット信号(A
×B/255)を出力する。1503も乗算器で、1ビットの信号
(A)と8ビットの信号(B)を入力して、乗算結果として8ビ
ットの信号(A×B)を出力する。1504は加算器で、8ビッ
トの二信号(A、B)を入力して、加算結果として8ビット
信号(A+B)を出力する。
xiと8ビット出力信号yiの関係は次式で表される。 yi = (α/255)yi-1 + βxi-1 …(1)
数で、これらの値の大きさによって、積分器1304の諸特
性が決定される。
04の入出力の一例を図17に示す。すなわち、図17(a)に
示すような入力xiに対して、図17(b)に示すような出力y
iが出力される。
後がほとんど‘0’であるにもかかわらず‘1’であるよ
うな入力xiや、703に示すような、前後がほとんど‘1’
であるにもかかわらず‘0’であるような入力xiは、ノ
イズであると考えられる。入力xiを、積分器1304で積分
したyiを、図17(b)の704〜706に一例を示す、レジスタ1
305〜1307にセットされた閾値R1〜R3によって比較部130
8で二値化することで、上記のようなノイズを除去する
ことができる。
すブロック図である。
バータ、1605はANDゲート、1606および1607はORゲート
である。なお、閾値R1〜R3は、R1 > R2 > R3の関係で、
レジスタ1305〜1307にセットされている。すなわち、比
較部1308は、R1 < (入力)の場合‘11’を、R2 < (入力)
≦R1の場合‘10’を、R3 < (入力) ≦ R2の場合‘01’
を、(入力) ≦ R3の場合‘00’を出力する。
21はパターン付加回路1409の構成例を示すブロック図で
ある。図19、図20および図21に示す第2実施形態のパタ
ーン付加回路と、図8、図9および図10に示す第1実施形
態のパターン付加回路との差異は、変調量αを格納する
レジスタが、第1実施形態では一つに対して、第2実施形
態では四つあることである。従って、第2実施形態で
は、セレクタ1705によって四つのレジスタに格納された
変調量α1〜α4を選択する構成になっている。
04はレジスタで、それぞれ異なる値の変調量α1〜α4を
格納している。1705は四入力一出力のセレクタで、CPU1
411が出力したパターンレベル選択信号PSに応じて、レ
ジスタ1701〜1704が格納する変調量α1〜α4の何れかを
選択してANDゲート832へ出力する。
関係で設定されていて、セレクタ1705はPS =‘00’の場
合α1を、PS =‘01’の場合α2を、PS =‘10’の場合α
3を、PS =‘11’の場合α4を出力する。従って、セレク
タ838の出力V'はPS =‘00’の場合V±α1に、PS =‘0
1’の場合V±α2に、PS =‘10’の場合V±α3に、PS =
‘11’の場合V±α4に変調される。
含まれる可能性に応じて、変調量αを変化させ、通常の
出力画像においては、人間の目ではほとんど識別できな
い程度にパターンを付加し、特定原稿の画像が存在する
可能性が高くなるほど、よりはっきりしたパターンを出
力画像に付加する。
パターンレベル選択信号PSの設定に関する流れの一例を
示すフローチャートである。
て、CPU1411はパターンレベル選択信号PSを‘00’に初
期化する。続いて、ステップS12において、CPU1411は判
定信号Hとパターンレベル選択信号PSとを比較する。CPU
1411は比較結果が、PS < Hの場合はステップS13でパタ
ーンレベル選択信号PSへ判定信号Hの値を設定し、PS≧H
の場合はステップS12へ戻る。
の、判定信号Hの最大値がパターンレベル選択信号PSに
設定される。
ば、第1実施形態と同様な効果があるほか、特定原稿を
含まない出力画像の付加パターンを、より人間の目で識
別し難くできるので、通常の出力画像の画質劣化を極力
小さくすることができる。
が重要である場合、例えば、デザイン関係におけるカラ
ー複写などに有効である。また、ホストコンピュータ上
の画像データを、外部インタフェイスを介してカラー複
写機などで印刷する場合、例えばCG(コンピュータグラ
フィクス)の印刷において、無彩色領域の画質劣化を極
力小さくすることができる。
ーンが、装置固有の製造番号もしくは同製造番号を符号
化あるいは記号化したものを表すとしたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、付加パターンは、装置を
特定できる情報、例えば、装置の製造日付、装置のロッ
ト番号、装置のバージョンなどを表してもよい。
特定できる情報でなくて、装置を使用した人物を特定で
きる情報であってもよい。例えば、使用者を限定するた
めに、装置使用に当りIDカードを差し込む必要がある装
置や、ID番号を入力する必要がある装置は既に公知であ
るが、これらの装置において、付加パターンは、認識さ
れたID番号あるいは同ID番号を符号化あるいは記号化し
たものであってもよく、複写が実行された日時もしくは
同日時を符号化あるいは記号化したものを含めてもよ
い。
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
画像に所定の情報を埋め込むための変調量を画像の内容
に応じて変えるので、画質劣化を抑えて、画像に所定の
情報を埋め込むことができる。
示す図、
示す図、
図、
示すブロック図、
ロック図、
図、
図、
図、
ーチャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】 予め決められた位置関係にあり、面積が
等しい第一および第二の領域を含む単位変調領域を用い
て画像データに所定の情報を埋め込む画像処理方法であ
って、 前記第一の領域に加算の変調を、前記第二の領域に、前
記第一の領域と等量の減算の変調を行い、前記画像データと、複製が禁止された画像を表す特定画
像データとの一致を画素単位に判定し、その判定結果の
積分値と、予め設定された複数の閾値とを比較して、 前
記画像データに、前記特定画像データが含まれる可能性
の度合いを判定し、前記 可能性の度合いが低い場合は前記第一および第二の
領域における変調量を人間の目にほとんど識別できない
程度に弱くし、前記可能性の度合いが高くなるほど前記
変調量を人間の目に識別し易くなるように強くすること
を特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 前記変調は、人間の目が認識し難い色の
画像データに行われることを特徴とする請求項1に記載
された画像処理方法。 - 【請求項3】 前記所定の情報は、装置を特定するため
の情報であることを特徴とする請求項1に記載された画
像処理方法。 - 【請求項4】 前記所定の情報は、装置を使用した者を
特定するための情報であることを特徴とする請求項1に
記載された画像処理方法。 - 【請求項5】 前記所定の情報は、前記画像データに関
与する人に応じた情報であることを特徴とする請求項1
に記載された画像処理方法。 - 【請求項6】 前記所定の情報は、それが前記画像デー
タに埋め込まれた日時を特定するための情報であること
を特徴とする請求項1に記載された画像処理方法。 - 【請求項7】 前記所定の情報は、前記画像データに周
期的に埋め込まれることを特徴とする請求項1に記載さ
れた画像処理方法。 - 【請求項8】 予め決められた位置関係にあり、面積が
等しい第一および第二の領域を含む単位変調領域を用い
て画像データに所定の情報を埋め込む画像処理装置であ
って、 前記第一の領域に加算の変調を、前記第二の領域に、前
記第一の領域と等量の減算の変調を行う変調手段と、前記画像データと、複製が禁止された画像を表す特定画
像データとの一致を画素単位に判定し、その判定結果の
積分値と、予め設定された複数の閾値とを比較して、 前
記画像データに、前記特定画像データが含まれる可能性
の度合いを判定する判定手段と、前記 可能性の度合いが低い場合は前記第一および第二の
領域における変調量を人間の目にほとんど識別できない
程度に弱くし、前記可能性の度合い高くなるほど前記変
調量を人間の目に識別し易くなるように強くする制御手
段とを有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104926A JP3517648B2 (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 画像処理装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104926A JP3517648B2 (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 画像処理装置およびその方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04103392A Division JP3193098B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-02-27 | 画像処理装置および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002033905A JP2002033905A (ja) | 2002-01-31 |
JP3517648B2 true JP3517648B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=18957712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001104926A Expired - Fee Related JP3517648B2 (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 画像処理装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3517648B2 (ja) |
-
2001
- 2001-04-03 JP JP2001104926A patent/JP3517648B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2002033905A (ja) | 2002-01-31 |
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