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JP3517464B2 - ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置

Info

Publication number
JP3517464B2
JP3517464B2 JP28265194A JP28265194A JP3517464B2 JP 3517464 B2 JP3517464 B2 JP 3517464B2 JP 28265194 A JP28265194 A JP 28265194A JP 28265194 A JP28265194 A JP 28265194A JP 3517464 B2 JP3517464 B2 JP 3517464B2
Authority
JP
Japan
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signal
procedure
transmitted
received
communication
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP28265194A
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English (en)
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JPH08125826A (ja
Inventor
敏男 剱持
吉雄 吉浦
武弘 吉田
繁樹 大野
一孝 松枝
文之 滝口
前田  徹
英貴 志水
定助 倉林
元章 吉野
和人 柳沢
直司 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28265194A priority Critical patent/JP3517464B2/ja
Priority to US08/545,114 priority patent/US6388770B1/en
Priority to ES01129964T priority patent/ES2230228T3/es
Priority to EP95116585A priority patent/EP0708549B1/en
Priority to EP01129964A priority patent/EP1209898B1/en
Priority to CNB951202855A priority patent/CN1154337C/zh
Priority to DE69533902T priority patent/DE69533902T2/de
Priority to DE69527245T priority patent/DE69527245T2/de
Priority to ES95116585T priority patent/ES2179858T3/es
Publication of JPH08125826A publication Critical patent/JPH08125826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3517464B2 publication Critical patent/JP3517464B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信方式
および通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のファクシミリ通信方
式では、図9に示すように、ITU−TのTシリーズ勧
告であるT.30に定められた半二重通信方式による通
信方式が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、V.21による画情報以外の通信手順の交信
において、送受信双方でデータ受信の同期をとるため
に、それぞれの手順信号に約1秒の同期信号をデータの
前に付して送信しているので、たとえば0.1秒のデー
タを送信するのにも、1.1秒の信号を送出しなければ
ならず、同期信号の分だけ、通信時間が余計にかかると
いう欠点があった。
【0004】本発明は、送受信双方の同期のために生じ
る時間ロスを減少でき、通信時間を短縮することができ
るファクシミリ通信方式および通信装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願に係わる第1、第
の発明は、手順信号の送受信を全二重通信とし、信号
と信号の間を無信号にせず同期信号で接続することによ
り相手からの信号を受信終了直後からそれに対する応答
信号データを送信でき、通信時間を短縮することができ
る。
【0006】また、本出願に係わる第2、第の発明
は、手順信号の送受信を全二重通信とし、手順信号の送
出後、その信号に対する応答を検出して先の手順に移行
する場合に、回線状態により送信側、受信側のいずれか
がデータを受信できずに、再度同じ信号を送出する可能
性がある場合には、手順信号の送出後、しかるべき応答
信号が返ってくるまでは、手順信号と手順信号との間を
無信号にせずに、同期信号を送出することにより、回線
の特性による相手からの応答が返ってくる最大の時間経
過後に、ただちに手順信号を再送でき、エラー発生時の
リカバリー時間を短縮することができる。
【0007】
【0008】
【0009】さらに、本出願に係わる第3、第6の発明
は、手順信号の送受信を全二重通信とし、低速信号の送
出開始後、手順信号の送出および高速信号の受信時以外
、手順信号と手順信号の間を無信号にせずに、同期信
号を送出することにより、通信手順の高速化および高速
信号の受信時に、不必要な低速信号を送出する必要がな
く、高速受信の性能の向上およびモデムの低価格化につ
ながるように作用する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の実施例における通信装置の
構成を示すブロック図である。
【0011】CPU2−1は、ROM2−2に記憶され
ているプログラムに従って、通信装置全体、すなわちR
AM2−3、不揮発性RAM2−4、操作部2−5、表
示部2−6、画像処理部2−7、読み取り部2−8、記
録部2−9、駆動部2−10、通信部2−11、NCU
部2−12、マイク/スピーカ部(図示せず)等の制御
を行うものである。
【0012】RAM2−3は、読み取り部2−8によっ
て読み取られた二値化画像データ、または記録部2−9
で記録される二値化データを格納し、通信部2−11に
よって変調された信号をNCU部2−12を介して加入
者回線2−15から出力される二値化データを格納する
ものである。また、RAM2−3は、加入者回線2−1
5から入力されたアナログ波形をNCU部2−12およ
び通信部2−11を介して復調し、その二値化データを
格納するためにも用いられる。
【0013】不揮発性RMA2−4は、バッテリーバッ
クアップされたSRAMで、装置固有の電話番号、ユー
ザ略称等のデータや通信結果、保留音、OGMデータな
どが記憶されている。
【0014】操作部2−5は、送信、受信などのスター
トキーと、送信画像におけるファイン、スタンダードな
どの操作モードを指定するモードキーと、複写時におけ
るコピーキーと、動作を停止させるストップキーと、ダ
イヤル発呼および各種設定用のテンキーと、発呼時に使
用されるオフフックキーと、保留音を回線に対し送出す
るための保留キーと、音声応答メッセージを登録するた
めの録音キーと、その他の特殊機能のためのファンクシ
ョンキーなどから構成される。
【0015】なお、CPU2−1は、これらのキーの押
下状態を検出して、その状態に応じて各部を制御する。
【0016】表示部2−6は、ドットマトリックスタイ
プのLCDとLCDドライバから構成されており、CP
U2−1からの制御に基づいて各種表示を行う。
【0017】読み取り部2−8は、DMAコントロー
ラ、CCDもしくは密着型イメージセンサ(CS)、汎
用ICおよび二値化回路などから構成され、CPU2−
1の制御に基づいてCCDまたはCSを使用して読み取
ったデータを二値化し、その二値化データを順次RAM
2−3に送るものである。
【0018】また、読み取った画像データを画像処理部
2−7を通し画像メモリにその処理データを転送するこ
ともできる。
【0019】記録部2−9は、DMAコントローラ、B
4/A4サイズのサーマルヘッドまたはBJプリンタヘ
ッド(バブルジェットプリンタヘッド)および汎用IC
などにょって構成され、CPU2−1の制御によってR
AM2−3に格納されている記録データを取り出し、ハ
ードコピーとしてプリントアウトするものである。
【0020】駆動部2−10は、読み取り部2−8およ
び記録部2−9の給排紙ローラを駆動するためのステッ
ピングモータと、モータの駆動力を伝達するためのギア
と、モータを制御するためのドライバ回路などから構成
される。
【0021】通信部2−11は、モデムを中心に構成さ
れ、モデムはITU−T(旧CCITT)で規格化され
たV.34、V.32、V.32bis、V.17、
V.29、V.27ter、V.23、V.21(H、
Lの両チャネル)モデムと音声符号化/圧縮伸長機能
(PCM、ADPCM、VSELP等の圧縮方法)と、
これらのモデムに接続されたクロック発生回路、利得調
整用のオペアンプ、保留音送回路などから構成され、C
PU2−1の制御に基づいてRAM2−3に格納されて
いる送信データまたはRAM2−4に記憶されている音
声データ、保留音データをアナログ信号に変調し、NC
U部2−12を介して加入者回線2−15に出力するも
のである。
【0022】さらに、通信部2−11は、加入者回線2
−15からのアナログ信号をNCU部2−12を介して
導入し、これを復調して二値化したデータをRAM2−
3にOGMデータ、保留音データを不揮発性RAM2−
4に格納するものである。
【0023】NCU部2−12は、直流の捕捉回路、交
流の捕捉回路、Ci検出回路、2線4線変換回路、CP
U2−1からの制御によりダイヤルパルスやDTMFト
ーンによる電話番号を発呼する機能からなり、加入者回
線2−15を通信部2−11に接続するものである。
【0024】LINE2−13は、NCU部2−12に
接続される加入者回線である。
【0025】センサ部2−14は、記録紙幅センサ、記
録紙有無センサ、原稿幅センサおよび、原稿有無センサ
から構成され、CPU2−1の制御により、原稿および
記録紙の状態検知を行う。
【0026】図2は、本発明の第1実施例における通信
手順を示す説明図である。以下、同図において送信側、
受信側それぞれの動作について説明する。
【0027】まず、送信側の動作について説明する。
【0028】CNG信号を送出しながら受信側からのC
ED信号および同期信号の受信準備を行い、いずれかを
受信したらCNG信号の送出を停止し、検出した信号が
受信信号であれば、同期信号の送出を開始する。
【0029】同期信号を送出しながらITU−TのT.
30勧告で規定されたNSF/CSI/DIS信号の受
信を行い、NSF信号を受信したらNSS信号を送出
し、CSI信号を受信したらTSI信号を送出し、DI
S信号を受信したらDCS信号を送出する。この時、N
SS信号の送出後、CSI信号もしくはDCS信号を受
信していなければ、同期信号を再度送出しながら前記信
号の受信準備を継続して行うものである。
【0030】DCS信号の送出後、50msの無信号状
態の後、高速信号であるTCF信号を送出する。TCF
信号の送出後、50msの無信号状態の後、同期信号の
送出を開始し、受信側からのCFR信号を受信したら同
期信号の送出を停止する。
【0031】同期信号の送出停止後、50msの無信号
状態の後、高速信号で画信号を送出し、画信号送出終了
後、50msの無信号状態の後、同期信号を送出し、1
秒間の同期信号送出後、EOP信号を送出する。
【0032】そして、EOP信号の送出終了後、同期信
号の送出を開始し、受信側からのMCF信号を受信した
ら同期信号の送出を停止し、DCN信号を送出して回線
を解放する。
【0033】次に、受信側の動作について説明する。
【0034】受信側は、着信があったら、自動応答であ
ることを送信側に知らせるCED信号を送出し、50m
sの無信号期間の後、同期信号を送出しながら、同期信
号の受信準備を行う。
【0035】同期信号を1秒間送出後、送信側からの同
期信号を受信していれば、NSF/CSI/DIS信号
を送出する。そして、DIS信号の送出後、同期信号の
送出を開始し、高速信号受信の準備を開始する。
【0036】送信側からのTCF信号を受信したら同期
信号の送出を停止し、CFR信号を送出する。そして、
CFR送出後、同期信号の送出を行い送信側からの高速
信号からなる画信号を受信したら同期信号の送出を停止
する。
【0037】画信号の終了を検出したら、次に、同期信
号の受信準備を行い、同期信号を受信したら、同期信号
の送出を行う。
【0038】EOP信号を受信したら、同期信号の送出
を停止し、MCF信号を送出し、送出終了後、同期信号
を送出し、DCN信号を受信したら同期信号を停止し、
回線を解放する。
【0039】次に、以上のような通信手順において、受
信エラー発生時の動作を、送信側、受信側の順で説明す
る。図3は、この場合の通信手順を示す説明図である。
【0040】まず、送信側において、CNG信号を送出
しながら受信側からのCED信号およびに同期信号の受
信準備を行い、いずれかを受信したらCNG信号の送出
を停止し、検出した信号が受信信号であれば同期信号の
送出を開始する。
【0041】同期信号を送出しながらITU−TのT.
30勧告で規定されたNSF/CSI/DIS信号の受
信を行い、NSF信号を受信したらNSS信号を送出
し、CSI信号を受信したらTSI信号を送出し、DI
S信号を受信したらDCS信号を送出する。この時、N
SS信号の送出後、CSI信号もしくはDCS信号を受
信していなければ、同期信号を再度送出しながら前記信
号の受信準備を継続して行うものである。
【0042】DCS信号の送出後、50msの無信号状
態の後、高速信号であるTCF信号を送出する。TCF
信号の送出後、50msの無信号状態の後、同期信号の
送出を開始し、受信側からのCFR信号を受信したら同
期信号の送出を停止する。
【0043】同期信号の送出停止後、50msの無信号
状態の後、高速信号で画信号を送出し、画信号の送出終
了後、50msの無信号状態の後、同期信号を送出し、
1秒間の同期信号の送出後、EOP信号を送出する。
【0044】そして、このEOP信号の送出終了後、同
期信号の送出を開始し、受信側からの応答がなければ、
3秒後に再度EOP信号を送出する。
【0045】受信側からのMCF信号を受信したら同期
信号の送出を停止し、DCN信号を送出して回線を解放
する。
【0046】一方、受信側では、着信があったら、自動
応答であることを送信側に知らせるCID信号を送出
し、50msの無信号期間の後、同期信号を送出しなが
ら、同期信号の受信準備を行う。
【0047】同期信号を1秒間送出後、送信側からの同
期信号を受信していれば、NSF/CSI/DIS信号
を送出する。そして、DIS信号の送出後、同期信号の
送出を開始し、高速信号受信の準備を開始する。
【0048】この後、送信側からのTCF信号を受信し
たら、同期信号の送出を停止し、CFR信号を送出す
る。そして、CFR送出後、同期信号の送出を行い送信
側からの高速信号からなる画信号を受信したら同期信号
の送出を停止する。
【0049】そして、画信号の終了を検出したら、次に
同期信号の受信準備を行い、同期信号を受信したら、同
期信号の送出を行う。この後、EOP信号を受信した
ら、同期信号の送出を停止し、MCF信号を送出し、こ
の送出終了後、同期信号を送出する。
【0050】ここで、送信側がMCF信号を受信できな
かった場合には、3秒後に再度EOP信号を送出してく
るので、EOP信号を再度受信したら、受信側も再度M
CF信号を応答し、DCN信号を受信したら同期信号を
停止し、回線を解放する。
【0051】次に、図4〜図8のフローチャートに従
い、この第1実施例の動作について説明する。
【0052】まず、図4、図5のフローチャートに従
い、通信装置の送信時の動作について説明する。
【0053】最初に、S1においてCNG信号(110
0Hzのトーン信号)を送出し、S2においてTaタイ
マに2秒をセットし、次に、S4においてTaの経過を
監視しながら、S3において同期信号(データ7Eの繰
り返しパターン:以下、同様とする)の受信を行う。
【0054】そして、S4でTa時間経過した場合に
は、S1に戻り再度CNG信号を送出する。また、S3
でV.21で変調された同期信号を検出した場合には、
S5においてV.21で変調した同期信号の送出を開始
する。
【0055】次に、S6、S8、S10では、V.21
で変調した信号を送出しながら受信側からのV.21で
変調され送られてくるNSF、CSI、DIS信号を受
信し、NSF信号を受信したら、S7においてNSS信
号を送出し、CSI信号を受信したら、S9においてT
SI信号を送出し、DIS信号を受信したら、S11に
おいて、DCS信号を送出する。この時、DIS信号を
受信するまではNSS信号、TSI信号を送出していな
い時は、S5において同期信号を送出しているものであ
る。ここで、NSS信号やTSI信号の送出中において
も各種手順データは受信可能である。
【0056】次に、S11においてDCS信号を送出
後、S12において50msの間をあけてトレーニング
信号と高速信号で変調されたTCF信号を送出する。
【0057】次に、S13においてTbタイマに3秒を
セットし、S14において50msの間をあけて同期信
号を送出する。
【0058】次に、S15、S16、S20において、
Tbの経過を監視しながらV.21で変調された応答信
号の受信を行う。そして、S14、S15、S16、S
20において、Tbが経過したかFTT信号を受信した
らS17において、S7、S9、S11で送出した信号
と同じ信号を送出する。
【0059】例えばNSF信号を受信せずにDIS信号
を受信した場合には、NSS信号を送出していない。こ
の場合、S17においてもNSS信号は送出しない。
【0060】次に、S18において、50msの間をあ
けてトレーニング信号とTCF信号を送出し、S19に
おいてTbに再度、3秒を設定し、S14に戻って同期
信号の送出を行う。
【0061】S20において、CFR信号を受信した
ら、S21において同期信号を停止し、50msの間を
あけて画信号を送出する。そして、画信号を送出し終え
たら、S22においてV.21で変調した同期信号を1
秒間送出し、次にS23でEPO信号を送出する。
【0062】次に、S24においてタイマTbに3秒を
セットし、再度S25において同期信号の送出を開始す
る。そして、同期信号を送出しながら、S26、S27
において、Tbの経過を監視しつつ、MCF信号の受信
を行う。Tb時間経過したらS23において再度EOP
信号の送出を行う。また、MCF信号を受信したら、S
28においてDCN信号を送出し、S29において回線
を解放して通信を終了する。
【0063】次に、図6〜図8のフローチャートに従
い、通信装置の受信時の動作について説明する。
【0064】本通信装置は、回線からの着信があると、
NCU2−12により着信があることをCPU2−1が
判断し、NCU2−12のCMLリレーにより直流的に
600オームで捕捉する。
【0065】次に、S51において本装置が応答したこ
とを示す応答信号(本実施例では2100Hzの単一ト
ーン)であるCED信号を送出する。
【0066】そして、このような応答信号の送出後、S
52においてV.21で変調した同期信号を1秒間送出
する。次に、S53でNSF信号を送出し、S54でC
SI信号を送出し、S55でDIS信号を続けて送出す
る。
【0067】DISを送出し終えたら、S56において
タイマTaに3秒セットし、S57、S58、S59で
同期信号を送出しながらTaの経過とDCS信号の受信
を行う。Ta経過してもDCS信号を受信できなければ
S53に戻り、再度NSF/CSI/DIS信号の送出
を行う。
【0068】DCS信号を受信したら、S60におい
て、高速信号であるTCF信号の受信を行い、TCF信
号を正しく受信できたら、S61でCFR信号を送出
し、正しく受信できなければ、S62においてFTT信
号を送出し、S63においてタイマTaに3秒をセット
し、CFR信号もしくはFTT信号の送出後、同期信号
を再度切れ目なく送出する。
【0069】次に、S65、S67、S68において、
Taの経過を監視しながらDCS信号の受信と高速信号
を受信し、DCS信号を受信したらS60に戻り、TC
F受信を行う。また、高速信号を受信したら、S69で
同期信号の送出を停止し、S70において画像信号の受
信を行い、S71で画信号の終了を検出するまで画信号
の受信を行う。
【0070】画信号の受信を終了したら、S72におい
て、同期信号を受信したら、S73において同期信号の
送出を開始し、S74でEOP信号を受信するまで、S
73で同期信号を送出し続ける。
【0071】EOP信号を受信したら、S75において
MCF信号を送出し、S76でタイマTbに3秒セット
し、S77でMCF信号に連続して同期信号を送出す
る。
【0072】次に、S78、S79、S80において、
Tbの経過を監視しながらEOP信号とDCN信号の受
信を行い、EOP信号を受信した場合には、再度S75
以降の動作を行い、DCN信号を受信した場合には、S
81において同期信号の送出を停止し、S82において
回線を解放して受信動作を終了する。
【0073】なお、以上の第1実施例では、受信側の動
作において、送信側からの高速信号であるTCF信号の
受信時にも受信側は同期信号を送出していたが、本発明
の第2実施例として、図10に示すように、DCS信号
の受信後に、一旦同期信号の送出を停止し、高速信号の
受信に専念する。
【0074】その後、TCF信号を受信したら、再度同
期信号の送出を開始し、1秒間の同期信号送出後、MC
F信号の送出を行う。
【0075】これにより、高速信号受信時には全二重通
信をする必要がなく、モデムのデータ処理がより簡易に
なり、モデム自身のコストダウンが図れる。
【0076】これを実現するためには、上述した図6、
図7の受信側の動作を、図11、図12に示すように一
部変更する必要がある。
【0077】ここで、図7との違いは、S60の次にS
102、S103で同期信号の送出を行うこと、および
S59、S67においてS101、S104としてDC
S受信時に同期信号の送出を停止する動作が付加される
ものである。なお、その他は、上記第1実施例と同様で
あるので同一符号を付して説明は省略する。
【0078】
【発明の効果】請求項1、4記載の発明によれば、ファ
クシミリ通信手順におけるDIS−CFR間やEOP−
DCN間、NSS−TSI間、TSI−DCS間を同期
信号で接続することにより、手順信号を受信し終えてか
らプリアンブルといわれる同期信号を1秒間送出するの
ではなく、手順信号送出後も、手順信号と手順信号との
間を無信号にせずに、同期信号を送出することにより、
次の手順信号を送出するのに再度1秒間の同期信号を送
出する必要がなく、手順信号の所要時間を短くできると
いう効果がある。
【0079】請求項2、5記載の発明によれば、ファク
シミリ通信手順におけるDISやCFR、MCF、EO
P、EOM、MPS送出時において、相手からの応答が
ないために、再度3秒後に同じ信号を再送する必要があ
る場合に、再送するのに同期信号を一旦停止してから、
再送するのでは同期信号分だけやはり通信時間がかかっ
てしまう。そこで、上記信号送出後もしかるべき応答が
返ってくるまでは、手順信号と手順信号の間を無信号に
せずに、同期信号を送出し続けることにより、エラー発
生時にも通信時間の短縮が図れるという効果がある。
【0080】
【0081】
【0082】請求項3、6記載の発明によれば、低速信
号による通信の開始以後、DIS、CFR、MCF等の
低速の手順信号送出時およびTCFや画信号等の高速信
号の受信時以外は、手順信号と手順信号との間を無信号
にせずに、同期信号を送出することにより、高速信号受
信時は全二重通信をしないようにすることにより、通信
時間はTCF受信中も全二重通信を行うよりも1秒ほど
余分にかかるものの、モデムの設計がしやすくなり、モ
デムのコストを安くできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の通信手順を示す説明図で
ある。
【図3】上記第1実施例の受信エラー時における通信手
順を示す説明図である。
【図4】上記第1実施例の送信側を示すフローチャート
である。
【図5】上記第1実施例の送信側を示すフローチャート
である。
【図6】上記第1実施例の受信側を示すフローチャート
である。
【図7】上記第1実施例の受信側を示すフローチャート
である。
【図8】上記第1実施例の受信側を示すフローチャート
である。
【図9】従来の通信手順を示す説明図である。
【図10】本発明の第2実施例の通信手順を示す説明図
である。
【図11】上記第2実施例の受信側を示すフローチャー
トである。
【図12】上記第2実施例の受信側を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
2−1…CPU、 2−2…ROM、 2−3…RAM、 2−4…不揮発性RAM、 2−5…操作部、 2−6…表示部、 2−7…画像処理部、 2−8…読み取り部、 2−9…記録部、 2−10…駆動部、 2−11…通信部、 2−12…NCU部、 2−13…LINE、 2−14…センサ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 繁樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松枝 一孝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 滝口 文之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 前田 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 志水 英貴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 倉林 定助 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉野 元章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 柳沢 和人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 早川 直司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34 H04L 5/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全2重通信可能なモデムと、同期信号発
    生手段を含む手順信号発生手段とを用いるファクシミリ
    通信方法において、手順信号の送受信を全2重通信とし、 上記手順信号発生
    手段より発生される手順信号と手順信号との間を無信
    号にせずに、同期信号を送出することを特徴とするファ
    クシミリ通信方法。
  2. 【請求項2】 全2重通信可能なモデムと、同期信号発
    生手段を含む手順信号発生手段とを用いるファクシミリ
    通信方法において、手順信号の送受信を全2重通信とし、 上記手順信号発生
    手段より発生される手順信号の送出後、再度同じ信号
    を再送する可能性がある場合には、手順信号と手順信号
    との間を無信号にせずに、同期信号を送出することを特
    徴とするファクシミリ通信方法。
  3. 【請求項3】 全2重通信可能なモデムと、同期信号発
    生手段を含む手順信号発生手段と、上記手順信号とは異
    なる速度の画像情報を伝送するための高速信号を受信す
    るための受信手段とを用いるファクシミリ通信方法にお
    いて、手順信号の送受信を全2重通信とし、 手順信号の送出開
    始後、手順信号の送出時および上記高速信号の受信中以
    外は手順信号と手順信号との間を無信号にせずに、同期
    信号を送出することを特徴とするファクシミリ通信方
    法。
  4. 【請求項4】 全2重通信可能なモデムと、同期信号発
    生手段を含む手順信号発生手段とを有し、手順信号の送受信を全2重通信とし、 上記手順信号発生
    手段は、手順信号と手順信号との間を無信号にせずに、
    上記同期信号発生手段から同期信号を送出することを特
    徴とするファクシミリ装置
  5. 【請求項5】 全2重通信可能なモデムと、同期信号発
    生手段を含む手順信号発生手段とを有し、手順信号の送受信を全2重通信とし、 上記手順信号発生
    手段は、手順信号の送出後、再度同じ信号を再送する可
    能性がある場合には、手順信号と手順信号との間を無信
    号にせずに、上記手順信号の後に続けて同期信号発生手
    から同期信号を送出することを特徴とするファクシミ
    リ装置
  6. 【請求項6】 全2重通信可能なモデムと、同期信号発
    生手段を含む手順信号発生手段と、上記手順信号とは異
    なる速度の画像情報を伝送するための高速信号を受信す
    るための受信手段とを有し、手順信号の送受信を全2重通信とし、 上記同期信号発生
    手段は、手順信号の送出開始後、手順信号の送出時およ
    び上記高速信号の受信中以外は、手順信号と手順信号と
    の間を無信号にせずに、同期信号を送出することを特徴
    とするファクシミリ装置
JP28265194A 1994-10-21 1994-10-21 ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP3517464B2 (ja)

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