JP3514807B2 - 椅 子 - Google Patents
椅 子Info
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- JP3514807B2 JP3514807B2 JP06706894A JP6706894A JP3514807B2 JP 3514807 B2 JP3514807 B2 JP 3514807B2 JP 06706894 A JP06706894 A JP 06706894A JP 6706894 A JP6706894 A JP 6706894A JP 3514807 B2 JP3514807 B2 JP 3514807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- links
- chair
- seat member
- seat
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/02—Rocking chairs
- A47C3/025—Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame
- A47C3/0255—Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame pivotally mounted in the base frame, e.g. swings
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、椅子に関するもの
で、特に、揺動可能な座席部材を備える椅子に関するも
のである。
で、特に、揺動可能な座席部材を備える椅子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、実公平2−35251号公報
には、乳幼児を着座させるのに適した椅子であって、座
席部材が、床面上に置かれるベース部材に対して揺動可
能とされた椅子が記載されている。この椅子は、簡単に
言えば、座席部材が2個の回動可能なリンクを介してベ
ース部材に対して吊下げられた構造を有している。上述
の2個のリンクは、互いに平行に配置されており、その
ため、この椅子では、座席部材は、その水平姿勢を維持
しながら揺動される。
には、乳幼児を着座させるのに適した椅子であって、座
席部材が、床面上に置かれるベース部材に対して揺動可
能とされた椅子が記載されている。この椅子は、簡単に
言えば、座席部材が2個の回動可能なリンクを介してベ
ース部材に対して吊下げられた構造を有している。上述
の2個のリンクは、互いに平行に配置されており、その
ため、この椅子では、座席部材は、その水平姿勢を維持
しながら揺動される。
【0003】他方、実公平5−6847号公報にも、ベ
ース部材に対して2個の回動可能なリンクを介して吊下
げられ揺動可能とされた座席部材を備える乳幼児のため
の椅子が記載されている。この椅子では、2個のリンク
は、互いに平行ではなく、これらリンクの下端間距離が
上端間距離より長くされている。したがって、座席部材
が揺動されるとき、それが水平姿勢を維持するのではな
く、乳幼児の頭と足とが交互に上下するロッキング運動
も行なう。
ース部材に対して2個の回動可能なリンクを介して吊下
げられ揺動可能とされた座席部材を備える乳幼児のため
の椅子が記載されている。この椅子では、2個のリンク
は、互いに平行ではなく、これらリンクの下端間距離が
上端間距離より長くされている。したがって、座席部材
が揺動されるとき、それが水平姿勢を維持するのではな
く、乳幼児の頭と足とが交互に上下するロッキング運動
も行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、座席
部材が揺動されるとき、この座席部材に与えられる2種
類の典型的な動きは、いずれも、それなりの利点を有す
る。前者の水平姿勢を維持しながらの座席部材の揺動
は、乳幼児に対してそれほど刺激を与えないので、たと
えば授乳等を終えた直後の乳幼児を寝かしつけるのに適
している。後者のロッキング運動を伴う揺動は、たとえ
ば母親が乳幼児を抱いて揺り動かしているときに与えら
れる動きに類似しており、母親が乳幼児をあやすときの
代わりとすることができる。
部材が揺動されるとき、この座席部材に与えられる2種
類の典型的な動きは、いずれも、それなりの利点を有す
る。前者の水平姿勢を維持しながらの座席部材の揺動
は、乳幼児に対してそれほど刺激を与えないので、たと
えば授乳等を終えた直後の乳幼児を寝かしつけるのに適
している。後者のロッキング運動を伴う揺動は、たとえ
ば母親が乳幼児を抱いて揺り動かしているときに与えら
れる動きに類似しており、母親が乳幼児をあやすときの
代わりとすることができる。
【0005】このように、乳幼児に与えられるべき揺動
の態様は、状況に応じて変えられることが望ましい。ま
た、与えることができる揺動の態様は、より多様である
ことが望ましい。
の態様は、状況に応じて変えられることが望ましい。ま
た、与えることができる揺動の態様は、より多様である
ことが望ましい。
【0006】それゆえに、この発明の目的は、上述した
要望を満たし得る椅子を提供しようとすることである。
要望を満たし得る椅子を提供しようとすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る椅子は、
上述した技術的課題を解決するため、床面上に置かれる
ベース部材と、このベース部材に対して回動可能なリン
クを介して吊下げられ揺動可能とされた中間部材と、こ
の中間部材に対して垂直方向に向く軸のまわりに回転可
能に支持された座席部材とを備えることを特徴としてい
る。
上述した技術的課題を解決するため、床面上に置かれる
ベース部材と、このベース部材に対して回動可能なリン
クを介して吊下げられ揺動可能とされた中間部材と、こ
の中間部材に対して垂直方向に向く軸のまわりに回転可
能に支持された座席部材とを備えることを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】この発明では、座席部材が中間部材に対して垂
直方向に向く軸のまわりに回転されることができるの
で、中間部材がベース部材に対して揺動されるとき、こ
の揺動の方向と座席部材の前後方向との間の角度関係を
任意に変更することができる。
直方向に向く軸のまわりに回転されることができるの
で、中間部材がベース部材に対して揺動されるとき、こ
の揺動の方向と座席部材の前後方向との間の角度関係を
任意に変更することができる。
【0009】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、1個の
椅子において、たとえば、揺動の方向と座席部材の前後
方向とが一致する態様、揺動の方向と座席部材の前後方
向とが直交する態様、あるいはそれらの中間の態様、と
いうように、座席部材に対して与えられる揺動の態様を
種々に変更することができる。そのため、座席部材に着
座されている乳幼児の状況に応じて、好ましい揺動の態
様を乳幼児に対して与えることができる。また、上述し
た種々の揺動の態様は、1個の椅子において実現され得
ることにも注目すべきである。このことは、複数種類の
椅子を用意しなければならないという不都合を回避でき
るばかりでなく、乳幼児を着座させたままの状態で、揺
動の態様の選択を行なうことができ、他の椅子に乳幼児
を移し換える必要がない、という利点をももたらす。
椅子において、たとえば、揺動の方向と座席部材の前後
方向とが一致する態様、揺動の方向と座席部材の前後方
向とが直交する態様、あるいはそれらの中間の態様、と
いうように、座席部材に対して与えられる揺動の態様を
種々に変更することができる。そのため、座席部材に着
座されている乳幼児の状況に応じて、好ましい揺動の態
様を乳幼児に対して与えることができる。また、上述し
た種々の揺動の態様は、1個の椅子において実現され得
ることにも注目すべきである。このことは、複数種類の
椅子を用意しなければならないという不都合を回避でき
るばかりでなく、乳幼児を着座させたままの状態で、揺
動の態様の選択を行なうことができ、他の椅子に乳幼児
を移し換える必要がない、という利点をももたらす。
【0010】この発明において、好ましくは、ベース部
材に対して中間部材を吊下げるリンクとして2個のリン
クを備え、これら2個のリンクの平行度を変更可能とす
る手段をさらに備える。このような構成によれば、座席
部材が水平姿勢を維持しながら揺動する態様と座席部材
がロッキング運動を伴いながら揺動する態様との双方を
選択的に実現することができる。したがって、座席部材
に与えることができる揺動の態様をさらに多様化するこ
とができる。
材に対して中間部材を吊下げるリンクとして2個のリン
クを備え、これら2個のリンクの平行度を変更可能とす
る手段をさらに備える。このような構成によれば、座席
部材が水平姿勢を維持しながら揺動する態様と座席部材
がロッキング運動を伴いながら揺動する態様との双方を
選択的に実現することができる。したがって、座席部材
に与えることができる揺動の態様をさらに多様化するこ
とができる。
【0011】
【実施例】図1ないし図7は、この発明の一実施例によ
る椅子1を説明するためのものである。ここで、図1
は、椅子1の外観を示す側面図であり、図2は、図1に
示した椅子1の内部構造を示す断面側面図であり、典型
的な揺動の態様を想像線で示している。図3は、図2の
線III−IIIに沿う断面図である。図4は、図2の
線IV−IVに沿う断面図である。図5、図6および図
7は、それぞれ、図2に示した揺動の態様とは異なる揺
動の態様を示している。
る椅子1を説明するためのものである。ここで、図1
は、椅子1の外観を示す側面図であり、図2は、図1に
示した椅子1の内部構造を示す断面側面図であり、典型
的な揺動の態様を想像線で示している。図3は、図2の
線III−IIIに沿う断面図である。図4は、図2の
線IV−IVに沿う断面図である。図5、図6および図
7は、それぞれ、図2に示した揺動の態様とは異なる揺
動の態様を示している。
【0012】椅子1は、乳幼児用として用いられるもの
であり、床面上に置かれるベース部材2、乳幼児を着座
させる座席部材3、およびベース部材2と座席部材3と
の間に介在される中間部材4を備える。
であり、床面上に置かれるベース部材2、乳幼児を着座
させる座席部材3、およびベース部材2と座席部材3と
の間に介在される中間部材4を備える。
【0013】より詳細には、ベース部材2は、床面に接
するフランジ部5と、フランジ部5の中央部から上方へ
突出する隆起部6とを備える。隆起部6の上面には、逆
U字状に延びる2個のリンク7および8が配置され、こ
れらリンク7および8は、それぞれ、隆起部6の上面に
取付けられた軸受部材9および10によって回動可能に
支持される。リンク7および8のそれぞれの各端部は、
水平方向に向けられる。
するフランジ部5と、フランジ部5の中央部から上方へ
突出する隆起部6とを備える。隆起部6の上面には、逆
U字状に延びる2個のリンク7および8が配置され、こ
れらリンク7および8は、それぞれ、隆起部6の上面に
取付けられた軸受部材9および10によって回動可能に
支持される。リンク7および8のそれぞれの各端部は、
水平方向に向けられる。
【0014】中間部材4は、ベース部材2に対してリン
ク7および8を介して吊下げられ揺動可能とされる。す
なわち、中間部材4は、逆U字状の断面を有していて、
隆起部6を覆うように配置される。中間部材4の下端部
には、前述したリンク7および8のそれぞれの各端部を
受入れる軸受穴11および12が設けられる。軸受穴1
1および12は、それぞれ、内側凹部13および14な
らびに外側凹部15および16を形成していて、リンク
7および8の各端部は、内側凹部13および14または
外側凹部15または16のいずれかに選択的に嵌合され
ることができる。なお、リンク7および8の各端部が、
図1ないし図5に示すように、内側凹部13および14
に嵌合したときには、2個のリンク7および8は互いに
平行状態とされる。他方、リンク7および8の各端部
が、図6および図7に示すように、外側凹部15および
16に嵌合したとき、リンク7および8の下端間距離は
上端間距離より長くされる。
ク7および8を介して吊下げられ揺動可能とされる。す
なわち、中間部材4は、逆U字状の断面を有していて、
隆起部6を覆うように配置される。中間部材4の下端部
には、前述したリンク7および8のそれぞれの各端部を
受入れる軸受穴11および12が設けられる。軸受穴1
1および12は、それぞれ、内側凹部13および14な
らびに外側凹部15および16を形成していて、リンク
7および8の各端部は、内側凹部13および14または
外側凹部15または16のいずれかに選択的に嵌合され
ることができる。なお、リンク7および8の各端部が、
図1ないし図5に示すように、内側凹部13および14
に嵌合したときには、2個のリンク7および8は互いに
平行状態とされる。他方、リンク7および8の各端部
が、図6および図7に示すように、外側凹部15および
16に嵌合したとき、リンク7および8の下端間距離は
上端間距離より長くされる。
【0015】座席部材3は、座部17、背もたれ部18
および足台19を備える。背もたれ部18は、図1にお
いて想像線で示すように、リクライニング可能とされて
もよい。座部17は、上述し中間部材4の上方に配置さ
れる。
および足台19を備える。背もたれ部18は、図1にお
いて想像線で示すように、リクライニング可能とされて
もよい。座部17は、上述し中間部材4の上方に配置さ
れる。
【0016】より詳細には、中間部材4の上部には、円
形のテーブル20が設けられ、座部17の下面には、こ
の円形のテーブル20を取囲む円筒状のリブ21が形成
される。また、テーブル20の中心には、透孔22が設
けられ、座部17の下面には、透孔22内に受入れられ
る垂直方向に向く軸23が設けられる。軸23の下端部
には、フランジ24が設けられ、軸23が透孔22から
抜けることが防止される。このようにして、座席部材3
は、中間部材4に対して垂直方向に向く軸23のまわり
に回転可能に支持される。なお、この回転をより円滑に
するため、円形のテーブル20の周囲には、リブ25が
形成され、座部17との接触面積を小さくすることが行
なわれる。なお、このような回転可能な支持部分に、こ
ろがり軸受が採用されてもよい。
形のテーブル20が設けられ、座部17の下面には、こ
の円形のテーブル20を取囲む円筒状のリブ21が形成
される。また、テーブル20の中心には、透孔22が設
けられ、座部17の下面には、透孔22内に受入れられ
る垂直方向に向く軸23が設けられる。軸23の下端部
には、フランジ24が設けられ、軸23が透孔22から
抜けることが防止される。このようにして、座席部材3
は、中間部材4に対して垂直方向に向く軸23のまわり
に回転可能に支持される。なお、この回転をより円滑に
するため、円形のテーブル20の周囲には、リブ25が
形成され、座部17との接触面積を小さくすることが行
なわれる。なお、このような回転可能な支持部分に、こ
ろがり軸受が採用されてもよい。
【0017】以下に、このように構成された椅子1にお
いて、座席部材3に対して与えることができるいくつか
の典型的な揺動の態様について説明する。
いて、座席部材3に対して与えることができるいくつか
の典型的な揺動の態様について説明する。
【0018】まず、図1ないし図4に示すように、リン
ク7および8の各端部が軸受穴11および12の内側凹
部13および14内に嵌合されるとともに、リンク7お
よび8の回動の方向と座席部材3の前後方向とが一致さ
れたときには、図2に実線および想像線で示すように、
座席部材3は、水平姿勢を維持しながら揺動され、しか
も、この揺動は座席部材3の前後方向に与えられる。
ク7および8の各端部が軸受穴11および12の内側凹
部13および14内に嵌合されるとともに、リンク7お
よび8の回動の方向と座席部材3の前後方向とが一致さ
れたときには、図2に実線および想像線で示すように、
座席部材3は、水平姿勢を維持しながら揺動され、しか
も、この揺動は座席部材3の前後方向に与えられる。
【0019】次に、図5に示すように、座席部材3が、
図1ないし図4に示す状態から中間部材4に対して90
度回転されたときには、座席部材3は、水平方向を維持
しながら揺動されるが、この揺動は座席部材3の幅方向
に与えられる。
図1ないし図4に示す状態から中間部材4に対して90
度回転されたときには、座席部材3は、水平方向を維持
しながら揺動されるが、この揺動は座席部材3の幅方向
に与えられる。
【0020】次に、図6および図7にそれぞれ示す状態
では、リンク7および8の各端部は、軸受穴11および
12の外側凹部15および16に嵌合された状態となっ
ている。したがって、リンク7および8の下端間距離は
上端間距離より長くされる。
では、リンク7および8の各端部は、軸受穴11および
12の外側凹部15および16に嵌合された状態となっ
ている。したがって、リンク7および8の下端間距離は
上端間距離より長くされる。
【0021】上述の状態において、図6に示すように、
リンク7および8の回動の方向と座席部材3の前後方向
とが一致されたときには、座席部材3は、ロッキング運
動を伴いながら揺動し、この揺動は座席部材3の前後方
向に与えられる。
リンク7および8の回動の方向と座席部材3の前後方向
とが一致されたときには、座席部材3は、ロッキング運
動を伴いながら揺動し、この揺動は座席部材3の前後方
向に与えられる。
【0022】他方、図7に示すように、座席部材3の前
後方向がリンク7および8の回動の方向と直交する方向
に向けられたときには、座席部材3は、ロッキング運動
を伴いながら揺動されるが、この揺動は座席部材3の幅
方向に与えられる。
後方向がリンク7および8の回動の方向と直交する方向
に向けられたときには、座席部材3は、ロッキング運動
を伴いながら揺動されるが、この揺動は座席部材3の幅
方向に与えられる。
【0023】このように、この実施例に係る椅子1によ
れば、典型的には、4種類の揺動の態様を実現すること
ができる。なお、中間部材4に対して座席部材3は任意
の方向に向けることができるので、揺動の態様は、上述
した4つの典型的な態様には限らず、さらに多様化され
ることができる。
れば、典型的には、4種類の揺動の態様を実現すること
ができる。なお、中間部材4に対して座席部材3は任意
の方向に向けることができるので、揺動の態様は、上述
した4つの典型的な態様には限らず、さらに多様化され
ることができる。
【0024】また、上述した実施例では、2個のリンク
7および8の平行度は、平行状態と非平行状態との2段
階で変更可能とされたが、軸受穴11および12に形成
される凹部の数を増やしたり軸受穴11および12の長
手方向寸法を大きくすることにより、非平行状態におけ
る非平行の度合を複数段階に調整できるようにされても
よい。また、非平行状態においては、リンク7および8
の下端間距離が上端間距離より長くされたが、逆に、上
端間距離が下端間距離より長くされるようにしてもよ
い。さらに、2個のリンク7および8の平行度は、図8
を参照して以下に説明するように、変更可能とされなく
てもよい。
7および8の平行度は、平行状態と非平行状態との2段
階で変更可能とされたが、軸受穴11および12に形成
される凹部の数を増やしたり軸受穴11および12の長
手方向寸法を大きくすることにより、非平行状態におけ
る非平行の度合を複数段階に調整できるようにされても
よい。また、非平行状態においては、リンク7および8
の下端間距離が上端間距離より長くされたが、逆に、上
端間距離が下端間距離より長くされるようにしてもよ
い。さらに、2個のリンク7および8の平行度は、図8
を参照して以下に説明するように、変更可能とされなく
てもよい。
【0025】図8は、この発明の他の実施例による椅子
1aを示す、図1に相当の図である。図8において、図
1に示す要素に相当する要素には、同様の参照符号を付
し、重複する説明は省略する。
1aを示す、図1に相当の図である。図8において、図
1に示す要素に相当する要素には、同様の参照符号を付
し、重複する説明は省略する。
【0026】図8に示した椅子1aでは、中間部材4の
下端部に設けられた軸受穴11aおよび12a内に、リ
ンク7および8のそれぞれの各端部がその位置を変えな
いように受入れられている。したがって、2個のリンク
7および8の平行度は固定される。このような2個のリ
ンク7および8の平行度は、互いに平行であっても、非
平行であってもよい。
下端部に設けられた軸受穴11aおよび12a内に、リ
ンク7および8のそれぞれの各端部がその位置を変えな
いように受入れられている。したがって、2個のリンク
7および8の平行度は固定される。このような2個のリ
ンク7および8の平行度は、互いに平行であっても、非
平行であってもよい。
【0027】以上、この発明を図示した実施例に関連し
て説明したが、この発明の範囲内において、その他いく
つかの変形例が可能である。
て説明したが、この発明の範囲内において、その他いく
つかの変形例が可能である。
【0028】たとえば、リンクは、図示したリンク7お
よび8のように、逆U字状のものには限らず、ベース部
材に対して中間部材を揺動可能に吊下げられるものであ
れば、他の形態のものに置換えることも可能である。
よび8のように、逆U字状のものには限らず、ベース部
材に対して中間部材を揺動可能に吊下げられるものであ
れば、他の形態のものに置換えることも可能である。
【0029】また、上述した実施例では、特に説明をし
なかったが、座席部材3の中間部材4に対する回転およ
び中間部材4のベース部材2に対する揺動を選択的に禁
止する機構が設けられていてもよい。
なかったが、座席部材3の中間部材4に対する回転およ
び中間部材4のベース部材2に対する揺動を選択的に禁
止する機構が設けられていてもよい。
【0030】また、上述した椅子1または1aは、乳幼
児用を意図したものであったが、この発明は、乳幼児用
に限らず、たとえば大人用の椅子にも適用することがで
きる。
児用を意図したものであったが、この発明は、乳幼児用
に限らず、たとえば大人用の椅子にも適用することがで
きる。
【図1】この発明の一実施例による椅子1を示す側面図
であり、第1の態様の揺動を実現し得る状態を示してい
る。
であり、第1の態様の揺動を実現し得る状態を示してい
る。
【図2】図1に示した椅子1の内部構造を示す断面側面
図であり、椅子1が与え得る第1の態様の揺動を想像線
で示している。
図であり、椅子1が与え得る第1の態様の揺動を想像線
で示している。
【図3】図2の線III−IIIに沿う断面図である。
【図4】図2の線IV−IVに沿う断面図である。
【図5】図2に相当の図であって、椅子1が与え得る第
2の態様の揺動を想像線で示している。
2の態様の揺動を想像線で示している。
【図6】図2に相当の図であって、椅子1が与え得る第
3の態様の揺動を想像線で示している。
3の態様の揺動を想像線で示している。
【図7】図2に相当の図であって、椅子1が与え得る第
4の態様の揺動を想像線で示している。
4の態様の揺動を想像線で示している。
【図8】この発明の他の実施例による椅子1aを示す、
図1に相当の図である。
図1に相当の図である。
1,1a 椅子
2 ベース部材
3 座席部材
4 中間部材
7,8 リンク
11,12,11a,12a 軸受穴
13,14 内側凹部
15,16 外側凹部
20 テーブル
21 リブ
22 透孔
23 軸
Claims (2)
- 【請求項1】 床面上に置かれるベース部材と、 前記ベース部材に対して回動可能なリンクを介して吊下
げられ揺動可能とされた中間部材と、 前記中間部材に対して垂直方向に向く軸のまわりに回転
可能に支持された座席部材とを備える、椅子。 - 【請求項2】 前記リンクは2個備え、前記2個のリン
クの平行度を変更可能とする手段をさらに備える、請求
項1に記載の椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06706894A JP3514807B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 椅 子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06706894A JP3514807B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 椅 子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07275070A JPH07275070A (ja) | 1995-10-24 |
JP3514807B2 true JP3514807B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=13334170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06706894A Expired - Fee Related JP3514807B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 椅 子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3514807B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246833A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | リラックス装置 |
US11297951B2 (en) * | 2017-06-20 | 2022-04-12 | Kokuyo Co., Ltd. | Chair whose seat swings in a front-rear direction and a left-right direction |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6264313A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-23 | 横田 一男 | 前後左右揺動椅子 |
JPH0235251Y2 (ja) * | 1985-11-05 | 1990-09-25 | ||
JPH0438765Y2 (ja) * | 1986-04-25 | 1992-09-10 |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP06706894A patent/JP3514807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07275070A (ja) | 1995-10-24 |
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