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JP3514645B2 - 半導体集積回路装置の入出力回路 - Google Patents

半導体集積回路装置の入出力回路

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Publication number
JP3514645B2
JP3514645B2 JP37324398A JP37324398A JP3514645B2 JP 3514645 B2 JP3514645 B2 JP 3514645B2 JP 37324398 A JP37324398 A JP 37324398A JP 37324398 A JP37324398 A JP 37324398A JP 3514645 B2 JP3514645 B2 JP 3514645B2
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JP
Japan
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node
electrode
power supply
pad
input
Prior art date
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Application number
JP37324398A
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English (en)
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JP2000196436A (ja
Inventor
治美 河野
昭博 須志原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP37324398A priority Critical patent/JP3514645B2/ja
Priority to US09/335,785 priority patent/US6269042B1/en
Publication of JP2000196436A publication Critical patent/JP2000196436A/ja
Priority to US09/867,531 priority patent/US6452827B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3514645B2 publication Critical patent/JP3514645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00315Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部回路から入力
された信号を半導体集積回路装置の内部回路に入力する
入力回路、または前記内部回路から出力された信号を外
部回路に出力する出力回路として用いられる半導体集積
回路装置の入出力回路に関するものであり、特に半導体
集積回路装置の内部電源電圧よりも高い信号電圧が外部
回路から入力される場合に有効な入出力回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の入力回路の回路図である。
図4の入力回路は半導体集積回路装置(LSIチップ)
内に設けられており、外部回路からパッド電極PADに
入力された信号をノードOUTからLSIチップの内部
回路に入力する。内部電源VDDは3[V]である。外
部回路は、0[V]のLOWレベル(”L”レベル)信
号または5[V]のHIGHレベル(”H”レベル)信
号をパッド電極PADに入力するか、あるいはパッド電
極PADをHIGHピーダンス(”Z”レベル)にす
る。ここで、HIGHインピーダンス(”Z”レベル)
とは、パッド電極PAD(ノードI/O)が外部回路お
よびノードI/Oに接続する全ての回路に対してフロー
ティングになることである。
【0003】図4の入力回路において、PMOSトラン
ジスタP11およびNMOSトランジスタN15は、常
時OFFしている。これらのトランジスタは、図4の入
力回路を出力回路に容易に転用できるようにするために
設けられているものであり、出力回路として用いられた
ときに、それぞれのゲート電極に内部回路から入力され
る信号に従ってON/OFFする。
【0004】PMOSトランジスタP12〜P17の基
板(PMOSトランジスタP12〜P17が形成されて
いるNウエル層)は、内部電源VDDに対してフローテ
ィングになっているノードW1に接続されている。これ
により、パッド電極PADに内部電源VDDよりも高い
5[V]の信号が入力されても、PMOSのソースまた
はドレインと基板(Nウエル層)とにより形成されてい
るPN接合を介してパッド電極PADから内部電源VD
Dにリーク電流が流れることを防止している。また、P
MOSトランジスタP12およびP15はパッド電極P
ADに5[V]の信号が入力されたときにはOFFし、
パッド電極PADから内部電源VDDに電流が逆流する
ことを防止している。
【0005】PMOSトランジスタP13,P14、N
MOSトランジスタN11〜N13、およびインバータ
INV11は、外部回路からパッド電極PADに入力さ
れた5[V]の信号を、内部回路のVIH規格に準じた
ほぼ3[V]の信号に変換し、内部回路に入力する。こ
こで、VIH規格とは、”H”レベルの入力信号の電圧
許容範囲を決める規格である。
【0006】NMOSトランジスタN11およびN14
は、パッド電極PADに5[V]の信号が入力されたと
きに、NMOSトランジスタN12およびN15のドレ
イン−ソース間、ゲート−ドレイン間、ゲート−ソース
間に内部電源VDD以上の電圧がかからないようにする
ために設けられており、これにより耐圧の弱いプロセス
を用いてLSIチップが製造された場合にも対応でき
る。
【0007】PMOSトランジスタP16は、パッド電
極PADに5[V]の信号が入力されたときにONし、
ノードW11(PMOSP12〜P17の基板)を5
[V]にする。
【0008】NMOSトランジスタ16およびPMOS
トランジスタ17は、パッド電極PADが”Z”レベル
になったときに、ノードI/Oをほぼ3[V]にクラン
プする。なお、PMOSトランジスタ17はパッド電極
PADが0[V](”L”レベル)または5[V](”
H”レベル)のときにONしているため、PMOSトラ
ンジスタ17のソース−ドレイン間を通して内部電源V
DDとパッド電極PADの間に電流が流れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の回路では、パッド電極PADが”L”レベルのとき
に、ノードS14が”L”レベルとなり、PMOSトラ
ンジスタP12およびP15がONしているので、[V
DD]−[P17のソース]−[P17の基板]−[W
11]−[P15のドレイン]−[S13]−[P1
2]−[PAD]という電流経路I1(図4参照)が形
成されてしまい、これによりパッド電極PADに流れ込
む電流が所定値(PMOSトランジスタP17のソース
−ドレイン間の電流値)よりも大きくなり、消費電流が
増加してしまうという問題があった。なお、PMOSト
ランジスタP15は、図4の回路が出力回路として用い
られ、PMOSトランジスタP11がONしたときに、
ノードW11を内部電源VDDの電位にするために設け
られたものである。
【0010】また、パッド電極PADが”L”レベルか
ら”Z”レベルになったときに、PMOSトランジスタ
P17によりノードI/Oの電位は上昇するが、ノード
I/Oの電位が内部電源VDDの電位に近づくにつれ、
ノードS11の電位も上昇するため、PMOSトランジ
スタP17の電流特性が悪くなり、同じディメンジョン
のプルアップトランジスタ(PMOSトランジスタP1
7のゲート電極を”L”レベルに固定したもの)を用い
た場合よりも、ノードI/Oが内部電源VDDの電位に
到達するまでに時間がかかるという問題があった。な
お、PMOSトランジスタP17のディメンジョンを大
きくすることは、消費電流を増加させることになるので
得策ではない。
【0011】また、PMOSとNMOSのしきい値は一
般的に異なるため、PMOSトランジスタP17のしき
い値とNMOSトランジスタN16のしきい値との組合
せによっては、ノードI/Oが内部電源VDDの電位
(3[V])に上昇する前に、PMOSトランジスタP
17がOFFしてしまい、ノードI/Oが電源電位にな
らないという問題があった。ノードI/Oが電源電位
(3[V])にならないと、ノードOUTから内部回路
に入力する信号のVIH規格に対するマージンが小さく
なる等の不具合を生じてしまう。
【0012】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたものであり、消費電流の低減を図るこ
とを目的とするものである。さらに、本発明は外部回路
との接続ノードがHIGHインピーダンスになったとき
に、このノードを確実に内部電源の電位にすることを目
的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の半導体集積回路装置の入出力回路は、ゲー
ト電極が第1の電源(VDD)または半導体集積回路装
置の内部回路からの第1の信号が入力される第1のノー
ド(IN1)に接続され、第1電極および基板が第1の
電源に接続され、第2電極が第2のノード(S13)に
接続された第1のMOSトランジスタ(P11)と、第
1電極が前記第2のノードに接続され、ゲート電極が第
3のノード(S14)に接続され、第2電極が、外部回
路から信号が入力されるまたは外部回路に信号を出力す
る第4のノード(I/O)に接続され、基板が前記第1
の電源に対してフローティングになっている第5のノー
ド(W11)に接続された第2のMOSトランジスタ
(P12)と、第1電極が前記第2のノードに接続さ
れ、ゲート電極が前記第3のノードに接続され、第2電
極および基板が前記第5のノードに接続された第3のM
OSトランジスタ(P15)と、第1電極が前記第4の
ノードに接続され、ゲート電極が第6のノード(S1
1)に接続され、第2の電極が前記第1の電源に接続さ
れ、基板が前記第5のノードに接続された第4のMOS
トランジスタ(P17)と、前記第4のノードの電位に
応じて前記第6のノードの電位を制御する第1の制御回
路と、前記第4のノードの電位に応じて前記第3のノー
ドの電位を制御する第2の制御回路とを備えた半導体集
積回路装置の入出力回路において、前記第4のノードと
第2のMOSトランジスタの第2電極との接続、前記第
2のMOSトランジスタの第1電極と前記第3のMOS
トランジスタの第1電極との接続、前記第3のMOSト
ランジスタの第2電極と前記第5のノードとの接続、ま
たは前記第4のMOSトランジスタの第2電極と前記第
1の電源との接続を開放にしたことを特徴とするもので
ある。
【0014】また、本発明の他の半導体集積回路装置の
入出力回路は、上記の入出力回路において、前記第1の
制御回路を、ゲート電極が前記第1の電源に接続され、
第1電極が前記第4のノードに接続され、第2電極が前
記第6のノードに接続され、基板が前記第5のノードに
接続された第6のMOSトランジスタ(P28)と、ゲ
ート電極が前記第1の電源に接続され、第1電極が第2
の電源(GND)に接続され、第2電極が第7のノード
(S21)に接続された第7のMOSトランジスタ(N
27)と、ゲート電極が前記第1の電源に接続され、第
1電極が前記第7のノードに接続され、第2電極が前記
第6のノードに接続された第8のMOSトランジスタ
(N26)とにより構成したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態を示す入力回路の回路図
である。図1の入力回路は、LSIチップに内蔵されて
おり、PMOSトランジスタP11〜P17と、NMO
SトランジスタN11〜N16と、インバータINV1
1とを備えている。図1の入力回路は、LSIチップの
外に設けられた回路(外部回路)からパッド電極PAD
(ノードI/O)に入力された信号を、ノードOUTか
らLSIチップに内蔵された回路(内部回路)に入力す
る。上記のLSIチップの内部電源VDDは3[V]で
あるものとする。また、外部回路から入力される信号
の”H”レベルは5[V]であるものとする。
【0016】また、図2は本発明の第1の実施形態を示
す出力回路の回路図であり、図1の回路を出力回路に転
用したものである。なお、図2において、図1と同じも
のには同じ符号を付してある。図2の出力回路も、図1
の入力回路と同様に、LSIチップに内蔵されており、
PMOSトランジスタP11〜P17と、NMOSトラ
ンジスタN11〜N16と、インバータINV11とを
備えている。図2の出力回路は、LSIチップの内部回
路からノードIN1およびIN2に出力された信号を、
パッド電極PADから外部回路に出力する。LSIチッ
プの内部電源VDDは、図1と同じ3[V]であるもの
とする。
【0017】図1の入力回路において、PMOSトラン
ジスタP14は、ゲート電極がノードS14に接続さ
れ、ソース電極がノードI/Oに接続され、ドレイン電
極がノードOUTに接続され、基板(PMOSトランジ
スタP14が形成されているNウエル層)が、内部電源
VDDおよび接地電源GNDに対してフローティングに
なっているノードW11に接続されている。また、NM
OSトランジスタN13は、ゲート電極が内部電源VD
Dに接続され、ドレイン電極がノードI/Oに接続さ
れ、ソース電極が出力端子OUTに接続され、基板が接
地電源GNDに接続されている。
【0018】図1の入力回路において、PMOSトラン
ジスタP13は、ゲート電極が内部電源VDDに接続さ
れ、ソース電極がノードI/Oに接続され、ドレイン電
極がノードS14に接続され、基板がノードW11に接
続されている。
【0019】図1の入力回路において、インバータIN
V11は、入力電極がノードOUTに接続され、出力電
極がノードS15に接続されている。また、NMOSト
ランジスタN12は、ゲート電極がノードS15に接続
され、ソース電極および基板が接地電源GNDに接続さ
れ、ドレイン電極がノードS16に接続されている。ま
た、NMOSトランジスタN11は、ゲート電極が内部
電源VDDに接続され、ソース電極および基板がノード
S16に接続され、ドレイン電極がノードS14に接続
されている。
【0020】上記のPMOSトランジスタP13,P1
4、NMOSトランジスタN11〜N13、およびイン
バータINV11は、外部回路からパッド電極PADに
内部電源VDD(3[V])以上の電圧が入力されてい
るときに、ノードOUTを内部電源VDD(3[V])
の電位とし、内部回路のVIH規格を満足する信号をノ
ードOUTから内部回路に入力する。また、上記のPM
OSトランジスタP13,P14、NMOSトランジス
タN11〜N13、およびインバータINV11は、ノ
ードI/Oの電位に応じてノードS14の電位を制御す
る第2の制御回路を構成している。
【0021】また、上記のNMOSトランジスタN11
は、外部回路からパッド電極PADに内部電源VDDよ
りも大きな電圧が入力され、ノードS14の電位が内部
電源VDDよりも大きくなったときに、NMOSトラン
ジスタN12のドレイン−ソース間に上記の電圧かから
ないようにするために設けられている。
【0022】図1の入力回路において、PMOSトラン
ジスタP11は、ゲート電極、ソース電極、および基板
が内部電源VDDに接続され、ドレイン電極がノードS
13に接続されている。また、PMOSトランジスタP
12は、ゲート電極がノードS14に接続され、ソース
電極がノードS13に接続され、ドレイン電極がノード
I/Oに接続され、基板がノードW11に接続されてい
る。
【0023】図1の入力回路において、NMOSトラン
ジスタN14は、ゲート電極が内部電源VDDに接続さ
れ、ドレイン電極がノードI/Oに接続され、ソース電
極および基板(NMOSトランジスタN14が形成され
ているPウエル層)がノードS16に接続されている。
また、NMOSトランジスタN15は、ドレイン電極が
ノードS12に接続され、ゲート電極、ソース電極、お
よび基板が接地電源GNDに接続されている。
【0024】上記のPMOSトランジスタP11および
NMOSトランジスタN15は、図1の入力回路を出力
回路として用いた場合に(図2参照)、内部回路から入
力される信号に従ってON/OFFするトランジスタで
あり、図1においては、PMOSトランジスタP11は
常時OFFであり、またNMOSトランジスタN15は
保護回路として動作する場合を除いて常時OFFであ
る。
【0025】また、上記のPMOSトランジスタP12
は、外部回路からパッド電極PADに内部電源VDDよ
りも大きな電圧が入力されたときに、PMOSトランジ
スタP11のドレイン電極と基板のPN接合が順方向バ
イアスされ、パッド電極PADから内部電源VDDに電
流が逆流するのを防止するために設けられている。
【0026】また、上記のNMOSトランジスタN14
は、外部回路からパッド電極PADに内部電源VDD以
上の電圧が入力されたときに、この内部電源VDD以上
の電圧がNMOSトランジスタN15のドレイン−ソー
ス間にかからないようにするために設けられている。
【0027】また、上記のNMOSトランジスタN14
およびNMOSトランジスタN15は、パッド電極PA
Dに負電圧が入力されたときに、NMOSトランジスタ
N15がONすることにより接地電源GNDからパッド
電極PADに電流を流し、パッド電極PADを接地電源
GNDの電位にクランプする保護回路として機能する。
【0028】図1の入力回路において、NMOSトラン
ジスタN16は、ゲート電極が内部電源VDDに接続さ
れ、ソース電極がノードS11に接続され、ドレイン電
極がノードI/Oに接続され、基板が接地電源GNDに
接続されている。また、PMOSトランジスタP17
は、ゲート電極がノードS11に接続され、ドレイン電
極がノードI/Oに接続され、ソース電極が内部電源V
DDに接続され、基板がノードW11に接続されてい
る。
【0029】上記のNMOSトランジスタN16および
PMOSトランジスタP17は、パッド電極PADが”
Z”レベル(HIGHインピーダンス)になったとき
に、ノードI/Oの電位をほぼ内部電源VDDの電位に
するプルアップ回路を構成している。また、NMOSト
ランジスタN16は、ノードI/Oの電位に応じてノー
ドS11の電位を制御する第1の制御回路に相当する。
【0030】図1の入力回路において、PMOSトラン
ジスタP15は、ゲート電極がノードS14に接続さ
れ、ソース電極がノードS13に接続され、ドレイン電
極がフローティングになっており、基板がノードW11
に接続されている。また、PMOSトランジスタP16
は、ゲート電極が内部電源VDDに接続され、ソース電
極がノードI/Oに接続され、ドレイン電極および基板
がノードW11に接続されている。
【0031】上記のPMOSトランジスタP15は、図
1の入力回路を出力回路として用いた場合に(図2参
照)、ドレイン電極がノードW11に接続され、PMO
SトランジスタP11がONしたときにノードW11の
電位を内部電源VDDの電位にするために設けられたも
のである。図1では、PMOSトランジスタP15のド
レイン電極とノードW11との間を開放にしているの
で、PMOSトランジスタP15がONしても、ノード
W11の電位はノードS13と同じ電位にはならない。
【0032】また、上記のPMOSトランジスタP16
は、外部回路からパッド電極PADに内部電源VDD以
上の電圧が入力されたときにONし、ノードW11に接
続されているNウエル層の電位をパッド電極PADと同
じ電位にするために設けられている。なお、上記のPM
OSトランジスタP16のドレイン電極は、ノードW1
1から分離され、例えばPMOSトランジスタP15の
ドレイン電極に接続されていても良い。この場合には、
外部回路からパッド電極PADに内部電源VDD以上の
電圧が入力されたときに、PMOSトランジスタP12
〜P14,P16,P17において基板(Nウエル層)
とノードI/Oに接続されている側のソースまたはドレ
インとにより形成されているPN接合により、ノードW
11の電位はパッド電極PADとほぼ同じ電位になる。
【0033】上記のPMOSトランジスタP12〜P1
7においては、基板であるNウエル層(ノードW11)
が、内部電源VDDに接続されていないので、外部回路
からパッド電極PADに内部電源VDDよりも大きな電
圧が入力されても、基板(Nウエル層)とノードI/O
に接続されている側のソースまたはドレインとにより形
成されているPN接合を介し、パッド電極PADから内
部電源VDDにリーク電流が流れることはない。
【0034】図2の出力回路において、PMOSトラン
ジスタP11のゲート電極は、図1とは異なり、ノード
IN1に接続されている。また、NMOSトランジスタ
N15のゲート電極は、図1とは異なり、ノードIN2
に接続されている。
【0035】上記のノードIN1には内部回路から第1
の信号SG1が入力され、また上記のノードIN2には
内部回路から第2の信号SG2が入力される。ここで、
信号SG1およびSG2は、”L”レベル(0[V])
または”H”レベル(3[V])の信号であるが、SG
1=”L”かつSG2=”H”にはならない。従って、
PMOSトランジスタP11とNMOSトランジスタN
15は、同時にはONしない。
【0036】図2の出力回路において、PMOSトラン
ジスタP15のドレイン電極は、図1とは異なり、ノー
ドW11に接続されている。また、PMOSトランジス
タP17のソース電極は、図1のように内部電源VDD
に接続されずに、フローティングになっている。
【0037】次に、図1の入力回路の動作を説明する。
まず、パッド電極PAD(ノードI/O)が”H”レベ
ル(5[V])のときには、PMOSトランジスタP1
3およびP16がONしており、ノードS14およびノ
ードW11は、パッド電極PAD(ノードI/O)と同
じ5[V]になっている。また、PMOSトランジスタ
P12およびP15はOFFしている。また。ノードS
13の電位は3[V]+Vthp(VthpはPMOS
のしきい値)以下であり、PMOSトランジスタP11
はOFFしている。
【0038】また、PMOSトランジスタP14および
NMOSトランジスタN13はOFFしている。ただ
し、ノードOUTの電位が3[V]−Vthn(Vth
nはNMOSのしきい値)に降下すると、NMOSトラ
ンジスタN13のソースフォロワ動作により、ノードO
UTの電位は3[V]−Vthnに固定される。また、
ノードS15は”L”レベルであり、NMOSトランジ
スタN12はOFFしている。
【0039】また、ノードS11の電位は、NMOSト
ランジスタN16のソースフォロワ動作によりに3
[V]−Vthnになっており、PMOSトランジスタ
P17はONしており、パッド電極PADからPMOS
トランジスタP17のドレイン−ソース間を通って内部
電源VDDに電流が流れている。
【0040】次に、パッド電極PAD(ノードI/O)
が”H”レベル(5[V])から”L”レベルに変化す
ると、PMOSトランジスタP13およびP16はター
ンOFFする。PMOSトランジスタP16のターンO
FFにより、ノードW11の電位は、3[V]+Vth
p(VthpはPMOSのしきい値)となる。
【0041】また、NMOSトランジスタN13はター
ンONし、ノードOUTは”L”レベル、ノードS15
は”H”レベル(3[V])となり、NMOSトランジ
スタN12はターンONする。これにより、ノードS1
4は”L”レベルとなる。また、PMOSトランジスタ
P12およびP15は、ノードS14が”L”レベルに
なったときにターンONし、そのあとターンOFFす
る。
【0042】また、NMOSトランジスタN16はON
し、ノードS11は”L”レベルとなり、これによりP
MOSトランジスタP17はONしたままであり、内部
電源VDDからPMOSトランジスタP17のソース−
ドレイン間を通ってパッド電極PADに電流が流れる。
【0043】図4の従来の入力回路では、パッド電極P
ADは”L”レベルのときに、[VDD]−[P17の
ソース]−[P17の基板]−[W11]−[P15の
ドレイン]−[S13]−[P12]−[PAD]とい
う電流経路が形成されてしまい、余計な電流が内部電源
VDDからパッド電極PADに流れてしまっていたが、
図1の入力回路では、PMOSトランジスタP15のド
レイン電極とノードW11とを分離しているので、上記
の電流経路が形成されず、内部電源VDDからパッド電
極PADに余計な電流が流れない。
【0044】次に、パッド電極PADが”L”レベル
(0[V])から”Z”レベル(HIGHインピーダン
ス)になると、PMOSトランジスタP17のソース−
ドレイン間を通ってパッド電極PADに流れる電流によ
り、パッド電極PAD(ノードI/O)の電位は上昇
し、これに応じてノードS11の電位は3[V]−Vt
hnとなる。NMOSのしきい値VthnがPMOSの
しきい値Vthpより大きければ、パッド電極PADの
電位は3[V]となる。また、NMOSのしきい値Vt
hnがPMOSのしきい値Vthp以下であれば、パッ
ド電極PADの電位は3[V]−Vthnとなる。
【0045】また、PMOSトランジスタP13および
P16はOFFのままである。また、ノードS15は”
L”レベルとなり、NMOSトランジスタN12はター
ンONする。これにより、ノードS14は”L”レベル
となり、PMOSトランジスタP14はターンONし、
ノードOUTはノードI/Oと同じ電位になる。”L”
レベル、また、ノードS14が”L”レベルになること
により、PMOSトランジスタP12およびP15はタ
ーンONし、ノードS13はノードI/Oと同じ電位に
なる。
【0046】なお、パッド電極PADが”H”レベル
(5[V])から”Z”レベル(HIGHインピーダン
ス)になると、PMOSトランジスタP17のドレイン
−ソース間を通ってパッド電極PADから内部電源VD
Dに流れる電流により、パッド電極PAD(ノードI/
O)の電位は降下する。NMOSのしきい値Vthnが
PMOSのしきい値Vthpより大きければ、PMOS
トランジスタP17はONしたままであり、パッド電極
PADの電位は3[V]となる。また、NMOSのしき
い値VthnがPMOSのしきい値Vthp以下であれ
ば、パッド電極PADの電位は3[V]−Vthn+V
thpとなる。
【0047】また、PMOSトランジスタP13および
P16はターンOFFし、ノードS14およびノードW
11の電位は、3[V]+Vthpとなる。また、PM
OSトランジスタP14およびN13はOFFのままで
ある。
【0048】次に、図2の出力回路の動作を説明する。
図2の出力回路では、パッド電極PADの電位は、3
[V]よりも大きくならず、PMOSトランジスタP1
3は常時OFFであり、ノードS14は常時”L”レベ
ルである。信号SG1,SG2が、ともに”L”レベル
(0[V])のときには、PMOSトランジスタP11
がONし、NMOSトランジスタN15がOFFする。
PMOSトランジスタP11のターンONにより、PM
OSトランジスタP12およびP15がONする。PM
OSトランジスタP12のターンONにより、パッド電
極PADは”H”レベル(3[V])となる。また、P
MOSトランジスタP15のターンONにより、ノード
W11も3[V]となる。なお、このとき、NMOSト
ランジスタN12がOFFするので、ノードS14を強
制的に”L”レベルにする回路を設けても良い。
【0049】また、信号SG1,SG2が、ともに”
H”レベル(3[V])のときには、PMOSトランジ
スタP11がOFFし、NMOSトランジスタN15が
ONするので、パッド電極PADは”L”レベルとな
る。このとき、図2の出力回路では、PMOSトランジ
スタP17のソース電極と内部電源VDDとを分離して
いるので、[VDD]−[P17のソース]−[P17
の基板]−[W11]−[P15のドレイン]−[S1
3]−[P12]−[PAD]という電流経路が形成さ
れず、内部電源VDDからパッド電極PADに余計な電
流が流れない。
【0050】また、信号SG1が”H”レベル、SG2
が”L”レベルのときには、PMOSトランジスタP1
1およびNMOSトランジスタN15がともにOFFす
るので、パッド電極PADは”Z”レベルとなる。
【0051】このように第1の実施形態によれば、PM
OSトランジスタP15のドレイン電極を、PMOSト
ランジスタP12〜P17の基板(Nウエル層)が接続
されているノードW11から分離したことにより、パッ
ド電極PAD(ノードI/O)が”L”レベルになって
も、[VDD]−[P17のソース]−[P17の基
板]−[W11]−[P15のドレイン]−[S13]
−[P12]−[PAD]という電流経路が形成され
ず、内部電源VDDからパッド電極PADに余計な電流
が流れないので、消費電流を低減することができる。
【0052】なお、図1の入力回路において、PMOS
トランジスタP15のドレイン電極をノードW11から
分離せずに、PMOSトランジスタP15のソース電極
またはPMOSトランジスタP12のソース電極をノー
ドS13から分離するか、あるいはPMOSトランジス
タP12のドレイン電極をノードI/Oから分離しても
良い。
【0053】また、図2の出力回路において、パッド電
極PAD(ノードI/O)を”Z”レベル(HIGHイ
ンピーダンス)にしたときに、パッド電極PADを内部
電源VDDの電位に固定する必要があり、PMOSトラ
ンジスタP11をONさせたときに、ノードW11を内
部電源VDDの電位まで上昇させる必要がなければ、P
MOSトランジスタP17のソース電極を内部電源VD
Dから分離せずに、PMOSトランジスタP15のドレ
イン電極をノードW11から分離するか、あるいはPM
OSトランジスタP15のソース電極をノードS13か
ら分離しても良い。
【0054】また、図2の出力回路において、PMOS
トランジスタP15のドレイン電極とノードW11の
間、およびPMOSトランジスタP17のソース電極と
内部電源VDDの間にそれぞれスイッチ回路を設け、P
MOSトランジスタP11およびNMOSトランジスタ
N15がともにOFFのときに入力回路として機能させ
ることにより、入力回路としての機能と出力回路として
の機能とを切り換えられるようにしても良い。
【0055】第2の実施形態 図3は本発明の第2の実施形態を示す入力回路の回路図
である。なお、図3において、図1と同じものには同じ
符号を付してある。図3の入力回路は、LSIチップに
内蔵されており、外部回路からパッド電極PAD(ノー
ドI/O)に入力された信号を、ノードOUTからLS
Iチップの内部回路に入力する。上記のLSIチップの
内部電源VDDは3[V]であるものとする。外部回路
から入力される信号の”H”レベルは5[V]であるも
のとする。
【0056】図3の入力回路は、入力端子INと、出力
端子OUTと、PMOSトランジスタP11〜P17,
P28と、NMOSトランジスタN11〜N15,N2
6,N27と、インバータINV11とを備えている。
つまり、図3の入力回路は、図1の入力回路において、
NMOSトランジスタN16による第1の制御回路を、
PMOSトランジスタP28およびNMOSトランジス
タN26,N27による第1の制御回路にしたものであ
る。
【0057】PMOSトランジスタP28は、ゲート電
極が内部電源VDDに接続され、ソース電極がノードI
/Oに接続され、ドレイン電極がノードS11に接続さ
れ、基板がノードW11に接続されている。また、PM
OSトランジスタP17は、ゲート電極がノードS11
に接続され、ドレイン電極がノードI/Oに接続され、
ソース電極が内部電源VDDに接続され、基板がノード
W11に接続されている。
【0058】NMOSトランジスタN26およびN27
は、ノードS11と接地電源GNDとの間に直列に設け
られている。NMOSトランジスタN26は、ゲート電
極が内部電源VDDに接続され、ドレイン電極がノード
S11に接続され、ソース電極および基板がノードS2
1に接続されている。また、NMOSトランジスタN2
7は、ゲート電極が内部電源VDDに接続され、ドレイ
ン電極がノードS21に接続され、ソース電極および基
板が接地電源GNDに接続されている。
【0059】上記のPMOSトランジスタP17,P2
8およびNMOSトランジスタN26,N27は、パッ
ド電極PADが”Z”レベル(HIGHインピーダン
ス)になったときに、ノードI/Oの電位を内部電源V
DDの電位にするプルアップ回路を構成している。PM
OSトランジスタP17は、パッド電極PADが”Z”
レベル(HIGHインピーダンス)になったときに、プ
ルアップトランジスタ(ゲート電極が接地電源GNDの
電位に固定にされた常時ONのトランジスタ)として機
能する。
【0060】また、上記のNMOSトランジスタN26
およびN27は、常時ONである。なお、このNMOS
トランジスタN26およびN27は、外部回路からパッ
ド電極PADに内部電源VDD以上の電圧が入力された
ときに、内部電源VDD以上の電圧が1個のNMOSト
ランジスタのソース−ドレイン間にかからないようにす
るために、2個直列に設けられている。
【0061】また、上記のPMOSトランジスタP28
は、基板であるNウエル層(ノードW11)が内部電源
VDDに接続されていないので、外部回路からパッド電
極PADに内部電源VDDよりも大きな電圧が入力され
ても、基板(Nウエル層)とノードI/Oに接続されて
いる側のソースまたはドレインとにより形成されている
PN接合を介し、パッド電極PADから内部電源VDD
にリーク電流が流れることはない。
【0062】次に、図3の入力回路の動作を説明する。
パッド電極PAD(ノードI/O)が”L”レベル(0
[V])のときには、PMOSトランジスタP28はO
FFしており、ノードS21は常時ONであるNMOS
トランジスタN26およびN27により”L”レベルに
なっている。ノードS21が”L”レベルなので、PM
OSトランジスタP17はONしており、PMOSトラ
ンジスタP17のソース−ドレイン間を通って内部電源
VDDからパッド電極PADに電流が流れている。
【0063】なお、図3の入力回路でも、図1の入力回
路と同様に、PMOSトランジスタP15のドレイン電
極とノードW11とを分離しているので、パッド電極P
ADが”L”レベルのときに、[VDD]−[P17の
ソース]−[P17の基板]−[W11]−[P15の
ドレイン]−[S13]−[P12]−[PAD]とい
う電流経路が形成されず、内部電源VDDからパッド電
極PADに余計な電流が流れない。
【0064】次に、パッド電極PADが”L”レベル
(0[V])から”Z”レベル(HIGHインピーダン
ス)になると、PMOSトランジスタP17のソース−
ドレイン間を通って内部電源VDDからパッド電極PA
Dに流れる電流により、パッド電極PAD(ノードI/
O)の電位は上昇し、内部電源VDDと同じ3[V]に
なる。パッド電極PADが3[V]に上昇してもPMO
SトランジスタP28はOFFのままなので、ノードS
11は”L”レベルのままであり、PMOSトランジス
タP17はONしたままである。
【0065】図4の従来の入力回路では、パッド電極P
ADが”Z”レベルになったときに、ノードI/Oの電
位が上昇するに従ってPMOSトランジスタP17のゲ
ート電位(ノードS11の電位)も上昇してしまい、同
じディメンジョンのプルアップトランジスタを用いる場
合よりも、パッド電極PADの電位が内部電源VDDの
電位に到達するまでに時間がかかった。また、PMOS
とNMOSのしきい値電圧の組合せによっては、パッド
電極PADの電位を内部電源VDDの電位まで引き上げ
ることができなかった。しかし、図3の入力回路では、
NMOSトランジスタN26およびN27により、PM
OSトランジスタP17のゲート電位が”L”レベルに
固定され、PMOSトランジスタP17がプルアップト
ランジスタとして機能するので、パッド電極PAD(ノ
ードI/O)の電位を速やかにかつ確実に内部電源VD
Dの電位まで引き上げることができる。
【0066】また、パッド電極PADが”L”レベル
(0[V])から”H”レベル(5[V])になった場
合、あるいは”Z”レベル(HIGHインピーダンス)
から”H”レベル(5[V])になった場合には、PM
OSトランジスタP28がターンONする。
【0067】PMOSトランジスタP28のターンON
により、ノードS11の電位は、PMOSトランジスタ
P28のON抵抗の値と、NMOSトランジスタN26
およびN27のON抵抗の値の比によって決まる電位に
上昇する。上記のON抵抗の比は、PMOSトランジス
タP17のゲート電極(ノードS11)とドレイン電極
(ノードI/O)の間に内部電源VDD以上の電圧がか
からないように設定できる。さらに、上記のON抵抗の
比は、ノードS11の電位をほぼパッド電極PADと同
じ5[V]に上昇させ、PMOSトランジスタP17を
ターンOFFさせ、PMOSトランジスタP17のドレ
イン−ソース間を通ってパッド電極PADから内部電源
VDDに電流が流れないように設定することも可能であ
る。
【0068】また、パッド電極PADが”H”レベル
(5[V])から”Z”レベル(HIGHインピーダン
ス)になった場合には、PMOSトランジスタP28お
よびNMOSトランジスタN26,N27を通ってパッ
ド電極PADから接地電源GNDに流れる電流により、
パッド電極PAD(ノードI/O)の電位は降下し、内
部電源VDDと同じ3[V]になる。また、PMOSト
ランジスタP28はターンOFFする。また、PMOS
トランジスタP17はONしたままである(ただし、パ
ッド電極PADが”H”レベル(5[V])のときにO
FFしていた場合にはターンONする)。
【0069】このように第2の実施形態によれば、パッ
ド電極PAD(ノードI/O)の電位に応じてノードS
11の電位を制御する第1の制御回路を、ノードI/O
とノードS11の間に設けたPMOSトランジスタP2
8と、ノードS11と接地電源GNDの間に直列に設け
たNMOSトランジスタN26およびN27で構成した
ことにより、パッド電極PADが”Z”レベル(HIG
Hインピーダンス)になったときに、ノードI/Oの電
位を速やかにかつ確実に内部電源VDDの電位に引き上
げることができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体集積
回路装置の入出力回路によれば、第4のノードと第2の
MOSトランジスタの第2電極との接続、第2のMOS
トランジスタの第1電極と第3のMOSトランジスタの
第1電極との接続、第3のMOSトランジスタの第2電
極と第5のノードとの接続、または第4のMOSトラン
ジスタの第2電極と第1の電源との接続を開放にした構
成とすることにより、[第1の電源]−[第4のMOS
トランジスタの第2電極]−[第4のMOSトランジス
タの基板]−[第5のノード]−[第3のMOSトラン
ジスタの第2電極]−[第2のノード]−[第2のMO
Sトランジスタ]−[第4のノード]という電流経路が
形成されず、第1の電源とノードI/Oの間に余計な電
流が流れないので、消費電流を低減することができると
いう効果がある。
【0071】また、本発明の他の半導体集積回路装置の
入出力回路によれば、第1の制御回路を、第4のノード
と第6のノードの間に設けた第6のMOSトランジスタ
と、第6のノードと第2の電源の間に直列に設けた第7
および第8のMOSトランジスタで構成したことによ
り、第4のノードがHIGHインピーダンスになったと
きに、第4のノードの電位を速やかにかつ確実に第1の
電源の電位に引き上げることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す入力回路の回路
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す出力回路の回路
図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す入力回路の回路
図である。
【図4】従来の入力回路の回路図である。
【符号の説明】
P11〜P17,P28 PMOSトランジスタ、 N
11〜N16,N26,N27 PMOSトランジス
タ、 S11〜S16,S21,W11,I/O,OU
T,IN1,IN2 ノード、 INV11 インバー
タ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−276081(JP,A) 特開 平8−316816(JP,A) 特開 昭60−252979(JP,A) 特開 平11−355124(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0175

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極が第1の電源(VDD)また
    は半導体集積回路装置の内部回路からの第1の信号が入
    力される第1のノード(IN1)に接続され、第1電極
    および基板が第1の電源に接続され、第2電極が第2の
    ノード(S13)に接続された第1のMOSトランジス
    タ(P11)と、 第1電極が前記第2のノードに接続され、ゲート電極が
    第3のノード(S14)に接続され、第2電極が、外部
    回路から信号が入力されるまたは外部回路に信号を出力
    する第4のノード(I/O)に接続され、基板が前記第
    1の電源に対してフローティングになっている第5のノ
    ード(W11)に接続された第2のMOSトランジスタ
    (P12)と、 第1電極が前記第2のノードに接続され、ゲート電極が
    前記第3のノードに接続され、第2電極および基板が前
    記第5のノードに接続された第3のMOSトランジスタ
    (P15)と、 第1電極が前記第4のノードに接続され、ゲート電極が
    第6のノード(S11)に接続され、第2の電極が前記
    第1の電源に接続され、基板が前記第5のノードに接続
    された第4のMOSトランジスタ(P17)と、 前記第4のノードの電位に応じて前記第6のノードの電
    位を制御する第1の制御回路と、 前記第4のノードの電位に応じて前記第3のノードの電
    位を制御する第2の制御回路と を備えた半導体集積回路装置の入出力回路において、 前記第4のノードと第2のMOSトランジスタの第2電
    極との接続、前記第2のMOSトランジスタの第1電極
    と前記第3のMOSトランジスタの第1電極との接続、
    前記第3のMOSトランジスタの第2電極と前記第5の
    ノードとの接続、または前記第4のMOSトランジスタ
    の第2電極と前記第1の電源との接続を開放にしたこと
    を特徴とする半導体集積回路装置の入出力回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御回路は、ゲート電極が前
    記第1の電源に接続され、第1電極が前記第4のノード
    に接続され、第2電極が前記第6のノードに接続された
    第5のMOSトランジスタ(N16)を有することを特
    徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置の入出力回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1の制御回路は、 ゲート電極が前記第1の電源に接続され、第1電極が前
    記第4のノードに接続され、第2電極が前記第6のノー
    ドに接続され、基板が前記第5のノードに接続された第
    6のMOSトランジスタ(P28)と、 ゲート電極が前記第1の電源に接続され、第1電極が第
    2の電源(GND)に接続され、第2電極が第7のノー
    ド(S21)に接続された第7のMOSトランジスタ
    (N27)と、 ゲート電極が前記第1の電源に接続され、第1電極が前
    記第7のノードに接続され、第2電極が前記第6のノー
    ドに接続された第8のMOSトランジスタ(N26)と
    を有することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路装置の入出力回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の制御回路は、 ゲート電極が前記第1の電源に接続され、第1電極が前
    記第3のノードに接続され、第2電極が前記第4のノー
    ドに接続され、基板が前記第5のノードに接続された第
    9のMOSトランジスタ(P13)と、 ゲート電極が前記第3のノードに接続され、第1電極が
    前記第4のノードに接続され、第2電極が第8のノード
    (OUT)に接続され、基板が前記第5のノードに接続
    された第10のMOSトランジスタ(P14)と、 ゲート電極が前記第1の電源に接続され、第1電極が前
    記第4のノードに接続され、第2電極が前記第8のノー
    ドに接続された第11のMOSトランジスタ(N13)
    と、 入力電極が前記第8のノードに接続され、出力電極が第
    9のノード(S15)に接続されたインバータと、 ゲート電極が前記第9のノードに接続され、第1電極が
    第2の電源(GND)に接続され、第2電極が第10の
    ノード(S16)に接続された第12のMOSトランジ
    スタ(N12)と、 ゲート電極が前記第1の電源に接続され、第1電極が前
    記第10のノードに接続され、第2電極が前記第3のノ
    ードに接続された第13のMOSトランジスタ(N1
    1)とを有することを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の半導体集積回路装置の入出力回路。
  5. 【請求項5】 ゲート電極が前記第1の電源に接続さ
    れ、第1電極が前記第3のノードに接続され、第2電極
    および基板が前記第5のノードに接続された第14のM
    OSトランジスタ(P16)をさらに備えたことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体集積
    回路装置の入出力回路。
  6. 【請求項6】 ゲート電極が第2の電源(GND)また
    は前記内部回路からの第2の信号が入力される第11の
    ノード(IN2)に接続され、前記第2の電源に接続さ
    れ、第2電極が第12のノード(S12)に接続された
    第15のMOSトランジスタ(N15)と、 ゲート電極が前記第1の電源に接続され、第1電極が前
    記第11のノードに接続され、第2電極が前記第4のノ
    ードに接続された第16のMOSトランジスタ(N1
    6)とをさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の半導体集積回路装置の入出力回
    路。
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