JP3498538B2 - 二次電池及び二次電池用組立封口板 - Google Patents
二次電池及び二次電池用組立封口板Info
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Description
次電池等の密封形の二次電池に安全装置を内蔵した電池
に関するもので、特に安全装置の電気回路を小型化し、
電池の封口部内に実装配置したもの及び安全装置を組み
込んだ二次電池用の組立封口板に関するものである。
二次電池は、高エネルギー密度を有するところからビデ
オカメラ、携帯電話、パソコンなどの小型ポータブル機
器の駆動用電源としての需要が急速に拡大している。こ
のリチウムイオン二次電池は、過充電、過放電および過
電流から保護するための安全回路としての電気回路を含
む安全装置を必要とする。そこで、通常は、電池に安全
回路としての電気回路を組み合わせたパック形電池とし
て電池使用機器に組み込まれる。
電池は、模式図を示す図1のような構成で、図1におい
て、1は円筒型のリチウムイオン二次電池2,3を被供
給装置に装着できる形状に実装する筐体、4はリチウム
イオン二次電池2,3と筐体1の端子間に挿入した安全
回路である。
ブロック図として示し、充電器からのプラス電圧が、プ
ラス端子5,PTC素子6,リチウムイオン二次電池3
および2,FET7および8,温度ヒューズ9,端子1
0を経由して充電器のマイナス側に流れることにより、
リチウムイオン二次電池2,3の充電が行われる。
電は、PTC素子6,プラス端子5,機器のプラスおよ
びマイナス,マイナス端子10,温度ヒューズ9,FE
T8および7を経由して行われる。電池電圧を監視する
電圧検出器11,12は、制御回路13に接続され、電
池電圧が規定値より高くなるとFET8をオフにして過
充電防止の機能をし、規定値より低くなるとFET7を
オフにして過放電防止の機能をし、電流を遮断する。F
ET7のソース−ドレイン間の電圧を検出する電圧検出
器14は、制御回路13に接続され、プラス端子5から
マイナス端子10間に外部短絡等により過大電流が発生
した場合には、FET7および8をオフにして電流を遮
断する。サーミスタ15は、端子16を介して充電器、
または、使用機器の側から電池の温度をモニターするも
のである。
電池単体の過充電を防止する機能,過放電を防止する機
能,過大電流時の遮断機能,電池温度モニター機能等
が、安全回路4としてプリント基板に実装配置され、筐
体1の内部に構成されている。
パック形電池にあっては、以下に説明するような問題点
があった。
いように、筐体1の形状およびデザインが形成されてい
るために、筐体1は被供給装置に対応した専用のものと
なるケースが多い。
およびデザインになっているために、充電器を筐体1に
合わせる必要があり、被供給装置に対応する専用の充電
器が必要となる。
の形状およびデザインにした端子構造を設けることが必
要となり、これらに起因する体積が収納されるリチウム
イオン二次電池2,3の体積に比べ極めて大きくなる。
電池単体を入手し難い。このように従来のパック形電池
は汎用性に乏しいものであった。
する電気回路を組み込んでおり、それ自体を従来の電池
単体と同様に扱うことができる安全装置付きの二次電池
を提供することを目的とする。
て弁体が破断した際、ガスを容易に外部へ排出すること
ができる封口板を備えた二次電池を提供することを目的
とする。
ために、本発明の二次電池は、発電要素をキャップによ
り封口する封口部内部のスペースに、開口部または破断
機構を設けた安全回路基板を配置し、前記安全回路基板
に電圧検出器と前記電圧検出器の検出値に応じて電流遮
断する電流遮断素子とを有する安全回路を配置すること
としている。そして、二次電池の上部にある封口部のキ
ャップと電流遮断弁との間のように、通常時は直接電解
液に触れない部分に、超小型化した安全回路を配置する
ことにより、安全回路を内蔵した二次電池自体を従来の
電池単体と同様に扱うことができ、被供給装置の電池収
納室へ二次電池を容易に収納することができる。
極性の端子を兼ねる電池ケースの開口部にガスケットを
介して装着される組立封口板を改良したものである。す
なわち、本発明による組立封口板は、相互に電気的に絶
縁された内側キャップと外側キャップ、および所定の圧
力で破断する金属薄板からなり、破断に先立って電気的
導通を断つ電流遮断機能手段を有する弁体を含み、前記
キャップの一方は前記弁体をとおして発電要素の他方の
極性の電極と電気的に接続され、両キャップはそれぞれ
ガスを排出するための透孔を有し、かつ両キャップ間に
は、前記両透孔に連通する空洞部を有することを特徴と
する。
生して弁体を破断したガスが内側キャップの透孔から外
側キャップの透孔へ容易に移行し、外部に放出される。
これによって電池が破裂する危惧をなくすことができ
る。
ちプラス極側であって、キャップ,PTC素子,防爆
弁,電流遮断弁およびこれらを固定するガスケット等で
形成される封口部内部の、例えばキャップと電流遮断弁
との間のように、通常時は直接電解液に触れないスペー
ス部分に、電圧検出器とFET等の電流遮断素子を基本
構成とし、制御回路、コンデンサー,抵抗,ヒューズ等
の電子部品で構成された安全回路を配置したものであ
り、これにより、安全回路を内蔵した二次電池を従来の
電池単体と同様に扱って、被供給装置の電池収納室へ簡
単に収納できる。
ポリ・ブチレン・テレフタレート樹脂等で防水性,防電
解液性の処理、すなわちコーティング処理,封止処理し
たものであり、外部から侵入した水、および電池自身の
電解液から安全回路部を保護するものである。
たは安全回路基板の一部が電池の内圧上昇によって破断
するようにしたものであり、安全回路部に侵入した電解
液、もしくはガス化した電解液は、安全回路基板の開口
部、もしくは空隙部、もしくは破断機構を通じて、キャ
ップ部のガス抜け透孔から電池外へ放出することができ
る。
ものであり、FET等の電流遮断素子または電池自身の
発熱によって温度ヒューズを溶断することにより、電池
のプラス極と外部へのプラス出力端子との間の電気的な
接続を遮断することができる。
のであり、充電温度範囲を規定することにより、電池の
安全性を確保することができる。
したものであり、FET等の電流遮断素子の発熱によっ
てもPTC素子をトリップさせることができる。
PTC21に相当)に代えて、安全回路のプラス極と外
部入出力プラス極との間にPTC素子を配置したもので
あり、電池出力の短絡等による過大電流時や、電池の温
度、または安全回路の温度によってもPTC素子をトリ
ップさせることができる。
イナス極と外部入出力用プラス極との2極構成としたも
のであり、電池の外周面または底面のマイナス極と安全
回路用マイナス極が、被供給装置または充電器側で接続
されるまで、安全回路の消費電流を発生しないことか
ら、電池の過放電保護機能を不要とすることができる。
安全回路は、半導体の高集積化技術,部品の小型化技術
およびこれらを実装する高密度実装技術と合わせ、電池
の上部にある封口部内部におけるキャップと電流遮断弁
との間のように、通常時は直接電解液に触れないスペー
ス部分に、超小型化して配置することができる。
ス極と外部入出力用プラス極とに段差を設けたものであ
り、電池の取り扱い時に起こる外部短絡を発生し難くす
ることができる。
ス極と外部入出力用プラス極とを、電気的に絶縁性の接
着剤、例えばエポキシ系等の熱硬化型接着剤で接着した
ものまたは電気的な絶縁物を介して組み立てたものであ
り、キャップ全体の強度確保,キャップの安全回路用マ
イナス極と外部入出力用プラス極との間の固定および絶
縁を良好にすることができる。
ス極のガス抜け透孔の径に対し、外部入出力用プラス極
側のガス抜け透孔の径を大きくしたものであり、キャッ
プ部のガス抜け透孔の周辺における電気的なショートを
発生し難くすることができる。
一方の極性の端子を兼ねる電池ケース、および電池ケー
スの開口部にガスケットを介して装着された組立封口板
を具備し、前記組立封口板が、電池に直列に接続された
電流遮断素子および電池の電圧を検出して前記電流遮断
素子を制御する電圧検出器を含む安全回路を組み込んだ
プリント基板を含んでいる。このプリント基板は、ガス
を排出するための透孔を有し、しかもプリント基板上に
は、プリント基板のそれぞれ異なる極性の端子部に接続
された外側キャップおよび内側キャップが取り付けられ
ている。
電池内側に配され、所定の圧力で破断する金属薄板から
なる弁体、および前記プリント基板の一方のキャップに
接続されている端子部を前記弁体をとおして発電要素の
他方の極性の電極と電気的に接続する電気的接続手段を
含んでいる。そして、外側キャップおよび内側キャップ
は、それぞれガスを排出するための透孔を有し、かつ両
キャップ間には、前記両透孔に連通する空洞部を有し、
また前記弁体は破断に先立って電気的導通を断つように
構成されている。また、前記安全回路は、電池が機器に
セットされた際他方のキャップを介して前記一方の極性
の端子に接続される。
内側キャップとの間に両キャップの透孔に連通する空洞
部を有することである。この空洞部は、前記のように、
電池内が異常な高圧となり、弁体を破断したガスが内側
キャップの透孔から外側キャップの透孔へ容易に移行さ
せる働きをする。両キャップに設ける透孔がそれぞれ対
応する位置にあれば、前記の空洞部を特別に設ける必要
はない。そのような構成にするためには、キャップの組
み立て時に位置合わせが必要となり、作業上煩雑とな
る。また、両キャップの透孔の位置が一致していると、
ヘヤーピンのような線状の金属部材が両者の透孔に入り
込んで、両キャップを電気的に接続し、電池を短絡させ
るという不都合が生じるおそれがある。本発明によれ
ば、封口板組み立て時に透孔を一致させるための特別な
管理も不要であり、しかも線状金属部材による短絡の危
惧を少なくすることができる。
は、それぞれガスを排出するための前記透孔を側面に有
し、かつ前記空洞部が外側キャップの側面に設けた膨出
部の内側に形成されていることが好ましい。この構成に
よって、内側キャップ内のスペースを最大限に活用する
ことができる。
を設けるのが好ましい。この膨出部は、電池を機器にセ
ットする際、機器の端子部にスナップホック式に装着す
ることができる。
に設けた構成においては、外側キャップのガスを排出す
るための透孔は、内側キャップの透孔より下位に設ける
のが好ましい。この構成によると、例えば、ヘヤーピン
のような線状の金属部材が外側キャップの透孔から内側
キャップとの間の空隙部に入り込んで両キャップを電気
的に接続し、電池を短絡させるようなことはなくなる。
は、電池への過電流の入力、電池からの過電流の出力、
または過電流の入出力を遮断する機能を有することが好
ましい。例えば、前記電圧検出器で前記電流遮断素子の
入力側と出力側との間の電圧を検出し、検出される電圧
が所定の電圧を越えたとき電流遮断素子をオフするよう
に構成する。
え、検出される温度が所定の温度範囲を外れたとき前記
電流遮断素子をオフするように構成することが好まし
い。
続された温度ヒューズを含むことが好ましい。
を含むことが好ましい。このPTC素子は、この電気的
接続手段に組み入れる代わりに、前記プリント基板に組
み込まれた安全回路に含めることもできる。
しくは、中央部において前記弁体に溶着され、周縁部に
おいては電気的に絶縁されているサブフィルターを含
み、前記サブフィルターはガスをとおす透孔を有し、か
つ前記サブフィルターと弁体との溶着部は、ガス圧が所
定値を越えると外れる電流遮断機能手段として働くよう
に構成されている。
に接続された電流遮断素子および電池の電圧を検出して
前記電流遮断素子を制御する電圧検出器を含む安全回路
をICの様にモールドして一体化して前記プリント基板
の端子部に相当する端子を設け、この端子間に空隙部を
設けたパッケージを配することができる。
プ内に、電池の安全回路を組み入れるスペースを確保で
きるから、従来のように、安全回路を電池外に組み合わ
せた特定の電池使用機器にのみ適合する電池パックとす
る必要がなく、安全回路を内蔵した独立の電池を提供す
ることができる。
16を参照して説明する。
の断面図、図3(a)は従来の同封口部の分解斜視図、
図3(b)は従来の同封口部の分解断面図を示してい
る。この封口部は、電池発熱時の電流低減機能手段であ
るPTC素子,電池内圧上昇時の電流遮断機能手段であ
る電流遮断弁,電池内圧が更に上昇した時の防爆機能手
段である防爆弁を有し、フィルター17,サブフィルタ
ー18,インナーガスケット19,弁体20,PTC素
子21,キャップ22,封口板リング23,ガスケット
24で構成されている。通常時は、正極からの電流が、
リード板25を介して透孔Cを有するフィルター17に
接続され、ついでこれと面接触し、透孔Bを有するサブ
フィルター18に通じるようになっている。更に、サブ
フィルター18と弁体20とは溶着によって中央部が接
合されているため、正極の電流は、弁体20を通り、こ
れと面接触したリング状のPTC素子21を通って透孔
Dを有するキャップ22に導かれる。
20は、リング状のインナーガスケット19により一体
化されており、このインナーガスケット19は、ポリカ
ーボネイト等の絶縁体を成形したものであるので、サブ
フィルター18と弁体20との電気的な接続は、溶着部
のみに限定されている。フィルター17の周縁部は、サ
ブフィルター18およびインナーガスケット19の周縁
部をカシメる構造となっており、カシメが終了した後
は、封口部を構成するアッセンブリーとして一体物とな
っている。ガスケット24は、ポリカーボネイト等の絶
縁体をリング状に成形したもので、前記の封口部のアッ
センブリーを電池ケース26に組み込んでカシメ封口し
た場合、電池ケース26とフィルター17との間の絶縁
を行っている。
としてスリットAが刻まれており、ガス化した電解液が
発生した場合は、フィルター17の透孔Cおよびサブフ
ィルター18に設けられた透孔Bを通過して、弁体20
をキャップ22の側に押し上げる構造となっている。
能手段について説明する。PTC素子21は、規定温度
になると抵抗値が急上昇する素子であり、過充電、また
は大きな放電電流、例えば1時間放電に相当する電流値
以上の電流によって電池の温度が上昇し、規定温度に達
すると抵抗値が上昇して電流を低減させることにより、
電池が熱的に不安全な状態になることを防止するもので
ある。
溶着することによる電池内圧上昇時の電流遮断機能手段
について説明する。発熱によってガス化した電解液は、
フィルター17の透孔Cおよびサブフィルター18に設
けられた透孔Bを介して、弁体20をキャップ22の側
に押し上げる。この際、ガスの圧力が、サブフィルター
18と弁体20との溶着力を上回った時点で溶着が外れ
ることにより、電気的な接続が遮断され、電流遮断弁と
しての作用を行うものである。
て説明する。サブフィルター18と弁体20とによる電
流遮断機能手段が作動した後、発熱によってガス化した
電解液は、弁体20を更にキャップ22の側に押し上げ
る。一方、弁体20は、インナーガスケット19,フィ
ルター17,ガスケット24,電池ケース26によって
周囲が固定されているため、ガスの圧力により弁体20
に設けられたスリットAが破断され、その時点で、ガス
化した電解液がキャップ22側に抜ける。このことによ
り、ガス化した電解液は、キャップ22の透孔Dより放
出され、その圧力が減圧されて電池自体の爆発を防止す
る。
ースを利用して図4に示す安全回路を配置する。図4に
おいて、+は安全回路27によって制御される二次電池
28の外部への入出力用プラス極、Sは安全回路27の
マイナス極で、被供給装置または充電器の側で二次電池
28の外周面または底面に形成したマイナス極と接続す
る。−は二次電池28の外周面または底面に形成したマ
イナス極である。
したサブフィルター18と弁体20とによって構成され
る電流遮断機能手段29,PTC素子30(図2におけ
るPTC素子21に相当)を介して安全回路27へ接続
される。
次電池28のマイナス極と接続された状態にある場合、
PTC素子30の出力側とS端子との間の電圧が規定値
内にあると、封口部に内蔵された電圧検出器31は、F
ET等の電流遮断素子32をオンにし、充電器からの充
電を可能とする。一方、PTC素子30の出力側とS端
子との間の電圧が規定値より高くなると、電圧検出器3
1は、FET等の電流遮断素子32をオフにし、二次電
池28を過充電から保護する。
遮断素子32にFETを使用する場合、FETがオフの
状態であっても、そのボディダイオード効果により、+
極を通じて二次電池28の放電が可能である。なお、コ
ンデンサ33は、+極と−極との間の静電気対策,ノイ
ズによる誤動作防止を行うものである。
変形例を示すもので、サーミスタ34を追加し、サーミ
スタ34の温度による抵抗値変化をモニターする機能が
追加された電圧検出器35により、二次電池28の温度
が規定範囲(0℃〜60℃以内等)外になると、FET
等の電流遮断素子32をオフにする作用を追加したもの
である。
他の変形例を示すもので、従来のリング状PTC素子
(図2におけるPTC素子21に相当)を廃止し、安全
回路のプラス端子と外部入出力用プラス極との間にPT
C素子36を挿入したものである。
イナス極Sに与えるマイナス電圧を、電池ケースのマイ
ナスから電池が装着される被供給装置または充電器の結
線を介して得ると説明したが、安全回路27用のマイナ
ス電圧を電池ケースと直接接続することも実施可能であ
る。但し、この場合は、電池を使用しない時の安全回路
27の消費電流による自己放電損失が問題となるので、
長期保存に対応する施策が必要となる。
スペースに組み込んだ場合について図7および図8を参
照して説明する。図7は封口部の断面図、図8(a)は
同封口部の分解斜視図、図8(b)は同封口部の分解断
面図を示し、図2の場合とは、PTC素子21から安全
回路用マイナス極37に至る部分が異る構造となってい
る。
の電極は、ポリイミド材で構成されたフレキシブル配線
板38と面接触し、スルーホールや配線を通じて安全回
路27に接続されている。なお、Eは、フレキシブル配
線板38に設けられた防爆構造のための透孔であり、上
述の安全回路基板の開口部に相当し、また上述の安全回
路基板の破断機構、すなわちプリント基板に圧力により
破断しやすい部分を設けても良い。一方、安全回路用マ
イナス極37は、フレキシブル配線板38に面接触し、
配線を通じて安全回路27に接続されている。安全回路
27によって制御される二次電池28の入出力端+は、
フレキシブル配線板38を通じ、面接触で、二次電池の
被制御入出力用プラス極39となる。なお、Fは安全回
路27の防水性,耐電解液性のコーティング、41,4
2はエポキシ系等の熱硬化型接着剤、40,45は安全
回路用マイナス極37と二次電池の被制御入出力用プラ
ス極39との間を絶縁するABS樹脂等の絶縁物、44
は封口板リングである。
プラス極との間にPTC素子36を配置した場合は、図
9に示すように二次電池の被制御入出力用プラス極39
a自体をPTC素子で構成することができる。その他の
部分の構成は図7および図8と同様である。
フレキシブル配線板38との接続は、図10に示すよう
に、二次電池の被制御入出力用プラス極39が、リン青
銅等のバネ材46により、フレキシブル配線板38上の
部品へ接続されるようにしても良い。この場合は、電池
キャップの構成を簡略化することが可能になると共に、
フレキシブル配線板38の下側は、対面するPTC素子
21を介して弁体20に、フレキシブル配線板38の上
側は、対面する安全回路用マイナス極37に、それぞれ
面接触させる構成になるので、封口部全体を容易に構成
できる。なお、41,49はエポキシ系等の熱硬化型接
着剤である。
示すようにICパッケージ仕様にすることができる。図
11において、50はVDD(GND)リード、51は
VIN(VSS)リード、52はVOUTリードで、そ
れぞれのリード50,51,52は、図7においてプリ
ント基板38の代わりに配置することができ、安全回路
用マイナス極37,PTC素子21,二次電池の被制御
入出力用プラス極39に接触する部分Gを除き、PBT
(ポリ・ブチレン・テレフタレート)等の耐電解液材料
で絶縁コーティング処理を行ったもので、プリント基板
が不要となり、封口部を組み立てる時に、アッセンブリ
ーが容易となる。またリード50,51,52の空間は
上述の空隙部に相当し、放出されるガス化した電解液の
通路となる。
37は、図12に示すように防爆構造のための複数のガ
ス抜け透孔Hと、二次電池の被制御入出力用プラス極3
9に安全回路用マイナス極37の表面から機械的に接触
させるための透孔Iを有する必要があり、この場合の二
次電池の被制御入出力用プラス極39には、図13に示
すように安全回路用マイナス極37の複数のガス抜け透
孔Hより大きい複数のガス抜け透孔Jと、安全回路用マ
イナス極37を介して二次電池の被制御入出力用プラス
極39に安全回路用マイナス極37の表面から機械的に
接触させるための透孔Iにかからない範囲Kに、エポキ
シ系等の熱硬化型接着剤が塗布されている。安全回路用
マイナス極37と二次電池の被制御入出力用プラス極3
9とは、あらかじめそれぞれ穴加工されたニッケル材等
の金属材料に、エポキシ系等の熱硬化型接着剤を塗布し
たうえで、一体に形成することも可能である。
二次電池の要部の縦断面図である。ここに示す組立封口
板60は、内側キャップ61、外側キャップ65、及び
素子72を取り付けたプリント基板70を備えている。
の下面に配置されたリング状のPCT素子73、金属薄
板からなる弁体74、中央部に弁体74の中央部を溶着
し、ガスを通すための透孔76を有するサブフィルター
75、ガスを通すための透孔78を有するフィルター7
7、及びインナーガスケット79を備えている。そし
て、インナーガスケット79は、外キャップ65の周縁
部から弁体74の周縁部にわたる部分を被覆することに
より、弁体74とサブフィルター75の周縁部における
電気的接触を阻止している。また、フィルター77は、
その周縁部でサブフィルター75とインナーガスケット
79の周縁部を挟み込むことにより、全体を一体の組立
封口板として組み立てている。フィルター77の上面周
縁部は、インナーガスケット79により、外キャップ6
5、プリント基板70、PTC素子73、および弁体7
4の周縁部とは電気的接触を阻止されている。
く説明する。プリント基板70は、可撓性の絶縁板に配
線を施したもので、後述する安全回路を構成する電気回
路をパッケージした素子72を中央に固定するととも
に、素子72を覆うように内側キャップ61及び外側キ
ャップ65を電気絶縁性の接着剤68、たとえばエポキ
シ樹脂により固定している。プリント基板70は、ガス
を通すための透孔71を複数有している。
孔62を4個有し、外表面には、外側キャップ65と電
気的に絶縁するための絶縁性被膜63を有している。ま
た、外側キャップ65は、内側キャップ61との間にガ
スを通す空洞部95を形成するために、外側に膨出させ
た膨出部96を設け、さらにこの膨出部96にガスを通
す透孔66を4個設けている。さらに、内側キャップ6
1と外側キャップ65とをそれらの上部において絶縁す
る接着剤69が両者間に介在させてある。素子72を接
続したプリント基板70のマイナス端子には内側キャッ
プ61の鍔部64が、またプラス端子には外側キャップ
65の鍔部67及びPCT素子73がそれぞれ接続され
るように、プリント基板には配線が施されている。
は、電池ケース90の開口部に装着される。電池ケース
90内には正極板と負極板とをセパレータを介して渦巻
き状に捲回された極板群91が挿入されている。極板群
の一方の電極、例えば正極のリード板93を組立封口板
60のフィルター77に溶接した後、組立封口板60の
周縁部にガスケット94を装着し、このガスケット部分
にケース90の上端部をかしめることにより、電池ケー
ス90は液密かつ気密に密閉される。なお、92は、絶
縁板を示している。極板群91の負極リード板(図示し
ない)は電池ケースの底面に溶接されている。従って、
電池ケース90は電池の負極端子を兼ねている。
90に装着されると、外側キャップ65は、プリント基
板70、これに接触しているPTC素子73、素子73
に接触している弁体74、この弁体74と中央部におい
て接合されているサブフィルター75、およびフィルタ
ー77を介して極板群91の正極に接続され、正極端子
として働く。
する。図16において、100は組立封口板60が装着
された二次電池を示している。101は電池の正極リー
ドにつながっているサブフィルター75と弁体74との
接合部で構成される電流遮断機能手段として機能するス
イッチを示している。このスイッチ101には前記のP
TC素子73が直列に接続されている。電気回路をパッ
ケージした素子72内には、PTC素子73に直列に接
続された温度ヒューズ106および電流遮断素子10
3、電圧を検出して電流遮断素子103を制御する電圧
検出器102、サーミスタ107、ならびにコンデンサ
104が組み込まれている。
ップ65に接続されている。一方、マイナス端子Sは、
内側キャップ61に接続され、これはスイッチ105を
介して電池の負極端子に接続されている。したがって、
この電池を電池使用機器にセットすると、電池の負極端
子である電池ケースに接続された機器側の負極端子が、
内側キャップ61と電気的に導通するのである。すなわ
ち、スイッチ105は、電池を機器にセットすることに
よりオンされるのである。
た電池を機器にセットし、スイッチ105がオンされる
と、PTC素子73の出力側とS端子との間には所定の
電圧が印加され、電圧検出器102は電流遮断素子10
3をオンにし、充電器からの充電電流の受け入れを可能
とする。また、PTC素子73の出力側とS端子との間
の電圧に現れる電池100の電圧が規定値より高くなる
と、電圧検出器102は電流遮断素子103をオフに
し、電池100を過充電電流から保護する。
て、さらに詳しく説明する。電圧検出器102は、電池
100の電圧および電流遮断素子103の電圧を検出し
て電流遮断素子を制御する。電圧検出器102で検出さ
れる電池100の電圧が所定の上限の設定電圧より高い
ときは過充電であり、また電圧検出器102で検出され
る電池100の電圧が所定の下限の設定電圧より低いと
きは過放電である。電圧検出器102は、検出される電
池電圧が所定の上限電圧を越えたときまたは所定の下限
電圧を下回ったとき、電流遮断素子103をオフにし、
電流を遮断する。また、電圧検出器102は、例えば電
界効果トランジスタ(FET)からなる電流遮断素子1
03の入力側と出力側との間の電圧を検出し、所定の設
定電圧より高くなったとき、例えば、短絡などによって
過大電流が流れたことを検出して電流遮断素子103を
オフにする。さらに、電圧検出器102は、サーミスタ
107の電圧を検出し、電池100および電流遮断素子
103の温度が規定範囲、例えば電池温度が0℃〜60
℃の範囲を外れたとき、電流遮断素子103をオフにす
る。温度ヒューズ106は、電池100や電流遮断素子
103の異常発熱によって断たれる安全装置として働
く。
のような働きをする。電流遮断素子103としてFET
を使用すると、これがオフの状態においても、そのボデ
ーダイオード効果により、プラス極を通じて電池100
の放電は可能である。なお、コンデンサ104は、プラ
ス極とマイナス極との間の静電気対策のために設けられ
たもので、ノイズによる誤動作を防止する。PTC素子
73は、規定温度になると、抵抗値が急上昇する。過充
電電流、または大きな放電電流、例えば1時間率放電に
相当する電流値以上の電流が流れることによって電池の
温度が上昇し、PTC素子73が規定温度に達すると、
その抵抗値が急上昇して電流が低減される。これによっ
て、電池が熱的に不安全な状態になることが防止され
る。このPTC素子73は、素子72内に組み込むこと
もできる。
口板の働きについて説明する。上記のような安全回路お
よびPTC素子の働きにもかかわらず電池内が高温とな
り、有機溶媒を主とする電解液がガス化すると、ガスは
フィルター77の透孔78およびサブフィルター75の
透孔76を通って弁体74をプリント基板側へ押し上げ
る。ガス圧力が、サブフィルター75と弁体74との溶
着力を上回った時点で溶着部が外れ、サブフィルター7
5と弁体74との電気的な接続が遮断される。これによ
って電池とその充電回路および/または放電回路との間
の電気的接続は一切断たれる。このように、サブフィル
ター75と弁体74とは、電流遮断機能を有するスイッ
チ、すなわち電流遮断機能手段として働く。
体74はさらにプリント基板側へ押圧される。そして、
ガス圧がある値を越えると、弁体74はその表面の一部
に設けられた刻み目(図示しない)から破断する。この
ため、ガスはその破断部からプリント基板の透孔71を
通り、さらに内側キャップ61の透孔62、内側キャッ
プ61と外側キャップ65との間の空洞部95、および
外側キャップ65の透孔66を経て外部へ放出される。
65との間には、空洞部95が設けてあるので、両キャ
ップの透孔62と66の位置が一致していなくとも、透
孔62を通過したガスは空洞部95を通って容易に透孔
66に達し、そこから外部に放出される。空洞部95が
ないと、両キャップの透孔62と66の位置が一致して
いないところでは、一時に多量に発生したガスが両キャ
ップ間の狭い間隙を通り抜けることができず、電池内が
過圧となり、破裂する危険が伴う。
液がガス化し、電池内圧力が異常に上昇したときには、
サブフィルター75と弁体74との電流遮断機能手段に
より電流を遮断し、さらに圧力が上昇すると、防爆機能
手段として弁体74が破断し、キャップ61および65
の透孔より外部に放出される。従って、電池自体が破裂
する危険はない。
る。この組立封口板80は、内側キャップ81および外
側キャップ85の構造が変わっている他は実施例5の組
立封口板60と本質的な違いはない。内側キャップ81
は、その鍔部84がプリント基板70のマイナス端子に
接触するように、また外側キャップ85は、その鍔部8
7がプリント基板70のプラス端子に接触するようにそ
れぞれ接着剤88によりプリント基板70に接着されて
いる。内側キャップ81は、ガスを通すための透孔82
を、側面上方に有する。
めの透孔86を、側面下方に有する。そして、外側キャ
ップ85は、上部周縁部を外側に膨出させることによ
り、内側キャップ81との間に空洞部97を設けてい
る。この膨出部98は、電池を機器にセットする際、機
器の端子部にスナップホック式に装着できる。内側キャ
ップの外表面に絶縁性皮膜83を設けたこと、および両
キャップ間に絶縁材89を介在させたことは実施例5と
全く同様である。
内側キャップ81の透孔82に入ったガスは、空洞部9
7から容易に外側キャップ85の透孔86を抜けて外部
へ放出される。また、外側キャップ85のガスを排出す
るための透孔86は、内側キャップ81の透孔82より
下位にあるので、ヘヤーピンのような線状の金属部材が
外側キャップの透孔から内側キャップとの間の空隙部に
入り込んで両キャップを電気的に接続し、電池を短絡さ
せるようなことはない。
よび外側キャップに設けたガス抜きのための透孔はそれ
ぞれ4個であるが、透孔の数はその大きさや電池に応じ
て適宜選択すべきことである。
に接続する構成としたが、電池の正極を内側キャップと
接続する構成とすることもできる。
基板と弁体との間に挿入したが、プリント基板上の素子
72内に組み入れることもできる。
は一例であり、機能を果たす範囲内で変更して用いるこ
とができる。
をリチウムイオン二次電池に適用した例を説明したが、
本発明はその他の二次電池にも同様に適用できることは
いうまでもない。
体で過充電、過放電にならないよう制御し、二次電池内
のガス圧が異常に高まるような事態を防止するとともに
なおかつ二次電池内のガス圧が異常な高圧となるときに
は、速やかにガスを放出して電池の破裂を未然に防止す
ることができる二次電池を得ることができる。
ることにより、従来のパック形電池で問題点とされてい
た以下の課題を解決することができる。
る形状およびデザインの筐体になっているために、被供
給装置向けの専用パックとなってしまうこと。
形状およびデザインの筐体になっているために、充電器
もパック形電池に合わせた、または被供給装置の収納部
を含めた専用充電器となってしまうこと。
の形状およびデザイン,端子構造を設けたパック形電池
の体積は、パック形電池内に収納される電池の体積に比
べ必ず大きくなること。
電池単体を入手できないこと。更に、あらかじめリチウ
ムイオン等の二次電池のサイズを規定しておけば、被供
給装置個々の形状,デザイン,発売時期,発売量にとら
われることなく、二次電池を潤沢に生産供給することが
可能になると共に、一般消費者においても、前述の電池
が適用される機器を購入すれば、必要な時に必要な量の
二次電池を容易に入手することが可能になるという有利
な効果が得られる。
の断面図
図
ける封口部の断面図
図 (b)同安全回路の側面図 (c)同安全回路の分解斜視図
平面図 (b)ロ−ロ’線断面図
ムイオン二次電池の要部の縦断面図
図
電気回路を示す図
従来の安全回路のブロック図
Claims (7)
- 【請求項1】 発電要素をキャップにより封口する封口
部内部のスペースに、開口部または破断機構を設けた安
全回路基板を配置し、前記安全回路基板に電圧検出器と
前記電圧検出器の検出値に応じて電流遮断する電流遮断
素子とを有する安全回路を配置した二次電池。 - 【請求項2】 発電要素のプラス出力からPTC素子を
介して安全回路に接続した請求項1記載の二次電池。 - 【請求項3】 安全回路のプラス極と外部入出力用プラ
ス極との間にPTC素子を配置した請求項1記載の二次
電池。 - 【請求項4】 封口部のキャップを、安全回路用マイナ
ス極と外部入出力用プラス極との2極構成とした請求項
1記載の二次電池。 - 【請求項5】 発電要素を収容してその一方の極性の端
子を兼ねる電池ケース、および電池ケースの開口部にガ
スケットを介して装着された組立封口板を具備し、前記
組立封口板が、相互に電気的に絶縁された内側キャップ
と外側キャップ、および所定の圧力で破断する金属薄板
からなり、破断に先立って電気的導通を断つ電流遮断機
能手段を有する弁体を含み、前記キャップの一方は前記
弁体をとおして発電要素の他方の極性の電極と電気的に
接続され、両キャップはそれぞれガスを排出するための
透孔を有し、かつ両キャップ間には、前記両透孔に連通
する空洞部を有することを特徴とする請求項1記載の二
次電池。 - 【請求項6】 発電要素を収容してその一方の極性の端
子を兼ねる電池ケース、および電池ケースの開口部に電
気絶縁性のガスケットを介して装着された組立封口板を
具備し、前記組立封口板が、電池に直列に接続された電
流遮断素子および電池の電圧を検出して前記電流遮断素
子を制御する電圧検出器を含む安全回路を組み込み、か
つガスを排出するための透孔または破断機構を有するプ
リント基板、前記プリント基板上にプリント基板のそれ
ぞれ異なる極性の端子部に接続されて取り付けられた外
側キャップおよび内側キャップ、前記プリント基板より
電池内側に配され、所定の圧力で破断する金属薄板から
なり、破断に先立って電気的導通を断つ電流遮断機能手
段を有する弁体、および前記プリント基板の一方のキャ
ップに接続されている端子部を前記弁体をとおして発電
要素の他方の極性の電極と電気的に接続する電気的接続
手段を含み、両キャップはそれぞれガスを排出するため
の透孔を有し、かつ両キャップ間には、前記両透孔に連
通する空洞部を有し、前記安全回路は、電池が機器にセ
ットされた際他方のキャップを介して前記一方の極性の
端子に接続されることを特徴とする二次電池。 - 【請求項7】 相互に電気的に絶縁された内側キャップ
と外側キャップ、所定の圧力で破断する金属薄板からな
り、破断に先立って電気的導通を断つ電流遮断機能手段
を有する弁体、および前記キャップの一方を前記弁体を
とおして発電要素の一方の極性の電極と電気的に接続す
る手段、電圧検出器と前記電圧検出器の検出値に応じて
電流遮断する電流遮断素子とを有する安全回路を具備
し、両キャップはそれぞれガスを排出するための透孔を
有し、かつ両キャップ間には、前記両透孔に連通する空
洞部を有することを特徴とする二次電池用組立封口板。
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