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JP3487149B2 - ボディ搬送装置 - Google Patents

ボディ搬送装置

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JP3487149B2
JP3487149B2 JP29884497A JP29884497A JP3487149B2 JP 3487149 B2 JP3487149 B2 JP 3487149B2 JP 29884497 A JP29884497 A JP 29884497A JP 29884497 A JP29884497 A JP 29884497A JP 3487149 B2 JP3487149 B2 JP 3487149B2
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政宏 中野
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボディを載せた実
パレットの送りと搬出済みの空のパレットの返送とを同
一の搬送路で行うボディ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体を製造する工程において
は、いくつかのラインを用いてボディシェル(ホワイド
ボディ)を組み上げてから、つぎのラインにボディシェ
ルを搬送することが行われている。
【0003】こうしたボディシェルが搬送されるライン
のうち、例えばリフター装置で上階あるいは下階の昇降
ステーションに導かれたボディシェルを、つぎのライ
ン、例えば外部搬出用のラインへ移す部分では、往復式
の搬送路を採用したボディ搬送装置を用いている。
【0004】溶接などで組み上げられたボディシェル
は、車輪が組み付けられていないので、ボディシェルの
左右(車幅方向)両側を下側から一対のパレット(受け
台)で支えて搬送することが多用されている。
【0005】具体的には、上記したボディ搬送装置で
は、昇降ステーションにパレットを位置決めて、昇降さ
れてくるボディシェルを受け取り、このボディシェルを
載せた実パレットを昇降ステーションからパレット受渡
しステーションまで送る。そして、搬送台車などで、こ
のパレット受渡しステーションから、つぎの外部搬出用
のラインへ実パレットを移すことが行われている。
【0006】ところで、ボディシェルが外部に搬出され
た後は、空となった空パレットを昇降ステーションへ戻
さないと、再びボディシェルを受け取ることができな
い。そこで、従来より、往復式のボディ搬送装置では、
往路時、昇降ステーションからボディシェルを載せた実
パレットを送り、復路時、空になった空パレットを昇降
ステーションへ返送することが行われている。
【0007】具体的には、搬送路に往復式のコンベアを
用いて、このコンベアの往路方向の搬送動作で、ボディ
シェルを載せた実パレットを昇降ステーションから搬送
して、パレット受渡しステーションとなるコンベアの終
端に導き、同地点において搬送台車に載せ換えてから、
外部搬出用のラインに形成されているボディストレージ
部に移し、ボディシェルの外部搬出に備える。そして、
この搬送台車が往復式のコンベアの終端に戻るときに、
先の外部搬出用のラインに形成されているパレットスト
レージ部でストレージされている空になった空パレット
(ボディシェルの外部搬出を終えたパレット)を載せ
て、コンベアの終端に導き、先の実パレットの送り出し
位置に待機しているコンベアに載せ換え、このコンベア
の復路方向の搬送動作で、空パレットを昇降ステーショ
ンへ返送している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、往復式の搬
送路を採用したボディ搬送装置でも、他の搬送装置と同
様、高い搬送効率が求められる。ところが、往復式の搬
送路だと、空パレットがパレットストレージ部(外部搬
出用ライン)から供給できる状態となっているにも関わ
らず、入出部が1つのために、実パレット(ボディを載
せいているとき)を搬送路端から送り出す作業と空パレ
ットを搬送路端にセットする作業とをそれぞれ別々に行
わなければならない。
【0009】このため、実パレットを搬送路端から送り
出すときから、空パレットが搬送路端に戻るまでの空時
間の間、往復式の搬送路は停止、つまり待機が余儀なく
される。
【0010】それ故、実パレットの送り出しから空パレ
ットを返送するまでの1サイクル工程が効率良く進めら
れず、ラインの能率を高める上で障害となっている。本
発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的と
するところは、実パレットの送り出しから空パレットを
返送するまでの1サイクル工程の効率化を図ることがで
きるボディ搬送装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載したボディ搬送装置は、往路時にはボ
ディを載せた実パレットの送りをなし、復路時にはボデ
ィが搬出された後の空パレットの返送をなす往復式の搬
送路の終端に、搬送路から実パレットを受ける往路用受
け路と所定の空パレット受入れ位置から空パレットを受
ける復路用受け路とを有し、これら往路用受け路および
復路用受け路を往/復路時に応じ搬送路の終端に択一的
に位置決めて各受け路の入替えをなすとともに、往路用
受け路が搬送路に位置決められたとき復路用受け路を空
パレット受入れ位置に位置決める入替装置を設けて、実
パレットが往路用受け路から送り出されるとき同時に復
路用受け路から空パレットの受け入れを可能とするとと
もに、受け路の入替えで実パレットが搬出されている空
き時間の利用して空パレットの返送を可能としたことに
ある。
【0012】すなわち、請求項1に記載のボディ搬送装
置によると、ボディを載せた実パレットは、搬送路の往
動作によって終端へ送られる。このとき入替装置の往路
用受け路は、搬送路の終端に位置決められており、往路
用受け路には搬送路端から実パレットが受け渡され、そ
の後、搬出される。
【0013】一方の入替装置の復路用受け路は、往路用
受け路の位置決めに連動して、空パレット受け位置に位
置決められているから、実パレットを往路用受け路へ送
り出す工程中、使用済みの空パレットを復路用受け路へ
セットすればよい。
【0014】実パレットの搬出を終えたら、往路用受け
路と復路用受け路とを段違いに入替えて、復路用受け路
を搬送路の終端に位置決める。そして、空パレットを復
路用受け路から復動作する搬送路へ受け渡して返送すれ
ばよい。
【0015】これにより、実パレットが搬出されている
間の空き時間を利用して、空パレットの返送が行え、実
パレットの送り出しから空パレットを返送するまでの1
サイクル工程が効率良く進められ、ボディ搬送装置にお
いて高い搬送効率が実現されるようになる。
【0016】請求項2に記載のボディ搬送装置は、上記
目的に加え、コンベアを搬送路の側方へ変位させるとい
う簡単な構造で、実パレットの送り出しに続けて空パレ
ットの返送が行えるようにするために、請求項1に記載
の入替装置は、往路用受け路が、搬送路に沿って連続す
る位置に配置され、搬送路の終端と連続する位置から側
方にずれた位置まで変位可能な搬出用コンベアを有して
構成し、復路用受け路が、往路用受け路と並行に配置さ
れ、搬送路の終端と連続する位置から側方にずれた空パ
レット受入れ位置まで変位可能な搬入用コンベアを有し
て構成し、かつ搬送路から実パレットが送られるとき搬
出用コンベアを搬送路の終端に位置決めるとともに搬入
用コンベアを空パレット受入れ位置に位置決め、空パレ
ットを返送するとき搬入用コンベアを前記搬送路の終端
に位置決める位置決め機構を有して構成したことにあ
る。
【0017】請求項3に記載のボディ搬送装置は、さら
に上記目的に加え、ボディの枠が搬出用コンベアの側方
へ張り出す部分を有するボディの搬送でも、据付スペー
スを抑える2台の接近したコンベアの組み合わせで、ボ
ディとの干渉のない実パレットの送りと空パレットの返
送が行えるようにするために、請求項2の搬入用コンベ
アと搬出用コンベアを、空パレットの搬入用コンベアが
下側、実パレットの搬出用コンベアが下側に位置して、
同一の架台に互いに並行に据え付け、かつ請求項2の位
置決め機構を、架台の高さを搬送路と交差する方向に変
位させるリンク機構と、このリンク機構を駆動して搬送
路に対して往路用受け路と前記復路用受け路とを択一的
に位置決め入替する駆動部とを有して構成したことにあ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図13
に示す一実施形態にもとづいて説明する。図1は、自動
車の工場の製造ラインの一部、例えばリフター装置(ボ
ディ組立ラインの終端から上階あるいは下階に導くも
の:図示しない)の昇降ステーション(図示しない)に
至るボディシェル(溶接ラインでの組み上げを終えたボ
ディ:ホワイトボディ)を外部搬出ラインへ移すボディ
搬送装置の平面を示し、図2はそのボディ搬送装置の全
体を概略的に示している。
【0019】図1および図2中1は、リフター装置の昇
降ステーション(いずれも図示せず)から同ステーショ
ンから離れたパレット受渡しステーションXへ搬送する
往復式搬送装置である同搬送装置1は、例えば昇降ステ
ーション(図示しない)からパレット受渡しステーショ
ンXへ向かって延びる左右一対のガイドレール2と、こ
れらガイドレール2に沿って移動自在な例えば左右一対
の長方形の台車3と、この台車3を昇降ステーションと
パレット受渡しステーションXとの間で往復移動させる
駆動機構4と有して構成されている。つまり、台車3
は、駆動機構4により、昇降ステーションからパレット
受渡しステーションXへ(往方向)、逆にパレット受渡
しステーションXから昇降ステーションへ(復方向)、
往復動されるようにしてある。
【0020】また各台車3の上面には、正転方向あるい
は逆転方向に駆動される駆動ローラ5が組み込まれてい
る。この駆動ローラ群の駆動により、台車3の上面に一
対のパレット6(受け台)を載せたり、上面からパレッ
ト6を下ろせるようにしている。
【0021】この駆動ローラ付の台車3にて、昇降ステ
ーションからパレット受渡しステーションXへ実パレッ
ト6aを送ったり、パレット受渡しステーションXから
昇降ステーションへ空パレット6bの返送が行えるよう
にしている。すなわち、一対のパレット6を昇降ステー
ションへ位置決め、上階(あるいは下階)から下降して
くる、溶接ラインで組み上げられたボディシェル7(ホ
ワイトボディで、本願のボディに相当)の左右(車幅方
向)両側を下側から受けて支えた後、ボディシェル7が
載ったパレット6をパレット受渡しステーションXへ搬
送すれば、実パレット6aの送りとなる。また実パレッ
ト6aに代えて空のパレット6をパレット受渡しステー
ションXから昇降ステーションへ搬送すれば、空パレッ
ト6bの返送となる。
【0022】こうした駆動ローラ付の台車3で構成され
る往復式の搬送路の終端αと連続するパレット受渡しス
テーションXには、本発明の要部となる入替装置9が据
え付けてある。
【0023】図2ないし図5にはこの入替装置9の構造
が示されている。入替装置9は、各台車3の入出端に対
応して左右対称に配置された一対のコンベアユニット1
0a,10bと、これら各コンベアユニット10a,1
0bを台車3の移動方向とは交差する方向、すなわち側
方へスライド動させる一対の位置決め機構11a,11
bとを組み合わせた構造が用いられている。
【0024】ここで、コンベアユニット10a,10b
および位置決め機構11a,11bは、いずれも左右対
称で同一なので、そのうちの一方、例えばコンベアユニ
ット10bおよび同ユニット10bを駆動する位置決め
機構11bについて説明すれば、コンベアユニット10
bには、つぎのような構造が用いられている。
【0025】コンベアユニット10bには、図3ないし
図5に示されるように例えば長方形の板状をなした架台
12bの上面に、台車3の移動方向と同じ向きで、2つ
のコンベア、例えば駆動ローラ13bで構成される段違
いの2つの往復式の駆動ローラコンベア14b,15b
を並行に据え付けた構造が用いてある。
【0026】駆動ローラコンベア14b,15bは、い
ずれもパレット長に対応した長さに定めてある。これら
駆動ローラコンベア14b,15bのうち、内方に配置
された駆動ローラコンベア14bは搬出用に定められて
いて、台車3から実パレット6aを受け取る往路用受け
路にしてある。また外方に配置される駆動ローラコンベ
ア15bは搬入用に定められていて、空になった空パレ
ット6bを受け取る復路用受け路にしてある。
【0027】また駆動ローラコンベア14b,15bは
いずれも互いに近接するように配置されていて、駆動ロ
ーラコンベア14b,15bの据付スペースを最小にし
てある。さらに内方の駆動ローラコンベア14bは、高
さ寸法の高いフレーム支持部材16bで支持されて上側
に配置され、外方の駆動ローラコンベア15bは、高さ
寸法の低いフレーム支持部材17bで支持されて下側に
配置されていて、図4中の二点鎖線で示されるような駆
動ローラコンベア14bの側方に張り出す部分7aを有
するボディシェル7を駆動ローラコンベア14bで受け
取るときでも、ボディシェル7と駆動ローラ15bとが
干渉を起こさない構造にしてある。
【0028】なお、駆動ローラコンベア14b,15b
には、いずれも駆動ローラ13bを往復方向に駆動する
駆動源18b,19bと、受け取った実パレット6a,
空パレット6bを所定位置で停止させるための昇降式の
ストッパー機構20b,21bが組み込んである。
【0029】一方、位置決め機構11bは、例えば図3
ないし図5に示されるようにコンベアユニット10bの
架台12bの下側にリンク機構22bを組み込んで、架
台12bを、台車3の移動方向とは交差する方向、すな
わち右側の台車3〜右側方(左右方向)の間で、昇降さ
せながら変位させる構造が採用してある。
【0030】すなわちリンク機構22bには、例えば架
台12bの四隅となる下面部分にそれぞれ軸受23b
(4個)を組み付ける。また架台12bの下側となる工
場の床面部分にフレーム板24を据え付け、このフレー
ム板24の上記軸受23bからガイドレール2の中心側
へずれた上面部分に上記軸受23bと同じ配列で軸受2
5b(4個)を組み付ける。そして、各上/下の軸受2
3b,25b間を、帯板状のリンク26bによって、台
車3の移動方向とは交差する方向に回動自在に連結した
平行リンク機構が用いられている。なお、本実施形態で
はリンク26の下端部は、例えば前後方向に並ぶリンク
26間にそれぞれ取着した支持軸27bの端部をそれぞ
れ軸受24bに軸支させる構造で、回動自在に支持して
ある。
【0031】このリンク機構22bにより、右側の台車
3(内方)へ向かうにしたがい架台高さが高く、右側方
(外方)へ向かうにしたがい架台高さが低くなるよう、
架台全体を左右方向へ変位自在に支持させている。
【0032】そして、このリンク機構22bの動きを利
用して、図4に示されるように例えば架台12bが外方
へ変位したときは、内方の支持高さの高い駆動ローラコ
ンベア14bを搬送路の入出端(台車3の入出端)と合
致する位置まで導くとともに、外方の支持高さの低い位
置の駆動ローラコンベア15bを空のパレット6を外部
から受入れるための位置、すなわち空パレット受入れ位
置Yに導けるようにしている。さらに図5に示されるよ
うに例えば架台12bが内方へ変位したときは、外方の
支持高さ低い駆動ローラコンベア15bを搬送路の入出
端(台車3の入出端)と合致する位置まで導くととも
に、内方の支持高さ高い駆動ローラコンベア14bを中
央寄りにずれた台車3間に導けるようにしている。
【0033】つまり、リンク機構22bによって、駆動
ローラコンベア14bは搬送路の終端αと連続する位置
から側方にずれた位置まで、駆動ローラコンベア15b
は搬送路の終端と連続する位置から側方にずれた空パレ
ット受入れ位置Yまで変位する。
【0034】リンク機構22bの一方の支持軸、例えば
外方側の支持軸27bの中間部分には、図3ないし図5
に示されるように同部分に取着された略くの字状の中継
レバー28bを介して、フレーム板24の中央部分に据
え付けられた駆動部、例えばエアーシリンダ29bが往
復動自在に連結され、エアーシリンダ29bの伸縮動作
により、支持軸27bを支点として、架台12bを昇降
させつつ左右方向へ駆動できるようにしてある。そし
て、例えばこのエアーシリンダ29bの作動杆が最も伸
張したとき、図4に示されるように内方の駆動ローラコ
ンベア14bが搬送路の入出端となる台車3に対して位
置決められ、作動杆が最も収縮したとき、図5に示され
るように外方の駆動ローラコンベア15bが搬送路の入
出端となる台車3に対して位置決められるようになって
いて、搬送路の前方端に対して駆動ローラコンベア14
bあるいは駆動ローラコンベア15bを択一的に位置決
められるようにある。
【0035】このエアーシリンダ29bの動きにより、
駆動ローラコンベア14b,15b(往路用受け路,復
路用受け路)の入替えが行える。と共に駆動ローラコン
ベア14b(往路用受け路)が搬送路に位置決められた
とき、駆動ローラコンベア15b(復路用受け路)は空
パレット受入れ位置Yで待機するようにしてある。
【0036】こうしたコンベアユニット10b、位置決
め機構11b、駆動系の構造が、残るコンベアユニット
10a、位置決め機構11a、駆動系にも採用され、パ
レット受渡しステーションXにおいて、実パレット6a
の受け取りと空パレット6bの受取りとが同時に進めら
れるようにしている。と共に空パレット6bの返送が、
駆動ローラコンベア14bから実パレット6aが搬出さ
れている時間内に行えるようにしている。
【0037】なお、コンベアユニット10a、位置決め
機構11aの各部は、コンベアユニット10b、位置決
め機構11bの各部と左右対称となるだけで同一なの
で、語尾の符号を「b」から「a」に変えた番号を各図
面に付して、その説明を省略した。
【0038】他方、図1および図2中30は、パレット
受渡しステーションXから離れた地点に在るつぎのライ
ン、例えばボディシェル7を外部に搬出する外部搬出ラ
インである。
【0039】外部搬出ライン30は、一対の台車3が定
めた所定間隔のままで実パレット6aを受取り、ボディ
シェル7(実パレット6a)を外部に搬出するまでの
間、順にストレージする一対のボディストレージ部31
と、このボディストレージ部31の両側に同ボディスト
レージ部31にならって並行に形成され外部搬出を終え
た空パレット6bを順にストレージするパレットストレ
ージ部32とを有して形成してある。ボディストレージ
部31の搬入端31aは、例えば台車3の搬送面と同じ
高さに定められ、パレットストレージ部32の搬出端3
2aは、例えば空パレット受入れ位置Yと同じ高さに定
めてある。なお、図示しないボディストレージ部31、
パレットストレージ部32の端部は、ボディシェル7を
外部へ搬出させる作業ステーション(図示しない)まで
延びている。
【0040】これら搬入端31a,31aおよび搬出端
32a,32aと、入替装置9の駆動ローラコンベア1
4a,14bおよび駆動ローラコンベア15a,15b
の各コンベア端とは、同区間を往復動する例えば搬送台
車33で連絡されていて、外部搬出ライン30と入替装
置9との間で、実パレット6a、空パレット6bの受け
渡しを行えるようにしている。
【0041】具体的には、搬送台車33は、外部搬出ラ
イン30と入替装置9との区間を往復走行する台車ユニ
ット34と、この台車ユニット34の上部に組み付けら
れた、実パレット6aの受取り/受け渡しをなす一対の
並行なコンベア、例えば一対の往復式の駆動ローラコン
ベア35と、この駆動ローラコンベア35の両側に組み
付けられた、空パレット6bの受取り/受け渡しをなす
一対の並行なコンベア、例えば一対の往復式の駆動ロー
ラコンベア36とを有して構成してある。むろん、一対
の駆動ローラコンベア35はコンベア端が外部搬出ライ
ン30の搬入端31a,31aおよび入替装置9の実パ
レット搬出端と合致し、一対の駆動ローラコンベア36
はコンベア端が外部搬出ライン30の搬出端32a,3
2aおよび入替装置9の空パレット搬入端と合致するよ
うに組み付けてある。
【0042】この搬送台車33には、駆動ローラコンベ
ア14a,14bとボディストレージ部31との区間で
実パレット6aの受取り/受け渡しを行う機能に加え、
実パレット6aをボディストレージ部31に受け渡すと
きに各パレットストレージ部32から空パレット6bを
受け取って入替装置9まで搬送する機能と、実パレット
6aを駆動ローラコンベア14a,14bから受け取る
ときに空パレット6bを駆動ローラコンベア15a,1
5bへ受け渡す機能とが設定されていて、入替装置9と
の協同で、ボディ搬送装置を効率的に稼働させるように
している。
【0043】図6〜図13には、この実パレット6a、
空パレット6bの搬送に伴う、往復式搬送装置1、入替
装置9、搬送台車33の動作が順に示されている。つぎ
に、こうした往復式搬送装置1、入替装置9、搬送台車
33の作用を説明する。
【0044】今、リフター装置の昇降ステーション(い
ずれも図示しない)において、台車3,3に載せられて
いる一対の空パレット6bで、上階から下降してくるボ
ディシェル7(溶接ラインでの組み上げを終えたボデ
ィ)の左右(車幅方向)両側を下側から支えて、ボディ
シェル7の受取りを終えたとする。
【0045】この受取り工程が終了すると、駆動機構4
の作動で、台車3を復方向に移動させて、図1に示され
るようにボディシェル7を載せた一対のパレット6、す
なわち一対の実パレット6aを前方側に在る受渡しステ
ーションXへ向かって送る(往路)。
【0046】このとき、図4に示されるように入替装置
9は、この実パレット6aを受取るに適した状態にして
ある。すなわち、エアーシリンダ29a,29bの伸張
動作にて架台12a,12bを変位させて、往路用受け
路となる駆動ローラコンベア14a,14bを台車3の
入出端(搬送路の終端α)に位置決め、復路用受け路と
なる駆動ローラコンベア15a,15bを空パレット受
入れ位置Yに位置決めてある。
【0047】これにより、台車3が搬送路端で停止した
後、台車3の各駆動ローラ5、入替装置9の各駆動ロー
ラコンベア14a,14bが作動することにより、図6
に示されるように台車3上の一対の実パレット6aは、
入替装置9の一対の駆動ローラコンベア14a,14b
へ受け渡されていく。そして、実パレット6aがストッ
パ機構20a,20bにて規制される地点まで進むと、
実パレット6aの載せ換えを終える。
【0048】一方、図7に示されるように搬送台車33
は、この実パレット6aの載せ換えの工程中、既に前回
の工程で載せた一対の実パレット6aを一対の駆動ロー
ラコンベア35からボディストレージ部31の搬入端3
1aへ受け渡し、略同時に一対の駆動ローラコンベア3
6でパレットストレージ部32の搬出端32aから一対
の空パレット6b(ボディシェル7の外部搬出を終えた
パレット6)を受取るという工程を終えて、一対の空パ
レット6bだけを載せたまま、パレット受渡しステショ
ンXへ向かって搬送している。
【0049】そして、この搬送台車33が入替装置9の
コンベア端に到達するに伴い、図8に示されるように一
対の駆動ローラコンベア35の搬入端が、入替装置9の
駆動ローラコンベア14a,14bの搬出端に位置決め
られる。と同時に一対の駆動ローラコンベア36の搬出
端が、パレット受入れ位置Yで待機している入替装置9
の駆動ローラコンベア14a,14bの搬出端に位置決
められていく。
【0050】搬送台車33と入替装置9との位置決めを
終えると、図9に示されるように各駆動ローラコンベア
14a,14b,35,36が作動し、入替装置9の駆
動ローラコンベア14a,14b上に在る実パレット6
aが搬送台車33の一対の駆動ローラコンベア35に受
け渡される。これと入れ違いに搬送台車33の一対の駆
動ローラコンベア36上に在る空パレット6bが入替装
置9の駆動ローラコンベア15a,15bに受け渡され
る。
【0051】この工程により、実パレット6aの送り出
しと空パレット6bの受け入れとが同時に進行する。実
パレット6aの送り出しと空パレット6bの受け入れを
終えると、搬送台車33は実パレット6aだけが載せら
れた状態となり、入替装置9は図10に示されるように
駆動ローラコンベア15a,15bだけに一対の空パレ
ット6bが載せられた状態となる。
【0052】この後、搬送台車33は、入替装置9から
離れて、外部搬出ライン30の搬入/出端に戻り、再び
先に述べたような駆動ローラコンベア35からボディス
トレージ部31へ実パレット6aを受け渡し、パレット
ストレージ部32から駆動ローラコンベア36へ空パレ
ット6bを受け渡すといった工程に入る。
【0053】入替装置9は、この実パレット6bが搬出
されている間、駆動ローラコンベア15a,15b上の
空パレット6bをパレット受渡しステーションXで待機
している台車3に載せ換えていく。
【0054】すなわち、入替装置9は、搬送台車33が
離れるに伴い、まず、図5に示されるようにエアーシリ
ンダ29a,29bが収縮動作し、架台12a,12b
を上昇させながら中央側に変位させて、駆動ローラコン
ベア14a,14bを中央側(台車3,3間)にずら
し、代わりに駆動ローラコンベア15a,15bを一対
の台車3の入出端に位置決める。
【0055】これにより、往路用受け路となる駆動ロー
ラコンベア14a,14bと復路用受け路となる駆動ロ
ーラコンベア15a,15bとの入替えが行われる。つ
いで、図12および図13に示されるように各台車3の
駆動ローラ5、各駆動ローラコンベア15a,15bが
作動することにより、駆動ローラ5上の一対の空パレッ
ト6bが待機している台車3上に受け渡され、空パレッ
ト6bの載せ換えが行われる。
【0056】そして、空パレット6bの載せ換え後、駆
動機構4の作動で、台車3を昇降ステーションへ返送し
て、所定の位置へ位置決めれば、再び上階から下降して
くる溶接ラインからのボディシェル7を受ける工程に入
る。
【0057】このように、実パレット6bの搬出を終え
てからでないと行えないとされていた空パレット6bの
返送は、入替装置9の採用により、実パレット6aが搬
出されている間の空き時間を利用して、同実パレット6
aの送り出しに続けて行うことができる。
【0058】この結果、実パレット6aの送り出しから
空パレット6bを返送するまでの1サイクル工程を効率
良く進めることができ、ボディ搬送装置において高い搬
送効率をもたらし、高いラインの稼働率を実現できる。
特に往/復路用のコンベア35,36を有する搬送台車
33を用いて、入替装置9からのパレット搬入/出を行
うことにより、一層、高い稼働率が期待できる。
【0059】しかも、入替装置9は、駆動ローラコンベ
ア14a,14bと駆動ローラコンベア15a,15b
を搬送路の側方へ変位させた構造なので、簡単な構造
で、実パレット6aの送り出しに続けて、迅速に空パレ
ット6aの返送を行える。
【0060】そのうえ、入替装置9は、据付スペースが
小さくなるよう駆動ローラコンベア14a,14bと駆
動ローラコンベア15a,15bを架台12a,12b
に近接して据え付けただけでなく、搬出用となる駆動ロ
ーラコンベア14a,14bを上側、搬入用となる駆動
ローラコンベア15a,15bを下側に配置して、リン
ク機構22a,22bで、架台高さを変えながら側方に
変位させて入替えを行う構造なので、たとえ駆動ローラ
コンベア14の側方に張り出す部分7aが在るボディシ
ェル7が混在した多数種のボディの送り出しを行って
も、大きな占有スペースを必要とせずに、ボディシェル
7と駆動ローラ15aとが干渉するのを防ぐことがで
き、多数種のボディを送り出すボディ搬送装置には有効
である。
【0061】なお、上述した一実施形態では台車3を往
復動させる方式の搬送装置1に入替装置9を組み合わせ
た例を挙げたが、これに限らず、他の方式で往復させる
搬送装置に入替装置9を組み合わせてもよい。またエア
ーシリンダ29a,29bで架台12a,12bを変位
させたが、他の駆動源で架台12a,12bを変位させ
てもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、実パレットが搬出されている空き時間の利
用して空パレットの返送を行うことができる。したがっ
て、実パレットの送り出しから空パレットを返送するま
での1サイクル工程の効率化を図ることができる。
【0063】この結果、ボディ搬送装置において高い搬
送効率をもたらし、工場の製造ラインにおいて高稼働率
が図れる。請求項2に記載の発明によれば、請求項1の
効果に加え、段違いに並行したコンベアを搬送路の側方
へ変位させるという簡単な構造で、実パレットの送り出
しに続けて、迅速に空パレットの返送を行えるといった
効果を奏する。
【0064】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の効果に加え、たとえ搬出用コンベアの幅よりも側方に
張り出す部分が在るボディが混在したボディの送り出し
を行うラインでも、大きな占有スペースを必要とせず
に、ボディと搬入用コンベアとが干渉するのを防ぎつ
つ、空パレットの返送を行うことができ、多数種のボデ
ィを送り出す往復式のボディ搬送装置には有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のボディ搬送装置を、同装
置に適用した入替装置と共に示す平面図。
【図2】同ボディ搬送装置、入替装置の全体の概略を説
明するための斜視図。
【図3】入替装置の構造を説明するための斜視図。
【図4】図3中の矢視A方向から見た入替装置の構造
を、同入替装置の搬出側のコンベアが往復式搬送装置の
台車位置に位置決められている状態を共に示す図。
【図5】同じく入替装置の搬入側のコンベアが往復式搬
送装置の台車位置に位置決められている状態を共に示す
図。
【図6】往復式の搬送路から入替装置の搬出側のコンベ
アに実パレットが受け渡せられるまでを説明するための
斜視図。
【図7】前回搬送台車に載せられた実パレットをボディ
ストレージ部へ受け渡し、入れ違いにパレットストレー
ジ部から使用済みの空パレットを受取るまでを説明する
ための斜視図。
【図8】実パレットを受け取った入替装置に、空パレッ
トを載せた搬送台車が位置決められるまでを説明するた
めの斜視図。
【図9】同入替装置の実パレットが搬送台車へ受け渡さ
れ、搬送台車から空パレットを入替装置へ受取るまでを
説明するための斜視図。
【図10】同空パレットの受取りを終えた状態を示す斜
視図。
【図11】同空パレットを載せた搬入側のコンベアが、
架台の起立変位で、空パレット受入れ位置から待機して
いる台車と合致するまでを説明するための斜視図。
【図12】同空パレットが台車に移されるまでを説明す
るための斜視図。
【図13】同台車に移されたパレットが返送されるまで
を説明するための斜視図。
【符号の説明】
1…往復式搬送装置 2,3…ガイドレール,台車(搬送路) 9…入替装置 11a,11b…位置決め機構 12a,12b…架台 14a,14b…駆動ローラコンベア(往路用受け路,
搬出用コンベア) 15a,15b…駆動ローラコンベア(復路用受け路,
搬入用コンベア) 22a,22b…リンク機構 29a,29b…エアーシリンダ(駆動部) 30…外部排出ライン 33…搬送台車 α…搬送路の終端。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往路時にはボディを載せた実パレットの
    送りをなし、復路時には前記ボディが搬出された後の空
    パレットの返送をなす往復式の搬送路と、 前記搬送路の終端に設けられ、前記搬送路から実パレッ
    トを受ける往路用受け路と所定の空パレット受入れ位置
    から前記空パレットを受ける復路用受け路とを有し、こ
    れら往路用受け路および復路用受け路を前記往/復路時
    に応じて前記搬送路の終端に択一的に位置決めて各受け
    路の入替えをなすとともに、前記往路用受け路が前記搬
    送路に位置決められたとき前記復路用受け路を前記空パ
    レット受入れ位置に位置決める入替装置とを具備したこ
    とを特徴とするボディ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記入替装置は、 前記往路用受け路が、前記搬送路に沿って連続する位置
    に配置され、前記搬送路の終端と連続する位置から側方
    にずれた位置まで変位可能な搬出用コンベアを有して構
    成され、 前記復路用受け路が、前記往路用受け路と並行に配置さ
    れ、前記搬送路の終端と連続する位置から側方にずれた
    空パレット受入れ位置まで変位可能な搬入用コンベアを
    有して構成され、 かつ前記搬送路から実パレットが送られるとき前記搬出
    用コンベアを前記搬送路の終端に位置決めるとともに前
    記搬入用コンベアを前記空パレット受入れ位置に位置決
    め、前記空パレットを返送するとき前記搬入用コンベア
    を前記搬送路の終端に位置決める位置決め機構を有して
    構成されることを特徴とする請求項1に記載のボディ搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬入用コンベアと前記搬出用コンベ
    アは、前記空パレットの搬入用コンベアが下側、前記実
    パレットの搬出用コンベアが上側に位置して、同一の架
    台に並行に据え付けられ、 前記位置決め機構が、前記架台の高さを前記搬送路と交
    差する方向に変位させるリンク機構と、このリンク機構
    を駆動して前記搬送路に対して前記往路用受け路と前記
    復路用受け路とを択一的に位置決め入替する駆動部とを
    有して構成されることを特徴とする請求項2に記載のボ
    ディ搬送装置。
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