JP3485810B2 - ステータ及びこれを備えたモータ - Google Patents
ステータ及びこれを備えたモータInfo
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Description
としてのステータ及びこれを備えたモータに関する。
ウジングと、このハウジングに対して相対的に回転自在
であるロータとを備えている。ロータにはロータマグネ
ットが装着され、このロータマグネットに対向するステ
ータがハウジングに装着されている。ステータは、複数
枚のコアプレートを積層することによって構成されるス
テータコアと、ステータコアに巻かれたコイルとを備
え、ステータコアはハウジングに装着される環状コアバ
ックと、このコアバックに周方向に間隔を置いて設けら
れたティースを有し、コイルがティースに所要の通りに
巻かれている。
向外側にロータが配設されるアウターロータ型のものも
と、ステータの半径方向内側にロータが配設されるイン
ナーロータ型のものが存在する。このインナーロータ型
のモータでは、ステータのティースにコイルを所要の通
りに巻付けようとすると、隣接するティースにおけるコ
イルの渡り部が半径方向内側に寄り、コイルを巻付ける
のに不都合が生じる。そのために、従来では、例えば特
開平7−79557号公報に開示されているように、ス
テータコアに例えば合成樹脂から形成したインシュレー
タが取付けられ、このインシュレータに設けた係止部に
コイルの渡り部が係止されている。
うなモータにおいては、次の通りの問題が存在する。第
1に、係止部を設けたインシュレータが必要となり、モ
ータ、特にステータの構成部品が多くなる。また、この
インシュレータをステータコアに取付けるための作業が
必要となり、モータの組付作業工程が多くなる。特に、
小型のモータではステータも小さく、インシュレータの
取付作業の作業性が悪くなる。
ータを取付けるために、ステータの厚みが大きくなる。
特に、小型のモータでは、ステータの肉厚が制限される
ために、インシュレータを設けた場合にステータコアの
肉厚を薄くしなければならず、ステータを含む磁気回路
によって充分な磁気特性を得ることが困難となる。
ことなく、コイルの渡り部の巻線処理を所要の通りに行
うことができるステータ及びこれを備えたモータを提供
することである。
プレートを積層することによって形成されるステータコ
アと、このステータコアに巻かれるコイルとを備え、前
記ステータコアは環状コアバックと、このコアバックに
周方向に間隔を置いて配設されたティースとを有し、前
記コイルが前記ティースに巻かれるステータにおいて、
前記ステータコアには、周方向に間隔を置いて隣接する
ティース間に係止突起が設けられ、前記係止突起は前記
コアバックから前記コアプレートの積層方向に直交する
半径方向に延びており、前記コイルの渡り部は前記係止
突起に係止されることを特徴とする。
渡り部が係止される係止突起が設けられているので、従
来必要であったインシュレータが不要となり、ステータ
の構成を簡単にすることができるとともに、ステータの
組立作業も容易となる。また、係止突起はコアバックか
ら半径方向に延びているので、かかる係止突起の存在に
よってもステータの肉厚が厚くならず、小さい磁気スペ
ースでも所望厚さのステータを配設することができる。
なお、このような係止突部は、半径方向内方又は外方に
突出させることができる。
は、周方向に延びる離脱防止突部が設けられていること
を特徴とする。本発明に従えば、係止突起に離脱防止突
部が設けられているので、コイルの渡り部が係止突起か
ら外れるのを防止することができる。
バックとの接続部には、前記コアバック側に延びる凹部
が形成されていることを特徴とする。本発明に従えば、
コアバックと係止突起との接続部に凹部が設けられてい
るので、係止突起の半径方向の突出量を小さくすること
ができ、ティースに巻かれるコイルの邪魔になることが
防止できる。
数枚のコアプレートの最上位のコアプレートに設けられ
ていることを特徴とする。本発明に従えば、最上位のコ
アプレートに係止突起が設けられているので、係止突起
の近傍に空間が形成され、コイルの渡り部を係止突起に
ステータからはみ出すことなく容易に係止させることが
できる。
止突起は前記コアバックから半径方向内方に延びている
ことを特徴とする。本発明に従えば、インナーロータ型
モータのステータに好都合に適用することができる。更
に、本発明は、ハウジングと、このハウジングに対して
相対的に回転自在であるロータと、前記ロータに装着さ
れたロータマグネットと、ロータマグネットに対向して
前記ハウジングに装着されたステータとを具備し、前記
ステータは、複数枚のコアプレートを積層することによ
って形成されるステータコアと、このステータコアに巻
かれるコイルとを備え、前記ステータコアは、前記ハウ
ジングに装着される環状コアバックと、このコアバック
に周方向に間隔を置いて配設されたティースとを有し、
前記コイルが前記ティースに巻かれるモータにおいて、
前記ステータコアには、周方向に間隔を置いて隣接する
ティース間に係止突起が設けられ、前記係止突起は前記
コアバックから半径方向に延びており、前記コイルの渡
り部は前記係止突起に係止されることを特徴とする。
テータを備えているので、従来必要であったインシュレ
ータが不要となり、モータの構成を簡単にすることがで
きる。また、小さいモータでも所望厚さのステータを用
いることができ、磁気特性の改善を図ることができる。
明に従うステータ、また本発明に従うモータについて説
明する。図1は、本発明に従うモータ(本発明に従うス
テータを備えたモータ)の一実施形態を示す断面図であ
り、図2は、図1のモータのステータコアを示す平面図
である。
ング2と、このハウジング2に対して相対的に回転自在
であるロータ4とを備えている。ハウジング2はプレー
ト状部材から構成されたハウジング本体6を備え、この
ハウジング本体6は円形状の本体部7とこの本体部7の
外周部に設けられた周側壁8とを有し、周側壁8は本体
部7から図1において上方に延びている。ハウジング本
体6の中央部には支持部材10が装着され、この支持部
材10に軸部材12の一端部(下端部)が固定されてい
る。
てハウジング2に回転自在に支持されている。この形態
では、ロータ4はロータ本体18を有し、このロータ本
体18に環状垂下部20及び環状取付壁22が設けられ
ている。一方(半径方向内側)の軸受14は玉軸受から
構成され、軸部材12とロータ本体18の環状垂下部2
0との間に介在されている。また、他方(半径方向外
側)の軸受16はスリーブ軸受から構成され、支持部材
10の環状壁24の内周面とロータ本体18の環状垂下
部20の外周面との間に介在されている。尚、ロータ4
の支持構造は、このような構成に限定されず、例えば、
軸部材12に一対の軸受を介してロータ4を回転自在に
支持する構造でもよい。
には、環状のロータマグネット26が装着されている。
また、このロータマグネット26に対向して、その半径
方向外側にはステータ30が配設されている。ステータ
30はステータコア32と、このステータコア32に所
要の通りに巻かれたコイル34とを備え、ステータコア
32がハウジング本体6の周側壁8の内周面に装着され
ている。このステータ30については、後に詳述する。
部7に、ステータ30に巻かれたコイル34の各巻き線
部36(図6も参照)に対応して矩形状の開口38が軸
部材12を中心に放射状に形成され、かかる開口38に
コイル34の対応する巻き線部36の一部が収容されて
いる。また、ハウジング本体6の本体部7の外面にはシ
ート状部材40が貼付され、このシート状部材40によ
って上記開口38の外側が閉塞され、開口38及びシー
ト状部材40によって規定される収容空間(巻き線部3
6の一部が収容されている)に接着剤42が充填されて
いる。
が、光磁気ディスク(図示せず)を吸着するためのクラ
ンプマグネットとしても機能し、光磁気ディスクの吸着
部がこのマグネット26の上面に磁気的に吸着される。
このような吸着状態にてコイル34に駆動電流を供給す
ると、ステータ30とロータマグネット26との磁気的
相互作用によって、ロータ4及びこれに装着された光磁
気ディスクは所定方向に回転駆動される。
ータ30のステータコア32について説明すると、この
ステータコア32は、環状のコアバック52と、このコ
アバック52に周方向に実質上等間隔を置いて設けられ
た複数個(この形態では9個)のティース54とを有し
ている。各ティース54はコアバック52の内周面から
半径方向内方に直線状に延び、その先端部には周方向に
延びる弧状部56が設けられており、かかる弧状部56
の内周面が、ロータ本体18に装着されたロータマグネ
ット26の外周面に対向する。ステータコア32は、例
えば珪素鋼板から形成されたコアプレート57を積層す
ることによって形成され、この形態では、実質上同一形
状のコアプレート57を上下方向に4枚積層することに
よって形成される(図1参照)。
の渡り部58(図6参照)を係止するための係止突起6
0が設けられている。各係止突起60は、隣接するティ
ース54の間に、この形態では隣接するティース54間
の中央に設けられ、コアバック52の内周面から半径方
向内方に突出している。このように構成することによっ
て、係止突起60がステータコア32から上下方向に突
出することがなく、ステータコア32の厚さが厚くなる
ことが防止できる。尚、係止突起60はコイル34の渡
り部58を係止するためのものであるため、それらの突
出量は、ティース54よりも小さく設定される。
逆三角形状に形成され、その先端部は周方向両側に突出
し、その基部は凹状に形成されている。係止突起60の
先端部を周方向に突出させ、この突出部61を離脱防止
突部として機能させることによって、コイル34の渡り
部58を後述する如く係止突起60に係止させたとき、
この渡り部58が係止突起60の先端部に引掛かり、渡
り部58が係止突起60から外れるのを防止することが
できる。
アプレート57の最上位のものに設けられ、それ以外の
コアプレート57には設けられていない(図6参照)。
このように最上位のコアプレート57のみに係止突起6
0を設けることによって、コイル34の渡り部58を係
止突起60に引掛ける際に大きく下側まで移動させる必
要がなく、渡り部58の巻線処理が容易となる。また、
このように構成することによって、係止突起60の下方
にコイル34の渡り部58のための空間が生成され、渡
り部58はこの空間に収容されステータ30からはみ出
すことがない。なお、係止突部60に強度を確保したい
とき、或いはステータコア32からコイル34がはみ出
しても所要の空間があり不都合が生じないとき等は、最
上位から2枚目又は3枚目までのコアプレート57に係
止突起60を設けてもよく、或いは全てのコアプレート
57に係止突起60を設けてもよい。
と各ティース54との接続部62の内面64は、各ティ
ース54に対して実質上垂直に形成されている。このよ
うに形成することによって、各ティース54における巻
線スペース(コイル34を巻くことのできるスペース)
を大きくすることができ、小さいステータコア32でも
コイル34巻き線部36の巻数を多くすることができ
る。また、このように形成することによって、上記接続
部62の内面が弧状である場合に比して、コイル34の
巻き線部36の巻きくずれを少なくすることができる。
尚、必要に応じて、各コアプレート57の外周面に1個
又は複数個の凹部を設け、かかる凹部を利用してコアプ
レート57を積層する際の位置決め、またティース54
にコイル34を巻付ける際の回止めを行うことができ
る。
示しており、これら変形形態では係止突起に修正が施さ
れている。尚、以下の形態において、図1及び図2に示
す実施形態と実質上同一のものには同一の番号を付して
その説明を省略する。ステータコアの第1の変形形態の
一部を示す図3を参照して、このステータコア32Aに
設けられた係止突起72は略T字形状で、コアバック5
2から半径方向内方に延び、その先端部には周方向両側
に延びる離脱防止突部74が設けられている。係止突起
72をこのように形成しても、離脱防止突部74によっ
てコイル34の渡り部58が係止突起72から外れるの
を防止することができる。
止突起72との接続部には、コアバック52側に延びる
凹部76が形成されている。かかる凹部76を設けるこ
とによって、係止突起72の半径方向内方への突出量を
抑えながら、コアバック52と係止突起72の離脱防止
突部74との間にコイル34の渡り部58を通すための
充分なスペースを確保することができる。
一部を示している。図4を参照して、この変形形態で
は、ステータコア32Bに設けられた係止突起82は略
L字形状で、コアバック52から半径方向内方に延び、
その先端部には周方向片側に延びる離脱防止突部84が
設けられている。係止突起82をこのようにL字状に形
成しても、離脱防止突部84によって渡り部58の係止
突起82からの離脱を防止することができる。
一部を示している。図5を参照して、この変形形態で
は、ステータコア32Cに設けられた係止突起92は略
L字形状で、コアバック52から半径方向外方に延び、
その先端部には周方向両側に延びる離脱防止突部94が
設けられている。ティース54をコアバック52から半
径方向内方に、また係止突起92をコアバック52から
半径方向外方に突出させることによって、隣接するティ
ース54間に充分な巻き線スペースを確保することがで
きる。なお、この形態でも離脱防止突部94によって渡
り部58の係止突起92からの離脱を防止することがで
きる。
あり、3つのコイルは、例えば図6に示す通りにしてス
テータコア32に巻付けられる。即ち、第1相目(U
相)のコイル34aは、図6(a)に示すように、9個
のティース54のいずれでもよい特定のティース54A
を第1番目として、第1番目のティース54Aに所定回
数巻かれ、この特定ティース54Aから図2において例
えば時計方向に、第1番目の係止突起60の下側を通
り、第2番目ティース54Bの上側を通り、第2番目の
係止突起60の下側を通り、第3番目のティース54C
の上側を通り、第3番目の係止突起60の下側を通った
後第4番目のティース54Dに所定回数巻かれる。この
コイル34aは、その後、第4番目の係止突起60の下
側、5番目のティース54Eの上側、第5番目の係止突
起60の下側、第6番目のティース54Fの上側、第6
番目の係止突起60の下側を通った後第7番目のティー
ス54Gに所定回数巻かれ、更に第7番目の係止突起6
0の下側、8番目のティース54Hの上側、第8番目の
係止突起60の下側、第9番目のティース54Iの上
側、第9番目の係止突起60の下側を通り、このように
してステータコア32に巻かれ、第1、第4及び第7番
目のティース54A,54D,54Gにてコイル34a
の巻き線部36が形成される。
は、第2番目のティース54Bを始点として第1相目の
コイル34aと同様にしてステータコア32に巻かれ、
第3、第4、第6、第7、第9及び第1番目のティース
54C,54D,54F,54G,54I,54Aの上
側を通り、またこれら係止突起60の下側を通り、第
2、第5及び第8番目のティース54B,54E,54
Hにてコイル34bの巻き線部36が形成される。
は、第3番目のティース54Cを始点として第1相目の
コイル34aと同様にしてステータコア32に巻かれ、
第4、第5、第7、第8、第1及び第2番目のティース
54D,54E,54G,54H,54A,54Bの上
側を通り、またこれら係止突起60の下側を通り、第
3、第6及び第9番目のティース54C,54F,54
Iにてコイル34bの巻き線部36が形成される。
えば図7に示す通りにステータコア巻くこともできる。
尚、図7は、3相モータにおける第1相目のコイルの巻
き方を示しており、第2(又は第3)相目のコイルは、
上述した記載から理解される通り、第2番目(又は第3
番目)のティースを始点として第1相目のコイルと同様
に巻けばよい。
ィース54Aを第1番目として、第1番目のティース5
4Aに所定回数巻かれ、この特定ティース54Aから図
2において例えば時計方向に、第1番目の係止突起60
の上側を通り、第2番目ティース54B及び第2番目の
係止突起60の下側を通り、第3番目のティース54C
及び第3番目の係止突起60の上側を通った後第4番目
のティース54Dに所定回数巻かれる。このコイル34
は、その後、第4番目の係止突起60の上側、5番目の
ティース54E及び第5番目の係止突起60の下側、第
6番目のティース54F及び第6番目の係止突起60の
上側を通った後第7番目のティース54Gに所定回数巻
かれ、更に第7番目の係止突起60の上側、8番目のテ
ィース54H及び第8番目の係止突起60の下側、第9
番目のティース54及び第9番目の係止突起60の上側
を通り、このようにしてステータコア32に所要の通り
に巻付けられる。
たモータ)の実施形態について説明したが、本発明はこ
れら実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
を逸脱することなく種々の変形、修正が可能である。例
えば、図示の実施形態では、ステータコアの内側にロー
タマグネットが配設され、ステータコアのティースが半
径方向内方に延びるインナーロータ型のモータに適用し
て説明したが、これに限定されることなく、ステータコ
アの外側にロータマグネットが配設され、ステータのテ
ィースが半径方向外方に延びるアウターロータ型のモー
タにも同様に適用することができる。
クを回転駆動するためのモータに適用して説明したが、
ハードディスク、フロッピディスク、CD−ROM、D
VD等のその他の記録ディスクを回転するためのモー
タ、更には一般的なDCモータ等にも同様に適用するこ
とができる。
コイルの渡り部の係止が、インシュレータ等のような部
材を設けることなく可能となり、ステータの構成を簡単
にすることができる。また、コイルの渡り部を係止する
係止突起の存在によってもステータの肉厚が厚くなら
ず、小さい磁気スペースでも所望厚さのステータを配設
することができる。
ば、コイルの渡り部が係止突起から外れるのを防止する
ことができる。また、本発明の請求項3のステータによ
れば、係止突起の半径方向の突出量を小さくすることが
できる。
ば、係止突起の下方に空間が形成されることで、その渡
り部がステータコアからはみ出ることなく、コイルの渡
り部を係止突起に容易に係止させることができる。ま
た、本発明の請求項5のステータによれば、インナーロ
ータ型モータのステータに好都合に適用することができ
る。
ば、コイルの渡り部の係止が、インシュレータ等のよう
な部材を設けることなく可能となり、モータの構成を簡
単にすることができる。また、小さいモータでも所望厚
さのステータを用いることができ、磁気特性の改善を図
ることができる。
備えたモータ)の一実施形態を示す断面図である。
る。
面図である。
視図である。
視図である。
に示す説明図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数枚のコアプレートを積層することに
よって形成されるステータコアと、このステータコアに
巻かれるコイルとを備え、前記ステータコアは環状コア
バックと、このコアバックに周方向に間隔を置いて配設
されたティースとを有し、前記コイルが前記ティースに
巻かれるステータにおいて、前記ステータコアには、周
方向に間隔を置いて隣接するティース間に係止突起が設
けられ、前記係止突起は前記コアバックから前記コアプ
レートの積層方向に直交する半径方向に延びており、前
記コイルの渡り部は前記係止突起に係止されることを特
徴とするステータ。 - 【請求項2】 前記係止突起の先端部には、周方向に延
びる離脱防止突部が設けられていることを特徴とする請
求項1記載のステータ。 - 【請求項3】 前記係止突起と前記コアバックとの接続
部には、前記コアバック側に延びる凹部が形成されてい
ることを特徴とする請求項1又は2記載のステータ。 - 【請求項4】 前記係止突起は、前記複数枚のコアプレ
ートの最上位のコアプレートに設けられていることを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のステータ。 - 【請求項5】 前記ティース及び前記係止突起は前記コ
アバックから半径方向内方に延びていることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれかに記載のステータ。 - 【請求項6】 ハウジングと、このハウジングに対して
相対的に回転自在であるロータと、前記ロータに装着さ
れたロータマグネットと、ロータマグネットに対向して
前記ハウジングに装着されたステータとを具備し、前記
ステータは、複数枚のコアプレートを積層することによ
って形成されるステータコアと、このステータコアに巻
かれるコイルとを備え、前記ステータコアは、前記ハウ
ジングに装着される環状コアバックと、このコアバック
に周方向に間隔を置いて配設されたティースとを有し、
前記コイルが前記ティースに巻かれるモータにおいて、 前記ステータコアには、周方向に間隔を置いて隣接する
ティース間に係止突起が設けられ、前記係止突起は前記
コアバックから半径方向に延びており、前記コイルの渡
り部は前記係止突起に係止されることを特徴とするモー
タ。
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