JP3481642B2 - 可変容量形ポンプ - Google Patents
可変容量形ポンプInfo
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Description
ドル操作力を軽減するための動力舵取装置等に用いて好
適なベーン型の可変容量形ポンプに関する。
られる容量形ベーンポンプは、自動車用エンジンによっ
て直接回転駆動され、このエンジン回転数が高くなる
程、これに比例して吐出流量が大きくなる。これに対
し、動力舵取装置は、停車中や低速走行時により高い操
舵補助力を必要とする一方、高速走行時には、これとは
逆に操舵補助力を小さくすることが、走行安定性や操舵
フィーリングの見地から望まれる。
数が低回転域にある場合に所要の操舵補助力が得られる
ような吐出流量を確保できるものを用い、かつ回転数が
高回転域にある場合に、吐出流量の一部をタンク側に還
流させるための流量制御弁を備えている。そして、動力
舵取装置に供給される流量を、エンジンの回転数の大小
にかかわらず一定に制御したり、あるいは高回転域では
低回転域よりも流量が小さくなるように制御していた。
は、流量制御弁を付設することが必要であり、ポンプ全
体の構造が複雑で、大型化を招くばかりでなく、コスト
高となるものであった。さらに、このような従来の容量
形ポンプでは、タンク側に還流させる流量が、エンジン
の高回転域である程大きくなることから、エネルギ損失
の面で問題であった。
用いられるポンプとして、たとえば特開昭53−130
505号公報、特開昭56−143383号公報等によ
り、ポンプの吐出流量自体を、回転数の増加に伴って段
階的に減少させ得るように構成した可変容量形ポンプが
従来既に提案されており、このような可変容量形ポンプ
では、上述した流量制御弁を用いる必要がなくなるもの
であった。
ンポンプのロータ中心とベーンの摺接する円筒カム面中
心との偏心量を可変とし、かつポンプ吐出通路に設けた
可変メータリングオリフィスの連通面積が、円筒カム面
を有するカムリングの偏心量を減少させる方向への変位
に応動して小さくなるように構成されている。そして、
この可変メータリングオリフィスの上、下流側での差圧
を利用してカムリングを移動制御することにより、ポン
プ室のポンプ容量を減少させてロータの回転数の増加に
伴ない吐出流量を減少させるものであった。
リングを移動可能に構成し、かつこれをカムリングとポ
ンプケーシングとの間に形成した間隙部において一対の
コントロール室を形成し、それぞれに吐出通路の可変メ
ータリングオリフィスの上、下流側の流体圧を導き、そ
の差圧力をカムリングに直接作用させてスプリングの付
勢力に抗して適宜移動させることにより、適性な吐出流
量制御を行なえるようにしているものであった。
によれば、カムリングをポンプハウジング内で直線移動
可能に保持し、これを吐出通路に直接または間接的に設
けた可変メータリングオリフィスの上、下流側の差圧力
で可動させているだけのもので、加工性や動作上での信
頼性、耐久性の面で問題で、実現性に乏しいものであっ
た。
公昭63−14078号公報には、ポンプハウジング内
にカムリングを径方向に直線的に変位可能に配置させる
とともに、このカムリング内にポンプ室を形成するため
のロータを回転可能に収納し、かつポンプ吐出通路に設
けた可変メータリングオリフィスの上、下流側の圧力差
でカムリングをロータに対し移動変位させるとともに、
このロータに対するカムリングの偏心量に応動して前記
可変メータリングオリフィスの流路面積を変化させ、吐
出流量を可変させて所望の流量を得ることができる可変
容量形ポンプが開示されている。
うな従来構造では、ポンプ吐出圧が高圧となってポンプ
ハウジングが歪んだり、圧力流体となる作動油中にゴミ
等が混入していると、カムリングを所要の状態で移動変
位させることができず、動作性能が不安定となり易いと
いう問題があった。
通り、内部洩れを防ぐために側面部にわずかな隙間しか
持たないものであり、このような隙間へのゴミ等の詰ま
りや側面部での接触抵抗の増大化によって、カムリング
の円滑な移動変位を得ることができず、所望の調整流量
が得られなくなるという問題を招く虞れがあった。
の増大化による悪影響に打ち勝つために、可変メータリ
ングオリフィスを上、下流側の圧力差が大きくなるよう
に形成すると、可変容量形ポンプとしての本来の目的で
ある低消費タイプの動力舵取装置としての特徴を失うこ
とになってしまうことになるもので、これらの問題点を
解決し得る何らかの対策を講じることが必要とされてい
る。
ものであり、たとえばベーンタイプのオイルポンプにお
いて、一回転当たりの吐出流量をポンプ回転数の変化に
対応して可変とするようにカムリングを所要の状態でし
かも確実に移動変位可能に構成することができる簡易型
構造であって動作上での信頼性に優れている可変容量形
ポンプを得ることを目的としている。
ために本発明(請求項1に係る発明)に係る可変容量形
ポンプは、ロータとの間にポンプ室を形成するとともに
ポンプボディ内に移動変位可能に配置されこのポンプボ
ディとの間の環状隙間空間内で移動方向の一側に第1の
流体圧室を、他側に第2の流体圧室を形成するカムリン
グと、このカムリングを前記ポンプ室のポンプ容量が最
大となる方向に付勢する付勢手段と、前記ポンプボディ
内でポンプ吐出側通路の途中に設けた可変メータリング
オリフィスと、この可変メータリングオリフィスの上、
下流側の圧力差によって作動されることにより前記第
1、第2の流体圧室の流体圧を制御する切換えバルブを
備え、前記第1の流体圧室には可変メータリングオリフ
ィスの上流側の流体圧とポンプ吸込側流体圧とが選択的
に導入され、前記第2の流体圧室には可変メータリング
オリフィスの下流側の流体圧とポンプ吸込側流体圧とが
選択的に導入されるように構成したことを特徴とする。
る可変容量形ポンプは、請求項1において、前記ポンプ
ボディ内部で前記カムリングとの間の環状隙間空間であ
ってカムリングの移動方向の他側にシール手段を介在さ
せることにより前記第2の流体圧室とは別に第3の流体
圧室を設け、この第3の流体圧室に、前記可変メータリ
ングオリフィスの下流側の流体圧を導入するとともに、
この第3の流体圧室と前記切換えバルブの一方室とを接
続したことを特徴とする。
ンプ始動時には、カムリングはポンプボディ内で移動方
向の一側寄りに位置しロータとの間のポンプ室のポンプ
容量が最大となるように付勢手段で付勢された状態にあ
る。このときには、第1の流体圧室はポンプ吸込側に、
第2の流体圧室はポンプ吐出側で可変メータリングオリ
フィスの下流側に接続された状態にある。
されると、前記切換えバルブは、ポンプ吐出側での前記
可変メータリングオリフィスの上流側の流体圧と下流側
の流体圧との圧力差によって作動される。この切換えバ
ルブの作動によって、カムリングの一側寄りの第1の流
体圧室には可変メータリングオリフィスの上流側の流体
圧が導入され、第2の流体圧室にはポンプ吸込側の流体
圧が導入される。
導入される可変メータリングオリフィスの上流側流体圧
と第2の流体圧室に導入されるポンプ吸込側流体圧との
差圧によって、付勢手段の付勢力に抗してポンプ室のポ
ンプ容量を減少させる方向に移動変位する。このような
カムリングの移動変位によって、ポンプ室から吐出され
る流体圧の流量が減少することになる。
1の流体圧室にポンプ吸込側の流体圧が、第2の流体圧
室に可変メータリングオリフィスの下流側流体圧が導入
されると、これらの差圧と前記付勢手段の付勢力とによ
って、カムリングはポンプ室のポンプ容量を増加させる
方向に移動変位する。このようなカムリングの移動変位
によって、ポンプ室から吐出される流体圧の流量は増加
することになる。
スを、たとえばカムリングの動きに応じて開口面積を変
化させるように構成することにより、ポンプ室のポンプ
容量変化に応じてポンプ吐出側の流体圧を所定流量に制
御することができる。
よれば、カムリングの他側寄りに第2の流体圧室とシー
ル手段により区画して設けた第3の流体圧室は、可変メ
ータリングオリフィスの下流側の流体圧とされている。
したがって、カムリングは、第1の流体圧室がポンプ吸
込側流体圧、第2の流体圧室がポンプ吐出側での可変メ
ータリングオリフィスの下流側の流体圧であるときに
は、第1の流体圧室側に移動変位する。また、第1の流
体圧室が可変メータリングオリフィスの上流側の流体
圧、第2の流体圧室がポンプ吸込側の流体圧であるとき
には、カムリングは第2、第3の流体圧室側に移動変位
する。
ンプの一実施例を示し、これらの図において、本実施例
では、動力舵取装置の油圧発生源となるベーンタイプの
オイルポンプである場合を説明する。
容量形ポンプは、図1および図2から明らかなように、
ポンプボディを構成するフロントボディ11およびリア
ボディ12を備えている。このフロントボディ11は全
体が略カップ状を呈し、その内部にポンプ構成要素13
を収納配置する収納空間14が形成されるとともに、こ
の収納空間14の開口端を閉塞するようにしてリアボデ
ィ12が組合わせられて一体化されている。なお、この
フロントボディ11には、前記ポンプ構成要素13の回
転子であるロータ15を外部から回転駆動するためのド
ライブシャフト16が貫通した状態で、軸受16a,1
6b,16c(16bはリアボディ12側、16cは後
述するプレッシャプレート20側に配設される)によっ
て回転自在に支持されている。
外周部に嵌装して配置される内側カム面17aを有する
カムリングで、この内側カム面17aとロータ15との
間にポンプ室18が形成されている。このカムリング1
7は、後述するように、ポンプ室18の容積を可変する
ように収納空間14内で空間内壁部分に嵌合状態で設け
たアダプタリング19内で移動変位可能に配置されてい
る。なお、このアダプタリング19は、ボディ11の収
納空間14内でカムリング17を移動変位可能に保持す
るとともに、ボディ内壁部との間に後述する流体通路1
9aを形成するためのものである。
シャプレート20は上述したロータ15、カムリング1
7およびアダプタリング19によって構成されているポ
ンプカートリッジのフロントボディ11側に圧接して積
層配置されている。また、このポンプカートリッジの反
対側面には前記リアボディ12の端面がサイドプレート
として圧接され、ボディ11,12同士の一体的な組立
てによって所要の組立状態とされる。そして、これらの
部材によって、前記ポンプ構成要素13が構成されてい
る。なお、これらのプレッシャプレート20とこれにカ
ムリング17を介して積層されるサイドプレートとなる
リアボディ12とは、位置決めピンとしても機能する後
述するシールピン21や適宜の回り止め手段(図示せ
ず)によって、回転方向で位置決めされた状態で一体的
に組付け固定されている。
14内でその底部側に形成されるポンプ吐出側圧力室
で、プレッシャプレート20にポンプ吐出側圧力を作用
させるようになっている。24はこのポンプ吐出側圧力
室23にポンプ室18からの圧油を導くプレッシャプレ
ート20に穿設されているポンプ吐出側通路である。
吸込ポート26(詳細な図示を省略する)からのポンプ
吸込側流体を前記ポンプ室18に導くようにリアボディ
12内に形成されたポンプ吸込側通路で、この通路25
はリアボディ12の端面に開口するポンプ吸込用開口2
5aを経てポンプ室18に接続されている。
は上述したポンプ室18からポンプ吐出側通路24、ポ
ンプ吐出側圧力室23、さらにプレッシャプレート20
の異なる位置に穿設した流体通路20aおよび小径孔部
29を介して送られてきたポンプ吐出側流体圧を図示し
ないパワーステアリング装置(図中PSで示す)等の油
圧機器に給送する部分である。この吐出ポート28は、
前記フロントボディ11の側部に、前記収納空間14に
対しての接続部分に可変メータリングオリフィス40を
形成する状態で設けられている。
30は前記フロントボディ11における収納空間14の
側方に略直交して配置され、上述したカムリング17を
ロータ15に対して移動変位させるための流体圧力制御
を後述する可変メータリングオリフィス40によって行
なうように構成されている。この切換えバルブ30は、
ボディ11に側方から穿設したバルブ孔30a内で流体
圧力差およびばね31の付勢力で摺動動作されるスプー
ル32を備えている。
32の一方室(図1の左方室)32aには、前記ポンプ
吐出側の圧力室23から流体通路23aを介して後述す
る可変メータリングオリフィス40の上流側の流体圧が
導かれている。なお、図中33はバルブ孔30a内でス
プール32の左方への移動位置を流体通路23aの開口
端を閉塞しない位置で係止するロッド33aを有するバ
ルブ孔30aの閉塞用プラグである。
室)32bには、ばね31が配設されるとともに前述し
た可変メータリングオリフィス40の下流側の流体圧が
前記吐出ポート28に至る通路途中から前記ボディ1
1、アダプタリング19間に形成される流体通路19
a、ボディ11に穿設した流体通路34を介して導かれ
ている。
前記ポンプ吸込側通路25から分岐された吸込側通路2
7が開口している。また、このバルブ孔30aの軸線方
向両側には、前記アダプタリング19とカムリング17
との間に形成される環状隙間空間の複数に分割された室
(後述する第1および第2の流体圧室43,44)から
の流体通路35,36(アダプタリング19の通路孔3
5a,36aを含む)が開口している。これらの通路3
5,36は前記スプール32の動きによって前記ポンプ
吸込側通路27、左方室32aまたは右方室32bに選
択的に接続される。
ポンプ10において、そのほとんどの構成は、従来から
周知の通りであり、その詳細な説明は省略する。
容量形ポンプ10において、ボディ11,12内に移動
変位可能に配置されロータ15の外周部との間にポンプ
室18を形成するカムリング17を筒状の押圧部材41
を介してポンプ室18のポンプ容量(容積)が最大とな
るように付勢する手段であるコイルばね42と、ポンプ
吐出側通路(24,23,20a,29,28)途中に
設けた可変メータリングオリフィス40と、カムリング
17の外周部でボディ11(アダプタリング19)との
間の環状隙間空間の所定箇所に介在させたシール手段
(21,47)によって分割形成され可変メータリング
オリフィス40の上、下流側の流体圧またはポンプ吸込
側通路27での流体圧が選択的に導入されることにより
カムリング17を移動変位させる第1、第2の流体圧室
43,44と、これら第1、第2の流体圧室43,44
に対して可変メータリングオリフィス40の上、下流側
の流体圧とポンプ吸込側の流体圧を選択的に切換えて導
入する制御用の切換えバルブ30とを備えている。
流体圧室43に対してポンプ吐出側で可変メータリング
オリフィス40の上流側の流体圧またはポンプ吸込側流
体圧を選択的に導入し、また第2の流体圧室44に対し
てポンプ吸込側流体圧または可変メータリングオリフィ
ス40の下流側の流体圧を選択的に導入することによ
り、各流体圧室43,44内の流体圧の制御を行う。
グ17とアダプタリング19との間の環状隙間空間を分
割するために、図1から明らかなように、環状隙間空間
を移動方向の両側において左、右に分割するように上、
下に位置付けられて配置されている前述した位置決めピ
ンとしても機能する第1のシールピン21とカムリング
17の摺接面に凹設した溝部内に樹脂シートを介して組
み込まれている第2のシールピン47を設けている。そ
して、カムリング17の移動方向の一側(図中左側)の
空間を第1の流体圧室43とし、この第1の流体圧室4
3を前記流体通路35a,35を介して切換えバルブ3
0において可変メータリングオリフィス40の上流側が
接続されている左方室32aまたはスプール32の略中
央に形成されポンプ吸込側に接続されている室に接続可
能に構成している。
移動方向の他側の空間において前記吐出ポート28に至
る可変メータリングオリフィス40部分よりも上方位置
に、第3のシールピン48をカムリング17の外周部に
向って進退自在に配置させ、これによって仕切られる図
中右上の空間を第2の流体圧室44とし、これを前記流
体通路36a,36を介して切換えバルブ30において
前記ポンプ吸込側に接続されている室または可変メータ
リングオリフィス40の下流側が接続されている右方室
32bに接続可能に構成している。
切られる図中右下の空間を第3の流体圧室45として形
成し、この第3の流体圧室45内に、前記ポンプ吐出側
通路における可変メータリングオリフィス40の下流側
の流体圧を導いている。そして、この第3の流体圧室4
5を、前記アダプタリング19の外側に形成した通路1
9a、通路34を介して切換えバルブ30の右方室32
bに接続している。
の左、右室32a,32bに導かれる可変メータリング
オリフィス40の上、下流側の流体圧力差にしたがって
作動する。そして、この切換えバルブ30の作動に伴っ
て第1、第2の流体圧室43,44の流体圧を上述した
ように制御することにより、カムリング17を所要の状
態で移動変位させることができる。
おいてカムリング17の移動方向の他側(図中右上)で
あって第2の流体圧室44に相当する以外の図中右下の
部分に、第1のシールピン21と第3のシールピン48
とによって第3の流体圧室45を形成している。
ングオリフィス40を、カムリング17の側面部に配置
される側壁部であるプレッシャプレート20に穿設され
て前記ポンプ吐出側の流体圧通路23,20aと前記環
状隙間空間の第3の流体圧室45とを接続する孔部29
と、その開口端の開口面積を変化させるカムリング17
の側面部とによって構成している。
は、図1および図3の関係から明らかなように、カムリ
ング17の移動変位量にかかわらず、上、下両室44,
45を適切に仕切ることができる方向への付勢力とガイ
ド量をもって保持されるようになっており、上述した付
勢力としてはたとえば流体圧等を利用するとよい。しか
し、これに限定されず、たとえば図6に示すようにばね
48a等を用いたりしてもよい。要はカムリング17の
動きに追随して第3のシールピン48が動き、その部分
でのシール性が確保できればよい。
は、図1、図2や図4から明らかなように、アダプタリ
ング19の外周部の一部に穿設されているガイド孔19
b内でカムリング17に対し求心方向に進退自在に配置
され、吐出ポート28との間に介在されているコイルば
ね42によってカムリング17を、ポンプ室18のポン
プ容量が最大となる方向すなわち図1中左方に常時押圧
するように構成されている。このような押圧部材41と
しては、カムリング17を押圧するとともに吐出ポート
28への流体の流れや可変メータリングオリフィス40
を構成する孔部29の邪魔とならない形状であれば、如
何なる形状を呈するものであってもよい。
には、カムリング17は図1から明らかなようにボディ
11の収納空間14内の一側にロータ15との間のポン
プ室18のポンプ容量が最大となるようにコイルばね4
2、押圧部材41により付勢された状態にある。このと
き、切換えバルブ30は、図1から明らかなように、第
1の流体圧室43をポンプ吸込側に、第2の流体圧室4
4をポンプ吐出側で可変メータリングオリフィス40の
下流側に接続した状態にある。このとき、第3の流体圧
室45には前記可変メータリングオリフィス40の下流
側の流体圧が導入されており、この流体圧も前記第1の
流体圧室43の流体圧より高圧であるから、カムリング
17は上述したように第1の流体圧室43側に移動変位
される。
動されると、ポンプ吐出側で可変メータリングオリフィ
ス40の上流側の流体圧が、下流側の流体圧との差圧で
切換えバルブ30のスプール32を切換え作動させ、こ
れによりカムリング17の移動方向の一側の第1の流体
圧室43に、オリフィス40の上流側の流体圧を導入す
るとともに、他側の第2の流体圧室44をポンプ吸込側
に接続し、その結果カムリング17は、コイルばね42
の付勢力に抗してポンプ室18のポンプ容量が減少する
方向(図1、図3中右側)に移動変位する。
たように前記可変メータリングオリフィス40の下流側
の流体圧が導入されており、この流体圧は上述した第1
の流体圧室43に導入されている可変メータリングオリ
フィス40の上流側の流体圧よりは低い圧力である。し
たがって、カムリング17は、第1の流体圧室43と、
第2の流体圧室44および第3の流体圧室45との流体
圧力差によって、第2、第3の流体圧室44,45側に
移動変位する。
ると、第1の流体圧室43とは反対側に位置している第
2の流体圧室44が、ポンプ吸込側に接続されることか
ら、第1の流体圧室43に導入される可変メータリング
オリフィス40の上流側の流体圧との圧力差によって、
カムリング17が所要の状態で移動変位する。これによ
りカムリング17側面部による孔部29開口端との開閉
量を図5から明らかなように変化させ、可変メータリン
グオリフィス40の開口面積を可変することによって、
カムリング17の安定した移動変位を得て、動力舵取装
置PSに至る所定流量を得ることが可能となる。
数に伴なって増減するポンプ吐出量により、可変メータ
リングオリフィス40で生じる差圧で切換えバルブ30
を作動させ、これによってカムリング17をコイルばね
42の付勢力に抗して、またはこの付勢力に応じて、移
動変位させ得るもので、その結果としてポンプ室18の
ポンプ容量を可変制御し、ポンプからの吐出量を、たと
えば図5に示すように、ポンプ回転数に合わせてバラン
スさせ、所望の特性を得られるように制御し得るもので
ある。
0を構成する孔部29が、カムリング17により塞がれ
ることにより変化する開口面積によって、図5に示すよ
うに、回転数が小さいときには所定の流量が得られるよ
うに立ち上げ、一定よりも大きくなったときに、流量を
減少させ、さらに所定回転数以上では、初期流量の約半
分程度の流量が得られるように構成するとよい。ここ
で、このような吐出量制御は、孔部29とその開口量を
制御するカムリング17とによる可変メータリングオリ
フィス40によって得られるもので、たとえば孔部29
の形状を任意に変更したり、カムリング17による開口
面積の開度制御量を調整することにより、特性を変える
ことが可能である。
したような可変メータリングオリフィス40によって流
量制御を行なうカムリング17のシールピン21を中心
とした揺動による移動変位を、カムリング17の移動方
向の一側に形成した第1の流体圧室43に可変メータリ
ングオリフィス40の上流側の流体圧を導くとともに、
移動方向の他側に形成した第2の流体圧室44にポンプ
吸込側の流体圧を導くことにより行っており、これら両
室43,44間の流体圧力差が大きいから、カムリング
17が動き易くなる。なお、上述した構造では、カムリ
ング17の移動方向の他側に第2の流体圧室44と共に
位置している第3の流体圧室45には、可変メータリン
グオリフィス40の下流側の流体圧が導かれているの
で、これらの室43,45の流体圧力差によっても、カ
ムリング17は上述した方向に移動する。
となってボディ11,12が歪変形したり、流体中にゴ
ミ等が混入し、カムリング17の動きを妨げるような位
置に介在したりしても、このカムリング17を移動させ
る力を、ポンプ吐出圧に対し十分に小さなポンプ吸込圧
との圧力差によって得ることが可能で、カムリング17
を強い力で軽快に移動変位させることが可能となる。こ
のようになると、所定の流量を安定して得られ、また可
変メータリングオリフィス40の上、下流側での差圧も
小さくてよいので、消費動力を節約できるものである。
されず、各部の形状、構造等を、適宜変形、変更するこ
とは自由であり、たとえば可変メータリングオリフィス
40を構成するカムリング17で開口面積が可変される
孔部29の形状や切換えバルブ30の構造、シールピン
21,47,48等の部分に、種々の変形例を採用して
もよいことは勿論である。また、上述した実施例では、
可変メータリングオリフィス40を構成するカムリング
17の側面部で開口面積を変える孔部29を、カムリン
グ17の側面部に配置されるプレッシャプレート20に
穿設した場合を例示したが、これに限定されず、カムリ
ング17の側面部が臨むボディ、その他のプレート等に
よる側壁部に穿設した孔部であってもよい。
の可変容量形ポンプ10としては、上述した実施例構造
に限定されないことは勿論、上述した実施例で説明した
パワーステアリング装置以外にも、各種の機器、装置に
適用してもよいことも言うまでもない。
量形ポンプによれば、カムリングを移動させる力を、ポ
ンプ吐出圧に対し十分に小さい圧力であるポンプ吸込圧
との圧力差によって得ることが可能となり、カムリング
を強い力で軽快に移動変位させることができる。そし
て、このような可変容量形ポンプによれば、ポンプ吐出
流量をポンプ回転数の変化に対応して可変とし、カムリ
ングを所要の状態で簡単かつ適切に移動変位可能とする
とともに、流量調整用の可変メータリングオリフィスの
上、下流側での流体圧力差によってポンプ回転数に応じ
た吐出流量を安定して得ることができる。
オリフィスの上、下流側の流体圧力差を小さくしたまま
で切換えバルブを作動させることができ、しかもこの可
変メータリングオリフィスによる流体圧力差が小さいま
までカムリングを所要の状態で移動変位させることがで
きる。したがって、ポンプとしての消費動力を節約する
ことができる。
示し、ポンプの要部構造を示す概略横断面図である。
す要部縦断面図である。
めの概略断面図である。
一例を示す概略斜視図である。
の関係を説明するための特性図である。
ボディ、12…リアボディ、13…ポンプ構成要素、1
4…収納空間、15…ロータ、15a…ベーン、16…
ドライブシャフト(回転軸)、17…カムリング、17
a…カム面、18…ポンプ室、19…アダプタリング、
20…プレッシャプレート、21…シールピン、23…
ポンプ吐出側圧力室、23a…ポンプ吐出側通路、25
…ポンプ吸込側通路、28…吐出ポート、29…可変メ
ータリングオリフィスを構成する孔部、30…切換えバ
ルブ、32…スプール、34…流体通路、35…通路
孔、36…通路孔、40…可変メータリングオリフィ
ス、42…コイルばね(付勢手段)、43…第1の流体
圧室、44…第2の流体圧室、45…第3の流体圧室、
47…第2のシールピン、48…第3のシールピン。
Claims (2)
- 【請求項1】 ロータとの間にポンプ室を形成するとと
もにポンプボディ内に移動変位可能に配置されこのポン
プボディとの間の環状隙間空間内で移動方向の一側に第
1の流体圧室を、他側に第2の流体圧室を形成するカム
リングと、 このカムリングを前記ポンプ室のポンプ容量が最大とな
る方向に付勢する付勢手段と、 前記ポンプボディ内でポンプ吐出側通路の途中に設けた
可変メータリングオリフィスと、 この可変メータリングオリフィスの上、下流側の圧力差
によって作動されることにより前記第1、第2の流体圧
室の流体圧を制御する切換えバルブを備え、 前記第1の流体圧室には可変メータリングオリフィスの
上流側の流体圧とポンプ吸込側流体圧とが選択的に導入
され、前記第2の流体圧室には可変メータリングオリフ
ィスの下流側の流体圧とポンプ吸込側流体圧とが選択的
に導入されるように構成したことを特徴とする可変容量
形ポンプ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の可変容量形ポンプにお
いて、 前記ポンプボディ内部で前記カムリングとの間の環状隙
間空間であってカムリングの移動方向の他側にシール手
段を介在させることにより前記第2の流体圧室とは別に
第3の流体圧室を設け、 この第3の流体圧室に、前記可変メータリングオリフィ
スの下流側の流体圧を導入するとともに、この第3の流
体圧室と前記切換えバルブの一方室とを接続したことを
特徴とする可変容量形ポンプ。
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DE3322549A1 (de) | 1983-06-23 | 1984-03-15 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Fluegelzellenpumpe mit veraenderlichem foerderhub fuer hydraulische betriebsmittel insbesondere von kraftfahrzeugen |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP34106592A patent/JP3481642B2/ja not_active Expired - Lifetime
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