JP3473423B2 - 光ディスク記録方法および光ディスク記録装置 - Google Patents
光ディスク記録方法および光ディスク記録装置Info
- Publication number
- JP3473423B2 JP3473423B2 JP21346498A JP21346498A JP3473423B2 JP 3473423 B2 JP3473423 B2 JP 3473423B2 JP 21346498 A JP21346498 A JP 21346498A JP 21346498 A JP21346498 A JP 21346498A JP 3473423 B2 JP3473423 B2 JP 3473423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- land
- pit
- recording
- forming
- timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 72
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 16
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 claims 2
- 239000013589 supplement Substances 0.000 claims 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- ANRHNWWPFJCPAZ-UHFFFAOYSA-M thionine Chemical compound [Cl-].C1=CC(N)=CC2=[S+]C3=CC(N)=CC=C3N=C21 ANRHNWWPFJCPAZ-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/0045—Recording
- G11B7/00456—Recording strategies, e.g. pulse sequences
Landscapes
- Optical Head (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
ィスクの記録面に照射してピットを形成して情報の記録
を行うマーク長記録方式の光ディスク記録方法に関し、
記録信号品位(ジッタ、deviation、エラーレ
ート等)の向上を図ったものである。
として、CD−WO(CD Write Once)規
格がある。CD−WO規格(通称オレンジブック規格)
では、情報は3T〜11T(1Tは1倍速時は1/4.
3218MHz=231ns、2倍速時は1倍速時の1/
2、4倍速時は1倍速時の1/4、6倍速時は1倍速時
の1/6、……)のピットおよびランド(ピットとピッ
トの間の部分)の組合せで光ディスクに記録される。C
D−WOディスク(通称CD−R)の記録用レーザ光の
ビームパワーは図2に示すように、ピットを形成する区
間で記録可能なトップパワー(記録パワー)に設定さ
れ、ランドを形成する区間で再生可能で記録不能なボト
ムパワー(再生パワー)に設定される。この場合、ピッ
トの長さ分トップパワーを持続してピットを形成する
と、レーザ光の余熱により、実際には1T程度長くピッ
トが形成されてしまう。そこで、いわゆる(n−K)T
+α(nT)ストラテジー(strategy)と称して、
トップパワーの持続時間を、形成しようとするピット長
nTよりも約KT分短縮してピット形成を行うようにし
ている。なお、α(nT)はピット長ごとの補正量(トップ
パワーの終了タイミングに付加する(トップパワーの終
了を遅らせる)量)で、 α(3T)≧α(4T)≧α(5T)≧……≧α(11T) (α(3T)>α(11T) ) である。
パワーの持続時間を、形成するピット長nTおよびその
直前のランド長mTに応じて、 (n−K)T+α(nT)−β(mT) 但し、K:定数 α(nT):ピット長ごとの補正量(トップパワーの終了タ
イミングに付加する(トップパワーの終了を遅らせる)
量)で、少くとも α(3T)≧α(4T)≧α(5T)≧……≧α(8T) (ただし、α(3T)>α(8T)) β(mT):直前のランド長ごとの補正量(トップパワーの
開始タイミングに付加する(トップパワーの開始を遅ら
せる)量)で、少くとも β(3T)≧β(4T)≧β(5T)≧……≧β(8T) (ただし、β(3T)>β(8T)) なるものも提案されている。
(n−K)T+α(nT)や(n−K)T+α(nT)−β(mT)
の補正量α(nT),β(mT)は、前方(先に記録を行った部
分)からの熱の流入の大小によるピット前端位置(=ラ
ンド終端位置)やピット終端位置(=ランド前端位置)
の誤差を打ち消して、記録信号品位(ジッタ等)を改善
するものである。ところが、これら補正量α(nT),β(m
T)の調整だけでは、記録信号品位(ジッタ等)の改善に
は限界があった。特に、高密度記録のようにピットおよ
びランドが短くなるにつれ、記録信号品位が悪化してい
た。
点を解決して、記録信号品位の向上を図った光ディスク
記録方法を提供しようとするものである。
前方からの熱の影響だけでなく、後方(後から記録を行
った部分)からの熱の影響でもピット前端位置やピット
後端位置に誤差が生じて、ジッタ等の信号品位を悪化さ
せることがわかった。
れから形成しようとする)ピット長またはランド長に応
じて、ピットの形成を開始するための記録パワーのレー
ザ光の照射開始タイミングまたはランドの形成を開始す
るための該記録パワーのレーザ光の照射終了タイミング
を補正するようにしたものである。
は、形成すべきピット長に応じて該ピットの形成を開始
するための記録パワーのレーザ光の照射開始タイミング
を補正する方法であって、該ピットの直前のランド長が
同じときは長いピットを形成する場合ほど、より短いピ
ットを形成する場合に比べて該照射開始タイミングを相
対的に遅らせるようにしたものである。これによれば、
長いピットを形成する場合ほど熱の蓄積が大きくなって
該ピットの前端が前方に伸びる傾向があるので、該ピッ
トの前端部を形成するための照射開始タイミングを、よ
り短いピットを形成する場合に比べて相対的に遅らせる
ことにより、この傾向を打ち消して、ピット前端位置を
規定位置に正しく形成することができ、ジッタやデビエ
ーションを減少して記録信号品位を向上させることがで
きる。
は、形成すべきランド長に応じて該ランドの形成を開始
するための記録パワーのレーザ光の照射終了タイミング
を補正する方法であって、該ランドの直前のピット長が
同じときは短いランドを形成する場合ほど、より長いラ
ンドを形成する場合に比べて該照射終了タイミングを相
対的に早めるようにしたものである。これによれば、短
いランドを形成する場合ほど、その次のピット形成時の
熱が該ランドを経てその前のピットに伝わって、該前の
ピットの後端が後方に伸びる傾向があるので、該前のピ
ットの後端部を形成するための照射終了タイミングを、
より長いランドを形成する場合に比べて相対的に早める
ことによりこの傾向を打ち消して、ピット後端位置を規
定位置に正しく形成することができ、ジッタやデビエー
ションを減少して記録信号品位を向上させることができ
る。
ィスクは、3T〜11Tのピットまたはランドのうち4
Tのピットまたは4Tのランドがそれぞれ全体の約30
%弱の確率で存在し、4Tよりも短いピットまたはラン
ドがそれぞれ全体の約36%の確率で存在し、4Tより
も長いピットまたはランドが残りの確率でそれぞれ存在
するので、4Tピットまたは4Tランドを形成する場合
の前記照射開始タイミングを、補正なしのタイミングで
ある基準タイミングどおりとし、4Tよりも短いピット
またはランドを形成する場合は照射開始または終了タイ
ミングを基準タイミングよりも早め、4Tよりも長いピ
ットまたはランドを形成する場合は照射開始または終了
タイミングを基準タイミングよりも遅らせることによ
り、補正量を全体で0に近づけることができ、補正によ
る再生信号中の直流成分の増加を防ぐことができる。具
体的には、例えば3Tピットまたは3Tランドを形成す
る場合の基準タイミングから早める量を1Tの0〜12
%分の時間とし、5T〜11Tのピットまたは5T〜1
1Tのランドを形成する場合の基準タイミングから遅ら
せる量を1Tの0〜6%分の時間とすることができる。
は、形成すべきピット長およびその直前のランド長の組
み合わせに応じて、該ピットの形成を開始するための記
録パワーのレーザ光の照射開始タイミングを補正し、形
成すべきランド長およびその直前のピット長の組み合わ
せに応じて、該ランドの形成を開始するための記録パワ
ーのレーザ光の照射終了タイミングを補正するものであ
り、記録パワーのレーザ光の照射開始タイミングの補正
が、ピットの直前のランド長が同じときは長いピットを
形成する場合ほど、より短いピットを形成する場合に比
べて該照射開始タイミングを相対的に遅らせるととも
に、短い直前のランドを形成する場合ほど、より長い直
前のランドを形成する場合に比べて、該照射開始タイミ
ングを相対的に遅らせるものであり、記録パワーのレー
ザ光の照射終了タイミングの補正が、ランドの直前のピ
ット長が同じときは短いランドを形成する場合ほど、よ
り長いランドを形成する場合に比べて該照射終了タイミ
ングを相対的に早めるとともに、長いピットを形成する
場合ほど、より短いピットを形成する場合に比べて、該
照射終了タイミングを相対的に早めるものである。
その直前のランド長の組合せおよび形成すべきランド長
およびその直前のピット長の組合せに応じて補正を行う
ので、ピット前端位置、ピット後端位置をより正しい位
置に形成することができ、ジッタやデビエーションを減
少して、記録信号品位をより向上させることができる。
形成すべきピット長およびその直前のランド長の組み合
わせに応じた、該ピットの形成を開始するための記録パ
ワーのレーザ光の照射開始タイミングの補正量、および
形成すべきランド長およびその直前のピット長の組み合
わせに応じた、該ランドの形成を開始するための記録パ
ワーのレーザ光の照射終了タイミングの補正量をそれぞ
れ記憶する記憶手段と、入力される記録信号のピット長
とその直前のランド長の組み合わせおよびランド長とそ
の直前のピット長の組み合わせをそれぞれ検出し、前記
記憶手段から該組み合わせに応じた照射開始タイミング
または照射終了タイミングの補正量を読み出し、記録パ
ワーのレーザ光の照射開始タイミングまたは照射終了タ
イミングを、補正なしのタイミングである基準タイミン
グに対し該読み出された補正量分補正する制御手段とを
具備してなるものである。
ト長とその直前のランド長の組み合わせまたはランド長
とその直前のピット長の組み合わせに応じて、記録パワ
ーのレーザ光の照射開始タイミングまたは照射終了タイ
ミングの補正量を記憶手段から読み出して、これら両タ
イミングの補正を行うようにしたので、記録時に補正量
を求める複雑な演算を要することなく補正を行うことが
でき、高速記録を行うことができる。
する。図3はこの発明が適用された光ディスク記録再生
装置1のシステム構成を示すものである。入力装置28
ではオペレータの操作等により記録速度倍率が設定され
る。ディスクサーボ回路16は、システムコントローラ
19からの指令により、スピンドルモータ12を設定さ
れた記録速度倍率で線速度一定(1倍速時は1.2m/
s〜1.4m/s、2倍速時は1倍速時の2倍、4倍速
時は1倍速時の4倍、……)で回転制御する。この線速
度一定制御は、CD−WO規格の場合、プリグループの
ウォブル(Wobble)が22.05kHz になるよう
に規定されているので、光ヘッド13の出力信号からウ
ォブルを検出して(トラッキングエラー信号の残留分か
ら検出できる。)、これが所定の周波数(1倍速時は2
2.05kHz 、2倍速時は44.1kHz 、4倍速時は8
8.2kHz 、……)で検出されるようにスピンドルモー
タ12をPLL制御することで実現される。
ボ回路18は、システムコントローラ19からの指令に
より、光ヘッド13内の半導体レーザから出射されるレ
ーザ光11のフォーカスおよびトラッキングを制御す
る。トラッキング制御はディスク10に形成されたプリ
グルーブを検出することにより行なわれる。フィードサ
ーボ回路17はシステムコントローラ19からの指令に
より、フィードモータ20を駆動して光ヘッド13を光
ディスク10の径方向に移動させる。
記録すべき入力信号は、記録速度倍率に応じた速度でデ
ィジタル信号の場合は直接記録信号形成回路22に入力
され、アナログ信号の場合はA/D変換器24を経て記
録信号形成回路22に入力される。記録信号形成回路2
2は、入力データにインタリーブをかけて、エラーチェ
ックコードを付与し、またTOCおよびサブコード生成
回路23で生成されるTOC情報およびサブコード情報
を付与し、EFM変調してCD規格のフォーマットおよ
び記録速度倍率に応じた転送レートで一連のシリアルデ
ータを形成し、記録信号として出力する。
ス15を介して記録信号補正回路26(照射制御手段)
で使用ディスク種類(色素材料種類)、線速度、記録速
度倍率等に応じて選択された記録ストラテジーによる変
調を受けてレーザ発生回路25に入力される。レーザ発
生回路25は記録信号に応じて光ヘッド13内の半導体
レーザを駆動してレーザ光11を光ディスク10の記録
面に照射し、ピットを形成して記録を行なう。この時の
レーザパワーは記録速度倍率および必要に応じて線速度
に応じた値に指令され、ALPC(Automatic Laser Po
wer Control )回路でこの指令されたパワーに高精度に
制御される。これにより、光ディスク10にはCD−W
O規格のフォーマット、転送速度および線速度(1.2
〜1.4m/s)でデータが記録される。
に再生用レーザ光(記録パワーのレーザ光より小パワ
ー)を照射して再生すると、読出データは信号再生処理
回路30で復調され、そのままディジタル信号として、
またD/A変換器31でアナログ信号に変換されて出力
される。
録制御の制御ブロックを図1に示す。記録速度倍率設定
手段28は図3の入力装置28に相当し、操作者の操作
により記録速度倍率(×1,×2,×4,…)を設定す
る。ディスク種類および線速度判別手段32は、装置に
セットされている光ディスク10のディスク種類および
線速度を判別するものである。ディスク種類は、例えば
光ディスク10に予め記録されているディスクIDのう
ちディスク種類を示す情報を利用して判別することがで
きる。また、線速度は例えばディスクのリードイン部の
ATIP信号に記録されている録音時間(63分タイ
プ、74分タイプその他それらの中間のタイプ)を読み
取って、それから該当する線速度を判別(63分タイプ
は1.4m/s、74分タイプは1.2m/s)した
り、スピンドルモータのエンコーダ出力から算出するこ
とができる。
ク種類、線速度および記録速度倍率の組合せに応じて最
適な記録ストラテジー(時間変調量、記録パワー等)を
記憶している。記録ストラテジー選択手段36は、入力
されるディスク種類、線速度、記録速度倍率の情報に応
じて該当する記録ストラテジーを記録ストラテジー記憶
手段34から読み出す。制御手段38は読み出された記
録ストラテジーに応じて記録信号補正回路26を制御し
て記録信号のピット形成部分やランド形成部分の長さに
変調を加える。また、レーザ発生回路25を制御して、
レーザパワーを制御する。また、ディスクサーボ回路1
6を制御して、指令された記録速度倍率に相当する速度
にスピンドルモータ12を回転制御する。
の照射時間制御の具体的内容について説明する。 〔1〕 次ピット長による記録パワーのレーザ光の照射
開始タイミングの補正 長いピットを形成する場合ほど熱の蓄積が大きくなって
ピット前端が前方に伸びる傾向があるので、より短いピ
ットを形成する場合に比べて、該ピットの前端部を形成
するための記録パワーのレーザ光の照射開始タイミング
を相対的に遅らせる。図4は当ランド(現在形成してい
るランド)の長さmTを一定とした場合の、次ピット
(次に形成しようとするピット)の長さnTによる照射
開始タイミングの、基準タイミング(補正なしの場合の
タイミング)からの補正量γ(m,n)の変化を示した
ものである。各波形の振幅はレーザパワー示し、Ptは
記録可能なトップパワー(記録パワー)、Pbは再生可
能で記録不能なボトムパワー(再生パワー)を示す。補
正量γ(m,n)は式(1)〜(4)の条件を満たすよ
うに設定されている。なお、補正量の数値(%)は、1
Tの長さに対する割合である。
ーザ光の照射終了タイミングの補正 短いランドを形成する場合ほど、その次のピット形成時
の熱が該ランドを経てその前のピットに伝わって、該前
のピットの後端が後方に伸びる傾向があるので、より長
いランドを形成する場合に比べて該前のピットの後端部
を形成するための記録パワーのレーザ光の照射終了タイ
ミングを相対的に早める。図5は当ピット(現在形成し
ているピット)の長さnTを一定とした場合の、次ラン
ド(次に形成しようとするランド)の長さmTによる照
射終了タイミングの基準タイミングからの補正量λ
(n,m)の変化を示したものである。補正量λ(n,
m)は式(5)〜(8)の条件を満たすように設定され
ている。なお、補正量の数値(%)は、1Tの長さに対
する割合である。
のレーザ光の照射開始タイミングの補正および当ピット
長による記録パワーのレーザ光の照射終了タイミングの
補正 前述した(n−K)T+α(nT)−β(nT)ストラテジーに
より、トップパワーの持続時間を、形成するピット長n
Tおよびその直前のランド長mTに応じて、 (n−K)T+α(nT)−β(mT) 但し、K:定数 α(nT):ピット長ごとの補正量(トップパワーの終了タイミングに付 加する(トップパワーの終了を遅らせる)量)で、少くとも α(3T)≧α(4T)≧α(5T)≧……≧α(8T) (ただし、α(3T)>α(8T)) (9) β(mT):直前のランド長ごとの補正量(トップパワーの開始タイミン グに付加する(トップパワーの開始を遅らせる)量)で、少 くとも β(3T)≧β(4T)≧β(5T)≧……≧β(8T) (ただし、β(3T)>β(8T)) (10) に制御する。
〔2〕,〔3〕の制御を併せて行う。すなわち、記録パ
ワーのレーザ光の照射開始タイミングについては、図6
に示すように、当ランド長による補正量β(mT)と次ピッ
ト長による補正量γ(m,n)を足し合わせた分の補正
を行う。また記録パワーのレーザ光の照射終了タイミン
グについては図7に示すように、当ピット長による補正
量α(nT)と次ランド長による補正量λ(n,m)を足し
合わせた分の補正を行う。
手段34に、当ランド長と次ピット長の組合せに応じた
照射開始タイミングの補正量の加算値β(mT)+γ(m,
n)を該組合せごとに予め記憶し、当ピット長と次ラン
ド長の組合わせに応じた補正量の加算値α(nT)+λ
(n,m)を該組合せごとに予め記憶する。
射開始タイミングの補正量β(mT)+γ(m,n)を表1
に示す。また、当ピット長と次ランド長の組合せごとの
照射終了タイミングの補正量α(nT)+λ(n,m)を表
2に示す。
ピット長の組合せを検出し、記録ストラテジー記憶手段
34から該当する補正量β(mT)+γ(m,n)を読み出
して、該次ピットの形成を開始する記録パワーのレーザ
光の照射開始タイミングを該補正量分補正する。また、
同記録信号の当ピット長と次ランド長の組合せを検出
し、記録ストラテジー記憶手段34から該当する補正量
α(nT)+λ(n,m)を読み出して、該ピットの成形を
終了する記録パワーのレーザ光の照射終了タイミングを
該補正量分補正する。
に示す。(a)は補正前の記録信号、(b)は該記録信
号にKTの補正をした信号、(c)はさらにβ(mT)+γ
(m,n),α(nT)+λ(n,m)の補正をした最終的
なレーザ駆動信号である。
(%)を表3に示す。また、補正量α(nT)+λ(n,
m)の設定例(%)を表4に示す。表3、表4の設定値
はいずれもシアニン系高密度ディスクに2倍速記録を行
ったときのものである。これらの設定によって記録を行
った場合のピットジッタ特性を図9に点線で示し、ラン
ドジッタ特性を図10に点線で示す。また、同じ記録条
件で、補正量γ(m,n),λ(n,m)をすべて0%
とした場合(すなわち、α(nT),β(mT)のみによる補正
を行った場合)のピットジッタ特性を図9に実線で示
し、ランドジッタ特性を図10に実線で示す。なお、図
9,図10の横軸のβ(%)はCD−WO規格で定めら
れた記録パワーに関連するパラメータで、補正量β(mT)
とは別のパラメータである。
る補正を行った場合(点線)の方が行わなかった場合
(実線)に比べて、ジッタが減少し記録信号品位が向上
していることがわかる。
−WO規格の光ディスク記録に適用した場合について示
したが、マーク長記録方式の他の規格の光ディスク記録
にも適用することができる。
の制御ブロック図である。
を示すブロック図である。
射開始タイミング補正を説明する波形図である。
射終了タイミング補正を説明する波形図である。
パワーのレーザ光の照射開始タイミング補正を説明する
波形図である。
パワーのレーザ光の照射終了タイミング補正を説明する
波形図である。
示す波形図である。
タイミング補正を行った場合と行わなかった場合のピッ
トジッタ特性を示す図である。
始タイミング補正を行った場合と行わなかった場合のラ
ンドジッタ特性を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】記録可能型光ディスクの記録面に記録信号
で変調された記録用レーザ光を照射して、ピットを形成
する区間に記録パワーのレーザ光でピットを、およびラ
ンドを形成する区間にランドを交互に形成してマーク長
記録方式で情報の記録を行い、 形成すべきランド長に応じて、該ランドの形成を開始す
るための前記記録パワーのレーザ光の照射終了タイミン
グを、該ランドの直前のピット長が同じときは短いラン
ドを形成する場合ほど、より長いランドを形成する場合
に比べて相対的に早めてなる光ディスクの記録方法であ
って、 4Tランドを形成する場合の照射終了タイミングを、補
正なしのタイミングである基準タイミングどおりとし、
4Tよりも短いランドを形成する場合は照射終了タイミ
ングを基準タイミングよりも早め、4Tよりも長いラン
ドを形成する場合は照射終了タイミングを基準タイミン
グよりも遅らせてなる光ディスク記録方法。 - 【請求項2】3Tランドを形成する場合の基準タイミン
グから早める量を1Tの0〜12%分の時間とし、5T
〜11Tのランドを形成する場合の基準タイミングから
遅らせる量を1Tの0〜6%分の時間としてなる請求項
1記載の光ディスク記録方法。 - 【請求項3】記録可能型光ディスクの記録面に記録信号
で変調された記録用レーザ光を照射して、ピットを形成
する区間に記録パワーのレーザ光でピットを、およびラ
ンドを形成する区間にランドを交互に形成してマーク長
記録方式で情報の記録を行い、 形成すべきピット長およびその直前のランド長の組み合
わせに応じて、該ピットの形成を開始するための前記記
録パワーのレーザ光の照射開始タイミングを補正し、形
成すべきランド長およびその直前のピット長の組み合わ
せに応じて、該ランドの形成を開始するための前記記録
パワーのレーザ光の照射終了タイミングを補正する光デ
ィスク記録方法であって、 前記レーザ光の照射開始タイミングの補正が、ピットの
直前のランド長が同じときは長いピットを形成する場合
ほど、より短いピットを形成する場合に比べて該照射開
始タイミングを相対的に遅らせるとともに、短い直前の
ランドを形成する場合ほど、より長い直前のランドを形
成する場合に比べて、該照射開始タイミングを相対的に
遅らせるものであり、 前記記録パワーのレーザ光の照射終了タイミングの補正
が、ランドの直前のピット長が同じときは短いランドを
形成する場合ほど、より長いランドを形成する場合に比
べて該照射終了タイミングを相対的に早めるとともに、
4Tランドを形成する場合の照射終了タイミングを、補
正なしのタイミングである基準タイミングどおりとし、
4Tよりも短いランドを形成する場合は照射終了タイミ
ングを基準タイミングよりも早め、4Tよりも長いラン
ドを形成する場合は照射終了タイミングを基準タイミン
グよりも遅らせ、かつ、長いピットを形成する場合ほ
ど、より短いピットを形成する場合に比べて、該照射終
了タイミングを相対的に早めるものである光ディスク記
録方法。 - 【請求項4】記録可能型光ディスクの記録面に記録信号
で変調された記録用レーザ光を照射して、ピットを形成
する区間に記録パワーのレーザ光でピットを、およびラ
ンドを形成する区間にランドを交互に形成してマーク長
記録方式で情報の記録を行う光ディスク記録装置におい
て、 形成すべきピット長およびその直前のランド長の組み合
わせに応じた、該ピットの形成を開始するための記録パ
ワーのレーザ光の照射開始タイミングの補正量、および
形成すべきランド長およびその直前のピット長の組み合
わせに応じた、該ランドの形成を開始するための記録パ
ワーのレーザ光の照射終了タイミングの補正量をそれぞ
れ記憶する記憶手段と、 入力される記録信号のピット長とその直前のランド長の
組み合わせおよびランド長とその直前のピット長の組み
合わせをそれぞれ検出し、前記記憶手段から該組み合わ
せに応じた照射開始タイミングまたは照射終了タイミン
グの補正量を読み出し、前記記録パワーのレーザ光の照
射開始タイミングまたは照射終了タイミングを、補正な
しのタイミングである基準タイミングに対し該読み出さ
れた補正量分補正する制御手段とを具備してなり、 前記記録パワーのレーザ光の照射開始タイミングの補正
量が、ピットの直前のランド長が同じときは長いピット
を形成する場合ほど、より短いピットを形成する場合に
比べて該照射開始タイミングを相対的に遅らせるととも
に、短い直前のランドを形成する場合ほど、より長い直
前のランドを形成する場合に比べて、該照射開始タイミ
ングを相対的に遅らせる値として設定されており、前記
記録パワーのレーザ光の照射終了タイミングの補正量
が、ランドの直前のピット長が同じときは短いランドを
形成する場合ほど、より長いランドを形成する場合に比
べて該照射終了タイミングを相対的に早めるとともに、
4Tランドを形成する場合の照射終了タイミングを、補
正なしのタイミングである基準タイミングどおりとし、
4Tよりも短いランドを形成する場合は照射終了タイミ
ングを基準タイミングよりも早め、4Tよりも長いラン
ドを形成する場合は照射終了タイミングを基準タイミン
グよりも遅らせ、かつ、長いピットを形成する場合ほ
ど、より短いピットを形成する場合に比べて、該照射終
了タイミングを相対的に早める値として設定されている
光ディスク記録装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21346498A JP3473423B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 光ディスク記録方法および光ディスク記録装置 |
US09/233,826 US6781937B2 (en) | 1998-01-21 | 1999-01-20 | Optical disk recording method and device |
DE69937766T DE69937766T2 (de) | 1998-01-21 | 1999-01-21 | Aufzeichnungsvorrichtungen für optische Platte |
EP99101123A EP0932144B1 (en) | 1998-01-21 | 1999-01-21 | Optical disk recording devices |
EP05017385A EP1647977B1 (en) | 1998-01-21 | 1999-01-21 | Optical disk recording method and device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21346498A JP3473423B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 光ディスク記録方法および光ディスク記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000030255A JP2000030255A (ja) | 2000-01-28 |
JP3473423B2 true JP3473423B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=16639649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21346498A Expired - Lifetime JP3473423B2 (ja) | 1998-01-21 | 1998-07-14 | 光ディスク記録方法および光ディスク記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3473423B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001216818A (ja) | 2000-02-02 | 2001-08-10 | Ichikoh Ind Ltd | 自動車用前照灯における光軸調整装置 |
US6788488B2 (en) * | 2001-01-22 | 2004-09-07 | Qualcomm, Incorporated | Variable mode multi-media data object storage device |
JP2002334442A (ja) | 2001-05-11 | 2002-11-22 | Yamaha Corp | 光ディスク記録方法および光ディスク記録装置 |
KR100455377B1 (ko) | 2002-01-18 | 2004-11-06 | 삼성전자주식회사 | 다양한 광 매체에 적합한 기록 펄스 발생 장치 및 방법 |
KR100459702B1 (ko) | 2002-02-22 | 2004-12-04 | 삼성전자주식회사 | 광 구동기에 있어서 기록 광 파워 제어장치 및 방법 |
CN100356455C (zh) * | 2004-09-08 | 2007-12-19 | 上海乐金广电电子有限公司 | 相变型光盘信息记录的方法 |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP21346498A patent/JP3473423B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000030255A (ja) | 2000-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3298547B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
US6781937B2 (en) | Optical disk recording method and device | |
US6704269B1 (en) | Optical disk recording apparatus | |
JP4560251B2 (ja) | 情報記録装置および情報記録方法 | |
JP2684657B2 (ja) | 光ディスク記録方法 | |
US6996047B2 (en) | Optical disc recording method and apparatus | |
JP2000215449A (ja) | 光情報記録方法及びその装置 | |
US6856588B2 (en) | Recording apparatus and recording method | |
JP4123007B2 (ja) | 光ディスク記録方法およびその装置 | |
JP3473423B2 (ja) | 光ディスク記録方法および光ディスク記録装置 | |
JP3259643B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP4051904B2 (ja) | 光ディスク記録における記録信号波形補正方法、記録信号波形補正データの保存方法および光ディスク記録装置 | |
JP3271575B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP2783136B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP2601116B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP3702824B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP2004213848A (ja) | 光ディスク記録におけるレーザ光照射タイミング補正方法および光ディスク記録装置 | |
JP2002109737A (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP3829754B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JPH07225948A (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP2002237042A (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP2002109738A (ja) | 光ディスク記録装置および光ディスク記録装置の製造方法 | |
JPH11339272A (ja) | 光ディスク記録方法 | |
JP2002100048A (ja) | 光ディスク記録方法 | |
JP2001283467A (ja) | 光ディスク記録担体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 4 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |