JP3472700B2 - コネクタの嵌合構造 - Google Patents
コネクタの嵌合構造Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62905—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
- H01R13/62911—U-shaped sliding element
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
復スライド移動させることにより、多極の雌、雄両コネ
クタを相互に嵌合させたり、離脱させるようにしたコネ
クタの嵌合構造に関する。 【0002】 【従来の技術】特願平8−167635号公報には、フ
ードアッシーに設けたスライド部材をスライドさせるこ
とによって雌、雄両コネクタを嵌合させる従来のコネク
タの嵌合構造が記載されている。 【0003】この構造は図5〜図7に示すように、雌コ
ネクタ60にフードアッシー61を組み付けるものであ
り、フードアッシー61にはガイド溝62が形成された
スライド部材63が設けられており、スライド部材63
のスライドによって図示を省略した雄コネクタが引き込
まれて雌コネクタ60と嵌合する。 【0004】雌コネクタ60は端子65を係止している
と共に、この端子65の先端を覆うフード部64を有し
ている。フードアッシー61はこのフード部64にフラ
ンジ部66を係合させ、この状態で図5から図6に示す
ように、一方向(左方向)にスライドさせることによ
り、フードアッシー61の係合孔67と雌コネクタ60
の係合突起68とが係合する。この係合によってフード
アッシー61が雌コネクタ60に組み付けられる。この
スライドの際には、雌コネクタ60のフード部64に設
けた押圧板69がフランジ部66内側に設けられている
フードアッシー61の位置規制部70を押圧するため、
図7に示すように位置規制部70とフランジ部66との
間でフード部64を挟み込んで雌コネクタ60とフード
アッシー61とのガタを防止する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造では、雌コネクタ60とフードアッシー61との間
の係止ガタによって、図7(a)に示すように、雌コネ
クタ60のフード部64がフードアッシー61の内側に
位置することがある。このようにフード部64がフード
アッシー61の内側に位置した場合には、フードアッシ
ー61内に引き込まれる雄コネクタの先端部分がフード
アッシー61内のフード部64に突き当たる。これによ
り、雌、雄コネクタを嵌合させる際の操作力が大きくな
って嵌合がしにくくなったり、嵌合が不可能となる問題
を有している。 【0006】そこで、本発明は、雌コネクタとフードア
ッシーとの係止ガタを確実に防止して、雌、雄両コネク
タを確実に、しかも容易に嵌合させることが可能なコネ
クタの嵌合構造を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、雌、雄両コネクタの一方のコネ
クタの組付口にスライド部材を有したフードアッシーの
開口部を組み付け、前記スライド部材に形成したガイド
溝に他方のコネクタに設けたガイドピンを係合させた状
態でスライド部材を往復移動することにより、フードア
ッシー及び一方のコネクタに他方のコネクタを引き込ん
で両コネクタを嵌合させると共に、両コネクタを離脱さ
せるコネクタの嵌合構造であって、前記一方のコネクタ
の組付口に枠部が設けられ、一側面が開放されこの開放
された一側面から前記枠部を相対的にスライドさせるこ
とでフードアッシーが一方のコネクタに組み付けられて
一方のコネクタの枠部を覆う覆い部を前記フードアッシ
ーの開口部に設け、前記フードアッシーの開口部の内径
に対して、前記一方のコネクタの組付口の内径を大きく
して、フードアッシーと一方のコネクタとの境界部分に
段差部を形成したことを特徴とする。 【0008】このような構造では、スライド部材のガイ
ド溝と他方のコネクタのガイドピンとが係合した状態で
スライド部材がスライドすることにより、フードアッシ
ーを介して他方のコネクタを一方のコネクタに引き込む
ため、両コネクタが嵌合する。 【0009】この発明では、一方のコネクタの組付口に
フードアッシーの開口部を組み付けることより、一方の
コネクタにフードアッシーを組み付ける。この組み付け
時には、一方のコネクタの組付口の内径がフードアッシ
ーの開口部の内径よりも大きくなっているため、一方の
コネクタとフードアッシーとの境界部分に段差部が形成
される。このため、一方のコネクタがフードアッシーの
内部に位置することがなく、フードアッシーから引き込
まれる他方のコネクタが一方のコネクタに突き当たるこ
とがなくなる。このため、他方のコネクタを円滑に、し
かも確実に嵌合させることができる。 【0010】 【0011】また、この発明では、フードアッシーの開
口部に設けた覆い部に対し、一方のコネクタの枠部を相
対的にスライドさせることにより、一方のコネクタへの
フードアッシーの組み付けが行われる。このように一方
のスライド移動だけで組み付けができるため、簡単に組
み付けることが可能となる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態のコネ
クタ嵌合構造の分解斜視図である。この実施形態のコネ
クタ嵌合構造は、いずれも全体が合成樹脂によって成形
された雌コネクタ30(一方のコネクタ)、雄コネクタ
40(他方のコネクタ)及びフードアッシー10を備え
ており、フードアッシー10を介して雄コネクタ40が
雌コネクタ30に引き込まれる。 【0013】フードアッシー10は、前側の開口部18
に雌コネクタ30を嵌合固定させ、後側に雄コネクタ4
0を挿入させる雌コネクタ30のハウジングを兼ねた四
角筒状のフード11と、このフード11の上下に対応し
て形成されたスライド溝12,12と、このスライド溝
12,12内を往復スライド移動する一対のスライド部
材13,13と、各スライド部材13を往復スライド移
動させて多極の雌,雄コネクタ30,40同士を嵌合さ
せたり、離脱させる合成樹脂製の操作レバー20とを備
えている。 【0014】フード11の内部は仕切壁11dを介して
2つの雄コネクタ収容室11b、11bとなるように区
切られている。また、フード11の上下一対のスライド
溝12,12には、一対のスライド部材13,13の各
両側縁の薄肉部を保持する各一対の段部12a,12a
をそれぞれ形成してある。そして、一対のスライド溝1
2,12に一対のスライド部材13,13が相互に逆方
向に往復スライド移動するようになっている。 【0015】フード11は下壁11f及び上壁11hが
対向している。そして、フード11の下壁11f及び上
壁11hの両側からは両側壁11g、11g及び11
i、11iが一体的に起立しており、この両側壁11
g、11g及び11i、11iの間が上下のスライド溝
12、12となっている。さらに、これらの両側壁11
g、11g及び11i、11iの開放端部は、架橋リブ
19によって連結されている。架橋リブ19はスライド
部材13のスライド方向と直交する方向に延びていると
共に、両側壁11g、11g及び11i、11iの長さ
方向に沿って間隔を有して複数が設けられている。 【0016】このように、上下のスライド溝12、12
の両側壁11g、11g及び11i、11iが架橋リブ
19によって連結されることにより、両側壁11g、1
1g及び11i、11iが内側に反ったり、倒れること
を防止することができる。これにより、両側壁11g、
11g及び11i、11iがスライド溝12,12内の
スライド部材13に密に接触したり、噛み込むことがな
くなる。 【0017】また、フード11の上下の後側の側壁11
g、11iには、複数の切欠きガイド11eをそれぞれ
形成してある。この切欠きガイド11eは、一対のスラ
イド部材13,13の各ガイド溝14に形成されている
導入溝14aと対向する位置にそれぞれ配置されてい
る。 【0018】一対のスライド部材13,13の相対向す
る面には、各スライド部材13の挿入方向に対して所定
角度傾斜した複数のガイド溝14をそれぞれ形成してあ
る。図2(A)の実線と一点鎖線で示すように、上側の
スライド部材13と下側のスライド部材13の各ガイド
溝14の傾斜方向は互いに逆向きとなっている。そし
て、各ガイド溝14は図2(A)で示すように、一方の
側縁に開口して側縁にほぼ直交する導入溝14aと、こ
の導入溝14aに連続した傾斜溝14bと、この傾斜溝
14bに連続してスライド部材13の長手方向と平行な
終端溝14cとを備えている。 【0019】また、各ガイド溝14の後述するガイドピ
ン44の入口部分となる導入溝14aの一方の側には、
ガイドピン44を一時的に仮係止させる仮係止手段15
を設けてある。図2(B)で示すように、仮係止手段1
5は、ガイド溝14の導入溝14aと平行になるように
一体的に突出された可撓性の突起15aと、この可撓性
の突起15aの両側に設けられた一対の切欠き15b,
15bとで構成されている。 【0020】操作レバー20は、一対のスライド部材1
3,13を互いに逆方向に往復スライド移動させるもの
であり、その基部側の中央には回動中心孔23を形成し
てある。回動中心孔23にはフード11からの支軸17
が挿入されており、この支軸17を介して操作レバー2
0は上下方向に回動自在に支持されている。支軸17の
近傍には回動中心孔23を挟むように一対の長孔24,
24をそれぞれ形成してある。一対の長孔24,24に
は、上下一対のスライド部材13,13の円柱状の各取
付突起13aがそれぞれ挿入されていて、操作レバー2
0を上下方向に回動操作させることにより上下一対のス
ライド部材13,13が互いに逆方向に往復スライド移
動するようになっている。 【0021】さらに、操作レバー20の先端部分の両側
壁には、矩形の係合孔25を形成してあり、この係合孔
25に対向するフード11の上壁11hの側壁11iに
は係合孔25に係脱される係止凸部(図示省略)が一体
的に突出している。 【0022】フード11の前側は雌コネクタ30に組み
付けられる開口部18となっている。この開口部18は
雄コネクタ収容室11bと連通することにより、雄コネ
クタ収容室11bと同サイズとなっている。また、開口
部18には、上側面16a及び左右の両側面16b、1
6bを有し、下側の側面が開放された横長コ字形の覆い
部16が設けられている。 【0023】覆い部16の両側面16b、16bには雌
コネクタ30側の係止突起33に係合する係止孔16c
が形成されている。また、覆い部16の両側面16b、
16bには、フードアッシー10を雌コネクタ30に組
み付ける際のガイドとなるガイドリブ16dが突出して
いる。フードアッシー10の雌コネクタ30への組み付
けは、図1の矢印で示すように開放されている覆い部1
6の下側の側面から雌コネクタ30の枠部31を挿入す
ることにより行われる。 【0024】雌コネクタ30は、プリント配線基板(図
示省略)に半田付けされる複数のピン端子32を係止し
て保持する枠部31を有している。この枠部31はフー
ド11の覆い部16が組み付けられる組付口となるもの
であり、上下の壁部31a、31b及び左右の両壁部3
1c、31cからなる矩形枠状に成形されている。 【0025】また、枠部31の内部には、フード11の
仕切壁11dと対向する仕切壁31dが設けられること
により、雄コネクタ40の2つのコネクタハウジング4
1,41が嵌合する雄コネクタ嵌合室31e、31eに
区切られている。さらに、枠部31の左右の両側壁部3
1c、31c外面には、フード11の係止孔16cに係
合する係止突起33が形成されている。 【0026】この枠部31はビス(不図示)によってプ
リント配線基板に固定されるケース34の後側に設けら
れるものであり、ケース34の後側と枠部31との間に
は枠部31よりも長くなっている隙間部36が設けられ
ている。そして、この隙間部36の長さ方向の両端部は
フード11のガイドリブ16dを案内するガイド凹部3
6a、36aとなっている。 【0027】以上の雌コネクタ30の枠部(取付口)3
1及びフード11の開口部18(雄コネクタ収容室11
b)の寸法は、開口部18の内径に対し枠部31の内径
が大きくなるように設定されるものである。すなわち、
枠部31の雄コネクタ嵌合室31e、31eの長さを
A、B、高さをDとし、開口部18の雄コネクタ収容室
11bの長さをa,b、高さをdとしたとき、A>a、
B>b、D>dとなるように設定される。このような内
径の寸法関係とすることにより、フードアッシー10を
雌コネクタ30に組み付けたとき、図3及び図4に示す
ように、開口部18と枠部31との境界部分に寸法差分
の段差部38を形成することができる。 【0028】雄コネクタ40は仕切壁11dによって仕
切られたフード11の雄コネクタ収容室11b、11b
のそれぞれに挿入される一対のコネクタハウジング4
1,41を備えている。このコネクタハウジング41,
41はスライド部材13の移動方向と直交する方向から
フード11に挿入されるものである。なお、それぞれの
コネクタハウジング41,41の内部には、雌コネクタ
30からのピン端子32が挿入されて両コネクタ30,
40の電気的な導通を行う端子(図示省略)が係止保持
されている。 【0029】また、コネクタハウジング41,41の上
下両面には、フード11の各切り欠きガイド11eにそ
れぞれ整合し、且つ各スライド部材13のガイド溝14
内に移動可能に係合するガイドピン44を突設してあ
る。なお、コネクタハウジング41,41からは、内部
の端子に接続されている電線(図示省略)が引き出され
るが、この電線はカバー46によって覆われることによ
り束ねられるようになっている。 【0030】このような実施の形態によれば、図の矢印
で示すように、フードアッシー10の前側の覆い部16
を雌コネクタ30の後側の枠部31に被せるように降ろ
すことによりフードアッシー10を雌コネクタ30に組
み付ける。このときフードアッシー10のガイドリブ1
6dがガイド凹部36a、36a内を移動するため、フ
ードアッシー10は位置ずれすることなく下降すること
ができる。そして、この下降によって枠部31の係止突
起33が覆い部16の係止孔16cに係合し、この係合
によって図3に示すようにフードアッシー10の開口部
18が雌コネクタ30の組付口(枠部31)に組み付け
られて固定される。 【0031】かかる組み付け状態において、雌コネクタ
30の枠部31の内径がフードアッシー10の覆い部1
6の内径よりも大きくなっているため、図4に示すよう
に、雌コネクタ30の組付口(枠部31)側の上下の壁
部31a、31b及び左右の両壁部31c、31c(図
示部分では、下壁部31b)とフードアッシー10の開
口部18の境界部分に段差部38が形成され、組付口の
壁部31a、31b、31c、31cがフード11の端
面に当接する。このため雌コネクタ30の壁部31a、
31b、31c、31cがフードアッシー10の開口部
18内に入り込むことがなくなる。 【0032】これによりフードアッシー10の雄コネク
タ収容室11b内に引き込まれる雄コネクタ40が雌コ
ネクタ30の壁部31a、31b、31c、31cに突
き当たることがなく、雄コネクタ40を雌コネクタ30
に嵌合させるときの操作力が大きくなることがないと共
に、確実に嵌合させることができる。また、フード11
に内反りが生じていても、段差部38が内反りを吸収す
ることができるため、雄コネクタ40を引き込むことが
できる。 【0033】以上の雌コネクタ30へのフードアッシー
10の組み付け後、雄コネクタ40を雌コネクタ30と
の反対側からフード11内に挿入し、雄コネクタ40の
各ガイドピン44をフード11の各切欠きガイド11e
を経て各スライド部材13のガイド溝14の導入溝14
a内に入り込ませる。この状態で操作レバー20を下方
に回動操作すると、各スライド部材13、13がフード
11の上下のスライド溝12、12内を往復方向に摺動
する。これにより、各ガイドピン44が各ガイド溝14
の導入溝14aから傾斜溝14bを経て終端溝14cま
で移動し、雄コネクタ40がフード11内に引き込まれ
て両コネクタ30,40が相互に嵌合する。 【0034】雌コネクタ30と雄コネクタ40の多極の
コネクタ同士相互の嵌合状態は、操作レバー20の下方
への回転操作の終わった時点で、フード11の係止凸部
が操作レバー20の一方の側壁22の係合孔25に係止
されることにより確実にロックされる。 【0035】一方、操作レバー20を上方に回動操作す
ると、各スライド部材13、13がフード11の上下の
スライド溝12、12内を相互の往復方向に摺動する。
これにより、各ガイドピン44が各ガイド溝14の終端
溝14cから傾斜溝14bを経て導入溝14aに移動
し、雄コネクタ40がフード11内から離れて両コネク
タ30,40相互が離脱する。以上により、雌コネクタ
30と雄コネクタ40との嵌合及び離脱を行うことがで
きる。 【0036】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一方のコネクタの組付口の内径を、他方のコネ
クタを引き込むフードアッシーの開口部の内径よりも大
きくしているため、一方のコネクタとフードアッシーと
の境界部分に段差部が形成されて、一方のコネクタがフ
ードアッシーの内部に位置することがなく、フードアッ
シーから引き込まれる他方のコネクタが一方のコネクタ
に突き当たることがなくなる。このため、他方のコネク
タを円滑に、しかも確実に嵌合させることができる。 【0037】請求項2の発明によれば、フードアッシー
の開口部に設けた覆い部に対し、一方のコネクタの枠部
を相対的にスライドさせることにより、一方のコネクタ
へのフードアッシーの組み付けが行われるため、一方向
へのスライド移動だけで組み付けができ、簡単に組み付
けることが可能となる。
明図、(B)は(A)のK部分の拡大説明図である。 【図3】フードアッシーを雌コネクタに組み付けた状態
の断面図である。 【図4】図3のF部分の拡大断面図である。 【図5】従来の構造における組み付け当初の状態であ
り、(a)は側面からの断面図、(b)は縦断面図であ
る。 【図6】従来の構造における組み付け時の状態であり、
(a)は側面からの断面図、(b)は縦断面図である。 【図7】従来の構造における組み付け後の状態であり、
(a)は側面からの断面図、(b)は縦断面図である。 【符号の説明】 10 フードアッシー 13 スライド部材 14 ガイド溝 16 覆い部 18 開口部 30 雌コネクタ 31 枠部 38 段差部分 40 雄コネクタ 44 ガイドピン a b d フードアッシーの開口部の内径 A B D 雌コネクタの組付口の内径
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 雌、雄両コネクタの一方のコネクタの組
付口にスライド部材を有したフードアッシーの開口部を
組み付け、前記スライド部材に形成したガイド溝に他方
のコネクタに設けたガイドピンを係合させた状態でスラ
イド部材を往復移動することにより、フードアッシー及
び一方のコネクタに他方のコネクタを引き込んで両コネ
クタを嵌合させると共に、両コネクタを離脱させるコネ
クタの嵌合構造であって、前記一方のコネクタの組付口
に枠部が設けられ、一側面が開放されこの開放された一
側面から前記枠部を相対的にスライドさせることでフー
ドアッシーが一方のコネクタに組み付けられて一方のコ
ネクタの枠部を覆う覆い部を前記フードアッシーの開口
部に設け、前記フードアッシーの開口部の内径に対し
て、前記一方のコネクタの組付口の内径を大きくして、
フードアッシーと一方のコネクタとの境界部分に段差部
を形成したことを特徴とするコネクタの嵌合構造。
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