JP3469986B2 - 高周波用誘電体磁器組成物 - Google Patents
高周波用誘電体磁器組成物Info
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Description
波等の高周波領域において高い比誘電率及び高いQ値を
有する高周波用誘電体磁器組成物に関し、特に、誘電体
共振器,フィルタ,コンデンサ等の高周波用の電子部品
やMIC用誘電体基板,ミリ波用導波路に適する高周波
用誘電体磁器組成物に関するものである。
て、誘電体磁器は誘電体共振器やMIC用誘電体基板等
に広く利用されている。
例えばZrO2 −SnO2 −TiO2 系材料、BaO−
TiO2 系材料、(Ba,Sr)(Zr,Ti)O3 系
材料及びBa(Zn,Ta)O3 系材料等が知られてお
り、これらの材料は各種の改良により周波数500MH
z〜5GHzにおいて比誘電率20〜40、Q値が10
00〜3000(Qf値15000以下)、さらに共振
周波数の温度係数(τf)が0ppm/℃付近の特性を
有している。
は使用する周波数がより高くなる傾向にあるとともに誘
電体材料に対してさらに優れた誘電特性、特にQ値の向
上が要求されつつある。
は、10GHzの使用周波数領域において実用的レベル
の高いQ値(Qf値15000以下)を有していないの
が現状である。
成しなければならず、また高温で焼成しても十分な磁器
密度を得ることが困難であり、強度が弱く、高Q値を得
にくいという問題があった。
誘電率および高いQ値を有する組成物として、BaOま
たはSrOと、MgOおよびWO3 を含む複合酸化物か
らなる高周波用誘電体磁器組成物を先に提案した(特開
平5−205524号、特開平6−5117号)。
高いQ値が得られるものの、焼成温度が高く、製造コス
トが高くなるため、その利用分野が制限されるなど実用
面で問題があった。
ル%、WO3 25モル%からなる磁器では、10GHz
の測定周波数で比誘電率20、Q値13000と高い値
を示すが、焼成温度が1600℃と高い。
点に対して検討を加えた結果、BaO(またはSrO)
−MgO−WO3 で表される複合酸化物に、鉄族金属お
よびZnのうち少なくとも一種の元素を所定量の割合で
含有せしめることにより、焼成温度を1300〜145
0℃と低くできると同時に磁器密度を高くできることを
知見し、本発明に至った。
は、金属元素として少なくともBa,Mg,Wを含有
し、これらの金属元素酸化物のモル比で表された組成式
をxBaO・y{(1−a)MgO・aAO}・zWO
3(Aは鉄族金属のうちの少なくとも一種、または鉄族
金属のうちの少なくとも一種とZn)と表した時、前記
a、x、yおよびzが、0.01≦a≦0.80、0.
40≦x≦0.60、0.13≦y≦0.40、0.2
0≦z≦0.30、x+y+z=1を満足することを特
徴とする。ここで、一般式Ba{(Mg1-aAa)1/2W
1/2}O3で表されるペロブスカイト型結晶(0.01≦
a≦0.8)を主結晶相とすることが望ましい。また、
本発明の高周波用誘電体磁器組成物は、金属元素として
少なくともBa、Mg、Wを含有し、これらの金属元素
酸化物のモル比で表された組成式をxBaO・y{(1
−a)MgO・aAO}・zWO 3 (AはZn)と表し
た時、前記a、x、yおよびzが、0.01≦a≦0.
25、0.47≦x≦0.52、0.24≦y≦0.2
7、0.24≦z≦0.27、x+y+z=1を満足す
ることを特徴とする。
は、金属元素として少なくともSr、Mg、Wを含有
し、これらの金属元素酸化物のモル比で表された組成式
を、xSrO・y{(1−a)MgO・aAO}・zW
O3 (Aは鉄族金属およびZnのうちの少なくとも一
種)と表した時、前記a、x、yおよびzが、0.01
≦a≦0.7、0.40≦x≦0.60、0.13≦y
≦0.40、0.20≦z≦0.30、x+y+z=1
を満足するものである。ここで、一般式Sr{(Mg
1-a Aa )1/2 W1/2 }O3 で表されるペロブスカイト
型結晶(0.01≦a≦0.7)を主結晶相とすること
が望ましい。
ル比のBaO(またはSrO)、MgO、WO3からな
る主成分に、鉄族金属やZnの二価金属を含有させるこ
とにより、10GHzでのQ値が2500以上の高い特
性を有するとともに、鉄族金属やZnの二価金属を添加
しない場合よりも焼成温度を150℃程度低下させるこ
とが可能となる。また、焼成温度を従来よりも150℃
程度低くした場合でも、高温で焼成した場合と同等、も
しくは同等以上のQ値を得ることも可能となるととも
に、磁器密度が従来よりも同じかそれ以上とすることが
でき、高強度化を図ることができる。
物は、金属元素酸化物のモル比で表された組成式をxB
aO・y{(1−a)MgO・aAO}・zWO3(A
は鉄族金属のうちの少なくとも一種、または鉄族金属の
うちの少なくとも一種とZn)と表した時、前記a、
x、yおよびzが、0.01≦a≦0.80、0.40
≦x≦0.60、0.13≦y≦0.40、0.20≦
z≦0.30、x+y+z=1を満足することを特徴と
する。また、AがZnの場合には、0.01≦a≦0.
25、0.47≦x≦0.52、0.24≦y≦0.2
7、0.24≦z≦0.27、x+y+z=1を満足す
ることを特徴とする。また、金属元素酸化物のモル比で
表された組成式をxSrO・y{(1−a)MgO・a
AO}・zWO3(Aは鉄族金属およびZnのうちの少
なくとも一種)と表した時、a、x、yおよびzが、
0.01≦a≦0.7、0.40≦x≦0.60、0.
13≦y≦0.40、0.20≦z≦0.30、x+y
+z=1を満足するものである。
≦0.60としたのは、BaO量(またはSrO量)x
が0.40よりも小さい場合にはQ値が低下し、0.6
0よりも大きい場合には焼結が困難となるからである。
xは、Q値向上という点から0.47≦x≦0.52で
あることが望ましい。
0.40としたのは、MgO+AO量(y)が0.13
よりも小さい場合には焼結が困難となり、あるいはQ値
の低下を招き、0.40よりも大きい場合にはQ値が低
下するからである。yは、Q値向上という点から0.2
4≦y≦0.28であることが望ましい。
≦0.30としたのは、WO3 量(z)が0.20より
小さい場合には焼結性が低下し、0.30より大きい場
合にはQ値が低下するからである。zは、Q値向上とい
う点から0.24≦z≦0.28であることが望まし
い。
O−WO3 (またはSrO−MgO−WO3 )系組成物
に対して、鉄族金属およびZnのうちの少なくとも一種
を添加含有させることにより、焼成温度を150℃程度
低下させることができる。鉄族金属としては、Fe,N
i,Coがあるが、これらのうちでもNiおよびCoが
望ましい。
MgO・aAO}・zWO3で表される組成物において
は、鉄族金属、または鉄族金属とZnによるMgの置換
量aを0.01≦a≦0.8としたのは、0.01より
も小さい場合にはこれらの元素の添加効果が殆どないか
らである。また、0.8よりも大きい場合にはQ値が2
500未満となるからである。鉄族金属、または鉄族金
属とZnの添加によりQ値を殆ど低下させないという点
から0.01≦a≦0.4であることが望ましい。本発
明によれば、Q値を3000以上に維持するために、C
oを添加する場合には0.01≦a≦0.7、Ni添加
の場合には0.01≦a≦0.75の範囲でそれぞれ添
加すればよい。鉄族金属、または鉄族金属とZnのうち
2種以上でも良いが、この場合は合量が本発明の範囲
0.01≦a≦0.8を満足すれば良い。尚、Znによ
りMgを置換する場合には、置換量aは0.01≦a≦
0.25である。
a)MgO・aAO}・zWO3 で表される組成物にお
いては、鉄族金属およびZnによるMgの置換量aを
0.01≦a≦0.7としたのは、0.01よりも小さ
い場合にはこれらの元素の添加効果が殆どないからであ
る。また、0.7よりも大きい場合にはQ値が2500
未満となるからである。鉄族金属およびZnの添加によ
りQ値を殆ど低下させないとという点から0.01≦a
≦0.4であることが望ましい。本発明によれば、Q値
を3000以上に維持するために、Coを添加する場合
には0.01≦a≦0.65、Ni添加の場合には0.
01≦a≦0.65、Znの場合は0.01≦a≦0.
55の範囲でそれぞれ添加すればよい。鉄族金属および
Znのうち2種以上でも良いが、この場合は合量が本発
明の範囲0.01≦a≦0.7を満足すれば良い。
とも一種、または鉄族金属のうちの少なくとも一種とZ
nの場合には、特に、組成式をxBaO・y{(1−
a)MgO・aAO}・zWO3と表した時、a、x、
yおよびzが、0.01≦a≦0.4、0.47≦x≦
0.52、0.24≦y≦0.27、0.24≦z≦
0.27、x+y+z=1を満足することが、Q値を1
5000以上とさせる点で望ましい。
MgO・aAO}・zWO3 と表した時、a、x、yお
よびzが、0.01≦a≦0.4、0.47≦x≦0.
52、0.24≦y≦0.27、0.24≦z≦0.2
7、x+y+z=1を満足することが、Q値を5000
以上とさせる点で望ましい。
l,Ca,Zr等が混入する場合があり、またCl,C
a,Zr等が酸化物換算で全量中0.1重量%程度混入
しても特性上問題ない。特に、前記BaO〔またはS
r〕−MgO−AO−WO3 系誘電体組成物に対してA
lおよびYの各元素の存在は、焼成温度を上昇させる傾
向があるため、本発明によれば、これらの金属元素量
は、不純物も含め、酸化物換算で全量中5重量%以下と
なるように制御することが望ましい。
は、例えばBa〔またはSr〕,Mg,Wの酸化物ある
いは焼成により酸化物を生成する炭酸塩、硝酸塩等の金
属塩を主原料として準備し、また、Co、Ni、Zn等
の酸化物あるいは焼成により酸化物を生成する炭酸塩、
硝酸塩等の金属塩を準備し、これらを前述した範囲にな
るように秤量した後、充分に混合する。
において800〜1100℃で1〜4時間仮焼処理し、
粉砕する。そして、この仮焼粉末をプレス成形やドクタ
ーブレード法等の周知の成形方法により所定の形状に成
形する。次に成形体を大気中等の酸化性雰囲気中で13
00〜1450℃で1〜8時間焼成することにより誘電
体磁器を得ることができる。
誘電体組成物では、一般式Ba{(Mg1-a Aa )1/2
W1/2 }O3 で表されるペロブスカイト型結晶(0.0
1≦a≦0.8)を主結晶相とすることが望ましいが、
ここで、結晶相のAによる置換量を0.01≦a≦0.
8としたのは、0.01未満では添加効果がなく、0.
8よりも多い場合にはQ値が2500未満となるからで
ある。鉄族金属およびZnは実質的に全てペロブスカイ
ト型結晶中に固溶している。本発明のBaO−MgO−
AO−WO3 系誘電体組成物では上記Ba{(Mg1-a
Aa )1/2 W1/ 2 }O3 で表されるペロブスカイト型結
晶(0.01≦a≦0.8)のみからなることが望まし
いが、その他の結晶として、BaWO4 が少々存在して
も良く、微量であれば特性上問題ない。
O3 系誘電体組成物では、一般式Sr{(Mg
1-a Aa )1/2 W1/2 }O3 で表されるペロブスカイト
型結晶(0.01≦a≦0.7)を主結晶相とすること
が望ましいが、ここで、結晶相のAによる置換量を0.
01≦a≦0.7としたのは、0.01未満では添加効
果がなく、0.7よりも多い場合にはQ値が2500未
満となるからである。鉄族金属およびZnは実質的に全
てペロブスカイト型結晶中に固溶している。本発明のS
rO−MgO−AO−WO3 系誘電体組成物では、上記
Sr{(Mg1-a Aa )1/2 W1/2 }O3 で表されるペ
ロブスカイト型結晶(0.01≦a≦0.7)のみから
なることが望ましいが、その他の結晶として、SrWO
4 が少々存在しても良く、微量であれば特性上問題な
い。
WO3 およびCo、Ni、Znの各金属酸化物粉末を用
いて、これらを表1〜表4に示す割合に秤量し、これを
ゴムで内張りしたボールミルにIPAと共に入れ、Zr
O2 ボールを用いて8時間湿式混合した。次いで、この
混合物を脱溶媒、乾燥した後、1000℃で2時間大気
中で仮焼し、当該仮焼物をボールミルにIPAと共に入
れ、ZrO2 ボールを用いて8時間湿式粉砕した。
ーを添加した後、50番メッシュの網を通して造粒し、
得られた粉末を3000kg/cm2 の圧力で直径10
mm、厚み5mmの寸法からなる円柱に成形した。更
に、この円柱を大気中で1300〜1600℃において
6時間の条件で焼成して磁器を得た。この磁器を研磨し
て直径8mm、厚み4〜5mmの寸法の試料を得た。
メデス法に基づいて測定した。また周波数10〜11G
Hzにおける比誘電率(εr )、Q値を誘電体共振器法
にて測定し、Q値については一般式Qf=一定がなりた
つとみなして10GHzにおけるQ値に換算した。
ード共振周波数の温度係数(τf)を、τf=〔(f85
−f25)/f25〕/60℃×106[ppm/℃]に基
づいて計算した。ここでf85は85℃における共振周波
数であり、f25は25℃における共振周波数である。そ
れらの結果を表1〜4に示した。尚、表1の試料No.
15、18、21、24、27、表2の試料No.3
4、37、43、47、48、49、55、58、6
1、64、67は参考試料である。
を行った結果、本発明の試料では、一般式Ba{(Mg
1-a Aa )1/2 W1/2 }O3 で表されるペロブスカイト
型結晶(0.01≦a≦0.8)を主結晶相とすること
を確認した。
gO、WO3 からなる主成分に対して、Co、Ni、Z
n等を含有した本発明の範囲内の試料は、何れも10G
HzでのQ値が2500以上の高い特性を有するととも
に、焼成温度を150℃程度低下させることができ、焼
成温度を低下させたとしても磁器密度が従来とほぼ同様
あるいはそれ以上の値を有することが判る。
WO3 およびCo、Ni、Znの各金属酸化物粉末を用
いて、これらを表5〜表8に示す割合に秤量し、これを
ゴムで内張りしたボールミルにIPAと共に入れ、Zr
O2 ボールを用いて8時間湿式混合した。次いで、この
混合物を脱溶媒、乾燥した後、1000℃で2時間大気
中で仮焼し、当該仮焼物をボールミルにIPAを入れZ
rO2 ボールを用いて8時間湿式粉砕した。
ーを添加した後、50番メッシュの網を通して造粒し、
得られた粉末を3000kg/cm2 の圧力で直径10
mm、厚み5mmの寸法からなる円柱に成形した。更
に、この円柱を大気中で1300〜1450℃において
6時間の条件で焼成して磁器を得た。この磁器を研磨し
て直径8mm、厚み4〜5mmの寸法の試料を得た。か
くして得られた試料について、上記と同様にしてかさ比
重、比誘電率(εr),Q値、共振周波数の温度変化を
測定し、これらの結果を表5〜表8に示した。
を行った結果、本発明の試料では、一般式Sr{(Mg
1-a Aa )1/2 W1/2 }O3 で表されるペロブスカイト
型結晶(0.01≦a≦0.7)を主結晶相とすること
を確認した。
O3 からなる主成分に対して、Co、Ni、Zn等を含
有した本発明の範囲内の試料は、何れも10GHzでの
Q値が2500以上の高い特性を有するとともに、焼成
温度を150℃程度低下させることができ、焼成温度を
低下させたとしても磁器密度が従来とほぼ同様あるいは
それ以上の値を有することが判る。
aO(またはSrO)、MgO、WO3 からなる主成分
に対して特定の金属を所定の割合で配合することによ
り、10GHzでのQ値が2500以上の高い特性を有
するとともに、焼成温度を従来よりも150℃程度低下
させることができ、さらに焼成温度を低下させたとして
も磁器密度を従来とほぼ同様あるいはそれ以上とするこ
とができ、強度を向上することができる。これにより、
マイクロ波やミリ波などの周波数領域において使用され
る種々の共振器用材料やMIC用誘電体基板材料等に充
分適用することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】金属元素として少なくともBa、Mg、W
を含有し、これらの金属元素酸化物のモル比で表された
組成式を xBaO・y{(1−a)MgO・aAO}・zWO3 (Aは鉄族金属のうちの少なくとも一種、または鉄族金
属のうちの少なくとも一種とZn)と表した時、前記
a、x、yおよびzが 0.01≦a≦0.80 0.40≦x≦0.60 0.13≦y≦0.40 0.20≦z≦0.30 x+y+z=1 を満足することを特徴とする高周波用誘電体磁器組成
物。 - 【請求項2】一般式Ba{(Mg1-aAa)1/2W1/2}O
3で表されるペロブスカイト型結晶(0.01≦a≦
0.8)を主結晶相とする請求項1記載の高周波用誘電
体磁器組成物。 - 【請求項3】 金属元素として少なくともBa、Mg、W
を含有し、これらの金属元素酸化物のモル比で表された
組成式を xBaO・y{(1−a)MgO・aAO}・zWO3 (AはZn)と表した時、前記a、x、yおよびzが 0.01≦a≦0.25 0.47 ≦x≦0.52 0.24 ≦y≦0.27 0.24 ≦z≦0.27 x+y+z=1 を満足することを特徴とする高周波用誘電体磁器組成
物。 - 【請求項4】 金属元素として少なくともSr、Mg、W
を含有し、これらの金属元素酸化物のモル比で表された
組成式を xSrO・y{(1−a)MgO・aAO}・zWO3 (Aは鉄族金属およびZnのうちの少なくとも一種)と
表した時、前記a、x、yおよびzが 0.01≦a≦0.70 0.40≦x≦0.60 0.13≦y≦0.40 0.20≦z≦0.30 x+y+z=1 を満足することを特徴とする高周波用誘電体磁器組成
物。 - 【請求項5】 一般式Sr{(Mg1-aAa)1/2W1/2}O
3で表されるペロブスカイト型結晶(0.01≦a≦
0.7)を主結晶相とする請求項4記載の高周波用誘電
体磁器組成物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07785096A JP3469986B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
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JPH09265836A JPH09265836A (ja) | 1997-10-07 |
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JP07785096A Expired - Fee Related JP3469986B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
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