[go: up one dir, main page]

JP3466059B2 - ハイブリッド型3相ステップモータ - Google Patents

ハイブリッド型3相ステップモータ

Info

Publication number
JP3466059B2
JP3466059B2 JP22959497A JP22959497A JP3466059B2 JP 3466059 B2 JP3466059 B2 JP 3466059B2 JP 22959497 A JP22959497 A JP 22959497A JP 22959497 A JP22959497 A JP 22959497A JP 3466059 B2 JP3466059 B2 JP 3466059B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
coil
phase
block
yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22959497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1169759A (ja
Inventor
恒雄 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP22959497A priority Critical patent/JP3466059B2/ja
Publication of JPH1169759A publication Critical patent/JPH1169759A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3466059B2 publication Critical patent/JP3466059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド型3
相ステップモータに関し、特に、コイルの巻回及び装着
を容易化し、コイル実装密度を向上させて高効率で安価
な構成を得ると共に、3相の相駆動を行うための新規な
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のハイブリ
ッド型3相ステップモータとしては、図11から図16
で示す特開平9−56137号公報の構成を挙げること
ができる。すなわち、図11はアウタロータ構成のハイ
ブリッド型ステップモータを示すもので、符号1で示さ
れるものは非磁性材よりなる固定軸であり、この固定軸
1に互いに離間して設けられた1対の軸受2,3には、
全体形状がほぼ輪状をなすロータケース4が回転自在に
設けられている。このロータケース4の内面には、輪状
をなすと共に複数のロータ歯7を有するロータヨーク6
が設けられている。
【0003】前記固定軸1上にマグネット板8を介して
軸方向に並設した輪状の第1、第2ステータヨーク9,
10は、このマグネット板8を挟んだ状態で一体状に構
成されており、各ステータヨーク9,10の軸方向にお
ける中央位置でかつ外周位置には第1、第2コイル受溝
20a,21aが各々形成されている。前記各コイル受
溝20a,21aにはボビン状に巻回された第1コイル
22及び第2コイル23が設けられている(なお、この
各コイル22,23は巻線機により自動巻線されてい
る)。前記第1ステータヨーク9の外周にはこの第1コ
イル22を挟持するように第1、第2N極N1,N2が
形成され、前記第2ステータヨーク10の外周にはこの
第2コイル23を挟持するように第1、第2S極S1,
S2が形成され、各極N1,N2,S1,S2は前記ロ
ータ歯7に対応すると共に、この各極N1,N2,S
1,S2の外周には前記ロータ歯7のピッチと同一ピッ
チの複数のステータ歯9a,10aが形成されている。
前記各極N1とN2は、図15の動作図にも示すよう
に、1/2ピッチ、S1とS2も1/2ピッチずれた状
態で各ステータ歯9a,10aが形成され、N極N1,
N2とS極S1,S2の各ステータ歯9a,10aは1
/4ピッチずれる関係に形成されている。
【0004】次に、動作について述べる。図13はマグ
ネット板8が形成する磁束の流れを示すと共に、図14
は第1コイル22及び第2コイル23が作る磁束を示
し、この磁束の流れの向きは各コイル22,23に流れ
る電流のむきによる。図15はマグネット板8を介して
設けられた第1、第2コイル22,23に体して図示し
ない駆動回路からAとBで示す方向の電流を流すと、周
知の磁気作用により、ロータヨーク6は状態0から状態
1のように回転し、続いて各コイル22,23に対して
前記駆動回路から前記A,Bの方向とは逆向きのAバー
とBバーで示す方向の向きに電流を流すことにより、状
態II及び状態IIIで示すようにロータヨーク6が回
転し、その後は前述の状態0の位置となり、各ロータ歯
7の1ピッチ分だけステップ回転することができる。
【0005】また、図16で示す構成は図11で示すア
ウタロータ構成のハイブリッド型ステップモータを本発
明の構成のように適用してインナーロータのハイブリッ
ド型ステップモータに構成した場合の例を示すもので、
非磁性材からなるステータケース104の内面に輪状マ
グネット板30を介して1対の第1、第2輪状ステータ
ヨーク106,106Aが軸方向に互いに一体状に配設
されており、各ステータヨーク106,106Aは互い
に異なる極性となるように構成されている。前記各ステ
ータヨーク106,106Aの各コイル受溝20a,2
1aにはボビン状の第1、第2コイル22,23が設け
られており、磁性材からなる回転軸100上には、前記
各ステータヨーク106,106Aに対応するロータヨ
ーク109が設けられ、このロータヨーク109の外周
には複数のロータ歯109aが形成されている。従っ
て、図16の構成は図11と逆のインナーロータ型で構
成されているもので、そのステップ駆動状態は前述の図
12から図15で示す動作と同じ原理でステップ回転が
行われる。なお、前述の各コイル22,23は周知のバ
イポーラ巻の場合を前提として述べたが、周知のユニポ
ーラ巻とした場合も同様の作用を得ることができる。ま
た、前述は1相励磁としたが、2相励磁又は1−2相励
磁により駆動できる。また、前述の各歯7,9a,10
a,107,109aのピッチずれについては、相対的
なものであり、何れの側をずらせた場合も前述と同じ動
作を得ることができるものである。
【0006】前述の図12から図17で示した2相型の
ハイブリッドステップモータを、例えば、3相型に変更
しようとすると、図17に示すように構造を変更すれば
よいように考えられるが、この図17の3相構成の磁気
回路は図18で示すようになり、3個のステータヨーク
9、10,11のうちの中央のステータヨーク10には
磁束が通過するのみでロータヨーク6との間に磁束が流
れず、各相の磁気的バランスが形成されなかった。
【0007】そこで、図19から図25で示す3相駆動
型ハイブリッド型ステップモータが本出願人より提案さ
れている。図19はアウタロータ構成のハイブリッド型
ステップモータを示すもので、符号1で示されるものは
非磁性材よりなる固定軸であり、この固定軸1に互いに
離間して設けられた1対の軸受2,3には、前蓋4a、
後蓋4b及び筒状のロータヨーク6からなるロータケー
ス4が回転自在に設けられている。このロータケース4
のロータヨーク6の内面には、複数のロータ歯7が設け
られている。
【0008】前記固定軸1上に各々マグネット板8を介
して軸方向に並設した輪状の第1、第2、第3ステータ
ヨーク9、10,11は、このマグネット板8を挟んだ
状態で一体状に構成されており、各ステータヨーク9、
10,11の軸方向における中央位置でかつ外周位置に
は第1、第2、第3コイル受溝20u,20v,20w
が各々形成されている。前記各ステータヨーク9〜11
によりステータヨーク体100を構成し、このステータ
ヨーク体100の両端には補助マグネット板101,1
02を介して第1、第2補助磁性板103,104が固
定軸1上に固定されている。前記各コイル受溝20u,
20v,20wにはボビン状に巻回されたU相の第1コ
イル22及びV相の第2コイル23及びW相の第3コイ
ル24が設けられている(なお、この各コイル22,2
3,24は巻線機により自動巻線されている)。前記第
1ステータヨーク9の外周にはこの第1コイル22を挟
持するように第1、第2N極N1,N2が形成され、前
記第2ステータヨーク10の外周にはこの第2コイル2
3を挟持するように第1、第2S極S1,S2が形成さ
れ、第3ステータヨーク11の外周にはこの第3コイル
24を挟持するように第3、第4N極N3,N4が形成
され、各極N1,N2,S1,S2,N3,N4は前記
ロータ歯7に対応すると共に、この各極N1,N2,S
1,S2,N3,N4の外周には前記ロータ歯7のピッ
チと同一ピッチの複数のステータ歯9a,10a,11
aが形成されている。前記各極N1とN2は、図25の
動作図にも示すように、1/2ピッチ(1π)、S1と
S2及びN3とN4も1/2ピッチ(1π)ずれた状態
で各ステータ歯9a,10a,11aが形成され、N極
N1,N2とS極S1,S2及びN3,N4の各ステー
タ歯9a,10a,11aは1/6ピッチ(π/3)
(1/2nピッチ、n;相数)ずれる関係に形成されて
いる。なお、各補助磁性板103,104は磁束通路を
形成するのみのものである。
【0009】次に、動作について述べる。図21はマグ
ネット板8及び補助マグネット板101,102が形成
する磁束の流れを示すと共に各補助磁性板103,10
4によって磁束の流れが等分される事を示す。もし、こ
こで補助マグネット板101,102及び補助磁性板1
03,104が無い場合、2つのマグネット8が作る磁
束は中央のV相のステータヨーク10に集まり、その両
側のU相、W相より強く(2倍)なり各相の均一性が失
われる。その結果モータとして成立たなくなることから
補助マグネット板、及び補助磁束板の機能は重要であ
る。又、これに依り磁束は強い方に均一性が保たれる。
さらにこの補助マグネット板により各相とも均一性が保
たれる。図22はU,V,W相の各コイル22,23,
24が作る磁束を示し、この磁束の流れの向きは各コイ
ル22,23,24に流れる電流の向きによる。図23
は各コイル22,23,24に具体的に通電する状態を
示しており、(A)は駆動電流Iの強さを変えずにオン
オフした場合のステップ駆動を示している。(B)は徐
々に電流Iの強さを変えて周知のマイクロステップ駆動
又はサイン波駆動とした場合を示している。いずれも1
サイクル分を6ケの状態に分けて(状態1から状態6)
次の図24との関係を表している。次に、図24は図2
3における(A)のステップ駆動又は(B)のマイクロ
ステップ又はサイン波駆動した場合の前述の各ステップ
駆動状態1〜状態6における電流とマグネット板8と補
助マグネット板101,102が作る周知の磁束の合成
状態を示す。また、この場合も、本発明による各補助磁
性板103,104及び補助マグネット板101,10
2が全体の磁束の合成分布に有効かつ規則的に働いてい
ることを示している。次に、図25は前述の図24に対
応して各ステータ歯9a,10a,11aとロータ歯7
との重なり具合を示し、前述の各状態1から状態6にお
いて規則的にその場所が稼働していく変化状態を示して
おり、ロータ歯7が順に回動していく様子を示してい
る。この様に3相モータはステータヨーク体100の両
側に設けた補助磁性板103,104及び補助マグネッ
ト板101,102によって初めてモータとしての機能
が達成されるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のハイブリッド型
ステップモータは、以上のように構成されているため、
次のような課題が存在していた。すなわち、図11から
図18迄に示す第1従来例では、2相は可能であるが3
相以上は不可能であった。また、図19から図25迄に
示す第2従来例では、3相以上が可能であるが、補助マ
グネット板及び補助磁性板を必要とし、またマグネット
の数も相数より1個余分に必要であった。また、各マグ
ネット板の着磁方向が異なるため、各ステータブロック
毎のマグネット板側の磁性が一定でなく、図19及び図
21に示すようにSN,NS,SN,NSとなり、各マ
グネット板の着磁方向の管理等が煩雑となっていた。
【0011】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、コイルの巻回及び装着を容
易化し、コイル実装密度を向上させて高効率で安価な構
成を得ると共に、少なくとも3相及びそれ以上の相駆動
を行うようにしたハイブリッド型3相ステップモータを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるハイブリッ
ド型3相ステップモータは、固定軸に互いに離間して設
けられた1対の第1、第2軸受と、前記各軸受を介して
回転自在に設けられたロータケースと、前記ロータケー
スの内面に設けられ複数のロータ歯を有する輪状ロータ
ヨークと、前記固定軸に互いに間隔をおいて順次固定さ
れ3相をなすための第1、第2、第3ステータブロック
と、前記ステータブロックを構成するため着磁方向が軸
方向と同一であるマグネット板を介して前記各ステータ
ブロック毎に軸方向に並設され総数で12極をなす
1、第2ステータヨークと、前記各ステータヨークの外
周に形成された複数のステータ歯と、前記各ステータヨ
ークの軸方向における中央位置でかつ外周位置に形成さ
れたコイル受溝と、前記各コイル受溝に設けられたコイ
ルと、前記コイルのA相、B相、C相コイルを構成する
ため総数6個からなり直列又は並列接続の1対の第1、
第2コイル部と、よりなり、前記ステータブロックの各
ステータヨークの各マグネット板側の極性配置は各ステ
ータブロックにわたり同一であり、前記第1、第2、第
3ステータブロック毎の前記各ステータヨークに設けら
れた1対の前記第1、第2コイル部の中、前記A相コイ
ルの第1コイル部と前記B相コイルの第2コイル部が前
記第1ステータブロックの第1、第2ステータヨークに
設けられ、前記B相コイルの第1コイル部と前記C相コ
イルの第2コイル部が前記第2ステータブロックの第
1、第2ステータヨークに設けられ、前記C相コイルの
第1コイル部と前記A相コイルの第2コイル部が前記第
3ステータブロックの第1、第2ステータヨークに設け
られ、前記第1、第2、第3ステータブロック毎の極歯
のピッチは1/3ピッチ(2π/3)ずらして形成され、
記第1ステータブロックと前記第1軸受間及び前記第3
ステータブロックと前記第2軸受間は補助磁性板と補助
マグネット板を 用いないで空間で構成されている構成で
あり、また、ケーシングの両端に設けられた1対の第
1、第2軸受と、前記各軸受を介して回転自在に設けら
れた回転軸と、前記回転軸に設けられ外周にロータ歯を
有するロータヨークと、前記ケーシングの内面の軸方向
順次設けられ3相をなすための第1、第2、第3ステ
ータブロックと、前記各ステータブロックを構成するた
着磁方向が軸方向と同一である輪状マグネット板を介
して前記各ステータブロック毎に軸方向に並設され総数
で12極をなす第1、第2輪状ステータヨークと、前記
輪状ステータヨークの内周に形成された複数のステー
タ歯と、前記各ステータヨークの軸方向における中央位
置でかつ内周位置に形成されたコイル受溝と、前記各コ
イル受溝に設けられたコイルと、前記コイルのA相、B
相、C相コイルを構成するため総数6個からなり直列又
は並列接続の1対の第1、第2コイル部と、よりなり、
前記ステータブロックの各輪状ステータヨークの各マグ
ネット板側の極性配置は各ステータブロックにわたり同
一であり、前記第1、第2、第3ステータブロック毎の
前記各輪状ステータヨークに設けられた1対の前記第
1、第2コイル部の中、前記A相コイルの第1コイル部
と前記B相コイルの第2コイル部が前記第1ステータブ
ロックの第1、第2輪状ステータヨークに設けられ、前
記B相コイルの第1コイル部と前記C相コイルの第2コ
イル部が前記第2ステータブロックの第1、第2輪状ス
テータヨークに設けられ、前記C相コイルの第1コイル
部と前記A相コイルの第2コイル部が前記第3ステータ
ブロックの第1、第2輪状ステータヨークに設けられ、
前記第1、第2、第3ステータブロック毎の極歯のピッ
チは1/3ピッチ(2π/3)ずらして形成され、前記第1
ステータブロックと前記第1軸受間及び前記第3ステー
タブロックと前記第2軸受間は補助磁性板と補助マグネ
ット板を用いないで空間で構成されている構成である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるハ
イブリッド型3相ステップモータの好適な実施の形態に
ついて説明する。なお、従来例と同一部分については同
一符号を付して説明する。図1は本発明によるハイブリ
ッド型3相ステップモータのアウタロータ型を示すもの
で、図1において符号1で示されるものは固定軸であ
り、この固定軸1の両端に設けられた1対の第1、第2
軸受2,3には、筒状のロータケース4が回転自在に設
けられている。このロータケース4の内面には、ロータ
歯7を有する輪状ロータヨーク6が3個(一体でも可)
設けられていると共に、前記固定軸1には、各ロータヨ
ーク6に対応してU,V,W相の3相用の3個の第1、
第2、第3ステータブロック50,51,52が軸方向
順次並設して設けられている。
【0014】前記各ステータブロック50,51,52
は、マグネット板8を挟持する1対の第1、第2ステー
タヨーク9,10とから構成され、各ステータヨーク
9,10の外周にはその軸方向における中央位置に形成
されたコイル溝20a,21aに、図2又は図3で示す
コイル40が設けられている。このコイル40はU,
V,WのA相、B相、C相コイル40A,40B,40
Cよりなり、各コイル40A〜40Cは第1、第2コイ
ル部A,aとB,bとC,cとからなる総数6個で構成
されている。前記第1ステータブロック50の場合は第
1コイル部Aと第2コイル部b、第2ステータブロック
51の場合は第1コイル部Bと第2コイル部c、第3ス
テータブロック52の場合は第1コイル部Cと第2コイ
ル部aが各々巻回されている。そしてコイル40は、図
2又は図3で示すように、互いに直列又は並列に接続さ
れたコイル部Aとa、Bとb、Cとcで相が異なり、各
ステータブロック50,51,52にわたって巻回され
て構成されている。また、図2と図3はY結線を示す
が、図示しないデルタ結線も同じである。なお、前記各
ステータヨーク9,10の外周にはステータ歯9a,1
0aが図4のようにロータ歯7と対応して周知のように
形成されている。各マグネット板8の着磁方向が軸方向
と同一であるため、各ステータブロック50,51,5
2の各ステータヨーク9,10の各マグネット板8側の
極性配置は各ステータブロック50,51,52にわた
り同一である。さらに、各ステータヨーク9,10によ
って12極を形成している。
【0015】また、A相、B相、C相(一般のU,V,
W相に相当)で巻回された各第1コイル部A〜C、各第
2コイル部a〜cの極名を図示のように、AとA
とb、BとB、cとc、CとC、a
とaとすると、前述のA〜a迄の12個の各極
のステータ歯9a,10aは、組立時に図7で示すよう
に歯ピッチを変えて構成されている。すなわち、A
歯を基準とすると、Aは1/2ピッチ(π)ずらされ
ており、bとb〜aとa迄、互いに1/2ピッ
チずれている。さらに、第1ステータブロック50のA
に対して第2ステータブロック51のB、第3ステ
ータブロック52のCは、1/3ピッチ(2π/
3)、2/3ピッチ(4π/3)ずらして形成されてい
る。なお、ロータ歯7とステータ歯9a,10aは互い
に同数の歯で形成されている。また、前記第1ステータ
ブロック50と第1軸受2間及び第3ステータブロック
52と第2軸受3間は従来の補助磁性板103,104
と補助マグネット板101,102を用いないで空間5
00で構成されている。尚、この空間500は図10も
同じである。
【0016】図5は各マグネット板8が形成する磁束の
流れを示しており、各ステータブロック50,51,5
2と各輪状ロータヨーク6間の磁束の状態を示してい
る。図6は各ステータブロック50,51,52の各コ
イル部A〜Cとa〜cが形成する磁路を示しているが、
その向きは流す電流の向きによって決定される。従っ
て、各第1コイル部A〜Cと各第2コイル部a〜cの極
性と各極歯AとA、bとb、BとB、c
とc、CとC、aとaの位置関係を図7で示
すように作り、図8の相順に通電した場合、各マグネッ
ト板8と各コイル部A〜Cとa〜cが作る合成磁束は図
9のようになり、図7のステータ歯9a,10aとロー
タ歯7の位置関係が通電状態によって図7の状態1〜6
に示されるように吸引位置がずれ、ロータヨーク6のス
テップ回転駆動が行われる。また、図8で示すように、
(A)は周知の前述のステップ駆動を示し、(B)は各
相(A,B,CすなわちU,V,W)を正弦波状に通電
(図2及び図3の3相結線)することにより周知のマイ
クロステップ又はサイン波駆動となる。
【0017】また、前述の実施の形態では、アウタロー
タ型について述べたが、図10で示すように筒状のケー
シング104の内面にステータ歯107,107aを備
えると共に輪状マグネット板30を挟持した輪状の1対
のステップモータ106,106Aよりなる3相の3個
の第1、第2、第3ステータブロック50,51,52
を設け、各ステータブロック50,51,52の各輪状
ステータヨーク106,106Aのコイル受溝20a,
21aには、前述のアウタロータ型と同じ各第1コイル
部A〜Cと各第2コイル部a〜cを設け、各ステータブ
ロック50,51,52の内側にロータ歯109aを備
えたロータヨーク109を有する回転軸100が1対の
軸受2,3を介して回転自在に設けられたインナロータ
型のハイブリッド型3相ステップモータを構成すること
もでき、そのコイル40の構成及び動作は前述のアウタ
ロータ型と同様であるので、ここでは省略する。
【0018】
【発明の効果】本発明によるハイブリッド型3相ステッ
プモータは、以上のように構成されているため、次のよ
うな効果を得ることができる。すなわち、従来の3相ハ
イブリッド型ステップモータに用いられていた補助マグ
ネット板及び補助磁性板を用いることなく、各ステータ
ブロックにおける各コイル部の配置を変えることで各相
の磁束の流れを確保して3相駆動を達成しているため、
両側の補助磁性板とマグネット板1個が不要となる。ま
た、各マグネット板及び輪状マグネット板の着磁方向
(すなわちステータの磁極配列)が形態で示した通り各
ステータブロックを通して同一とすることもできるため
着磁管理が容易となり、生産性の向上が得られる。ま
た、ステータブロックのコイルが設けやすく、自動巻線
によるコイル装着が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイブリッド型3相ステップモー
タを示す断面構成図である。
【図2】図1のコイルの結線図である。
【図3】図2の他の形態を示す結線図である。
【図4】図1の要部の断面構成図である。
【図5】図1のマグネット板の磁束の流れを示す説明図
である。
【図6】図1のコイルが作る磁路を示す説明図である。
【図7】図1のステータ歯のピッチとロータ歯の移動を
示す説明図である。
【図8】図1のハイブリッド型3相ステップモータの駆
動例を示す説明図である。
【図9】図1のハイブリッド型3相ステップモータのマ
グネットとコイルが作る合成磁束を示す駆動状態の説明
図である。
【図10】図1の他例(インナロータ型)を示す断面構
成図である。
【図11】従来の2相ハイブリッド型ステップモータを
示す断面構成図である。
【図12】図11の要部の断面図である。
【図13】図11のハイブリッド型ステップモータのマ
グネット板の磁束の流れを示す説明図である。
【図14】図11のコイルの磁路を示す説明図である。
【図15】図11の2相ハイブリッド型ステップモータ
の駆動状態を示す説明図である。
【図16】図11の他例(インナロータ型)を示す断面
構成図である。
【図17】図11の2相ハイブリッド型ステップモータ
を仮に3相化した場合を示す断面構成図である。
【図18】図17の3相ハイブリッド型ステップモータ
の磁束の流れ状態(3相ハイブリッド型ステップモータ
を構成していない状態)を示す説明図である。
【図19】従来の3相ハイブリッド型ステップモータの
他例を示す断面構成図である。
【図20】図19の要部の断面図である。
【図21】図19のハイブリッド型ステップモータのマ
グネット板の磁束の流れを示す説明図である。
【図22】図19のコイルの磁路を示す説明図である。
【図23】図19のハイブリッド型ステップモータの各
種駆動状態を示す説明図である。
【図24】図19のハイブリッド型ステップモータのス
テップ駆動状態を示す説明図である。
【図25】図19のハイブリッド型ステップモータのス
テータ歯とロータ歯の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 固定軸 2,3 軸受 4 ロータケース 6 輪状ロータヨーク 7 ロータ歯 8 マグネット板 9,10 ステータヨーク 9a,10a ステータ歯 20a,21a コイル受溝 50,51,52 第1〜第3ステータブロック A,bとB,cとC,a 第1、第2コイル部 100 回転軸 104 ケーシング 109 ロータヨーク 109a ロータ歯 106,106A ステータヨーク
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−201032(JP,A) 特開 平9−201033(JP,A) 特開 平9−201034(JP,A) 特開 平9−201035(JP,A) 特開 平7−227075(JP,A) 特開 平9−56137(JP,A) 実開 昭62−149272(JP,U) 特公 平7−59142(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸(1)に互いに離間して設けられた
    1対の第1、第2軸受(2,3)と、前記各軸受(2,3)を介し
    て回転自在に設けられたロータケース(4)と、前記ロー
    タケース(4)の内面に設けられ複数のロータ歯(7)を有す
    る輪状ロータヨーク(6)と、前記固定軸(1)に互いに間隔
    をおいて順次固定され3相をなすための第1、第2、第
    3ステータブロック(50,51,52)と、前記ステータブロッ
    ク(50,51,52)を構成するため着磁方向が軸方向と同一で
    あるマグネット板(8)を介して前記各ステータブロック
    (50,51,52)毎に軸方向に並設され総数で12極をなす
    1、第2ステータヨーク(9,10)と、前記各ステータヨー
    ク(9,10)の外周に形成された複数のステータ歯(9a,10a)
    と、前記各ステータヨーク(9,10)の軸方向における中央
    位置でかつ外周位置に形成されたコイル受溝(20a,21a)
    と、前記各コイル受溝(20a,21a)に設けられたコイル(4
    0)と、前記コイル(40)のA相、B相、C相コイル(40A,4
    0B,40C)を構成するため総数6個からなり直列又は並列
    接続の1対の第1、第2コイル部(A,aとB,bとC,c)と、
    よりなり、前記ステータブロック(50,51,52)の各ステー
    タヨーク(9,10)の各マグネット板(8)側の極性配置は各
    ステータブロック(50,51,52)にわたり同一であり、前記
    第1、第2、第3ステータブロック(50,51,52)毎の前記
    各ステータヨーク(9,10)に設けられた1対の前記第1、
    第2コイル部(A,aとB,bとC,c)の中、前記A相コイル(40
    A)の第1コイル部(A)と前記B相コイル(40B)の第2コイ
    ル部(b)が前記第1ステータブロック(50)の第1、第2
    ステータヨーク(9,10)に設けられ、前記B相コイル(40
    B)の第1コイル部(B)と前記C相コイル(40C)の第2コイ
    ル部(c)が前記第2ステータブロック(51)の第1、第2
    ステータヨーク(9,10)に設けられ、前記C相コイル(40
    C)の第1コイル部(C)と前記A相コイル(40A)の第2コイ
    ル部(a)が前記第3ステータブロック(52)の第1、第2
    ステータヨーク(9,10)に設けられ、前記第1、第2、第
    3ステータブロック(50,51,52)毎の極歯のピッチは1/
    3ピッチ(2π/3)ずらして形成され、前記第1ステータ
    ブロック(50)と前記第1軸受(2)間及び前記第3ステー
    タブロック(52)と前記第2軸受(3)間は補助磁性板(103,
    104)と補助マグネット板 (101,102)を用いないで空間(50
    0)で構成されていることを特徴とするハイブリッド型3
    相ステップモータ。
  2. 【請求項2】 ケーシング(104)の両端に設けられた1
    対の第1、第2軸受(2,3)と、前記各軸受(2,3)を介して
    回転自在に設けられた回転軸(100)と、前記回転軸(100)
    に設けられ外周にロータ歯(109a)を有するロータヨーク
    (109)と、前記ケーシング(104)の内面の軸方向に順次
    けられ3相をなすための第1、第2、第3ステータブロ
    ック(50,51,52)と、前記各ステータブロック(50,51,52)
    を構成するため着磁方向が軸方向と同一である輪状マグ
    ネット板(30)を介して前記各ステータブロック(50,51,5
    2)毎に軸方向に並設され総数で12極をなす第1、第2
    輪状ステータヨーク(106,106A)と、前記各輪状ステータ
    ヨーク(106,106A)の内周に形成された複数のステータ歯
    (107,107a)と、前記各ステータヨーク(106,106A)の軸方
    向における中央位置でかつ内周位置に形成されたコイル
    受溝(20a,21a)と、前記各コイル受溝(20a,21a)に設けら
    れたコイル(40)と、前記コイル(40)のA相、B相、C相
    コイル(40A,40B,40C)を構成するため総数6個からなり
    直列又は並列接続の1対の第1、第2コイル部(A,aとB,
    bとC,c)と、よりなり、前記ステータブロック(50,51,5
    2)の各輪状ステータヨーク(106,106A)の各マグネット板
    (30)側の極性配置は各ステータブロック(50,51,52)にわ
    たり同一であり、前記第1、第2、第3ステータブロッ
    ク(50,51,52)毎の前記各輪状ステータヨーク(106,106A)
    に設けられた1対の前記第1、第2コイル部(A,aとB,b
    とC,c)の中、前記A相コイル(40A)の第1コイル部(A)と
    前記B相コイル(40B)の第2コイル部(b)が前記第1ステ
    ータブロック(50)の第1、第2輪状ステータヨーク(10
    6,106A)に設けられ、前記B相コイル(40B)の第1コイル
    部(B)と前記C相コイル(40C)の第2コイル部(c)が前記
    第2ステータブロック(51)の第1、第2輪状ステータヨ
    ーク(106,106A)に設けられ、前記C相コイル(40C)の第
    1コイル部(C)と前記A相コイル(40A)の第2コイル部
    (a)が前記第3ステータブロック(52)の第1、第2輪状
    ステータヨーク(106,106A)に設けられ、前記第1、第
    2、第3ステータブロック(50,51,52)毎の極歯のピッチ
    は1/3ピッチ(2π/3)ずらして形成され、前記第1ス
    テータブロック(50)と前記第1軸受(2)間及び前記第3
    ステータブロック(52)と前記第2軸受(3)間は補助磁性
    板(103,104)と補助マグネット板(101,102)を用い ないで
    空間(500)で構成されていることを特徴とするハイブリ
    ッド型3相ステップモータ。
JP22959497A 1997-08-26 1997-08-26 ハイブリッド型3相ステップモータ Expired - Fee Related JP3466059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22959497A JP3466059B2 (ja) 1997-08-26 1997-08-26 ハイブリッド型3相ステップモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22959497A JP3466059B2 (ja) 1997-08-26 1997-08-26 ハイブリッド型3相ステップモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1169759A JPH1169759A (ja) 1999-03-09
JP3466059B2 true JP3466059B2 (ja) 2003-11-10

Family

ID=16894638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22959497A Expired - Fee Related JP3466059B2 (ja) 1997-08-26 1997-08-26 ハイブリッド型3相ステップモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3466059B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1169759A (ja) 1999-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3182502B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータ
JP3071392B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータ
EP0817360B1 (en) Hybrid type stepping motor
JPH0686527A (ja) ハイブリッド形ステッピングモータ
JPH11225466A (ja) 多相アウター型pmステッピングモータ
JP3084220B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータ
JPH09285099A (ja) ハイブリッド型ステップモータ
JP3388275B2 (ja) 多相ハイブリッド型ステッピングモータの駆動方法
KR100245483B1 (ko) 하이브리드형 스텝 모터
JP3466059B2 (ja) ハイブリッド型3相ステップモータ
JP3357817B2 (ja) 多相pm型ステッピングモータ
JP3591660B2 (ja) 3相クローポール式永久磁石型回転電機
JPH10213438A (ja) ハイブリッド型ステップモータを用いたジンバル機構
JP3138628B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JP2011182495A (ja) モータ
JP3138651B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータを用いたインデックス装置
JP3388274B2 (ja) 多相ハイブリッド型ステッピングモータの駆動方法
JP3178616B2 (ja) アウターロータ型ステッピングモータ
JP3138640B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータを用いたコンベア用モータロール
JPH0767312A (ja) 3相クロ−ポ−ル式永久磁石型回転電機
JP3138627B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JP3523714B2 (ja) ハイブリッド形ステッピングモータ
JP2003158863A (ja) Hb永久磁石型リングコイル式回転電機
JPH09201032A (ja) ハイブリッド型ステップモータ
JPH0956137A (ja) ハイブリッド型ステップモータ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees