JP3464683B2 - ワーク移載装置 - Google Patents
ワーク移載装置Info
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワーク移載装置に関
し、特に、第1の場所にあるワークを受け取り、そのワ
ークの位置及び姿勢を変化させて第2の場所に受け渡す
ワーク移載装置に関する。
し、特に、第1の場所にあるワークを受け取り、そのワ
ークの位置及び姿勢を変化させて第2の場所に受け渡す
ワーク移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるワーク移載装置は、特開平4−2
40029号公報によって従来より知られている。
40029号公報によって従来より知られている。
【0003】このワーク移載装置は、自動車の車体を搭
載して走行する搬送ハンガに結合されて同期して移動す
る搬送治具に水平方向にスライド可能なインストルメン
トパネル支承部を設け、このインストルメントパネル支
承部に支持したインストルメントパネルを前記車体の車
室外から車室内に搬入するようになっている。
載して走行する搬送ハンガに結合されて同期して移動す
る搬送治具に水平方向にスライド可能なインストルメン
トパネル支承部を設け、このインストルメントパネル支
承部に支持したインストルメントパネルを前記車体の車
室外から車室内に搬入するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワーク移載装置は、インストルメントパネルを水平
方向に移動させるのみで該インストルメントパネルの昇
降や回転を行うことが不可能であるため、インストルメ
ントパネルの受け取りや受け渡しをスムーズに行うこと
ができず、作業性が悪い問題があった。
来のワーク移載装置は、インストルメントパネルを水平
方向に移動させるのみで該インストルメントパネルの昇
降や回転を行うことが不可能であるため、インストルメ
ントパネルの受け取りや受け渡しをスムーズに行うこと
ができず、作業性が悪い問題があった。
【0005】本発明は、前述の事情に鑑みてなされたも
ので、ワークの位置及び姿勢を共通の駆動源で変化させ
ることにより、ワークの受け取りや受け渡しをスムーズ
に行うことが可能なワーク移載装置を提供することを目
的とする。
ので、ワークの位置及び姿勢を共通の駆動源で変化させ
ることにより、ワークの受け取りや受け渡しをスムーズ
に行うことが可能なワーク移載装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の場所にあるワークを受け取り、そ
のワークの位置及び姿勢を変化させて第2の場所に受け
渡すワーク移載装置であって、上下方向に延びる支柱に
昇降自在に支持されたスライダと、このスライダに回転
自在に支持されて水平方向に延びる支軸と、この支軸に
一端を固着された連結アームと、この連結アームの他端
を上下方向に駆動する駆動源と、前記連結アームに設け
られた係止部材と、前記スライダに設けられて前記係止
部材に係合可能な被係止部材と、前記支軸に設けられて
ワークを支持する支持部材とを備えたことを第1の特徴
とする。
に、本発明は、第1の場所にあるワークを受け取り、そ
のワークの位置及び姿勢を変化させて第2の場所に受け
渡すワーク移載装置であって、上下方向に延びる支柱に
昇降自在に支持されたスライダと、このスライダに回転
自在に支持されて水平方向に延びる支軸と、この支軸に
一端を固着された連結アームと、この連結アームの他端
を上下方向に駆動する駆動源と、前記連結アームに設け
られた係止部材と、前記スライダに設けられて前記係止
部材に係合可能な被係止部材と、前記支軸に設けられて
ワークを支持する支持部材とを備えたことを第1の特徴
とする。
【0007】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記支持部材を支軸に沿って摺動自在に設けたことを第
2の特徴とする。
前記支持部材を支軸に沿って摺動自在に設けたことを第
2の特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0009】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はインストルメントパネル組付けステーション
の斜視図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図2の3
方向矢視図、図4はワーク移載装置の斜視図、図5は図
4の5方向矢視図、図6は図4の6方向矢視図である。
で、図1はインストルメントパネル組付けステーション
の斜視図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図2の3
方向矢視図、図4はワーク移載装置の斜視図、図5は図
4の5方向矢視図、図6は図4の6方向矢視図である。
【0010】図1に示すように、自動車の車体Bを搬送
ハンガHbに支持して搬送するオーバーヘッドコンベア
Cbの一側に、ワークとしてのインストルメントパネル
Pを前記車体Bの車室内に組付けるためのインストルメ
ントパネル組付けステーションが設けられる。インスト
ルメントパネル組付けステーションには、インストルメ
ントパネルPを搬送ハンガHpに支持して搬入するオー
バーヘッドコンベアCpと、搬送ハンガHpから受け取
ったインストルメントパネルPを一時的に支持するため
の受け台Tが設けられる。インストルメントパネルP
は、ワーク移載装置Cによって受け台Tから搬送ハンガ
Hbに支持した車体Bに搬送され、車室内の所定位置に
組付けられる。
ハンガHbに支持して搬送するオーバーヘッドコンベア
Cbの一側に、ワークとしてのインストルメントパネル
Pを前記車体Bの車室内に組付けるためのインストルメ
ントパネル組付けステーションが設けられる。インスト
ルメントパネル組付けステーションには、インストルメ
ントパネルPを搬送ハンガHpに支持して搬入するオー
バーヘッドコンベアCpと、搬送ハンガHpから受け取
ったインストルメントパネルPを一時的に支持するため
の受け台Tが設けられる。インストルメントパネルP
は、ワーク移載装置Cによって受け台Tから搬送ハンガ
Hbに支持した車体Bに搬送され、車室内の所定位置に
組付けられる。
【0011】図2及び図3から明らかなように、自動車
の車体Bを支持して搬送するオーバーヘッドコンベアC
bの搬送ハンガHbは、搬送レール1上を複数の車輪2
…を介して走行するトラニオン3,3と、トラニオン
3,3に吊り下げた台車4と、台車4に設けられて搬送
レール1の左右両側に平行に配設したガイドレール5,
5に案内される4個のガイドローラ6…と、台車4から
垂下する前後各2本の吊り下げアーム7,7;8,8
と、右側の2本の吊り下げアーム7,8間及び左側の2
本の吊り下げアーム7,8間をそれぞれ前後に接続する
2本のビーム9,9と、各ビーム9,9の前後端に設け
られて車体Bを支持する4個の車体支持部10…とを備
える。
の車体Bを支持して搬送するオーバーヘッドコンベアC
bの搬送ハンガHbは、搬送レール1上を複数の車輪2
…を介して走行するトラニオン3,3と、トラニオン
3,3に吊り下げた台車4と、台車4に設けられて搬送
レール1の左右両側に平行に配設したガイドレール5,
5に案内される4個のガイドローラ6…と、台車4から
垂下する前後各2本の吊り下げアーム7,7;8,8
と、右側の2本の吊り下げアーム7,8間及び左側の2
本の吊り下げアーム7,8間をそれぞれ前後に接続する
2本のビーム9,9と、各ビーム9,9の前後端に設け
られて車体Bを支持する4個の車体支持部10…とを備
える。
【0012】次に、図4〜図6に基づいてワーク移載装
置Cの構造を説明する。
置Cの構造を説明する。
【0013】ワーク移載装置Cは、床面上を走行自在な
基台100と、この基台100上に設けられてワーク移
載装置Cを前記搬送ハンガHbに結合するための結合手
段200と、前記基台100上に設けられてインストル
メントパネルPを支持する支持手段300とから構成さ
れる。
基台100と、この基台100上に設けられてワーク移
載装置Cを前記搬送ハンガHbに結合するための結合手
段200と、前記基台100上に設けられてインストル
メントパネルPを支持する支持手段300とから構成さ
れる。
【0014】基台100は、矩形枠状に結合されて四隅
にそれぞれ設けた4個のキャスタ101…によって床面
上を移動自在なフレーム102,103,104,10
5を備える。2本のフレーム102,103の結合部か
ら上方に立ち上がる支柱106の上端には2本のアーム
107,107が固着されており、それらアーム10
7,107の先端にハンドル108,108が設けられ
る。作業者が前記ハンドル108,108握って押し引
きすることにより、ワーク移載装置Cを任意の方向に移
動させることができる。
にそれぞれ設けた4個のキャスタ101…によって床面
上を移動自在なフレーム102,103,104,10
5を備える。2本のフレーム102,103の結合部か
ら上方に立ち上がる支柱106の上端には2本のアーム
107,107が固着されており、それらアーム10
7,107の先端にハンドル108,108が設けられ
る。作業者が前記ハンドル108,108握って押し引
きすることにより、ワーク移載装置Cを任意の方向に移
動させることができる。
【0015】結合手段200は、互いに対向する2本の
フレーム103,105間に架設してビーム201を備
える。ビーム201上に敷設したスライドレール202
には、スライドガイド203を介してスライダ204が
摺動自在に支持されており、その摺動可能範囲は前記ビ
ーム201の両端に設けたストッパ205,205によ
って規制される。
フレーム103,105間に架設してビーム201を備
える。ビーム201上に敷設したスライドレール202
には、スライドガイド203を介してスライダ204が
摺動自在に支持されており、その摺動可能範囲は前記ビ
ーム201の両端に設けたストッパ205,205によ
って規制される。
【0016】スライダ204の上面に中央部を固着した
ロッド206の両端部にはコ字状に形成した一対の結合
部材207,207が揺動自在に枢支されており、各結
合部材207,207は互いに対向する一対のフレーム
102,104の上面にそれぞれ敷設したガイドプート
208,208上を摺動する。ガイドプート208,2
08の先端部には下向きに屈曲した屈曲部209,20
9が形成されており、通常は開口部を上向きにした状態
でガイドプート208,208上を摺動する結合部材2
07,207は、その開口部が前記屈曲部209,20
9上で斜め前方に傾斜する(図6に鎖線で図示)。結合
部材207,207にはガイドプート208,208に
摺接するストッパ210,210が一体に設けられてお
り、これにより結合部材207,207の逆方向への傾
斜が規制される。
ロッド206の両端部にはコ字状に形成した一対の結合
部材207,207が揺動自在に枢支されており、各結
合部材207,207は互いに対向する一対のフレーム
102,104の上面にそれぞれ敷設したガイドプート
208,208上を摺動する。ガイドプート208,2
08の先端部には下向きに屈曲した屈曲部209,20
9が形成されており、通常は開口部を上向きにした状態
でガイドプート208,208上を摺動する結合部材2
07,207は、その開口部が前記屈曲部209,20
9上で斜め前方に傾斜する(図6に鎖線で図示)。結合
部材207,207にはガイドプート208,208に
摺接するストッパ210,210が一体に設けられてお
り、これにより結合部材207,207の逆方向への傾
斜が規制される。
【0017】フレーム104を越えて延出する前記ロッ
ド206の一端には、調節部材211を介して突出量が
調節可能な延長ロッド212が支持される。延長ロッド
212の先端には、搬送ハンガHbの一方のビーム9の
先端に当接可能な当接部材213が設けられる。
ド206の一端には、調節部材211を介して突出量が
調節可能な延長ロッド212が支持される。延長ロッド
212の先端には、搬送ハンガHbの一方のビーム9の
先端に当接可能な当接部材213が設けられる。
【0018】支持手段300は、支柱106に敷設した
スライドレール301にスライドガイド302…を介し
て摺動自在に支持されたスライダ303を備える。スラ
イダ303にブラケット304を介して水平に支持した
ガイド筒305に、断面円形の支軸306が回動自在に
支持される。支軸306の一端にはJ字状の連結アーム
307の一端が固着されており、この連結アーム307
の他端とフレーム102に設けたブラケット308と
に、シリンダ309及びその出力ロッド310がそれぞ
れピン311,312を介して接続される。
スライドレール301にスライドガイド302…を介し
て摺動自在に支持されたスライダ303を備える。スラ
イダ303にブラケット304を介して水平に支持した
ガイド筒305に、断面円形の支軸306が回動自在に
支持される。支軸306の一端にはJ字状の連結アーム
307の一端が固着されており、この連結アーム307
の他端とフレーム102に設けたブラケット308と
に、シリンダ309及びその出力ロッド310がそれぞ
れピン311,312を介して接続される。
【0019】図5に最も良く示すように、連結アーム3
07の中間部に設けた係止突起313に係合可能な被係
止突起314が、前記スライダ303に突設される。従
って、図5の状態からシリンダ309を伸長駆動する
と、連結アーム307は支軸306と共にガイド筒30
5を中心に回動し、やがて係止突起313が被係止突起
314に係合すると連結アーム307の回動が停止す
る。そして、シリンダ309の更なる伸長駆動によっ
て、スライダ303は連結アーム307と共にスライド
レール301に沿って鎖線位置に向けて上昇する。尚、
スライダ303の昇降可能範囲は、支柱106に設けた
上下一対のストッパ324,324によって規制され
る。
07の中間部に設けた係止突起313に係合可能な被係
止突起314が、前記スライダ303に突設される。従
って、図5の状態からシリンダ309を伸長駆動する
と、連結アーム307は支軸306と共にガイド筒30
5を中心に回動し、やがて係止突起313が被係止突起
314に係合すると連結アーム307の回動が停止す
る。そして、シリンダ309の更なる伸長駆動によっ
て、スライダ303は連結アーム307と共にスライド
レール301に沿って鎖線位置に向けて上昇する。尚、
スライダ303の昇降可能範囲は、支柱106に設けた
上下一対のストッパ324,324によって規制され
る。
【0020】前記支軸306に設けたスライドレール3
15にスライドガイド316を介して摺動自在に支持さ
れたスライダ317には、ハ字状の拡開する2本の支持
腕318,318が固着され、それら支持腕318,3
18の先端にインストルメントパネルPを支持するため
の支持部材319,319が設けられる。更にスライダ
317には、前記支持部材319,319と協働してイ
ンストルメントパネルPを支持するローラ状の支持部材
320が設けられる。スライダ317に一端を固着した
スライダ操作アーム321の他端にはハンドル322が
設けられており、このハンドル322を作業員が押し引
きすることにより、スライドレール315に沿ってスラ
イダ317を摺動させることができる。このとき、スラ
イダ317の摺動可能範囲はスライドレール315の両
端に設けたストッパ323,323によって規制され
る。
15にスライドガイド316を介して摺動自在に支持さ
れたスライダ317には、ハ字状の拡開する2本の支持
腕318,318が固着され、それら支持腕318,3
18の先端にインストルメントパネルPを支持するため
の支持部材319,319が設けられる。更にスライダ
317には、前記支持部材319,319と協働してイ
ンストルメントパネルPを支持するローラ状の支持部材
320が設けられる。スライダ317に一端を固着した
スライダ操作アーム321の他端にはハンドル322が
設けられており、このハンドル322を作業員が押し引
きすることにより、スライドレール315に沿ってスラ
イダ317を摺動させることができる。このとき、スラ
イダ317の摺動可能範囲はスライドレール315の両
端に設けたストッパ323,323によって規制され
る。
【0021】次に、上記構成を備えた本発明の実施例の
作用について説明する。
作用について説明する。
【0022】インストルメントパネル組付けステーショ
ンの受け台T上に、オーバーヘッドコンベアCpの搬送
ハンガHpによって搬入されたインストルメントパネル
Pが予め載置される。作業者は一対のハンドル108,
108を握ってワーク移載装置Cを移動させ、その支持
部材319,319;320を受け台Tに載置したイン
ストルメントパネルPの下方に位置させる。このとき、
シリンダ309は図5に実線で図示した状態から僅かに
伸長した状態にあり、スライダ303は下側のストッパ
324に当接した下限位置にあって連結アーム307の
係止部材313はスライダ303の被係止部材314に
係合しており、支持腕318,318は(a)で示すよ
うに水平に延びている。
ンの受け台T上に、オーバーヘッドコンベアCpの搬送
ハンガHpによって搬入されたインストルメントパネル
Pが予め載置される。作業者は一対のハンドル108,
108を握ってワーク移載装置Cを移動させ、その支持
部材319,319;320を受け台Tに載置したイン
ストルメントパネルPの下方に位置させる。このとき、
シリンダ309は図5に実線で図示した状態から僅かに
伸長した状態にあり、スライダ303は下側のストッパ
324に当接した下限位置にあって連結アーム307の
係止部材313はスライダ303の被係止部材314に
係合しており、支持腕318,318は(a)で示すよ
うに水平に延びている。
【0023】この状態から作業者が図示せぬ操作ボタン
を押してシリンダ309を伸長駆動すると、連結アーム
307の回動が係止部材313と被係止部材314との
係合によって規制されているため、シリンダ309の駆
動力が連結アーム307を介して伝達されたスライダ3
03はスライドレール301に沿って上昇する。スライ
ダ303の上昇によって支持腕318,318は水平状
態を保ったまま上昇し、(b)で示す上限位置まで上昇
して上側のストッパ324に当接する。そして前記上昇
過程で、受け台T上のインストルメントパネルPが支持
部材319,319;320上に受け渡される。
を押してシリンダ309を伸長駆動すると、連結アーム
307の回動が係止部材313と被係止部材314との
係合によって規制されているため、シリンダ309の駆
動力が連結アーム307を介して伝達されたスライダ3
03はスライドレール301に沿って上昇する。スライ
ダ303の上昇によって支持腕318,318は水平状
態を保ったまま上昇し、(b)で示す上限位置まで上昇
して上側のストッパ324に当接する。そして前記上昇
過程で、受け台T上のインストルメントパネルPが支持
部材319,319;320上に受け渡される。
【0024】上述のようにしてインストルメントパネル
Pがワーク移載装置Cに移載されると、ワーク移載装置
Cを受け台Tの前から移動させた後、操作ボタンを押し
てシリンダ309を収縮駆動する。その結果、スライダ
303は支持腕318,318を水平状態に保ったまま
(b)位置から(a)位置に向けて下降し、下側のスト
ッパ324に当接して停止する。シリンダ309を更に
収縮駆動すると、スライダ303の下降が下側のストッ
パ324によって規制されているため、連結アーム30
7はガイド筒305に案内された支軸306と共に図5
の実線位置に回動する。支軸306が回動すると、その
支軸306にスライダ317を介して支持された前記支
持腕318,318がインストルメントパネルPと共に
(c)位置に回動し、インストルメントパネルPは車室
内における取付姿勢に一致するように傾斜する。
Pがワーク移載装置Cに移載されると、ワーク移載装置
Cを受け台Tの前から移動させた後、操作ボタンを押し
てシリンダ309を収縮駆動する。その結果、スライダ
303は支持腕318,318を水平状態に保ったまま
(b)位置から(a)位置に向けて下降し、下側のスト
ッパ324に当接して停止する。シリンダ309を更に
収縮駆動すると、スライダ303の下降が下側のストッ
パ324によって規制されているため、連結アーム30
7はガイド筒305に案内された支軸306と共に図5
の実線位置に回動する。支軸306が回動すると、その
支軸306にスライダ317を介して支持された前記支
持腕318,318がインストルメントパネルPと共に
(c)位置に回動し、インストルメントパネルPは車室
内における取付姿勢に一致するように傾斜する。
【0025】続いてワーク移載装置Cを車体Bを搬送す
るオーバーヘッドコンベアCbの搬送ハンガHbに結合
し、ワーク移載装置Cを搬送ハンガHbと同期して移動
させながらインストルメントパネルPを車体Bの車室内
の所定位置に組付ける。前記結合は、オーバーヘッドコ
ンベアCbを停止することなく行われる。
るオーバーヘッドコンベアCbの搬送ハンガHbに結合
し、ワーク移載装置Cを搬送ハンガHbと同期して移動
させながらインストルメントパネルPを車体Bの車室内
の所定位置に組付ける。前記結合は、オーバーヘッドコ
ンベアCbを停止することなく行われる。
【0026】即ち、ワーク移載装置Cの一対の結合部材
207,207を、図3に鎖線で示すようにガイドプレ
ート208,208先端の屈曲部209,209上に移
動させて斜め上向き姿勢としておき、この状態でワーク
移載装置Cを移動中の搬送ハンガHbに向けて前進させ
ることにより、前記結合部材207,207を搬送ハン
ガHbの一方のビーム9に係合させる。ワーク移載装置
Cを更に前進させると、結合部材207,207はガイ
ドプレート208,208に案内されながら図3に実線
で示す位置まで後退する。ワーク移載装置Cの前進に伴
って、図3の(d)位置にあったインストルメントパネ
ルPは車体Bのドア開口部から車室内の(e)位置に挿
入される。
207,207を、図3に鎖線で示すようにガイドプレ
ート208,208先端の屈曲部209,209上に移
動させて斜め上向き姿勢としておき、この状態でワーク
移載装置Cを移動中の搬送ハンガHbに向けて前進させ
ることにより、前記結合部材207,207を搬送ハン
ガHbの一方のビーム9に係合させる。ワーク移載装置
Cを更に前進させると、結合部材207,207はガイ
ドプレート208,208に案内されながら図3に実線
で示す位置まで後退する。ワーク移載装置Cの前進に伴
って、図3の(d)位置にあったインストルメントパネ
ルPは車体Bのドア開口部から車室内の(e)位置に挿
入される。
【0027】結合部材207,207に係合したビーム
9は、その結合部材207,207に対して摺動しなが
ら搬送ハンガHbと共に移動し、やがて前記ビーム9に
先端がワーク移載装置Cに設けた当接部材213に係合
する(図2参照)。その結果、搬送ハンガHbに牽引さ
れた状態で、ワーク移載装置Cが搬送ハンガHbと同期
して走行を始める。
9は、その結合部材207,207に対して摺動しなが
ら搬送ハンガHbと共に移動し、やがて前記ビーム9に
先端がワーク移載装置Cに設けた当接部材213に係合
する(図2参照)。その結果、搬送ハンガHbに牽引さ
れた状態で、ワーク移載装置Cが搬送ハンガHbと同期
して走行を始める。
【0028】上述のように、搬送ハンガHbに対してワ
ーク移載装置Cを結合する作業は、微妙な位置合わせを
せずに単にワーク移載装置Cを搬送ハンガHbに向けて
移動させるだけで良いため、熟練を要することなく極め
て容易に行うことができる。
ーク移載装置Cを結合する作業は、微妙な位置合わせを
せずに単にワーク移載装置Cを搬送ハンガHbに向けて
移動させるだけで良いため、熟練を要することなく極め
て容易に行うことができる。
【0029】搬送ハンガHb及びワーク移載装置Cの同
期搬送中に、作業員がハンドル322を押圧してスライ
ダ317を支軸306のスライドレール315に沿って
摺動させると、インストルメントパネルPは図3の
(e)位置から(f)位置へと更に前進し、車室内の所
定位置にその取付姿勢に極めて近い姿勢で接近する。
期搬送中に、作業員がハンドル322を押圧してスライ
ダ317を支軸306のスライドレール315に沿って
摺動させると、インストルメントパネルPは図3の
(e)位置から(f)位置へと更に前進し、車室内の所
定位置にその取付姿勢に極めて近い姿勢で接近する。
【0030】続いて、車室内に乗り込んだ他の作業員が
ワーク移載装置CからインストルメントパネルPを受け
取った後、図示せぬ操作ボタンを押してシリンダ309
を僅かに伸長駆動することにより、傾斜した支持腕31
8,318を水平姿勢に復帰させる。この状態から車室
外の作業員が搬送ハンガHbから離れる方向にワーク移
載装置Cを移動させると、結合部材207,207が前
述と逆方向に摺動して搬送ハンガHbのビーム9から分
離し、ワーク移載装置Cの同期搬送が終了する。
ワーク移載装置CからインストルメントパネルPを受け
取った後、図示せぬ操作ボタンを押してシリンダ309
を僅かに伸長駆動することにより、傾斜した支持腕31
8,318を水平姿勢に復帰させる。この状態から車室
外の作業員が搬送ハンガHbから離れる方向にワーク移
載装置Cを移動させると、結合部材207,207が前
述と逆方向に摺動して搬送ハンガHbのビーム9から分
離し、ワーク移載装置Cの同期搬送が終了する。
【0031】而して、車室内の作業員はワーク移載装置
Cから受け取ったインストルメントパネルPを車室内の
所定位置に取り付け、インストルメントパネル組付けス
テーションにおける作業が完了する。
Cから受け取ったインストルメントパネルPを車室内の
所定位置に取り付け、インストルメントパネル組付けス
テーションにおける作業が完了する。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、昇降自在なスライダに回転自在に支持した支軸に連
結アームの一端を固着して該連結アームの他端を端駆動
源で上下方向に駆動するとともに、前記連結アーム及び
前記スライダに相互に係合可能な係止部材及び被係止部
材を設けたので、駆動源で連結アームの他端を上下方向
に駆動することにより、スライダと共に支軸を昇降させ
且つスライダに対して支軸を回転させることができる。
これにより、支軸に設けた支持部材上のワークを昇降及
び回転させて位置及び姿勢を変化させ、その受け取りや
受け渡しをスムーズに行うことができる。しかも、前記
昇降及び回転は同一の駆動源によって行われるため、そ
の構造を簡略化することができる。
ば、昇降自在なスライダに回転自在に支持した支軸に連
結アームの一端を固着して該連結アームの他端を端駆動
源で上下方向に駆動するとともに、前記連結アーム及び
前記スライダに相互に係合可能な係止部材及び被係止部
材を設けたので、駆動源で連結アームの他端を上下方向
に駆動することにより、スライダと共に支軸を昇降させ
且つスライダに対して支軸を回転させることができる。
これにより、支軸に設けた支持部材上のワークを昇降及
び回転させて位置及び姿勢を変化させ、その受け取りや
受け渡しをスムーズに行うことができる。しかも、前記
昇降及び回転は同一の駆動源によって行われるため、そ
の構造を簡略化することができる。
【0034】また本発明の第2の特徴によれば、支持部
材を支軸に沿って摺動自在に設けたことにより、ワーク
の水平方向の移動が可能になり、その受け取りや受け渡
しを一層スムーズに行うことができる。
材を支軸に沿って摺動自在に設けたことにより、ワーク
の水平方向の移動が可能になり、その受け取りや受け渡
しを一層スムーズに行うことができる。
【図1】インストルメントパネル組付けステーションの
斜視図
斜視図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】ワーク移載装置の斜視図
【図5】図4の5方向矢視図
【図6】図4の6方向矢視図
106 支柱
303 スライダ
306 支軸
307 連結アーム
309 シリンダ(駆動源)
313 係止部材
314 被係止部材
319 支持部材
320 支持部材
P インストルメントパネル(ワーク)
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の場所にあるワーク(P)を受け取
り、そのワーク(P)の位置及び姿勢を変化させて第2
の場所に受け渡すワーク移載装置であって、 上下方向に延びる支柱(106)に昇降自在に支持され
たスライダ(303)と、このスライダ(303)に回
転自在に支持されて水平方向に延びる支軸(306)
と、この支軸(306)に一端を固着された連結アーム
(307)と、この連結アーム(307)の他端を上下
方向に駆動する駆動源(309)と、前記連結アーム
(307)に設けられた係止部材(313)と、前記ス
ライダ(303)に設けられて前記係止部材(313)
に係合可能な被係止部材(314)と、前記支軸(30
6)に設けられてワーク(P)を支持する支持部材(3
19,320)とを備えたことを特徴とする、ワーク移
載装置。 - 【請求項2】 前記支持部材(319,320)を支軸
(306)に沿って摺動自在に設けたことを特徴とす
る、請求項1記載のワーク移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00433493A JP3464683B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ワーク移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00433493A JP3464683B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ワーク移載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06211343A JPH06211343A (ja) | 1994-08-02 |
JP3464683B2 true JP3464683B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=11581556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00433493A Expired - Fee Related JP3464683B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ワーク移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3464683B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200451984Y1 (ko) * | 2009-01-14 | 2011-01-24 | (주) 동양이화 | 다용도 팔레트 |
JP6647034B2 (ja) * | 2015-12-22 | 2020-02-14 | トヨタ自動車九州株式会社 | インストルメントパネルアッセンブリ搭載装置 |
JP7485522B2 (ja) * | 2020-03-06 | 2024-05-16 | トヨタ自動車九州株式会社 | 車内パネル搬送用支持装置 |
CN113548400B (zh) * | 2021-06-26 | 2023-05-23 | 安徽工程大学 | 一种汽车加工车身流转输送装置 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP00433493A patent/JP3464683B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06211343A (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |