JP3464082B2 - インクジェット式印刷記録装置 - Google Patents
インクジェット式印刷記録装置Info
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- JP3464082B2 JP3464082B2 JP20142995A JP20142995A JP3464082B2 JP 3464082 B2 JP3464082 B2 JP 3464082B2 JP 20142995 A JP20142995 A JP 20142995A JP 20142995 A JP20142995 A JP 20142995A JP 3464082 B2 JP3464082 B2 JP 3464082B2
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- ink
- carriage
- cartridge
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Description
に吐出して印刷する印字ヘッドと、印字ヘッドを搭載し
て被印刷体への印刷のために移動させるキャリッジとを
備えたインクジェット式印刷記録装置に関するものであ
る。
コン用プリンタ等のような転送されてくる印刷情報に基
づいて紙等の被印刷体にドットパターン画像を記録する
印刷記録装置があり、その印字を行う印字ヘッドの一種
として、吐出口よりインクの小滴を飛翔させて紙等に付
着させて印刷を行うインクジェット式印字ヘッドがあ
る。かかるインクジェット式印字ヘッドは、該印字ヘッ
ドにインクを供給するインクカートリッジと共に被印刷
体への印刷のために移動させるキャリッジに着脱自在に
搭載され、必要に応じてインクカートリッジ及び印字ヘ
ッドは交換される。
ットとインクカートリッジがキャリッジに搭載される形
態を、図10の分解斜視図を参照して説明する。キャリ
ッジ101上にインクジェット式印字ヘッドのユニット
102が搭載され、このヘッドユニット102上にイン
クカートリッジ103が搭載される。キャリッジ101
は、印刷記録装置のキャリッジ軸に案内されて往復駆動
されるもので、ヘッドとの電気接続のための接点部10
4を有したヘッド基板105が備えられ、また、ヘッド
ユニット102の前面に設けられた位置決め凸部(図1
0では見えていない)が嵌め込まれる位置決め穴10
6、ヘッドユニット102の後端部に設けられた係合用
突部107と係合されるユニット固定爪108、及び、
インクカートリッジ103の係合用凹部109と係合さ
れるカートリッジ固定爪110が形成されている。ヘッ
ドユニット102には、前面に設けられた印字ヘッド部
にインクを導くインク流路管111、インクカートリッ
ジ103の前面に設けられた位置決め凸部112が嵌め
込まれる位置決め穴113等が形成されている。インク
カートリッジ103の後面には、その取り外し用の取手
となる爪114が設けられている。また、ヘッドユニッ
ト102のインク流路管111の周囲には、インクカー
トリッジ103が装着された時に両者のジョイント部の
気密を図るシールラバー115が取り付けられている。
ジ103のキャリッジ101からの脱着要領を図11
(a)(b)を参照して説明すると、(a)の搭載状態
においてはキャリッジ101のカートリッジ固定爪11
0がインクカートリッジ103の係合用凹部109に係
合して両者はロックされており、この状態からインクカ
ートリッジ103の取り外し用の爪114に指を当てて
押し上げることにより、係合用凹部109とカートリッ
ジ固定爪110とのロックを解除し、インクカートリッ
ジ103を取り外すことができ、(b)の状態となる。
ジ101からの脱着要領を図12を参照して説明する
と、(a)の搭載状態においてはキャリッジ101のユ
ニット固定爪108がヘッドユニット102の係合用突
部107に係合して両者はロックされており、この状態
からユニット固定爪108を後方側へ押してロックを解
除し、(b)に示すように、ヘッドユニット102を後
端部から取り外す。搭載する時は、キャリッジ101の
位置決め穴106にヘッドユニット102の前面の位置
決め凸部を先に嵌め込ませる。また、ヘッドユニット1
02がキャリッジ101に正規の位置に搭載された状態
では、装置の不使用時にヘッドユニット102の印字ヘ
ッドが乾燥するのを防止するために、キャップが被せら
れるようになっている(キャッピングという)。
ような従来のインクジェット式印刷記録装置において
は、ユーザは容易にヘッドユニット102やインクカー
トリッジ103をキャリッジ101から脱着することが
できるため、不用意にこれらが取り外されたまま放置さ
れるようなことがあり、その場合、ヘッドユニット10
2のインクカートリッジ103とのジョイント部等が乾
燥し、インク流路管111等の残留インクが固まって流
路が詰まるといった問題が発生していた。また、印字ヘ
ッドユニットがキャリッジから取り外されると、キャッ
ピング動作も行われないので、印字ヘッドのノズル部に
おけるインクの乾燥・固化が生じ、吐出不良の問題が生
じる。
になされたものであり、印字ヘッドユニットやインクカ
ートリッジの取り外しは、交換用のそれらと同等物を用
意しなければできないようにして、不用意にそれらが取
り外されたまま放置されるようなことがなく、印字ヘッ
ドユニットのインクカートリッジとのジョイント部や、
ノズル部等が乾燥して流路が詰まるといったことを防止
したインクジェット式印刷記録装置を提供することを目
的とする。
に請求項1の発明のインクジェット式印刷記録装置は、
インクを被印刷体に吐出して印刷するインクジェット式
の印字ヘッドを含む印字ヘッドユニットと、印字ヘッド
にインクを供給するインクカートリッジと、印字ヘッド
ユニット及びインクカートリッジを搭載して被印刷体へ
の印刷のために移動させるキャリッジとを備えたインク
ジェット式印刷記録装置において、インクカートリッジ
及びキャリッジ又は印字ヘッドユニットには、インクカ
ートリッジをキャリッジに搭載した時に互いに係合し合
うロック機構が設けられ、さらに、インクカートリッジ
には、ロック機構のロックを解除してインクカートリッ
ジをキャリッジから取り外すためのロック解除部材が設
けられており、交換用に用意されたもう一つの同等のイ
ンクカートリッジのロック解除部材を用いて、ロック機
構のロックを解除し得るようにしたものである。
をキャリッジに搭載した時にはロック機構によりロック
がかかり、インクカートリッジにロック解除部材が設け
られているが、これ単体では同部材を動作させてロック
解除を行いようがなく、交換用に用意されたもう一つの
同等のインクカートリッジのロック解除部材を用いて始
めてロックを解除し得る。このため、ユーザが交換用に
もう一つの同等のインクカートリッジを用意していない
状態で、不用意に搭載状態のインクカートリッジが取り
外され放置されるといったことは防止される。
印刷記録装置は、インクを被印刷体に吐出して印刷する
インクジェット式の印字ヘッドを含む印字ヘッドユニッ
トと、印字ヘッドにインクを供給するインクカートリッ
ジと、印字ヘッドユニット及びインクカートリッジを搭
載して被印刷体への印刷のために移動させるキャリッジ
とを備えたインクジェット式印刷記録装置において、キ
ャリッジ及び印字ヘッドユニットには、印字ヘッドユニ
ットをキャリッジに搭載した時に互いに係合し合うロッ
ク機構が設けられ、さらに、印字ヘッドユニットには、
ロック機構のロックを解除して印字ヘッドユニットをキ
ャリッジから取り外すためのロック解除部材が設けられ
ており、交換用に用意されたもう一つの同等の印字ヘッ
ドユニットのロック解除部材を用いて、ロック機構のロ
ックを解除し得るようにしたものである。
をキャリッジに搭載した時にはロック機構によりロック
がかかり、印字ヘッドユニットにロック解除部材が設け
られているが、これ単体では同部材を動作させてロック
解除を行いようがなく、交換用に用意されたもう一つの
同等の印字ヘッドユニットのロック解除部材を用いて始
めてロックを解除し得る。これにより、上記と同様に、
ユーザが交換用にもう一つの同等の印字ヘッドユニット
を用意していない状態で、不用意に搭載状態の印字ヘッ
ドユニットが取り外され放置されるといったことは防止
される。
印刷記録装置は、インクを被印刷体に吐出して印刷する
インクジェット式の印字ヘッドとそのインクを保持する
インクカートリッジとが一体化された一体型カートリッ
ジと、その一体型カートリッジを搭載して被印刷体への
印刷のために移動させるキャリッジとを備えたインクジ
ェット式印刷記録装置において、一体型カートリッジ及
びキャリッジには、一体型カートリッジをキャリッジに
搭載した時に互いに係合し合うロック機構が設けられ、
さらに、一体型カートリッジには、ロック機構のロック
を解除して一体型カートリッジをキャリッジから取り外
すためのロック解除部材が設けられており、交換用に用
意されたもう一つの同等の一体型カートリッジのロック
解除部材を用いて、ロック機構のロックを解除し得るよ
うにしたものである。
をキャリッジに搭載した時にはロック機構によりロック
がかかり、一体型カートリッジにロック解除部材が設け
られているが、これ単体では同部材を動作させてロック
解除を行いようがなく、交換用に用意されたもう一つの
同等の一体型カートリッジのロック解除部材を用いて始
めてロックを解除し得る。これにより、上記と同様に、
ユーザが交換用にもう一つの同等の一体型カートリッジ
を用意していない状態で、不用意に搭載状態の一体型カ
ートリッジが取り外され放置されるといったことは防止
される。
ト式印刷記録装置をインクジェットプリンタとして具体
化した実施例について図面を参照して説明する。
ある。図1において、インクジェットプリンタ1の本体
フレーム2の前部には、手差し給紙部3が設けられてお
り、この手差し給紙部3の後方で本体フレーム2の上部
には、後述するインクジェット式の印字ヘッド10を搭
載するキャリッジ9やパージ装置18等を内蔵するサブ
フレーム4が載置されている。サブフレーム4の上部後
方には、印刷用紙が複数枚収納される給紙カセット5が
着脱可能に取り付けられ、また、印字後の用紙が排出さ
れる排紙トレイ(不図示)が給紙カセット5と対向して
その手前側に取り付けられる。
内蔵される印字ヘッド10、パージ装置18、紙送り機
構19等を示す斜視図である。図2において、サブフレ
ーム4の内部後方には、円筒形状のプラテンローラ6が
配置されている。このプラテンローラ6は、給紙カセッ
ト5又は手差し給紙部3から供給された印刷用紙を印字
ヘッド10に対面させながら搬送するものであり、紙送
り機構19の一部をなす。プラテンローラ6の上側に
は、印刷用紙をプラテンローラ6に密着させる圧ローラ
8が設けられている。プラテンローラ6は不図示の紙送
りモータによりプラテンギヤ7を介して駆動される。プ
ラテンギヤ7は、給紙カセット5から印刷用紙を1枚、
プラテンローラ6に給紙するための給紙ギヤ列にも駆動
を伝達する。
ャリッジ9が設けられている。キャリッジ9は、印字ヘ
ッド10を搭載しており、プラテンローラ6と平行に設
けられたキャリッジ軸11に沿って移動可能とされてい
る。キャリッジ9は、キャリッジモータ12によりベル
ト13を介して駆動される。プラテンローラ6の側方に
は、パージ装置18が設けられている。インクジェット
式の印字ヘッド10は、その使用中に内部に気泡が発生
したり、吐出面上にインクの液滴が付着することによ
り、吐出不良を起こすことがあるので、これを解消し良
好な吐出状態に回復させるためにパージ装置18があ
る。パージ装置18は、その先端にキャップ15が設け
られていて、このキャップ15に印字ヘッド10が覆わ
れている時に、ポンプにより負圧を発生させ、印字ヘッ
ド10の内部の不良インクを吸引して印字ヘッド10を
回復させるものである。なお、印字ヘッド10はヘッド
ユニット20と一体に設けられており、このヘッドユニ
ット20と共に、印字ヘッド10にインクを供給するイ
ンクカートリッジ22がキャリッジ9に着脱自在に搭載
される。
0とインクカートリッジ22がキャリッジ9に搭載され
ている形態とそれらの着脱方法を説明する。
造を示す分解斜視図、図4はその着脱方法を説明する断
面図である。キャリッジ9上にインクジェット式印字ヘ
ッドのユニット20が位置決めして搭載され、さらに、
このヘッドユニット20上にインクカートリッジ22が
位置決めして搭載される。
挿通される貫通孔9aと、印字ヘッド10との電気接続
のための接点部9bを有したヘッド基板9cが備えら
れ、また、ヘッドユニット20の前面に設けられた位置
決め凸部(図3では見えていない)が嵌め込まれる位置
決め穴9d、ヘッドユニット20の後端部に設けられた
係合用突部20aと係合されるユニット固定爪9e、及
び、インクカートリッジ22の背面に設けられた係合用
凹部22aと係合されるカートリッジ固定爪9fが形成
されている。カートリッジ固定爪9fは樹脂材料等で成
り、バネ性を持たせている。これらカートリッジ固定爪
9fと係合用凹部22aとは、インクカートリッジ22
をキャリッジ9に搭載した時に互いに係合し合うロック
機構25を構成している。
た印字ヘッド部10にインクを導くインク流路管20
b、フィルタ20c、インクカートリッジ22が装着さ
れた時に両者のジョイント部の気密を図るシールラバー
20d、インクカートリッジ22の前面下端部に設けら
れた位置決め凸部22bが嵌め込まれる位置決め穴20
e等が設けられている。また、インクカートリッジ22
には、その前面上端部に上記ロック機構25のロックを
解除してインクカートリッジ22をキャリッジ9から取
り外すための取り出し用凸部22c(ロック解除部材)
が設けられ、また、従来の図10に示したような取り外
し用の爪114を無くしている。このインクカートリッ
ジ22内には、インクを含浸させた多孔質材質が封入さ
れている。なお、キャリッジ9のヘッド基板9cとその
上に搭載された印字ヘッドユニット20の印字ヘッド1
0とは、フレキシブルケーブル(FPC)27により電
気的に接続される。また、印字ヘッド10は、圧電素子
等を駆動源として構成することができるが、その他に、
熱、振動等により圧力を発生させてインクを噴出する構
成であってもよい。
カートリッジ22を搭載した状態では、インクカートリ
ッジ22は、カートリッジ固定爪9fと係合用凹部22
aとが係合しロック機構25が働いてロック状態とされ
る。その時、取り出し用凸部22cは、ヘッドユニット
20側に設けられた逃げ部20fによってヘッドユニッ
ト20と互いに干渉し合わないようになっている。そし
て、インクカートリッジ22のインクが空になった場合
等において、これを取り外す時は、図4に示すように、
交換用にもう一つの同等の新品のインクカートリッジ2
2を用意し、その取り出し用凸部22cを、搭載されて
いるインクカートリッジ22の背面とカートリッジ固定
爪9fとの間に挿し込み、こじるようにすることで、同
固定爪9fをインクカートリッジ22の背面に対して押
し拡げて、ロック機構25のロックを解除することがで
き、インクカートリッジ22を取り外すことができる。
2がキャリッジ9に搭載された状態では、カートリッジ
固定爪9fを手指では操作できない状態になり、交換用
のインクカートリッジ22が使用済み品の交換のための
治具となるので、これを用意することなく、安易に搭載
状態のインクカートリッジ22が取り外されることがな
くなる。そのため、不用意にインクカートリッジ22が
外されて放置され、印字ヘッドユニット20とのジョイ
ント部分等のインクが固まって不都合を生じるようなこ
とが防止される。
リッジのキャリッジへの搭載形態と着脱の方法を示す側
断面図、図6(a)(b)はその分解斜視図及び部分拡
大図である。この実施例では、キャリッジ9にカートリ
ッジ固定用回動爪9g(以下、回動爪という)が回動自
在に設けられ、また、インクカートリッジ22に係合用
ピン22dが設けられており、これらはインクカートリ
ッジ22をキャリッジ9に搭載した時に互いに係合し合
うロック機構25を構成している。また、回動爪9gの
軸部前面に三角形状の穴9hが設けられており、さら
に、インクカートリッジ22の前面上端部には、回動爪
9gの三角形状の穴9hと嵌合可能な三角凸部22e
(ロック解除部材)が設けられている。この三角凸部2
2eを三角形状の穴9hに挿し込んで、回動すること
で、回動爪9gを回動させることができ、係合用ピン2
2dとの係合を外すことができるようになっている。そ
の他、位置決め用凸部22b等の構成は第1実施例と同
様である。
ジ9に搭載されロック機構25が働きロック状態にある
インクカートリッジ22を取り外すには、交換用にもう
一つ用意した同等のインクカートリッジ22の三角凸部
22eを、ロック状態にあるインクカートリッジ22の
三角形状の穴9hに挿し込んで回すことにより、回動爪
9gと係合用ピン22dとの係合を外すことができ、つ
まり、ロック機構25のロックを解除することができ、
インクカートリッジ22をキャリッジ9から取り外すこ
とができる。そして、交換用のインクカートリッジ22
を装着する場合は、取り外したインクカートリッジ22
の三角凸部22eを用いて回動爪9gをロック位置から
退避させた上で交換用インクカートリッジを装着する。
なお、回動爪9gは、スプリングバネ等によりロック状
態を保持し得るように付勢しておくことが望ましい。こ
の実施例構成においても上記第1実施例と同等の作用効
果が得られる。
ッジの装着方法の変形例として、回動爪9gに斜面を形
成しておき、この斜面を交換用インクカートリッジ22
側の係合用ピン22dで押すことにより、回動爪9gを
ロック位置から退避させ、装着動作を簡略化し得るよう
な構成とすることもできる。但し、この場合は、上記ス
プリングバネ等による付勢は必須となる。
ットのキャリッジへの搭載形態と着脱方法を示す側断面
図、図8は印字ヘッドユニットの構成を示す側面図であ
る。この第3実施例は、印字ヘッドユニットにロック機
構及びロック解除部材を適用したものであり、基本的に
は図3に示した第1実施例のインクカートリッジの場合
と同様である。印字ヘッドユニット20がキャリッジ9
上に位置決めして搭載され(インクカートリッジは図示
なし)、キャリッジ9にはバネ性を持たせた印字ヘッド
ユニット固定爪9i(以下、固定爪という)が設けら
れ、印字ヘッドユニット20の背面には、係合用凸部2
0gが設けられ、これらは、印字ヘッドユニット20を
キャリッジ9に搭載した時に互いに係合し合うロック機
構35を構成している。さらに、印字ヘッドユニット2
0の背面上端部には、ロック機構35のロックを解除し
て印字ヘッドユニット20をキャリッジ9から取り外す
ための取り出し用凸部20h(ロック解除部材)が設け
られ、また、前面下端部には、キャリッジ9に対する位
置決め用凸部20iが設けられている。
搭載した状態では、印字ヘッドユニット20は、固定爪
9iと係合用凸部20gとが係合しロック機構35が働
いてロック状態とされる。その時、取り出し用凸部20
hはロック機構35の上部を覆うように位置し、また、
位置決め用凸部20iはキャリッジ9に設けられた位置
決め用穴部9jに差し込まれている。
のために、これを取り外す時は、図7に示すように、交
換用にもう一つの同等の新品の印字ヘッドユニット20
を用意し、その取り出し用凸部20hを、搭載されてい
る印字ヘッドユニット20の背面と固定爪9iとの間に
挿し込み、こじるようにすることで、固定爪9iを印字
ヘッドユニット20の背面に対して押し拡げて、ロック
機構35のロックを解除することができ、印字ヘッドユ
ニット20を取り外すことができる。
0がキャリッジ9に搭載された状態では、取り出し用凸
部20hが固定爪9iの部分を覆うので、手指では操作
できない状態になり、交換用の印字ヘッドユニット20
を用意することなく、安易に搭載状態の印字ヘッドユニ
ット20が取り外されることがなくなる。そのため、不
用意に印字ヘッドユニット20が外されて放置され、印
字ヘッド部10等のノズル部のインクが固まって不都合
を生じるようなことが防止される。また、この第3実施
例の変形例として、印字ヘッドユニット20のロック機
構に上記第2実施例による回動爪の構成を採用してもよ
い。
のインクを保持したインクカートリッジとが一体型とさ
れた一体型カートリッジのキャリッジへの搭載形態と着
脱方法を示す側面図である。一体型カートリッジ40の
背面に係合用凸部40aが、背面上端部に取り出し用凸
部40b(ロック解除部材)がそれぞれ設けられ、キャ
リッジ9にはカートリッジ固定爪9fが設けられ、キャ
リッジ9に一体型カートリッジ40を搭載した時に、固
定爪9fと係合用凸部40aとは互いに係合し合い、こ
れらはロック機構45を構成している。
0の交換等のために、これを取り外す時は、図9に示す
ように、交換用にもう一つの同等の新品の一体型カート
リッジ40を用意し、その取り出し用凸部40bを、搭
載されている一体型カートリッジ40の背面と固定爪9
fの間に挿し込み、こじるようにすることで、上記第3
実施例と同様にして、ロック機構45のロックを解除す
ることができ、一体型カートリッジ40を取り外すこと
ができる。本実施例においては、一体型カートリッジが
不用意に外されて放置され、キャッピング動作が行なわ
れないことに起因するノズル部でのインクの乾燥、固化
が防止される。
クジェット式印刷記録装置によれば、インクカートリッ
ジをキャリッジに搭載した時に互いに係合し合うロック
機構が設けられ、インクカートリッジにはインクカート
リッジをキャリッジから取り外すためのロック解除部材
が設けられており、交換用に用意されたもう一つの同等
のインクカートリッジのロック解除部材を用いて、ロッ
ク機構のロックを解除し得るようにしたので、不用意に
インクカートリッジが取り外されて放置されるようなこ
とがなくなり、従って、印字ヘッドのカートリッジとの
ジョイント部等が乾燥してインクが固まり流路が詰まる
ようなことがなくなる。また、請求項2の発明に係るイ
ンクジェット式印刷記録装置によれば、印字ヘッドユニ
ットが、上記請求項1のインクカートリッジの場合と同
様、不用意に取り外されて放置されるようなことがなく
なり、印字ヘッドのノズル部でのインクの乾燥・固化を
防止できる。また、請求項3の発明に係るインクジェッ
ト式印刷記録装置によれば、一体型カートリッジが、上
記請求項2の印字ヘッドユニットの場合と同様、不用意
に取り外されて放置されるようなことがなくなり、同等
の効果が得られる。
の斜視図である。
印字ヘッド等を示す斜視図である。
ャリッジへの搭載構造を示す分解斜視図である。
図である。
リッジへの搭載形態と着脱の方法を示す側断面図であ
る。
部分拡大図である。
リッジへの搭載形態と着脱方法を示す側断面図である。
を示す側面図である。
リッジへの搭載形態と着脱方法を示す側面図である。
とインクカートリッジがキャリッジに搭載される形態を
示す分解斜視図である。
キャリッジからの脱着要領を示す図である。
リッジからの脱着要領を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 インクを被印刷体に吐出して印刷するイ
ンクジェット式の印字ヘッドを含む印字ヘッドユニット
と、前記印字ヘッドにインクを供給するインクカートリ
ッジと、前記印字ヘッドユニット及びインクカートリッ
ジを搭載して被印刷体への印刷のために移動させるキャ
リッジとを備えたインクジェット式印刷記録装置におい
て、 前記インクカートリッジ及び前記キャリッジ又は前記印
字ヘッドユニットには、該インクカートリッジを該キャ
リッジに搭載した時に互いに係合し合うロック機構が設
けられ、さらに、 前記インクカートリッジには、前記ロック機構のロック
を解除して該インクカートリッジを前記キャリッジから
取り外すためのロック解除部材が設けられており、交換
用に用意されたもう一つの同等のインクカートリッジの
ロック解除部材を用いて、前記ロック機構のロックを解
除し得るようにしたことを特徴とするインクジェット式
印刷記録装置。 - 【請求項2】 インクを被印刷体に吐出して印刷するイ
ンクジェット式の印字ヘッドを含む印字ヘッドユニット
と、前記印字ヘッドにインクを供給するインクカートリ
ッジと、前記印字ヘッドユニット及びインクカートリッ
ジを搭載して被印刷体への印刷のために移動させるキャ
リッジとを備えたインクジェット式印刷記録装置におい
て、 前記キャリッジ及び前記印字ヘッドユニットには、該印
字ヘッドユニットを該キャリッジに搭載した時に互いに
係合し合うロック機構が設けられ、さらに、 前記印字ヘッドユニットには、前記ロック機構のロック
を解除して該印字ヘッドユニットを前記キャリッジから
取り外すためのロック解除部材が設けられており、交換
用に用意されたもう一つの同等の印字ヘッドユニットの
ロック解除部材を用いて、前記ロック機構のロックを解
除し得るようにしたことを特徴とするインクジェット式
印刷記録装置。 - 【請求項3】 インクを被印刷体に吐出して印刷するイ
ンクジェット式の印字ヘッドとそのインクを保持するイ
ンクカートリッジとが一体化された一体型カートリッジ
と、その一体型カートリッジを搭載して被印刷体への印
刷のために移動させるキャリッジとを備えたインクジェ
ット式印刷記録装置において、 前記一体型カートリッジ及びキャリッジには、該一体型
カートリッジを該キャリッジに搭載した時に互いに係合
し合うロック機構が設けられ、さらに、 前記一体型カートリッジには、前記ロック機構のロック
を解除して該一体型カートリッジを前記キャリッジから
取り外すためのロック解除部材が設けられており、交換
用に用意されたもう一つの同等の一体型カートリッジの
ロック解除部材を用いて、前記ロック機構のロックを解
除し得るようにしたことを特徴とするインクジェット式
印刷記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20142995A JP3464082B2 (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | インクジェット式印刷記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20142995A JP3464082B2 (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | インクジェット式印刷記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929956A JPH0929956A (ja) | 1997-02-04 |
JP3464082B2 true JP3464082B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=16440945
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20142995A Expired - Lifetime JP3464082B2 (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | インクジェット式印刷記録装置 |
Country Status (1)
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---|---|
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Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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