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JP2001219571A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

Info

Publication number
JP2001219571A
JP2001219571A JP2000030465A JP2000030465A JP2001219571A JP 2001219571 A JP2001219571 A JP 2001219571A JP 2000030465 A JP2000030465 A JP 2000030465A JP 2000030465 A JP2000030465 A JP 2000030465A JP 2001219571 A JP2001219571 A JP 2001219571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
carriage
head
ink head
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000030465A
Other languages
English (en)
Inventor
Takasumi Wada
孝澄 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000030465A priority Critical patent/JP2001219571A/ja
Publication of JP2001219571A publication Critical patent/JP2001219571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクタンク及びインクキャリッジの着脱作業
を容易化するとともに、インクの補給経路中におけるイ
ンク詰まりの発生、及び、空気や塵埃の混入を防止す
る。 【解決手段】インクチューブ12でインクタンク10に
連結されたインクヘッド13を保持部材11によりイン
クタンク10に一体的に保持してインクタンクユニット
9を構成した。プリンタの所定位置に配置されるインク
タンク10とキャリッジ7に搭載されるインクヘッド1
3との位置関係を維持し、インクタンク10を所定位置
に配置した時にインクヘッド13がキャリッジ7に搭載
され、インクタンク10及びインクヘッド13の装着作
業が同時に行われる。所定位置に配置されたインクタン
ク10とキャリッジ7に搭載されたインクヘッド13と
を保持部材11によって一体化すると、インクタンク1
0及びインクヘッド13の取外作業が同時に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体にから
インク滴を吐出して画像の記録を行うインクジェットプ
リンタに関し、特に、記録媒体に対して相対的に移動可
能で前記インク滴の吐出を行うインクヘッドとインクタ
ンクとをパイプで連結するとともに一体化し、インク交
換時のメンテナンスの簡便性及び信頼性を向上するイン
ク供給機構を備えたインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、軽量で騒音
の発生が少なく、また、普通紙に対して特別な定着処理
を要することなく高速記録が行える。また、近年、OA
機器のディジタル化が急速に進展しており、カラー画像
出力の需要が増加していることから、ディジタルカラー
複写機やカラーレーザプリンタとして低価格のカラーイ
ンクジェットプリンタが広く普及している。
【0003】このような、インクジェットプリンタは一
般に、液体インクを収納したインクタンク、及び、多数
の吐出口が形成されたインクヘッドをキャリッジに搭載
し、このキャリッジを記録媒体の搬送方向に対して直交
する方向(主走査方向)に往復移動させる駆動方式が採
用されている。
【0004】ところが、連続記録枚数の増加にともなっ
て、インクタンクにおける液体インクの収納量の増量化
の要請が強い。このため、インクタンクを搭載するキャ
リッジも大型化する傾向にあり、キャリッジの移動に際
してプリンタ装置に振動を生じたり大きな駆動力が必要
になるだけでなく、プリンタ装置自体が大型化する問題
がある。
【0005】このため、容量の比較的小さいサブタンク
をキャリッジに搭載するとともに、サブタンクと別体の
メインタンクを装置本体に設け、メインタンクからサブ
タンクに対してインクを供給することによってキャリッ
ジを小型軽量化し、プリンタ装置の振動を抑制するとと
もに、駆動力を低減するようにしたインクジェットプリ
ンタが提案されている。
【0006】例えば、特開平5−138899号公報に
は、固定タンク(メインタンク)にイエロー、マゼン
タ、シアン及びブラックの各色のインクのそれぞれにつ
いて、インク投入口、ジョイントノズル、アーム及びソ
レノイド等の部材を設け、インクヘッドタンク(サブタ
ンク)を搭載したキャリッジがインク供給位置に移動し
た際に、ジョイントノズルを伸長させてメインタンク内
のインクをサブタンク内に供給するようにした構成が開
示されている。この構成では、サブタンク内に設けられ
たインクエンプティセンサ及びインクフルセンサの検出
信号に基づいてソレノイドをオン/オフすることによ
り、ジョイントノズルを伸縮させるようにしている。
【0007】また、特開平10−235892号公報に
は、インクヘッドをキャリッジから取り外すことなく、
間欠的にキャリッジ外貯蔵容器(メインタンク)から印
字カートリッジにインクの供給を行うようにした構成が
開示されている。この構成では、キャリッジの貯蔵容器
(サブタンク)は、各色のインク毎に短い柔軟管によっ
て補充ステーションハウジングに支持されている針弁構
造と接続されている。サブタンクにインクを補充する場
合には、補充ステーションハウジングが取り付けられて
いるレバーが回転し、針弁構造がカートリッジの補充ポ
ートと係合する。針弁構造は端部に複数の開口が形成さ
れた中空針を備え、針の周りを密封している滑り弁カラ
ーがバネの弾性力によって弁閉位置に付勢されており、
少なくとも1色のインクを収納したサブタンク内のイン
ク貯蔵量が閾値以下になった際に、針弁構造がカートリ
ッジの補給ポートと係合し、滑り弁カラーが針を押し上
げて針の先端がポート開口内に滑入され、各色のインク
のそれぞれを収納した複数のサブタンクの全てに対して
同時にインクが補給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−138899号公報に開示された構成では、ジョイ
ントノズル内に残留したインクが乾燥し、先端部にイン
ク詰まりを生じる問題がある。また、特開平10−23
5892号公報に開示された構成では、針弁構造やカー
トリッジの補給ポートの構造が複雑で、中空針内にイン
クが残留し易く、中空針の先端部にインク詰まりを生じ
る問題がある。このように、インクの補給経路内にイン
ク詰まりを生じると、メインタンクからサブタンクに対
してインクを補給することができなくなり、画像を正確
に記録できなくなる問題がある。さらに、いずれの構成
においても、インクタンクの交換時やメンテナンス時に
おける供給パイプの脱着、又は、メインタンクにおける
インク切れ等によって、インクの補給経路に空気が入り
込み、画像の記録状態が劣化する問題がある。加えて、
インクタンク及びインクヘッドの着脱作業を個別に行う
必要があり、作業性が劣悪である。
【0009】この発明の目的は、インクタンク及びイン
クヘッドの着脱作業を容易にすることができるととも
に、インクの補給経路中におけるインク詰まりの発生、
及び、空気や塵埃の混入を防止することができ、画像の
記録状態を良好に維持することができるインクジェット
プリンタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0011】(1) 記録媒体の移動方向に対して直交する
方向における所定範囲内で往復移動自在に支持されたキ
ャリッジと、キャリッジに搭載されて記録媒体にインク
を吐出して画像を形成するインクヘッドと、キャリッジ
の上方に配置されるインクタンクと、インクタンクから
インクヘッドにインクを流通させるインクチューブと、
インクタンクにインクヘッドを一体的に保持させる保持
部材と、を備え、キャリッジに対するインクヘッドの搭
載前及びキャリッジからのインクヘッドの取り外し時に
おいて所定位置に配置されたインクタンクとキャリッジ
に搭載されたインクヘッドとの位置関係を維持した状態
でインクヘッドをインクタンクの下方に一体的に保持す
る保持部材を設けたことを特徴とする。
【0012】この構成においては、インクチューブを介
してインクタンクに接続されたインクヘッドが、キャリ
ッジに対する搭載前及びキャリッジからの取り外し時
に、所定位置に配置されたインクタンクとキャリッジに
搭載されたインクヘッドとの位置関係を維持した状態
で、保持部材を介してインクタンクに一体的に保持され
る。したがって、保持部材を介してインクタンクに一体
にされた状態のままでインクヘッドをキャリッジに搭載
することにより、同時にインクタンクが所定位置に配置
される。また、保持部材によってインクタンクに一体に
してインクヘッドを保持した状態でインクヘッド及びイ
ンクタンクがキャリッジ及び所定位置から同時に取り外
される。即ち、所定位置にインクタンクを配置する作
業、及び、キャリッジにインクヘッドを搭載する作業が
同時に行われ、所定位置からインクタンクを取り外す作
業、及び、キャリッジからインクヘッドを取り外す作業
が同時に行われる。
【0013】(2) 前記インクヘッド及び保持部材のそれ
ぞれは、互いに係合する係合部を備え、前記キャリッジ
は、インクヘッドの係合部と保持部材の係合部との係合
状態を解除する係合解除手段、及び、インクタンクの係
合部に係合する支持部を備えていることを特徴とする。
【0014】この構成においては、インクヘッドの係合
部と保持部材の係合部とが係合した状態でインクヘッド
をキャリッジに搭載すると、インクヘッドの係合部は保
持部材の係合部から外れた後にキャリッジの支持部に係
合する。したがって、インクヘッドにおいて保持部材の
係合部に係合する係合部とキャリッジの支持部に係合す
る係合部とが共用されるとともに、インクヘッドをキャ
リッジに搭載する際にインクヘッドに対する保持部材の
保持状態を解除する作業が不要になる。
【0015】(3)前記係合解除手段は、露出位置と退避
位置との間に移動自在にされ、露出位置に位置している
状態でキャリッジに対して上方から装着されるインクヘ
ッドと保持部材との間に侵入してインクヘッドの係合部
と保持部材の係合部との係合を解除するとともに、退避
位置に位置している状態でキャリッジに搭載されている
インクヘッドと保持部材との間から離間してインクヘッ
ドの係合部と保持部材の係合部との係合を許可すること
を特徴とする。
【0016】この構成においては、キャリッジにインク
ヘッドを搭載する際に係合解除手段を露出位置に位置さ
せておくと係合解除手段がインクヘッドと保持部材との
間に侵入してインクヘッドの係合部と保持部材の係合部
との係合状態を解除するとともに、キャリッジからイン
クヘッドを取り外す際に係合解除手段を退避位置に位置
させておくと係合解除手段がインクヘッドの係合部と保
持部材の係合部との間から離間してインクヘッドの係合
部と保持部材の係合部との係合を許可する。したがっ
て、インクヘッドをキャリッジに対して搭載するか又は
取り外すかに応じて解除手段を露出位置又は退避位置に
位置させることにより、インクヘッドが保持部材によっ
て選択的に保持される。
【0017】(4) (3) の構成において、キャリッジに対
してインクヘッドを搭載する際に係合解除手段を露出位
置に移動させ、キャリッジからインクヘッドを取り外す
際に係合解除手段を退避位置に移動させる移動機構を設
けることができる。
【0018】この構成によれば、キャリッジに対するイ
ンクヘッドの着脱作業に適した位置に係合解除手段を自
動的に位置させることができ、作業性をより向上するこ
とができる。
【0019】(5) (3) の構成において、退避位置に位置
している係合解除手段の一部がキャリッジにおけるイン
クヘッドの搭載位置を規定するものとすることができ
る。
【0020】この構成によれば、キャリッジに対してイ
ンクヘッドを搭載する際に、係合解除手段の一部を搭載
位置の位置決め用のガイドとして用いることができ、イ
ンクヘッドの搭載作業を容易に行うことができる。
【0021】(6) 前記キャリッジが記録媒体に対する画
像形成時における画像形成時の往復移動範囲以外の待機
位置に位置している間に、インクチューブを押圧してイ
ンクの流通路を閉塞する押圧部を備えたことを特徴とす
る。
【0022】この構成においては、記録媒体に対する画
像形成作業の待機時に押圧部によってインクチューブが
押圧され、インクタンクからインクヘッドへのインクの
流通路が閉塞される。したがって、画像形成作業の待機
中にインクタンク内のインクの水分がインクチューブを
介してインクヘッドから蒸発することがなく、長期間に
わたって画像形成作業を実行しない場合にもインクチュ
ーブ及びインクタンク内に空気や異物が混入することが
なく、画像形成状態の劣化が未然に防止される。
【0023】(7) 前記インクタンクは、内部にインクの
液面に密着する可撓性のシートを備え、シートの上方を
大気圧に開放したことを特徴とする。
【0024】この構成においては、インクタンクの内部
において、収納されているインクの液面に可撓性のシー
トが密着するとともに、シートの上面に大気圧が作用す
る。したがって、インクヘッドに対してインクが供給さ
れ、インクタンク内におけるインクの収納量が減少した
場合にも、インクの液面にシートが密着し続け、インク
タンクの内部においてインクが外気に晒されることがな
く、インクの水分が蒸発することがない。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
るインクジェットプリンタの外観図である。インクジェ
ットプリンタ(以下、単にプリンタという。)1の上面
には給紙口1aが形成されており、前面には排紙口1b
が形成されている。給紙口1aには、給紙トレイ2が装
着されている。プリンタ1の上面の前側部分及び前面の
上側部分は、カバー3によって開閉自在に被覆されてい
る。紙供給ユニット6が装着されており、さらに、図外
の両面給紙ユニット7が選択的に装着される。プリンタ
1の一方の側面には、窓部4が形成されている。
【0026】給紙トレイ2上に載置された用紙Pは、1
枚ずつ給紙口1aからプリンタ1の内部に給紙される。
給紙された用紙Pは、プリンタ1の内部の内部において
インクジェット方式の画像記録処理を受け、給紙口1b
からプリンタ1の前方に排出される。
【0027】図2は、上記プリンタのカバーを開放した
状態を示す外観図である。この図は、インクタンク及び
インクヘッドを装着していない状態のプリンタを示して
いる。プリンタ1の内部において、カバー3と用紙Pの
搬送面との間の空間1cに、用紙Pの搬送方向に直交す
る方向のシャフト17が配置されている。このシャフト
17には、キャリッジ7の一部が外嵌しており、キャリ
ッジ7は図外の駆動機構によってシャフト17に沿って
用紙搬送面の上方を主走査方向に往復移動する。このキ
ャリッジ7には後述するインクヘッドが搭載され、キャ
リッジ7の上面にはインクヘッドに対して画像データに
応じたインクの吐出信号を印加するための給電部8が備
えられている。
【0028】キャリッジ7は、インクヘッドを搭載する
際、及び、インクヘッドを取り外す際においてのみ、図
2に示す右端の待機位置に移動する。この待機位置に位
置する状態では、キャリッジ7はプリンタ1内を搬送さ
れる用紙Pの上面に対向しない。即ち、通常の用紙Pに
対する画像形成時には、キャリッジ7は待機位置より左
側の位置と左端との間で往復移動する。
【0029】空間1c内の3壁面1ca,1cb,1c
cには、キャリッジ7の上方において水平方向に突出す
るインクタンクストッパ5が連続して形成されている。
また、壁面1caには、インクタンクストッパ5の下方
にチューブ押圧部材6が水平方向に突出して形成されて
いる。インクタンクストッパ5は、上面において後述す
るインクタンク10の底面に当接する。これによって、
インクタンク10はプリンタ1内において、キャリッジ
7の移動範囲の上方における所定位置に配置される。な
お、チューブ押圧部材6の機能については後述する。図
2に示すように、キャリッジ7が壁面1ccに最も接近
して用紙搬送面に対向しない所定位置に位置している場
合にのみカバー3を開放することができ、カバー3が開
放されている状態ではキャリッジ7の駆動機構に対する
電源は遮断される。
【0030】図3は、上記プリンタに適用されるインク
タンクユニットの装着前における外観図である。また、
図4は、同インクタンクユニットの構成を示した図であ
る。インクタンクユニット9は、インクタンク10、保
持部材11、インクチューブ12及びインクヘッド13
によって構成されている。インクタンク10は、それぞ
れがイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの液体イ
ンクを収納した小タンク10a〜10dを一体化して構
成されている。各小タンク10a〜10dの上面には、
空気孔14が形成されている。上記のように、インクタ
ンク10は、底面をインクタンクストッパ5の上面に当
接させた状態で、プリンタ1の内部における所定位置に
配置される。また、インクヘッド13は、キャリッジ7
に上方から搭載される。
【0031】なお、この例では4色の液体インクを使用
するようにしているが、これに限るものではない。例え
ば、ライトマゼンタ及びライトシアンの2色を加えた6
色の液体インクを使用する場合には、6個の小タンクを
一体化したインクタンク10を使用することができる。
【0032】インクヘッド13は、キャリッジ7に搭載
された状態で用紙Pの記録面に対向する底面に複数の吐
出口が形成されており、画像データに応じた吐出信号に
基づいて吐出口から用紙Pの記録面に対してインクを吐
出する。インクチューブ12は、可撓性を有する中空パ
イプによって構成されており、小タンク10a〜10d
のそれぞれを個別にインクヘッド13に連結している。
インクジェット保持部材11は、樹脂又は金属製平板を
略コの字型形状に成形したものであり、互いに対向する
2つの内側面のそれぞれに突起16が形成されている。
一方、インクヘッド13において互いに平行な2側面に
は、突起16が嵌入する凹部15が形成されている。ま
た、保持部材11において突起16が形成された2面
は、互いに離間する方向に弾性変形する。上記の凹部1
5がこの発明のインクヘッドの係合部に相当し、突起1
6が同じく保持部材の係合部に相当する。
【0033】なお、インクタンク10の用紙搬送方向の
幅W1は、インクヘッド13の最大幅W2、及び、保持
部材11の内側面の幅W3に略一致している。また、イ
ンクタンク10の主走査方向の長さL1は、プリンタ1
の内部の空間1cにおける壁面1caと壁面1ccとの
間隔L2に略等しくされている。
【0034】このように構成されたインクタンクユニッ
ト9は、インクタンク10及びインクヘッド13をプリ
ンタ1内に装着する前において、インクヘッド13の上
面にインクチューブ12及びインクタンク10をこの順
に載置した後、インクタンク10の上方から保持部材1
1を被せ、突起16を凹部15に嵌入させている。これ
により、インクタンク10及びインクヘッド13をプリ
ンタ1内に装着する前におけるインクタンクユニット9
は、保持部材11によってインクタンク10、インクチ
ューブ12及びインクヘッド13を一体化している。
【0035】このように、保持部材11によって一体化
した状態で、インクタンク10とインクヘッド11と
は、プリンタ1内の所定位置に配置されたインクタンク
10と待機位置に位置しているキャリッジ7に搭載され
たインクヘッド13との位置関係を維持した状態にされ
る。したがって、保持部材11を介してインクタンク1
0にインクヘッド13を一体化した状態のインクタンク
ユニット9をプリンタ1の空間1c内に挿入していき、
インクタンク10の底面がインクタンクストッパ5の上
面に当接する所定位置に配置された時に、インクヘッド
13がキャリッジ7に搭載され、インクタンク10を所
定位置に配置する作業とキャリッジ7にインクヘッド1
3を搭載する作業とを同時に行うことができる。また、
所定位置に配置されているインクタンク10とキャリッ
ジ7に搭載されているインクヘッド13とを保持部材1
1によってインクタンクユニット9として一体化した後
に、インクタンクユニット9を空間1cから上方に取り
出すことにより、インクタンク10を所定位置から取り
外す作業とキャリッジ7からインクヘッド13を取り外
す作業とを同時に行うことができる。
【0036】図5は、上記プリンタにおけるキャリッジ
の構造、及び、キャリッジに対するインクヘッドの着脱
状態を説明する要部の側面断面図である。キャリッジ7
には、前後2枚のプレート7aが上方の露出位置と下方
の退避位置との間に移動自在に備えられている。2枚の
プレート7aの間隔は、インクヘッド13の前後方向の
長さに略一致しており、2枚のプレート7aは例えば図
外の連結部材によって連結することにより一体的に移動
する。このプレート7aは、この発明の係合解除手段を
構成している。プレート7aの外側面は上端近傍におい
て傾斜面によって構成されており、プレート7aの厚さ
は上端近傍においてテーパ状に徐々に薄くされている。
プレート7aは図5(A)に示すように下方の退避位置
に位置している状態で、上端の一部がキャリッジ7の上
面から上方に露出しており、キャリッジ7に対するイン
クヘッド13の搭載位置を規定している。
【0037】2枚のプレート7aのそれぞれには、互い
に対向する側面に突起7bが備えられている。この突起
7bは、この発明の支持部に相当し、プレート7aの内
部において突起7bの外側に位置する弾性部材7cによ
って互いに対向する方向に付勢されている。但し、プレ
ート7aが図5(A)に示す退避位置に位置している状
態では、突起7bはキャリッジ7の一部との当接によっ
てプレート7a内に収納されている。なお、弾性部材7
cに代えて、突起7b自体を弾性体によって構成するこ
と、又は、突起7bを板バネの一部に形成することによ
っても同様の機能を得ることができる。突起7bの形状
は、インクヘッド13に形成されている凹部15の形状
に略一致している。
【0038】以上の用に構成されたキャリッジ7にイン
クヘッド13を搭載する際には、図5(A)に示すよう
に、プレート7aを退避位置に位置させ、凹部15に突
起16が嵌入した状態で保持部材11に保持されたまま
のインクヘッド13をキャリッジ7の上面に載置した
後、プレート7aを上方の露出位置に移動させる。これ
によって、プレート7aの上端が、インクヘッド13と
保持部材11との間に下方から上方に侵入していき、凹
部15と突起16との係合状態を解除する。図5(B)
に示すように、プレート7aが露出位置に達すると、プ
レート7aの突起7bが弾性部材7cの弾性力によって
インクヘッド13の凹部15に嵌入する。これにより、
キャリッジ7上におけるインクヘッド13の搭載状態が
維持されるとともに、インクヘッド13と保持部材11
とが分離され、保持部材11をインクタンクユニット9
から取り外すことができる。
【0039】一方、キャリッジ7からインクヘッド13
を取り外す際には、プレート7aを下方の退避位置に移
動させ、プレート7aの突起7bをインクヘッド13の
凹部15から抜き出した後、インクタンク10の上方か
ら被せた保持部材11の突起16をインクヘッド13の
凹部15に嵌入させる。これによって、インクヘッド1
3は保持部材11を介してインクタンク10に一体的に
保持され、インクタンク10を所定位置から取り外す際
に、同時にインクヘッド13をキャリッジ7から取り外
すことができる。
【0040】なお、キャリッジ7においてプレート7a
は、手動操作により、又は、モータを含む移動機構を介
して、上下方向に移動させることができる。手動操作に
よりプレート7aを上下移動させる場合には、キャリッ
ジ7の前面側に位置するプレート7aに把持部を形成し
ておくことが考えられる。また、移動機構を用いる場合
には、2枚のプレート7aのそれぞれ、連結部材によっ
て連結された2枚のプレート7aのいずれか一方、又
は、2枚のプレート7aを連結する連結部材に、図6に
示すように、複数のギア歯を上下方向に配列したラック
ギア7dを形成するとともに、キャリッジ7に固定した
DCモータ等のモータ18の回転軸にラックギア7dに
噛合するピニオンギア18aを取り付け、モータ18を
正転又は逆転方向に駆動することにより、プレート7a
を上方向又は下方向に移動させることができる。なお、
ピニオンギア18aを取り付けたモータ18及びラック
ギア7dを、2枚のプレート7aのそれぞれに備えるこ
とにより連結部材を不要にすることができ、連結部材に
備えることにより2枚のプレート7aを1個のモータ1
8で移動させることができる。
【0041】図7は、上記プリンタのインクタンクスト
ッパ及びインクヘッドの要部の構成を示す正面断面図で
ある。プリンタ1の空間1cを構成する壁面1ca〜1
ccのうち、キャリッジ7の移動方向に直交するととも
にキャリッジ7の待機位置に近接する右側の壁面1ca
から延出したインクタンクストッパ5には、キャリッジ
5に搭載されたインクヘッド13に形成された押圧突起
13aとの間にインクチューブ12のインクヘッド13
に近接する一部を挟持する押圧突起6が形成されてい
る。
【0042】この構成により、キャリッジ7が待機位置
に位置している状態では、インクチューブ12はインク
ヘッド13に近接する部分において押圧突起13aと押
圧突起6とによって押圧され、インクタンク10からイ
ンクヘッド13へのインクの通路を閉塞されている。し
たがって、プリンタ1が長期間にわたって使用されない
状態でも、インクタンク10内に収納されたインクの水
分がインクチューブ12及びインクヘッド13を経由し
て蒸発することがなく、インクタンク10内に収納され
たインクを有効に活用して画像形成を行うことができ
る。
【0043】なお、インクチューブ12は、一例とし
て、外径3mm、内径1mmのシリコンゴムからなる4
本のチューブを厚さ0.2mmのポリイミドシート上に
並べて接着したものであり、4本のチューブのそれぞれ
が小タンク10a〜10dのそれぞれとインクヘッド1
3との間を接続している。
【0044】図8は、上記プリンタに用いられるインク
タンクの内部の構成を示す正面断面図である。前述のよ
うに、インクタンク10は、互いに同一の構成を有する
4個の小タンク10a〜10dを一体にしたものであ
り、一例として小タンク10aの構成について説明す
る。小タンク10aの上面には開口部14が形成されて
おり、小タンク10aの内部には、インク20の液面と
小タンク10aの内側上面との間にインクシート19が
全周にわたって固定されている。このインクシート19
は一例として厚さ20μmの可撓性を有するポリエチレ
ンシートによって構成されており、新品の小タンク10
aにおいてインク20が満杯に収納された状態で、イン
クシート19の下面はインク20の液面に密着してい
る。
【0045】この構成により、小タンク10a内におい
て、内側上面とインク20の液面との間にはインクシー
ト19が位置し、インクシート19の上方は開口部14
を介して外部に開放している。したがって、インクシー
ト19の上面には常時大気圧が作用しており、小タンク
10a内におけるインク20の収納量が減少するのにと
もなって、インクシート19が大気圧の作用によって下
方に押圧され、インクシート19の下面は略全面にわた
ってインク20の液面に密着し続ける。したがって、小
タンク10a内においてインク20は外気に接触せず、
小タンク10a内においてインク20の水分が蒸発する
ことがない。これによって、インクタンク10内に収納
されたインクを有効に活用して画像形成を行うことがで
きる。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
【0047】(1) インクチューブを介してインクタンク
に接続されたインクヘッドを、キャリッジに対する搭載
前及びキャリッジからの取り外し時に、所定位置に配置
されたインクタンクとキャリッジに搭載されたインクヘ
ッドとの位置関係を維持した状態で、保持部材を介して
インクタンクに一体的に保持しているため、保持部材を
介してインクタンクに一体にされた状態のままでインク
ヘッドをキャリッジに搭載することにより、同時にイン
クタンクを所定位置に配置することができる。また、保
持部材によってインクタンクに一体にしてインクヘッド
を保持した状態でインクヘッド及びインクタンクをキャ
リッジ及び所定位置から同時に取り外すことができる。
したがって、所定位置にインクタンクを配置する作業及
びキャリッジにインクヘッドを搭載する作業、並びに、
所定位置からインクタンクを取り外す作業及びキャリッ
ジからインクヘッドを取り外す作業を同時に行うことが
でき、インクタンク及びインクヘッドの着脱作業を簡略
化することができる。
【0048】(2) インクヘッドの係合部と保持部材の係
合部とを係合させた状態でインクヘッドをキャリッジに
搭載した際にインクヘッドの係合部が保持部材の係合部
から外れた後にキャリッジの支持部に係合するようにし
たことにより、インクヘッドにおいて保持部材の係合部
に係合する係合部とキャリッジの支持部に係合する係合
部とを個別に設ける必要がなく、インクヘッドの構成を
簡略化することができるとともに、インクヘッドをキャ
リッジに搭載する際にインクヘッドに対する保持部材の
保持状態を解除する作業を不要にして、インクヘッドの
装着作業をより簡略化することができる。
【0049】(3)露出位置に位置する係合解除手段がイ
ンクヘッドと保持部材との間に侵入してインクヘッドの
係合部と保持部材の係合部との係合状態を解除するとと
もに、退避位置に位置する係合解除手段がインクヘッド
の係合部と保持部材の係合部との間から離間してインク
ヘッドの係合部と保持部材の係合部との係合を許可する
ようにしたことにより、インクヘッドをキャリッジに対
して搭載するか又は取り外すかに応じて解除手段を露出
位置又は退避位置に位置させて、保持部材によってイン
クヘッドを選択的に保持させることができ、キャリッジ
に対するインクヘッドの着脱作業を容易化することがで
きる。
【0050】(4) 記録媒体に対する画像形成作業の待機
時に押圧部によってインクチューブを押圧し、インクタ
ンクからインクヘッドへのインクの流通路を閉塞するこ
とにより、画像形成作業の待機中にインクタンク内のイ
ンクの水分がインクチューブを介してインクヘッドから
蒸発することを防止でき、長期間にわたって画像形成作
業を実行しない場合にもインクチューブ及びインクタン
ク内に空気や異物が混入することがなく、画像形成状態
の劣化を未然に防止することができる。
【0051】(5) インクタンクの内部において、収納さ
れているインクの液面に可撓性のシートを密着させると
ともに、シートの上面に大気圧を作用させることによ
り、インクタンク内におけるインクの収納量が減少した
場合にも、インクの液面にシートを密着させ続け、イン
クタンクの内部においてインクが外気に晒されることを
防止でき、インクの水分の蒸発による画像形成状態の劣
化を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るプリンタの外観図で
ある。
【図2】上記プリンタのカバーを開放した状態を示す外
観図である。
【図3】上記プリンタに適用されるインクタンクユニッ
トの装着前における外観図である。
【図4】同インクタンクユニットの構成を示す図であ
る。
【図5】上記プリンタにおけるキャリッジの構造、及
び、キャリッジに対するインクヘッドの着脱状態を説明
する要部の側面断面図である。
【図6】上記プリンタのキャリッジにおいてプレートを
上下方向に移動させるための構成を示す図である。
【図7】上記プリンタのインクタンクストッパ及びイン
クヘッドの要部の構成を示す正面断面図である。
【図8】上記プリンタに用いられるインクタンクの内部
の構成を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1−プリンタ(インクジェットプリンタ) 5−インクタンクストッパ 6,13a−押圧部材 7−キャリッジ 9−インクタンクユニット 10−インクタンク 10a〜10d−小タンク 11−保持部材 12−インクチューブ 13−インクヘッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の移動方向に対して直交する方向
    における所定範囲内で往復移動自在に支持されたキャリ
    ッジと、キャリッジに搭載されて記録媒体にインクを吐
    出して画像を形成するインクヘッドと、キャリッジの上
    方の所定位置に配置されるインクタンクと、インクタン
    クからインクヘッドにインクを流通させるインクチュー
    ブと、インクタンクにインクヘッドを一体的に保持させ
    る保持部材と、を備え、キャリッジに対するインクヘッ
    ドの搭載前及びキャリッジからのインクヘッドの取り外
    し時において所定位置に配置されたインクタンクとキャ
    リッジに搭載されたインクヘッドとの位置関係を維持し
    た状態でインクヘッドをインクタンクの下方に一体的に
    保持する保持部材を設けたことを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  2. 【請求項2】前記インクヘッド及び保持部材のそれぞれ
    は、互いに係合する係合部を備え、前記キャリッジは、
    インクヘッドの係合部と保持部材の係合部との係合状態
    を解除する係合解除手段、及び、インクタンクの係合部
    に係合する支持部を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】前記係合解除手段は、露出位置と退避位置
    との間に移動自在にされ、露出位置に位置している状態
    でキャリッジに対して上方から装着されるインクヘッド
    と保持部材との間に侵入してインクヘッドの係合部と保
    持部材の係合部との係合を解除するとともに、退避位置
    に位置している状態でキャリッジに搭載されているイン
    クヘッドと保持部材との間から離間してインクヘッドの
    係合部と保持部材の係合部との係合を許可することを特
    徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】前記キャリッジが記録媒体に対する画像形
    成時における画像形成時の往復移動範囲以外の待機位置
    に位置している間に、インクチューブを押圧してインク
    の流通路を閉塞する押圧部を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェットプリン
    タ。
  5. 【請求項5】前記インクタンクは、内部にインクの液面
    に密着する可撓性のシートを備え、シートの上方を大気
    圧に開放したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載のインクジェットプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005096409A (ja) * 2003-05-08 2005-04-14 Seiko Epson Corp 記録装置および液体噴射装置
JP2007144905A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 液供給装置、インク供給装置及びインクジェット記録装置
JP2019155734A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 キヤノン株式会社 記録装置

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