JP3462024B2 - ネットワークシステムの伝送制御方法 - Google Patents
ネットワークシステムの伝送制御方法Info
- Publication number
- JP3462024B2 JP3462024B2 JP32365096A JP32365096A JP3462024B2 JP 3462024 B2 JP3462024 B2 JP 3462024B2 JP 32365096 A JP32365096 A JP 32365096A JP 32365096 A JP32365096 A JP 32365096A JP 3462024 B2 JP3462024 B2 JP 3462024B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- transmission
- delivery
- station
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
- H04L47/50—Queue scheduling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
にデータを交換するネットワークシステムの伝送制御方
法に関する。
装置が分散して設置され、各種の機器が相関関係を持っ
て協調動作するようにデータを交換するネットワークシ
ステムが用いられる。制御装置としては、各種製造機械
を制御するプログラマブルコントローラ、計測装置、I
/O装置、ラインの状態を監視し運転操作を行う中央の
オペレータ運転監視装置、製造品質管理や製造実績管
理、製造プログラム管理などを行う制御コンピュータ等
がある。ネットワークシステムとしては、バス形、スタ
ー形、リング形、更にはメッシュ形等様々の形態があ
る。
バス形のネットワークシステムを示したもので、制御装
置相互間のデータ送達の制御を行う複数の伝送局(ST
N#n)が共通伝送路(L)に接続されて構成されてい
る。
伝送局に接続され、各制御装置間でデータの授受を行う
場合、制御装置は、一般に交信データに送達先や送信元
情報、送信するデータ情報や送達先での処理情報等のデ
ータ属性を付加して伝送局にデータ送達要求を行う。デ
ータ送達要求を受けた伝送局では、送達データをデータ
パケットにまとめ送出要求を行い、複数の伝送局からの
送出要求がスケジューリングされ、共通伝送路の使用権
を得た後に、データパケットを伝送路に送出する。伝送
路に送出されたデータパケットは、宛先に指定された送
達先の伝送局にて受信され、交信データとデータ属性が
送達先の制御装置に渡され、各制御装置が互いにデータ
を交換することが可能となる。
して、伝送帯域の割り当て設計のし易さ、実時間性、デ
ータ回復性等から、常時、一定の伝送周期で、各制御装
置が各々の入出力データを他の全ての制御装置に同報通
信し、各制御装置がこれを受信して取り込むことによ
り、各々の制御装置が他の制御装置の入出力データを共
有し、あたかもメモリを読み書きするだけで各制御装置
間でのデータ交換が可能となるが用いられている。
もので、伝送局STN#3のコモンメモリ(CM)に割
り当てられたエリア(D3)のデータが同報送信され、
他の伝送局がこれを取り込み各々のコモンメモリ(C
M)のエリア(D3)に格納されることを示している。
各伝送局が同様にデータの同報送信を行うことで、各制
御装置はコモンメモリ(CM)を介して他の制御装置と
の間で容易にデータの交換を行うことができる。
トワークシステム全体、即ち制御装置間で共有するデー
タ総量を、データ内容の変化の有無に拘わらずに、一定
の伝送周期で相互に同報交換することで伝送周期毎にリ
フレッシュされ、いわばネットワーク上の仮想共有メモ
リを形成し、伝送周期を単位として、データ交換のため
の所用時間の明確性や、必要な伝送帯域の設計を容易と
し、伝送周期毎のリフレッシュによる一過性データの欠
落からの回復が可能となっている。また、仮想共有メモ
リ上に展開されている制御プロセス全体の状態情報に基
づいて各制御装置間の協調動作を可能としている。
な進展やとりまく環境のネットワーク化により、制御装
置がますますインテリジェント化しネットワーク化する
傾向にある。その結果、制御装置の実質的な自律化と分
散化がますます進展しユニット化されると考えられる。
自律化、分散化された制御装置間の交信では、相互の高
度な協調応用を支援するインフラとなるネットワークシ
ステムが要求されると考える。
ンメモリを介して容易にアプリケーションプロセス間で
の交信が可能となっているが、反面、アプリケーション
プロセス間で交換できるデータ量は、コモンメモリの容
量をリフレッシュする時間間隔、妥当なコストで実現で
きる伝送速度との兼ね合いとからその容量が制限される
ことになる。
された制御装置間の交信に、例えば、画像や音声などの
マルチメディア情報が制御情報と同等の重要度で交換さ
れる場合、即ち、プラントの状況に応じて突発的に発生
するイベントに対応し交信データ量が動的に変化し、し
かも、制御監視に必要な時間制限を満たす必要がある場
合には、現状のネットワークシステムの方式のように固
定されたデータ量や割り付けを前提とするものではこの
変動するデータ交信要求を満たすことが難しくなる。
われている制御装置が主に扱う固定化された入出力デー
タを共有し、即ち、制御状態情報を共有して協調動作す
る仕組みと、それぞれ自律的に動作する機能単位である
アプリケーションプロセス間でイベントに対応したイベ
ント情報を交換共有して協調動作する仕組みの、いずれ
か一方が要求されるということではなく、応用によりそ
れらの比率が変えられる、両者が必要とするデータ交信
を一貫性のある形で支援できるネットワークシステムが
必要になると考える。この場合、現状のネットワークシ
ステムに見られるように、伝送帯域を固定的に割り当て
る方式をベースとしたものでは両機能を一貫性をもって
扱うことが難しい。
突発的に発生するイベントに対応して制御装置がデータ
送信しようとする場合、ネットワークシステム全体にわ
たる時々刻々のデータ伝送要求の発生状況に左右され
て、期待した時間で必ずしもネットワークシステムヘデ
ータパケットを送出することや、送出したデータパケッ
トが期待した時間以内に最終目的先に送達されるとは限
らないという問題がある。
ケーションプロセス群が相互に関連しあいながらネット
ワークシステムの通信に関与する資源を共有し利用しあ
うために、データパケットの送達要求が重なるとネット
ワークシステムに通信資源の割り当てを待つ渋滞が引き
起こされることに起因する。
求するデータパケットの送達要求を通信資源の有する処
理能力を越えて重なりあわないように、資源を割り当て
ることや、データパケットの送達要求の発生タイミング
やシーケンスが過度に重ならないように規定するという
試みが考えられる。
通信の要求が有るとホストの送出できる単位時間あたり
のデータ量を折衝により決定するようにしている。そし
て仮にホストが此れに違反して過大なセルをネットワー
クに流入させようとした場合、過大なセルを違反セルと
して廃棄することでネットワークの渋滞を防止し、結果
としてネットワークに接続された多数のホスト機器に対
して利用効率を上げようとしている。
できる通信容量を折衝により決定し、各ホスト機器がこ
れを守ることで渋滞を抑える、つまり折衝で決定した通
信性能内でデータ送達を行うシステムは、通信量の平均
値やピーク値を用いて折衝規則の設定を行う必要があ
り、結果として固定的なネットワークシステムとなる。
要求の発生がますますランダムとなり事前に通信性能を
決定しておく固定的なシステムで効率的に対応させるこ
とが難しい。また、データパケットの送達要求の発生タ
イミングやシーケンスが過度に重ならないように事前に
規定することに関しても、送達要求が稼動状況に付随し
た不規則性によりランダムなことから、予めその発生タ
イミングやシーケンスを明確に規定し制御することは難
しい。
に規定したとしても、実際の応用では、アプリケーショ
ンプロセス群はネットワークシステムヘ動的に参入した
り離脱することを繰り返し、更には、新たなアプリケー
ションプロセスが追加されたり、今まで稼動していたア
プリケーションプロセスの手直しや停止、ネットワーク
システムの拡張や手直しが発生すると、もはや今までの
シーケンスは意味を持たなくなる。すなわち、実際の状
況を考えると、アプリケーションプロセス群で交換され
るデータパケットのシーケンスを規定すること自体が不
可能となる。
えとして、協調動作するアプリケーションプロセス間で
交信するデータがアプリケーションが要求する制限時間
内で相手先に確実に届いていれば良いとして、この制限
時間、即ち、相手先のアプリケーションプロセスへのデ
ータ送達完了時間をベースに、ネットワークシステム内
で発生するデータ送達要求を送達完了時間の最も短いも
のが最も緊急性があるとしてデータ送達に関連する処理
を行う方式を提案(特開平6-6407、特開平6-152604、特
開平8-32623 )した。
データ交換するネットワークシステムで、送達要求され
るデータに付与される送達先への送達完了時間に基づい
てデータ送達に関連する処理を行い、特に送達要求をス
ケジューリングする方式を改善したネットワークシステ
ムの伝送制御方法を提供することにある。
ステムの伝送制御方法は、上記目的を達成するため、次
のようにする。 (請求項1)送達要求されるデータの属性として制限時
間を付与し、データ局となる伝送局は、前記制限時間を
上位桁、一定クロックを計数するカウンタのカウント値
を中位桁、伝送局に固有の番号を下位桁として送達完了
時間とし、この送達完了時間と送達するデータ長から求
めたデータパケット長を含む送出要求制御情報をマスタ
局となる伝送局に伝達し、マスタ局となる伝送局は、前
記送達完了時間に基づいて送出許可を与える順を決定
し、前記データパケット長に基づいて許可する送出要求
の数を決定し、複数の伝送局の送出要求に対する送出許
可をスケジューリングする。
の属性として送達時間保証データか送達最善データかを
区別するための送達データ優先識別子を付与し、データ
局となる伝送局は、前記送達データ優先識別子を含めて
前記送出要求制御情報を構成し、所定時間間隔(スロッ
トタイム)毎にマスタ局となる伝送局に前記送出要求制
御情報を伝達し、マスタ局となる伝送局は、スロットタ
イム毎に送達時間保証データと送達最善データの送出要
求に対する送出許可をスケジューリングする。
は、受信した送出要求制御情報を並べる順を前記送達完
了時間に基づいて決定し、前記所定時間間隔内で送達時
間保証データの送出に割り当てた残り時間を非同期期間
として監視し、この非同期期間内で送達最善データの送
出が可能と判断した場合、前記送出要求制御情報から送
達最善データの送達完了時間とデータパケット長を読み
出し、前記送達完了時間に基づいて送出許可を与える順
を決定し、前記データパケット長に基づいて送出許可を
与える送出要求の数を決定する。
は、前記送達完了時間に基づいて前記送出要求制御情報
を並べる順を決定し、送達時間保証データの送出要求制
御情報のみをマスタ局となる伝送局に伝達し、マスタ局
となる伝送局は、前記所定時間間隔内で送達時間保証デ
ータの送出に割り当てた残り時間を非同期期間として監
視し、この非同期期間内で送達最善データの送出が可能
な最大データ長を決定し、この最大データ長含む送達最
善データ送出許可情報を送出し、前記送達最善データ送
出許可情報を受け取ったデータ局は、順次、送達最善デ
ータの送出要求制御情報からデータパケット長を読み出
し、前記最大データ長以下の範囲で送達最善データを送
出する。
は、前記非同期期間内で送達最善データの送出が可能と
判断した場合、予め各伝送局毎に設定されたリストから
送達先データ局番号に対する第2最大データ長を読み出
し、この第2最大データ長が前記最大データ長以下のと
き、前記第2最大データ長を含む送達最善データ送出許
可情報を送出し、前記送達最善データ送出許可情報を受
け取ったデータ局は、前記第2最大データ長以下の範囲
で送達最善データを送出し、送達先の伝送局毎に送達最
善データの送出するデータ長を制限する。
ータの属性として送達時間保証データか送達最善データ
かを区別するための送達データ優先識別子を付与し、デ
ータ局となる伝送局は、前記送達データ優先識別子を含
めて前記送出要求制御情報を構成し、送達時間保証デー
タの場合、前記制限時間に基づいてスロット待ち数とス
ロット限度数を求め、このスロット待ち数とスロット限
度数に基づいて前記送出要求制御情報を並べる順を決定
し、所定時間間隔(スロットタイム)毎に順次前記送出
要求制御情報をマスタ局に伝達し、マスタ局となる伝送
局は、前記制限時間に基づいて送出許可を与える順を決
定し、前記データパケット長に基づいて許可する送出要
求の数を決定し、スロットタイム毎にスケジューリング
する。
るデータの属性として送達時間保証データか送達最善デ
ータかを区別するための送達データ優先識別子を付与
し、送達時間保証データの場合、データ局となる伝送局
は、前記制限時間に基づいてスロット待ち数とスロット
限度数を決定し、前記スロット待ち数とスロット限度数
と送達するデータ長から求めたデータパケット長を含む
第2送出要求制御情報を構成し、所定時間間隔(スロッ
トタイム)毎に前記スロット待ち数とスロット限度数と
に基づいて決定された順に前記第2送出要求制御情報を
マスタ局に伝達し、マスタ局となる伝送局は、前記スロ
ット待ち数とスロット限度数とに基づいて送出許可を与
える順を決定し、前記データパケット長に基づいて許可
する送出要求の数を決定し、前記送達完了時間の代わり
にスロット待ち数とスロット限度数を用い、スロットタ
イム毎にスケジューリングする。
るデータの属性として送達時間保証データか送達最善デ
ータかを区別するための送達データ優先識別子を付与
し、送達時間保証データの場合、データ局となる伝送局
は、前記制限時間に基づいてスロット待ち数とスロット
限度数を決定し、前記送達データ優先識別子とスロット
待ち数とスロット限度数と送達するデータ長から求めた
データパケット長を含む第2送出要求制御情報を構成
し、所定時間間隔(スロットタイム)毎に前記スロット
待ち数とスロット限度数とに基づいて決定された順に前
記第2送出要求制御情報をマスタ局に伝達し、マスタ局
となる伝送局は、前記スロット待ち数とスロット限度数
とに基づいて送出許可を与える順を決定し、前記データ
パケット長と予め設定された拡張送出可能最大データ長
とに基づいて許可する送出要求の数を決定し、緊急性の
送達時間保証データの送出要求が重なった場合に、スロ
ット時間の枠を超えて送出を許可する。
る伝送局が所定時間間隔毎にデータパケットの送出要求
を行い、マスタ局となる伝送局が前記所定時間間隔毎に
前記送出要求に対するスケジューリングを行って送出許
可を与え、複数の伝送局が相互にデータを交換する場
合、前記データ局となる伝送局は、前記送出許可を得た
データ局から送出されたデータパケット受信する度に送
出元データ局毎のパケット識別情報と受信パケット数を
更新して受信パケット情報リストを作成し、送出するデ
ータパケットの有無に拘わらず前記所定時間間隔毎にデ
ータパケットの送出要求を行うとき、マスタ局と他の全
てのデータ局に前記受信パケット情報リストの内容を伝
達し、前記所定時間間隔毎に、送出したデータパケット
が送達先データ局で受信されたか否かを判別可能とす
る。
局は、前記所定時間内に、送達時間保証データの送出を
行わせる同期期間と、送達時間保証データの送出要求を
受け付ける受付期間と、前記所定時間から前記同期期間
と受付期間を減じた残り時間でなる非同期期間を設け、
前記同期期間ではそれまでに受信した送出要求制御情報
に基づいて送達時間保証データに対する送出許可情報を
送出してデータ局から送達時間保証データを送出させ、
前記受付期間では送達時間保証データの送出要求を促す
問い合わせパケットを送出してデータ局から送出要求制
御情報を送出させ、前記非同期期間で送達最善データの
送出が可能と判断した場合、予め設定された送出要求探
索リストに従って順次データ局へ送達最善データの送出
要求を促す問い合わせパケットを送出してデータ局から
送出要求制御情報を送出させ、送達最善データに対する
送出許可情報を送出してデータ局から送達最善データを
送出させ、バス形のネットワークを用いて複数の伝送局
の送達時間保証データと送達最善データの送出要求に対
する送出許可をスロットタイム毎にスケジューリングす
る。
局とデータ局となる複数の伝送局が全2重通信が可能な
スター形の伝送路により接続され、前記マスタ局は、前
記所定時間内に、送達時間保証データの送出を行わせる
同期期間と、前記所定時間から前記同期期間を減じた残
り時間でなる非同期期間と、前記同期期間及び非同期期
間と並行動作して送達時間保証データと送達最善データ
の送出要求を受け付ける受付期間とを有し、前記同期期
間で送達時間保証データに対する送出許可情報を送出し
てデータ局から送達時間保証データを送出させ、前記非
同期期間で送達最善データの送出が可能と判断した場合
は送達最善データに対する送出許可情報を送出してデー
タ局から送達最善データを送出させ、スター形のネット
ワークを用いて複数の伝送局の送達時間保証データと送
達最善データの送出要求に対する送出許可をスロットタ
イム毎にスケジューリングする。
局は、前記制限時間から現在時間と予め送達先のデータ
局毎に決定された送達最短時間(Trq)を減じて余裕時
間(Taf)を求め、前記余裕時間(Taf)をスロットタ
イム(Ts)で除して前記スロット限度数(Nm)を求
め、前記余裕時間(Taf)を前記送達最短時間(Trq)
で除して試行可能数(Ntr)を求め、予め送達先のデー
タ局(STNo)毎に設定された関数(f(Ntr,STN
o,K(定数)))に基づいて試行減数(Nr)を求
め、前記試行減数(Nr)に前記送達最短時間(Trq)
を乗じた後前記スロットタイム(Ts)で除して前記ス
ロット待ち数(Nw)を求める。
局は、予め送達先のデータ局番号毎に設定されたリスト
(TBL−1)から送達要求されるデータに付与された
送達先データ局番号(STNo)に基づいて送達先データ
局の受信処理時間見込み値(Tl)と送達先までの信号
伝達時間見込み値(T2)を読み出し、予め設定された
スケジューリングに要する処理時間見込み値(T3)を
読み出し、送達するデータパケット長に基づいて送達先
データ局でデータパケットを受け取るまでのデータパケ
ット伝搬遅れ時間(T4)を算出し、前記Tl、T2、
T3、T4の各々を加えて前記送達最短時間(Trq)を
決定する。
局は、前記所定時間間隔毎に送出が未完了の送達要求制
御情報に付加されたスロット待ち数とスロット限度数か
ら1を減じ、送達要求される毎に前記スロット待ち数と
スロット限度数のいずれも小さい順に前記送達要求制御
情報を並べ、スロット待ち数が0以下となる送達要求制
御情報をマスタ局に伝達する。
図1に、ネットワークの構成例を図2に示して説明す
る。なお、図1の伝送局は後述するデータ局、マスタ局
に共通なハードウェア構成の一例を示し、データ局とマ
スタ局のハードウェア上での区別は特に必要としない。
図2(a)はバス形のネットワークシステムの例を示し
たもので、各伝送局(Node#i)が共通伝送路Lに
接続され、いずれか1つの伝送局がマスタ局として機能
し、他の伝送局はデータ局として機能する。また、図2
(b)はスター形のネットワークシステムの例を示した
もので、マスタ局として機能する伝送局(Node#
1)がスター形伝送路の中央に位置し、他のデータ局
(Node#2…N)との間で全2重通信が可能な伝送
路で接続される。
ットワークシステムにも適用することができる。図1に
おいて、1はネットワークシステムの中で種々の制御を
行う周辺装置としての制御装置で、他の制御装置との間
でデータの交換を行うとき、伝送局に対してデータの送
達を要求する。伝送局は11〜20で構成され、11は
インタフェース回路、12は送信制御処理回路、13は
カウンタ、14はメモリ回路、15は送信回路、16は
受信回路、17は受信制御処理回路、18は時計回路、
19は非同期タイマ回路、20は内部システムバスであ
る。制御装置1はインタフェース回路11を介して伝送
局に接続され、メモリ回路14との間でデータの授受を
行う。送信回路15と受信回路16が接続される伝送路
は、バス形のときは共通伝送路Lに接続され、スター形
のときは全2重通信が可能な2本の伝送路L1、L2に
分離されて接続される。送信制御処理回路12と受信制
御処理回路17にはマスタ局として機能するときの以下
に詳述するスケジューリング機能が備えられている。
て以下に詳細に説明する。図1において、制御装置1が
データの送達を要求するとき、送達要求情報(RQC
W)をインタフェース回路11を介してメモリ回路14
に書き込み、送信制御処理回路12はインタフェース回
路11から書き込み完了信号(Isig )を受け取ると、
送出要求制御情報(TMCW)を生成しメモリ回路14
に書き込む。
するようなフォーマットで、チェインエリア、送達デー
タ格納先頭番地、送達宛先情報、送達完了制限時間(T
w)、送達データ長(Dtlen)を含み、送信制御処理回
路12は図3(a)に示す処理手順111に従って送出
要求制御情報(TMCW)を生成する。すなわち、ステ
ップ111aで送達要求情報(RQCW)から送達完了
制限時間(Tw)と送達データ長(DtLen)を読み出
し、カウンタ回路13のカウント値(Tcnt )を読み出
し、メモリ回路14に保持されている該伝送局に固有の
番号(STN)を読み出し、該送達データ長(DtLen)
に基づいてデータパケット長(PtLen)を算出する。ス
テップ111bでは送達完了制限時間(Tw)を上位
桁、カウント値(Tcnt )を中位桁、データ局に固有の
番号(STN)を下位桁として送達完了時間(Tcmp )
とし、チェインエリア、送達完了時間(Tcmp )、デー
タパケット長(PtLen)を含む図12(a)に例示する
ようなフォーマットの送出要求制御情報(TMCW)を
生成する。
御情報(TMCW)を順次リンクさせるアドレスを格納
し、送出要求の順序を決定するための送出要求キュー
(TMQUEU)を構成するためのもので、送達完了制
限時間(Tw)の早い順にリンクされて構成され、図1
3に例示する送出要求キュー制御語で管理される。送出
要求キュー制御語は、先頭にリンクしている送出要求制
御情報(TMCW)の先頭メモリ番地(Top-PTR)、最
後尾にリンクしている送出要求制御情報(TMCW)の
先頭メモリ番地(Bottom-PTR )、及びチェイン(リン
ク)している送出要求制御情報(TMCW)の数(RQ
-cnt)を含んで構成される。カウンタ回路13は常に所
定のクロックパルスをカウントするもので、複数の送達
要求情報(RQCW)の送達完了制限時間(Tw)が同
じ値のときにカウント値(Tcnt )で送達完了時間(T
cmp )をずらすためのものである。また、ネットワーク
に接続された複数の伝送局には予めハードウエア毎に異
なる固有の番号(例えば一連の番号(STN-1,2…i )
の特定番号)が設定される。
データ局とする)の送信制御処理回路12は送出要求キ
ュー(TMQUEU)にリンクされた送出要求制御情報
(TMCW)を順次読み出して図15(a)に例示する
ようなフォーマットの、宛先伝送局アドレス、送信元伝
送局アドレス、伝送制御識別子(CNT)、送出要求制
御情報(TMCW)を含む送出要求パケットを構成し、
マスタ局として機能する伝送局(以下単にマスタ局とす
る)宛に送信回路15を介して伝送路に送出する。この
場合、伝送制御識別子(CNT)にはデータ送出要求パ
ケットであることを示すための符号(CNT1)が設定
される。
求パケットを受信し、自局宛か否かを判別し自局宛と判
定すると、受信した送出要求パケットをメモリ回路14
に格納し、受け取り完了信号(Rsig )を出力する。受
信制御処理回路17は、上記信号(Rsig )が出力され
ると受信処理を開始し、メモリ回路14に格納された送
出要求パケット内の伝送制御識別子(CNT1)を参照
して送出要求パケットと判定し、メモリ回路14内の今
回受信した送出要求パケット内の送出要求制御情報(T
MCW)が格納されている先頭メモリ番地(TMCW-P
TR)を確定した後、メモリ回路14内に既に保持してい
る送出要求キュー(RQUEU)に上記先頭メモリ番地
(TMCW-PTR)をリンクする。この送出要求キュー
(RQUEU)は、全てのデータ局から送達された送出
要求制御情報(TMCW)でなり、前述のデータ局の送
出要求キュー(TMQUEU)と同様にして構成され、
前述と同様の送出要求キュー制御語(図13)で管理さ
れる。
出要求制御情報(TMCW)から送達完了制限時間(T
w)を読み出し、送出要求キュー制御語のTop-PTR、B
ottom-PTR を用いて既にリンクされてる送出要求制御情
報(TMCW)から同じく送達完了制限時間(Twj)
を順次読み出して大小関係の比較を行い、送達完了制限
時間の早いもの順となるように送出要求制御情報(TM
CW)のリンクする順番を組み変え、送出要求キュー
(RQUEU)の内容を再構成した後に送出要求キュー
制御語(図13)の内容を更新する。この場合、複数の
データ局からの送出要求制御情報(TMCW)の送達完
了制限時間(Tw)とカウント値(Tcnt)が同じ値の
場合、データ局に固有の番号(STN-i)の小さい順に
送出要求キュー(RQUEU)のリンク順位を決定す
る。
ら出力される信号(RVsig )を受け取ると、図3
(b)の処置手順112を実行し、送出許可パケットを
構成し送信回路15を介して伝送路へ送出する。すなわ
ち、ステップ112aで変数(PtLen-sum)を0にセッ
トし、送出要求キュー制御語からTop-PTRとRQ-cntを
読み出し、Top-PTRにオフセットアドレスを加算して送
出要求制御情報(TMCW)に含まれるデータパケット
長(PtLen)の読み出しアドレスを決定し、RQ-cntを
レジスタにセットする。ステップ112bで上記読み出
しアドレスに基づいてメモリ回路14に格納されている
送出要求制御情報(TMCW)からデータパケット長
(PtLen)を読み出し、ステップ112cで変数(PtL
en-sum)に読み出したデータパケット長(PtLen)を加
算して変数(PtLen-sum)の値を更新する。ステップ1
12dでは更新された変数(PtLen-sum)と予め設定さ
れた送出可能最大データパケット長(PtLen-max) とを
比較し、PtLen-sum<PtLen-maxのときはステップ11
2eへ移行し、PtLen-sum>PtLen-maxのときは処理を
終了する。ステップ112eでは送出要求制御情報(T
MCW)に含まれるチェインエリアの内容とオフセット
アドレスで読み出しアドレスの値を更新し、レジスタに
セットされたRQ-cntの値から1を減じる。ステップ1
12fでは更新されたレジスタの値RQ-cntを参照し、
0でなければステップ112bへ移行させ、0であれば
処理を終了する。
いてメモリ回路14に保持された送出要求キュー(RQ
UEU)から送達完了制限時間(Tw)の早いもの順に
順次送出要求制御情報(TMCW)を読み出し、その中
に含まれるデータパケット長(PtLen)を順次読み出し
て加算し、予め設定された送出可能最大データパケット
長(PtLen-max) 以下の範囲内で送出許可する送出要求
の数を決定し、図14(a)に例示する送出許可情報を
生成し、送出要求制御情報(TMCW)に含まれるデー
タ局番号(STNo)を宛先データ局アドレスとして図1
5(b)に例示する送出許可パケットを構成し伝送路へ
送出する。この場合、伝送制御識別子としてCNT2が
設定される。
その送達完了時間を基準にしてスケジューリングするこ
とが可能となる。(請求項1) また、制御装置1がデータの送達を要求するとき、送達
完了制限時間(Tw)以内に送達されることを保証する
送達時間保証データ(以下単にデータ(TC)とする)
と、必ずしも送達完了制限時間(Tw)以内に送達され
ることが保証されず最善の状態で送達されることを許容
する送達最善データ(以下単にデータ(NTC)とす
る)のいずれかを区別する送達データ優先識別子(Pr
i)を送達要求情報(RQCW)の属性として付加(図
11はこの場合を示している)し、送達時間の厳密さを
有するデータとそれ程厳密さを必要としないデータの双
方の送信要求を、ネットワーク応用の制御精度に基づい
て決定される所定時間間隔(以下スロットタイムと称す
る)毎にスケジューリングすることができる。
タフェース回路11から送達要求情報(RQCW)の書
き込み完了信号(Isig )を受け取ると、図4の処理手
順121を実行し、送出要求制御情報(TMCW)を生
成する。すなわち、ステップ121aで図3(a)のス
テップ111aと同様の処理を行い、ステップ121b
で送達要求情報(RQCW)から優先識別子(Pri)を
読み出し、ステップ121cで優先識別子(Pri)を参
照してデータ(TC)かデータ(NTC)のいずれかを
判定する。データ(TC)であればステップ121dで
送出要求制御情報(TMCW)の送達データ優先識別子
としてPri-1を書き込み、データ(NTC)であればス
テップ121eでPri-2を書き込む。その後、ステップ
121fで図3(a)のステップ111bと同様の処理
を行い、チェインエリア、送達データ優先識別子(Pr
i)、送達完了時間(Tcmp )、データパケット長(Pt
Len)を含む送出要求制御情報(TMCW)(図12
(a)はこの場合を示している)を生成しメモリ回路1
4に書き込む。
は送達データ優先識別子(Pri)を参照してデータ(T
C)に対する送出要求キュー(TMQUEU-1)とデー
タ(NTC)に対する送出要求キュー(TMQUEU-
2)が分離して設けられ、それぞれ送達完了時間の早い
順にリンクされて構成される。これらの送出要求キュー
は前述した送出要求キュー制御語(図13)と同じ機構
のそれぞれに対する送出要求キュー制御語により管理さ
れる。
用の制御精度に基づいて決定される伝送局に共通なスロ
ットタイム毎にマスタ局から与えられるタイミング信号
に応じ、受信制御処理回路17から与えられるタイミン
グ信号(RQsig-1 )毎に、送出要求制御情報(TMC
W)を含んだ送出要求パケット(図15(a))を構成
し、マスタ局宛てに送出する。
優先識別子(Pri)を参照して、全てのデータ局から受
信したデータ(TC)に対する送出要求キュー(RQU
EU-1)とデータ(NTC)に対する送出要求キュー
(RQUEU-2)が分離して構成され、送出要求パケッ
トを受信する度に前述と同様にして送達完了時間の早い
順に並べ替えが行われる。そして、スロットタイム内に
送出可能な最大データパケット長(PtLen-max)が予め
設定され、スロットタイム毎に前述と同様にしてデータ
(TC)に対する送出許可のスケジューリングが行われ
る。
送達要求に対する送出許可のスケジューリングを行なう
ことが可能となる。(請求項2) また、マスタ局はスロットタイム毎に計時回路18から
出力される信号(SLsig)により所定値がセットされ、
上記信号(SLsig)のN倍周期となるクロック(CLK
sig )によりダウンカウントされる非同期タイマ回路1
9のカウント値により、スロットタイム内でデータ(T
C)の送出に割り当てた残り時間(TRmain)を検出
し、データ(TC)のスケジューリングが完了した時点
の非同期タイマ回路19のカウント値が非同期期間とし
て監視される。
のスケジューリング処理が完了した時点からデータ(N
TC)のスケジューリング処理を開始し、検出された残
り時間(TRmain)に基づいてメモリ回路14内予め設
定された図16(a)に例示するテーブル(TBL−
1)からデータ(NTC)の送出が可能か否かを決定す
るデータ(Pb)と送出可能最大データパケット長(P
tLen-max2 )を読み出し、送達完了時間の早いもの順に
送出要求キュー(RQUEU-2)にリンクされたデータ
(NTC)の送出要求制御情報(TMCW)を読み出
し、図3(b)の処理手順112と同一の手順で、最大
データパケット長(PtLen- Max )以下とし、残り時間
(TRmain)内に送出許可するデータ(NTC)の送出
要求の数を決定し、送出要求制御情報(TMCW)に含
まれる伝送局番号(STNo)を宛先データ局アドレスと
し、送達データ優先識別子にPri-2を設定したデータ
(NTC)に対する送出許可情報(図14(b))を含
む送出許可パケット(図15(b))を構成し、送出許
可を与えるデータ局にむけて送出する。この場合、PtL
en-maxとしてPtLen-max2 が用いられる。
送達時間の厳密さを有するデータ(TC)とそれ程厳密
さを必要としないデータ(NTC)の双方の送達要求に
対する送出許可のスケジューリングを行なうことが可能
となる。(請求項3) また、データ(NTC)の送出要求に対する送出許可の
スケジューリングをデータ局とマスタ局の双方で行うよ
うにすることができる。
タフェース回路11から送達要求情報(RQCW)の書
き込み完了信号(Isig )を受け取ると、図5の処理手
順141を実行する。すなわち、ステップ141a、1
41bでは図4のステップ121a、121bと同じ処
理を行い、ステップ141cで送達データ優先識別子
(Pri)を参照し、データ(TC)であると判定された
ときは、図4のステップ121fと同じ処理を行い、送
達データ優先識別子をPri-1として送出要求制御情報
(TMCW)を生成し送出要求パケットを送出する。ま
た、データ(NTC)であると判定されたときはステッ
プ141dで送達データ優先識別子をPri-2とし、送達
完了時間を送達制限時間(Tw)とし、送達データ長
(DtLen)から求めたデータパケット長をPtLenとして
送出要求制御情報(TMCW)を生成し、ステップ14
1eで送出要求キュー(TMQUEU-2)に既にリンク
されている送出が未完了の送出要求制御情報(TMC
W)と共に送達完了時間(Tw)の早い順に送出要求キ
ュー(TMQUEU-2)のリンク順序の並び替えが行わ
れる。この場合、送出が未完了の送出要求制御情報(T
MCW)の送達完了時間(Tw)はスロットタイム毎に
経過した時間が減じられ、更新されて比較される。この
実施例ではデータ(NTC)の送出要求パケットの送出
は行わず、送出要求キュー(TMQUEU-2)の並び替
えのみが行われる。
ットを受信すると前述と同様にして送出要求キュー(R
QUEU-1)の並び替えを行い、処理手順112を実行
し前述と同様にしてスロットタイム内で送出を許可する
ためのスケジューリングを行い、データ(TC)のスケ
ジューリングが完了すると図6に示す処理手順142を
実行し、データ(NTC)の送出要求に対するスケジュ
ーリングを開始する。
マ回路19のカウント値を読み取ってスロットタイム内
の残り時間(TRmain)を検出し、ステップ142bで
検出された残り時間(TRmain)に基づいて図16
(a)に例示するテーブル(TBL−1)からデータ
(Pb)と(PtLen-max2 )を読み出し、ステップ14
2cでPbが1か0かを確認する。Pb=0の場合は送
達最善データの送出が不可能と判定し、ステップ142
gへ移行させ処理を終了する。Pb=1の場合はデータ
(NTC)の送出が可能と判定し、ステップ142dで
前回送出許可を与えたデータ局番号に1を加え、予め設
定した順番で次のデータ局に対してデータ(NTC)の
送出可能最大データパケット長(PtLen-max)としてP
tLen-max2 をセットし、図14(b)に例示する送達最
善データ送出許可情報をデータ局に伝達する。ステップ
142eでは送達最善データ送出許可情報に応答してデ
ータ局がデータ(NTC)の送出を行い送出完了パケッ
トを送出するまでステップ143fで残り時間(TRma
in)を監視しながら待機状態とする。残り時間(TRma
in)が所定値(TRmain-min)まで減少するとタイマ回
路19から信号(TRsig)が出力され、ステップ14
2gへ移行させ処理を完了させる。
データ局の受信制御処理回路17は、図7に示す処理手
順143を実行する。すなわち、ステップ143aで送
達最善データ送出許可情報からデータ(NTC)の送出
可能最大データパケット長(PtLen-max2 )を読み出
し、ステップ143bで送達要求キュー(TMQUEU
-2)の先頭にリンクされた送出要求制御情報(TMC
W)のデータパケット長(PtLen)を読み出し、ステッ
プ143cでPtLenとPtLen-max2 の比較を行い、PtL
en-max2 >PtLenのときはステップ143dへ移行さ
せ、PtLen-max2 <PtLenのときはステップ143hへ
移行させる。ステップ143dでデータ(NTC)のデ
ータパケットを送出し、ステップ143eでPtLen-max
2 =PtLen-max2 −PtLenを演算してPtLen-max2 を更
新する。ステップ143fで送達要求キュー(TMQU
EU-2)が空か否かをチェックし、空でなければステッ
プ143gへ移行させ、空であればステップ143hへ
移行させる。ステップ143gでは送達要求キュー(T
MQUEU-2)の次の順位にリンクされた送出要求制御
情報(TMCW)のデータパケット長(PtLen)を読み
出すためのアドレスを更新してステップ143bへ戻
す。ステップ143hではデータ(NTC)の送出が完
了したことを示す図15(c)に示す送達最善データの
送出完了パケットをマスタ局宛てに送出する。この場
合、伝送制御識別子としてCNT3が設定される。
送出許可パケットをデータ局に送出した後、非同期期間
内でデータ(NTC)の送出が不能と判断するまで、順
次、データ(NTC)の送出要求に対するスケジューリ
ングを行う。
C)の場合、データ局から送達要求パケットを送出する
ことなく、マスタ局側で予め決定された順のデータ局に
対し送出許可を与え、データ局側でデータ(NTC)の
送出要求の数を決定するようにスケジューリングするこ
とが可能となる。(請求項4) 更に、送達先のデータ局毎に送出可能なデータ(NT
C)の最大データ長を制限してデータ(NTC)の送出
量を各データ局毎に割り当てることができる。
スケジューリングが完了すると図8の処理手順151を
実行し、データ(NTC)の送出要求に対するスケジュ
ーリングを開始する。すなわち、ステップ151a、1
51b、151cで図6のステップ142a、142
b、142cと同様の処理を行い、データ(NTC)の
送出が可能と判断した場合、ステップ151dで前回送
出許可を与えたデータ局番号(STNo)に1を加え、こ
のデータ局番号(STNo)に基づいて図16(b)に例
示するテーブル(TBL−2)から予めデータ局番号
(STNo)毎に設定された送出可能最大データパケット
長(PtLen-max3 )を読み出し、ステップ151eでP
tLen-max3 がPtLen-max2 より小さいことを確認し、送
達最善データ送出可能最大データパケット長(PtLen-m
ax)として(PtLen-max3 )をセットし、送達最善デー
タ送出許可情報(図14(b))をデータ局に伝達す
る。PtLen-max3 がPtLen-max2 より大きい場合はステ
ップ151aに戻し同様の処理を繰り返す。
データ(NTC)の送出データ量を制限することが可能
となる。(請求項5) 次に、本発明の請求項6〜9(請求項22〜24を含
む)に係る実施例について詳細に説明する。
C)のいずれかを区別する送達データ優先識別子(Pr
i)が送達要求情報(RQCW)の属性として付加さ
れ、データ(TC)の送出要求制御情報(TMCW)を
マスタ局へ送達する場合に、送達先の伝送局に送達され
るまでの遅れ時間を予め考慮して行うことができる。
2はインタフェース回路11から送達要求情報(RQC
W)の書き込み完了信号(Isig )を受け取ると、図4
の処理手順121のステップ121fを実行した後、引
き続いて、図9に示す処理手順161を実行し、送出要
求キュー(TMQUEU-1)の並べ替えを行なう。
報(RQCW)から送達先データ局番号(STNo)を読
み出し、ステップ161bで図16(c)に例示するテ
ーブル(TBL−3)から該送達先データ局番号(ST
No)に基づいて送達先データ局の受信処理時間見込み値
(Tl)と送達先までの信号伝達時間見込み値(T2)
を読み出す。このテーブル(TBL−3)は、図16
(c)に例示するように、データ局毎のTlとT2がメ
モリ回路14に予め設定され記憶される。ステップ16
1cでメモリ回路14に予め設定されたスケジューリン
グに要する処理時間見込み値(T3)を読み出し、ステ
ップ161dで送達先データ局の受信制御処理回路17
がデータパケットを受け取るまでのデータパケット伝搬
遅れ時間(T4)をデータパケット長(PtLen)に基づ
いて算出し、ステップ161eでT1、T2、T3、T
4の各々を加算して送達最短時間(Trq)を算出する。
送達最短時間(Trq)と現在時間を減じて余裕時間(T
af)を算出し、ステップ161hで余裕時間(Taf)を
スロットタイム(Ts)で除してスロット限度数(N
m)を算出し、ステップ161iで余裕時間(Taf)を
送達最短時間(Trq)で除して試行可能数(Ntr)を算
出し、ステップ161jで試行可能数(Ntr)と送達先
データ局番号(STNo)に基づいて試行減数関数(F
(Ntr,STNo,K(定数)))から送達先データ局に
対する試行減数(Nr)を求める。この試行減数関数
(F(Ntr,STNo,K(定数)))は図17に例示す
るように、データ局(STNo-j)毎の試行可能数(Ntr
-j)に対する試行減数(Nr-j)と定数(K-j)がメモ
リ回路14に予めに設定され、試行減数(Nr-j)は試
行可能数(Ntr-j)の特定範囲毎に試行可能数(Ntr-
j)より小さい値に設定される。
達最短時間(Trq)を乗じた後、スロットタイム(T
s)で除してスロット待ち数(Nw)を算出する。この
スロット待ち数(Nw)はスロット限度数(Nm)より
小さい値となる。
(Nw)とスロット限度数(Nm)が送達要求制御情報
(TMCW)に付加され、送出が未完了の送達要求制御
情報(TMCW)と共に、スロット待ち数(Nw)とス
ロット限度数(Nm)のいずれも小さいものを基準に送
達要求制御情報(TMCW)を並べ直して送達時間保証
データ(TC)に対する送出要求キュー(TMQUEU
-1)を再構成する。例えば、スロッ卜限度数(Nm)が
最も小さいときはそれを優先し、スロッ卜限度数(N
m)より小さいスロット待ち数(Nw)があればそれを
優先し、スロッ卜限度数(Nm)とスロット待ち数(N
w)が同じ値の場合はデータ局番号(STNo)の小さい
ものを優先してリンク順位を決定する。
タイム毎に送出要求キュー(TMQUEU-1)の送出要
求制御情報(TMCW)のスロット待ち数(Nw)とス
ロット限度数(Nm)から1を減じ、スロット待ち数
(Nw)が0以下となったとき、該送出要求制御情報
(TMCW)を読み出し、スロットタイム毎に、受信制
御処理回路17から与えられるタイミング信号(RQsi
g-1 )により、該送出要求制御情報(TMCW)を含ん
だ送出要求パケットをマスタ局へ送出する。
(TMCW)から送達完了時間(Tcmp )とデータパケ
ット長(PtLen)を読み出し、送達完了時間(Tcmp )
に基づいて送出許可を与える順を決定し、データパケッ
ト長(PtLen)に基づいて送出許可を与える送出要求の
数を決定する。
多少の余裕時間を持って送出要求制御情報(TMCW)
を送出するので制限時間内に送達先データ局へ確実にデ
ータ(TC)を伝達することが可能となる。(請求項6
及び請求項22〜24) また、データ(NTC)の場合、データ局は前述した送
達完了時間を含む送達制御情報(TMCW)をマスタ局
に伝達し、マスタ局はスロットタイム内でデータ(T
C)の送出に割り当てた残り時間(TR-main )を非同
期期間として監視し、この非同期期間内でデータ(NT
C)の送出が可能な最大データパケット長(PtLen-max
2 )を決定し、制限時間(Tw)に基づいて送達最善デ
ータの送出許可を与える順を決定し、データパケット長
(PtLen)と最大データパケット長(PtLen-max2 )と
に基づいて許可するデータ(NTC)の送出要求の数を
決定し、データ(NTC)に対する送出許可のスケジュ
ーリングをデータ(TC)の場合と同様に行うことがで
きる。(請求項7) また、データ(NTC)の場合、データ局は制限時間
(Tw)に基づいて送出要求キュー(TMQUEU-2)
の並べ替えのみを行い、送達要求制御情報(TMCW)
の送出は行わず、マスタ局はスロットタイム内でデータ
(TC)の送出に割り当てた残り時間(TR-main )を
非同期期間として監視し、図6の処理手順142を実行
して送出可能最大データパケット長(PtLen-max2 )を
含む送出許可情報をデータ局に伝達し、この送出許可情
報を受け取ったデータ局は送出要求キュー(TMQUE
U-2)にリンクした送達制御情報(TMCW)から順次
データパケット長(PtLen)を読み出して送出可能最大
データ長(PtLen-max2 )以下の範囲でデータ(NT
C)の送出を行うことができる。(請求項8) また、マスタ局は、残り時間(TR-main )を非同期期
間として監視し、図8の処理手順151を実行して伝送
局毎の送出可能最大データパケット長(PtLen-max3 )
を含む送出許可情報をデータ局に伝達し、この送出許可
情報を受け取ったデータ局は送出要求キュー(TMQU
EU-2)にリンクした送達制御情報(TMCW)から順
次データパケット長(PtLen)を読み出して伝送局毎の
送出可能最大データ長(PtLen-max3 )以下の範囲でデ
ータ(NTC)の送出を行い、データ(NTC)の送出
量を各伝送局毎に割り当てることができる。(請求項
9) 次に、本発明の請求項10〜13に係る実施例について
詳細に説明する。
送達要求制御情報(TMCW)を構成する場合、送達完
了時間(Tcmp )の代わりにスロット限度数(Nm)と
スロット待ち数(Nw)を用いて構成することができ
る。
処理手順161を実行して前述と同様にスロット限度数
(Nm)とスロット待ち数(Nw)を求め、図12
(b)に例示するスロット限度数(Nm)とスロット待
ち数(Nw)を含む送達要求制御情報(TMCW)を構
成し、スロット限度数(Nm)とスロット待ち数(N
w)に基づいて送出要求キュー(TMQUEU-1)のリ
ンク順位を前述と同様に決定して再構成し、順次、送達
要求制御情報(TMCW)をマスタ局へ伝達する。
(TMCW)からデータ局番号(STNo)とスロット待
ち数(Nw)とスロット限度数(Nm)とデータパケッ
ト長(PtLen)を読み出し、スロット待ち数(Nw)と
スロット限度数(Nm)の小さなものを優先して、送出
許可を与える順番を決定する。例えば、スロット限度数
(Nm)が最も小さいときはそれを優先し、スロット限
度数(Nm)より小さいスロット待ち数(Nw)があれ
ばそれを優先し、スロット限度数(Nm)とスロット待
ち数(Nw)が同じ値の場合は送出元データ局番号或い
は送達先データ局番号(STN-i或いはSTNo)の小さ
いものを優先して送出許可を与える順を決定する。
s)を単位とするスロット待ち数(Nw)、スロット限
度数(Nm)に基づいて、スロットタイム毎にデータ
(TC)の送出要求をスケジューリングすることが可能
となる。(請求項10) また、データ(NTC)の場合、データ局は前述した送
達完了時間を含む送達要求制御情報(TMCW)を構成
してマスタ局へ伝達し、マスタ局はスロットタイム内で
データ(TC)の送出に割り当てた残り時間(TR-mai
n )を非同期期間として監視し、この非同期期間内でデ
ータ(NTC)の送出が可能な最大データパケット長
(PtLen-max2 )を決定し、制限時間(Tw)に基づい
て送出許可を与える順を決定し、データパケット長(P
tLen)と送出可能最大データパケット長(PtLen-max2
)とに基づいて送出許可を与える送出要求の数を決定
し、スケジューリングを行うことができる。(請求項1
1) また、データ(NTC)の場合、データ局は制限時間
(Tw)に基づいて送出要求キュー(TMQUEU-2)
の並べ替えのみを行い、送達要求制御情報(TMCW)
の送出は行わず、マスタ局はスロットタイム内でデータ
(TC)の送出に割り当てた残り時間(TR-main )を
非同期期間として監視し、図6の処理手順142を実行
して送出可能最大データパケット長(PtLen-max2 )を
含む送出許可情報を順次データ局に伝達し、この送出許
可情報を受け取ったデータ局は送出要求キュー(TMQ
UEU-2)にリンクした送達制御情報(TMCW)から
順次データパケット長(PtLen)を読み出して送出可能
最大データ長(PtLen-max2)以下の範囲でデータ(N
TC)の送出を行うことができる。(請求項12) また、マスタ局は、残り時間(TR-main )を非同期期
間として監視し、図8の処理手順151を実行して伝送
局毎の送出可能最大データパケット長(PtLen-max3 )
を含む送出許可情報を順次データ局に伝達し、この送出
許可情報を受け取ったデータ局は送出要求キュー(TM
QUEU-2)にリンクした送達制御情報(TMCW)か
ら順次データパケット長(PtLen)を読み出して伝送局
毎の送出可能最大データ長(PtLen-max3 )以下の範囲
で送出を行い、データ(NTC)の送出量を各伝送局毎
に割り当てることができる。(請求項13) 次に、本発明の請求項14〜17に係る実施例について
詳細に説明する。
対する送出許可のスケジューリングを行う場合に、緊急
度を有する送達要求が重なったとき、予め設定された延
長(拡張)時間を限度としてスロットタイムの範囲を越
えて送出要求を許可することができる。
送出要求制御情報(TMCW)を読み出して送出許可の
スケジューリングを行う場合、図10に示す処理手順2
41を実行する。
cnt )と(PtTotaL)を0にリセットし、ステップ24
1bで送出要求キュー(RQUEU-1)にリンクした送
出要求制御情報(TMCW)から、データ局番号(ST
No)とスロット待ち数(Nw)とスロット限度数(N
m)とデータパケット長(PtLen)を読み出し、変数
(PtTotaL)にデータパケット長(PtLen)を加えて変
数(PtTotaL)を更新し、ステップ241cで変数(N
m0cnt )に1を加えて変数(Nm0cnt )を更新する。ス
テップ241dではスロット限度数(Nm)が0か否か
を判別し、0ならばステップ241eへ移行させ、0で
なければステップ241hへ移行させる。ステップ24
1eでは変数(PtTotaL)と予め設定された拡張送出可
能最大データ長(Nex)とを比較し、PtTotaL>Nexの
ときはステップ241fへ移行させ、PtTotaL<Nexの
ときはステップ241iへ移行させる。ステップ241
fでは送出要求制御情報(TMCW)の読み出し先頭ア
ドレスを更新し、ステップ241gでは送出要求キュー
(RQUEU-1)が空か否かを判別し、空でなければス
テップ241bへ戻し、空であればステップ241iへ
移行させる。ステップ241hでは変数(PtTotaL)と
送出可能最大データ長(PtLen-max)を比較し、PtTot
aL≧PtLen-maxのときはステップ241iへ移行させ、
PtTotaL<PtLen-maxのときはステップ241fへ移行
させる。ステップ241iでは変数(Nm0cnt )から1
を減じた範囲の送出要求キュー(RQUEU-1)にリン
クした送出要求制御情報(TMCW)の送出要求に対す
る送出許可を決定する。
度数(Nm)が0の送出要求(余裕時間がなく最も緊急
度の高い送出要求)が重なり、スロットタイム内に送出
可能な最大データ長(PtLen-max)を越える場合に、予
め設定された拡張送出可能最大データ長(Nex)を限度
として、スロット限度数(Nm)が0のデータ(TC)
の送出を許可することが可能となる。
ータ総長(PtTotal)からスロッ卜時間長に相当するデ
ータパケット長換算値(Pt-sLt )を減じた値で次のス
ロットタイムの送出可能最大データパケット長(PtLen
-max)を補正してスロットタイムの同期を維持すること
ができる。(請求項14) また、データ(NTC)の場合、データ局は前述した送
達完了時間を含む送達要求制御情報(TMCW)を構成
してマスタ局へ伝達し、マスタ局はスロットタイム内で
データ(TC)の送出に割り当てた残り時間(TR-mai
n )を非同期期間として監視し、この非同期期間内でデ
ータ(NTC)の送出が可能な送出可能最大データパケ
ット長(PtLen-max2 )を決定し、制限時間(Tw)に
基づいて送出許可を与える順を決定し、データパケット
長(PtLen)と送出可能最大データパケット長(PtLen
-max2 )とに基づいて送出許可を与える送出要求の数を
決定し、データ(NTC)に対する送出許可のスケジュ
ーリングを行うことができる。(請求項15) また、データ(NTC)の場合、データ局は制限時間
(Tw)に基づいて送出要求キュー(TMQUEU-2)
の並べ替えのみを行い、送達要求制御情報(TMCW)
の送出は行わず、マスタ局はスロットタイム内でデータ
(NTC)の送出に割り当てた残り時間(TR-main )
を非同期期間として監視し、図6の処理手順142を実
行して送出可能最大データパケット長(PtLen-max2 )
を含む送出許可情報を順次データ局に伝達し、この送出
許可情報を受け取ったデータ局は送出要求キュー(TM
QUEU-2)にリンクした送達制御情報(TMCW)か
ら順次データパケット長(PtLen)を読み出して送出可
能最大データ長(PtLen-max2 )以下の範囲でデータ
(NTC)の送出を行うことができる。(請求項16) また、マスタ局は、残り時間(TR-main )を非同期期
間として監視し、図8の処理手順151を実行して伝送
局毎の送出可能最大データパケット長(PtLen-max3 )
を含む送出許可情報を順次データ局に伝達し、この送出
許可情報を受け取ったデータ局は送出要求キュー(TM
QUEU-2)にリンクした送達制御情報(TMCW)か
ら順次データパケット長(PtLen)を読み出して伝送局
毎の送出可能最大データ長(PtLen-max3 )以下の範囲
でデータ(NTC)の送出を行い、データ(NTC)の
送出量を各伝送局毎に割り当てることができる。(請求
項17) 次に、本発明の請求項18、19に係る実施例について
詳細に説明する。
たパケットを識別するデータを送信して自局が送信した
データが送達先の伝送局で受信されたか否かを判別する
ことができる。
ットの送出要求を行い、マスタ局が前述のようにしてス
ロットタイム毎に複数のデータ局の送達要求に対するス
ケジューリングを行い、送出許可を得たデータ局からの
パケットを受信するデータ局は、パケットを受信する度
にパケット識別情報(RDId)と受信パケット数(RD
cnt )をメモリ回路14に保持する。すなわち、各デー
タ局のメモリ回路14には図18に例示するテーブル
(TBL−4)が備えられ、受信したパケットの送信元
のデータ局毎に最新のパケット識別情報(RDId)と受
信パケット数(RDcnt )で更新したリストが作成され
る。パケッ卜識別情報は各データ局が送出するパケット
毎に付けられ、例えばパケット内に含ませる連続した番
号が用いられる。
出するデータパケットの有無に拘わらず、データパケッ
トの送出要求を行い、更に、送出要求を行う際にテーブ
ル(TBL−4)の全ての内容を読み出してマスタ局と
他の全てのデータ局に伝達する。
出したパケットが送達先データ局で受信されたか否かを
確認することが可能となる。なお、本実施例は、スロッ
トタイム毎にデータパケットの送出要求を行うシステム
であれば、前述した伝送制御方式以外のネットワークシ
ステムにも適用することができる。(請求項18) また、本発明は、データ(TC)とデータ(NTC)の
送出要求に対するスケジューリングを行う場合、データ
(TC)に対してのみ上記動作を行わせるようにするこ
とができる。
ータ局から送出されたデータパケットを受信し、送達デ
ータ優先識別子(Pri)を参照してデータ(TC)であ
ることを確認する度に送出元データ局毎のパケット識別
情報(RDId)と受信パケット数(RDcnt )を更新し
て受信パケット情報リスト(TBL−4)を作成し、送
出するデータパケットの有無に拘らずスロットタイム毎
にデータパケットの送出要求を行い、更にマスタ局と全
てのデータ局に受信パケット情報リスト(TBL−4)
の内容を送出する。
出した場合に、前回のスロットタイムで送出したデータ
(TC)のデータパケットが送達先のデータ局で受信さ
れたか否かを判別することが可能となる。(請求項1
9) 次に、本発明の請求項23に係る実施例について詳細に
説明する。
ークシステム(図2(a))に適用する場合に特定して
示したものである。本実施例ではスロットタイム毎にデ
ータ(TC)とデータ(NTC)の送出要求に対するス
ケジューリングを行う場合、スロットタイム内に送出要
求を受け付ける受付期間が設けられる。
2は、スロットタイム内でデータ(TC)に対する送出
許可情報を送出してデータ局からデータ(TC)を送出
させる同期期間の処理が終了すると受付期間の処理を開
始させ、全てのデータ局に対してデータ(TC)の新た
な送出要求を問い合わせる図15(d)に例示する送出
要求問い合わせパケットを送出する。この場合、伝送制
御識別子はCNT4に設定される。
トを受信すると受信制御処理回路17から信号(RQsi
g-1 )が出力され、送信制御処理回路12はデータ(T
C)の送出要求キュー(TMQUEU-1)から送出要求
制御情報(TMCW)を読み出して送出要求パケットを
マスタ局へ送出する。
期間を減じた残り時間でなる非同期期間の処理が引き続
いて実施され、この非同期期間内でデータ(NTC)の
送出が可能と判定された場合、マスタ局の送信制御処理
回路12は第2受付期間の処理を開始させ、メモリ回路
14に予め設定された図19に例示する送出要求探索リ
スト(TBL−5)に従って、順次データ局に対してデ
ータ(NTC)の送出要求問い合わせパケット(図15
(d))を送出する。
せパケットを受信したデータ局は、受信制御処理回路1
7から信号(RQsig-2 )が出力され、送信制御処理回
路12はこれを受けてデータ(NTC)の送出要求パケ
ットを送出する。
9、12、13、16、17、19の発明に適用するこ
とが可能である。本実施例によれば、バス形のネットワ
ークシステムを用いて、複数のデータ局からのデータ
(TC)とデータ(NTC)の送出要求をスロットタイ
ム毎にスケジューリングすることが可能となる。(請求
項20) 次に、本発明の請求項21に係る実施例について詳細に
説明する。
ワークシステム(図2(b))に適用する場合に特定し
て示したものである。本実施例では、マスタ局として機
能する伝送局が、スター形のネットワークの中央に位置
し、データ局として機能する各伝送局との間で全2重通
信が可能となるので、マスタ局は、スロットタイム内
に、データ(TC)に対する送出許可情報を送出してデ
ータ局からデータ(TC)を送出させる同期期間と、デ
ータ局から送出要求を受け付ける受付期間と、データ局
からデータ(NTC)を送出させる非同期期間を設ける
場合に、非同期期間は同期期間に引き続いて設けられ、
受付期間は同期期間、非同期期間と並行(重ねて)して
設けることができる。
期間に受信したデータ(TC)の送出要求制御情報(T
MCW)に基づいてスケジューリングを行い、同期期間
にデータ(TC)の送出許可情報を送出して、順次デー
タ局からデータ(TC)を送出させる。
出要求を受け付けることができ、非同期期間にデータ
(NTC)の送出が可能と判断したとき、予め設定され
たデータ局の順にデータ(NTC)に対する送出要求問
い合わせパケット(図15(d))を構成してデータ局
に送出する。このデータ(NTC)の送出要求問い合わ
せパケットを受信したデータ局は、受信制御処理回路1
7から信号(RQsig-2)が出力され、送信制御処理回
路12はこれを受けて送出要求キュー(TMQUEU-
2)から送出要求制御情報(TMCW)を読み出し、送
出要求パケットを構成してマスタ局宛に送出する。
9、12、13、16、17、19の発明に適用するこ
とが可能である。本実施例によれば、スター形のネット
ワークシステムを用いて、複数のデータ局からのデータ
(TC)とデータ(NTC)の送出要求をスロットタイ
ム毎にスケジューリングすることが可能となる。(請求
項21)
御方法によれば、突発的に発生するイベントに対応して
要求されるデータ送達に対して、データの送達完了まで
の制限時間に基づいてデータの緊急度を認識し、ネット
ワーク全体から要求されるデータの緊急度合いに応じて
データの送達処理に関わるネットワーク資源を割り当て
ることができ、ネットワーク全体にわたり時々刻々に変
化するデータ送達要求の発生状況の変化に対して、要求
された制限時間内でデータ送達を終了することが可能と
なる。
る制御装置が主に扱う固定化された入出力データを共有
し、即ち、制御状態情報を共有して協調動作するために
要求されるサイクリックな通信と、それぞれ機能単位で
自律的に動作するアプリケーションプロセス間でイベン
トに対応した情報を交換、共有して協調動作するのに要
求される単発的なメッセージ通信の両者に対して、いず
れの要求にも対応することが可能であり、また一貫性の
ある方式でデータ送達を行うことが可能となる。
しく制約される緊急性のあるデータ送達要求とともに、
バックグランドで送達されていればよいデータ送達要求
もある。本発明によれば、前者を送達時間保証データ
(TC)として、また、後者を送達最善データ(NT
C)として、両者を混在させてスケジューリングする送
達処理が可能となる。
ットワークとして今後も一般的に用いられるバス形及び
スター形のネットワークシステムに対して、一般的な構
成で、同一の伝送制御方法により、データ送達要求のス
ケジューリングを行うことが可能となる。
施例
(a)はバス形ネットワークシステム、(b)はスター
形ネットワークシステム
(b)はマスタ局で行なう処理手順112
出要求制御情報(TMCW)のフォーマット例、(b)
はスロット待ち数(Nw)とスロット限度数(Nm)を
用いた送出要求制御情報(TMCW)のフォーマット例
マット例、(b)マスタ局からの送達最善データ送出許
可情報のフォーマット例
トのフォーマット例、(b)マスタ局からの送出許可パ
ケットのフォーマット例、(c)データ局からの送出完
了パケットのフォーマット例、(d)送出要求問い合わ
せパケットフォーマット例
出判定・送出最大データ長テーブル(TBL−1)、
(b)マスタ局で使用するデータ局毎の送達最善データ
送出可能最大データ長テーブル(TBL−2)、(c)
データ局で使用するデータ局毎の処理遅れ時間テーブル
(TBL−3)
ル(TBL−4)
BL−5)
ーフェース回路 12…送信制御回路 13…カウ
ンタ 14…メモリ回路 15…送信
回路 16…受信回路 17…受信
制御回路 18…時計回路 19…非同
期タイマ回路 20…内部システムバス L…バス形の共通伝送路 L1、L2…スター形の全2重通信が可能な伝送路
Claims (24)
- 【請求項1】送達要求されるデータの属性として制限時
間を付与し、データ局となる伝送局は、前記制限時間を
上位桁、一定クロックを計数するカウンタのカウント値
を中位桁、伝送局に固有の番号を下位桁として送達完了
時間とし、この送達完了時間と送達するデータ長から求
めたデータパケット長を含む送出要求制御情報をマスタ
局となる伝送局に伝達し、マスタ局となる伝送局は、前
記送達完了時間に基づいて送出許可を与える順を決定
し、前記データパケット長に基づいて送出許可を与える
送出要求の数を決定し、複数の伝送局の送出要求に対す
る送出許可をスケジューリングすることを特徴とするネ
ットワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項2】請求項1に記載のネットワークシステムの
伝送制御方法において、前記送達要求されるデータの属
性として、送達時間保証データか送達最善データかを区
別するための送達データ優先識別子を付与し、データ局
となる伝送局は、前記送達データ優先識別子を含めて前
記送出要求制御情報を構成し、所定時間間隔(スロット
タイム)毎にマスタ局となる伝送局に前記送出要求制御
情報を伝達し、マスタ局となる伝送局は、スロットタイ
ム毎に送達時間保証データと送達最善データの送出要求
に対する送出許可をスケジューリングすることを特徴と
するネットワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項3】請求項2に記載のネットワークシステムの
伝送制御方法において、マスタ局となる伝送局は、受信
した送出要求制御情報を並べる順を前記送達完了時間に
基づいて決定し、前記所定時間間隔内で送達時間保証デ
ータの送出に割り当てた残り時間を非同期期間として監
視し、この非同期期間内で送達最善データの送出が可能
と判断した場合、前記送出要求制御情報から送達最善デ
ータの送達完了時間とデータパケット長を読み出し、前
記送達完了時間に基づいて送出許可を与える順を決定
し、前記データパケット長に基づいて送出許可を与える
送出要求の数を決定することを特徴とするネットワーク
システムの伝送制御方法。 - 【請求項4】請求項2に記載のネットワークシステムの
伝送制御方法において、データ局となる伝送局は、前記
送達完了時間に基づいて前記送出要求制御情報を並べる
順を決定し、送達時間保証データの送出要求制御情報の
みをマスタ局となる伝送局に伝達し、マスタ局となる伝
送局は、前記所定時間間隔内で送達時間保証データの送
出に割り当てた残り時間を非同期期間として監視し、こ
の非同期期間内で送達最善データの送出が可能な最大デ
ータ長を決定し、この最大データ長含む送達最善データ
送出許可情報を送出し、前記送達最善データ送出許可情
報を受け取ったデータ局は、順次、送達最善データの送
出要求制御情報からデータパケット長を読み出し、前記
最大データ長以下の範囲で送達最善データを送出するこ
とを特徴とするネットワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項5】請求項4に記載のネットワークシステムの
伝送制御方法において、マスタ局となる伝送局は、前記
非同期期間内で送達最善データの送出が可能と判断した
場合、予め各伝送局毎に設定されたリストから送達先デ
ータ局番号に対する第2最大データ長を読み出し、この
第2最大データ長が前記最大データ長以下のとき、前記
第2最大データ長を含む送達最善データ送出許可情報を
送出し、前記送達最善データ送出許可情報を受け取った
データ局は、前記第2最大データ長以下の範囲で送達最
善データを送出し、送達先の伝送局毎に送出する送達最
善データのデータ長を制限することを特徴とするネット
ワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項6】請求項1に記載のネットワークシステムの
伝送制御方法において、送達要求されるデータの属性と
して送達時間保証データか送達最善データかを区別する
ための送達データ優先識別子を付与し、データ局となる
伝送局は、前記送達データ優先識別子を含めて前記送出
要求制御情報を構成し、送達時間保証データの場合、前
記制限時間に基づいてスロット待ち数とスロット限度数
を求め、このスロット待ち数とスロット限度数に基づい
て前記送出要求制御情報を並べる順を決定し、所定時間
間隔(スロットタイム)毎に、順次、前記送出要求制御
情報をマスタ局に伝達し、マスタ局となる伝送局は、前
記制限時間に基づいて送出許可を与える順を決定し、前
記データパケット長に基づいて送出許可を与える送出要
求の数を決定し、スロットタイム毎にスケジューリング
することを特徴とするネットワークシステムの伝送制御
方法。 - 【請求項7】 請求項1に記載のネットワークシステム
の伝送制御方法において、送達要求されるデータの属性
として送達時間保証データか送達最善データかを区別す
るための送達データ優先識別子を付与し、データ局とな
る伝送局は、前記送達データ優先識別子を含めて前記送
出要求制御情報を構成し、送達最善データの場合、デー
タ局となる伝送局は、前記送達要求制御情報をマスタ局
に伝達し、マスタ局となる伝送局は、受信した送出要求
制御情報を並べる順を前記送達完了時間に基づいて決定
し、前記所定時間間隔内で送達時間保証データの送出に
割り当てた残り時間を非同期期間として監視し、この非
同期期間内で送達最善データの送出が可能と判断した場
合、前記送出要求制御情報から送達最善データの送達完
了時間とデータパケット長を読み出し、前記制限時間に
基づいて送出許可を与える順を決定し、前記データパケ
ット長に基づいて送出許可を与える送出要求の数を決定
することを特徴とするネットワークシステムの伝送制御
方法。 - 【請求項8】 請求項1に記載のネットワークシステム
の伝送制御方法において、送達要求されるデータの属性
として送達時間保証データか送達最善データかを区別す
るための送達データ優先識別子を付与し、データ局とな
る伝送局は、前記送達データ優先識別子を含めて前記送
出要求制御情報を構成し、送達最善データの場合、デー
タ局となる伝送局は、前記制限時間に基づいて送出要求
制御情報を並べる順を決定し、前記送出要求制御情報の
送出は行なわず、マスタ局となる伝送局は、前記所定時
間間隔内で送達時間保証データの送出に割り当てた残り
時間を非同期期間として監視し、この非同期期間内で送
達最善データの送出が可能な最大データ長を決定し、こ
の最大データ長を含む送達最善データ送出許可情報をデ
ータ局に伝達し、この送達最善データ送出許可情報を受
け取ったデータ局は、順次、送達最善データの送出要求
制御情報からデータパケット長を読み出し、前記最大デ
ータ長以下の範囲で送達最善データを送出することを特
徴とするネットワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項9】請求項8に記載のネットワークシステムの
伝送制御方法において、マスタ局となる伝送局は、前記
非同期期間内で送達最善データの送出が可能と判断した
場合、予め各伝送局毎に設定されたリストから送達先デ
ータ局番号に対する第2送出可能最大データ長を読み出
し、この第2送出可能最大データ長が前記送出可能最大
データ長以下のとき、前記第2送出可能最大データ長を
含む送達最善データ送出許可情報を送出し、前記送達最
善データ送出許可情報を受け取ったデータ局は、前記第
2送出可能最大データ長以下の範囲で送達最善データを
送出し、送達先の伝送局毎に送出する送達最善データの
データ長を制限することを特徴とするネットワークシス
テムの伝送制御方法。 - 【請求項10】請求項1に記載のネットワークシステム
の伝送制御方法において、送達要求されるデータの属性
として送達時間保証データか送達最善データかを区別す
るための送達データ優先識別子を付与し、送達時間保証
データの場合、データ局となる伝送局は、前記制限時間
に基づいてスロット待ち数とスロット限度数を決定し、
前記送達データ優先識別子とスロット待ち数とスロット
限度数と送達するデータ長から求めたデータパケット長
を含む第2送出要求制御情報を構成し、所定時間間隔
(スロットタイム)毎に前記スロット待ち数とスロット
限度数とに基づいて決定された順に前記第2送出要求制
御情報をマスタ局に伝達し、マスタ局となる伝送局は、
前記スロット待ち数とスロット限度数とに基づいて送出
許可を与える順を決定し、前記データパケット長に基づ
いて送出許可を与える送出要求の数を決定し、前記送達
完了時間の代わりにスロット待ち数とスロット限度数を
用い、スロットタイム毎にスケジューリングすることを
特徴とするネットワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項11】 請求項1に記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、送達要求されるデータの属
性として送達時間保証データか送達最善データかを区別
するための送達データ優先識別子を付与し、送達最善デ
ータの場合、データ局となる伝送局は、前記送達要求制
御情報をマスタ局に伝達し、マスタ局となる伝送局は、
受信した送出要求制御情報を並べる順を前記送達完了時
間に基づいて決定し、前記所定時間間隔内で送達時間保
証データの送出に割り当てた残り時間を非同期期間とし
て監視し、この非同期期間内で送達最善データの送出が
可能と判断した場合、前記送出要求制御情報から順次送
達完了時間とデータパケット長を読み出し、前記送達完
了時間に基づいて送出許可を与える順を決定し、前記デ
ータパケット長に基づいて送出許可を与える送出要求の
数を決定することを特徴とするネットワークシステムの
伝送制御方法。 - 【請求項12】 請求項1に記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、送達要求されるデータの属
性として送達時間保証データか送達最善データかを区別
するための送達データ優先識別子を付与し、送達最善デ
ータの場合、データ局となる伝送局は、前記制限時間に
基づいて送出要求制御情報を並べる順を決定し、前記送
出要求制御情報の送出は行なわず、マスタ局となる伝送
局は、前記所定時間間隔内で送達時間保証データの送出
に割り当てた残り時間を非同期期間として監視し、この
非同期期間内で送達最善データ送出が可能な最大データ
長を決定し、この最大データ長を含む送達最善データ送
出許可情報をデータ局に伝達し、この送達最善データ送
出許可情報を受け取ったデータ局は、順次、送達最善デ
ータの送出要求制御情報からデータパケット長を読み出
し、前記最大データ長以下の範囲で送達最善データを送
出することを特徴とするネットワークシステムの伝送制
御方法。 - 【請求項13】 請求項1に記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、送達要求されるデータの属
性として送達時間保証データか送達最善データかを区別
するための送達データ優先識別子を付与し、送達最善デ
ータの場合、データ局となる伝送局は、非同期期間内で
送達最善データの送出が可能と判断した場合、予め各伝
送局毎に設定されたリストから送達先データ局番号に対
する第2最大データ長を読み出し、この第2最大データ
長が送出可能最大データ長以下のとき、前記第2最大デ
ータ長を含む送達最善データ送出許可情報を送出し、前
記送達最善データ送出許可情報を受け取ったデータ局
は、前記第2最大データ長以下の範囲で送達最善データ
を送出し、送達先の伝送局毎に送出する送達最善データ
のデータ長を制限することを特徴とするネットワークシ
ステムの伝送制御方法。 - 【請求項14】請求項1に記載のネットワークシステム
の伝送制御方法において、送達要求されるデータの属性
として送達時間保証データか送達最善データかを区別す
るための送達データ優先識別子を付与し、送達時間保証
データの場合、データ局となる伝送局は、前記制限時間
に基づいてスロット待ち数とスロット限度数を決定し、
前記スロット待ち数とスロット限度数と送達するデータ
長から求めたデータパケット長を含む第2送出要求制御
情報を構成し、所定時間間隔(スロットタイム)毎に前
記スロット待ち数とスロット限度数とに基づいて決定さ
れた順に前記第2送出要求制御情報をマスタ局に伝達
し、マスタ局となる伝送局は、前記スロット待ち数とス
ロット限度数とに基づいて送出許可を与える順を決定
し、前記データパケット長と予め設定された拡張送出可
能最大データ長とに基づいて送出許可を与える送出要求
の数を決定し、緊急性の送達時間保証データの送出要求
が重なった場合に、スロットタイムの枠を超えて送出を
許可することを特徴とするネットワークシステムの伝送
制御方法。 - 【請求項15】 請求項1に記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、送達要求されるデータの属
性として送達時間保証データか送達最善データかを区別
するための送達データ優先識別子を付与し、送達最善デ
ータの場合、データ局となる伝送局は、前記送達完了時
間に基づいて決定された順に前記送達要求制御情報をマ
スタ局に伝達し、マスタ局となる伝送局は、受信した送
出要求制御情報を並べる順を前記送達完了時間に基づい
て決定し、所定時間間隔内で送達時間保証データの送出
に割り当てた残り時間を非同期期間として監視し、この
非同期期間内で送達最善データの送出が可能と判断した
場合、前記送出要求制御情報から送達最善データの送達
完了時間とデータパケット長を読み出し、前記送達完了
時間に基づいて送出許可を与える順を決定し、前記デー
タパケット長に基づいて送出許可を与える送出要求の数
を決定することを特徴とするネットワークシステムの伝
送制御方法。 - 【請求項16】 請求項1に記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、送達要求されるデータの属
性として送達時間保証データか送達最善データかを区別
するための送達データ優先識別子を付与し、送達最善デ
ータの場合、データ局となる伝送局は、制限時間に基づ
いて送出要求制御情報を並べる順を決定し、前記送出要
求制御情報の送出は行なわず、マスタ局となる伝送局
は、所定時間間隔内で送達時間保証データの送出に割り
当てた残り時間を非同期期間として監視し、この非同期
期間内で送達最善データ送出が可能な最大データ長を決
定し、この最大データ長を含む送達最善データ送出許可
情報をデータ局に伝達し、この送達最善データ送出許可
情報を受け取ったデータ局は、順次、送達最善データの
送出要求制御情報からデータパケット長を読み出し、前
記最大データ長以下の範囲で送達最善データを送出する
ことを特徴とするネットワークシステムの伝送制御方
法。 - 【請求項17】請求項16に記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、送達最善データの場合、デ
ータ局となる伝送局は、前記非同期期間内で送達最善デ
ータの送出が可能と判断した場合、予め各伝送局毎に設
定されたリストから送達先データ局番号に対する第2最
大データ長を読み出し、この第2最大データ長が前記最
大データ長以下のとき、前記第2最大データ長を含む送
達最善データ送出許可情報を送出し、前記送達最善デー
タ送出許可情報を受け取ったデータ局は、前記第2最大
データ長以下の範囲で送達最善データを送出し、送達先
の伝送局毎に送出する送達最善データのデータ長を制限
することを特徴とするネットワークシステムの伝送制御
方法。 - 【請求項18】 データ局となる伝送局が所定時間間隔
毎にデータパケットの送出要求を行い、マスタ局となる
伝送局が前記所定時間間隔毎に前記送出要求に対するス
ケジューリングを行って送出許可を与え、複数の伝送局
が相互にデータを交換する場合、前記データ局となる伝
送局は、前記送出許可を得たデータ局から送出されたデ
ータパケットを受信する度に送出元データ局毎のパケッ
ト識別情報と受信パケット数を更新して受信パケット情
報リストを作成し、送出するデータパケットの有無に拘
わらず前記所定時間間隔毎にデータパケットの送出要求
を行うとき、マスタ局と他の全てのデータ局に前記受信
パケット情報リストの内容を伝達し、前記所定時間間隔
毎に、送出したデータパケットが送達先データ局で受信
されたか否かを判別可能とすることを特徴とするネット
ワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項19】 請求項18に記載のネットワークシス
テムの伝送制御方法において、請求項2、6、10、1
4のいずれかに記載のネットワークシステムの伝送制御
方法を適用し、前記データ局となる伝送局は、前記送出
許可を得たデータ局から送出された送達時間保証データ
のデータパケットを受信する度に送出元データ局毎のパ
ケット識別情報と受信パケット数を更新して受信パケッ
ト情報リストを作成し、送出するデータパケットの有無
に拘わらず前記所定時間間隔毎にデータパケットの送出
要求を行うとき、マスタ局と他の全てのデータ局に前記
受信パケット情報リストの内容を伝達し、送出先のデー
タ局が送出した送達時間保証データのデータパケットが
送達先データ局で受信されたか否かを判別可能とするこ
とを特徴とするネットワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項20】請求項4、5、8、9、12、13、1
6、17、19のいずれかに記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、マスタ局となる伝送局は、
前記所定時間内に、送達時間保証データの送出を行わせ
る同期期間と、送達時間保証データの送出要求を受け付
ける受付期間と、前記所定時間から前記同期期間と受付
期間を減じた残り時間でなる非同期期間を設け、前記同
期期間ではそれまでに受信した送出要求制御情報に基づ
いて送達時間保証データに対する送出許可情報を送出し
てデータ局から送達時間保証データを送出させ、前記受
付期間では送達時間保証データの送出要求を促す問い合
わせパケットを送出してデータ局から送出要求制御情報
を送出させ、前記非同期期間で送達最善データの送出が
可能と判断した場合、予め設定された送出要求探索リス
トに従って順次データ局へ送達最善データの送出要求を
促す問い合わせパケットを送出してデータ局から送出要
求制御情報を送出させ、送達最善データに対する送出許
可情報を送出してデータ局から送達最善データを送出さ
せ、バス形のネットワークを用いて複数の伝送局の送達
時間保証データと送達最善データの送出要求に対する送
出許可をスロットタイム毎にスケジューリングすること
を特徴とするネットワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項21】請求項4、5、8、9、12、13、1
6、17、19のいずれかに記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、マスタ局となる伝送局とデ
ータ局となる複数の伝送局が全2重通信が可能なスター
形の伝送路により接続され、前記マスタ局は、前記所定
時間内に、送達時間保証データの送出を行わせる同期期
間と、前記所定時間から前記同期期間を減じた残り時間
でなる非同期期間と、前記同期期間及び非同期期間と並
行動作して送達時間保証データと送達最善データの送出
要求を受け付ける受付期間とを有し、前記同期期間で送
達時間保証データに対する送出許可情報を送出してデー
タ局から送達時間保証データを送出させ、前記非同期期
間で送達最善データの送出が可能と判断した場合は送達
最善データに対する送出許可情報を送出してデータ局か
ら送達最善データを送出させ、スター形のネットワーク
を用いて複数の伝送局の送達時間保証データと送達最善
データの送出要求に対する送出許可をスロットタイム毎
にスケジューリングすることを特徴とするネットワーク
システムの伝送制御方法。 - 【請求項22】請求項6、10、14のいずれかに記載
のネットワークシステムの伝送制御方法において、デー
タ局となる伝送局は、前記制限時間から現在時間と予め
送達先のデータ局毎に決定された送達最短時間(Trq)
を減じて余裕時間(Taf)を求め、前記余裕時間(Ta
f)をスロットタイム(Ts)で除して前記スロット限
度数(Nm)を求め、前記余裕時間(Taf)を前記送達
最短時間(Trq)で除して試行可能数(Ntr)を求め、
予め送達先のデータ局(STNo)毎に設定された関数
(f(Ntr,STNo,K(定数)))に基づいて試行減
数(Nr)を求め、前記試行減数(Nr)に前記送達最
短時間(Trq)を乗じた後前記スロットタイム(Ts)
で除して前記スロット待ち数(Nw)を求めることを特
徴とするネットワークシステムの伝送制御方法。 - 【請求項23】 請求項22に記載のネットワークシス
テムの伝送制御方法において、データ局となる伝送局
は、予め送達先のデータ局番号毎に設定されたリスト
(TBL−3)から送達要求されるデータに付与された
送達先データ局番号(STNo)に基づいて送達先データ
局の受信処理時間見込み値(Tl)と送達先までの信号
伝達時間見込み値(T2)を読み出し、予め設定された
スケジューリングに要する処理時間見込み値(T3)を
読み出し、送達するデータパケット長に基づいて送達先
データ局でデータパケットを受け取るまでのデータパケ
ット伝搬遅れ時間(T4)を算出し、前記Tl、T2、
T3、T4の各々を加えて前記送達最短時間(Trq)を
決定することを特徴とするネットワークシステムの伝送
制御方法。 - 【請求項24】請求項22に記載のネットワークシステ
ムの伝送制御方法において、データ局となる伝送局は、
前記所定時間間隔毎に送出が未完了の送達要求制御情報
に付加されたスロット待ち数とスロット限度数から1を
減じ、送達要求される毎に前記スロット待ち数とスロッ
ト限度数とに基づいて決定された順に前記送達要求制御
情報を並べ、スロット待ち数が0以下となる送達要求制
御情報をマスタ局に伝達することを特徴とするネットワ
ークシステムの伝送制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32365096A JP3462024B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | ネットワークシステムの伝送制御方法 |
AU46827/97A AU707622B2 (en) | 1996-12-04 | 1997-12-03 | Network system transmission control method |
CN97122616A CN1086528C (zh) | 1996-12-04 | 1997-12-03 | 网络系统的传送控制方法 |
KR1019970065483A KR100259308B1 (ko) | 1996-12-04 | 1997-12-03 | 네트워크 시스템의 전송제어방법 |
US08/984,952 US6088363A (en) | 1996-12-04 | 1997-12-04 | Network system transmission control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32365096A JP3462024B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | ネットワークシステムの伝送制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10164086A JPH10164086A (ja) | 1998-06-19 |
JP3462024B2 true JP3462024B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=18157089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32365096A Expired - Lifetime JP3462024B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | ネットワークシステムの伝送制御方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6088363A (ja) |
JP (1) | JP3462024B2 (ja) |
KR (1) | KR100259308B1 (ja) |
CN (1) | CN1086528C (ja) |
AU (1) | AU707622B2 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6553476B1 (en) * | 1997-02-10 | 2003-04-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Storage management based on predicted I/O execution times |
KR100580158B1 (ko) * | 1999-06-12 | 2006-05-15 | 삼성전자주식회사 | 화상 패킷 전송을 위한 무선통신 시스템 |
DE60033422T2 (de) * | 1999-11-19 | 2007-11-29 | Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. | Identifikationssymbol das einmalig für die struktur der formel einer mischung ist |
US6959327B1 (en) | 2000-08-29 | 2005-10-25 | International Business Machines Corporation | System and method for dispatching and scheduling network transmissions with feedback |
US7150017B1 (en) * | 2000-08-29 | 2006-12-12 | International Business Machines Corporation | System and method for scheduling digital information transmission and retransmission on a network during time slots |
US20020110086A1 (en) * | 2000-12-18 | 2002-08-15 | Shlomo Reches | Multiport switch and a method for forwarding variable length packets across a multiport switch |
JP4732632B2 (ja) * | 2001-08-06 | 2011-07-27 | 株式会社フジクラ | 通信システム |
US7299470B2 (en) * | 2001-09-13 | 2007-11-20 | International Business Machines Corporation | Method and system for regulating communication traffic using a limiter thread |
US7487252B2 (en) * | 2001-11-16 | 2009-02-03 | Gateway Inc. | Vehicle based intelligent network interactivity |
JP2004186769A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Toshiba Corp | 通信システム、通信制御方法、及び通信制御端末 |
US7805334B1 (en) | 2004-06-08 | 2010-09-28 | Sap Ag | Method and system for processing retail data |
JP2005352839A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ通信装置 |
US20060149691A1 (en) * | 2005-01-03 | 2006-07-06 | Sap Aktiengesellschaft | Method and system for enablement and management of ad hoc electric energy consumption |
US7587399B2 (en) * | 2005-12-30 | 2009-09-08 | Sap Ag | Integrated software toolset for a web server |
US7813814B2 (en) * | 2006-09-29 | 2010-10-12 | Sap Ag | Control systems and methods for virtual power plants |
US20080120206A1 (en) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Sap Aktiengesellschaft | Stock level management |
US8762293B2 (en) * | 2006-12-28 | 2014-06-24 | Sap Ag | Condition data management |
JP5180862B2 (ja) * | 2009-02-02 | 2013-04-10 | パナソニック株式会社 | ネットワークシステム |
US8412827B2 (en) * | 2009-12-10 | 2013-04-02 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Apparatus and method for providing computing resources |
JP5817785B2 (ja) * | 2013-05-29 | 2015-11-18 | 株式会社安川電機 | 産業用デバイス、コントローラ、データ転送方法及びデータ送信方法 |
TWI588676B (zh) * | 2016-03-07 | 2017-06-21 | 華東科技股份有限公司 | 裝置配對方法 |
KR20220055705A (ko) | 2020-10-27 | 2022-05-04 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고용 워터밸브장치 |
CN114553632B (zh) * | 2022-03-01 | 2024-02-27 | 深圳市鼎芯无限科技有限公司 | 一种自编号菊花链通信方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4412326A (en) * | 1981-10-23 | 1983-10-25 | Bell Telephone Laboratories, Inc. | Collision avoiding system, apparatus and protocol for a multiple access digital communications system including variable length packets |
JPH0691546B2 (ja) * | 1986-03-07 | 1994-11-14 | 株式会社日立製作所 | 通信制御方法および装置 |
DE3930316A1 (de) * | 1989-09-11 | 1991-03-21 | Carmelita Dr Rer Nat Goerg | Kanalzugriffsverfahren fuer ein als bus-system konfiguriertes lokales uebertragungsnetz |
US5210753A (en) * | 1991-10-31 | 1993-05-11 | International Business Machines Corporation | Robust scheduling mechanm for efficient band-width usage in muliticell wireless local networks |
CA2094097C (en) * | 1992-04-30 | 2000-05-30 | Ray Balogh | Multi-equipment routing method and master station for layered protocol communication network system |
JP3251640B2 (ja) * | 1992-06-18 | 2002-01-28 | 株式会社東芝 | データ伝送方法とその装置 |
GB2278258A (en) * | 1993-05-17 | 1994-11-23 | Ibm | Token ring network |
JPH08180006A (ja) * | 1994-12-22 | 1996-07-12 | Hitachi Ltd | ネットワークインタフェースおよび計算機ネットワークシステム |
JPH08256216A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Fujitsu Ltd | 着呼転送方式及び電子メール転送方式 |
SE506955C2 (sv) * | 1995-07-06 | 1998-03-09 | Ericsson Telefon Ab L M | ATM-flödesstyrning |
US5838687A (en) * | 1995-12-28 | 1998-11-17 | Dynarc Ab | Slot reuse method and arrangement |
JPH09270794A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-14 | Mitsubishi Electric Corp | ネットワーク管理装置 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP32365096A patent/JP3462024B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-12-03 KR KR1019970065483A patent/KR100259308B1/ko not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-03 AU AU46827/97A patent/AU707622B2/en not_active Expired
- 1997-12-03 CN CN97122616A patent/CN1086528C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-04 US US08/984,952 patent/US6088363A/en not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
塩原康壽,セルレベルネットワークに対する要求と技術課題,電気学会研究会資料 産業電力電気応用研究会,1996年 2月23日,IEA−96−1〜7,pp.57−65 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1086528C (zh) | 2002-06-19 |
CN1187723A (zh) | 1998-07-15 |
KR100259308B1 (ko) | 2000-06-15 |
AU4682797A (en) | 1998-06-11 |
AU707622B2 (en) | 1999-07-15 |
US6088363A (en) | 2000-07-11 |
JPH10164086A (ja) | 1998-06-19 |
KR19980063718A (ko) | 1998-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3462024B2 (ja) | ネットワークシステムの伝送制御方法 | |
Tovar et al. | Cycle time properties of the PROFIBUS timed-token protocol | |
Nolte et al. | Real-time server-based communication with CAN | |
CN111466105B (zh) | 用于发送数据包的方法、控制设备和具有控制设备的系统 | |
Moraes et al. | VTP-CSMA: A virtual token passing approach for real-time communication in IEEE 802.11 wireless networks | |
CN111836312B (zh) | 一种基于竞争的资源预约方法和设备 | |
Ashjaei et al. | Performance analysis of master-slave multi-hop switched ethernet networks | |
Livani et al. | EDF consensus on CAN bus access for dynamic real-time applications | |
Tovar et al. | Guaranteeing real-time message deadlines in PROFIBUS networks | |
Peón et al. | Medium access control for wireless networks with diverse time and safety real-time requirements | |
IL169580A (en) | Maximal resource utilization in networks | |
Mock et al. | Real-time communication in autonomous robot systems | |
Cena et al. | Achieving round-robin access in controller area networks | |
Claesson et al. | The event-triggered and time-triggered medium-access methods | |
Kapsalis et al. | Implementation of a MAC-layer protocol (GIT-CSMA/CD) for industrial LAN's and its experimental performance | |
Marques et al. | Efficient transient error recovery in FlexRay using the dynamic segment | |
CN1196145A (zh) | 向具有多级优先级的用户提供混合式多接入协议的设备、路由器、方法和系统 | |
Pedreiras | Supporting flexible real-time communication on distributed systems | |
Pop et al. | Schedulability-driven partitioning and mapping for multi-cluster real-time systems | |
Andersson et al. | Analysing tdma with slot skipping | |
Mammeri et al. | On handling real-time communications in mac protocols. | |
Zhang | Synchronous bandwidth allocation for time-critical communication | |
WO2017145567A1 (ja) | 制御ネットワークシステム、そのノード装置 | |
CN115733710A (zh) | 报文发送方法、目标节点、非目标节点与报文传输系统 | |
Mary et al. | Modelling, analysis and validation of wireless controller area network |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |