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JP3456635B2 - 球状炭化物鋳鉄 - Google Patents

球状炭化物鋳鉄

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JP3456635B2
JP3456635B2 JP12286199A JP12286199A JP3456635B2 JP 3456635 B2 JP3456635 B2 JP 3456635B2 JP 12286199 A JP12286199 A JP 12286199A JP 12286199 A JP12286199 A JP 12286199A JP 3456635 B2 JP3456635 B2 JP 3456635B2
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weight
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豊 川野
悟 山本
清介 菅原
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CITY OF KYOTO
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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    • C22C37/00Cast-iron alloys
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C37/00Cast-iron alloys
    • C22C37/06Cast-iron alloys containing chromium
    • C22C37/08Cast-iron alloys containing chromium with nickel
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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    • C22C37/10Cast-iron alloys containing aluminium or silicon

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は球状炭化物鋳鉄に係
り、その目的は耐食性、耐摩耗性、靱性といった特性を
全て充分に兼ね備え、産業の発展に伴い高性能・高機能
化されつつある化学工業や機械、船舶、石油等の諸工業
において広範囲に適用することができる球状炭化物鋳鉄
の提供にある。
【0002】
【従来の技術】従来より各種ボイラ設備や化学プラント
機器類等、高温環境下で使用される装置の素材には耐熱
性や耐食性が要求されていた。しかし、近年、産業技術
の発展に伴い化学工業を始めとする諸工業の高温設備の
向上や高機能・高性能化は著しく、より厳しい条件での
耐用が要求されるようになってきている。たとえば、エ
ンジニアリングプラスチックの射出成形の分野において
は、樹脂成形体の強度や難燃性、耐摩耗性等を向上させ
るため樹脂中にFRPなどの補強材や各種添加剤が添加
されるようになってきている。この結果、樹脂成形体の
シリンダ樹脂中の補強材により摩耗しやすく、しかも添
加剤から発生する強腐食性ガスにより腐食しやすくなっ
ている。また、自動車などの各種産業において製造され
る部品の形状も複雑化されてきており、部品の製造装置
の摩耗は従来よりも著しいものとなってきている。
【0003】このように産業の高度化に伴い、そこで使
用される装置等の使用環境は極めて苛酷なものとなって
きており、その素材には、強度、耐熱性といった性質に
加え、耐摩耗性、耐食性の従来以上の向上が要求されて
いる。
【0004】先ず、優れた耐摩耗性を得るには、硬い鋳
鉄である白鋳鉄の利用が考えられる。しかしながら、こ
の白鋳鉄はその組織中に黒鉛が存在せず、パーライト及
びセメンタイトから形成されるため非常に脆いという欠
点を有している。従って、白鋳鉄の利用により、優れた
耐摩耗性を得るのは困難である。そこで、白鋳鉄の欠点
を克服した、靱性のある球状黒鉛鋳鉄の利用が従来より
試みられている。
【0005】上記した球状黒鉛鋳鉄は、その組織中に晶
出する片状黒鉛の形状が球状化されているため、優れた
靱性を有している。これは、球状黒鉛鋳鉄等の金属素材
組織中の晶出物の形状が靱性に大きな影響を与えるため
である。つまり、通常、晶出物の形状は非金属的な性質
が強いと共有結合又は静電結合、即ち有面(face
t)となって常に板状となり、この場合靱性は弱く、逆
に金属的な性質が強いと金属結合、即ち非有面(non
facet)粒状又は球状のデンドライトとなり、この
場合外部から衝撃を受けても力が分散されるため靱性は
強く、球状黒鉛鋳鉄の場合、マグネシウム(Mg)が
0.04%以上配合されることにより、鋳鉄組織中に晶
出する片状黒鉛の形状が球状化されているため、優れた
靱性を有しているのである。しかもこの強靱性が他面、
耐摩耗性を向上させる要因と考えられており、一部共有
結合を存在させた球状黒鉛鋳鉄は白鋳鉄に匹敵する耐摩
耗性を有している。
【0006】一方、本発明者らは、既に特願平9−30
7951号において、鋳鉄組織中に粒状又は球状V−C
系炭化物及びFe−Cr系炭化物を晶出させることで、
耐摩耗性及び耐衝撃性に優れた合金鋳鉄を得ることがで
きることを見出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記球
状黒鉛鋳鉄は耐摩耗性及び靱性には優れているが、耐食
性に劣るという欠点を、また特願平9−307951号
に記載の合金鋳鉄も耐摩耗性及び耐衝撃性には優れてい
るが耐食性が若干劣るという欠点を有しており、耐摩耗
性、靱性、耐食性を併せ持った鋳鉄は未だ得られていな
い。そこで、球状黒鉛鋳鉄及び特願平9−307951
号に記載の合金鋳鉄が有する耐摩耗性及び靱性に加え、
優れた耐食性を有する鋳鉄の創出が望まれていた。
【0008】ところで、優れた耐食性を有する鉄鋼材料
としては、ステンレス鋳鋼が知られており、具体的に
は、JISG5122の規格では、代表的な18Cr−
8Ni系のSCS12、SCS13、SCS19、SC
S21や18Cr−11Ni−Mo系のSCS14、高
Cr−Ni系のSCS11、13Cr系のSCS1、S
CS2、高Cr系等のステンレス鋳鋼が存在する。これ
らステンレス鋳鋼はいずれもCrを12%以上含有して
おり、このCrの酸化作用により不動態化し、鋳鋼の表
面にFeO、Cr、NiOなどの酸化物が晶出さ
れ、表面を錆から保護される構成となっている。
【0009】そこで、本発明者らは、優れた耐食性が付
与された鋳鉄に関する鋭意研究を続けたところ、粒状又
は球状V−C炭化物のみを晶出させることにより、耐摩
耗性及び靱性を付与するだけでなく、ステンレス鋳鋼に
匹敵する優れた耐食性も付与することができることを見
出し本発明の完成に至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち請求項1記載の発明
は、C:0.6〜4.0重量%、Cr:13〜30重量
%、Ni:4〜15重量%、Si:0.2〜4.5重量
%、Mn:0.2〜1.5重量%、P:0.01〜0.
15重量%、S:0.01〜0.05重量%、V:8
15重量%、残部鉄(Fe)及び不可避不純物からな
り、その組織中に共有結合性の粒状又は球状V−C炭化
物を晶出させてなることを特徴とする球状炭化物鋳鉄に
関する。請求項2記載の発明は、前記合金元素に、
(a)Mo:0.05〜15重量%、(b)Ti:0.
01〜5重量%、(c)B:0.01〜2重量%、
(d)Cu、W、Zr、Co、Nb、Ta、Yのうちの
少なくとも2種以上の合金元素:0.2〜5重量%、の
(a)〜(d)の中から選択された一以上を配合してな
ることを特徴とする請求項1記載の球状炭化物鋳鉄に関
する。これらの発明を提供することにより上記の課題を
悉く解決する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る球状炭化物鋳
鉄について詳述する。本発明に係る球状炭化物鋳鉄は
鉄(Fe)に必須成分としてC、V、Cr、Ni、S
i、Mn、P、Sが含有されてなる。
【0012】先ず、C及びVは、耐摩耗性向上を目的と
し、粒状又は球状V−C炭化物を晶出させるために配合
される。炭素(C)含有量は、0.6〜4.0%とされ
る。これは、含有量が0.6%未満では合金鋳鉄の硬度
及び機械的性質は殆ど変化せず、0.6%を超えると合
金鋳鉄の硬度は上昇し、機械的性質も向上するが、含有
量が4.0%を超えると、一部のCはFe−Cr炭化物
(セメンタイト)となり、耐食性を低下させてしまうか
らである。
【0013】バナジュウム(V)含有量は、8.0〜1
5%とされる。これは、含有量が8.0%未満では、高
硬度の炭化物を分散させて共有結合性の粒状又は球状V
C炭化物を晶出させることができず、15%を超えて
配合しても、それ以上の効果は期待できず、逆に偏析を
起こしやすくなり、いずれの場合も好ましくないからで
ある。また、粒状又は球状V−C炭化物は、VとCの原
子数比が約1:1(重量比4:1)であるため、Vの含
有量がCの含有量の約4倍になるように配合するとより
好ましい。
【0014】クロム(Cr)及びニッケル(Ni)は耐
食性向上のために配合される。Cr含有量は13〜30
%とされる。これは、含有量13%未満では、安定した
オーステナイト(γ)を晶出させることができず、酸化
性溶液に対する耐食性を低下させてしまい、一方、30
%を超えると偏析を起こして強度を劣化させる原因とな
るため、いずれの場合も好ましくないからである。Ni
含有量は4.0〜15%とされる。これは、含有量4.
0%未満では金属組織のマルテンサイト化が起こりやす
くなり、一方、15%を超えると偏析を起こし、しかも
基地が柔らかくなるため、いずれの場合も好ましくない
からである。また、4%以上配合することにより、非酸
化性溶液に対する耐食性も改善される。
【0015】ケイ素(Si)は脱酸及び硬度増大、また
鋳造性を良くするのに有効であり、含有させる場合、そ
の含有量は0.2〜4.5%とされる。これは、0.2
%未満ではSi含有による効果を発揮することができ
ず、一方、4.5%を超えると靱性が低下してしまい、
いずれの場合も好ましくないからである。
【0016】マンガン(Mn)を含有させる場合、その
含有量は0.2〜1.5%とされる。これは1.5%を
超えると偏析を起こしやすくなり、V−C系の合金鋳鉄
にとって好ましくないからである。リン(P)は若干の
硬度上昇及び流動性の向上により鋳造性を良くするのに
有効であり、含有させる場合、その含有量は0.01〜
0.15%とされる。これは、0.01%未満では、P
配合による効果が期待できず、一方0.15%を超える
と偏析や脆性を起こすためいずれの場合も好ましくない
からである。
【0017】硫黄(S)を含有させる場合、含有量は
0.01〜0.05%とされる。これは、通常0.05
%を超えると、FeC(セメンタイト)及びMnS
(硫化マンガン)を晶出しやすくなり、耐食性が低下す
るため好ましくないからである。
【0018】以上の元素が鉄(Fe)に含有させる必須
成分であり、本発明ではこれらの必須成分に加えて、
(a)Mo、(b)Ti、(c)B、(d)Cu、W、
Zr、Co、Nb、Ta、Yのうちの少なくとも2種以
上の合金元素、の(a)〜(d)の中から選択された一
上を適宜配合させてもよい。
【0019】モリブデン(Mo)はキッシュ黒鉛析出防
止及び基地を安定させるのに有効であり、Moを含有さ
せる場合、その含有量は0.05〜15%とされる。こ
れは、0.05%未満では、Mo配合による効果が得ら
れず、逆に15%を超えると、高硬度の炭化物を分散さ
せて共有結合性の粒状又は球状V−C炭化物の晶出を不
安定とさせ、しかも耐食性が劣化してしまうため、いず
れの場合も好ましくないからである。
【0020】チタン(Ti)は脱窒素と金属組織の微細
化に有効であり、含有させる場合、その含有量は0.0
1〜5.0%とされる。これは、0.01%未満では、
Ti配合による効果が得られず、逆に5.0%を超える
とTi系炭化物の析出が著しくなり、強度を劣化させる
ため、いずれの場合も好ましくないからである。
【0021】ホウ素(B)は熱処理による硬度増大に有
効であり、含有させる場合、含有量は0.01〜2.0
%とされる。これは、0.01%未満では、B配合によ
る効果が得られず、逆に、2.0%を超えると強度を劣
化させる原因となるため、いずれの場合も好ましくない
からである。
【0022】銅(Cu)、タングステン(W)、ジルコ
ニウム(Zr)、コバルト(Co)、ニオブ(Nb)、
タンタル(Ta)、イットリウム(Y)については、耐
食性、耐摩耗性、耐熱性等の目的に応じて適宜配合すれ
ばよい。これらは単独で配合しても効果はあるが、複数
組み合わせて配合することにより、より優れた効果を得
ることができるので、2種以上の元素を組み合わせて配
合する。ただし、いたずらに配合しても共有結合を強固
なものとするとは限らないため、2種以上の元素の合計
の含有量は0.2〜5.0%とされる。
【0023】本発明では、必須成分であるC、V、C
r、Ni、Si、Mn、P、Sに加えて、以上説明した
ような各配合成分を、その使用目的に応じて適宜配合し
て鋳造すればよく、特に高炭素含有物の硬度安定化には
Si、P、B、Zr、Cu、Nb、Ta、Yの配合が、
基地安定化及びキッシュ黒鉛の析出防止にはCr、M
o、Wの配合が、鋳造時における金属組織の微細化、脱
ガスにはTiの配合が、金属組織のマルテンサイト化の
防止にはNi、Coの配合が有効である。
【0024】上記組成からなる球状炭化物鋳鉄は、常法
に準じ、鋳型内に熔湯を注ぎ込み、その後冷却する鋳放
しにより得ることができる。また、冷却時に生じる鋳造
応力を除去することが望ましいので、973〜1293
Kで1時間程度保持した後、焼準及び焼鈍してもよい。
973〜1173Kで保持後炉冷(焼鈍)又は空冷処理
(焼準)した場合、組織はオーステナイト(γ)+V
複合体となる。また、1173〜1293Kで保持
後炉冷(焼鈍)又は空冷処理(焼準)した場合は、強度
・靱性の向上を目的とした焼準、耐衝撃性向上のための
鋳造応力除去を目的とした焼なましといった処理が必要
となるが、この温度範囲での組織も、オーステナイト
(γ)+V複合体となり、前記973〜1173
Kで処理した合金鋳鉄と相違はない。尚、上記の如く焼
準処理、焼鈍処理を施した場合、鋳放しで製造した合金
鋳鉄とその組織に相違はない。
【0025】
【実施例】以下、本発明の球状炭化物鋳鉄を実施例に基
づいて一層詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実
施例に何ら限定されるものではない。
【0026】(実施例1〜5、比較例1〜8)溶製条件 純鉄(Fe)に、C:0.05%、Si:0.4%、M
n:1.0%、P:0.04%、S:0.015%、N
i:8.0%、Cr:18.0%をそれぞれ配合し、更
に表1に示す配合に従って炭素(C)を配合して、配合
例1〜8の鋳造原料を得た。
【表1】
【0027】前記調製した配合例1〜5の各鋳造原料に
ついては、まず、それぞれにVを8、10或いは15%
配合して表2に示す実施例1〜5の鋳造原料を種類づ
つ得、次に、それぞれにVを0、2.5、4、6或いは
16%配合して表2に示す比較例1〜5の鋳造原料を
種類づつ得た。また、配合例6〜8の各鋳造原料につい
ては、それぞれにVを0、2.5、4、6、8、10、
15或いは16%配合して表2に示す比較例6〜8の鋳
造原料を8種類ずつ得た。これらの鋳造原料を、20K
g高周波誘導炉(ラミング材 MgO+Al)を
用いて、それぞれ溶解鋳造を行った。溶製試料は、JI
S G 307鋳鋼品の製造、試験及び検査の通則、3.
2.1供試材(a)より、シエル型引張試験片(JIS
Z 2201 金属材料引張4号試験片)、シエル型衝
撃試験片(JIS Z 2202 金属材料衝撃3号試験
片ノッチなし)、硬度試験・ミクロ組織観察試験・摩耗
試験・耐食試験片として25mm角×50mm高の角状
試料とし、鋳造後、973Kで1時間保持後空冷を行っ
た。
【表2】
【0028】
【試験例】(試験例1)ミクロ組織の観察 前記実施例4(4−8、4−10)及び比較例4(4−
1、4−2、4−16)で得られた合金鋳鉄についてミ
クロ組織の観察を行うため、973K熱処理組織の顕微
鏡写真(倍率:400及び1000)撮影を行った。こ
の結果を図1〜10に示す。
【0029】図1〜10の結果より、図1〜図4で示さ
れる実施例4の合金鋳鉄では球状炭化物が晶出している
ことが分かる。これに対し、図5〜図10で示される比
較例4の合金鋳鉄では、粒状又は球状炭化物が晶出して
いないことが分かる。つまりVを添加することにより球
状炭化物を晶出させることができ、またその添加量が増
加するにつれて、球状炭化物の晶出量が増加すると言う
ことができる。
【0030】(試験例2、3)引張り強度及び伸び 前記実施例1〜5及び比較例1〜8で得られた合金鋳鉄
の引張り強度及び伸びを試験した。試験片は、JIS
G 0307 鋳鋼品の製造、試験及び検査の通則の供試
材の形状及び寸法(a)に従って、JIS Z 2201
金属材料引張4号試験片を採取した。試験方法はこの
4号試験片を用いて、引張り強度及び伸び共にJIS
Z 2241 金属材料引張り試験法の基準に従って測定
した。引張り強度の結果を表3に、伸びの結果を表4に
示す。
【表3】
【表4】
【0031】表3の結果より、引張り強度は、Cの配合
量が0.6%〜2.0%までは、Cの配合量が増加する
に従い上昇するが、Cの配合量が3.0%以上に増加す
ると、引張り強度はCの配合量の増加とともに小さくな
ることが分かる。また、Vに関しては、配合量が0〜6
%までは、配合量の増加に従い引張り強度は大きくな
が、8%以上配合した場合、Vの配合量の増加とともに
引張り強度は低下することが分かる。また、表4の結果
より、伸びは、Cの配合量が増加するに従い小さな値を
とるようになり、また、Vの配合量が増加するに従い大
きな値をとるようになることが分かる。
【0032】(試験例4)衝撃試験 前記実施例1〜5及び比較例1〜8で得られた合金鋳鉄
の衝撃試験を行った。試験方法は、JIS Z 2242
金属材料衝撃試験方法に示される、シャルピー衝撃試
験とし、試験を行う前に、試験片の表面にある酸化物を
Belt式研摩耗機で取り除き、10×10×55mm
の形状で、ノッチなしのJIS3号試験片に加工したも
のを試験した。試験後破断面を観察し、大きな欠陥の見
られるものについては除外した。衝撃試験の結果を表5
に示す。
【表5】
【0033】表5の結果より、衝撃値は、Cの配合量が
0.1%のとき最大となっているが、その後一旦減少し
た後、配合量0.6%のとき再び大きな値をとり、その
後は減少していることが分かる。また、実施例に関して
いえば、Vの配合量が増加するに従い、衝撃値も増大し
ていることが分かる。
【0034】(試験例5)硬度測定 前記実施例1〜5及び比較例1〜8で得られた合金鋳鉄
の硬度をそれぞれ測定した。硬度の指標としては「ロッ
クウエル硬さ(H)」の「Cスケール」(HC)を
用い、試験方法JIS Z 2245に示される「ロック
ウエル硬さ試験方法」(ダイヤモンド圧子又は球圧子を
用いて、まず基準荷重を加え、次に試験荷重を加え、再
び基準荷重に戻したとき、前後2回の基準荷重における
圧子の侵入深さの差によって定義式から求める)に準じ
て試験を行った。硬度測定の結果を表6に示す。
【表6】
【0035】(試験例6)摩耗試験 図11 に示す摩耗試験機を用いて、前記実施例1〜5及
び比較例1〜8で得られた合金鋳鉄について、摩耗試験
を次に示す操作に従い行った。25mm角×50mm高
の供試材より10mm棒を切り出して試験片とし、これ
をネジホルダー(2)で取り付け、長さ12mmにマイ
クロカッターで切断した。また、試料に接触させる砥石
には、市販の材質Alに粘土系バインダーを約3
0%配合して成形後、約1473Kで焼結して得た、寸
法がφ25mm×2mm、♯80の砥粒の軸付砥石
(1)を用いた。試料の各面をBelt式研摩機によ
り、砥石と接触する面が良好な平面状態になるように特
に注意を払いながら、♯80で研摩した。研摩試料表面
に付着物がないことを確認した後、その重量を精密天秤
で測定し、これを摩耗試験前重量とした。次に、ホルダ
ー部に試験面を下にして試料を取り付け、砥石と同じ高
さに合わせた水平台を用いて試験面の水平度を水平に調
整しつつ、側面からネジ止めをした。試験機のバランス
を調整した後、試料の真上に0.2kgの荷重用分銅
(3)を置き、天秤(4)を介して試料とは反対側に制
振スプリング(5)を取り付け試料の空走をおさえた。
この状態で、回転速度を1700rpmとして、摩耗試
験機をスタートさせた。回転時間は90秒とし、スター
トさせてから30、60秒後にドレッシング用砥石で軸
付き砥石の目詰まりを防止するためにドレッシングし
た。試験が終了後、試料に付着した研摩粉をよく拭き取
り除去し、再び精密天秤で秤量し、試験前の重量との差
をもって摩耗量とした。摩耗試験の結果を表7に示す。
【表7】
【0036】表6及び表7の結果から、硬度は、Vの添
加量の増加とともに低くなるのに対して、耐摩耗性は、
Vの添加量の増加とともに高まることが分かる。即ち、
最高の耐摩耗性を示す合金鋳鉄(実施例4、4−10)
の硬度はそれ程高い値ではなく、耐摩耗性を向上させる
には、硬度を上昇させなければならないとされた従来の
考えに反する結果となった。これは、最高の耐摩耗性を
示した配合の合金鋳鉄の衝撃値がかなり大きな靱性を示
していることから、優れた耐摩耗性は硬度だけに関係す
るのではなく、靱性にも関係し、この二つの性質を併せ
持つとき、優れた耐摩耗性を得ることができるものと思
われる。
【0037】(試験例7)耐食性試験 実施例4(4−8、4−10)及び前記比較例4(4−
1、4−2、4−6)に示される合金鋳鉄を用いて、H
SO(7N)、HCl(1N)に対する耐食性試験
をした。試験方法としては、試料10mmを全面仕上
(エメリー320番仕上)し、アルコ−ルで脱脂洗浄し
た後、重量及び表面積測定を行い試験に供した。各試験
片はそれぞれ別々に同一大の500ccの容器(ビ−カ
−)に入れ、そこに300ccのHSO(7N)、
HCl(1N)をそれぞれ注ぎ、HSO(7N)は
沸騰、HCl(1N)は室温にて140時間浸漬し、洗
浄、乾燥後、常温で各試料の重量測定と表面積測定を行
い、腐食減量をmg/cmで測定した。尚、比較材と
して、耐食性が良いとされるSUS304を用いて同時
に測定した。SUS304の配合割合を表8に示す。
【表8】 耐食性試験の結果を表9に示す。
【表9】
【0038】表9の結果から実施例の合金鋳鉄と比較例
の合金鋳鉄及びSUS304の耐食性を比較する。ま
ず、沸騰したHSO(7N)に対する耐食性を比較
すると、V6%で最良の耐食性を示し、V10%から耐
食性は低下するが、SUS304よりも数段耐食性が良
好であることを示している。尚、この場合、Vの添加量
は耐食性には余り影響しないものと考えられるが、必須
成分としてC、V、Cr、Ni、Si、Mn、P、Sを
配合すれば、耐食性を向上させることができると言え
る。次に、室温でのHCl(1N)に対する耐食性を比
較すると、Vの添加量が増加すると耐食性は低下する
が、SUS304よりも耐食性が良好であることを示
し、やはり必須成分としてC、V、Cr、Ni、Si、
Mn、P、Sを配合すれば、耐食性を向上させることが
できると言える。尚、実施例及び比較例の合金鋳鉄はい
ずれも、耐食性に優れたステンレス鋳鋼に相当するよう
に、18%のCrと8%のNiが含有されている。通
常、18%のCrと8%のNiが含まれていても、Cが
含まれると急速に耐食性が低下することが知られている
が、本試験例における合金鋳鉄はいずれもSUS304
よりも優れた耐食性を示している。これは合金鋳鉄組織
中に粒状又は球状V−C炭化物が晶出することで、ステ
ンレス鋳鋼よりも優れた耐食性を維持することができる
と言うことができる。
【0039】以上の結果をまとめると、Vの配合量が4
%未満のときは、硬度は高いが、耐摩耗性、耐食性に劣
り、15%より多く配合した場合、耐摩耗性には優れる
が、十分な硬度が得られず、また、Cの配合量が0.6
%未満のときは、硬度、耐摩耗性に劣り、4%より多く
配合した場合、引張り強さ、伸び、衝撃値に劣るといえ
る。従って、実際の使用に耐えうる機械的強度を備える
とともに、耐摩耗性及び耐食性を向上させるには、Fe
の他、必須成分として最低、C、V、Cr、Ni、S
i、Mn、P、Sが必要であり、そのCの配合量は0.
6〜4.0%の範囲内とし、且つVの配合量は4.0〜
15%の範囲内にする必要がある。また、Vの配合量が
この範囲内でより多いほど、つまり、金属組織中の粒状
又は球状V−C系炭化物の晶出量が多いほど、耐摩耗性
及び耐食性を向上させることができるといえる。
【0040】(試験例8)水中ポンプ・インペラ実証試験 汚泥貯槽の排水処理装置として水中ポンプ・インペラ実
証試験を行った。汚泥貯槽の実使用はpH4〜7(設計
pH7〜9)、汚泥中の異物として、砂を混入させた。
また汚泥濃度は3%前後であった。この処理装置汚泥貯
槽水を蛍光X線分析で分析したとき、汚泥濃度0.5
%、FeSO:18.0%、SO:6.1%、Al
:4.2%、SiO:8.8%、V
2.9%、有機物(C):63.0%であった。なおp
Hの実証値は5.0であった。実施例4(4−8)と従
来の鋳鉄FC200を材料として外径φ230のインペ
ラを作成し、汚泥処理用水中ポンプに取り付けて実証試
験を行った。その結果、実施例4(4−8)を材料とし
て作成したインペラは1003時間運転後0.30%の
減量が見られた。これに対し、従来の鋳鉄のインペラは
844時間後9.00%の減量となり、明らかに実施例
を材料としたものが優れていた。このことから、実施例
の合金鋳鉄は従来の鋳鉄に比べ耐摩耗性及び耐食性に優
れているといえる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1記載の発明
は、C:0.6〜4.0重量%、Cr:13〜30重量
%、Ni:4〜15重量%、Si:0.2〜4.5重量
%、Mn:0.2〜1.5重量%、P:0.01〜0.
15重量%、S:0.01〜0.05重量%、V:8
15重量%、残部鉄(Fe)及び不可避不純物からな
り、その組織中に共有結合性の粒状又は球状V−C炭化
物を晶出させてなることを特徴とする球状炭化物鋳鉄で
あり、また請求項2記載の発明は、前記合金元素に、
(a)Mo:0.05〜15重量%、(b)Ti:0.
01〜5重量%、(c)B:0.01〜2重量%、
(d)Cu、W、Zr、Co、Nb、Ta、Yのうちの
少なくとも2種以上の合金元素:0.2〜5重量%、の
(a)〜(d)の中から選択された一以上を配合してな
ることを特徴とする請求項1記載の球状炭化物鋳鉄であ
るから以下のような優れた効果を奏する。
【0042】即ち、必須成分としてC、V、Cr、N
i、Si、Mn、P、Sが配合されていることにより、
その組織中に晶出する炭化物が球状化され、優れた耐摩
耗性を発揮することができる。また、前記したように炭
化物が球状化されていることにより、ステンレス鋼に匹
敵する耐食性を発揮することができる。つまり、本発明
に係る球状炭化物鋳鉄は、靱性、強度、溶接性、切削性
に優れるとともに、耐食性及び耐摩耗性においても優れ
ており、しかも熔湯の流動性が良好であるので欠陥の少
ない鋳造品である。従って、産業の発展に伴い高機能、
高性能化されつつある化学工業や産業機械等の諸工業に
おいて広範囲に適用することができるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例4で得られたV配合量8.0%の合金鋳
鉄の組織の400倍の顕微鏡写真である。
【図2】実施例4で得られたV配合量8.0%の合金鋳
鉄の組織の1000倍の顕微鏡写真である。
【図3】実施例4で得られたV配合量10.0%の合金
鋳鉄の組織の400倍の顕微鏡写真である。
【図4】実施例4で得られたV配合量10.0%の合金
鋳鉄の組織の1000倍の顕微鏡写真である。
【図5】比較例4で得られたV配合量0%の合金鋳鉄の
組織の400倍の顕微鏡写真である。
【図6】比較例4で得られたV配合量0%の合金鋳鉄の
組織の1000倍の顕微鏡写真である。
【図7】比較例4で得られたV配合量2.5%の合金鋳
鉄の組織の400倍の顕微鏡写真である。
【図8】比較例4で得られたV配合量2.5%の合金鋳
鉄の組織の1000倍の顕微鏡写真である。
【図9】比較例4で得られたV配合量15.5%の合金
鋳鉄の組織の400倍の顕微鏡写真である。
【図10】比較例4で得られたV配合量15.5%の合
金鋳鉄の組織の1000倍の顕微鏡写真である。
【図11】本発明の球状炭化物鋳鉄の摩耗試験に使用し
た、試験機の側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000140502 株式会社岡本 岐阜県羽島郡岐南町三宅1丁目82番地 (72)発明者 西内 滋典 大阪府枚方市楠葉花園町5番6−1005号 (72)発明者 川野 豊 京都府宇治市木幡赤塚47番地の20 (72)発明者 山本 悟 京都府京都市左京区一乗寺葉山町11番地 の6 (72)発明者 菅原 清介 大阪府東大阪市御厨南2丁目5番28号 (56)参考文献 特開 平6−240404(JP,A) 特開 昭62−47451(JP,A) 特開 昭57−2834(JP,A) 特開 昭62−211319(JP,A) 特公 昭54−19371(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 37/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.6〜4.0重量%、Cr:13
    〜30重量%、Ni:4〜15重量%、Si:0.2〜
    4.5重量%、Mn:0.2〜1.5重量%、P:0.
    01〜0.15重量%、S:0.01〜0.05重量
    %、V:8〜15重量%、残部鉄(Fe)及び不可避不
    純物からなり、その組織中に共有結合性の粒状又は球状
    V−C炭化物を晶出させてなることを特徴とする球状炭
    化物鋳鉄。
  2. 【請求項2】 前記合金元素に、(a)Mo:0.05
    〜15重量%、(b)Ti:0.01〜5重量%、
    (c)B:0.01〜2重量%、(d)Cu、W、Z
    r、Co、Nb、Ta、Yのうちの少なくとも2種以上
    の合金元素:0.2〜5重量%、の(a)〜(d)の中
    から選択された一以上を配合してなることを特徴とする
    請求項1記載の球状炭化物鋳鉄。
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