JP3455575B2 - 光半導体装置 - Google Patents
光半導体装置Info
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Description
特にエネルギー損失のない光伝送路や、超高速応答が可
能な光スイッチ、光論理素子等の光半導体装置に関す
る。
発展に伴い大容量の光交換システムや光情報処理システ
ムが必要となってきている。このようなシステムでは光
スイッチや光論理演算素子、特に超高速で動作する素子
が必要である。
における励起子の電界下での光学特性を生かしたSEE
D(Self-Electro Optic Device )の光スイッチが盛ん
に研究・開発されている(アプライド・フィジクス・レ
ターズ、45巻13頁、1984)。
時定数にそのスピードが制限され、高速応答ができない
という問題があった。また、SEEDにおいては励起子
を利用しているため、時間応答をナノ秒以下にすること
が困難であった。これは励起子の寿命がナノ秒程度であ
る結果、励起子が生成されると、その消滅にナノ秒程度
の時間が必要になるからである。
和する方法としては、サブバンド間遷移を用いるか、低
温成長した結晶を用いるか、あるいはトンネル効果を用
いる方法がある。ところが、これらの方法においては、
キャリアのエネルギーは最終的に熱になるため、スイッ
チの繰り返しが速くなってくると、温度が上昇し正常な
動作をしなくなるという問題があった。
い方法、あるいは実質的に励起しない方法が提案されて
いる。フィジカル・レビュー・レターズ第59巻、第9
号(1987)、1014〜1017頁には、CR時定
数によるスイッチング時間の制限がない方法が示されて
いる。
に、GaAs量子井戸層91とAlGaAs量子障壁層
92とで構成された量子井戸構造の価電子帯の電子を伝
導帯へ非共鳴光で仮想励起し、その結果生じる仮想キャ
リアが元になって生じる光非線形効果を用いている。仮
想キャリアの非共鳴光に対する応答は、ピコ秒以下の超
短時間で生じることが知られているため、超高速動作が
期待できる。
に近い場合は、フォノンを介して実励起が生じる。ま
た、実励起を抑えるために離調エネルギー(E1 −E
2 )を大きくすると、十分な仮想励起が得られず、十分
な光非線形性が得られないという新たな問題が生じる。
起子を用いた自己誘導透過現象という実質的にエネルギ
ーの吸収のない現象を利用した方法が提案されている。
これは図8のデバイスにおいて、励起子遷移エネルギー
に対応する波長のポンプパルス光を入射するものであ
る。
理想的な自己誘導透過現象は現在のところ見つけられて
おらず、実際にはエネルギーの吸収が起こり、発熱の問
題がある。
種々の超高速応答が可能な光スイッチが提案され、ある
程度の期待はできたが、その欠点も顕著になり、本命視
されるものはまだ無い。本発明は、上記事情を考慮して
なされたもので、その第1の目的とするところは、超高
速動作を実現する上で必要な発熱の問題がない光半導体
装置を提供することにある。また、本発明の第2の目的
は、超高速動作可能な光半導体装置を提供することにあ
る。
るために本発明の光半導体装置(請求項1)は、半導体
基板に形成された量子構造と、この量子構造にパルス面
積が2πn(nは自然数)のパルス光を入射するパルス
光入射手段とを備え、前記量子構造は、前記パルス光を
入射する前に、伝導帯または価電子帯に電子または正孔
が存在する第1のサブバンドと、この第1のサブバンド
よりエネルギー準位が高く、前記第1のサブバンドの電
子または正孔がサブバンド間遷移可能な状態の第2のサ
ブバンドとを有することを特徴とする。
本発明の光半導体装置(請求項2)は、半導体基板に形
成された量子構造と、この量子構造にパルス面積が2π
n(nは自然数)のパルス光を入射するパルス光入射手
段と、前記量子構造に光信号を入射する光信号入射手段
とを備え、前記量子構造は、前記パルス光を入射する前
に、伝導帯または価電子帯に電子または正孔が存在する
第1のサブバンドと、この第1のサブバンドよりエネル
ギー準位が高く、前記第1のサブバンドの電子または正
孔がサブバンド間遷移可能な状態の第2のサブバンドと
を有することを特徴とする。
本発明の他の光半導体装置(請求項3)は、半導体基板
に形成された量子構造と、この量子構造にパルス面積が
2πn(nは自然数)のパルス光を入射するパルス光入
射手段と、前記量子構造に光信号を入射する光信号入射
手段と、前記パルス光により制御されるものであって、
前記光信号が前記量子構造内で感じる複素屈折率を変化
させ、前記量子構造から出力される前記光信号の振幅ま
たは位相を変化させる変化手段とを備え、前記量子構造
は、前記パルス光を入射する前に、伝導帯または価電子
帯に電子または正孔が存在する第1のサブバンドと、こ
の第1のサブバンドよりエネルギー準位が高く、前記第
1のサブバンドの電子または正孔がサブバンド間遷移可
能な状態の第2のサブバンドとを有することを特徴とす
る。
のようになる。前記変化手段として、非線形ファブリ・
ペロー・エタロン、マッハ・ツェンダー型干渉計または
方向性結合器を用いる(請求項4)。
基板を用いる。前記量子構造は、 III-V族化合物半導体
の量子井戸層および量子障壁層とで構成する。例えば、
Inx Ga1-x Asy P1-y (0≦x,y≦1)からな
る量子井戸層とInx Aly Ga1-x-y As(0≦x,
y≦1)からなる量子障壁層とで構成する。
らなる量子井戸層と、 II-VI族化合物半導体からなる量
子障壁層とで構成する。ここで、量子構造とは、電子あ
るいは正孔のエネルギー準位を量子化して電子あるいは
正孔を閉じ込めることができる構造を指し、例えば、量
子井戸、量子細線、量子箱などがある。
(nは自然数)のパルス光を本発明の如きの量子構造に
入射することにより、理想的な自己誘導透過現象が得ら
れることが分かった。この理由は以下のように考えられ
る。
子を利用したものであるため、励起子を形成するクーロ
ン力と光電磁場との相互作用があっても安定であり、こ
れにより、理想的な自己誘導透過現象が妨げられてしま
う。
サブバンド間遷移を利用したものであるため、クーロン
力と光電磁場との相互作用がないので、エネルギー損失
のない理想的な自己誘導透過現象が生じる。
願発明(請求項1)によれば、理想的な自己誘導透過現
象が生じるため、パルス光は吸収されず、熱の発生を抑
制できる。
バンド間遷移の大きな非線形性とキャリアの高速遷移に
より、超高速度の光スイッチを実現できる。すなわち、
パルス光が入射していないときに、第1のサブバンドと
第2のサブバンドとのエネルギー差に対応した光信号が
入射すると、この光信号のエネルギーは第1のサブバン
ドのキャリアに吸収され(あるいは吸収されず)、この
キャリアは第2のサブバンドに高速遷移する結果、量子
井戸構造から光信号は出力されなくなる(あるいは出力
される)。
すると、サブバンド間遷移の大きな非線形性により、第
1のサブバンドと第2のサブバンドとのエネルギー差が
短時間で変化するため、光信号は吸収されず(あるいは
吸収され)、量子井戸構造から光信号が出力されるよう
になる(あるいは出力されなくなる)。
無を利用することにより超高速度の光スイッチを形成で
きる。そして、光信号をパルス光に比べて微弱(低エネ
ルギー)にすれば、パルス光の理想的な自己誘導透過現
象により、発熱の問題も生じない。
説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る光半導
体装置の概略構造を示す断面図と同装置の量子構造のバ
ンドダイヤグラムである。
InP基板11を用意する。次いでこのInP基板11
上にInGaAlAsバッファ層12(厚さ1μm)、
AlAs障壁層13(厚さ3nm)、InGaAs井戸
層15(厚さ1nm)、InAs井戸層(厚さ1nm)
14を順次有機金属気相成長(MOCVD)法により形
成する。引き続き、MOCVD法を用いて、InAs井
戸層14上に同様なInGaAs井戸層15、AlAs
障壁層13,InGaAlAsバッファ層12を順次形
成する。これら13,14,15により量子井戸構造が
構成されている。ここで、InAs井戸層14はSiを
2.0×1017cm-3ドーピングしてある。更に、連続
して厚さ1μmのInAlAsキャップ層(不図示)を
成長する。
プを切り出し、その吸収スペクトルを調べたところ、1
520nmに鋭い吸収特性を示した。これは図1に示す
バンドダイヤグラムの第1のサブバンドSB1から第2
のサブバンドSB2への共鳴吸収によるものである。
ルス幅200fsの光信号を図示しない光信号入射手段
により入射(照射)した。更に、共鳴波長である152
0nm、パルス幅200fsのポンプ光を図示しないパ
ルス光入射手段によりパルス面積が2πとなる強度で入
射(照射)したときの光信号の変化の様子を調べた。
を入射している間だけ光信号が吸収され易くなり、光信
号の出力強度が素子に入射する前の50%までに減少す
ることが分かった。この変化はまさに共鳴光である2π
パルス光が入射しているときのみであり、2πパルス光
が消えた瞬間にもとに戻ることがわかった。
レターズ第51巻(1987)1670頁に述べられて
いるステップ構造を持つ量子井戸構造のサブバンド間で
実励起をした場合のサブバンド間エネルギーの増加と類
似のものと考えられる。
ルギー差が増大し、吸収ピーク波長が短波長側にシフト
した結果、光信号が吸収されたと考えられる。ここで、
本発明の場合、励起エネルギーはパルス光に戻ってくる
ため速い応答が得られるとともに、温度の上昇がなく5
0GHzの繰り返し動作時にも安定なスイッチング動作
が得られることができる。
簡便な方法で実現できるため、大容量の情報処理システ
ムで用いる光半導体装置を低コストで得られ、しかも、
発熱の問題がないので信頼性は高いものとなる。
光半導体装置は2πパルス光を損失なく伝送する理想的
な光導波路として利用できる。また、本実施例では2π
パルス光を用いたが、パルス面積が2πn(nは自然
数)であれば、自己誘導透過現象が起こる。
導体装置の概略構造を示す断面図である。本実施例の光
半導体装置の先の実施例のそれと異なる点は、量子井戸
構造を左右非対称にしたことにある。
同様であるが、InGaAs井戸層15をInAs井戸
層14の片側のみ形成した。本実施例によれば、第1の
実施例より大きな60%近い消光比が得られた。これは
文献ジャーナル・オブ・アプライド・フィジクス第65
巻(1989)4377頁に述べられているように、非
対称構造によりシュタルクシフトがより大きくなったた
めと解される。
導体装置の概略構造を示す断面図である。ここまでの実
施例では吸収ピークの位置が励起により変化することを
利用したものであるが、本実施例のように屈折率の変化
を利用することも有効である。
1をそれぞれコーティングして反射鏡を形成すると、こ
のように互いに平行な2枚の金薄膜21の反射鏡で囲ま
れた量子井戸構造は非線形ファブリ・ペロー・エタロン
として働くようになる。透過ピーク位置は2枚の金薄膜
(反射鏡)間の光学距離で決まる。このように光非線形
をもつ媒質(量子井戸構造)からなるエタロンを光スイ
ッチに利用する原理は例えばアプライド・フィジクス・
レターズ第49巻(1986)749頁に述べられてい
る。
を波長1550nmとし、共鳴吸収波長より長波長側の
透明域に設定した。このエタロンに横方向から波長15
20nmの2πパルス光(幅200fs)を入射(照
射)すると、シュタルク効果によりサブバンド間遷移の
吸収ピークが短波長側に動くと同時に屈折率が減少する
ため、2枚の反射鏡間の光学距離が減少し、エタロンの
透過スペクトルが短波長側にシフトする。
り、屈折率の変化量はバンド間遷移に比べ非常に大きい
ため、エタロンの透過スペクトルも16nmと大きくシ
フトするのが観測された。
の有無によるエタロンの透過スペクトルの違いを図4に
示す。この図4から、例えば、波長1530nmの光信
号を用いれば、2πパルス光を照射しているときに出力
が得られるスイッチを形成できる。また、1560nm
の光信号を用いれば、2πパルス光を照射してないとき
に出力が得られるスイッチを形成できる。
変化する様子を図5に示す。この図5から500fs以
下の超高速動作(超高速スイッチング)が認めらること
が分かる。また、繰り返しの周波数を50GHzにまで
増しても安定な動作が確認された。更に、このような非
線形のエタロンを使用すれば、AND、OR、NORと
いった論理素子を作ることも可能である。
導体装置の概略構造を示す平面図である。本実施例の光
半導体装置が第3の実施例と異なる点は、エタロンの代
わりにマッハ・ツェンダー型の干渉計を用いて複素屈折
率の変化による光の位相の変化を利用していることにあ
る。
したInGaAs光導波路32に入射した後、2つの経
路に分岐するように光導波路を形成し、更に、その一方
の光導波路にサブバンド間遷移による自己誘導透過を起
こすためのInAs/AlAs量子井戸構造33を形成
したことにある。
ることにより、屈折率変化を通して光信号の位相を変化
させることができる。そのため、再び合わさった光信号
は強めあったり、弱めあったりして出力光の強度(振
幅)が変化する。
れないので温度上昇はほとんど生じない。同様に方向性
結合器に同量子井戸構造を設け、光の結合長を変化させ
ることによりスイッチング動作を得ることもできる。
導体装置の概略構造を示す断面図である。本実施例の光
半導体装置が第3の実施例のそれと異なる点は、素子の
両側面に金薄膜21を設けてエタロンを形成したことに
ある。このような構成でも第3の実施例と同様な効果が
得られる。
るものではない。例えば、実施例では、半導体材料とし
て作成が容易なInP系の材料を用いているが、他の材
料、例えば、III −V族化合物半導体とII−VI族化合物
半導体とを組み合わせた材料を用いても同様な効果が得
られる。
-V)を用い、量子障壁層としてZnS( II-VI)を用
い、そして、量子井戸層をp型にドーピングすれば良
い。この場合、価電子帯のサブバンド間遷移による自己
誘導透過により超高速光スイッチ動作が可能となる。
0nm付近に設定したが、他の波長領域でもよい。また
同一基板上に多数の素子を集積化する事も可能である。
また、上記実施例では、伝導帯の電子のサブバンド間遷
移を利用したが、価電子帯の正孔のサブバンド間遷移を
利用しても良い。更に、量子井戸の代わりに、量子細線
や量子箱におけるサブバンド間遷移を利用することもで
きる。
光スイッチも可能となる。これを説明すると以下のよう
になる。図1において、パルス信号光とこれを制御する
パルス光のどちらもパルス面積が2πとなるようにし、
且つパルスの幅が異なるようにしておく。時刻t1 に装
置に入射した2πパルス信号光は、制御パルス光がない
場合、時刻t2 (t1 <t2 )に装置から出射する。
π制御パルス光を入射した場合、2π制御パルス光は2
πパルス信号光に追いつき、両者は相互作用を生じる。
その結果、2πパルス信号光は時刻t2 でなく時刻t3
(t2 <t3 )に装置から出射する。
2π制御パルス光の有無に応じてそれぞれ2πパルス信
号光をオフ状態やオン状態にすることができる。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実
施することができる。
ネルギー損失のない理想的な自己誘導透過現象を利用で
きるため、熱の発生を抑制でき、もって、理想的な光導
波路や超高速動作の光スイッチ等の光半導体装置の実現
が可能となる。
略構造を示す断面図および同装置の量子井戸構造の伝導
帯のダイヤグラム
略構造を示す断面図
略構造を示す断面図
との関係を示す特性図
略構造を示す平面図
略構造を示す断面図
よび同装置の量子井戸構造のバンドダイヤグラム
Claims (4)
- 【請求項1】半導体基板に形成された量子構造と、 この量子構造にパルス面積が2πn(nは自然数)のパ
ルス光を入射するパルス光入射手段とを具備してなり、 前記量子構造は、前記パルス光を入射する前に、伝導帯
または価電子帯に電子または正孔が存在する第1のサブ
バンドと、この第1のサブバンドよりエネルギー準位が
高く、前記第1のサブバンドの電子または正孔がサブバ
ンド間遷移可能な状態の第2のサブバンドとを有するこ
とを特徴とする光半導体装置。 - 【請求項2】半導体基板に形成された量子構造と、 この量子構造にパルス面積が2πn(nは自然数)のパ
ルス光を入射するパルス光入射手段と、 前記量子構造に光信号を入射する光信号入射手段とを具
備してなり、 前記量子構造は、前記パルス光を入射する前に、伝導帯
または価電子帯に電子または正孔が存在する第1のサブ
バンドと、この第1のサブバンドよりエネルギー準位が
高く、前記第1のサブバンドの電子または正孔がサブバ
ンド間遷移可能な状態の第2のサブバンドとを有するこ
とを特徴とする光半導体装置。 - 【請求項3】半導体基板に形成された量子構造と、 この量子構造にパルス面積が2πn(nは自然数)のパ
ルス光を入射するパルス光入射手段と、 前記量子構造に光信号を入射する光信号入射手段と、 前記パルス光により制御されるものであって、前記光信
号が前記量子構造内で感じる複素屈折率を変化させ、前
記量子構造から出力される前記光信号の振幅または位相
を変化させる変化手段とを具備してなり、 前記量子構造は、前記パルス光を入射する前に、伝導帯
または価電子帯に電子または正孔が存在する第1のサブ
バンドと、この第1のサブバンドよりエネルギー準位が
高く、前記第1のサブバンドの電子または正孔がサブバ
ンド間遷移可能な状態の第2のサブバンドとを有するこ
とを特徴とする光半導体装置。 - 【請求項4】前記変化手段は、非線形ファブリ・ペロー
・エタロン、マッハ・ツェンダー型干渉計または方向性
結合器から選ばれることを特徴とする請求項3に記載の
光半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04236794A JP3455575B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 光半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04236794A JP3455575B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 光半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07248511A JPH07248511A (ja) | 1995-09-26 |
JP3455575B2 true JP3455575B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=12634076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04236794A Expired - Fee Related JP3455575B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 光半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3455575B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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JP5164897B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2013-03-21 | 独立行政法人情報通信研究機構 | 光フィルタ |
CN103367567B (zh) * | 2013-06-27 | 2016-07-06 | 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 | 基于铋元素的非矩形iii-v族半导体量子阱的制备方法 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP04236794A patent/JP3455575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
D.J.Newson et.al,Possibility of optical bistablity due to resonant intersubband excitation in stepped modulation−,Appl.Phys.Lett,1987年11月,51(23),p1670−1672 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07248511A (ja) | 1995-09-26 |
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