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JP3452818B2 - アミノシアンアセトアミドの製造方法 - Google Patents

アミノシアンアセトアミドの製造方法

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JP3452818B2
JP3452818B2 JP35806098A JP35806098A JP3452818B2 JP 3452818 B2 JP3452818 B2 JP 3452818B2 JP 35806098 A JP35806098 A JP 35806098A JP 35806098 A JP35806098 A JP 35806098A JP 3452818 B2 JP3452818 B2 JP 3452818B2
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nitrosocyanacetamide
aminocyanacetamide
nitrite
catalytic hydrogenation
water
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ハンス・ルードルフ・ミユーラー
ハインリッヒ・ボーリンゲル
ペーター・シユウアニンゲル
マルテイン・クルツ
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エプロバ・アクチエンゲゼルシヤフト
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/30Preparation of carboxylic acid nitriles by reactions not involving the formation of cyano groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規の、工業的に
使用できるアミノシアンアセトアミドの製造方法に関す
る。アミノシアンアセトアミドは、たとえばイミダゾー
ル、ピラジン、プリン又はプテリジンを製造するための
重要な中間体である。
【0002】
【従来の技術】アミノシアンアセトアミドの製造に、種
々の方法が知られている。その際特にタイラ(Taylor)等
によって、J. Am. Chem. Soc., 76, 6080 (1954)中にヒ
ドロキシイミノシアンアセトアミドから出発し、アルミ
ニウムアマルガムで水素化してアミノシアンアセトアミ
ドを製造する方法が記載され、そしてヨーロッパ特許第
0342616号明細書のようにシアン酢酸エステルか
ら出発してアミノシアン酢酸エステルを経由してアミノ
シアンアセトアミドを製造する種々の方法が記載されて
いる。これからシアン酢酸エステルを亜硝酸アルカリに
よってニトロソ化し、生じるヒドロキシイミノシアン酢
酸エステルを白金/水素で水素化し、次いでアミノシア
ンアセトアミドをアンモニア水で遊離することによるア
ミノシアンアセトアミドの製造が明らかである。水銀-
触媒を使用する問題からタイラー等の方法は工業的に使
用されない。ヨーロッパ特許第0,342,616号明
細書のようにシアン酢酸エステルから出発し、アミノシ
アン酢酸エステルを経由してアミノシアンアセトアミド
を製造する方法は工業的に費用のかかる方法である。こ
のことはエステル- 官能基によって保護されたシアン酢
酸のアミノシアン酢酸エステルへの煩雑な変換及びアミ
ノシアンアセトアミドの引き続きの遊離に基づく。
【0003】本発明の方法によれば、アミノシアンアセ
トアミドを直接製造する、工業的に使用できる方法を初
めて使用することができる。この方法はシアンアセトア
ミドと亜硝酸塩を約2のpH- 値で反応させ、ニトロソ
シアンアセトアミドとし、これに続くニトロソシアンア
セトアミドの接触水素化によりアミノシアンアセトアミ
ドとすることに基づく。
【0004】シアンアセトアミドは、工業的規模で使用
できる出発化合物である。シアンアセトアミドを亜硝酸
塩で約2のpH- 値でニトロソ化し、ニトロソシアンア
セトアミドとする。ニトロソ化のために、好ましくはシ
アンアセトアミドの酸性溶液又は懸濁液を生じる亜硝酸
アルカリを使用するのが好ましい。その際ニトロソ化の
間のpH- 値は好ましくは約2に保たれる。この処理
は、比較的多量の副生成物の形成を妨げ、この量が発生
する硝気を減少させ、十分に遠心分離可能な生成物を生
じる。ニトロソ化のための通常の亜硝酸塩は、亜硝酸ア
ルカリ、好ましくは亜硝酸ナトリウムである。亜硝酸塩
をシアンアセトアミドに対して1−5当量、好ましくは
1−2当量の量で使用する。ニトロソ化は酸性媒体中
で、好ましくは濃縮された強鉱酸中で、特に塩酸中で約
2のpH- 値で行われる。反応を濃縮溶液中で又は好ま
しくは懸濁液中で0℃〜50℃、好ましくは0℃〜5℃
の温度で実施する。
【0005】得られたニトロソシアンアセトアミドを、
接触水素化によってアミノシアンアセトアミドに変換す
る。水素化は、触媒の存在下に水素を用いて行われる。
適当な触媒は貴金属触媒が好ましく、たとえば白金──
これは1〜20%の量で通常の担体、たとえば炭、酸化
アルミニウム、二酸化ケイ素、硫酸バリウム又は炭酸カ
ルシウム上に微分散される──又は酸化白金である。触
媒として白金を2〜10%の量で炭上で使用するのが好
ましい。触媒をニトロソシアンアセトアミドに対して1
〜30%、好ましくは2〜10%の量で使用するのが好
都合である。
【0006】水素化は、水性媒体、たとえば水中で又は
好ましくは主に非水性媒体、たとえば水と混和しうる低
級アルコール、たとえばメタノール又はエタノール、水
と混和しうる低級カルボン酸、たとえばギ酸又は酢酸、
又はテトラヒドロフラン中で行われる。水素化水溶液の
緩衝液のために、フタル酸水素ナトリウム少量を加える
ことができる。他の使用できる添加物、たとえば発生す
る青酸ガスを妨害するために硫酸鉄、触媒失活を抑制す
るためにラネーニッケルを、水素化溶液に添加すること
ができる。
【0007】水含有触媒の使用は、非水性媒体中でも操
作の際に何ら問題を生じない。使用された触媒を、反応
が行われた後、簡単に再後処理し、次の反応のために使
用することができる。
【0008】水素化は、1〜100バール、好ましくは
1〜10バールの圧力で、0〜80℃、好ましくは20
〜50℃の温度で行われる。圧力、温度、媒体及び触媒
量に依存して、水素化時間は30分〜20時間の間を変
化する。
【0009】水性媒体中で水素化を行った後、反応溶液
のpH- 値を、酸、たとえば酢酸の添加によって下げる
ことができる。この処理は、より多量の副生成物の形成
を妨げる。
【0010】
【実施例】本発明を次の例によって説明する。 〔例1〕ニトロソシアンアセトアミド の製造 反応容器中に、水78l中のシアンアセトアミド33.
5kgを予め加え、37%塩酸0.1kgでpH2.3
に調整する。次いで7時間かけて水45l中に亜硝酸ナ
トリウム28.7kgを有する溶液を配量添加する。そ
の際反応溶液のpH- 値を37%塩酸全体で36kgの
添加によって1.5〜2.5に保つ。反応溶液の温度を
40℃以下に保つ。亜硝酸ナトリウム- 溶液の添加の間
に生じる澄明な黄赤色溶液から、その添加の終了前にす
でにニトロソシアンアセトアミドが晶出する。一晩かけ
て、黄色懸濁液を室温で攪拌し、次いで5℃に冷却す
る。
【0011】得られた白色の粘性の結晶塊を、5℃で遠
心分離し、水で後洗浄し、50℃で減圧乾燥する。9
9.1%の含有率(滴定によって測定)のニトロソシア
ンアセトアミド33.9kgが得られる。物質の同定は
IR- 及びNMR- 測定を用いて行われる。参考物質と
のこのスペクトルの比較は、同一の値を示す。 〔例2〕ニトロソシアンアセトアミド の製造 反応容器中に0℃で37%塩酸(3モル)250mlを
予め加え、シアンアセトアミド(2モル)171.6g
を加える。攪拌下に、水600ml中に亜硝酸ナトリウ
ム(2.26モル)156.0gを有する溶液を、これ
に5−7時間以内に滴下する。その際温度を0〜3℃で
保つ。
【0012】生じた白色結晶を吸引濾過し、水で後洗滌
し、40℃で減圧乾燥する。97.4%の含有率(HP
LCによって測定)のニトロソシアンアセトアミド14
2.6gが得られる。この様にして得られた生成物中の
シアンアセトアミドの割合は0.3%であり、これはH
PLCによって測定される。 〔例3〕ニトロソシアンアセトアミド の製造 シアンアセトアミド2.0kg及び亜硝酸ナトリウム
1.8kgを水4.3リットル中に予め加える。20℃
に加熱後、6時間以内に37%塩酸2.4リットルを滴
下する。その際温度を40〜50℃で保つ。添加の終了
後、生じる懸濁液を35〜40℃で、更に40〜50分
間後攪拌し、その後10℃に冷却する。
【0013】生じた白色結晶を吸引濾過し、水で後洗滌
し、40℃で減圧乾燥する。90.7%の含有率のニト
ロソシアンアセトアミド2.5kgが得られる。
【0014】この様にして得られたニトロソシアンアセ
トアミド2.5kgをイソプロパノール1.7リットル
中で沸騰加熱し、水70mlを加える。2時間後、懸濁
液を澄明化する。得られた残留物を熱いイソプロパノー
ル800mlで十分に洗滌する。約4リットルに濾液を
蒸発した後に、帯黄色懸濁液を一晩−20℃で保つ。
【0015】生じた白色結晶を吸引濾取し、40℃で減
圧乾燥する。含有率100%及び分解点約170℃のニ
トロソシアンアセトアミド2.0kgが得られる。得ら
れた生成物中のNaCl割合は、0.5%より少ない。 〔例4〕ニトロソシアンアセトアミド の製造方法 37%塩酸7.5リットルを予め加え、シアンアセトア
ミド5.15kgを加える。攪拌下に、これに水1.8
リットル中に亜硝酸ナトリウム4.68kgを有する溶
液を3時間以内で滴下する。その際温度を5℃に保つ。
【0016】生じた白色結晶を吸引濾取し、水で後洗滌
し、40℃で減圧乾燥する。98.7%の含有率(HP
LCによって測定)のニトロソシアンアセトアミド5.
47kgが得られる。得られた生成物中の塩化物含有率
は0.4%である。 〔例5〕 アミノシアンアセトアミドの製造 ニトロソシアンアセトアミド(0.27モル)31g
を、スチール製オートクレーブ中でメタノール1700
ml中に予め加え、5%白金触媒20gを炭上に50%
水と共に加える。窒素及び水素で洗滌後、室温及び水素
圧2バールで14時間水素化する。
【0017】ガス処理後、オートクレーブ内容物を吸引
濾取し、得られた淡黄色濾液を結晶化するまで減圧で蒸
発する。結晶をイソプロパノール250ml中に懸濁さ
せ、吸引濾取し、40℃で減圧乾燥する。含有率84.
1%の含有率(HPLCによって測定)及び分解点約1
20℃の明るい淡いベージュ色のアミノシアンアセトア
ミド23gが得られる。 〔例6〕 アミノシアンアセトアミドの製造 例5と同様に、水素化を次の媒体中で、及び下記の触媒
を用いて行う。
【0018】 溶剤 触媒量 Pt-割合 温度 水素化時間 収率 含有率 aテトラヒドロフラン 5 g 5.0% 室温 27 52.7% 88.0% b エタノール 5 g 5.0% 室温 50 79.2% 79.1% c メタノール 20 g 2.5% 室温 17 87.1% 80.8% d 酢酸 40% 7.75g 5.0% 25℃ 10 66.2% 94.2% e 酢酸 40% 7.75g 5.0% 24℃ 8 69.4% 97.5% f 酢酸 40% 7.75g 5.0% 25℃ 7 72.6% 99.2% g 水 7.75g 5.0% 24℃ 6 66.5% 89.6% h 酢酸 0.25% 7.75g 5.0% 24℃ 5 75.7% 97.0% i 水 7.75g 5.0% 24℃ 6 68.1% 98.9% j 水 7.75g 5.0% 10℃ 9 73.8% 99.9% k 水 7.75g 5.0% 12℃ 9 69.0% 99.9% l 水 7.75g 5.0% 11℃ 8 72.1% 99.5% m 水 7.75g 5.0% 12℃ 17 81.4% 96.0% n 水 7.75g 5.0% 12℃ 20 77.8% 88.8% o 水 7.75g1) 5.0% 23℃ 9 74.4% 85.6% p 水 7.75g1) 5.0% 23℃ 7 78.5% 99.5% q 水 7.75g1) 5.0% 23℃ 7 80.1% 99.9% r 水 7.75g1) 5.0% 23℃ 7 83.0% 99.9% s 水 7.75g1) 5.0% 23℃ 7 81.9% 99.9% t 水 7.75g1) 5.0% 23℃ 7 82.6% 99.9% 1) 例o〜tに於て、夫々前記調製物中に使用された触媒を使用する。 触媒の後処理として、夫々水/希塩酸で洗滌し、次いで
130℃で乾燥する。 〔例7〕 アミノシアンアセトアミドの製造 ニトロソシアンアセトアミド(1.77モル)200g
を、スチール製オートクレーブ中で水2リットル中に予
め加え、5%白金触媒49.45gを炭上に加える。窒
素及び水素で洗滌後、24℃及び水素圧2バールで8時
間水素化する。
【0019】ガス処理後、水素化溶液に酢酸117ml
を加える。澄明濾過された黄色水素化溶液を50℃で結
晶化するまで減圧で蒸発する。結晶をイソプロパノール
450ml中に加え、一晩0℃で保つ。
【0020】生じた結晶を吸引濾取し、冷たいイソプロ
パノール後洗滌し、40℃で減圧乾燥する。99.7%
の含有率(滴定によって測定)及び0.26%のアミノ
マロン酸ジアミド含有率(HPLCによって測定)の極
めて薄い、淡い帯黄色のアミノシアンアセトアミド13
6.7gが得られる。
【0021】この様にして得られた粗アミノシアンアセ
トアミド100gを85℃の水240ml中に溶解し、
0℃に急速に冷却する。得られた結晶を吸引濾取し、冷
たいイソプロパノールで後洗滌し、40℃で減圧乾燥す
る。100.0%の含有率(HPLCによって測定)の
無色アミノシアンアセトアミド79.2gが得られる。
【0022】同様に、水200ml及びイソプロパノー
ル600mlの混合物中に、得られた粗アミノシアンア
セトアミド20gを20℃で溶解し、急速に0℃に冷却
する。得られた結晶を吸引濾取し、冷たい水- イソプロ
パノール- 混合物を後洗滌し、40℃で減圧乾燥する。
100%の含有率(HPLCによって測定)の無色アミ
ノシアンアセトアミド11.6gが得られる。
【0023】この様にして得られた生成物は、室温でメ
タノール中で1.65g/100ml及びエタノール中
で0.85g/100mlの溶解度を有する。 〔例8〕 アミノシアンアセトアミドの製造方法 炭(約50%水)上の5%白金触媒8.5kgを、不活
性化された水素化反応器中に予め加え、メタノール11
9kgを加える。この懸濁液にニトロソシアンアセトア
ミド(130モル)14.7kgを加える。窒素及び水
素で洗滌後、40〜45℃及び水素圧2バールで11時
間水素化する。
【0024】ガス処理後、水素化溶液を澄明化し、濾液
を一晩−18℃に冷却する。
【0025】生じた結晶を遠心分離し、冷エタノールで
後洗滌し、40℃で減圧乾燥する。99.2%の含有率
(HPLCによって測定)及び3.5%のニトロソシア
ンアセトアミドの含有率(HPLCによって測定)の明
るい帯黄色のアミノシアンアセトアミド8.3kgが得
られる。
【0026】例7と同様に再結晶して、100%の含有
率(HPLCによって測定)及び<0.1%のニトロソ
シアンアセトアミド含有率(HPLCによって測定)の
無色のアミノシアンアセトアミドが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルテイン・クルツ スイス国、8200シヤッフハウゼン、ノイ シユタット74 (56)参考文献 特開 平2−17162(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 253/30 C07C 255/28

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シアンアセトアミドを亜硝酸塩と2.6
    より小さいpH- 値で反応させ、ニトロソシアンアセト
    アミドとし、次いでこれを接触水素化によってアミノシ
    アンアセトアミドに変換することを特徴とする、アミノ
    シアンアセトアミドの製造方法。
  2. 【請求項2】 ニトロソシアンアセトアミドの製造に、
    シアンアセトアミドを酸性媒体中に予め加え、亜硝酸塩
    をこれに加える、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 シアンアセトアミドをニトロソ化してニ
    トロソシアンアセトアミドとする場合、pH- 値を一定
    に保つ、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 亜硝酸塩として亜硝酸アルカリを使用す
    る、請求項1,2又は3記載の方法。
  5. 【請求項5】 亜硝酸アルカリが亜硝酸ナトリウムであ
    る、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 亜硝酸塩をシアンアセトアミドに対して
    1−5当量の量で使用する、請求項1〜5のいずれかに
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 亜硝酸塩をシアンアセトアミドに対して
    1−2当量の量で使用する、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 シアンアセトアミドを濃縮された溶液又
    は懸濁液の形で亜硝酸塩と反応させて、ニトロソシアン
    アセトアミドとする、請求項1〜7のいずれかに記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 シアンアセトアミドを0℃〜50℃の温
    度で亜硝酸塩と反応させてニトロソシアンアセトアミド
    とする、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 温度が0℃〜5℃である、請求項9記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 ニトロソシアンアセトアミドを水性媒
    体中で接触水素化によってアミノシアンアセトアミドに
    変換する、請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 ニトロソシアンアセトアミドを非水性
    媒体中で接触水素化によってアミノシアンアセトアミド
    に変換する、請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 非水性媒体が水と混和しうる低級アル
    コール、水と混和しうる低級カルボン酸又はテトラヒド
    ロフランである、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 水と混和しうる低級アルコールがメタ
    ノール又はエタノールである、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 水と混和しうる低級カルボン酸がギ酸
    又は酢酸である、請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】 ニトロソシアンアセトアミドをメタノ
    ール中で接触水素化によってアミノシアンアセトアミド
    に変換する、請求項12記載の方法。
  17. 【請求項17】 アミノシアンアセトアミドへのニトロ
    ソシアンアセトアミドの接触水素化用触媒として、貴金
    属触媒──これは1%〜20%の量で通常の担体上に微
    分散される──を使用する、請求項1,11〜16のう
    ちのいずれか1つに記載の方法。
  18. 【請求項18】 貴金属触媒が白金又は酸化白金であ
    る、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 担体が炭、酸化アルミニウム、二酸化
    ケイ素、硫酸バリウム又は炭酸カルシウムである、請求
    項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 アミノシアンアセトアミドへのニトロ
    ソシアンアセトアミドの接触水素化用触媒として白金を
    2%〜10%の量で炭上で使用する、請求項1,請求項
    1,11〜19のうちのいずれか1つに記載の方法。
  21. 【請求項21】 アミノシアンアセトアミドへのニトロ
    ソシアンアセトアミドの接触水素化用触媒をニトロソシ
    アンアミドに対して1%〜30%の量で使用する、請求
    項1,11〜20のうちのいずれか1つに記載の方法。
  22. 【請求項22】 ニトロソシアンアミドに対して2%〜
    10%の量で使用する、請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 ニトロソシアンアセトアミドを1バー
    ル〜100バールで及び0℃〜80℃の温度で、水素で
    接触水素化して、アミノシアンアセトアミドに変換す
    る、請求項1,11〜22のうちのいずれか1つに記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 ニトロソシアンアセトアミドを1バー
    ル〜10バールで接触水素化する、請求項23記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 ニトロソシアンアセトアミドを20℃
    〜50℃の温度で接触水素化する、請求項23記載の方
    法。
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CH02907/97A CH692506A5 (de) 1997-12-18 1997-12-18 Verfahren zur Herstellung von Aminocyanacetamid.

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AU (1) AU750745B2 (ja)
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