JP3452196B2 - チューブ継手および、その施工方法 - Google Patents
チューブ継手および、その施工方法Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on, or into, one of the joint parts
- F16L19/04—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on, or into, one of the joint parts using additional rigid rings, sealing directly on at least one pipe end, which is flared either before or during the making of the connection
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16L19/025—Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member the pipe ends having integral collars or flanges
- F16L19/028—Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member the pipe ends having integral collars or flanges the collars or flanges being obtained by deformation of the pipe wall
- F16L19/0283—Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member the pipe ends having integral collars or flanges the collars or flanges being obtained by deformation of the pipe wall and having a bell-mouthed shape
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16L47/00—Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
- F16L47/04—Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe
- F16L47/041—Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe the plastic pipe end being flared either before or during the making of the connection
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- Joints With Pressure Members (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋ナットのねじ軸
方向へ貫通する挿通孔にチューブ材の端部を貫通し、該
チューブ材の端部に抜止めリングを外嵌した状態で固着
し、前記チューブ材の端部に継手本体を嵌入するととも
に、該継手本体の雄ねじ部を前記袋ナットの雌ねじ部に
螺合し、前記袋ナットの挿通孔の孔縁部を前記抜止めリ
ングの端部に当接可能にしてチューブ材の抜け止めをす
るようにしたチューブ継手および、その施工方法に関す
る。
方向へ貫通する挿通孔にチューブ材の端部を貫通し、該
チューブ材の端部に抜止めリングを外嵌した状態で固着
し、前記チューブ材の端部に継手本体を嵌入するととも
に、該継手本体の雄ねじ部を前記袋ナットの雌ねじ部に
螺合し、前記袋ナットの挿通孔の孔縁部を前記抜止めリ
ングの端部に当接可能にしてチューブ材の抜け止めをす
るようにしたチューブ継手および、その施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のチューブ継手としては、例えば、
特開平8−247353号公報および、特開平10−3
18475号公報に示すようなものがある。
特開平8−247353号公報および、特開平10−3
18475号公報に示すようなものがある。
【0003】すなわち、前者は、袋ナットの挿通孔にチ
ューブの端部が貫通され、チューブの端部を拡径治具に
より拡径するとともに、チューブの端部に抜止めリング
を外嵌し、抜止めリングの周囲に加熱源hを配して、加
熱源hにより、抜止めリングを拡径されるチューブの端
部に溶着するようにしたものである。
ューブの端部が貫通され、チューブの端部を拡径治具に
より拡径するとともに、チューブの端部に抜止めリング
を外嵌し、抜止めリングの周囲に加熱源hを配して、加
熱源hにより、抜止めリングを拡径されるチューブの端
部に溶着するようにしたものである。
【0004】このような抜止めリングが溶着されたチュ
ーブの端部に継手本体の挿着筒を挿入する。このとき、
抜止めリングおよびチューブの端部が継手本体の溝環に
挿入される。次に、チューブを袋ナットの下孔に通し、
その袋ナットを継手本体に螺着することにより、チュー
ブ継手が構成される。チューブに抜き方向の力がかかる
と、抜止めリングの端部が袋ナットの下孔の周縁部に当
接し、それにより、チューブの抜止めがなされる。
ーブの端部に継手本体の挿着筒を挿入する。このとき、
抜止めリングおよびチューブの端部が継手本体の溝環に
挿入される。次に、チューブを袋ナットの下孔に通し、
その袋ナットを継手本体に螺着することにより、チュー
ブ継手が構成される。チューブに抜き方向の力がかかる
と、抜止めリングの端部が袋ナットの下孔の周縁部に当
接し、それにより、チューブの抜止めがなされる。
【0005】また、後者は、チューブの端部を拡径し、
拡径された端部に保形リングを圧入し、保形リングは山
形断面形状に成形されていて、チューブに斜面部を形成
し、そのチューブの斜面部を袋ナットの係止突環により
保形リングに向けて締め付けてチューブを抜止めするよ
うにしたものである。
拡径された端部に保形リングを圧入し、保形リングは山
形断面形状に成形されていて、チューブに斜面部を形成
し、そのチューブの斜面部を袋ナットの係止突環により
保形リングに向けて締め付けてチューブを抜止めするよ
うにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のチューブ継手では、前者においては、チュー
ブの端部を拡径するとともに、チューブの端部に抜止め
リングを溶着するので、拡径治具と加熱源hを含む溶着
手段とを併有する装置が必要になり、装置が大型かつ複
雑になり、コストが嵩むという問題点があった。また、
後者においては、チューブの拡径された端部に保形リン
グを圧入することにより、チューブの端部がさらに拡径
するので、大きな負荷がかかった状態でチューブが使用
されるようになるので、耐久性が良いとはいえず、ま
た、チューブの拡径された端部を締め付ける袋ナットが
大型になり、継手全体を小型にする際に支障になるとい
う問題点があった。
うな従来のチューブ継手では、前者においては、チュー
ブの端部を拡径するとともに、チューブの端部に抜止め
リングを溶着するので、拡径治具と加熱源hを含む溶着
手段とを併有する装置が必要になり、装置が大型かつ複
雑になり、コストが嵩むという問題点があった。また、
後者においては、チューブの拡径された端部に保形リン
グを圧入することにより、チューブの端部がさらに拡径
するので、大きな負荷がかかった状態でチューブが使用
されるようになるので、耐久性が良いとはいえず、ま
た、チューブの拡径された端部を締め付ける袋ナットが
大型になり、継手全体を小型にする際に支障になるとい
う問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術の問題点
に着目してなされたもので、簡単な装置で、抜止めリン
グをチューブ材の端部に装着することができ、コストを
低減することができ、また、耐久性に優れ、継手全体を
小型にすることができるチューブ継手および、その施工
方法を提供することを目的としている。
に着目してなされたもので、簡単な装置で、抜止めリン
グをチューブ材の端部に装着することができ、コストを
低減することができ、また、耐久性に優れ、継手全体を
小型にすることができるチューブ継手および、その施工
方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]袋ナット(20)のねじ軸方向へ貫通する挿通孔
(22)にチューブ材(T)の端部(T1)を貫通し、
該チューブ材(T)の端部(T1)に抜止めリング(3
0)を外嵌した状態で固着し、前記チューブ材(T)の
端部(T1)に継手本体(10)を嵌入するとともに、
該継手本体(10)の雄ねじ部(15)を前記袋ナット
(20)の雌ねじ部(25)に螺合し、前記袋ナット
(20)の挿通孔(22)の孔縁部を前記抜止めリング
(30)の端部に当接可能にしてチューブ材(T)の抜
け止めをするようにしたチューブ継手において、前記抜
止めリング(30)は、その内周面から内方へ突出する
係止部(35)を有して成り、前記係止部(35)は、
加熱して軟化した状態にあって拡径される前の前記チュ
ーブ材(T)の端部(T1)に前記抜止めリング(3
0)を外嵌するときに、前記チューブ材(T)の端部
(T1)を案内して位置決めする位置決め手段になって
おり、さらに、前記係止部(35)は、前記軟化した状
態にある前記チューブ材(T)の端部(T1)を拡径し
たとき、該拡径した前記チューブ材(T)の端部(T
1)に食い込んだ状態で係止しているものであることを
特徴とするチューブ継手。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]袋ナット(20)のねじ軸方向へ貫通する挿通孔
(22)にチューブ材(T)の端部(T1)を貫通し、
該チューブ材(T)の端部(T1)に抜止めリング(3
0)を外嵌した状態で固着し、前記チューブ材(T)の
端部(T1)に継手本体(10)を嵌入するとともに、
該継手本体(10)の雄ねじ部(15)を前記袋ナット
(20)の雌ねじ部(25)に螺合し、前記袋ナット
(20)の挿通孔(22)の孔縁部を前記抜止めリング
(30)の端部に当接可能にしてチューブ材(T)の抜
け止めをするようにしたチューブ継手において、前記抜
止めリング(30)は、その内周面から内方へ突出する
係止部(35)を有して成り、前記係止部(35)は、
加熱して軟化した状態にあって拡径される前の前記チュ
ーブ材(T)の端部(T1)に前記抜止めリング(3
0)を外嵌するときに、前記チューブ材(T)の端部
(T1)を案内して位置決めする位置決め手段になって
おり、さらに、前記係止部(35)は、前記軟化した状
態にある前記チューブ材(T)の端部(T1)を拡径し
たとき、該拡径した前記チューブ材(T)の端部(T
1)に食い込んだ状態で係止しているものであることを
特徴とするチューブ継手。
【0009】[2]袋ナット(20)のねじ軸方向へ貫
通する挿通孔(22)にチューブ材(T)の端部(T
1)を貫通し、該チューブ材(T)の端部(T1)に抜
止めリング(30)を外嵌した状態で固着し、前記チュ
ーブ材(T)の端部(T1)に継手本体(10)を嵌入
するとともに、該継手本体(10)の雄ねじ部(15)
を前記袋ナット(20)の雌ねじ部(25)に螺合し、
前記袋ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部を前記
抜止めリング(30)の端部に当接可能にしてチューブ
材(T)の抜け止めをするようにしたチューブ継手の施
工方法において、前記チューブ材(T)の端部(T1)
を加熱して軟化した状態にして前記抜止めリング(3
0)に嵌め込み、このとき、前記抜止めリング(30)
の内周面から内方に突出する係止部(35)が前記チュ
ーブ材(T)の端部(T1)を案内して位置決めするよ
うにし、前記チューブ材(T)の軟化した状態にある端
部(T1)を拡径することにより、当該チューブ材
(T)の端部(T1)に前記抜止めリング(30)の係
止部(35)を食い込ませ、前記チューブ材(T)の端
部(T1)を冷却して、前記係止部(35)の食い込ん
だ状態で前記チューブ材(T)の端部(T1)を硬化さ
せたことを特徴とするチューブ継手の施工方法。
通する挿通孔(22)にチューブ材(T)の端部(T
1)を貫通し、該チューブ材(T)の端部(T1)に抜
止めリング(30)を外嵌した状態で固着し、前記チュ
ーブ材(T)の端部(T1)に継手本体(10)を嵌入
するとともに、該継手本体(10)の雄ねじ部(15)
を前記袋ナット(20)の雌ねじ部(25)に螺合し、
前記袋ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部を前記
抜止めリング(30)の端部に当接可能にしてチューブ
材(T)の抜け止めをするようにしたチューブ継手の施
工方法において、前記チューブ材(T)の端部(T1)
を加熱して軟化した状態にして前記抜止めリング(3
0)に嵌め込み、このとき、前記抜止めリング(30)
の内周面から内方に突出する係止部(35)が前記チュ
ーブ材(T)の端部(T1)を案内して位置決めするよ
うにし、前記チューブ材(T)の軟化した状態にある端
部(T1)を拡径することにより、当該チューブ材
(T)の端部(T1)に前記抜止めリング(30)の係
止部(35)を食い込ませ、前記チューブ材(T)の端
部(T1)を冷却して、前記係止部(35)の食い込ん
だ状態で前記チューブ材(T)の端部(T1)を硬化さ
せたことを特徴とするチューブ継手の施工方法。
【0010】[3]前記係止部(35)は、前記抜止め
リング(30)の中心軸方向に対して直交する面に沿っ
て突出し、あるいは、当該直交する面に対して、前記袋
ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部に当接可能な
前記抜止めリング(30)の端部とは反対側の端部へ傾
斜する方向へ突出するものであることを特徴とする
[1]に記載のチューブ継手または、[2]に記載のチ
ューブ継手の施工方法。
リング(30)の中心軸方向に対して直交する面に沿っ
て突出し、あるいは、当該直交する面に対して、前記袋
ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部に当接可能な
前記抜止めリング(30)の端部とは反対側の端部へ傾
斜する方向へ突出するものであることを特徴とする
[1]に記載のチューブ継手または、[2]に記載のチ
ューブ継手の施工方法。
【0011】[4]前記係止部(35)は、前記抜止め
リング(30)の内周面の周方向に沿って環状に形成さ
れ、かつ、前記周方向に対して直交する方向に複数段が
設けられていることを特徴とする[3]に記載のチュー
ブ継手または、チューブ継手の施工方法。
リング(30)の内周面の周方向に沿って環状に形成さ
れ、かつ、前記周方向に対して直交する方向に複数段が
設けられていることを特徴とする[3]に記載のチュー
ブ継手または、チューブ継手の施工方法。
【0012】[5]前記抜止めリング(30)の端部
は、前記袋ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部に
弾撥的に当接可能な薄肉部(33)を有していることを
特徴とする[1]に記載のチューブ継手または、[2]
に記載のチューブ継手の施工方法。
は、前記袋ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部に
弾撥的に当接可能な薄肉部(33)を有していることを
特徴とする[1]に記載のチューブ継手または、[2]
に記載のチューブ継手の施工方法。
【0013】
【0014】
【0015】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。チューブ材(T)の端部(T1)を例
えば何らかの手段で軟化させて、チューブ材(T)の軟
化状態にある端部(T1)に抜止めリング(30)の係
止部(35)を容易に食い込ませるようにする。
ついて説明する。チューブ材(T)の端部(T1)を例
えば何らかの手段で軟化させて、チューブ材(T)の軟
化状態にある端部(T1)に抜止めリング(30)の係
止部(35)を容易に食い込ませるようにする。
【0016】係止部(35)を食い込ませた状態で、チ
ューブ材(T)の端部(T1)が冷却すると、チューブ
材(T)の端部(T1)は、抜止めリング(30)の係
止部(35)の食い込んだ状態で硬化するようになる。
それにより、抜止めリング(30)をチューブ材(T)
の端部(T1)に簡単に装着することができる。
ューブ材(T)の端部(T1)が冷却すると、チューブ
材(T)の端部(T1)は、抜止めリング(30)の係
止部(35)の食い込んだ状態で硬化するようになる。
それにより、抜止めリング(30)をチューブ材(T)
の端部(T1)に簡単に装着することができる。
【0017】例えば、拡径治具を用いて、抜止めリング
(30)をチューブ材(T)の端部(T1)に簡単に装
着することができる。すなわち、拡径治具の支持筒(4
0)の保持孔(47)に抜止めリング(30)を嵌め込
んでおく。その支持筒(40)の保持孔(47)に、例
えば、加熱することにより軟化したチューブ材(T)の
端部(T1)を通す。このとき、チューブ材(T)の端
部(T1)と抜止めリング(30)との間には環状の隙
間が形成されている。また、抜止めリング(30)の係
止部(35)は、チューブ材(T)の端部(T1)に向
かって突出している。
(30)をチューブ材(T)の端部(T1)に簡単に装
着することができる。すなわち、拡径治具の支持筒(4
0)の保持孔(47)に抜止めリング(30)を嵌め込
んでおく。その支持筒(40)の保持孔(47)に、例
えば、加熱することにより軟化したチューブ材(T)の
端部(T1)を通す。このとき、チューブ材(T)の端
部(T1)と抜止めリング(30)との間には環状の隙
間が形成されている。また、抜止めリング(30)の係
止部(35)は、チューブ材(T)の端部(T1)に向
かって突出している。
【0018】次に、例えば、拡径治具の拡径コア(5
0)を保持孔(47)に嵌め込むようにすると、チュー
ブ材(T)の端部(T1)が軟化していることにより、
容易に拡径し、また、チューブ材(T)の軟化状態にあ
り拡径した端部(T1)に抜止めリング(30)の係止
部(35)が容易に食い込むようになる。
0)を保持孔(47)に嵌め込むようにすると、チュー
ブ材(T)の端部(T1)が軟化していることにより、
容易に拡径し、また、チューブ材(T)の軟化状態にあ
り拡径した端部(T1)に抜止めリング(30)の係止
部(35)が容易に食い込むようになる。
【0019】次に、チューブ材(T)の端部(T1)を
自然あるいは積極的に冷却すると、チューブ材(T)の
端部(T1)は、抜止めリング(30)の係止部(3
5)の食い込んだ状態で硬化するようになる。それによ
り、抜止めリング(30)をチューブ材(T)の端部
(T1)に簡単に装着することができる。
自然あるいは積極的に冷却すると、チューブ材(T)の
端部(T1)は、抜止めリング(30)の係止部(3
5)の食い込んだ状態で硬化するようになる。それによ
り、抜止めリング(30)をチューブ材(T)の端部
(T1)に簡単に装着することができる。
【0020】抜止めリング(30)をチューブ材(T)
の端部(T1)に装着して成るチューブ継手において、
チューブ材(T)に抜ける方向の力がかかると、抜止め
リング(30)の一端部(31)が袋ナット(20)の
挿通孔(22)の孔縁部に当接して、チューブ材(T)
が抜けるのを阻止する。抜止めリング(30)の一端部
(31)が袋ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部
に当接した際の反力は、抜止めリング(30)の一端部
(31)から他端部(32)に向かう力となって、抜止
めリング(30)をチューブ材(T)の端部(T1)か
ら剥がそうとする。
の端部(T1)に装着して成るチューブ継手において、
チューブ材(T)に抜ける方向の力がかかると、抜止め
リング(30)の一端部(31)が袋ナット(20)の
挿通孔(22)の孔縁部に当接して、チューブ材(T)
が抜けるのを阻止する。抜止めリング(30)の一端部
(31)が袋ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部
に当接した際の反力は、抜止めリング(30)の一端部
(31)から他端部(32)に向かう力となって、抜止
めリング(30)をチューブ材(T)の端部(T1)か
ら剥がそうとする。
【0021】このとき、抜止めリング(30)の係止部
(35)は抜止めリング(30)の中心軸方向に対して
直交する面に沿って突出し、あるいは、当該直交する面
に対して、抜止めリング(30)の他端部(32)(袋
ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部に当接可能な
抜止めリング(30)の一端部(31)とは反対側の他
端部(32))へ傾斜する方向へ突出しているので、抜
止めリング(30)の係止部(35)がチューブ材
(T)の端部(T1)にさらに食い込むようになり、抜
止めリング(30)がチューブ材(T)の端部(T1)
から剥がれるとはなく、抜止めリング(30)がチュー
ブ材(T)の端部(T1)に装着された状態を維持す
る。
(35)は抜止めリング(30)の中心軸方向に対して
直交する面に沿って突出し、あるいは、当該直交する面
に対して、抜止めリング(30)の他端部(32)(袋
ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部に当接可能な
抜止めリング(30)の一端部(31)とは反対側の他
端部(32))へ傾斜する方向へ突出しているので、抜
止めリング(30)の係止部(35)がチューブ材
(T)の端部(T1)にさらに食い込むようになり、抜
止めリング(30)がチューブ材(T)の端部(T1)
から剥がれるとはなく、抜止めリング(30)がチュー
ブ材(T)の端部(T1)に装着された状態を維持す
る。
【0022】その係止部(35)の形や数は様々のもの
があるが、例えば、その係止部(35)が抜止めリング
(30)の内周面の周方向に沿って環状に形成され、か
つ、抜止めリング(30)の中心軸に沿って複数段設け
られているものでは、チューブ材(T)に大きな抜き方
向の力がかかっても、その大きな抜き方向の力に係止部
(35)が十分に対抗することができる。環状の係止部
(35)を多段に設けて、抜止めリング(30)の内周
面全体に係止部(35)を形成するようにしてもよい。
があるが、例えば、その係止部(35)が抜止めリング
(30)の内周面の周方向に沿って環状に形成され、か
つ、抜止めリング(30)の中心軸に沿って複数段設け
られているものでは、チューブ材(T)に大きな抜き方
向の力がかかっても、その大きな抜き方向の力に係止部
(35)が十分に対抗することができる。環状の係止部
(35)を多段に設けて、抜止めリング(30)の内周
面全体に係止部(35)を形成するようにしてもよい。
【0023】袋ナット(20)を定期的に増し締めする
ことにより、チューブ継手は常に適切な状態に維持され
ているが、袋ナット(20)を増し締めしていくこと
で、袋ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部と抜止
めリング(30)の端部との間隔が狭まり、やがて抜止
めリング(30)の端部が袋ナット(20)の挿通孔
(22)の孔縁部に当たるようになる。このとき、抜止
めリング(30)の端部を薄肉部(33)にしているの
で、抜止めリング(30)の薄肉部(33)が袋ナット
(20)の挿通孔(22)の孔縁部に弾撥的に当接する
ようになり、抜止めリング(30)の薄肉部(33)が
容易に撓み、増し締めが可能になる。また、抜止めリン
グ(30)の薄肉部(33)が当接した際に強い反力を
抜止めリング(30)が受けないので、抜止めリング
(30)がチューブ材(T)の端部(T1)から剥がれ
るおそれがない。また、シール点(例えば、袋ナット
(20)の挿通孔(22)の孔縁(221)と継手本体
(10)の連結筒(12)の端面(121)とによりチ
ューブ(T)を挟み込んだ所)に対する悪影響を軽減す
ることができる。
ことにより、チューブ継手は常に適切な状態に維持され
ているが、袋ナット(20)を増し締めしていくこと
で、袋ナット(20)の挿通孔(22)の孔縁部と抜止
めリング(30)の端部との間隔が狭まり、やがて抜止
めリング(30)の端部が袋ナット(20)の挿通孔
(22)の孔縁部に当たるようになる。このとき、抜止
めリング(30)の端部を薄肉部(33)にしているの
で、抜止めリング(30)の薄肉部(33)が袋ナット
(20)の挿通孔(22)の孔縁部に弾撥的に当接する
ようになり、抜止めリング(30)の薄肉部(33)が
容易に撓み、増し締めが可能になる。また、抜止めリン
グ(30)の薄肉部(33)が当接した際に強い反力を
抜止めリング(30)が受けないので、抜止めリング
(30)がチューブ材(T)の端部(T1)から剥がれ
るおそれがない。また、シール点(例えば、袋ナット
(20)の挿通孔(22)の孔縁(221)と継手本体
(10)の連結筒(12)の端面(121)とによりチ
ューブ(T)を挟み込んだ所)に対する悪影響を軽減す
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図2は、本発明の一実施の形態に係るチュー
ブ材Tの端部T1が継手本体10に嵌め込まれる前の状
態を示す断面図である。
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図2は、本発明の一実施の形態に係るチュー
ブ材Tの端部T1が継手本体10に嵌め込まれる前の状
態を示す断面図である。
【0025】図2に示すように、本実施の形態におい
て、チューブ材Tの端部T1は拡径されており、そのチ
ューブ材Tの拡径された端部T1の外周には抜止めリン
グ30が固着されている。
て、チューブ材Tの端部T1は拡径されており、そのチ
ューブ材Tの拡径された端部T1の外周には抜止めリン
グ30が固着されている。
【0026】抜止めリング30の一端部31には、薄肉
部33が形成されている。また、抜止めリング30の内
周面34には係止部35が形成されている。係止部35
は、抜止めリング30の内周面34の周方向に沿って環
状に形成され、かつ、抜止めリング30の高さ方向に複
数段(本実施の形態では3段)が設けられている。その
係止部35は、抜止めリング30の内方に向かって突出
しているものである。
部33が形成されている。また、抜止めリング30の内
周面34には係止部35が形成されている。係止部35
は、抜止めリング30の内周面34の周方向に沿って環
状に形成され、かつ、抜止めリング30の高さ方向に複
数段(本実施の形態では3段)が設けられている。その
係止部35は、抜止めリング30の内方に向かって突出
しているものである。
【0027】具体的には、抜止めリング30の中心軸に
沿って係止部35を切断すると、係止部35は略三角形
断面形状に形成されていて、その下部351が抜止めリ
ング30の中心軸方向に対して直交する面になってい
て、その上部352が前記直交する面に対して抜止めリ
ング30の他端部32へ傾斜する面になっている。
沿って係止部35を切断すると、係止部35は略三角形
断面形状に形成されていて、その下部351が抜止めリ
ング30の中心軸方向に対して直交する面になってい
て、その上部352が前記直交する面に対して抜止めリ
ング30の他端部32へ傾斜する面になっている。
【0028】図3は、チューブ材Tの拡径された端部T
1が継手本体10に嵌め込まれ、その継手本体10に袋
ナット20が螺合される前の状態を示す断面図である。
すなわち、チューブ材Tの拡径された端部T1には、継
手本体10の連結筒12が挿着されている。継手本体1
0の連結筒12の周囲には、連結筒12を溝壁とする溝
環13が形成されている。チューブ材Tの端部T1およ
び抜止めリング30は、溝環13に嵌入している。継手
本体10には雄ねじ部15が形成されている。
1が継手本体10に嵌め込まれ、その継手本体10に袋
ナット20が螺合される前の状態を示す断面図である。
すなわち、チューブ材Tの拡径された端部T1には、継
手本体10の連結筒12が挿着されている。継手本体1
0の連結筒12の周囲には、連結筒12を溝壁とする溝
環13が形成されている。チューブ材Tの端部T1およ
び抜止めリング30は、溝環13に嵌入している。継手
本体10には雄ねじ部15が形成されている。
【0029】継手本体10の雄ねじ部15に螺合すべき
雌ねじ部25が袋ナット20に形成されている。袋ナッ
ト20は、ねじ軸方向へ貫通する挿通孔22を有し、そ
の挿通孔22にチューブ材Tの端部T1が通されてい
る。
雌ねじ部25が袋ナット20に形成されている。袋ナッ
ト20は、ねじ軸方向へ貫通する挿通孔22を有し、そ
の挿通孔22にチューブ材Tの端部T1が通されてい
る。
【0030】図1はチューブ継手の略半分を破断して示
す断面図であり、図4はチューブ継手の断面図である。
図1および図4に示すように、継手本体10の雄ねじ部
15に袋ナット20の雌ねじ部25が螺着することによ
り、チューブ継手が構成されている。このようなチュー
ブ継手においては、図1に示す袋ナット20を増し締め
する前の状態と、図4に示す袋ナット20を複数回増し
締めした後の状態とを比較することによりわかるよう
に、袋ナット20の挿通孔22の鋭角断面形状の孔縁2
21がチューブ材Tを継手本体10の連結筒12の鋭角
断面形状の端面121に圧接した状態に保つことでチュ
ーブ継手を適切な状態(気密や液密を保った状態)に維
持している。
す断面図であり、図4はチューブ継手の断面図である。
図1および図4に示すように、継手本体10の雄ねじ部
15に袋ナット20の雌ねじ部25が螺着することによ
り、チューブ継手が構成されている。このようなチュー
ブ継手においては、図1に示す袋ナット20を増し締め
する前の状態と、図4に示す袋ナット20を複数回増し
締めした後の状態とを比較することによりわかるよう
に、袋ナット20の挿通孔22の鋭角断面形状の孔縁2
21がチューブ材Tを継手本体10の連結筒12の鋭角
断面形状の端面121に圧接した状態に保つことでチュ
ーブ継手を適切な状態(気密や液密を保った状態)に維
持している。
【0031】チューブ材Tおよび抜止めリング30に
は、例えば、テトラフルオロエチレン/パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体(PFA)であるフッ素
樹脂材が用いられている。一方、チューブ材Tが部品一
体型のものに適用される場合に、チューブ材Tに、例え
ば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であるフ
ッ素樹脂材が用いられることがある。PTFEは、PF
Aより切削し易いという性質を有する。
は、例えば、テトラフルオロエチレン/パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体(PFA)であるフッ素
樹脂材が用いられている。一方、チューブ材Tが部品一
体型のものに適用される場合に、チューブ材Tに、例え
ば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であるフ
ッ素樹脂材が用いられることがある。PTFEは、PF
Aより切削し易いという性質を有する。
【0032】チューブ継手の施工装置は、チューブ材T
の端部T1を拡径するとともに、チューブ材Tの端部T
1に抜止めリング30を固着するものであり、支持筒4
0と、拡径コア50とを備えている。支持筒40の筒孔
は、チューブ材Tの貫通する小径の貫通孔45と当該貫
通孔45に連続する大径の中間孔46および、さらに大
径の保持孔47とから成る。
の端部T1を拡径するとともに、チューブ材Tの端部T
1に抜止めリング30を固着するものであり、支持筒4
0と、拡径コア50とを備えている。支持筒40の筒孔
は、チューブ材Tの貫通する小径の貫通孔45と当該貫
通孔45に連続する大径の中間孔46および、さらに大
径の保持孔47とから成る。
【0033】拡径コア50は、加熱されて軟化状態にあ
るチューブ材Tの端部T1を拡径するものであり、金属
イオンや不純物の極めて少ない材料(石英ガラス、PT
FE、PEEK等)により成形され、先端から基端にか
けて、小径部51、段差部52および、大径部53を有
している。
るチューブ材Tの端部T1を拡径するものであり、金属
イオンや不純物の極めて少ない材料(石英ガラス、PT
FE、PEEK等)により成形され、先端から基端にか
けて、小径部51、段差部52および、大径部53を有
している。
【0034】小径部51は、拡径前のチューブ材Tの端
部T1の内径にほぼ等しく、大径部53は、拡径すべき
チューブ材Tの他端部T1の内径に等しく、段差部52
は、小径部51から大径部53に向かって徐々に大径に
なっている。
部T1の内径にほぼ等しく、大径部53は、拡径すべき
チューブ材Tの他端部T1の内径に等しく、段差部52
は、小径部51から大径部53に向かって徐々に大径に
なっている。
【0035】保持孔47の内径は抜止めリング30の外
径にほぼ一致し、また、中間孔46と保持孔47との段
差の大きさは、抜止めリング30の肉厚にほぼ一致して
いる。さらに、保持孔47の高さは抜止めリング30の
高さにほぼ一致している。それにより、抜止めリング3
0は、支持筒40の保持孔47に隙間なく嵌め込まれた
状態で支持されている。
径にほぼ一致し、また、中間孔46と保持孔47との段
差の大きさは、抜止めリング30の肉厚にほぼ一致して
いる。さらに、保持孔47の高さは抜止めリング30の
高さにほぼ一致している。それにより、抜止めリング3
0は、支持筒40の保持孔47に隙間なく嵌め込まれた
状態で支持されている。
【0036】次に、チューブ継手の施工方法を説明す
る。図5は、支持筒40に抜止めリング30をセットし
た状態を示す断面図であり、図5に示すように、支持筒
40の保持孔47に抜止めリング30が嵌め込まれてセ
ットされている。このとき、チューブ材Tの端部T1は
支持筒40の筒孔に挿通しておらず、拡径されていな
い。
る。図5は、支持筒40に抜止めリング30をセットし
た状態を示す断面図であり、図5に示すように、支持筒
40の保持孔47に抜止めリング30が嵌め込まれてセ
ットされている。このとき、チューブ材Tの端部T1は
支持筒40の筒孔に挿通しておらず、拡径されていな
い。
【0037】また、チューブ材Tの端部T1は、例え
ば、加熱することにより軟化した状態になっている。チ
ューブ材Tの加熱方法は様々なものがあるが、たとえ
ば、交番磁界を受けて発熱する加熱用リング内にチュー
ブ材Tの端部T1を所定時間嵌入しておくことにより、
チューブ材Tを加熱して軟化させる。
ば、加熱することにより軟化した状態になっている。チ
ューブ材Tの加熱方法は様々なものがあるが、たとえ
ば、交番磁界を受けて発熱する加熱用リング内にチュー
ブ材Tの端部T1を所定時間嵌入しておくことにより、
チューブ材Tを加熱して軟化させる。
【0038】図6は、支持筒40の貫通孔45にチュー
ブ材Tの端部T1を挿通した状態を示す断面図であり、
図6に示すように、抜止めリング30がチューブ材Tの
端部T1に固着される前において、挿通されたチューブ
材Tの端部T1と、抜止めリング30の内周面34との
間には隙間が形成されている。抜止めリング30の内周
面34の周方向に沿って環状に形成された係止部35
は、前記隙間に向かって突出していて、保持孔47より
やや小径の案内孔を形成している。それにより、抜止め
リング30はチューブ材Tの端部T1を案内して位置決
めする位置決め手段になっている。
ブ材Tの端部T1を挿通した状態を示す断面図であり、
図6に示すように、抜止めリング30がチューブ材Tの
端部T1に固着される前において、挿通されたチューブ
材Tの端部T1と、抜止めリング30の内周面34との
間には隙間が形成されている。抜止めリング30の内周
面34の周方向に沿って環状に形成された係止部35
は、前記隙間に向かって突出していて、保持孔47より
やや小径の案内孔を形成している。それにより、抜止め
リング30はチューブ材Tの端部T1を案内して位置決
めする位置決め手段になっている。
【0039】図7は、支持筒40にセットされたチュー
ブ材Tの端部T1を拡径コア50により拡径する前の段
階を示す断面図であり、図8は、支持筒40にセットさ
れたチューブ材Tの端部T1を拡径コア50により拡径
した状態を示す断面図である。図7および図8に示すよ
うに、チューブ材Tの軟化状態にある端部T1に拡径コ
ア50の小径部51から大径部53にかけて嵌入し、チ
ューブ材Tの他端T1の内径を、嵌入すべき継手本体1
0の連結筒12の外径とほぼ同じ径に拡径する。このと
き、抜止めリング30の係止部35がチューブ材Tの軟
化状態の端部T1に容易に食い込むようになる。このと
き、抜止めリング30の下部351が抜止めリング30
の中心軸方向に対して直交する面になっていて、その上
部352が前記直交する面に対して抜止めリング30の
他端部32へ傾斜する面、すなわち、楔形状になってい
るので、係止部35が食い込む際に、チューブ材Tの端
部T1から大きな抵抗を受けず、食い込み易くなる。
ブ材Tの端部T1を拡径コア50により拡径する前の段
階を示す断面図であり、図8は、支持筒40にセットさ
れたチューブ材Tの端部T1を拡径コア50により拡径
した状態を示す断面図である。図7および図8に示すよ
うに、チューブ材Tの軟化状態にある端部T1に拡径コ
ア50の小径部51から大径部53にかけて嵌入し、チ
ューブ材Tの他端T1の内径を、嵌入すべき継手本体1
0の連結筒12の外径とほぼ同じ径に拡径する。このと
き、抜止めリング30の係止部35がチューブ材Tの軟
化状態の端部T1に容易に食い込むようになる。このと
き、抜止めリング30の下部351が抜止めリング30
の中心軸方向に対して直交する面になっていて、その上
部352が前記直交する面に対して抜止めリング30の
他端部32へ傾斜する面、すなわち、楔形状になってい
るので、係止部35が食い込む際に、チューブ材Tの端
部T1から大きな抵抗を受けず、食い込み易くなる。
【0040】次に、チューブ材Tの端部T1を自然ある
いは積極的に冷却すると、チューブ材Tの端部T1は、
抜止めリング30の係止部35の食い込んだ状態で硬化
するようになる。それにより、抜止めリング30をチュ
ーブ材Tの端部T1に簡単に装着することができる。
いは積極的に冷却すると、チューブ材Tの端部T1は、
抜止めリング30の係止部35の食い込んだ状態で硬化
するようになる。それにより、抜止めリング30をチュ
ーブ材Tの端部T1に簡単に装着することができる。
【0041】以上により、抜止めリング30をチューブ
材Tの端部T1に装着することができる。このようなチ
ューブ継手において、たとえば、チューブ材T内に間欠
的に送られる液により、チューブ材Tに抜ける方向の力
がかかる。
材Tの端部T1に装着することができる。このようなチ
ューブ継手において、たとえば、チューブ材T内に間欠
的に送られる液により、チューブ材Tに抜ける方向の力
がかかる。
【0042】一方、袋ナット20を増し締めすることに
より、袋ナット20の挿通孔22の鋭角断面形状の孔縁
がチューブ材Tを継手本体10の連結筒12の鋭角断面
形状の端面に圧接した状態に保たれているので、チュー
ブ材Tに抜ける方向の力がかかるとき、その抜ける方向
の力に対抗することができる。
より、袋ナット20の挿通孔22の鋭角断面形状の孔縁
がチューブ材Tを継手本体10の連結筒12の鋭角断面
形状の端面に圧接した状態に保たれているので、チュー
ブ材Tに抜ける方向の力がかかるとき、その抜ける方向
の力に対抗することができる。
【0043】また、抜止めリング30の一端部31に形
成された薄肉部33が袋ナット20の挿通孔22の孔縁
部に当接して、チューブ材Tが抜けるのを阻止すること
ができる。このとき、前記抜ける方向の力が大きくなる
に応じて、薄肉部33が大きく撓んで、前記抜ける方向
の力に対抗することができる。
成された薄肉部33が袋ナット20の挿通孔22の孔縁
部に当接して、チューブ材Tが抜けるのを阻止すること
ができる。このとき、前記抜ける方向の力が大きくなる
に応じて、薄肉部33が大きく撓んで、前記抜ける方向
の力に対抗することができる。
【0044】抜止めリング30の薄肉部33が袋ナット
20の挿通孔22の孔縁部に当接した際の反力は、抜止
めリング30の一端部31から他端部32に向かう力と
なり、抜止めリング30をチューブ材Tの端部T1から
剥がそうとする方向の力になる。
20の挿通孔22の孔縁部に当接した際の反力は、抜止
めリング30の一端部31から他端部32に向かう力と
なり、抜止めリング30をチューブ材Tの端部T1から
剥がそうとする方向の力になる。
【0045】しかしながら、抜止めリング30の係止部
35の下部351が、抜止めリング30の中心軸方向
(抜ける方向と同じ方向)に対して直交する面に沿って
突出しているので、抜止めリング30の係止部35がチ
ューブ材Tの端部T1から抜け出る方向の力を受けず、
それにより、抜止めリング30がチューブ材Tの端部T
1から剥がれず、抜止めリング30はチューブ材Tの端
部T1に装着された状態を維持する。
35の下部351が、抜止めリング30の中心軸方向
(抜ける方向と同じ方向)に対して直交する面に沿って
突出しているので、抜止めリング30の係止部35がチ
ューブ材Tの端部T1から抜け出る方向の力を受けず、
それにより、抜止めリング30がチューブ材Tの端部T
1から剥がれず、抜止めリング30はチューブ材Tの端
部T1に装着された状態を維持する。
【0046】前述したように、袋ナット20を定期的に
増し締めすることにより、チューブ継手は常に適切な状
態に維持されている。袋ナット20を増し締めしていく
と、袋ナット20の挿通孔22の孔縁部と抜止めリング
30の一端部31との間隔が狭まり、やがて抜止めリン
グ30の一端部31が袋ナット20の挿通孔22の孔縁
部に当たるようになる。
増し締めすることにより、チューブ継手は常に適切な状
態に維持されている。袋ナット20を増し締めしていく
と、袋ナット20の挿通孔22の孔縁部と抜止めリング
30の一端部31との間隔が狭まり、やがて抜止めリン
グ30の一端部31が袋ナット20の挿通孔22の孔縁
部に当たるようになる。
【0047】このとき、抜止めリング30の一端部31
には薄肉部33が形成されているので、薄肉部33が袋
ナット20の挿通孔22の孔縁部に弾撥的に当接するよ
うになり、袋ナット20を容易に増し締めすることがで
きる。また、薄肉部33が撓むことで、抜止めリングの
薄肉部33が当接した際の反力を吸収し、大きな反力を
抜止めリングが受けないで済む。
には薄肉部33が形成されているので、薄肉部33が袋
ナット20の挿通孔22の孔縁部に弾撥的に当接するよ
うになり、袋ナット20を容易に増し締めすることがで
きる。また、薄肉部33が撓むことで、抜止めリングの
薄肉部33が当接した際の反力を吸収し、大きな反力を
抜止めリングが受けないで済む。
【0048】なお、前記実施の形態においては、拡径治
具により、チューブ材Tの軟化状態にある端部T1を拡
径させて、軟化状態にあり拡径する端部T1に抜止めリ
ング30の係止部35を食い込ませるものを示したが、
これに限らない。例えば、チューブ材Tの端部T1を拡
径することなく、抜止めリング30を復元力に抗して大
径状態にしておき、その大径状態の抜止めリング30を
軟化状態にある端部T1に外嵌すると、抜止めリング3
0が復元して小径状態になり、軟化状態にある端部T1
に嵌着するようにしてもよい。また、チューブ材Tの端
部T1を加熱することにより、軟化状態にするものを示
したが、チューブ材Tの端部T1を軟化させる手段はこ
れに限らない。
具により、チューブ材Tの軟化状態にある端部T1を拡
径させて、軟化状態にあり拡径する端部T1に抜止めリ
ング30の係止部35を食い込ませるものを示したが、
これに限らない。例えば、チューブ材Tの端部T1を拡
径することなく、抜止めリング30を復元力に抗して大
径状態にしておき、その大径状態の抜止めリング30を
軟化状態にある端部T1に外嵌すると、抜止めリング3
0が復元して小径状態になり、軟化状態にある端部T1
に嵌着するようにしてもよい。また、チューブ材Tの端
部T1を加熱することにより、軟化状態にするものを示
したが、チューブ材Tの端部T1を軟化させる手段はこ
れに限らない。
【0049】また、抜止めリング30の係止部35を抜
止めリング30の中心軸方向に対して直交する面に沿っ
て突出し、あるいは、当該直交する面に対して、抜止め
リング30の他端部32へ傾斜する方向に突出したもの
を示したが、チューブ材Tの軟化状態にありかつ拡径す
る端部T1に対して係止部35が食い込むような形状で
あればよい。
止めリング30の中心軸方向に対して直交する面に沿っ
て突出し、あるいは、当該直交する面に対して、抜止め
リング30の他端部32へ傾斜する方向に突出したもの
を示したが、チューブ材Tの軟化状態にありかつ拡径す
る端部T1に対して係止部35が食い込むような形状で
あればよい。
【0050】さらに、抜止めリング30の係止部35を
内周面34の円周方向に沿って環状に形成したものを示
したが、これに限らない。たとえば、内周面34の円周
方向に沿って所定間隔で連続して形成するようにしても
よい。
内周面34の円周方向に沿って環状に形成したものを示
したが、これに限らない。たとえば、内周面34の円周
方向に沿って所定間隔で連続して形成するようにしても
よい。
【0051】
【発明の効果】本発明に係るチューブ継手によれば、抜
止めリングの係止部をチューブ材の端部に食い込んだ状
態で係止するようにしたので、例えば、抜止めリングを
溶着するための装置が不要になり、簡単な装置で、抜止
めリングをチューブ材の端部に簡単に装着することがで
き、コストを低減することができる。
止めリングの係止部をチューブ材の端部に食い込んだ状
態で係止するようにしたので、例えば、抜止めリングを
溶着するための装置が不要になり、簡単な装置で、抜止
めリングをチューブ材の端部に簡単に装着することがで
き、コストを低減することができる。
【0052】また、チューブ材の端部を加熱して軟化さ
せ、チューブ材の軟化状態にある端部に抜止めリングの
係止部を容易に食い込ませるようにしたので、チューブ
材の端部を冷却すると、チューブ材の端部が抜止めリン
グの係止部の食い込んだ状態で硬化して、抜止めリング
をチューブ材の端部に簡単に装着することができる。
せ、チューブ材の軟化状態にある端部に抜止めリングの
係止部を容易に食い込ませるようにしたので、チューブ
材の端部を冷却すると、チューブ材の端部が抜止めリン
グの係止部の食い込んだ状態で硬化して、抜止めリング
をチューブ材の端部に簡単に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るチューブ継手の略
半分を破断して示す断面図である。
半分を破断して示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るチューブ材の端部
が継手本体に嵌め込まれる前の状態を示す断面図であ
る。
が継手本体に嵌め込まれる前の状態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態に係るチューブ材の端部
が継手本体に嵌め込まれ、その継手本体に袋ナットが螺
合される前の状態を示す断面図である。
が継手本体に嵌め込まれ、その継手本体に袋ナットが螺
合される前の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るチューブ継手の断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るチューブ継手の施
工方法を表しており、支持筒に抜止めリングをセットし
た状態を示す断面図である。
工方法を表しており、支持筒に抜止めリングをセットし
た状態を示す断面図である。
【図6】同じくチューブ継手の施工方法を表しており、
支持筒にチューブ材の端部を挿通した状態を示す断面図
である。
支持筒にチューブ材の端部を挿通した状態を示す断面図
である。
【図7】同じくチューブ継手の施工方法を表しており、
支持筒にセットされたチューブ材の端部を拡径コアによ
り拡径する前の段階を示す断面図である。
支持筒にセットされたチューブ材の端部を拡径コアによ
り拡径する前の段階を示す断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る拡径治具の支持筒
にセットされたチューブ材の端部を拡径コアにより拡径
した状態を示す断面図である。
にセットされたチューブ材の端部を拡径コアにより拡径
した状態を示す断面図である。
T…チューブ材
T1…端部
10…継手本体
12…連結筒
13…溝環
15…雄ねじ部
20…袋ナット
22…挿通孔
25…雌ねじ部
30…抜止めリング
31…一端部
32…他端部
33…薄肉部
34…内周面
35…係止部
40…支持筒
45…貫通孔
46…中間孔
47…保持孔
50…拡径コア
51…小径部
52…段差部
53…大径部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16L 19/02
F16L 33/22
F16L 47/04
Claims (5)
- 【請求項1】袋ナットのねじ軸方向へ貫通する挿通孔に
チューブ材の端部を貫通し、該チューブ材の端部に抜止
めリングを外嵌した状態で固着し、前記チューブ材の端
部に継手本体を嵌入するとともに、該継手本体の雄ねじ
部を前記袋ナットの雌ねじ部に螺合し、前記袋ナットの
挿通孔の孔縁部を前記抜止めリングの端部に当接可能に
してチューブ材の抜け止めをするようにしたチューブ継
手において、 前記抜止めリングは、その内周面から内方へ突出する係
止部を有して成り、 前記係止部は、加熱して軟化した状態にあって拡径され
る前の前記チューブ材の端部に前記抜止めリングを外嵌
するときに、前記チューブ材の端部を案内して位置決め
する位置決め手段になっており、 さらに、前記係止部は、前記軟化した状態にある前記チ
ューブ材の端部を拡径したとき、該拡径した前記チュー
ブ材の端部に食い込んだ状態で係止しているものである
ことを特徴とするチューブ継手。 - 【請求項2】袋ナットのねじ軸方向へ貫通する挿通孔に
チューブ材の端部を貫通し、該チューブ材の端部に抜止
めリングを外嵌した状態で固着し、前記チューブ材の端
部に継手本体を嵌入するとともに、該継手本体の雄ねじ
部を前記袋ナットの雌ねじ部に螺合し、前記袋ナットの
挿通孔の孔縁部を前記抜止めリングの端部に当接可能に
してチューブ材の抜け止めをするようにしたチューブ継
手の施工方法において、 前記チューブ材の端部を加熱して軟化した状態にして前
記抜止めリングに嵌め込み、 このとき、前記抜止めリングの内周面から内方に突出す
る係止部が前記チューブ材の端部を案内して位置決めす
るようにし、 前記チューブ材の軟化した状態にある端部を拡径するこ
とにより、当該チューブ材の端部に前記抜止めリングの
係止部を食い込ませ、 前記チューブ材の端部を冷却して、前記係止部の食い込
んだ状態で前記チューブ材の端部を硬化させたことを特
徴とするチューブ継手の施工方法。 - 【請求項3】前記係止部は、前記抜止めリングの中心軸
方向に対して直交する面に沿って突出し、あるいは、当
該直交する面に対して、前記袋ナットの挿通孔の孔縁部
に当接可能な前記抜止めリングの端部とは反対側の端部
へ傾斜する方向に突出するものであることを特徴とする
請求項1に記載のチューブ継手または、請求項2に記載
のチューブ継手の施工方法。 - 【請求項4】前記係止部は、前記抜止めリングの内周面
の周方向に沿って環状に形成され、かつ、前記周方向に
対して直交する方向に複数段が設けられていることを特
徴とする請求項3に記載のチューブ継手または、チュー
ブ継手の施工方法。 - 【請求項5】前記抜止めリングの端部は、前記袋ナット
の挿通孔の孔縁部に弾撥的に当接可能な薄肉部を有して
いることを特徴とする請求項1に記載のチューブ継手ま
たは、請求項2に記載のチューブ継手の施工方法。
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