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JP3450334B2 - ロックドリルビット - Google Patents

ロックドリルビット

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Publication number
JP3450334B2
JP3450334B2 JP51314196A JP51314196A JP3450334B2 JP 3450334 B2 JP3450334 B2 JP 3450334B2 JP 51314196 A JP51314196 A JP 51314196A JP 51314196 A JP51314196 A JP 51314196A JP 3450334 B2 JP3450334 B2 JP 3450334B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
cutting insert
drill bit
insert
outer portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP51314196A
Other languages
English (en)
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JPH10507238A (ja
Inventor
フィシャー,ウドゥ
ハルツェル,トロビョルン
ケールキ,カウコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sandvik AB
Original Assignee
Sandvik AB
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Filing date
Publication date
Application filed by Sandvik AB filed Critical Sandvik AB
Publication of JPH10507238A publication Critical patent/JPH10507238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3450334B2 publication Critical patent/JP3450334B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B10/00Drill bits
    • E21B10/46Drill bits characterised by wear resisting parts, e.g. diamond inserts
    • E21B10/56Button-type inserts
    • E21B10/567Button-type inserts with preformed cutting elements mounted on a distinct support, e.g. polycrystalline inserts
    • E21B10/5673Button-type inserts with preformed cutting elements mounted on a distinct support, e.g. polycrystalline inserts having a non planar or non circular cutting face
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B10/00Drill bits
    • E21B10/46Drill bits characterised by wear resisting parts, e.g. diamond inserts
    • E21B10/56Button-type inserts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Turning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は用途としては衝撃式ロック穿削(ドリリン
グ)のために好ましい、セメンテッドカーバイド体のイ
ンサート及びロックドリルビットに関する。
US−A−4,598,779には、複数個のチゼル形式切削イ
ンサートを具備しているロックドリルビットが示されて
いる。各インサートは切刃に比較的鋭い形態で接続して
いる案内面を露呈している。比較的鋭い形態の接続は格
別に硬いセメンテッドカーバイドを用いる場合に不利で
ある。即ち、長期操業で幾つもの真っ直ぐな穴工作を達
成することが出来ないようなフレーキングが過酷なロッ
ク穿削の際に、接続箇所の張力により発生する。更に、
既知インサートの形状は最大磨耗体積にとっては最適で
はあり得ない。US−A−4,607,712は複数の切刃を有す
るロックドリルビットを開示している。各インサートの
作業部は半球基本形を有し、この作業部には余分の量の
セメンテッドカーバイドが付加されている。しかし、こ
の先行技術のインサートは穴壁に対する十分な支持を受
けていないので、真っ直ぐな穴工作を達成することが出
来ない。更に、作業部の要素間の接続は比較的鋭い形態
になっているので、硬質セメンテッドカーバイドにとっ
て不利な張力を生み出す。それに加えて、半球の基本形
態がセメンテッドカーバイドを比較的少容量しか保持し
ない。ロック穿削目的で用いるセメンテッドカーバイド
は、概してWC(しばしばアルファ相と称される)及び少
量の固溶体状態のWとC(ベータ相)を伴うコバルトか
ら成るバインダ相を含む。自由炭素或いはイータ相、一
般式M6C(Co3W3C)、M12C(Co6W6C)で表される低カー
ボン相或いはカッパー相M4Cは一般に存在しない。しか
しながら、EP−B2−0182759には正規アルファ+ベータ
相組織に埋まった微細な均等分布イータ相のコアと、ア
ルファ+ベータ相のみの包囲面領域を有するセメンテッ
ドカーバイド体が開示されている。追加の条件は、コア
近傍の包囲面領域の内位部分におけるバインダ相含有量
がバインダ相の名目的含有量より大きいことである。更
に、包囲面領域の最外位部分のバインダ相は名目的含有
量より小さく、イータ相の存在しない領域に配位する最
大値までコアに向かってその方向に進むにつれて増大す
る。こゝで並びにこれ以後において、名目的的バインダ
相含有量はバインダ相の計量値を意味する。
US−A−5,286,549には、セメンテッドカーバイド体
として、WC(アルファ相)とCo,Fe及びNiの少なくとも
1つに基づくバインダ相を含んで成り、且つ名目的量よ
りも少量のバインダ相含有量を外位領域部分が有する包
囲面領域によって取り囲まれているイータ相含有セメン
テッドカーバイドのコアを含んで成り、当該外位領域部
分のバインダ相含有量が実質的に一定である斯ゝるセメ
ンテッドカーバイド体が開示されている。本発明によっ
て製造されたセメンテッドカーバイド体はその外位領域
における平均硬度が相対的に高いが故に、高摩耗抵抗を
有する。その他の関係文献にはUS−A−5,279,901とEA
−A−92850260.8がある。EP−B2−− 0 182 759に類似
の組織を有するセメンテッドカーバイド体は、US−A−
5,235,879に開示のようにパンチング或いはニッブリン
グ工具材としても或いはEA−A−93850023.8に開示のロ
ール材としても有用である。更に、US−A−5,074,623
に開示の材料も使用することが出来る。
後者の7つの目的(本記述に引用によって組み込まれ
る)は高硬度によって引き起こされる外位領域における
高摩耗抵抗を、異なる領域の異なるバインダ含有量によ
って引き起こされる圧縮プレストレスと併せて達成する
ことにある。摩耗の際に進展する摩耗フラットが名目的
量よりも高いバインダ含有量を有しているならば、摩耗
抵抗は相対的に低い高度のせいで急速に減小する。これ
は不利益をもたらす、特にインサート付きビットでロッ
ク穿削するときに不利であった。
発明の目的と要旨 本発明の目的は先行技術の問題を回避或いは解消する
ことにある。本発明の1つの目的はセメンテッドカーバ
イド体として、好ましくはロック穿削と鉱物穿削のため
の工具において用いる斯ゝるセメンテッドカーバイド体
の摩耗抵抗を、先行技術に従って製造されるセメンテッ
ドカーバイドの特別要望に合ったセメンテッドカーバイ
ド体の設計の採用により、高めることにある。セメンテ
ッドカーバイド体の摩耗抵抗を摩耗に晒された面域のセ
メンテッドカーバイド体の体積を増大させることによっ
て高めることが出来る。摩耗抵抗の紛れもない上昇、増
大に達するために、摩耗に晒された外位領域の体積を確
実に増大させる必要がある。驚くべきことに、低バイン
ダ含有量の外位領域、イータ層含有コア及び外位領域と
コアの間に介在するバインダ含有量(低硬度/低摩耗抵
抗)の領域を有する高セメンテッドカーバイド体の摩耗
抵抗を、摩耗の起きる外位面域の体積を増大することに
よって高め得ることが判明した。摩耗抵抗の紛れもない
増大は、工具操作時に摩耗に晒される外位領域の体積を
増大させたときに、少なくとも50%、多分に100%或い
はそれ以上も達成され得る。衝撃式ドリルビットにおけ
るインサートの摩耗の大半は穴壁と接触する面域とロッ
クを破壊するインサート頂部とにおいて生じる。名目的
的バインダ含有量より低いバインダ含有量を有するイン
サートの摩耗抵抗を高めるためには、外位領域の体積を
壁との接触領域並びに頂部において増大させなければな
らない。先行技術工具は通常は軸対称頂部設計(図12の
左部)に係るインサートを有している。摩耗に晒される
外位領域を増やすと、これはしばしば結果的に非軸対称
頂部をもたらす。ロック物性と穿削条件に依存した摩耗
の性質により、摩耗は壁と接触する面域並びにロックの
破壊される頂位面域に明白に、即ち顕著、に出現する。
この事実を尊重すれば、インサートにおける大いに摩耗
される大半の外位領域の体積を増大させることが肝要で
ある。
最適構造は早々と崩れることがないので、相対的に長
い寿命と高い侵徹度(ペネレーション)が達成される。
本発明の重要な利点はドリルビットの材料を用いるとき
の相対的に高い精度である。外位領域の高摩耗抵抗と摩
耗に晒される面域の摩耗抵抗材料の拡大体積との両者が
穿孔の直径公差を格段に向上させる。
本発明の目的は添付の請求の範囲の特徴事項を付与さ
れたインサートとドリルビットによって実現される。
図面の簡単な説明 図1−5は壁に近い面域にインサートの摩耗が集中す
る条件下で穿削に適したインサートを示す。図1は本発
明に係るインサートを側面図で示す。図2はこのインサ
ートを別の側面図で示す。図3はこのインサートを頂面
図で示す。図4は図2における矢印Bに従って見たイン
サートを示している。図5は線Cにおいて見られるイン
サートの拡大断面を示している。
図6−10はインサート摩耗が壁近傍の面域と頂位面域
とに分布している条件下で穿削するのに適しているイン
サートを示している。図6は本発明に係るインサートを
側面図で示す。図7はこのインサートを別の側面図で示
す。図8はこのインサートを頂面図で示す。図9はこの
インサートを図7における矢印Bに従って見たインサー
トを示している。図10は線C′において見られるインサ
ートの拡大断面を示している。
図11は本発明に係るドリルビットを斜視図で示す。
図12は弾道形インサートと本発明に係るインサートを
具備した説明用に描かれたドリルビットの穿孔内におけ
る部分断面説明図である。
図13−18は2個の切削インサートの中心軸線を通る断
面図である。
本発明の好適態様の詳細な説明 図1は本発明に係わるインサートの好適例の拡大側面
図でだる。このインサートは4〜20mm、好ましくは7〜
18mmの範囲、の直径Dを有する概して円筒形のシャンク
部20を有する。インサート14の取付け端部21はドリルヘ
ッド前面にある穴に入れるようにするために、好ましく
は円錐台形を有している(図11参照)。好ましくは、当
該穴は前面並びにジャケット面の両方に出現している。
図には、インサートの長手中心軸線Aと直角になる2本
の法線N1とN2が示される。ラインYは作業部22の基線と
して規定されている。このラインは明確な線であって
も、滑らかな線であっても良い。
インサート14の作業部22は7個の実質的に周方向と軸
方向に凸状になっている部分として当該部分が滑らかに
接続し合っている斯ゝる凹状部分の群に分割されてい
る。ここでは「滑らか」や「滑らかに」の表現で以て、
側面視においては中心軸線Aに対して直角になっている
2本の接線であって、その各々が前記接続箇所の近傍の
両側に配位している斯ゝる両接線が135〜180゜、好まし
くは160〜175゜(図5)の範囲にある角度γを成すもの
と意味付けている。第1部分23は概して弾道形(バリス
ティック)を描き、法線N1の両側で概して対称的に延在
している。第1部分は対称的に配位した半径領域線24,2
5において夫々周方向の終端になっている。特定のアキ
シャル断面(軸方向に向いた断面、或いは軸を横断する
断面)Cにおける第1部分の半径はR1で指定されてい
る。弾道形の数学的構造は以下の通りである: 第1部分23の基準面Xは図2の基線Yの下方に配位し
ている。第1部分23の凸状湾曲はシャンク部20の包絡面
の近傍にある中心Zを基点にした半径Rで描かれるもの
である。中心Zは好ましくは包絡面の外側の距離1に且
つ軸方向最前点から下の距離hに配位する。距離hは距
離1の4〜8倍の値であるが、半径Rよりも小さい。基
準面Xと半径Rは10゜と75゜の間の角度εを成す。
頂面視において、半径領域線24,25の夫々と法線N1は4
5゜〜85゜の範囲の角度αを成す。半径方向最外位の弾
道形凸湾曲がシャンク部20の包絡面に接続していること
は理解される。
半径領域線24,25は第1部分23と第2部分26,27の間の
滑らかな遷移個所を夫々表している。第2部分26,27は
第1部分との接合個所近辺を除き、弾道基本形(図1,2,
4の破線で示す)の概して外側に配位している。第2部
分の半径R2は断面Cにおいて第1部分の半径R1より大き
い。第2部分は中心軸線Aの前方向に先細っている。第
2部分26,27は第1部分23の方へ先細って、鋭角βを成
している。
第2部分26,27は更に第3部分28,29に夫々接続してい
る。両第3部分はインサートの前部において軸線Aから
半径方向に離れた個所で併合している。第3部分は主と
して円周方向にロックを工作するクレスト状強力刃であ
る。第3部分の断面Cとの交点における接線はシャンク
部の包絡面と第1,2部分の対応する接線よりも大きい内
角φ1をなす。内角φ1の大きさが材料の摩耗量を全体
的弾道形の形態と比べ増加させ、従ってインサートの摩
耗抵抗を増大させる。第3部分は断面C(図5参照)に
おいて第1部分のR1と第2部分の半径R2より小さい半径
R3によって規定される。第3部分の幅は実質的に一定で
ある。
第3部分は第4部分30として、穿孔の壁と概して合致
し且つ概して面一に配位するように企図された斯ゝる第
4部分と滑らかに接続している。第4部分は断面Cにお
いて上記半径R1,R3の各々より格段に大きい半径R4を有
している。断面C−Cにおける第4部分の中央接線はシ
ャンク部20の包絡面と内角φを成す。内角φは他の部分
の各々の対応角よりも小さい。
第1部分に接続した基線Yの第1部は中心軸線Aに対
して実質的に直角に延在している。第2部分24,25に接
続した基線Yの第2部は第1部に対して鋭角δで以て少
なくとも部分的に前方へ立ち上がる。第3部分28,29に
接続した基線Yの第3部は基線全体の軸方向の最前方点
を表し、そして半径R6によって概して規定されている。
第3部分は凸状である。第4部分30に接続した基線Yの
第4部は半径R6より大きい半径R5によって概して規定さ
れている。第4部分30は凹状であって、その最後方点は
第1部に対しその軸前方に配位している。
第5部分31は部分23,24,25,26,27が併合している丸い
頂端部31である。第4部分30は頂端部31に対しその軸後
方で終端になっている。第3部分28,29の軸方向の最前
方局部は頂端部と接続してるが、概して頂端部の1局部
ではない。
基線Yにおいて上記半径R1,R2,R3,R4は頂面視投影図
では等しい、即ちD/2に等しい。
特定の採鉱条件の下では、ドリルインサートは1方の
側が他方よりも摩耗されるので、この種の条件で使用す
るためのインサート、即ち法線N1に関して非対称的に配
位する材料塊を備えたインサートが開発された。即ち、
材料塊は法線N1の風上側に配位され、風下側には増大し
た逃げ面が配位している。図6は本発明に係るインサー
トの好適例の拡大側面図である。このインサートは4〜
20mm、好ましくは7〜18mmの範囲の直径Dを有している
概して円筒形のシャンク部20′を有している。インサー
ト14′の取付け端部21′はドリルヘッドの前面にある穴
(図示省略)に入れるように企図された好ましくは円錐
台形を有している。好ましくは、穴は当該前面並びにジ
ャケット面の両方に出現している。図には、インサート
の縦中心軸線と直交する法線N1、N2とが示される。線
Y′は作業部22′基線として規定される。
インサート14′の作業部22′は第1部分23′と第2部
分26′,27′の遷移線を表している。第2部分26′は滑
らかに接続した3つの局部から成る。第2部分26′の第
1局部26′Aと第2部分27′は第1部分と接続した個所
近辺を除き概して弾道基本形(図6,7,10の破線で描かれ
た)の外側に配位し、且つ断面C′において概して互い
に直角になっている。第1局部26′Aと第2部分27′の
断面C′における半径は第1部分の半径R′1より大き
く、且つ上記半径R2と同じ大きさである。第1局部26′
Aと第2部分27′は実質的に中心軸線Aの軸前方向に先
細っており、且つ両者は断面C′において概して直角な
角度β′を成している。第2部分26′の第2局部26′B
は弾道基本形の半径方向の外側(半径外側)に配位して
いる。断面C′における第2局部の半径R′2Bは第1部
分の半径R′1より大きいが、半径R2より小さい。第2
局部は実質的に中心軸線Aの前方向に先細っている。
第2部分26′の第3局部26′Cはこれもインサートの
法線N1の風上側Wにおける弾道基本形の半径外側に配位
している。断面C′における第3局部の半径R′2Cは第
1部分の半径R′1より大きい。第3局部は実質的に中
心軸線Aの前方向に先細っている。風上側Wはロック材
の工作の際に最も摩耗するインサート局部である。
第3局部26′Cと第2部分27′は更に、第3部分2
8′,29′に夫々接続している。両第3部分はインサート
14′の前部において軸線Aから半径方向に離れた個所で
併合している。1方の第3部分29′は他方の第3部分2
8′より格段と、少なくとも2倍は、大きい。第3部分2
8′の断面C′の接点における接線はシャンク部の包絡
面に対し、第1部分23′と第3部分29′の対応する接線
より大きい内角φ′1を成す。この角度φ′1は全体的
弾道形態と比べ材料摩耗量を更に増大させるので、これ
はインサートの摩耗抵抗を高める。風下側に形成される
第3部分29′は断面C′(図10参照)における第1部分
の半径R′1と第2部分の半径R′2のいずれよりも小
さい半径R′3によって規定されている。第3部分28′
の幅は実質的に一定であるが、他方の第3部分29′は軸
前方向に著しく先細っている。第3部分29′は強力なク
レスト状切刃(うね立ち刃)を規定している。
両第3部分28′,29′は、穿孔(穴)の壁と概して一
致し且つこの壁と概して面一に配位するように企図され
た第4部分30′に滑らかに接続している。この第4部分
は壁で滑動するように設けた案内面を規定している。第
4部分は断面C′において、上記半径R′1と半径R′
3のいずれよりも格段に大きい半径R′4を有してい
る。断面C′における第4部分30′の中央接線はシャン
ク部20の包絡面に対し内角φ′を成す。この角度φ′は
その他の部分23′〜27′の各々の対応する角度よりも小
さい。
第1部分23′に接続した基線Y′の第1局部は中心軸
線Aに対し実質的に直角に延在している。部分26′,2
7′に接続した第2局部は第1局部に対して鋭角度δ′
で少なくとも部分的に立ち上がる。第3局部26′Cと第
3部分29′に接続した基線Y′の第3局部は基線全体の
軸方向の最前方点を表す。第3部分29′と接続する基線
の両第3局部の1方は側面視において凸状であるのに対
し、第3局部26′Cに接続する当該基線の両第3局部に
おける他方は概して真直ぐである。第4部分30′に接続
した基線Y′の第4局部は半径R′1と略同じ半径R′
5によって概して規定されている(側面視で)。この第
4局部は凹状であって、その最後方点が第1局部に対し
軸前方に配位している。
第5部分31′は部分23′,26′A,26′B,27′が併合し
ている丸い頂端部である。第4部分30′はこの頂端部に
対し軸後方で終端になっている。第3部分28,29の軸方
向の最前方部は頂端部に接続しているが、頂端部の主た
る1部分ではない。
基線Y′における上記半径R′1,R′2B,R′2C,R′3,
R′4が頂面視投影図において、等しい、即ちD/2に等し
いことに留意すべきである。
図11の斜視図に示す例では、衝撃式(インパクト・タ
イプ)の改良ドリルビットは全体的に10で指定されてお
り、これはドリルヘッド11、シャフト12、複数の固定さ
れた炭化物インサート14或いは14′を具備した前面13を
含む前端部を有している。ドリルビット10のジャケット
面16は円筒形或いは円錐台形を有し、図11ではドリルヘ
ッドにおいて規定されている。このジャケット面はドリ
ルビット本体のスチール部分の最大直径で規定されてい
る。インサート14,14′は、半径方向最外位面30,30′が
ドリルビットのジャケット面と実質的に合致するように
ドリルビット本体に設けた穴に挿入される。本文中の用
語「実質的に」はドリルビットのジャケット面16に対し
て−2〜+2mm、好ましくは−0.2〜+0.2mmの半径方向
バラツキを包含していると理解されるものである。イン
サート14,14′はスチール体が過剰に摩耗されないよう
に配置されるので、穿孔15の直径は穿削作業の期間に実
質的に一定に保たれる。前面13は適時の形状、例えば半
球形の数多くの相対的に中央に配位したインサート(図
示省略)として、ドリルビットの中心線CLに近いロック
材を破砕する斯ゝるインサートを有している。図12に
は、左に穿孔技術方策が、そして右に本発明に係るイン
サートが部分断面視で示されている。弾道形作業部を備
えたインサートは対応する半球形作業部のものよりも50
%大きい。インサート14,14′の体積は弾道形のものよ
りも少なくとも50%は大きく、それと同等の寿命を有し
ている。図12では、ジャケット面16の仮想延長線は2種
のインサートの体積の違いを図示説明するために破線で
引かれている。
ロック穿削の際に高まる高引張応力を取り扱うため
に、上述の7件の特許文献に開示の特別タイプのセメン
テッドカーバイドを用いるのが好ましい。それ故、これ
らの刊行物は引用することによって本明細書に含められ
ている。
図13〜18を参照していえば、セメンテッドカーバイド
切削インサート14,14′は数多くの領域H,I,Kを含む。隣
接領域の夫々の境界50,51,50′,51′は少なくとも1断
側面において中心軸線Aに関して非対称である経路を描
く。断頂面における経路は中心軸線に対して直角少なく
とも1つの軸線N2に関して非対称である。インサートは
イータ(η)相含有セメンテッドカーバイドのコアHを
有している。コアHは非イータ相含有セメンテッドカー
バイドの中間層によって囲まれる。表面層Kは低コバル
ト含有、非イータ相含有セメンテッドカーバイドから成
る。表面層の層厚は中間層の層厚の0.8〜4、好ましく
は1〜3倍である。経路50,51と経路50′,51′は夫々等
距離である。
コアと富コバルト中間層の両者は表面層と比べ高熱膨
張度を有する。これは表面層が高圧縮応力を蒙ることを
意味する。熱膨張度の相違が大きくなれば、即ち表面層
と切削インサートの残部の間のコバルト含有量の相違が
大きくなると、それだけ表面層の圧縮応力は高まる。表
面層のバインダ含有量は切削インサートの14,14′のた
めの名目的バインダ含有量の0.1〜0.9、好ましくは0.2
〜0.7倍である。中間層16のバインダ含有量は切削イン
サートの14,14′のための名目的バインダ含有量の1.2〜
3、好ましくは1.4〜2.5倍である。
インサート14,14′はEP−A−0182759に開示されてい
るセメンテッドカーバイドで製造されている。これに
は、セメンテッドカーバイド体として微細なη相が正常
α相+β相組織Iに均等に埋没分散されて成るコアとα
相+β相のみの包囲面領域Kとを具備した斯ゝるセメン
テッドカーバイド体が開示されている。追加の条件はコ
ア近傍に配位する表面領域の内位部分におけるバインダ
相含有量がバインダ相の名目的含有量より高いことであ
る。更には、表面領域の最外位部分におけるバインダ相
含有量は名目的含有量より低いが、η相の無い領域、即
ち非η相含有領域、に配位する最大値までコアに向かう
方へ進につれて増大する。
インサート14,14′US−A−5 286 549に開示した通り
のセメンテッドカーバイドで製造することも出来る。こ
れは、セメンテッドカーバイド体としてWC(α相)とC
o,Fe,及びNiの少なくとも1種に基づくバインダ相を含
んで成り、且つ表面領域としてバインダ相含有量が実質
的に一定であるが、名目的値よりも低い表面領域の外位
部分を有する斯ゝる表面領域によって囲まれたη相含有
セメンテッドカーバイドのコアを含んで成る。
上述の事項から、切削インサートの名目的コバルト含
有量が大きくなれば、それだけ表面層の圧縮応力が大き
くなることが理解できる。
例1 45mmドリフター穿削ビットを用いた試験をノルウエイ
(Turneling)で実施した。ビットは直径10mの5個の周
辺位インサートと直径8mmの2個の前位インサートを有
していた。
バリアント1:球面形頂部を有するインサートを備えた
従来のビットであった。インサートは従来のセメンテッ
ドカーバイド製であった(6重量%のCo、硬度1460HV
3)。
バリアント2:球面形頂部を有するインサートを備えた
従来のビットであった。インサートは低コバルト含有量
(3重量%のCo、硬度1620HV3)を有する外領域、高コ
バルト含有量(11量%のCo、硬度1240HV3)を有する中
間領域、及びコア(6重量%のCoと幾分かのη相を含
有、硬度1550HV3)を具備した形態で製造された。
バリアント3:本発明に係るインサートであって、バリ
アント2と同じCo分布と物性を有するビット(図1〜
4)であった。
試験データ 穿削リグ:Atlas Copco Promec TH 5065 送り圧:110バール 衝撃圧:215バール 回転:120rpm 穴深さ:4.3mm 水洗浄:11バール ロック:片麻岩 ビット数:バリアント当たり6個 試験結果 全ビットは再研磨せずに、且つユーザの所望に応じて
穿削に供した。
バリアント3は、寿命が優れている他に、高直径摩耗
抵抗の故に格段に低い穴径バラツキを示した。バリアン
ト3の高侵入速度は穿削経済にとって重要である。
例2 試験の目的は鋭利に再削りすることなく60m深さの穴
の完成を可能にすることにある。現今の標準ビットは僅
かに24mの掘削をしただけで鋭利に削ることが、低い穿
削速度で且つボタン、ビットの破損の危険があるが故に
必要である。穿削を続けるためにロッドを引き出し、ビ
ット交換するダウン時間は略1時間である。鉱山におけ
る各シフト当たりの有効作業時間は僅かに6時間に過ぎ
ないので、1段と良好なビットの要望が非常に高い。
試験データ ドリルリグ:XL5,5ハンマー空気圧25バール、マインエア
とブースタ・コンプレッサ280バール ロック:非常な硬性と摩耗性、約80%シリカ、約8%黄
鉄鉱 穿穴径:直径115mm、穴深さ65m 回転速度:40rpm ビット数:バリアント当たり4個 ビット:直径115m、2洗浄孔、8周辺位インサート(16
mm径)、6前位インサート(14mm) バリアント: A:球面形頂部を備えたインサートであって、全て従来の
セメンテッドカーバイド製のものである。
B:弾道形インサートであって、全て低Co含有量(3重量
%Co,硬度165HV3)の外領域、高Co含有量(10.5重量%C
o,硬度1260HV3)の中間領域、及び6重量%Co含有コア
(硬度157HV3)を備えた構造のものに製造されている。
C:前部が球面形のインサートであって、本発明に係る周
辺位インサート図6〜9)を具備している。全てのイン
サートはバリアントBに記述された通りのセメンテッド
カーバイド製である。
試験結果: 全てのビットは再研磨せずに試験した。
バリアントBはバリアントAよりも格段と良好に機能
したが、それでも十分ではない。バリアントCの場合だ
け、完全な穴を穿設することが可能であった。
η相含有セメンテッドカーバイドのコアが強靱で、硬
く、且つ摩耗抵抗性のあることは指摘されるべきであ
る。コアHは高コバルト含有量を有し且つη相の存在し
ない中間層と高圧縮応力を蒙るη相の存在しない表面層
との組合せで以て、硬質ストーンを穿削するための具体
的には本発明に係る切削インサートに関連した上述の要
件を満たす切削インサート14,14′、即ち高摩耗抵抗を
有するインサートを提供することが出来る。コアHは4
〜9%の範囲の、好ましくは約6%のバインダ相含有量
を有し、中間層Iは9.5〜20%の範囲の、好ましくは約1
0〜11%のバインダ相含有量を有し、そして表面相Kは
0.5〜3.9%の範囲の、好ましくは約3%のバインダ相含
有量を有している。
これに関連して、上述の発明が好適例に限定されるも
のではなく、添付の請求の範囲内で自在に変更可能であ
ることは指摘されるべきである。例えば、穿削対象のロ
ックが極端に硬質(例えば、砕かれた磁鉄鉱+珪岩の層
状ロック)であるときは、頂端部と基線Y,Y′の間の高
さ寸法を低減し、それによって作業部22,22′の平均厚
を増やし、結果として摩耗抵抗を高めることが必要であ
る。この種の変形態様は弾道形表面23,23′が概して球
面形を呈するようにする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許3640175(US,A) 米国特許4607712(US,A) 米国特許5588497(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 10/46

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心軸線(A)を有し且つ半径(D/2)を
    有する概して円筒形の取付け部(20;20′)と、ロック
    ドリルビット(10)の前端(13)に配設された外位部
    (22;22′)とを有する衝撃式穿削に好適なセメンテッ
    ドカーバイドの切削インサートであって、 該取付け部からインサート前方端に向かう方向へ延在し
    ている比較的平坦面(30;30′)を含む該外位部を有す
    る衝撃式穿削に好適なセメンテッドカーバイドの切削イ
    ンサートにおいて、 該外位部(22、22′)の丸味が付いた区域(23;23′)
    が、断面(C)の仮想円(O;O′)と一致し、該仮想円
    の比較的外側には該外位部の主要部が突出しているこ
    と、 該セメンテッドカーバイドが数多くの領域(H,I,K)を
    含み、該領域の1つの領域が該切削インサートのコア
    (H)を完全に囲む表面領域(K)であり、且つ2つの
    隣接領域の境界(50,51;50′,51′)が少なくとも1つ
    の側部横断面図において該中心軸線(A)に関して非対
    称である経路を描き、そして上部横断面図において当該
    経路が該中心軸線(A)に対して直角を成す少なくとも
    1つの軸線(N2)に関して非対称であること、 を特徴とする切削インサート。
  2. 【請求項2】該外位部(22、22′)の丸味が付いた区域
    (23;23′)が、概して凸状湾曲弾道基本形の形状であ
    り、且つ該比較的平坦面が該外位部の隣接領域へと滑ら
    かに遷移することを特徴とする請求項1に係る切削イン
    サート。
  3. 【請求項3】該外位部(22、22′)の丸味が付いた区域
    (23;23′)が、弾道基本形を有していること、及び該
    中心軸線(A)に対して直角を成す断面に含まれる該比
    較的平坦面(30;30′)の半径(R4;R′4)が、該取付
    け部(20;20′)の該半径(D/2)より大きく、そして該
    比較的平坦面(30;30′)が、少なくとも1つの山頂状
    切刃(28,29;28′)に周方向で接続していることを特徴
    とする請求項1或いは2に係る切削インサート。
  4. 【請求項4】該取付け部(20;20′)と該外位部(22,2
    2′)の接続個所が、該比較的平坦面(30;30′)におい
    て側面図でみて凹状である基線(Y;Y′)を形成し、且
    つ該基線(Y;Y′)が、軸方向の最後方点を規定してお
    り、そして当該最後方点が該凸状湾曲基本形で該基線の
    軸方向前方に配位しているが、該基線の軸方向最前部の
    軸方向後方に配位していることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に係る切削インサート。
  5. 【請求項5】該コア(H)が正α+β相組織に均等埋没
    分布した微細η相のものであり、そして該包囲表面領域
    (K)がα+β相のみを有し、そして該コアの近傍に配
    位した該表面領域の内位部分(I)におけるバインダ相
    含有量が名目的バインダ相含有量よりも多く、そして該
    表面領域の最外位部分のバインダ相含有量が名目的バイ
    ンダ相含有量よりも少なく且つη相の存在しない領域に
    配位する最大値まで該コアへ向かう方向に進むにつれて
    増大していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に係る切削インサート。
  6. 【請求項6】インサートは、α相のWCと、Co,Fe及びNi
    の少なくとも1種に基づいたバインダ相と、を含んで成
    り、そして該表面領域(I)によって囲まれたη相含有
    セメンテッドカーバイドの該コア(H)を含んで成り、
    表面領域(K)の外位部分は実質的に一定であって且つ
    名目的含有量より少ないバインダ相含有量を有している
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に係る切
    削インサート。
  7. 【請求項7】シャフト(12)と、 該シャフトの前端に配位し且つ第1縦軸線(CL)を規定
    し、そして前面(13)を含む概して前方へ向いた前端を
    含むボーリングヘッド(11)と、概して縦方向へ延在し
    且つ概ボーリングヘッドの外周を規定するジャケット面
    (16)と、 概前端に形成された概して円筒基本形を有する複数の穴
    であり、且つセメンテッドカーバイドの切削インサート
    (14,14′)を収容する前記複数の穴と、を含んで成る
    衝撃式のロックドリルビットであって、 中心軸線(A)を有する円筒形取付け部分(20,20′)
    と、該穴から延在する外位部(22,22′)とを有する各
    切削インサートを収容する衝撃式のロックドリルビット
    において、 該外位部(22、22′)の丸味が付いた区域(23;23′)
    が、断面(C)の仮想円(O;O′)と一致し、該仮想円
    の比較的外側には該外位部の主要部が突出しているこ
    と、 該セメンテッドカーバイドが数多くの領域(H,I,K)を
    含み、該領域の1つの領域が該切削インサートのコア
    (H)を完全に囲む表面領域(K)であり、且つ2つの
    隣接領域の境界(50,51;50′,51′)が少なくとも1つ
    の側部横断面図において該中心軸線(A)に関して非対
    称である経路を描き、そして上部横断面図において当該
    経路が該中心軸線(A)に対して直角を成す少なくとも
    1つの軸線(N2)に関して非対称であること、 を特徴とするロックドリルビット。
  8. 【請求項8】該外位部(22、22′)の丸味が付いた区域
    (23;23′)が、概して凸状湾曲弾道基本形の形状であ
    り、且つ該比較的平坦面が該外位部の隣接領域へと滑ら
    かに遷移することを特徴とする請求項7に係るロックド
    リルビット。
  9. 【請求項9】該外位部(22、22′)の丸味が付いた区域
    (23;23′)が、弾道基本形を有していること、及び該
    中心軸線(A)に対して直角を成す断面に含まれる該比
    較的平坦面(30;30′)の半径(R4;R′4)が、該取付
    け部(20;20′)の該半径(D/2)より大きく、そして該
    比較的平坦面(30;30′)が、少なくとも1つの山頂状
    切刃(28,29;28′)に周方向で接続していることを特徴
    とする請求項7或いは8に係るロックドリルビット。
  10. 【請求項10】コア(H)が正α+β相組織に均等埋没
    分布した微細η相のものであり、そして該包囲表面領域
    (K)がα+β相のみを有し、そして該コアの近傍に配
    位した該表面領域の内位部分(I)におけるバインダ相
    含有量が名目的バインダ相含有量よりも多く、そして該
    表面領域の最外位部分のバインダ相含有量が名目的バイ
    ンダ相含有量よりも少なく且つη相の存在しない領域に
    配位する最大値まで該コアへ向う方向に進むにつれて増
    大していることを特徴とする請 求項7〜9のいずれか1項に係るロックドリルビット。
  11. 【請求項11】インサートは、α相のWCと、Co,Fe及びN
    iの少なくとも1種に基づいたバインダ相と、を含んで
    成り、そして該表面領域(I)によって囲まれたη相含
    有セメンテッドカーバイドの該コア(H)を含んで成
    り、表面領域(K)の外位部分は実質的に一定であって
    且つ名目的含有量より少ないバインダ相含有量を有して
    いることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に係
    るロックドリルビット。
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