JP3442153B2 - 縫合針の成形型及び縫合針 - Google Patents
縫合針の成形型及び縫合針Info
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Description
形の医療用の縫合針を成形するための成形型と、前記成
形型によって成形された縫合針とに関するものである。
針(三角針)は、三角形の底辺となる面(底面)の両側
であって先端から所定長さ部分、及び底面に対向する頂
稜(稜線)の先端から所定長さ部分に鋭利な切刃が形成
され、前記各切刃を集中させた先端に尖った針先を形成
している。前記稜線の大部分は切刃を形成することなく
緩やかな曲線状(R状,鈍)に形成されており、切開部
位を縫合する際には尖った針先によって組織を刺通する
と共に切刃によって切開し、切開された組織を稜線によ
って押し広げつつ該組織内を通過する
内側或いは外側に配置して予め設定された曲率を持って
湾曲成形されている。そして縫合すべき部位に応じて前
記各種の三角針を適宜選択して用いている。
三角柱状に成形した中間材を製造し、この中間材の稜線
に対向する底面のみを研削して三角針を製造する方法
(特公平1-26783号公報)を提案している。この製造方
法では、図5に示すように、プレス成形された三角柱51
の稜線52はR面を持った鈍状に成形される。このため、
三角柱51の底面53を研削して尖った針先54を形成するに
は稜線52の両側に位置する斜面55を研削することが必要
である。
めて細い。このような素材をプレスして中間材を成形す
る成形型には微細な成形空間が形成される。即ち、前記
成形型には縫合針の断面形状に対応した微細なV字状の
成形空間が形成される。このV字状の頂部は三角柱の稜
線に対応するものであるが、一材の材料に前記成形空間
を構成する場合、V字の頂部に対応する成形空間の底部
をシャープなエッジに加工することは不可能である。
ッジを形成したフライスカッターや研削砥石によって材
料を切削或いは研削しても、加工の進行に伴うカッター
や砥石の磨耗により正確なエッジを持った成形空間を形
成することは不可能である。このため、素材を成形する
成形型としては、特開平2−133137号公報に開示された
ものが用いられている。
応させた三角柱を成形し得るように、2つの四角柱の対
向する角部を成形すべき三角柱の頂点から底辺に下した
垂線によって構成される三角形(三角柱の半分の形状)
に対応させて研削し、これ等の四角柱を当接させて成形
型を構成するものであり、成形空間の底部となるV字状
の頂部を正確なエッジ状に構成することが可能である。
られる。縫合針は、生体組織を刺通する際に複雑な方向
の応力が作用するため、適度な強度と靭性を有すること
が必要である。このため、一般的にはマルテンサイト系
ステンレス鋼を用い、切刃や縫合糸を取り付ける部位を
形成して予め設定された形状に湾曲させた後、熱処理に
よって強度と靭性を付与することで縫合針を製造してい
る。
造後使用するまでの期間が長いと錆が発生することがあ
るという問題がある。このため、本件出願人は、オース
テナイト系ステンレス鋼を用いた縫合針の製造技術を確
立している(特公平1-11084号公報)。
鋼の線材を減面率80%以上で線引き加工した線を 500°
C以下の温度に保持した状態で加工して縫合針を製造す
るものである。即ち、オーステナイト系ステンレス鋼の
線材を冷間線引き加工することによって硬度の上昇をは
かると共にファイバー状に伸長させた組織を形成し、こ
の組織を再結晶温度以下に維持して加工することで、強
度及び靭性を確保した縫合針を製造するものである。
及び縫合針の製造技術に関し更なる研究開発を進めた結
果、オーステナイト系ステンレス鋼の線材を冷間で線引
き加工した材料は表面層が最も高い硬度を有し、中心に
近づくに従って硬度が低下するため、表面層を残した状
態で縫合針を製造することが有利であるとの結論を得
た。
ることによって中間材としての三角柱を成形するもので
あり、縫合針の尖った針先を形成する際には底面及び稜
線を挟む2面の研削が必須となる。このため、得られた
縫合針の先端部分は硬い表面層を削り取って構成される
こととなる。
った表面層を持って鋭利な針先を形成し得る成形型と、
縫合針を提供することにある。
に本発明に係る縫合針の成形型は、角部の長手方向に沿
って形成された斜面を有する2つの角柱を前記角部を対
向させて当接させることで前記斜面によって成形空間を
構成した縫合針の成形型であって、前記成形空間が長手
方向に沿って胴部を成形する領域と針先部を成形する領
域を有して構成され、前記針先部を成形する領域が、前
記胴部を成形する領域と連続し且つ該胴部を成形する領
域から離隔するに従って浅くなる第1の面と、前記第1
の面に対し出角を持って重ね合わせた状態で形成された
第2の面とによって構成されており、且つ前記2つの角
柱を当接させることで、縫合針の針先部に対応する部位
の断面積が素材断面積よりも小さいV字状の溝からなる
成形空間を形成したものである。
バー状組織のオーステナイト系ステンレス鋼で構成され
湾曲の外側又は内側に2つのプレス面によって形成され
た稜線と湾曲の内側又は外側に面と該面の両側に形成さ
れた切刃を有する医療用の縫合針に於いて、前記稜線が
縫合針の針先で鋭状であって、且つ尖った針先が素材の
表面層に形成されたファイバー組織によって構成された
ものである。
外側又は内側に2つのプレス面によって形成された稜線
と湾曲の内側又は外側に面と該面の両側に形成された切
刃を有する医療用の縫合針に於いて、前記プレス面の一
部が成形型の斜面に形成された該面を横断する方向の研
削目を転写されたものである。
に沿って互いに出角(交差する2つの面のなす角が 180
度以下であって、2つの面の交わる線が凸状の線となる
状態をいう)を形成する関係を持った複数の面によって
構成された斜面を形成し、この2つの四角柱を当接させ
ることで、縫合針の元端側に対応する部位の断面積は素
材断面積より大きく、針先に対応する部位の断面積は素
材断面積より小さいV字状の溝からなり、且つV字の突
端が鋭く交差した成形空間を形成することが出来る。従
って、前記成形空間に素材を挿入してプレスすると、元
端が鈍で且つ針先で鋭となる稜線を有する中間材を製造
することが出来る。
向かって底面に稜線が徐々に接近する変形三角錐状とな
る。従って、前記底面を僅かに稜線に近づけるように研
削することで尖った針先を有する縫合針を製造すること
が出来る。即ち、針先は実質的に稜線を挟む2面によっ
て構成されることとなり、前記2面を構成する素材の最
も高い硬度を持った表面層によって構成することが出来
る。従って、針先を含む略全表面を素材の表面層によっ
て構成することが可能となり、縫合針の強度と靭性を最
も良好な状態に維持した縫合針を製造することが出来
る。
するに従って鈍状から鋭状、即ち、生体組織に対し面当
たりから線当たりに変化し、且つ尖った針先が最も高い
硬度を有する素材の表面層によって構成されるため、高
い強度と靭性を維持することが出来る。
つのプレス面の少なくとも一部に成形型の斜面に形成さ
れた該面を横断する方向の研削目を転写することによっ
て、前記研削目による鋸刃状の切刃を形成することが可
能となり、組織を切開する際の刺通抵抗を軽減させるこ
とが出来る。
わせて成形型の実施例について図を用いて説明する。図
1は縫合針の斜視図、図2は針先の拡大図、図3は成形
型の構成を説明する模式図、図4は中間材の側面図であ
る。
ついて説明する。この縫合針Aは、オーステナイト系ス
テンレス鋼の線材を所定の減面率で冷間線引き加工する
ことで組織をファイバー状に伸長させると共に目的の縫
合針Aの太さに相当する太さに加工した材料を用い、こ
の材料を目的の縫合針Aの長さに対応する長さに切断し
た素材を用いて製造されている。この素材は中心部から
表面層にわたってファイバー状に伸長した組織を有して
おり、硬度は中心部よりも表面層の方が高い。このた
め、本実施例に係る縫合針Aは可能な限り素材の表面層
を縫合針Aの表面として用いて製造されている。
元端1側の端面1aには縫合糸を結合するための手段で
ある穴2が形成され、他方の端部に尖った針先3が形成
されている。また胴部4から針先3にかけての断面が底
面5,斜面6a,6bからなる三角形に形成されてお
り、三角形の頂点に対応して稜線7が形成されている。
部分であり、この針先部8は予め設定された長さを有し
且つ針先3に接近するに従って底面5を稜線7に接近さ
せるように研削した研削面9に対応して構成されてい
る。そして研削面9の両側に切刃10が形成されている。
れた斜面6a,6bの頂点によって形成されるものであ
り、元端1側が鈍状、即ちR状の形状を有し、針先3に
接近するのに従って鈍の状態から鋭の状態、即ちR状か
ら尖った状態に変化している。
よって成形された2つの斜面6a,6bと研削面9とを
有し、且つ前記斜面6a,6bからなる稜線7が略切刃
としての機能を発揮し得るような鋭利さを持って形成さ
れると共に、研削面9の両側に斜面6a,6bとからな
る切刃10が形成されている。そして切刃10と稜線7が集
中した点に針先3が形成される。
る面は底面5のみであり、斜面6a,6bは研削される
ことなく素材の表面層がそのまま残置される。このた
め、縫合針Aは針先3,針先部8の二面、及び胴部4に
於ける三面が素材の表面層を有することとなり、高い強
度と靭性を維持することが可能となる。
せて構成した縫合針Aは、生体組織を縫合する際に作用
する大きい刺通抵抗及び大きい曲げ力に対抗することが
可能である。
に縫合糸を結合させる穴2を形成したアイレス針として
構成しているが、縫合糸との結合手段は特に限定するも
のではなく、元端1にバネ性を持った孔を有する所謂ア
イド針として構成しても良いことは当然である。また研
削面9は必ずしも砥石による研削によって形成された面
であることを意味するものではなく、切刃10を形成する
際に底面5を例えば放電加工法等の金属除去方法によっ
て除去して形成され面を含む。
構成について図3により説明する。図に於いて、成形型
Bは2つの四角柱からなる型部材11,12によって構成さ
れている。型部材11,12の対向する角部には成形空間13
の断面形状の半分の形状及び成形空間13に連続する逃げ
部14の形状が夫々対称形に形成されており、これ等の型
部材11,12を対向させ、図示しない固定治具等によって
成形力に対抗し得るように固定することで成形型Bが構
成されている。
先部8に対応して形成され互いに出角の関係を有する複
数の面15〜17によって且つ位置に応じて深さの異なるV
字状に形成されている。
き、胴部4に対応する部分では稜線7を鈍状に形成し、
針先3に対応する部分では稜線7を鋭状に形成し得るよ
うに構成され、特に針先部8に対応する部分では成形空
間の断面積を素材の断面積よりも小さくすることによっ
て、稜線7を成形空間13の断面形状に従って確実に鋭状
に形成し得るように構成されている。
Bの一方の端部に形成された逃げ部14に連続して形成さ
れ、胴部4を成形する領域として構成されている。この
面15は縫合針Aの胴部4と等しい長さを持って形成さ
れ、逃げ部14との接続部18aに於ける断面積が素材の断
面積よりも大きくなるような深さを有し、逃げ部14から
最も離隔した位置(面16との接続部18b)に於ける断面
積が素材の断面積と略等しいか或いは僅かに大きくなる
ような深さを有するV字状に形成されている。
は針先部8を成形する領域として構成されており、針先
部8の長さよりも充分に長い長さで形成されている。面
16は面15に連続して形成され、該面16との接続部18bが
出角を形成し、この接続部18bから離隔するに従って浅
くなるV字状に形成されている。
せた状態で形成されている。面17の成形型Bの軸心方向
に対する深さの変化については特に限定するものではな
い。本実施例では面17を接続部18bから離隔するに従っ
て深くなるように形成している。このため、面16と面17
との接続部18cは接続部18cに於いて互いに出角を形成
している。
は、型部材11,12の角部を平面研削盤等の装置によって
面研削する際に、後加工する面を研削する工具が先加工
された面に干渉することなく形成することが可能であ
る。例えば、複数の面が互いの面のなす角が 180度以上
の入角を持って接続されている場合、各面の研削順序を
如何に設定しても、研削工具がすでに加工された領域に
干渉することとなり、成形空間を形成することが不可能
である。
間材Cについて説明する。目的の縫合針Aの太さと対応
する太さを持った線材を該縫合針Aの長さと対応する長
さに切断した素材(図示せず)を成形型Bによってプレ
スすることによって、図4に示す中間材Cを得ることが
可能である。
の近傍では対向する面15による断面積が素材の断面積よ
りも大きいため、三角おむすびのような形状に成形され
る。また針先3の近傍では、稜線7は切刃としての機能
を発揮し得ないまでも比較的鋭状に形成される。
15との接続部18bでは対向する面16による断面積が素材
の断面積と略等しいため、稜線7は比較的鋭状に形成さ
れ、底面5の両側のエッジも比較的鋭利な状態に形成さ
れる。そして接続部18bから離隔するに従って対向する
面16,17による断面積は素材の断面積よりも小さくなる
ため、稜線7は切刃としての機能を発揮し得ないまでも
相当鋭状に成形され、予肉がバリ19となって底面5の両
側に形成される。
先部8に於けるバリ19を除去し、且つ予め設定された針
先部8の長さとこの長さに対応した稜線7の底面5から
の深さに応じて研削して稜線7に接近させ、底面5を研
削した研削面9と2つの斜面6a,6bを集中させて針
先3を形成することで、図1に示す縫合針Aの湾曲成形
前の状態である直状針を製造することが可能である。
稜線7全体を鋭状に成形し得るように構成したが、針先
3に対応する部分のみを鋭状に成形し得るように構成し
ても良い。
際に切刃と交差する方向、好ましくは直交する方向に研
削し、切刃に微小な鋸刃状の凹凸を形成することで切開
性を向上させ得ることが知られている。このため、三角
針では稜線に対向する底面と2つの斜面を夫々研削して
切刃に鋸刃状の凹凸を形成することがある。然し、この
ように斜面を研削したのでは素材の表面層を残置させた
意味が消滅することとなる。
面16,17に対応する型部材11,12の角部を平面研削盤に
よって素材の軸方向と直交する方向(図3に於ける成形
型Bの上面と直交する方向)に研削し、角部に形成され
た研削目(横目)を残した面16,17を構成している。
で、図2に示すように、縫合針Aの斜面6a,6bに面
16,17の研削目20を転写し、この研削目20と研削面9と
によって切刃10に鋸刃状の凹凸を形成することが可能と
なる。即ち、素材の表面層からなる斜面6a,6bを研
削することなく、該面を横断する方向の研削目を形成す
ることが可能である。特に、成形型Bに於ける面17のみ
を横目状に研削することによって、図2(a)に示すよ
うに、切刃10に近い部分のみに横目を転写することも可
能である。
成形型では、長手方向に沿って胴部を成形する領域と針
先部を成形する領域を有して構成され、前記針先部を成
形する領域が、前記胴部を成形する領域と連続し且つ該
胴部を成形する領域から離隔するに従って浅くなる第1
の面と、前記第1の面に対し出角を持って重ね合わせた
状態で形成された第2の面とによって構成されており、
且つ前記2つの角柱を当接させることで、縫合針の針先
部に対応する部位の断面積が素材断面積よりも小さいV
字状の溝からなる成形空間を形成したので、平面研削盤
等の機械装置を用いて加工順位に関わらず予め設定され
た成形空間を形成することが出来る。このため、成形型
を容易に且つ精度良く製造することが出来る。
バー状の組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼の
線材をプレス成形することで、針先に接近した稜線を鋭
状に成形すると共に稜線と対向する底面を研削して該稜
線を挟む2面とによって尖った針先を形成したので、縫
合針を硬度の高い素材の表面層によって構成し、素材の
強度と靭性を維持することが出来る。
プレス成形することで針先に接近した稜線を鋭状に成形
すると共に稜線と対向する底面を研削して該稜線を挟む
2面とによって尖った針先を形成し、且つ前記斜面に成
形型の研削目を転写したので、縫合針を硬度の高い素材
の表面層によって構成すると共に鋸刃状の凹凸を持った
切刃を構成し、素材の強度と靭性を維持し且つ刺通抵抗
を軽減させることが出来る等の特徴を有するものであ
る。
である。
成形型 C 中間材 1
元端 1a 端面 2
穴 3 針先 4
胴部 5 底面 6a,6b
斜面 7 稜線 8
針先部 9 研削面 10
切刃 11,12 型部材 13
成形空間 14 逃げ部 15〜17
面 18a〜18c 接続部 16
バリ 20 研削目
Claims (3)
- 【請求項1】 角部の長手方向に沿って形成された斜面
を有する2つの角柱を前記角部を対向させて当接させる
ことで前記斜面によって成形空間を構成した縫合針の成
形型であって、前記成形空間が長手方向に沿って胴部を
成形する領域と針先部を成形する領域を有して構成さ
れ、前記針先部を成形する領域が、前記胴部を成形する
領域と連続し且つ該胴部を成形する領域から離隔するに
従って浅くなる第1の面と、前記第1の面に対し出角を
持って重ね合わせた状態で形成された第2の面とによっ
て構成されており、且つ前記2つの角柱を当接させるこ
とで、縫合針の針先部に対応する部位の断面積が素材断
面積よりも小さいV字状の溝からなる成形空間を形成す
ることを特徴とした縫合針の成形型。 - 【請求項2】 ファイバー状組織のオーステナイト系ス
テンレス鋼で構成され湾曲の外側又は内側に2つのプレ
ス面によって形成された稜線と湾曲の内側又は外側に面
と該面の両側に形成された切刃を有する医療用の縫合針
に於いて、前記稜線が縫合針の針先で鋭状であって、且
つ尖った針先が素材の表面層に形成されたファイバー状
組織によって構成されることを特徴とする特徴とした縫
合針。 - 【請求項3】 湾曲の外側又は内側に2つのプレス面に
よって形成された稜線と湾曲の内側又は外側に面と該面
の両側に形成された切刃を有する医療用の縫合針に於い
て、前記プレス面の一部が成形型の斜面に形成された該
面を横断する方向の研削目を転写されていることを特徴
とした縫合針。
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