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JP3441495B2 - 対象体 - Google Patents

対象体

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JP3441495B2
JP3441495B2 JP26417093A JP26417093A JP3441495B2 JP 3441495 B2 JP3441495 B2 JP 3441495B2 JP 26417093 A JP26417093 A JP 26417093A JP 26417093 A JP26417093 A JP 26417093A JP 3441495 B2 JP3441495 B2 JP 3441495B2
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JP
Japan
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light
laser
photoelectric conversion
plate
laser beam
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JP26417093A
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JPH0798224A (ja
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文夫 大友
裕之 西澤
健一郎 吉野
俊和 阿出川
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Topcon Corp
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Topcon Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、レベル設定用のレーザ
光を射出走査して、マーキング、位置設定、レベル設定
を行う場合に前記レーザ光を受光し、受光状態を表示す
る対象体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、土木、建築の分野で高さの基準を
設定する為、回転レーザレベルが使用される様になって
いる。 【0003】回転レーザレベルは、本体に内蔵されたレ
ーザ発光部からのレーザ光を鉛直線を中心に回転させ、
レーザ光により水平基準面を形成するものであり、レー
ザ光を壁面で走査させれば所要高さの水平基準線が形成
される。 【0004】又、回転レーザレベルのレーザ発光部から
射出されるレーザ光には、可視光と不可視光とがある。 【0005】可視光が用いられた回転レーザレベルで
は、反射部を有する対象体(対象反射体)からの反射で
レーザ光の照射位置を視認している。更に、視認性を高
める為、回転レーザレベルに高感度の受光素子を具備
し、レーザ光の照射位置に設けた対象反射体からの反射
レーザ光を受光した位置を中心として往復走査させるも
のである。 【0006】又、不可視光が用いられた回転レーザレベ
ルでは、対象体には高感度の光電変換素子が設けられ、
対象体へのレーザ光の照射状態が電気的に表示される様
になっているものがある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところが上記した前者
の対象反射体は、レーザ光の照射位置が視認でき、作業
性が良いという利点があるが、作業者の安全確保の点か
ら、レーザ光の出力が制限を受け遠距離での視認が困難
となる。前記した様に、対象反射体からの反射光を検出
して該対象反射体を中心に往復走査させることで見掛上
の輝度が増大するが、直射日光が当たる様な場所ではや
はり視認が困難であるという問題があった。 【0008】又、後者の対象体では、対象体が遠距離に
なるにつれて光が光電変換素子を横切る速さが早くな
り、対象体の光電変換素子や電気回路に速い応答速度が
要求され、消費電力、低価格化の点で問題があった。 【0009】本発明は斯かる実情に鑑み、野外での測定
或は周囲がレーザ光に対して明るい様な環境でも、対象
体に当たったレーザ光の位置が容易に分かる様にし、低
価格化、低消費電力を実現するものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は、回転レーザレ
ベルから射出されるレーザ光が照射される対象体に於い
て、光透過板と、該光透過板の表面に形成されレーザ光
を回転レーザレベルに向けて反射する反射部と、前記光
透過板の裏面に設けられ上下に分割された光電変換部
と、駆動部を具備した表示部とを有し、前記光透過板を
透過して前記光電変換部に受光されるレーザ光の位置に
基づき前記駆動部が前記表示部にレーザ光の照射位置と
対応した表示を行わせる様構成した対象体に係るもので
ある。 【0011】 【作用】照射されたレーザ光は前記上下に分割された光
電変換部に入射され、光電変換される。レーザ光の照射
位置により上下の前記光電部からの出力差が生じ、前記
駆動部は出力差を基に、レーザ光の受光状態を表示
表示する。 【0012】 【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。 【0013】本実施例を説明する前に、先ず回転レーザ
レベル11について図6により概略を説明する。 【0014】図中、1aはレーザ変調駆動回路であり、
該レーザ変調駆動回路1aはレーザ光発光部1のレーザ
ダイオード1bへの動作電流を変調し、該レーザ光発光
部1bからは変調された直線偏光のレーザ光が発せられ
る。レーザ変調駆動回路1aは、図9に示される様に、
変調信号30を増幅器31を介してスイッチング素子3
2に入力し、レーザダイオード1bに対する通電電流を
制御する構成となっている。レーザ光発光部1からのレ
ーザ光はハーフミラー2又は孔開きミラー、λ/4波長
板3を透過し、円偏光レーザ光4に偏光され、該円偏光
レーザ光4は、回転するペンタプリズム5を介して射出
され、回転走査される。 【0015】円偏光レーザ光4が照射される対象体の一
つである前記対象反射体6を図7に於いて説明する。 【0016】対象反射体6は反射板7とλ/4波長板8
から成っており、前記円偏光レーザ光4がλ/4波長板
8を透過することで直線偏光に偏光され、前記反射板7
で反射され、この反射光4′が再び前記λ/4波長板8
を透過することで、前記円偏光レーザ光4に対して逆回
転方向の円偏光に偏光される。前記反射光4′は前記回
転レーザレベル11に入光し、ペンタプリズム5を経て
前記λ/4波長板3を透過する。λ/4波長板3を透過
することで反射光4′は直線偏光に偏光され、前記ハー
フミラー2で反射光検出器9に向かって反射される。該
反射光検出器9には直線偏光板10が設けられ、該直線
偏光板10の偏光面は、前記反射光4′が直線偏光とな
った偏光面と合致している。而して、反射光検出器9は
前記反射板7からの反射光を検知し、回転レーザレベル
11は検出した位置を中心に往復走査する。 【0017】これに対して、図8に示される様に、回転
レーザレベル11からの円偏光レーザ光4が対象反射体
6以外の不要反射体12に照射された場合、該不要反射
体12からの反射光の偏光状態は円偏光レーザ光4と同
回転方向の円偏光となる。この為、不要反射体12から
の反射光は回転レーザレベル11内部の前記λ/4波長
板3で直線偏光に偏光された場合、前記反射光4′の直
線偏光とは偏光方向が90°異なることとなって偏光板
10を透過しない為、前記反射光検出器9は検知しな
い。而して、該反射光検出器9は、前記対象反射体6か
らの反射光のみを受光する。 【0018】以上は、回転レーザレベル11自体が、対
象反射体6の反射光を確認する場合を述べたが、作業者
による対象反射体6へのレーザ光の照射を視認する場合
は対象反射体6での反射、拡散を観察する。 【0019】次に、図1〜図3により本実施例に係る対
象反射体20を説明する。 【0020】プラスチック、ガラス等で縦長の矩形形状
の光透過板13の反射面(表面)側の片側部に所要幅で
反射部15を形成する。反射部15は反射層14の表面
にλ/4波長板8を重合させたものである。又、前記光
透過板13の左右両側縁には上下に2分する位置にノッ
チ16を刻設する。 【0021】前記光透過板13の裏面に光電変換板17
を貼設する。該光電変換板17には光電池の一種である
太陽電池等が用いられ、又前記光電変換板17は前記左
右のノッチ16を結ぶ直線で上光電変換部17a、下光
電変換部17bに分割されており、それぞれが独立して
受光状態を出力する様になっている。 【0022】前記光透過板13の表面所要位置に、表示
器18を設ける。該表示器18は図5で示す様な駆動回
路21を具備すると共に該駆動回路21により駆動され
る下向き矢印19a、合致線19b、上向き矢印19c
から成る液晶表示部19を有している。 【0023】前記駆動回路21は前記上光電変換部17
a、下光電変換部17bの受光状態に応じて、前記液晶
表示部19の下向き矢印19a、合致線19b、上向き
矢印19cのいずれかを駆動表示させるものであり、同
調回路22a,22b、信号処理器23a,23b、制
御回路24を具備している。 【0024】以下、作用を説明する。 【0025】尚、レーザ光反射部15で反射されたレー
ザ光に関しては、図7で示したと同様であるので説明を
省略する。 【0026】レーザ光が光電変換板17に投射される
と、投射された位置により異なった受光信号が前記駆動
回路21に発せられる。即ち、レーザ光が光電変換板1
7に投射されると上光電変換部17aからの受光信号が
前記同調回路22aに入力される。一方前記下光電変換
部17bはレーザ光を受光していないので受光信号を前
記同調回路22bに入力しない。 【0027】前記同調回路22aは図5に示す様に、上
光電変換部17aからの電流信号aの内、太陽光等によ
る直流成分や種々のノイズをカットし、レーザ光による
信号だけを電圧信号bとして出力する。前記同調回路2
2aからの信号は前記信号処理器23aで増幅し、且検
波して直流に変換されたcとして得られる。 【0028】而して、光電変換素子の負荷として同調回
路を用いることにより抵抗負荷に比して太陽光等の外乱
光の影響が少なくなる為、S/Nの良い、大振幅の信号
が得られる。従って利得帯域積の小さい増幅回路で構成
でき、低消費電力、低価格化が実現できる。 【0029】同様に、前記下光電変換部17bからの信
号を前記同調回路22b、信号処理器23bでノイズを
除去した直流信号に変換する。前記制御回路24には前
記信号処理器23a、信号処理器23bからの信号が入
力され、両信号の比較を行う。前記上光電変換部17a
がレーザ光を受光しているので、前記信号処理器23a
からの信号が大きく、前記制御回路24は前記上向き矢
印19cを駆動し、作業者にレーザ光の受光位置を上方
へ移動させる旨の表示をする。尚、前記駆動回路21に
デレイ回路等を設け、同調回路22aからの信号入力で
所定時間前記液晶表示部19の表示を保持する様にして
もよい。而して、作業者はレーザ光の反射を確認するこ
とに加えて液晶表示部19による確認を行えるので、外
光が強くレーザ光の確認が困難な状態でも支障なく作業
を行える。 【0030】次に、レーザ光が前記下光電変換部17b
に投射した場合は、同様にして前記下向き矢印19aを
表示させ、作業者にレーザ光の受光位置を下方へ移動さ
せる旨教示する。 【0031】更に、レーザ光が上光電変換部17aと下
光電変換部17bの丁度境界を投射した場合は、前記信
号処理器23a、信号処理器23bからの信号値が同一
となり、両信号の偏差が0となる。この時は前記制御回
路24は前記合致線19bを駆動表示し、作業者に対象
反射体20のレーザ光受光の位置が適正であることを知
らせる。作業者は、前記ノッチ16を利用して壁面等に
マーキングをする。 【0032】図4は他の実施例を示すものであり、前記
液晶表示部19の代わりにブザー25を設け、対象反射
体20の位置合わせがなされるとブザー25が鳴る様に
するか、或は前記光電変換板17の受光状態に応じて、
ブザー25の鳴り方を変える。又、表示手段として液晶
表示部19、ブザー25を併用してもよく、或は液晶以
外の表示を用いてもよい。又反射部15、光電変換板1
7の設ける位置、形状については適宜変更が可能であ
る。 【0033】又、一般にレーザ光のスポット径は小さ
く、この為上光電変換部17a、下光電変換部17bの
境界近傍をレーザ光が投射する場合は、手振れ、その他
の振動により下向き矢印19a、合致線19b、上向き
矢印19cが頻繁に切替わる可能性があり、位置合わせ
を難しくする可能性がある。この様な場合は、前記光透
過板13を光拡散透過性材料とするか、或は光透過板1
3の裏面を拡散面にするか等し、光電変換板17の受光
面でのレーザ光のスポット径を拡大する様にしてもよ
い。 【0034】或は、光透過板13から太陽光等外光の入
射があると、光電変換板17が受光し、誤動作の原因と
なる為、前記回転レーザレベル11からのレーザ光に合
致したレーザ光のみを透過させる偏光板を設けてもよ
い。 【0035】又、上記実施例は反射部を有する対象体に
ついて述べたが、反射部を有さない対象体にも実施可能
であることは勿論である。 【0036】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、外光が
強い環境でも又遠距離であっても、対象体に投射された
レーザ光を確実に確認し得、又レーザ光の走査位置の確
認も容易となり、更に、安価で電池寿命も長いという優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。 【図2】同前側面図である。 【図3】同前斜視図である。 【図4】他の実施例の正面図である。 【図5】前記実施例に於ける液晶表示部の駆動回路を示
すブロック図である。 【図6】回転レーザレベルの基本構成図である。 【図7】回転レーザレベルに対して設けられる対象反射
体の説明図である。 【図8】回転レーザレベルと対象反射体、不要反射体と
の関係を示す説明図である。 【図9】レーザ変調駆動の一例を示す回路図である。 【符号の説明】 13 光透過板 15 反射部 17 光電変換板 17a 上光電変換部 17b 下光電変換部 19 液晶表示部 19a 下向き矢印 19b 合致線 19c 上向き矢印 21 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿出川 俊和 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社 トプコン内 (56)参考文献 特開 昭62−95419(JP,A) 実開 平5−59233(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 5/00 G01C 15/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転レーザレベルから射出されるレーザ
    光が照射される対象体に於いて、光透過板と、該光透過
    板の表面に形成されレーザ光を回転レーザレベルに向け
    て反射する反射部と、前記光透過板の裏面に設けられ上
    下に分割された光電変換部と、駆動部を具備した表示部
    とを有し、前記光透過板を透過して前記光電変換部に受
    光されるレーザ光の位置に基づき前記駆動部が前記表示
    部にレーザ光の照射位置と対応した表示を行わせる様構
    成したことを特徴とする対象体。
JP26417093A 1993-09-28 1993-09-28 対象体 Expired - Fee Related JP3441495B2 (ja)

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JPH10296339A (ja) * 1997-04-24 1998-11-10 Toyo Koki:Kk 曲げ加工方法およびその装置
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