JP3435589B2 - パネルシャッターにおけるガイドローラの取付け構造 - Google Patents
パネルシャッターにおけるガイドローラの取付け構造Info
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Description
建付けられるパネルシャッターにおけるガイドローラの
取付け構造の技術分野に属するものである。
には、連結チエン、連結ワイヤ、連結ベルト等の連結条
を介して複数のパネル体を一連状に連結し、これらパネ
ル体を、開口部左右に設けられる開閉用ガイドレールに
直列状に下降させて開口部を閉鎖する閉鎖姿勢と、天井
収納部に内装の収納用ガイドレールに並列状に収納され
る収納姿勢とに変姿させるように構成したものがある。
そしてこのものでは、パネル体の左右両側端からローラ
軸を突設し、該ローラ軸外端に設けたガイドローラを前
記各ガイドレールに転動案内させると共に、前記連結条
を連結していた。この場合、ローラ軸は、抜止めされる
状態で各パネル体に取付ける必要があり、そこで従来、
実公平2−48630号公報に示される如く、ローラ軸
20に係止溝20aを設け、パネル体1上面から螺装し
たビス21を係止溝に遊嵌状に嵌合させることで、ロー
ラ軸20が抜止めされる状態で相対移動できるようにし
たもの提唱した。
は、ローラ軸20をパネル体に嵌挿した後、いちいちビ
ス21の螺入作業が要求されることになって作業性に劣
るという問題があり、ここに本発明が解決しようとする
課題があった。またさらに、パネル体の交換等のメンテ
ナンス性を改善することも本発明が解決しようとする課
題でもある。
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、請求項1の発明は、連結条を介し
て一連状に連結される複数のパネル体を、開口部左右の
開閉用ガイドレールに直列状に下降して開口部を閉鎖す
る閉鎖姿勢と、天井側収納部に内装の収納用ガイドレー
ルに並列状に収納される収納姿勢とに変姿させるように
構成してなるパネルシャッターにおいて、前記ガイドロ
ーラに転動案内されるガイドローラ用のローラ軸をパネ
ル体の左右両側端に突設するにあたり、ローラ軸はパネ
ル体に対して嵌め込み方向の移動限界位置を存するよう
にして嵌挿されるものとし、かつ、ローラ軸のパネル体
に嵌挿する内端側部位に係止溝を形成する一方、パネル
体側には、係止溝周面に弾性的に当接してローラ軸の自
由な左右移動を制限すべく弾性材で形成され、ローラ軸
の外側から内側に向けての嵌め込み方向への移動は許容
するが、逆の抜け方向への移動はローラ軸が前記嵌め込
み方向の移動限界位置よりも抜け方向に移動した移動規
制位置で係止溝内側周面に係止して抜け方向の移動規制
をするよう内側ほどローラ軸に近接すべく傾斜した抜止
め部材を設けたパネルシャッターにおけるガイドローラ
の取付け構造である。これによって、ローラ軸は、端に
バネル体に差し込むだけのワンタッチ作業で抜止め状に
取付けられて作業性が向上する。また、ローラ軸の自由
な左右方向の移動を制限することができる。請求項2の
発明は、請求項1において、パネル体を構成する框材
は、前記ローラ軸を出没自在に貫通支持する軸受部材が
覗けるよう裏側開口が設けられる框本体と、該裏側開口
を開閉すべく框本体に着脱自在に設けられる裏板材とを
備えて構成する一方、軸受部材に抜止め部材を設けると
共に、裏板材は、パネル体に嵌め込まれる薄板材用の押
縁であるパネルシャッターにおけるガイドローラの取付
け構造である。これによって、裏板材を取外すことでロ
ーラ軸の取外しができると共に、裏板材は、パネル体に
嵌め込まれる薄板材用の押縁にすることができ、これに
よって部材の兼用化を計ることができる。請求項3の発
明は、請求項2において、軸受部材は、ローラ軸を二点
支持するための内外支持片が形成されるものとし、内側
支持片に穿設される第一貫通孔を、外側支持片の第二貫
通孔よりも小径とする一方、ローラ軸には、内端側に第
一貫通孔に貫通して支持される小径軸部を、ガイドロー
ラが設けられる外端側に第二貫通孔を貫通して支持され
る大径軸部を形成し、これら大小軸部間には、小径軸部
に隣接し、第一貫通孔より大径であるが第二貫通孔より
は小径のフランジ部と、大径軸部に隣接し、フランジ部
より小径の係止溝が形成されているパネルシャッターに
おけるガイドローラの取付け構造である。
〜図11に示す図面に基づいて説明する。該図面におい
て、1は建築物の開口部に建付けられるパネルシャッタ
ーのシャッターカーテンを構成するパネル体であって、
各パネル体1の左右両端上部側には、後述のローラ軸3
が左右外側方に向けてそれぞれ突設されており、該ロー
ラ軸3に、ガイドローラ2が軸承されると共に、各パネ
ル体1を一連状に連結するための連結チエン4が枢結さ
れている。一方、開口部上方の天井収納部5に固着され
る左右一対のブラケット5aにはスプロケット6が軸支
されており、該スプロケット6に前記連結チエン4が噛
合している。そして、電動モータを用いて構成される駆
動手段6aによりスプロケット6を正逆駆動させること
で連結チエン4の巻上げ、巻下しをし、これによってパ
ネル体1は、開口部左右両側に立設の開閉用ガイドレー
ル7に前記ガイドローラ2が転動案内される状態で直列
状に下降して、開口部を閉鎖する閉鎖姿勢と、天井収納
部5に設けた横向きの収納用ガイドレール8に並列状に
収納される収納姿勢とに変姿する構成となっている。
尚、9は後述するように各パネル体1の左右両端下部側
に設けられる補助ローラ9である。
合成樹脂板等の薄板材10と、パネル体四周を枠組みす
る左右一対の縦框材11、上下一対の横框材12、中框
材13とを備えて構成されるが、本実施の形態におい
て、各框材11、12、13の枠組みは、横框材12に
縦框材11、中框材13を嵌め込んで枠組みする設定に
なっており、そのため、横框材12は、縦框材11、中
框材13に対して、表裏にそれぞれ板厚相当分だけ厚く
設定されている。そして、開閉用ガイドレール7のガイ
ド溝7aに嵌合する縦框材11の少なくとも表側面部
(室外側面部)には、横框材12の表面と略面一状にな
るようシール用のスペーサ14が止着されている。
ニウム等の部材を押出し型成形、あるいは帯状鋼板をロ
ール成形等で曲げ加工することにより形成され、各框材
11、12、13に形成される凹溝11a、12a、1
3aに前記薄板材10の周縁部が弾性シール材10aを
介してそれぞれ嵌合止着される。また、縦框材11と中
框材13とは、表側面部を構成し、裏側が開口した框本
体11b、13bと、押縁となると共に裏側開口(框開
口)を閉鎖する裏板材11c、13cとを、薄板材10
の周縁支持部位で螺子11d、13dを介して止着する
ことで一体に組付けられるものであり、そうしてパネル
体1は、予め横框材12に前記縦、中框本体11b、1
3bを枠組みしたものに薄板材10を嵌め込んだ後、
縦、中裏板材11c、13cを縦、中框本体11b、1
3bにそれぞれ組付けることで組立られる設定となって
おり、これによって、薄板材10の交換ができる設定に
なっている。
方向)に出没自在に支持する支持ブラケット(本発明の
軸受部材)であって、該支持ブラケット15は、板材を
正面視略冂字形に折曲して形成され、その上面部15f
が上側横框材12の板面に一体に螺着され、下方に延出
する内外一対の支持片15a、15bが縦框本体11b
の内外板面にそれぞれ一体に螺着することで縦框本体1
1bに内装される状態で組付けられているが、そのうち
の内側支持片15aは、中間部でクランク状に折曲して
段差面部15cが形成されており、内外側支持片15
a、15bには、該段差面部15cの上方に位置して第
一、第二貫通孔15d、15eがそれぞれ穿設され、そ
して前記ローラ軸3を、縦框本体11bに穿設の貫通孔
11e側から第二、第一貫通孔15e、15dに嵌挿す
る設定となっている。
の内径、ローラ軸3の径は次ぎのように設定されてい
る。つまり、内側の第一貫通孔15dの内径Xは、外側
の第二貫通孔15eの内径Yよりも小径(X<Y)に設
定される。これに対し、ローラ軸3は、第一貫通孔15
dに貫通支持される内端側部位は該第一貫通孔15dに
対応して小径軸部3aに形成され、第二貫通孔15eに
貫通支持される外端側部位(中間部位)は第二貫通孔1
5eに対応して大径軸部3bに形成されている。因み
に、ローラ軸3は、大径軸部3bの外端側に隣接する状
態で前記連結チエン4の枢結部3eが形成され、さらに
その外端側にはガイドローラ2の軸承部3fが形成され
ている。さらにローラ軸3には、前記大、小径軸部3
b、3aのあいだに位置し、かつ小径軸部3aに隣接す
る状態で、第一貫通孔15dよりは大径であるが第二貫
通孔15eを通過するよう設定された軸径A(X<A≦
Y)を有したフランジ部3cが形成されており、該フラ
ンジ部3cと大径軸部3bとのあいだにフランジ部3c
よりも小径な軸径B(A>B)を有した溝幅Hの係止溝
3dが形成されている。そしてローラ軸3は、フランジ
部3cが内側支持片15aに当接(あるいはローラ軸3
の内端が縦框本体11bの内板面に当接)する位置を嵌
め込み限界として貫通する設定になっている。
持されたローラ軸3の抜止めをする抜止め部材であっ
て、該抜止め部材16は板状のバネ鋼等の弾性材で形成
され、ブラケット段差面部15cの下面に止着される基
端片16aと、該基端片16aの先端から内側上方に向
けて傾斜状に折曲する抜止め片16bとで略∠形状に形
成されている。そして抜止め部材16は、基端片16a
を段差面部15cに止着した状態で、抜止め片16bの
先端部が前記貫通支持されたローラ軸3の係止溝3dに
弾性的に当接する設定になっている。ここで抜止め部材
16は、前記ローラ軸3を嵌挿する過程で、ローラ軸3
の内端およびフランジ部3cが傾斜する抜止め片16b
に当たることで弾性変形してこれらを乗り越えてローラ
軸3を所定位置まで押し込むことで抜止め片16bの先
端が係止溝3dに落ち込むことになるが、ローラ軸3
は、この落ち込み状態になることで、抜止め片16bの
先端縁が係止溝3dの内側周面に相当するフランジ部3
c外側周面に係止して抜け方向(外方側)の移動規制が
なされ、而して、ローラ軸3は、前述した嵌め込み方向
の移動限界位置とこの抜け方向(外方側)の移動規制位
置とのあいだで内外方向への移動ができる設定になって
いる。
ローラ2よりも内方側に位置して開閉用ガイドレール7
のガイド溝7a室内側面を転動するようになっている
が、該補助ローラ9は、平面視略L字状の補助ローラ用
取付け部材17の折曲先端部17aに軸承されている。
そして、取付け部材17の基端部17bを、縦框本体1
1bの外側面に穿設された長孔11fを介して縦框本体
11b内に嵌め込んだ状態で框本体11b側に螺子17
cにより止着することでパネル体1に装着される構成と
なっている。
溝7aは、前記室内側に偏倚された補助ローラ9を収納
する分だけパネル体厚よりも幅広となっており、このた
めガイド溝7aの室内側溝側片7bの内端部に突面部7
cを形成して、該突面部7cとパネル体1室内側面とが
近接対向するように構成されている。さらに、開閉用ガ
イドレール7は、ガイド溝7aを深く形成して、パネル
体1の一端部を一方のガイド溝7aの溝底面7dまで押
しやることでパネル体1他端部がガイド溝7aから抜け
出すように寸法設定されていて、開閉用ガイドレール7
部位においてパネル体1の着脱ができるように設定され
るが、補助ローラ9が縦框本体11bに止着されている
状態では、パネル体1他端部がガイド溝7aから抜け出
す以前の段階で補助ローラ9が突面部7cの側面に当接
して、パネル体1がガイド溝7aから外れない設定とな
っている。一方、パネル体1を取外す場合には、まず縦
框材11の裏板材11cを取外し、螺子17cを外した
後、パネル体1を左右何れか一方に押しやることで、他
方の補助ローラ9が突面部7cに当たることでガイド溝
7aの溝奥側に外れ、この状態で、さらに該他側の抜止
め部材16を適宜工具等を用いて抜止め片16bを係止
溝3dから抜け出るよう弾性変形させながらローラ軸3
を押しやる等して支持ブラケット15から抜き出す。次
いでパネル体1を左右方向他側に移動させて同様にして
一方の側の補助ローラ9、ローラ軸3をパネル体1から
取外すことができ、而して、パネル体1を補助ローラ
9、ローラ軸3のない状態で開閉用ガイドレール7から
取外すことができるように設定されている。
が天井部側の支持ブラケット5aに臨んでいるが、支持
ブラケット5aはその板面がガイド溝7aの溝底面7d
よりも内方に位置して設けることで左右方向の振れを回
避するようになっており、このため、開閉用ガイドレー
ルガイド溝7aの溝底面7d上部には、支持ブラケット
5a側ほど溝浅になるようテーパ面部7eが設けられて
いる。
において、シャッターカーテンを構成するパネル体1の
左右両端上部側に、ガイドローラ2が組付けられたロー
ラ軸3が取付けられることになるが、ローラ軸3は、前
述したようにローラ軸3内端を縦框材11の外側面側か
ら差し込み、ローラ軸3に形成された係止溝3dに抜止
め部材16の抜止め片16bが係止するまで嵌め込めば
よく、このように嵌挿することで、ローラ軸3は左右方
向に出没自在でかつ抜止め状に装着されることになる。
従って、パネル体1へのローラ軸3の装着は、単にパネ
ル体1の外側方から単に嵌挿するだけのワンタッチ操作
で組付けることができることになって、従来のパネル体
上面からビスを螺装させるもののように、取付け作業が
煩雑になることがなく極めて簡単かつ容易に装着できる
ことになる。これに対してローラ軸3を取外す場合で
は、縦框材11の裏板材11cを取外して、抜止め部材
16の抜止め片16aを下側に押し戻して押しやれば簡
単に取外すことができる。
3は、係止溝3dに抜止め片16b先端縁が弾圧状に当
接していて自由な左右移動が制限される構成になってい
るため、ローラ軸3が不用意に左右に相対移動して各パ
ネル体1が左右不揃いの状態で閉鎖することが回避され
る。因みに、ローラ軸3は、支持ブラケット15に二点
支持されるものの、第一、第二貫通孔15d、15eと
ローラ軸3とは貫通を許容するための寸法差があり、こ
のためパネル体1が連結チエン4によって吊り持ちされ
ている状態では、パネル体1の自重を受けてパネル体1
から抜け出る方向に移動しようとし、これを抜止め部材
16の抜止め片16bのフランジ部3cへの当接により
抜止めすることになるが、本実施の形態では、前述した
ように抜止め片16bの弾圧状の係止によりローラ軸3
の自由な左右移動が制限されてこの状態が維持されるこ
ととなり、この結果、吊り込み当初において、パネル体
1が左右に不揃い状態であったとして、これが開閉を何
回か繰り返すうちに是正されて自然に左右に揃った状態
となり、そしてこの揃った状態に維持されると共に、ロ
ーラ軸3の摩耗を防止できるという利点もある。勿論、
抜止め部材16の弾圧力を越えた左右方向の負荷が働け
ばローラ軸3が相対移動してこの負荷を吸収することは
いうまでもない。
縦框材11に内装されて外部に露出することがないた
め、該抜止め部材16を、図4に示すように、開閉用ガ
イドレール7のガイド溝7aから外れた内側位置で抜止
め係止する構成(つまり係止溝3dがガイド溝7aに入
らない構成)にして抜止め解除の操作が容易になるよう
にしても、何ら外観を損なうことがない。
縦框裏板材11cを外し、抜止め部材16によるローラ
軸3の抜止め係止を解除してローラ軸3を支持ブラケッ
ト15から押し出すれば、パネル体1がガイドレール7
に位置する状態であってもパネル体1からローラ軸3を
取外すことができ、従つて、従来の抜止め用のビスをパ
ネル体1の上縁から螺装するもののように、天井収納部
5においてパネル体1の交換作業(着脱作業)が強いら
れることはなく、開閉用ガイドレール7に位置する状態
で交換作業ができることになって作業性が向上する。
材11の框本体11bに設けられており、裏板材11を
取外して補助ローラ9をガイド溝7aの溝奥側に押しや
ることで、パネル体1を開閉用ガイドレール7部位で取
外すことができ、これによって、補助ローラ9の着脱も
開閉用ガイドレール部位で簡単に行うことができて交換
のための作業性を妨げるものにはならない。
ことは勿論なく、ローラ軸の係止溝の内側周面に係止し
てローラ軸の抜止めをする抜止め部材は、前記第一の実
施の形態のように略∠形状ではなく、例えば図12の第
二の実施の形態に示すもののように、抜止め部材19
は、基端部19aが支持ブラケット15の外側支持片1
5bに止着されており、直線状の抜止め片19bの先端
部がローラ軸係止溝3dの内側周面に係止する構成にし
てもよく、このものでもローラ軸3の抜け方向の移動を
規制することができる。さらに、該抜止め部材19は、
抜止め片19bの先端縁部が円弧状に切欠かれており、
該円弧状切欠き縁部がローラ軸外周面に沿う構成として
おり、ローラ軸3に対する当接面が大きく確保されたも
のとなっているが、このように抜止め部材の先端をロー
ラ軸外形に沿わせたものにすることによって、抜止め部
材による抜止めをさらに確実にすることができる。
体一部切欠き背面図である。
す要部正面図である。
る。
り、図11(Y)同側面図であり、図11(Z)は同平
面図である。
ラケットへの取付け状態を示す要部正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 連結条を介して一連状に連結される複数
のパネル体を、開口部左右の開閉用ガイドレールに直列
状に下降して開口部を閉鎖する閉鎖姿勢と、天井側収納
部に内装の収納用ガイドレールに並列状に収納される収
納姿勢とに変姿させるように構成してなるパネルシャッ
ターにおいて、前記ガイドローラに転動案内されるガイ
ドローラ用のローラ軸をパネル体の左右両側端に突設す
るにあたり、ローラ軸はパネル体に対して嵌め込み方向
の移動限界位置を存するようにして嵌挿されるものと
し、かつ、ローラ軸のパネル体に嵌挿する内端側部位に
係止溝を形成する一方、パネル体側には、係止溝周面に
弾性的に当接してローラ軸の自由な左右移動を制限すべ
く弾性材で形成され、ローラ軸の外側から内側に向けて
の嵌め込み方向への移動は許容するが、逆の抜け方向へ
の移動はローラ軸が前記嵌め込み方向の移動限界位置よ
りも抜け方向に移動した移動規制位置で係止溝内側周面
に係止して抜け方向の移動規制をするよう内側ほどロー
ラ軸に近接すべく傾斜した抜止め部材を設けたパネルシ
ャッターにおけるガイドローラの取付け構造。 - 【請求項2】 請求項1において、パネル体を構成する
框材は、前記ローラ軸を出没自在に貫通支持する軸受部
材が覗けるよう裏側開口が設けられる框本体と、該裏側
開口を開閉すべく框本体に着脱自在に設けられる裏板材
とを備えて構成する一方、軸受部材に抜止め部材を設け
ると共に、裏板材は、パネル体に嵌め込まれる薄板材用
の押縁であるパネルシャッターにおけるガイドローラの
取付け構造。 - 【請求項3】 請求項2において、軸受部材は、ローラ
軸を二点支持するための内外支持片が形成されるものと
し、内側支持片に穿設される第一貫通孔を、外側支持片
の第二貫通孔よりも小径とする一方、ローラ軸には、内
端側に第一貫通孔に貫通して支持される小径軸部を、ガ
イドローラが設けられる外端側に第二貫通孔を貫通して
支持される大径軸部を形成し、これら大小軸部間には、
小径軸部に隣接し、第一貫通孔より大径であるが第二貫
通孔よりは小径のフランジ部と、大径軸部に隣接し、フ
ランジ部より小径の係止溝が形成されているパネルシャ
ッターにおけるガイドローラの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33105695A JP3435589B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | パネルシャッターにおけるガイドローラの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP33105695A JP3435589B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | パネルシャッターにおけるガイドローラの取付け構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09144451A JPH09144451A (ja) | 1997-06-03 |
JP3435589B2 true JP3435589B2 (ja) | 2003-08-11 |
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Family Applications (1)
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1995
- 1995-11-27 JP JP33105695A patent/JP3435589B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09144451A (ja) | 1997-06-03 |
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