JP3431802B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents
対物レンズ駆動装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)やDVD(デジタルビデオディスク)などの
光記録ディスクの再生に用いられる光ピックアップの対
物レンズ駆動装置に関するものである。さらに詳しく
は、対物レンズを保持したレンズホルダのホルダ支持部
材上でのがた付きを防止するための構造に関するもので
ある。
ディスク)やDVD(デジタルビデオディスク)などの
光記録ディスクの再生に用いられる光ピックアップの対
物レンズ駆動装置に関するものである。さらに詳しく
は、対物レンズを保持したレンズホルダのホルダ支持部
材上でのがた付きを防止するための構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】CDやDVDなどの光記録ディスクの再
生に用いられる光ピックアップの対物レンズ駆動装置と
しては、対物レンズを保持していると共に軸孔を備えた
レンズホルダと、軸孔に差し込まれてレンズホルダをト
ラッキング方向に回転可能およびフォーカシング方向に
移動可能に支持したホルダ支軸を備えたホルダ支持部材
と、レンズホルダをホルダ支軸に沿って移動させるとと
もに、該ホルダ支軸周りに回転させる磁気回路とを有す
る軸摺動方式のものが知られている。
生に用いられる光ピックアップの対物レンズ駆動装置と
しては、対物レンズを保持していると共に軸孔を備えた
レンズホルダと、軸孔に差し込まれてレンズホルダをト
ラッキング方向に回転可能およびフォーカシング方向に
移動可能に支持したホルダ支軸を備えたホルダ支持部材
と、レンズホルダをホルダ支軸に沿って移動させるとと
もに、該ホルダ支軸周りに回転させる磁気回路とを有す
る軸摺動方式のものが知られている。
【0003】この構造の対物レンズ駆動装置において、
レンズホルダをホルダ支軸に対して中立位置に安定させ
るために、特公平7−31814号公報には磁気回路を
用いた磁気ばね方式が提案されている。この方式では、
ホルダ支持部材にマグネットを取付け、このマグネット
と対峙するようにレンズホルダに磁性片を取付けてあ
り、マグネットに磁性片が磁気吸引されることによりレ
ンズホルダが中立位置に保持されるようになっている。
レンズホルダをホルダ支軸に対して中立位置に安定させ
るために、特公平7−31814号公報には磁気回路を
用いた磁気ばね方式が提案されている。この方式では、
ホルダ支持部材にマグネットを取付け、このマグネット
と対峙するようにレンズホルダに磁性片を取付けてあ
り、マグネットに磁性片が磁気吸引されることによりレ
ンズホルダが中立位置に保持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような軸摺動方式
の対物レンズ駆動装置では、ホルダ支軸は金属製なので
機械加工によって精度良く形成できるが、レンズホルダ
は樹脂成形品なのでそれほど精度を上げることができな
い。従って、ホルダ支軸と軸孔の間にがた付きが生じや
すく、このようながた付きがあると、軸孔の内周面にホ
ルダ支軸が片当たりになる。これでは、レンズホルダの
摺動、回転が円滑に行えないおそれがある。また、この
ようながた付きがあると、レンズホルダに複共振が発生
して、その適正な駆動が阻害されるおそれもある。さら
には、がた付きのためにレンズホルダがホルダ支軸に対
して傾き、すなわち、対物レンズが傾いてしまい、光ピ
ックアップの光学性能が劣化するおそれもある。
の対物レンズ駆動装置では、ホルダ支軸は金属製なので
機械加工によって精度良く形成できるが、レンズホルダ
は樹脂成形品なのでそれほど精度を上げることができな
い。従って、ホルダ支軸と軸孔の間にがた付きが生じや
すく、このようながた付きがあると、軸孔の内周面にホ
ルダ支軸が片当たりになる。これでは、レンズホルダの
摺動、回転が円滑に行えないおそれがある。また、この
ようながた付きがあると、レンズホルダに複共振が発生
して、その適正な駆動が阻害されるおそれもある。さら
には、がた付きのためにレンズホルダがホルダ支軸に対
して傾き、すなわち、対物レンズが傾いてしまい、光ピ
ックアップの光学性能が劣化するおそれもある。
【0005】このような弊害を回避するために、本件出
願人は、先に、特願平8−71582号において、磁気
ばね方式の中立位置保持手段を構成するマグネットと磁
性片とを利用して、次のようにレンズホルダに対してホ
ルダ支軸に直交する方向の側圧を付与することにより、
ホルダ支軸と軸孔の間のがた付きを除去する構造を提案
している。
願人は、先に、特願平8−71582号において、磁気
ばね方式の中立位置保持手段を構成するマグネットと磁
性片とを利用して、次のようにレンズホルダに対してホ
ルダ支軸に直交する方向の側圧を付与することにより、
ホルダ支軸と軸孔の間のがた付きを除去する構造を提案
している。
【0006】すなわち、図6(a)に示すように、レン
ズホルダ3をホルダ支持部材4に対して中立位置に保持
するために、ホルダ支持部材4にはマグネット52、6
2が取り付けられ、レンズホルダ3にはマグネット5
2、62とそれぞれ対峙する磁性片11、12が取り付
けられている。マグネット52、62の磁気的中心5
1、61(磁極中心) はホルダ支軸45を中心とした点
対称の位置に取り付けられているのに対して、磁性片1
1、12は磁気的中心51、61からホルダ支軸4を回
転中心として逆方向に角度aだけずらして配置してあ
る。従って、マグネット52、62と磁性片11、12
の間には、磁性片11、12からマグネット52、62
の磁気的中心51、61に向けて第1および第2の磁気
的吸引力F1、F2が発生するので、レンズホルダ3に
はその合力が側圧Fとして作用する。それ故、レンズホ
ルダ3はホルダ支軸45に直交する方向に押し付けられ
るので、軸孔34とホルダ支軸45の間のがた付きが取
り除かれる。
ズホルダ3をホルダ支持部材4に対して中立位置に保持
するために、ホルダ支持部材4にはマグネット52、6
2が取り付けられ、レンズホルダ3にはマグネット5
2、62とそれぞれ対峙する磁性片11、12が取り付
けられている。マグネット52、62の磁気的中心5
1、61(磁極中心) はホルダ支軸45を中心とした点
対称の位置に取り付けられているのに対して、磁性片1
1、12は磁気的中心51、61からホルダ支軸4を回
転中心として逆方向に角度aだけずらして配置してあ
る。従って、マグネット52、62と磁性片11、12
の間には、磁性片11、12からマグネット52、62
の磁気的中心51、61に向けて第1および第2の磁気
的吸引力F1、F2が発生するので、レンズホルダ3に
はその合力が側圧Fとして作用する。それ故、レンズホ
ルダ3はホルダ支軸45に直交する方向に押し付けられ
るので、軸孔34とホルダ支軸45の間のがた付きが取
り除かれる。
【0007】しかしながら、この構造の対物レンズ駆動
装置では、図6(b)に示すように、レンズホルダ3を
トラッキング方向(例えば、矢印Aの方向)に回転駆動
すると、一方の磁性片11はマグネット52の磁気的中
心51から離れる方向に移動し、他方の磁性片12はマ
グネット62の磁気的中心62に近付く方向に移動す
る。このため、一方の磁性片11とマグネット52の間
に働く磁気吸引力F1は小さくなり、他方の磁性片12
とマグネット62の間に働く磁気吸引力F2は大きくな
るので、双方の磁気的吸引力F1、F2のバランスが崩
れ、それに伴って側圧Fの方向が急激に変化してしま
う。その結果、レンズホルダ3の適正な駆動が阻害さ
れ、光ピックアップの光学性能が劣化するおそれもあ
る。
装置では、図6(b)に示すように、レンズホルダ3を
トラッキング方向(例えば、矢印Aの方向)に回転駆動
すると、一方の磁性片11はマグネット52の磁気的中
心51から離れる方向に移動し、他方の磁性片12はマ
グネット62の磁気的中心62に近付く方向に移動す
る。このため、一方の磁性片11とマグネット52の間
に働く磁気吸引力F1は小さくなり、他方の磁性片12
とマグネット62の間に働く磁気吸引力F2は大きくな
るので、双方の磁気的吸引力F1、F2のバランスが崩
れ、それに伴って側圧Fの方向が急激に変化してしま
う。その結果、レンズホルダ3の適正な駆動が阻害さ
れ、光ピックアップの光学性能が劣化するおそれもあ
る。
【0008】そこで、本発明の課題は、レンズホルダを
予め定めた中立位置に保持するための磁気的吸引力を発
生するマグネットおよび磁性片を利用してレンズホルダ
に側圧を付与するにあたって、マグネットおよび磁性片
の配置構造を改良することにより、レンズホルダを駆動
した際でもレンズホルダに安定した側圧を付与すること
のできる対物レンズ駆動装置を提案することにある。
予め定めた中立位置に保持するための磁気的吸引力を発
生するマグネットおよび磁性片を利用してレンズホルダ
に側圧を付与するにあたって、マグネットおよび磁性片
の配置構造を改良することにより、レンズホルダを駆動
した際でもレンズホルダに安定した側圧を付与すること
のできる対物レンズ駆動装置を提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、対物レンズを保持していると共に軸孔
を備えたレンズホルダと、前記軸孔に差し込まれたホル
ダ支軸を備えたホルダ支持部材と、前記レンズホルダを
前記ホルダ支軸に沿ってその軸線方向および軸線回りに
駆動する磁気回路と、前記レンズホルダおよび前記ホル
ダ支持部材のうちの一方において、前記磁気回路におい
て周方向に分極着磁された複数のマグネットのみと組を
なすように取り付けられて前記磁気回路を駆動していな
い状態で前記レンズホルダを予め定めた中立位置に保持
する磁気的吸引力を前記マグネットとの間で発生させる
複数の磁性片とを有する対物レンズ駆動装置において、
前記磁性片と、該磁性片と組をなす前記マグネットとの
間に発生する磁気的吸引力の合力が前記レンズホルダに
対して前記ホルダ支軸と直交する方向の側圧を付与する
ように、前記マグネットと前記磁性片は、各組が互いに
等角度間隔の位置からずれた位置に配置され、かつ、各
組においては前記磁性片が前記マグネットの着磁分極線
に対峙するように配置されていることを特徴とする。
めに、本発明は、対物レンズを保持していると共に軸孔
を備えたレンズホルダと、前記軸孔に差し込まれたホル
ダ支軸を備えたホルダ支持部材と、前記レンズホルダを
前記ホルダ支軸に沿ってその軸線方向および軸線回りに
駆動する磁気回路と、前記レンズホルダおよび前記ホル
ダ支持部材のうちの一方において、前記磁気回路におい
て周方向に分極着磁された複数のマグネットのみと組を
なすように取り付けられて前記磁気回路を駆動していな
い状態で前記レンズホルダを予め定めた中立位置に保持
する磁気的吸引力を前記マグネットとの間で発生させる
複数の磁性片とを有する対物レンズ駆動装置において、
前記磁性片と、該磁性片と組をなす前記マグネットとの
間に発生する磁気的吸引力の合力が前記レンズホルダに
対して前記ホルダ支軸と直交する方向の側圧を付与する
ように、前記マグネットと前記磁性片は、各組が互いに
等角度間隔の位置からずれた位置に配置され、かつ、各
組においては前記磁性片が前記マグネットの着磁分極線
に対峙するように配置されていることを特徴とする。
【0010】本発明におけるマグネットの磁気的中心と
は、対応する面が分極着磁されておればその着磁分極線
に相当する部分を意味し、単極に着磁されておればその
中心位置を意味する。
は、対応する面が分極着磁されておればその着磁分極線
に相当する部分を意味し、単極に着磁されておればその
中心位置を意味する。
【0011】本発明では、レンズホルダを予め定めた中
立位置に保持するための磁気的吸引力を発生するマグネ
ットおよび磁性片を利用してレンズホルダに側圧を付与
するにあたって、磁性片をマグネットの磁気的中心から
ずれた位置に対峙させるのではなく、磁性片をマグネッ
トの磁気的中心に対峙させ、この状態で、マグネットお
よび磁性片を各組が互いに等角度間隔の位置からずれた
位置となるように配置してレンズホルダに側圧を付与す
る。従って、各組においてマグネットの磁気的中心に磁
性片がそれぞれ対峙している以上、レンズホルダを中立
位置から軸線周りに回転させた際に、いずれの磁性片も
マグネットの磁気的中心から同じ回転方向に同じ距離だ
け離れる。このため、レンズホルダが回転したとき、マ
グネットと磁性片との間に発生する各磁気的吸引力はい
ずれの組でも同じ分だけ小さくなるので、各組で磁気的
吸引力の大きさは等しいままである。それ故、レンズホ
ルダを駆動した際でも、各磁気的吸引力を合成してなる
側圧は、大きさおよび向きがわずかに変化するだけで安
定しているので、ホルダ支軸と軸孔の間にがた付きが発
生せず、レンズホルダを適正に駆動することができる。
さらに、磁気回路を駆動していない状態においてレンズ
ホルダを予め定めた中立位置に保持するための磁力を発
生させるマグネットと磁性片を利用して、レンズホルダ
に付与する側圧を発生させているので、この側圧を発生
させるための別の機構を追加する必要がない。
立位置に保持するための磁気的吸引力を発生するマグネ
ットおよび磁性片を利用してレンズホルダに側圧を付与
するにあたって、磁性片をマグネットの磁気的中心から
ずれた位置に対峙させるのではなく、磁性片をマグネッ
トの磁気的中心に対峙させ、この状態で、マグネットお
よび磁性片を各組が互いに等角度間隔の位置からずれた
位置となるように配置してレンズホルダに側圧を付与す
る。従って、各組においてマグネットの磁気的中心に磁
性片がそれぞれ対峙している以上、レンズホルダを中立
位置から軸線周りに回転させた際に、いずれの磁性片も
マグネットの磁気的中心から同じ回転方向に同じ距離だ
け離れる。このため、レンズホルダが回転したとき、マ
グネットと磁性片との間に発生する各磁気的吸引力はい
ずれの組でも同じ分だけ小さくなるので、各組で磁気的
吸引力の大きさは等しいままである。それ故、レンズホ
ルダを駆動した際でも、各磁気的吸引力を合成してなる
側圧は、大きさおよび向きがわずかに変化するだけで安
定しているので、ホルダ支軸と軸孔の間にがた付きが発
生せず、レンズホルダを適正に駆動することができる。
さらに、磁気回路を駆動していない状態においてレンズ
ホルダを予め定めた中立位置に保持するための磁力を発
生させるマグネットと磁性片を利用して、レンズホルダ
に付与する側圧を発生させているので、この側圧を発生
させるための別の機構を追加する必要がない。
【0012】本発明では、マグネットおよびその磁気的
中心に対峙する磁性片を所定の位置に配置することによ
って側圧を発生させているので、マグネットと磁性片と
の間に発生する磁気的吸引力の大きさが各組で等しくて
も側圧を発生させることができる。従って、各磁性片の
仕様などを共通にすることができる。
中心に対峙する磁性片を所定の位置に配置することによ
って側圧を発生させているので、マグネットと磁性片と
の間に発生する磁気的吸引力の大きさが各組で等しくて
も側圧を発生させることができる。従って、各磁性片の
仕様などを共通にすることができる。
【0013】本発明において、前記磁性片および前記マ
グネットは、たとえば、該マグネットの磁気的中心が前
記支軸を中心とする点対称の位置から相互に逆方向に向
けて同一の回転角度だけ偏位するように2組配置されて
いる。
グネットは、たとえば、該マグネットの磁気的中心が前
記支軸を中心とする点対称の位置から相互に逆方向に向
けて同一の回転角度だけ偏位するように2組配置されて
いる。
【0014】この場合には、前記マグネットとしては、
前記磁気回路において前記レンズホルダを前記軸線周り
に回転駆動するためのトラッキング用マグネットを利用
することができる。
前記磁気回路において前記レンズホルダを前記軸線周り
に回転駆動するためのトラッキング用マグネットを利用
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の対物レンズ駆動装置の実施の形態を説明する。
の対物レンズ駆動装置の実施の形態を説明する。
【0016】[実施の形態1]
(全体構成)図1は本発明の実施の形態1に係る対物レ
ンズ駆動装置の平面図、図2は図1におけるII−II線で
切断した部分の断面図である。
ンズ駆動装置の平面図、図2は図1におけるII−II線で
切断した部分の断面図である。
【0017】これらの図に示すように、対物レンズ駆動
装置1は、対物レンズ2を保持したレンズホルダ3と、
レンズホルダ3を移動可能に支持したホルダ支持部材4
を有している。ホルダ支持部材4は、円形の底壁41
と、底壁41の外周縁から直角に立ち上げた円筒状の外
ヨーク42と、底壁41の一部を垂直に切り起こすこと
により形成した一対の内ヨーク43、44と、底壁41
の中心から垂直に起立したホルダ支軸45とを備えてい
る。なお、底壁41の一部を直接に切り起こさないで別
部品とした内ヨーク43、44を取り付けても良い。
装置1は、対物レンズ2を保持したレンズホルダ3と、
レンズホルダ3を移動可能に支持したホルダ支持部材4
を有している。ホルダ支持部材4は、円形の底壁41
と、底壁41の外周縁から直角に立ち上げた円筒状の外
ヨーク42と、底壁41の一部を垂直に切り起こすこと
により形成した一対の内ヨーク43、44と、底壁41
の中心から垂直に起立したホルダ支軸45とを備えてい
る。なお、底壁41の一部を直接に切り起こさないで別
部品とした内ヨーク43、44を取り付けても良い。
【0018】レンズホルダ3は、上端が天板31で閉鎖
された筒状の胴部32と、胴部32の中心に形成された
円筒状の軸受け部33を備えている。軸受け部33の内
側はホルダ支軸45が差し込まれた軸孔34となってい
る。天板31の上面には、対物レンズ2が取り付けられ
ている。
された筒状の胴部32と、胴部32の中心に形成された
円筒状の軸受け部33を備えている。軸受け部33の内
側はホルダ支軸45が差し込まれた軸孔34となってい
る。天板31の上面には、対物レンズ2が取り付けられ
ている。
【0019】レンズホルダ3とホルダ支持部材4との間
には、レンズホルダ3をホルダ支軸45の軸線46周り
に回転させるトラッキング磁気回路と、レンズホルダ3
をホルダ支軸45に沿って軸線46の方向に移動させる
フォーカシング磁気回路が構成されている。トラッキン
グ磁気回路およびフォーカシング磁気回路は、レンズホ
ルダ3の外周面に取り付けられた同一仕様の一対のトラ
ッキング用駆動コイル7、8、同一仕様の一対のフォー
カシング用駆動コイル9、10、およびこれらの駆動コ
イルと対峙するように外ヨーク42の内周面に取り付け
られた同一仕様の第1および第2のマグネット5、6と
から構成されている。
には、レンズホルダ3をホルダ支軸45の軸線46周り
に回転させるトラッキング磁気回路と、レンズホルダ3
をホルダ支軸45に沿って軸線46の方向に移動させる
フォーカシング磁気回路が構成されている。トラッキン
グ磁気回路およびフォーカシング磁気回路は、レンズホ
ルダ3の外周面に取り付けられた同一仕様の一対のトラ
ッキング用駆動コイル7、8、同一仕様の一対のフォー
カシング用駆動コイル9、10、およびこれらの駆動コ
イルと対峙するように外ヨーク42の内周面に取り付け
られた同一仕様の第1および第2のマグネット5、6と
から構成されている。
【0020】図3は、レンズホルダ3を取り出して示す
斜視図である。この図も参照して説明すると、第1およ
び第2のトラッキング用駆動コイル7、8は略長方形の
縦断面をもつ扁平形状であり、その一方の端面がレンズ
ホルダ3の外周面に接着されている。第1および第2の
フォーカシング用駆動コイル9、10は略長方形の横断
面をもってホルダ支軸45の軸線46の方向に延びてお
り、その外周面がレンズホルダ3の外周面に接着されて
いる。フォーカシング用駆動コイル9、10は空芯コイ
ルであり、図1に示すように、その空芯部分には前記の
内ヨーク43、44が位置している。
斜視図である。この図も参照して説明すると、第1およ
び第2のトラッキング用駆動コイル7、8は略長方形の
縦断面をもつ扁平形状であり、その一方の端面がレンズ
ホルダ3の外周面に接着されている。第1および第2の
フォーカシング用駆動コイル9、10は略長方形の横断
面をもってホルダ支軸45の軸線46の方向に延びてお
り、その外周面がレンズホルダ3の外周面に接着されて
いる。フォーカシング用駆動コイル9、10は空芯コイ
ルであり、図1に示すように、その空芯部分には前記の
内ヨーク43、44が位置している。
【0021】第1および第2のマグネット5、6はトラ
ッキング用駆動コイル7、8が対峙した部分を中心とし
て周方向に分極着磁されており、そのトラッキング用駆
動コイル7、8が対峙した部分が第1および第2のトラ
ッキング用駆動マグネット部52、62となっている。
第1および第2のマグネット5、6はフォーカシング用
駆動コイル9、10の対峙する部分が単極に着磁され、
そこが第1および第2のフォーカシング用駆動マグネッ
ト部53、63となっている。従って、各駆動コイル
7、8、9、10に対してFPC基板13を介して行わ
れる給電を制御することにより、レンズホルダ3をトラ
ッキング方向(ホルダ支軸45の軸線46周りの回
転)、フォーカシング方向(ホルダ支軸45に沿う軸線
46方向への移動)に駆動することができる。
ッキング用駆動コイル7、8が対峙した部分を中心とし
て周方向に分極着磁されており、そのトラッキング用駆
動コイル7、8が対峙した部分が第1および第2のトラ
ッキング用駆動マグネット部52、62となっている。
第1および第2のマグネット5、6はフォーカシング用
駆動コイル9、10の対峙する部分が単極に着磁され、
そこが第1および第2のフォーカシング用駆動マグネッ
ト部53、63となっている。従って、各駆動コイル
7、8、9、10に対してFPC基板13を介して行わ
れる給電を制御することにより、レンズホルダ3をトラ
ッキング方向(ホルダ支軸45の軸線46周りの回
転)、フォーカシング方向(ホルダ支軸45に沿う軸線
46方向への移動)に駆動することができる。
【0022】(中立位置保持手段の構成)本形態では、
トラッキング磁気回路およびフォーカシング磁気回路を
駆動していない状態においてレンズホルダ3を予め定め
た中立位置に保持する磁力を発生するために、レンズホ
ルダ3の外周面のうち、第1および第2のトラッキング
用駆動コイル7、8の内側には、同一仕様の第1および
第2の磁性片11、12が接着され、これらの磁性片1
1、12は各々、第1および第2のマグネット5、6の
第1および第2のトラッキング用駆動マグネット部5
2、62に対峙している。このため、トラッキング磁気
回路およびフォーカシング磁気回路を駆動していない状
態で、第1の磁性片11と第1のトラッキング用駆動マ
グネット部52との間に発生する磁気的吸引力、および
第2の磁性片12と第2のトラッキング用駆動マグネッ
ト部62との間に発生する磁気的吸引力は、トラッキン
グ方向およびフォーカシング方向の双方において予め設
定された所定の中立位置にレンズホルダ3を保持するよ
うに作用する。
トラッキング磁気回路およびフォーカシング磁気回路を
駆動していない状態においてレンズホルダ3を予め定め
た中立位置に保持する磁力を発生するために、レンズホ
ルダ3の外周面のうち、第1および第2のトラッキング
用駆動コイル7、8の内側には、同一仕様の第1および
第2の磁性片11、12が接着され、これらの磁性片1
1、12は各々、第1および第2のマグネット5、6の
第1および第2のトラッキング用駆動マグネット部5
2、62に対峙している。このため、トラッキング磁気
回路およびフォーカシング磁気回路を駆動していない状
態で、第1の磁性片11と第1のトラッキング用駆動マ
グネット部52との間に発生する磁気的吸引力、および
第2の磁性片12と第2のトラッキング用駆動マグネッ
ト部62との間に発生する磁気的吸引力は、トラッキン
グ方向およびフォーカシング方向の双方において予め設
定された所定の中立位置にレンズホルダ3を保持するよ
うに作用する。
【0023】(側圧付与手段の構成)このように構成し
た対物レンズ駆動装置1において、本形態では、レンズ
ホルダ3を中立位置に保持するための磁力を発生させる
第1および第2の磁性片11、12、および第1および
第2のマグネット5、6(第1および第2のトラッキン
グ用駆動マグネット部52、62)をそのまま利用し
て、レンズホルダ3に対してホルダ支軸45と直交する
方向の側圧を付与するように構成されている。
た対物レンズ駆動装置1において、本形態では、レンズ
ホルダ3を中立位置に保持するための磁力を発生させる
第1および第2の磁性片11、12、および第1および
第2のマグネット5、6(第1および第2のトラッキン
グ用駆動マグネット部52、62)をそのまま利用し
て、レンズホルダ3に対してホルダ支軸45と直交する
方向の側圧を付与するように構成されている。
【0024】すなわち、本形態では、レンズホルダ3を
駆動していない状態で、第1および第2の磁性片11、
12はそれぞれ、各中心部分が第1および第2のトラッ
キング用駆動マグネット部52、62の磁気的中心5
1、61(着磁分極線)に対峙するように配置されてい
る。ここで、第1および第2のトラッキング用駆動マグ
ネット部52、62は、各々の着磁分極線51、61が
ホルダ支軸45を挟んで対峙する位置においてホルダ支
軸45を中心とする点対称位置から周方向(ホルダ支軸
45の軸線46周りの方向)にずれた位置に配置されて
いる。このため、第1および第2の磁性片11、12
も、ホルダ支軸45を中心とする点対称の位置からずれ
た位置に配置されている。
駆動していない状態で、第1および第2の磁性片11、
12はそれぞれ、各中心部分が第1および第2のトラッ
キング用駆動マグネット部52、62の磁気的中心5
1、61(着磁分極線)に対峙するように配置されてい
る。ここで、第1および第2のトラッキング用駆動マグ
ネット部52、62は、各々の着磁分極線51、61が
ホルダ支軸45を挟んで対峙する位置においてホルダ支
軸45を中心とする点対称位置から周方向(ホルダ支軸
45の軸線46周りの方向)にずれた位置に配置されて
いる。このため、第1および第2の磁性片11、12
も、ホルダ支軸45を中心とする点対称の位置からずれ
た位置に配置されている。
【0025】このように第1および第2の磁性片11、
12と第1および第2のトラッキング用駆動マグネット
部52、62とを配置してあるため、本形態では、第1
の磁性片11と第1のトラッキング用駆動マグネット部
52の間には、第1の磁性片11を第1のトラッキング
用駆動マグネット部52の磁気的中心線51に相当する
位置に吸引しようとする第1の磁気吸引力F1が発生
し、第2の磁性片12と第2のトラッキング用駆動マグ
ネット部62の間には、第2の磁性片12を第2のトラ
ッキング用駆動マグネット部62の磁気的中心61に相
当する位置に吸引しようとする第2の磁気吸引力F2が
発生する。ここで、第1および第2の磁気的吸引力F
1、F2は、いずれもホルダ支軸45の軸線46を通る
力F11、F12として表すことができ、このF11、
F12(第1および第2の磁気的吸引力F1、F2)の
ベクトルは、大きさが等しいが、向きは同一線上からず
れている。それ故、第1および第2の磁気的吸引力F
1、F2の合力は、レンズホルダ3をホルダ支軸45に
対して直交する方向に押し付ける側圧Fとして作用する
ので、ホルダ支軸45と軸孔34の間にがた付きが発生
しない。
12と第1および第2のトラッキング用駆動マグネット
部52、62とを配置してあるため、本形態では、第1
の磁性片11と第1のトラッキング用駆動マグネット部
52の間には、第1の磁性片11を第1のトラッキング
用駆動マグネット部52の磁気的中心線51に相当する
位置に吸引しようとする第1の磁気吸引力F1が発生
し、第2の磁性片12と第2のトラッキング用駆動マグ
ネット部62の間には、第2の磁性片12を第2のトラ
ッキング用駆動マグネット部62の磁気的中心61に相
当する位置に吸引しようとする第2の磁気吸引力F2が
発生する。ここで、第1および第2の磁気的吸引力F
1、F2は、いずれもホルダ支軸45の軸線46を通る
力F11、F12として表すことができ、このF11、
F12(第1および第2の磁気的吸引力F1、F2)の
ベクトルは、大きさが等しいが、向きは同一線上からず
れている。それ故、第1および第2の磁気的吸引力F
1、F2の合力は、レンズホルダ3をホルダ支軸45に
対して直交する方向に押し付ける側圧Fとして作用する
ので、ホルダ支軸45と軸孔34の間にがた付きが発生
しない。
【0026】また、本形態では、レンズホルダ3が中立
位置にあるとき、第1および第2の磁性片11、12は
それぞれ、第1および第2のトラッキング用駆動マグネ
ット部52、62の磁気的中心51、61に対峙する位
置にあるため、図4に示すように、レンズホルダ3をト
ラッキング方向(例えば、矢印Aの方向)に回転駆動す
ると、第1および第2の磁性片11、12は、いずれも
第1および第2のトラッキング用駆動マグネット部5
2、62の磁気的中心51、61から同じ回転方向に同
じ距離だけ離れる。従って、レンズホルダ3が回転して
も、第1および第2の磁性片11、12と第1および第
2のトラッキング用駆動マグネット部52、62との間
に発生する第1および第2の磁気的吸引力F1′、F
2′は、いずれの組でもレンズホルダ3が中立状態にあ
ったときと比較して同じ分だけ小さくなるだけで、バラ
ンスが崩れず、第1および第2の磁気的吸引力F1′、
F2′の大きさは等しいままである。この第1および第
2の磁気的吸引力F1’、F2’の周方向の成分はトラ
ッキング磁気回路の駆動力(レンズホルダ3を矢印Aの
方向に回転させる力)によって打ち消されるので、レン
ズホルダ3には第1および第2の磁気吸引力F1’、F
2’の半径方向の成分F1”、F2”が作用する。これ
らの第1および第2の磁気的吸引力F1’、F2’の半
径方向の成分F1”、F2”は軸線46上を基点とする
力F11”、F12”として表すことができ、この力F
11”、F12”(第1および第2の磁気的吸引力F
1′、F2′の半径方向の成分F1”、F2”)のベク
トルは、大きさが等しいが、向きは同一線上からずれて
いる。それ故、第1および第2の磁気的吸引力F1′、
F2′の半径方向の成分F1”、F2”を合成してなる
側圧F′は、レンズホルダ3が中立状態にあったときと
比較して大きさおよび向きがわずかに変化するだけで安
定している。それ故、レンズホルダ3を駆動した際で
も、側圧F、F′は、大きさおよび向きがわずかに変化
するだけで安定しているので、レンズホルダ3を適正に
駆動することができる。さらに、レンズホルダに付与す
る側圧は中立位置保持手段を利用して形成しているの
で、別の機構を追加する必要がない。
位置にあるとき、第1および第2の磁性片11、12は
それぞれ、第1および第2のトラッキング用駆動マグネ
ット部52、62の磁気的中心51、61に対峙する位
置にあるため、図4に示すように、レンズホルダ3をト
ラッキング方向(例えば、矢印Aの方向)に回転駆動す
ると、第1および第2の磁性片11、12は、いずれも
第1および第2のトラッキング用駆動マグネット部5
2、62の磁気的中心51、61から同じ回転方向に同
じ距離だけ離れる。従って、レンズホルダ3が回転して
も、第1および第2の磁性片11、12と第1および第
2のトラッキング用駆動マグネット部52、62との間
に発生する第1および第2の磁気的吸引力F1′、F
2′は、いずれの組でもレンズホルダ3が中立状態にあ
ったときと比較して同じ分だけ小さくなるだけで、バラ
ンスが崩れず、第1および第2の磁気的吸引力F1′、
F2′の大きさは等しいままである。この第1および第
2の磁気的吸引力F1’、F2’の周方向の成分はトラ
ッキング磁気回路の駆動力(レンズホルダ3を矢印Aの
方向に回転させる力)によって打ち消されるので、レン
ズホルダ3には第1および第2の磁気吸引力F1’、F
2’の半径方向の成分F1”、F2”が作用する。これ
らの第1および第2の磁気的吸引力F1’、F2’の半
径方向の成分F1”、F2”は軸線46上を基点とする
力F11”、F12”として表すことができ、この力F
11”、F12”(第1および第2の磁気的吸引力F
1′、F2′の半径方向の成分F1”、F2”)のベク
トルは、大きさが等しいが、向きは同一線上からずれて
いる。それ故、第1および第2の磁気的吸引力F1′、
F2′の半径方向の成分F1”、F2”を合成してなる
側圧F′は、レンズホルダ3が中立状態にあったときと
比較して大きさおよび向きがわずかに変化するだけで安
定している。それ故、レンズホルダ3を駆動した際で
も、側圧F、F′は、大きさおよび向きがわずかに変化
するだけで安定しているので、レンズホルダ3を適正に
駆動することができる。さらに、レンズホルダに付与す
る側圧は中立位置保持手段を利用して形成しているの
で、別の機構を追加する必要がない。
【0027】なお、本例ではフォーカシング用駆動マグ
ネット部52、62とトラッキング用駆動マグネット部
53、63が一体化されたマグネット5、6を用いてい
るが、これらが分割されていても良い。
ネット部52、62とトラッキング用駆動マグネット部
53、63が一体化されたマグネット5、6を用いてい
るが、これらが分割されていても良い。
【0028】[実施の形態2]上記の形態では、側圧F
を発生させるのに2組のマグネットと磁性片とを用いた
が、その組数は3以上でもよく、3組のマグネットと磁
性片とを用いる例を以下に説明する。
を発生させるのに2組のマグネットと磁性片とを用いた
が、その組数は3以上でもよく、3組のマグネットと磁
性片とを用いる例を以下に説明する。
【0029】図5は、本発明の実施の形態2に係る対物
レンズ駆動装置を示す平面図である。なお、本例の対物
レンズ駆動装置は、実施の形態1で説明した対物レンズ
駆動装置と基本的な構成が同様であるので、共通する機
能を有する部分については同じ符号を付して、その説明
は省略する。
レンズ駆動装置を示す平面図である。なお、本例の対物
レンズ駆動装置は、実施の形態1で説明した対物レンズ
駆動装置と基本的な構成が同様であるので、共通する機
能を有する部分については同じ符号を付して、その説明
は省略する。
【0030】(中立位置保持手段の構成)図5に示す対
物レンズ駆動装置1においても、レンズホルダ3を予め
定めた中立位置に保持する磁力を発生するために、レン
ズホルダ3の外周面には同一仕様の第1ないし第3の磁
性片11、12、16が接着され、これらの磁性片1
1、12、16は、外ヨーク42の内周面に取り付けた
同一仕様の第1ないし第3のマグネット52、62、1
4に対峙している。ここで、第1ないし第3のマグネッ
ト52、62、14はいずれも、周方向に分極着磁され
ており、その着磁分極線が磁気的中心521、621、
141である。第1ないし第3のマグネット52、6
2、14については、それらの全部あるいは一部をトラ
ッキング用マグネットをそのまま利用してもよいが、ド
ラッキング用の磁気回路と関係のないマグネットを利用
してもよいことは勿論である。
物レンズ駆動装置1においても、レンズホルダ3を予め
定めた中立位置に保持する磁力を発生するために、レン
ズホルダ3の外周面には同一仕様の第1ないし第3の磁
性片11、12、16が接着され、これらの磁性片1
1、12、16は、外ヨーク42の内周面に取り付けた
同一仕様の第1ないし第3のマグネット52、62、1
4に対峙している。ここで、第1ないし第3のマグネッ
ト52、62、14はいずれも、周方向に分極着磁され
ており、その着磁分極線が磁気的中心521、621、
141である。第1ないし第3のマグネット52、6
2、14については、それらの全部あるいは一部をトラ
ッキング用マグネットをそのまま利用してもよいが、ド
ラッキング用の磁気回路と関係のないマグネットを利用
してもよいことは勿論である。
【0031】このように構成した対物レンズ駆動装置1
において、トラッキング磁気回路およびフォーカシング
磁気回路を駆動していない状態で、第1ないし第3の磁
性片11、12、16と、第1ないし第3のマグネット
52、62、14とからなる3対の磁性片とマグネット
との間に発生する磁力は、トラッキング方向およびフォ
ーカシング方向の双方において予め設定された所定の中
立位置にレンズホルダ3を保持するように作用する。
において、トラッキング磁気回路およびフォーカシング
磁気回路を駆動していない状態で、第1ないし第3の磁
性片11、12、16と、第1ないし第3のマグネット
52、62、14とからなる3対の磁性片とマグネット
との間に発生する磁力は、トラッキング方向およびフォ
ーカシング方向の双方において予め設定された所定の中
立位置にレンズホルダ3を保持するように作用する。
【0032】(側圧付与手段の構成)本形態では、前記
の磁性片11、12、16および第1ないし第3のマグ
ネット52、62、14をそのまま利用して、レンズホ
ルダ3に対してホルダ支軸45と直交する方向の側圧を
付与する。すなわち、レンズホルダ3を駆動していない
状態で、第1ないし第3の磁性片11、12、16はそ
れぞれ、第1ないし第3のマグネット52、62、14
の磁気的中心521、621、141にそれぞれに対峙
するように配置されている。また、第1ないし第3のマ
グネット52、62、14は、各々の磁気的中心52
1、621、141(着磁分極線)がホルダ支軸45を
中心とする等角度間隔の位置からずれるように配置され
ている。このため、本形態では、第1ないし第3の磁性
片11、12、16と第1ないし第3のマグネット5
2、62、14とからなる3組の磁性片とマグネットと
の間には、同じ大きさの第1ないし第3の磁気的吸引力
F1、F2、F3がそれぞれ発生する。ここで、第1な
いし第3の磁気的吸引力F1、F2、F3は、いずれも
ホルダ支軸45の軸線46を通る力F11、F12、F
13として表すことができ、これらのF11、F12、
F13(第1ないし第3の磁気的吸引力F1、F2、F
3)のベクトルは、大きさが等しいが、等角度間隔から
ずれた方向に向いている。それ故、たとえば、第1およ
び第2の磁気的吸引力F1、F2の合力F4と、第3の
磁気的吸引力F3とは、大きさまたは向きが異なるた
め、第1ないし第3の磁気的吸引力F1、F2、F3の
合力(合力F4と、第3の磁気的吸引力F3との合力)
は、レンズホルダ3をホルダ支軸45に対して直交する
方向に押し付ける側圧Fとして作用する。従って、ホル
ダ支軸45と軸孔34の間にがた付きが発生しない。
の磁性片11、12、16および第1ないし第3のマグ
ネット52、62、14をそのまま利用して、レンズホ
ルダ3に対してホルダ支軸45と直交する方向の側圧を
付与する。すなわち、レンズホルダ3を駆動していない
状態で、第1ないし第3の磁性片11、12、16はそ
れぞれ、第1ないし第3のマグネット52、62、14
の磁気的中心521、621、141にそれぞれに対峙
するように配置されている。また、第1ないし第3のマ
グネット52、62、14は、各々の磁気的中心52
1、621、141(着磁分極線)がホルダ支軸45を
中心とする等角度間隔の位置からずれるように配置され
ている。このため、本形態では、第1ないし第3の磁性
片11、12、16と第1ないし第3のマグネット5
2、62、14とからなる3組の磁性片とマグネットと
の間には、同じ大きさの第1ないし第3の磁気的吸引力
F1、F2、F3がそれぞれ発生する。ここで、第1な
いし第3の磁気的吸引力F1、F2、F3は、いずれも
ホルダ支軸45の軸線46を通る力F11、F12、F
13として表すことができ、これらのF11、F12、
F13(第1ないし第3の磁気的吸引力F1、F2、F
3)のベクトルは、大きさが等しいが、等角度間隔から
ずれた方向に向いている。それ故、たとえば、第1およ
び第2の磁気的吸引力F1、F2の合力F4と、第3の
磁気的吸引力F3とは、大きさまたは向きが異なるた
め、第1ないし第3の磁気的吸引力F1、F2、F3の
合力(合力F4と、第3の磁気的吸引力F3との合力)
は、レンズホルダ3をホルダ支軸45に対して直交する
方向に押し付ける側圧Fとして作用する。従って、ホル
ダ支軸45と軸孔34の間にがた付きが発生しない。
【0033】しかも、本形態では、レンズホルダ3を駆
動していない状態で、第1ないし第3の磁性片11、1
2、16はそれぞれ、第1ないし第3のマグネット5
2、62、14の磁気的中心521、621、141に
それぞれに対峙するように配置してあるため、レンズホ
ルダ3を中立位置から軸線46の周りに回転させた際
に、いずれの磁性片11、12、16も第1ないし第3
のマグネット52、62、14の磁気的中心521、6
21、141から同じ回転方向に同じ距離だけ離れる。
従って、レンズホルダ3が回転したとき、実施の形態1
において図4を参照して説明したのと同様、マグネット
と磁性片との間に発生する各磁気的吸引力はいずれの組
でも同じ分だけ小さくなるので、バランスがくずれず、
各組で磁気的吸引力の大きさは等しいままである。それ
故、レンズホルダを駆動した際でも、各磁気的吸引力を
合成してなる側圧は、大きさおよび向きがわずかに変化
するだけで安定しているので、ホルダ支軸と軸孔の間に
がた付きが発生せず、レンズホルダを適正に駆動するこ
とができる。
動していない状態で、第1ないし第3の磁性片11、1
2、16はそれぞれ、第1ないし第3のマグネット5
2、62、14の磁気的中心521、621、141に
それぞれに対峙するように配置してあるため、レンズホ
ルダ3を中立位置から軸線46の周りに回転させた際
に、いずれの磁性片11、12、16も第1ないし第3
のマグネット52、62、14の磁気的中心521、6
21、141から同じ回転方向に同じ距離だけ離れる。
従って、レンズホルダ3が回転したとき、実施の形態1
において図4を参照して説明したのと同様、マグネット
と磁性片との間に発生する各磁気的吸引力はいずれの組
でも同じ分だけ小さくなるので、バランスがくずれず、
各組で磁気的吸引力の大きさは等しいままである。それ
故、レンズホルダを駆動した際でも、各磁気的吸引力を
合成してなる側圧は、大きさおよび向きがわずかに変化
するだけで安定しているので、ホルダ支軸と軸孔の間に
がた付きが発生せず、レンズホルダを適正に駆動するこ
とができる。
【0034】なお、上記の形態ではレンズホルダ3に磁
性片11、12、16を取り付け、ホルダ支持部材4に
マグネット52、62、14を取り付けているが、この
反対に、レンズホルダ3にマグネット52、62、14
を取り付け、ホルダ支持部材4に磁性片11、12、1
6を取り付けたものでも良い。
性片11、12、16を取り付け、ホルダ支持部材4に
マグネット52、62、14を取り付けているが、この
反対に、レンズホルダ3にマグネット52、62、14
を取り付け、ホルダ支持部材4に磁性片11、12、1
6を取り付けたものでも良い。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の対物レ
ンズ駆動装置では、レンズホルダを予め定めた中立位置
に保持するための磁気的吸引力を発生するマグネットお
よび磁性片を利用してレンズホルダに側圧を付与するに
あたって、マグネットの磁気的中心からずれた位置に磁
性片を対峙させるのではなく、磁性片をマグネットの磁
気的中心に対峙させた状態で、マグネットおよび磁性片
を等角度間隔の位置からずらすことでレンズホルダに側
圧を付与する。従って、マグネットの磁気的中心に磁性
片がそれぞれ対峙している以上、レンズホルダを中立位
置から軸線周りに回転させた際に、いずれの磁性片もマ
グネットの磁気的中心から同じ回転方向に同じ距離だけ
離れる。このため、レンズホルダが回転したとき、マグ
ネットと磁性片との間に発生する各磁気的吸引力はいず
れの対でも同じ分だけ小さくなるので、各対で磁気的吸
引力の大きさは等しいままである。それ故、レンズホル
ダを駆動した際でも、各磁気的吸引力を合成してなる側
圧は、大きさおよび向きがわずかに変化するだけで安定
しているので、ホルダ支軸と軸孔の間にがた付きが発生
せず、レンズホルダを適正に駆動することができる。さ
らに、レンズホルダに付与する側圧は中立位置保持手段
を利用して形成しているので、別の機構を追加する必要
がない。
ンズ駆動装置では、レンズホルダを予め定めた中立位置
に保持するための磁気的吸引力を発生するマグネットお
よび磁性片を利用してレンズホルダに側圧を付与するに
あたって、マグネットの磁気的中心からずれた位置に磁
性片を対峙させるのではなく、磁性片をマグネットの磁
気的中心に対峙させた状態で、マグネットおよび磁性片
を等角度間隔の位置からずらすことでレンズホルダに側
圧を付与する。従って、マグネットの磁気的中心に磁性
片がそれぞれ対峙している以上、レンズホルダを中立位
置から軸線周りに回転させた際に、いずれの磁性片もマ
グネットの磁気的中心から同じ回転方向に同じ距離だけ
離れる。このため、レンズホルダが回転したとき、マグ
ネットと磁性片との間に発生する各磁気的吸引力はいず
れの対でも同じ分だけ小さくなるので、各対で磁気的吸
引力の大きさは等しいままである。それ故、レンズホル
ダを駆動した際でも、各磁気的吸引力を合成してなる側
圧は、大きさおよび向きがわずかに変化するだけで安定
しているので、ホルダ支軸と軸孔の間にがた付きが発生
せず、レンズホルダを適正に駆動することができる。さ
らに、レンズホルダに付与する側圧は中立位置保持手段
を利用して形成しているので、別の機構を追加する必要
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動装
置を示す平面図である。
置を示す平面図である。
【図2】図1におけるII−II線で切断した部分の断面図
である。
である。
【図3】図1に示す装置のレンズホルダを示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】図1に示す装置のレンズホルダをトラッキング
方向に駆動した様子を示す平面図である。
方向に駆動した様子を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る対物レンズ駆動装
置を示す概略平面図である。
置を示す概略平面図である。
【図6】(a)は従来の対物レンズ駆動装置を示す概略
平面図であり、(b)は(a)に示す装置のレンズホル
ダをトラッキング方向に駆動した様子を示す概略平面図
である。
平面図であり、(b)は(a)に示す装置のレンズホル
ダをトラッキング方向に駆動した様子を示す概略平面図
である。
1 対物レンズ駆動装置
2 対物レンズ
3 レンズホルダ
4 ホルダ支持部材
7、8 トラッキング用駆動コイル
9、10 フォーカシング用駆動コイル
11、12、16 磁性片
14、52、62 トラッキング用マグネット部
15、51、61 トラッキング用マグネット部の磁気
中心 45 ホルダ支軸 F 側圧 F1、F2、F3 磁気吸引力
中心 45 ホルダ支軸 F 側圧 F1、F2、F3 磁気吸引力
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−287928(JP,A)
特開 平8−249692(JP,A)
特開 昭63−138536(JP,A)
特開 昭63−10330(JP,A)
特開 平6−223394(JP,A)
特開 平7−73487(JP,A)
特開 平5−159331(JP,A)
実開 平2−42215(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 7/09 - 7/10
Claims (4)
- 【請求項1】 対物レンズを保持していると共に軸孔を
備えたレンズホルダと、前記軸孔に差し込まれたホルダ
支軸を備えたホルダ支持部材と、前記レンズホルダを前
記ホルダ支軸に沿ってその軸線方向および軸線回りに駆
動する磁気回路と、前記レンズホルダおよび前記ホルダ
支持部材のうちの一方において、前記磁気回路において
周方向に分極着磁された複数のマグネットのみと組をな
すように取り付けられて前記磁気回路を駆動していない
状態で前記レンズホルダを予め定めた中立位置に保持す
る磁気的吸引力を前記マグネットとの間で発生させる複
数の磁性片とを有する対物レンズ駆動装置において、 前記磁性片と、該磁性片と組をなす前記マグネットとの
間に発生する磁気的吸引力の合力が前記レンズホルダに
対して前記ホルダ支軸と直交する方向の側圧を付与する
ように、前記マグネットと前記磁性片は、各組が互いに
等角度間隔の位置からずれた位置に配置され、かつ、各
組においては前記磁性片が前記マグネットの着磁分極線
に対峙するように配置されていることを特徴とする対物
レンズ駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記マグネットと前
記磁性片との間に発生する磁気的吸引力の大きさは、い
ずれの組においても等しいことを特徴とする対物レンズ
駆動装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記磁性片
および前記マグネットは、該マグネットの磁気的中心が
前記ホルダ支軸を中心とする点対称の位置から偏位する
ように2組配置されていることを特徴とする対物レンズ
駆動装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記マグネットは、
前記磁気回路において前記レンズホルダを前記軸線周り
に回転駆動するためのトラッキング用マグネットである
ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12512797A JP3431802B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 対物レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12512797A JP3431802B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 対物レンズ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10320795A JPH10320795A (ja) | 1998-12-04 |
JP3431802B2 true JP3431802B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=14902526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12512797A Expired - Fee Related JP3431802B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 対物レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3431802B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP12512797A patent/JP3431802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10320795A (ja) | 1998-12-04 |
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