JP3430363B2 - シ−トシャッタ− - Google Patents
シ−トシャッタ−Info
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- JP3430363B2 JP3430363B2 JP31900397A JP31900397A JP3430363B2 JP 3430363 B2 JP3430363 B2 JP 3430363B2 JP 31900397 A JP31900397 A JP 31900397A JP 31900397 A JP31900397 A JP 31900397A JP 3430363 B2 JP3430363 B2 JP 3430363B2
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- Japan
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- shutter
- sheet
- curtain
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 6
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Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシ−トシャッタ−に
係り、好適にはシ−ト状のシャッタ−カ−テンを有する
防火シャッタ−に関するものである。
係り、好適にはシ−ト状のシャッタ−カ−テンを有する
防火シャッタ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、シ−ト状の布からシャッタ−
カ−テンを構成した、いわゆるシ−トシャッタ−が存在
するが、このようなシ−トシャッタ−は好適には防火シ
ャッタ−として用いられており、火災が生じた場合に、
シ−ト状のシャッタ−カ−テンが火災側と非火災側との
間に降下し、火災側と非火災側とを区画することで、火
炎の延焼および煙の拡散を防ぐようにしている。
カ−テンを構成した、いわゆるシ−トシャッタ−が存在
するが、このようなシ−トシャッタ−は好適には防火シ
ャッタ−として用いられており、火災が生じた場合に、
シ−ト状のシャッタ−カ−テンが火災側と非火災側との
間に降下し、火災側と非火災側とを区画することで、火
炎の延焼および煙の拡散を防ぐようにしている。
【0003】しかしながら、シ−ト状のシャッタ−カ−
テンはそれ自体が可撓性を有するため、自重によって下
方部位が弛み易く、このことと火災時の風圧力とが相俟
って、シャッタ−カ−テンの端部がガイドレ−ルから抜
け出してしまう畏れがあった。シャッタ−カ−テンがガ
イドレ−ルから抜け出してしまうと、延焼を食い止める
という防火シャッタ−の本来的な機能が失われてしまう
こととなる。
テンはそれ自体が可撓性を有するため、自重によって下
方部位が弛み易く、このことと火災時の風圧力とが相俟
って、シャッタ−カ−テンの端部がガイドレ−ルから抜
け出してしまう畏れがあった。シャッタ−カ−テンがガ
イドレ−ルから抜け出してしまうと、延焼を食い止める
という防火シャッタ−の本来的な機能が失われてしまう
こととなる。
【0004】また、防火シャッタ−が降下した際に、誤
って人が取り残されてしまうこともあり得るので、かか
る場合においても取り残された人が自力で容易に脱出で
きるようにすることが望ましい。通常、シャッタ−カ−
テンの下端部には自重降下に必要な所定の重量を有する
座板が設けてあるが、座板はシャッタ−カ−テンの幅方
向に延出する金属バ−で形成されているため、脱出する
ためには座板全体を持ち上げる必要があり、特に、火災
時において取り残された人は心理的にパニックに陥って
いるので、脱出に手間取る畏れがある。
って人が取り残されてしまうこともあり得るので、かか
る場合においても取り残された人が自力で容易に脱出で
きるようにすることが望ましい。通常、シャッタ−カ−
テンの下端部には自重降下に必要な所定の重量を有する
座板が設けてあるが、座板はシャッタ−カ−テンの幅方
向に延出する金属バ−で形成されているため、脱出する
ためには座板全体を持ち上げる必要があり、特に、火災
時において取り残された人は心理的にパニックに陥って
いるので、脱出に手間取る畏れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記不具合
を解決するべく創案されたものであって、シ−トシャッ
タ−のシャッタ−カ−テンが容易にガイドレ−ルから抜
け出ることがないようにすることを目的とするものであ
る。さらに、本発明の他の目的は、シャッタ−カ−テン
が降下した際に、誤って人が取り残されてしまった場合
であっても、取り残された人が自力で容易に脱出できる
ようにすることにある。
を解決するべく創案されたものであって、シ−トシャッ
タ−のシャッタ−カ−テンが容易にガイドレ−ルから抜
け出ることがないようにすることを目的とするものであ
る。さらに、本発明の他の目的は、シャッタ−カ−テン
が降下した際に、誤って人が取り残されてしまった場合
であっても、取り残された人が自力で容易に脱出できる
ようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した技術手段は、シャッタ−カ−テンを
可撓性シ−ト部材から構成し、該シャッタ−カ−テンの
幅方向左右両端部を開口部の左右両側に立設したガイド
レ−ルの案内溝に上下方向に案内させて開口部を開閉す
るようにしたシ−トシャッタ−において、上記シャッタ
−カ−テンの左右両端部に位置する可撓性シ−トの両面
に、嵌合自在ななべビスと袋ナットからなる係止部材を
鳩目を介して上下方向に所望間隔を存して複数装着する
と共に、該案内溝をシャッタ−カ−テンのシ−ト部を受
け入れる幅細部と該係止部材を受け入れる幅広部とから
構成し、かつ前記シャッタ−カ−テンを開口部上方で巻
装する巻取シャフトの長さ方向左右両端部位を縮径に形
成して、シャッタ−カ−テンの巻取時には、該縮径部に
シャッタ−カ−テン左 右両端部が位置するようにしたこ
とを特徴とするものである。
に本発明が採用した技術手段は、シャッタ−カ−テンを
可撓性シ−ト部材から構成し、該シャッタ−カ−テンの
幅方向左右両端部を開口部の左右両側に立設したガイド
レ−ルの案内溝に上下方向に案内させて開口部を開閉す
るようにしたシ−トシャッタ−において、上記シャッタ
−カ−テンの左右両端部に位置する可撓性シ−トの両面
に、嵌合自在ななべビスと袋ナットからなる係止部材を
鳩目を介して上下方向に所望間隔を存して複数装着する
と共に、該案内溝をシャッタ−カ−テンのシ−ト部を受
け入れる幅細部と該係止部材を受け入れる幅広部とから
構成し、かつ前記シャッタ−カ−テンを開口部上方で巻
装する巻取シャフトの長さ方向左右両端部位を縮径に形
成して、シャッタ−カ−テンの巻取時には、該縮径部に
シャッタ−カ−テン左 右両端部が位置するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0007】好ましい形態としては、係止部材を互いに
嵌合自在ななべビスと袋ナットで構成し、該なべビスお
よび袋ナットを両側からシ−トを挟んで嵌合させて装着
するようにする。また、なべビスおよび袋ナットと可撓
性シ−トの間には補強シ−トと鳩目を各々介在させ、可
撓性シ−ト両面には該係止部材に対応して補強シ−トを
貼着すると共に、該補強シ−トには鳩目を貼着し、可撓
性シ−トと補強シ−トと鳩目とを一体化させるのがよ
い。係止部材は案内溝の細幅部よりも大きな寸法を有し
ており、シャッタ−カ−テンの抜け止めを規制する。ま
た、係止部材を構成するなべビスおよび袋ナットの周面
は湾曲面であるので、巻取時等に係止部材がシャッタ−
カ−テンに接しても可撓性のシ−トからなるシャッタ−
カ−テンを傷めることがないようになっている。
嵌合自在ななべビスと袋ナットで構成し、該なべビスお
よび袋ナットを両側からシ−トを挟んで嵌合させて装着
するようにする。また、なべビスおよび袋ナットと可撓
性シ−トの間には補強シ−トと鳩目を各々介在させ、可
撓性シ−ト両面には該係止部材に対応して補強シ−トを
貼着すると共に、該補強シ−トには鳩目を貼着し、可撓
性シ−トと補強シ−トと鳩目とを一体化させるのがよ
い。係止部材は案内溝の細幅部よりも大きな寸法を有し
ており、シャッタ−カ−テンの抜け止めを規制する。ま
た、係止部材を構成するなべビスおよび袋ナットの周面
は湾曲面であるので、巻取時等に係止部材がシャッタ−
カ−テンに接しても可撓性のシ−トからなるシャッタ−
カ−テンを傷めることがないようになっている。
【0008】好適には、シャッタ−カ−テンは巻取シャ
フトに巻装されるが、巻取シャフトの長さ方向左右両端
部位を縮径に形成し、シャッタ−カ−テンの巻取時に
は、該縮径部にシャッタ−カ−テン左右両端部が位置す
るようにするのがよい。こうすることで、係止部材を有
するシャッタ−カ−テン左右両端部の巻径を補正するこ
とができ、シャッタ−カ−テンの「巻」が乱れないよう
になっている。
フトに巻装されるが、巻取シャフトの長さ方向左右両端
部位を縮径に形成し、シャッタ−カ−テンの巻取時に
は、該縮径部にシャッタ−カ−テン左右両端部が位置す
るようにするのがよい。こうすることで、係止部材を有
するシャッタ−カ−テン左右両端部の巻径を補正するこ
とができ、シャッタ−カ−テンの「巻」が乱れないよう
になっている。
【0009】シャッタ−カ−テン下端部に幅方向に設け
た座板は変態自在であることが好ましい。こうすること
で、座板の一部のみを持ち上げれば、可撓性のシャッタ
−カ−テンを持ち上げることができ容易に脱出できる。
このような変態自在の座板部は、好適には金属製のチェ
−ンから構成される。
た座板は変態自在であることが好ましい。こうすること
で、座板の一部のみを持ち上げれば、可撓性のシャッタ
−カ−テンを持ち上げることができ容易に脱出できる。
このような変態自在の座板部は、好適には金属製のチェ
−ンから構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、好適な実施の形態として例示する防火シャッタ−に
基づいて説明する。図1(a)はシ−トシャッタ−の概
略正面図、図1(b)はシ−トシャッタ−の概略側面
図、図1(c)はシ−トシャッタ−の概略平面図であっ
て、シ−トシャッタ−は可撓性のシ−トから構成される
シャッタ−カ−テン1と、シャッタ−カ−テン1を巻装
する巻取シャフト2と、開口部左右に立設されたガイド
レ−ル3とから構成されており、シ−トシャッタ−は建
物内の所定部位に設置されており、シャッタ−カ−テン
1は常時は巻取シャフト2に巻装されており、火災時に
降下して屋内空間を火災側と非火災側とに区画するよう
になっている。
て、好適な実施の形態として例示する防火シャッタ−に
基づいて説明する。図1(a)はシ−トシャッタ−の概
略正面図、図1(b)はシ−トシャッタ−の概略側面
図、図1(c)はシ−トシャッタ−の概略平面図であっ
て、シ−トシャッタ−は可撓性のシ−トから構成される
シャッタ−カ−テン1と、シャッタ−カ−テン1を巻装
する巻取シャフト2と、開口部左右に立設されたガイド
レ−ル3とから構成されており、シ−トシャッタ−は建
物内の所定部位に設置されており、シャッタ−カ−テン
1は常時は巻取シャフト2に巻装されており、火災時に
降下して屋内空間を火災側と非火災側とに区画するよう
になっている。
【0011】シャッタ−カ−テン1の左右両端部には上
下方向に所定間隔を存して、周面を湾曲面に形成した略
球状の係止部材が装着してある。図2は係止部材の実施
の形態を示す図であって、係止部材は半球状の2部材、
さらに詳しくは、なべビス40bと袋ナット40cから
構成されている。なべビス40bと袋ナット40cは互
いに着脱自在に嵌合するようになっており、鳩目10を
介して可撓性のシ−トを両側から挟んで装着するように
なっている。なべビス40bと袋ナット40cはシ−ト
を挟んで嵌合することで略球状の係止部材を構成するよ
うになっている。なべビス40bと袋ナット40cを嵌
合した際、係止部材の幅は案内溝の幅細部3aの幅より
も大きい寸法を有している。
下方向に所定間隔を存して、周面を湾曲面に形成した略
球状の係止部材が装着してある。図2は係止部材の実施
の形態を示す図であって、係止部材は半球状の2部材、
さらに詳しくは、なべビス40bと袋ナット40cから
構成されている。なべビス40bと袋ナット40cは互
いに着脱自在に嵌合するようになっており、鳩目10を
介して可撓性のシ−トを両側から挟んで装着するように
なっている。なべビス40bと袋ナット40cはシ−ト
を挟んで嵌合することで略球状の係止部材を構成するよ
うになっている。なべビス40bと袋ナット40cを嵌
合した際、係止部材の幅は案内溝の幅細部3aの幅より
も大きい寸法を有している。
【0012】シャッタ−カ−テン1を構成する可撓性シ
−トの両面には、なべビス40bと袋ナット40cとが
装着される部位に位置して、円形状の補強シ−ト9が接
着性樹脂によって貼着されている。補強シ−ト9は例え
ば、シャッタ−カ−テン1を形成する可撓性シ−トと同
じ部材から形成される。さらに、補強シ−ト9には、補
強シ−ト9より小さい面積を有する鳩目10が接着性樹
脂によって貼着されており、可撓性シ−トと補強シ−ト
9と鳩目10とを接着性樹脂で一体化することで、なべ
ビス40bと袋ナット40cとが装着される部位の可撓
性シ−トを補強している。実験によると、第3の実施の
形態に係るものでは、第2の実施の形態のものに比べて
強度が格段にアップすることがわかった。尚、実施の形
態に係るガイドレ−ル3は、幅細部3aと幅広部3bを
有しており、一端側を開口部に臨ませた細幅部3aと、
細幅部3aの他端側に一体的に形成された幅広部3bと
から構成されて、シャッタ−カ−テン1のシ−ト部が細
幅部3a内を上下に移動し、シャッタ−カ−テン1の端
部に設けた係止部材が幅広部3b内を上下に移動するよ
うになっており、係止部材は細幅部3aよりも大きな寸
法に形成してあるので、シャッタ−カ−テン1が弛んだ
り、シャッタ−カ−テン1に風圧が作用しても、シャッ
タ−カ−テン1の端部がガイドレ−ル3の案内溝から抜
け出すことがないようになっている。
−トの両面には、なべビス40bと袋ナット40cとが
装着される部位に位置して、円形状の補強シ−ト9が接
着性樹脂によって貼着されている。補強シ−ト9は例え
ば、シャッタ−カ−テン1を形成する可撓性シ−トと同
じ部材から形成される。さらに、補強シ−ト9には、補
強シ−ト9より小さい面積を有する鳩目10が接着性樹
脂によって貼着されており、可撓性シ−トと補強シ−ト
9と鳩目10とを接着性樹脂で一体化することで、なべ
ビス40bと袋ナット40cとが装着される部位の可撓
性シ−トを補強している。実験によると、第3の実施の
形態に係るものでは、第2の実施の形態のものに比べて
強度が格段にアップすることがわかった。尚、実施の形
態に係るガイドレ−ル3は、幅細部3aと幅広部3bを
有しており、一端側を開口部に臨ませた細幅部3aと、
細幅部3aの他端側に一体的に形成された幅広部3bと
から構成されて、シャッタ−カ−テン1のシ−ト部が細
幅部3a内を上下に移動し、シャッタ−カ−テン1の端
部に設けた係止部材が幅広部3b内を上下に移動するよ
うになっており、係止部材は細幅部3aよりも大きな寸
法に形成してあるので、シャッタ−カ−テン1が弛んだ
り、シャッタ−カ−テン1に風圧が作用しても、シャッ
タ−カ−テン1の端部がガイドレ−ル3の案内溝から抜
け出すことがないようになっている。
【0013】図3はシャッタ−カ−テン1の下端部を示
す部分図であって、シャ ッタ−カ−テン1の下端部を折
り返して縫着して袋状部7が形成してあり、この袋状部
7に金属製のチェ−ン8を幅方向に延出して内装するこ
とにより座板が形成される。
す部分図であって、シャ ッタ−カ−テン1の下端部を折
り返して縫着して袋状部7が形成してあり、この袋状部
7に金属製のチェ−ン8を幅方向に延出して内装するこ
とにより座板が形成される。
【0014】いま、このように構成されたシ−トシャッ
タ−において、図示しない火災検知スイッチによって巻
取シャフト2の回動規制が解除されると、シャッタ−カ
−テン1は金属製チェ−ン8の重量によって自重で降下
して火災側と非火災側とを区画する。シャッタ−カ−テ
ン1は可撓性のシ−ト部材から形成されているので自重
で撓んだり、あるいは火災時の風圧が作用して膨らむ
が、シャッタ−カ−テン1の左右両端部にはなべビス4
0bと袋ナット40cとからなる係止部材が設けてある
ので、シャッタ−カ−テン1がガイドレ−ル3から抜け
出すことがなく、良好に延焼を食い止めることができ
る。
タ−において、図示しない火災検知スイッチによって巻
取シャフト2の回動規制が解除されると、シャッタ−カ
−テン1は金属製チェ−ン8の重量によって自重で降下
して火災側と非火災側とを区画する。シャッタ−カ−テ
ン1は可撓性のシ−ト部材から形成されているので自重
で撓んだり、あるいは火災時の風圧が作用して膨らむ
が、シャッタ−カ−テン1の左右両端部にはなべビス4
0bと袋ナット40cとからなる係止部材が設けてある
ので、シャッタ−カ−テン1がガイドレ−ル3から抜け
出すことがなく、良好に延焼を食い止めることができ
る。
【0015】また、シャッタ−カ−テン1が降下した際
に、誤って人が取り残されてしまった場合には、下降し
たシャッタ−カ−テン1の下端部のいずれかの部位を持
って上方に持ち上げれば、シャッタ−カ−テン1の下端
部には座板として変態自在のチェ−ン8が内装されてい
るので、その部分においてシャッタ−カ−テン1を持ち
上げて脱出用の開口を作ることができ、取り残された人
が自力で容易に脱出できる。
に、誤って人が取り残されてしまった場合には、下降し
たシャッタ−カ−テン1の下端部のいずれかの部位を持
って上方に持ち上げれば、シャッタ−カ−テン1の下端
部には座板として変態自在のチェ−ン8が内装されてい
るので、その部分においてシャッタ−カ−テン1を持ち
上げて脱出用の開口を作ることができ、取り残された人
が自力で容易に脱出できる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、シャッタ−カ−テンを可撓性
シ−ト部材から構成し、該シャッタ−カ−テンの幅方向
左右両端部を開口部の左右両側に立設したガイドレ−ル
の案内溝に上下方向に案内させて開口部を開閉するよう
にしたシ−トシャッタ−において、上記シャッタ−カ−
テンの左右両端部に位置する可撓性シ−トの両面に、嵌
合自在ななべビスと袋ナットからなる係止部材を鳩目を
介して上下方向に所望間隔を存して複数装着すると共
に、該案内溝をシャッタ−カ−テンのシ−ト部を受け入
れる幅細部と該係止部材を受け入れる幅広部とから構成
し、かつ前記シャッタ−カ−テンを開口部上方で巻装す
る巻取シャフトの長さ方向左右両端部位を縮径に形成し
て、シャッタ−カ−テンの巻取時には、該縮径部にシャ
ッタ−カ−テン左右両端部が位置するようにしたことを
特徴とするので、シャッタ−カ−テンが自重や火災時の
風圧力によってガイドレ−ルから抜け出すことがなく、
良好に延焼を食い止めることができる。また、係止部材
はR状面に形成してあるので、係止部材がシャッタ−カ
−テンを傷めることがない。
シ−ト部材から構成し、該シャッタ−カ−テンの幅方向
左右両端部を開口部の左右両側に立設したガイドレ−ル
の案内溝に上下方向に案内させて開口部を開閉するよう
にしたシ−トシャッタ−において、上記シャッタ−カ−
テンの左右両端部に位置する可撓性シ−トの両面に、嵌
合自在ななべビスと袋ナットからなる係止部材を鳩目を
介して上下方向に所望間隔を存して複数装着すると共
に、該案内溝をシャッタ−カ−テンのシ−ト部を受け入
れる幅細部と該係止部材を受け入れる幅広部とから構成
し、かつ前記シャッタ−カ−テンを開口部上方で巻装す
る巻取シャフトの長さ方向左右両端部位を縮径に形成し
て、シャッタ−カ−テンの巻取時には、該縮径部にシャ
ッタ−カ−テン左右両端部が位置するようにしたことを
特徴とするので、シャッタ−カ−テンが自重や火災時の
風圧力によってガイドレ−ルから抜け出すことがなく、
良好に延焼を食い止めることができる。また、係止部材
はR状面に形成してあるので、係止部材がシャッタ−カ
−テンを傷めることがない。
【0017】請求項2に記載したものでは、シャッタ−
が降下した際に、誤って人が取り残されてしまった場合
であっても、取り残された人が自力で容易に脱出でき
る。
が降下した際に、誤って人が取り残されてしまった場合
であっても、取り残された人が自力で容易に脱出でき
る。
【図1】(a)はシ−トシャッタ−の概略正面図、
(b)はシ−トシャッタ−の概略側面図、(c)はシ−
トシャッタ−の概略平面図である。
(b)はシ−トシャッタ−の概略側面図、(c)はシ−
トシャッタ−の概略平面図である。
【図2】シャッタ−カ−テンの係止部材の実施の形態を
示す図であって、(a)はシャッタ−カ−テンの一の端
部の平面図、(b)はシャッタ−カ−テンの一の端部の
一部省略正面図、(c)はシャッタ−カ−テンの一の端
部(係止部材を除いたもの)の一部省略正面図、(d)
は図2(c)の側面図である。
示す図であって、(a)はシャッタ−カ−テンの一の端
部の平面図、(b)はシャッタ−カ−テンの一の端部の
一部省略正面図、(c)はシャッタ−カ−テンの一の端
部(係止部材を除いたもの)の一部省略正面図、(d)
は図2(c)の側面図である。
【図3】(a)はシャッタ−カ−テンの下端部を示す側
面図、(b)はシャッタ−カ−テンの下端部を示す一部
省略平面図である。
面図、(b)はシャッタ−カ−テンの下端部を示す一部
省略平面図である。
1 シャッタ−カ−テン 2 巻取シャフト 2b 縮径部
3 ガイドレ−ル 3a 幅細部 3b 幅広部 8 金属製
チェ−ン 9 補強シ−ト 10 鳩目 40b なべビス
40c 袋ナット
3 ガイドレ−ル 3a 幅細部 3b 幅広部 8 金属製
チェ−ン 9 補強シ−ト 10 鳩目 40b なべビス
40c 袋ナット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 平3−130893(JP,U)
実開 昭58−37208(JP,U)
実公 昭63−41517(JP,Y2)
実公 昭13−15286(JP,Y1)
実公 昭18−1576(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E06B 9/58
E06B 9/02
E06B 9/13
E06B 9/60
Claims (2)
- 【請求項1】シャッタ−カ−テンを可撓性シ−ト部材か
ら構成し、該シャッタ−カ−テンの幅方向左右両端部を
開口部の左右両側に立設したガイドレ−ルの案内溝に上
下方向に案内させて開口部を開閉するようにしたシ−ト
シャッタ−において、上記シャッタ−カ−テンの左右両
端部に位置する可撓性シ−トの両面に、嵌合自在ななべ
ビスと袋ナットからなる係止部材を鳩目を介して上下方
向に所望間隔を存して複数装着すると共に、該案内溝を
シャッタ−カ−テンのシ−ト部を受け入れる幅細部と該
係止部材を受け入れる幅広部とから構成し、かつ前記シ
ャッタ−カ−テンを開口部上方で巻装する巻取シャフト
の長さ方向左右両端部位を縮径に形成して、シャッタ−
カ−テンの巻取時には、該縮径部にシャッタ−カ−テン
左右両端部が位置するようにしたことを特徴とするシ−
トシャッタ−。 - 【請求項2】前記シャッタ−カ−テンの下端部に幅方向
に延出する座板を設けるに、上記シャッタ−カ−テンの
下端部を折り返し縫着して袋状部を形成し、当該袋状部
に金属製のチェ−ンを幅方向に内装して変態自在な座板
としたことを特徴とする請求項1記載のシ−トシャッタ
−。
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