JP3426157B2 - 乳酸発酵食品の製造方法 - Google Patents
乳酸発酵食品の製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乳酸発酵により
γ(ガンマ)−アミノ酪酸(GABA)を含有した食品
を製造する乳酸発酵食品の製造方法に関する。
γ(ガンマ)−アミノ酪酸(GABA)を含有した食品
を製造する乳酸発酵食品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】γ−アミノ酪酸は、自然界に広く分布し
ているアミノ酸であり、食品の成分としても、茶や野菜
類などに通常含まれている。また、γ−アミノ酪酸は、
生体内においてもグルタミン酸からの脱炭素により生成
され、組織内に存在する。このγ−アミノ酪酸は、他の
多くのアミノ酸とは異なり、非タンパク質構成アミノ酸
であるが、生理的には、重要な働きを持っている。すな
わち、γ−アミノ酪酸は、食品として体内に摂取された
場合、エネルギー源として消費されるだけでなく、塩分
の過剰摂取に対して尿へのナトリウムイオンの排出を促
進し、また血圧降下作用を示すなど、重要な調節作用に
寄与していることが知られている。
ているアミノ酸であり、食品の成分としても、茶や野菜
類などに通常含まれている。また、γ−アミノ酪酸は、
生体内においてもグルタミン酸からの脱炭素により生成
され、組織内に存在する。このγ−アミノ酪酸は、他の
多くのアミノ酸とは異なり、非タンパク質構成アミノ酸
であるが、生理的には、重要な働きを持っている。すな
わち、γ−アミノ酪酸は、食品として体内に摂取された
場合、エネルギー源として消費されるだけでなく、塩分
の過剰摂取に対して尿へのナトリウムイオンの排出を促
進し、また血圧降下作用を示すなど、重要な調節作用に
寄与していることが知られている。
【0003】γ−アミノ酪酸を含有した食品としては、
γ−アミノ酪酸を強化した茶葉がギャバロン茶として開
発されており、ギャバロン茶が血圧降下作用や利尿作用
を有していることが確認されている。また、昔から血圧
降下作用が顕著であるとして薬膳料理などに用いられて
きた紅麹の主要な有効物質は、γ−アミノ酪酸である、
といったことが明らかにされている。
γ−アミノ酪酸を強化した茶葉がギャバロン茶として開
発されており、ギャバロン茶が血圧降下作用や利尿作用
を有していることが確認されている。また、昔から血圧
降下作用が顕著であるとして薬膳料理などに用いられて
きた紅麹の主要な有効物質は、γ−アミノ酪酸である、
といったことが明らかにされている。
【0004】ところが、γ−アミノ酪酸が含まれている
天然の食品は、少数の野菜など、種類が限定されてい
る。また、γ−アミノ酪酸を含んでいる食品でも、その
含有量は少なく、γ−アミノ酪酸は、有用な成分である
にもかかわらず、食品として摂取される機会は少ない。
天然の食品は、少数の野菜など、種類が限定されてい
る。また、γ−アミノ酪酸を含んでいる食品でも、その
含有量は少なく、γ−アミノ酪酸は、有用な成分である
にもかかわらず、食品として摂取される機会は少ない。
【0005】そこで、γ−アミノ酪酸を多く含む食品を
人為的に得る方法として、特開平7−227245号公
報には、グルタミン酸またはその塩類が多量に存在する
培養基(培地)において、乳酸菌による発酵作用により
グルタミン酸を脱炭酸させてγ−アミノ酪酸に変換さ
せ、γ−アミノ酪酸を含有する発酵食品を製造する方法
が開示されている。そして、γ−アミノ酪酸を生成する
能力を持つ乳酸菌として、ラクトバチルス(Lactb
acillus)属の乳酸菌が有用であることが示され
ている。
人為的に得る方法として、特開平7−227245号公
報には、グルタミン酸またはその塩類が多量に存在する
培養基(培地)において、乳酸菌による発酵作用により
グルタミン酸を脱炭酸させてγ−アミノ酪酸に変換さ
せ、γ−アミノ酪酸を含有する発酵食品を製造する方法
が開示されている。そして、γ−アミノ酪酸を生成する
能力を持つ乳酸菌として、ラクトバチルス(Lactb
acillus)属の乳酸菌が有用であることが示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、乳酸菌の種
類は非常に多く、γ−アミノ酪酸を生成する能力を持つ
乳酸菌は、そのうちの極く限られた種類のものであり、
かつ、γ−アミノ酪酸を生成する能力が認められた乳酸
菌であっても、培地の構成が変わると、グルタミン酸か
らγ−アミノ酪酸を生成しなかったり微少量しか生成し
なかったりする。また、1種類の乳酸菌では、γ−アミ
ノ酪酸の生成能が低くあるいは無くても、特定の2種の
乳酸菌を組み合わせて混合培養することにより、多量の
γ−アミノ酪酸を生成する、といったことも考えられ
る。
類は非常に多く、γ−アミノ酪酸を生成する能力を持つ
乳酸菌は、そのうちの極く限られた種類のものであり、
かつ、γ−アミノ酪酸を生成する能力が認められた乳酸
菌であっても、培地の構成が変わると、グルタミン酸か
らγ−アミノ酪酸を生成しなかったり微少量しか生成し
なかったりする。また、1種類の乳酸菌では、γ−アミ
ノ酪酸の生成能が低くあるいは無くても、特定の2種の
乳酸菌を組み合わせて混合培養することにより、多量の
γ−アミノ酪酸を生成する、といったことも考えられ
る。
【0007】また、特開平7−227245号公報に開
示されている方法では、通常、培地にグルタミン酸また
はその塩類を添加して、牛乳等の栄養成分を乳酸発酵さ
せることにより、添加されたグルタミン酸をγ−アミノ
酪酸に変換させて、γ−アミノ酪酸を含有する発酵食品
を得るようにしている。従って、この方法は、グルタミ
ン酸またはその塩類を前駆物質としてγ−アミノ酪酸を
製造する方法であり、発酵工程に先立ち、常法によりグ
ルタミン酸またはその塩類を製造しておき、あるいは購
入等により入手しておく必要がある。
示されている方法では、通常、培地にグルタミン酸また
はその塩類を添加して、牛乳等の栄養成分を乳酸発酵さ
せることにより、添加されたグルタミン酸をγ−アミノ
酪酸に変換させて、γ−アミノ酪酸を含有する発酵食品
を得るようにしている。従って、この方法は、グルタミ
ン酸またはその塩類を前駆物質としてγ−アミノ酪酸を
製造する方法であり、発酵工程に先立ち、常法によりグ
ルタミン酸またはその塩類を製造しておき、あるいは購
入等により入手しておく必要がある。
【0008】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、食品中に含まれている天然のグルタ
ミン酸を利用して、多量のγ−アミノ酪酸を含有した乳
酸発酵食品を得ることができる乳酸発酵食品の製造方法
を提供することを目的とする。
されたものであり、食品中に含まれている天然のグルタ
ミン酸を利用して、多量のγ−アミノ酪酸を含有した乳
酸発酵食品を得ることができる乳酸発酵食品の製造方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明では、トマト果
汁がグルタミン酸を比較的多く含むことに着目し、ま
た、食品としての安全性の観点から、脱脂乳を培地とし
乳酸菌により乳酸発酵させて、トマト果汁に含まれるグ
ルタミン酸を乳酸菌によってγ−アミノ酪酸に変換させ
るようにした。そして、多くの種類の乳酸菌のうちから
γ−アミノ酪酸を生成する能力を持つ乳酸菌を検索した
結果、ラクトバチルス・ヘルベチカス(L.helve
ticus)とラクトバチルス・カゼイ(L.case
i)とを組み合わせて、それらの2種の乳酸菌を混合培
養することが、グルタミン酸を脱炭酸させてγ−アミノ
酪酸を生産するのに有効であることを見い出し、この発
明に至った。
汁がグルタミン酸を比較的多く含むことに着目し、ま
た、食品としての安全性の観点から、脱脂乳を培地とし
乳酸菌により乳酸発酵させて、トマト果汁に含まれるグ
ルタミン酸を乳酸菌によってγ−アミノ酪酸に変換させ
るようにした。そして、多くの種類の乳酸菌のうちから
γ−アミノ酪酸を生成する能力を持つ乳酸菌を検索した
結果、ラクトバチルス・ヘルベチカス(L.helve
ticus)とラクトバチルス・カゼイ(L.case
i)とを組み合わせて、それらの2種の乳酸菌を混合培
養することが、グルタミン酸を脱炭酸させてγ−アミノ
酪酸を生産するのに有効であることを見い出し、この発
明に至った。
【0010】
【0011】すなわち、請求項1に係る発明は、脱脂乳
とトマト果汁とを含む培地に、少なくともラクトバチル
ス・ヘルベチカス(L.helveticus)および
ラクトバチルス・カゼイ(L.casei)の2種の乳
酸菌を接種して、それらの乳酸菌を混合培養し、脱脂乳
を乳酸発酵させて、γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳を
得ることを特徴とする。
とトマト果汁とを含む培地に、少なくともラクトバチル
ス・ヘルベチカス(L.helveticus)および
ラクトバチルス・カゼイ(L.casei)の2種の乳
酸菌を接種して、それらの乳酸菌を混合培養し、脱脂乳
を乳酸発酵させて、γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳を
得ることを特徴とする。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1記載の製
造方法において、脱脂乳とトマト果汁とを含む培地にグ
ルタミン酸またはその塩類を添加することを特徴とす
る。
造方法において、脱脂乳とトマト果汁とを含む培地にグ
ルタミン酸またはその塩類を添加することを特徴とす
る。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2記載の製造方法によって得られた発酵乳に糖分、
香料および水を添加して調製発酵乳を得ることを特徴と
する。また、請求項4に係る発明は、請求項3記載の製
造方法によって得られた調製発酵乳を加熱殺菌して乳酸
菌飲料を得ることを特徴とする。
求項2記載の製造方法によって得られた発酵乳に糖分、
香料および水を添加して調製発酵乳を得ることを特徴と
する。また、請求項4に係る発明は、請求項3記載の製
造方法によって得られた調製発酵乳を加熱殺菌して乳酸
菌飲料を得ることを特徴とする。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1または請
求項2記載の製造方法によって得られた発酵乳を凍結乾
燥させて発酵乳粉末を得ることを特徴とする。また、請
求項6に係る発明は、請求項5記載の製造方法によって
得られた発酵乳粉末の配合により、γ−アミノ酪酸を含
有する飲料または食物を得ることを特徴とする。
求項2記載の製造方法によって得られた発酵乳を凍結乾
燥させて発酵乳粉末を得ることを特徴とする。また、請
求項6に係る発明は、請求項5記載の製造方法によって
得られた発酵乳粉末の配合により、γ−アミノ酪酸を含
有する飲料または食物を得ることを特徴とする。
【0015】請求項7に係る発明は、請求項1または請
求項2記載の製造方法によって得られた発酵乳にヨーグ
ルト用殺菌乳および香料を添加し、乳酸発酵させてヨー
グルトを得ることを特徴とする。
求項2記載の製造方法によって得られた発酵乳にヨーグ
ルト用殺菌乳および香料を添加し、乳酸発酵させてヨー
グルトを得ることを特徴とする。
【0016】
【0017】請求項1に係る発明の製造方法によると、
培地に接種されたラクトバチルス・ヘルベチカスおよび
ラクトバチルス・カゼイが混合培養されて、脱脂乳が乳
酸発酵させられ、それに伴って増殖した前記2種の乳酸
菌により、トマト果汁に含まれているグルタミン酸が脱
炭酸させられ、γ−アミノ酪酸が生産される。
培地に接種されたラクトバチルス・ヘルベチカスおよび
ラクトバチルス・カゼイが混合培養されて、脱脂乳が乳
酸発酵させられ、それに伴って増殖した前記2種の乳酸
菌により、トマト果汁に含まれているグルタミン酸が脱
炭酸させられ、γ−アミノ酪酸が生産される。
【0018】請求項2に係る発明の製造方法によると、
上記と同様にして乳酸発酵に伴い増殖したラクトバチル
ス・ヘルベチカスとラクトバチルス・カゼイとの2種の
乳酸菌により、トマト果汁に含まれているグルタミン酸
および培地に添加されたグルタミン酸が脱炭酸させら
れ、γ−アミノ酪酸が生産される。
上記と同様にして乳酸発酵に伴い増殖したラクトバチル
ス・ヘルベチカスとラクトバチルス・カゼイとの2種の
乳酸菌により、トマト果汁に含まれているグルタミン酸
および培地に添加されたグルタミン酸が脱炭酸させら
れ、γ−アミノ酪酸が生産される。
【0019】請求項3に係る発明の製造方法によると、
γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳に糖分、香料および水
が添加されることにより、γ−アミノ酪酸を含有し乳酸
菌が生きたまま含まれた調製発酵乳が得られる。また、
請求項4に係る発明の製造方法によると、γ−アミノ酪
酸を含有する調製発酵乳が加熱殺菌されることにより、
γ−アミノ酪酸を含有した乳酸菌飲料(殺菌)が得られ
る。
γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳に糖分、香料および水
が添加されることにより、γ−アミノ酪酸を含有し乳酸
菌が生きたまま含まれた調製発酵乳が得られる。また、
請求項4に係る発明の製造方法によると、γ−アミノ酪
酸を含有する調製発酵乳が加熱殺菌されることにより、
γ−アミノ酪酸を含有した乳酸菌飲料(殺菌)が得られ
る。
【0020】請求項5に係る発明の製造方法によると、
γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳が凍結乾燥させられる
ことにより、γ−アミノ酪酸を含有した発酵乳粉末が得
られる。また、請求項6に係る発明の製造方法による
と、γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳粉末が飲料または
食物に配合されることにより、γ−アミノ酪酸を含有し
た清涼飲料水等の飲料やγ−アミノ酪酸を含有したゼリ
ー、トローチ剤、キャンディ、顆粒剤、錠剤等の食物が
得られる。
γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳が凍結乾燥させられる
ことにより、γ−アミノ酪酸を含有した発酵乳粉末が得
られる。また、請求項6に係る発明の製造方法による
と、γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳粉末が飲料または
食物に配合されることにより、γ−アミノ酪酸を含有し
た清涼飲料水等の飲料やγ−アミノ酪酸を含有したゼリ
ー、トローチ剤、キャンディ、顆粒剤、錠剤等の食物が
得られる。
【0021】請求項7に係る発明の製造方法によると、
γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳にヨーグルト用殺菌乳
および香料が添加されて乳酸発酵させられることによ
り、γ−アミノ酪酸を含有したヨーグルトが得られる。
γ−アミノ酪酸を含有する発酵乳にヨーグルト用殺菌乳
および香料が添加されて乳酸発酵させられることによ
り、γ−アミノ酪酸を含有したヨーグルトが得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
について説明する。
について説明する。
【0023】この発明に係る乳酸発酵食品の製造方法で
は、γ−アミノ酪酸の前駆物質であるグルタミン酸を比
較的多く含んでいるトマト果汁を原料とし、脱脂乳を主
成分とする培地に、γ−アミノ酪酸を生成する能力を持
つ特定種類の乳酸菌を接種し、乳酸菌を混合培養する。
そして、脱脂乳の乳酸発酵に伴い、乳酸菌によりトマト
果汁中のグルタミン酸を脱炭酸させてγ−アミノ酪酸に
変換させ、γ−アミノ酪酸を多量に含有する発酵乳を得
るようにする。
は、γ−アミノ酪酸の前駆物質であるグルタミン酸を比
較的多く含んでいるトマト果汁を原料とし、脱脂乳を主
成分とする培地に、γ−アミノ酪酸を生成する能力を持
つ特定種類の乳酸菌を接種し、乳酸菌を混合培養する。
そして、脱脂乳の乳酸発酵に伴い、乳酸菌によりトマト
果汁中のグルタミン酸を脱炭酸させてγ−アミノ酪酸に
変換させ、γ−アミノ酪酸を多量に含有する発酵乳を得
るようにする。
【0024】乳酸菌としては、ラクトバチルス・ヘルベ
チカスとラクトバチルス・カゼイとの2種の乳酸菌が使
用され、それらの乳酸菌が混合培養される。なお、上記
した乳酸菌を単独培養しても、γ−アミノ酪酸は生産さ
れず、あるいは少量しか生産されない。また、上記した
2種の乳酸菌に、他の種類の乳酸菌をさらに加えて、3
種以上の乳酸菌を混合培養することは、別に差し支えな
い。
チカスとラクトバチルス・カゼイとの2種の乳酸菌が使
用され、それらの乳酸菌が混合培養される。なお、上記
した乳酸菌を単独培養しても、γ−アミノ酪酸は生産さ
れず、あるいは少量しか生産されない。また、上記した
2種の乳酸菌に、他の種類の乳酸菌をさらに加えて、3
種以上の乳酸菌を混合培養することは、別に差し支えな
い。
【0025】また、より多量のγ−アミノ酪酸を含有し
た乳酸発酵食品を得ようとする場合には、脱脂乳とトマ
ト果汁とを含む培地にグルタミン酸またはその塩類、例
えばグルタミン酸ソーダ等を添加し、乳酸菌により、ト
マト果汁中のグルタミン酸と共に、培地に添加されたグ
ルタミン酸を脱炭酸させて、より多量のγ−アミノ酪酸
が生産されるようにする。
た乳酸発酵食品を得ようとする場合には、脱脂乳とトマ
ト果汁とを含む培地にグルタミン酸またはその塩類、例
えばグルタミン酸ソーダ等を添加し、乳酸菌により、ト
マト果汁中のグルタミン酸と共に、培地に添加されたグ
ルタミン酸を脱炭酸させて、より多量のγ−アミノ酪酸
が生産されるようにする。
【0026】上記したようにして得られたγ−アミノ酪
酸を含有する発酵乳は、二次加工されて、γ−アミノ酪
酸を含有した各種の飲料や食物が製造される。例えば、
上記発酵乳に糖分、香料および水を添加し味覚を調整す
ることにより、γ−アミノ酪酸を含有し乳酸菌が生きた
まま含まれた調製発酵乳が得られ、また、その調製発酵
乳を85℃程度の温度で加熱殺菌して容器に充填するこ
とにより、γ−アミノ酪酸を含有した乳酸菌飲料(殺
菌)が得られる。また、上記した発酵乳を凍結乾燥させ
ることにより、γ−アミノ酪酸を含有した発酵乳粉末が
得られ、その粉末を、飲料や食物を製造する場合に配合
することにより、γ−アミノ酪酸を含有した清涼飲料水
等の飲料や、γ−アミノ酪酸を含有したゼリー、トロー
チ剤、キャンディ、顆粒剤、錠剤等の食物が得られる。
酸を含有する発酵乳は、二次加工されて、γ−アミノ酪
酸を含有した各種の飲料や食物が製造される。例えば、
上記発酵乳に糖分、香料および水を添加し味覚を調整す
ることにより、γ−アミノ酪酸を含有し乳酸菌が生きた
まま含まれた調製発酵乳が得られ、また、その調製発酵
乳を85℃程度の温度で加熱殺菌して容器に充填するこ
とにより、γ−アミノ酪酸を含有した乳酸菌飲料(殺
菌)が得られる。また、上記した発酵乳を凍結乾燥させ
ることにより、γ−アミノ酪酸を含有した発酵乳粉末が
得られ、その粉末を、飲料や食物を製造する場合に配合
することにより、γ−アミノ酪酸を含有した清涼飲料水
等の飲料や、γ−アミノ酪酸を含有したゼリー、トロー
チ剤、キャンディ、顆粒剤、錠剤等の食物が得られる。
【0027】
【実施例】次に、この発明のより具体的な実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0028】
【0029】
【0030】〔発酵乳の製法例〕
脱脂粉乳13.0%、トマト果汁25.0%、グルタミ
ン酸ソーダ0.1%および水61.9%からなる液体培
地に、ラクトバチルス・ヘルベチカスとタクトバチルス
・カゼイとを接種し、それらの乳酸菌を37℃の温度で
72時間混合培養した。これにより、γ−アミノ酪酸を
0.040%含有し乳酸菌(生菌)が含まれた発酵乳が
得られた。
ン酸ソーダ0.1%および水61.9%からなる液体培
地に、ラクトバチルス・ヘルベチカスとタクトバチルス
・カゼイとを接種し、それらの乳酸菌を37℃の温度で
72時間混合培養した。これにより、γ−アミノ酪酸を
0.040%含有し乳酸菌(生菌)が含まれた発酵乳が
得られた。
【0031】
【0032】〔乳酸菌飲料の製法例〕
上記した発酵乳の製法例で得られた発酵乳に異性化糖
(甘味料)、ペクチン(安定剤)、香料および水を添加
し(発酵乳:44.5%、異性化糖:15.0%、ペク
チン:0.3%、香料:0.2%、水:40.0%)、
この混合液を撹拌して均質化し、味調整された発酵乳を
調製した。この調製発酵乳を85℃の温度で加熱殺菌し
て、壜詰め(壜容量50ml)した。これにより、γ−
アミノ酪酸を0.018%含有した乳酸菌飲料(殺菌)
が得られた。
(甘味料)、ペクチン(安定剤)、香料および水を添加
し(発酵乳:44.5%、異性化糖:15.0%、ペク
チン:0.3%、香料:0.2%、水:40.0%)、
この混合液を撹拌して均質化し、味調整された発酵乳を
調製した。この調製発酵乳を85℃の温度で加熱殺菌し
て、壜詰め(壜容量50ml)した。これにより、γ−
アミノ酪酸を0.018%含有した乳酸菌飲料(殺菌)
が得られた。
【0033】
【0034】〔発酵乳粉末の製法例〕
上記した発酵乳の製法例で得られた発酵乳100mlを
凍結乾燥させた。これにより、発酵乳の粉末15.0g
が得られた。
凍結乾燥させた。これにより、発酵乳の粉末15.0g
が得られた。
【0035】〔清涼飲料水の調製例〕
上記した発酵乳粉末の製法例で得られた発酵乳粉末を使
用し、表1に示した配合割合で、常法により清涼飲料水
を製造した。
用し、表1に示した配合割合で、常法により清涼飲料水
を製造した。
【0036】
【表1】
【0037】〔ゼリーの調製例〕
上記した発酵乳粉末の製法例で得られた発酵乳粉末を使
用し、表2に示した配合割合となるように、発酵乳粉
末、イソマルトオリゴ糖およびゼラチンを50mlの水
に添加し、その混合物を80℃の温度で加熱して溶解さ
せ、その溶液にストロベリーエキスを加えて撹拌した
後、溶液を容器内に充填し冷却して、ゼリーを製造し
た。
用し、表2に示した配合割合となるように、発酵乳粉
末、イソマルトオリゴ糖およびゼラチンを50mlの水
に添加し、その混合物を80℃の温度で加熱して溶解さ
せ、その溶液にストロベリーエキスを加えて撹拌した
後、溶液を容器内に充填し冷却して、ゼリーを製造し
た。
【0038】
【表2】
【0039】〔トローチ剤の調製例〕
上記した発酵乳粉末の製法例で得られた発酵乳粉末を使
用し、表3に示した配合割合となるように、発酵乳粉末
と砂糖とを均一に混合した後、水およびエタノールを用
いて湿式造粒し、粒状物を35℃以下の温度で乾燥させ
た。得られた粒状物に乳糖およびステアリン酸マグネシ
ウムを添加して混合し、直径15mm、1錠当り1gの
トローチ剤を製造した。
用し、表3に示した配合割合となるように、発酵乳粉末
と砂糖とを均一に混合した後、水およびエタノールを用
いて湿式造粒し、粒状物を35℃以下の温度で乾燥させ
た。得られた粒状物に乳糖およびステアリン酸マグネシ
ウムを添加して混合し、直径15mm、1錠当り1gの
トローチ剤を製造した。
【0040】
【表3】
【0041】〔キャンディの調製例〕
表4に示した配合割合となるように、砂糖と水飴と精製
水とを混合し、それらを加熱溶融させた後、溶融物を濾
過して異物を除去し、得られた液状物を加熱下で減圧濃
縮させて水分を除き、130℃〜150℃、2%〜3%
の飴生地を調製した。この飴生地に、上記した発酵乳粉
末の製法例で得られた発酵乳粉末および香料を添加して
混合し、金型を使用して成型し、1個当り4gのキャン
ディを製造した。
水とを混合し、それらを加熱溶融させた後、溶融物を濾
過して異物を除去し、得られた液状物を加熱下で減圧濃
縮させて水分を除き、130℃〜150℃、2%〜3%
の飴生地を調製した。この飴生地に、上記した発酵乳粉
末の製法例で得られた発酵乳粉末および香料を添加して
混合し、金型を使用して成型し、1個当り4gのキャン
ディを製造した。
【0042】
【表4】
【0043】〔顆粒剤の調製例〕
上記した発酵乳粉末の製法例で得られた発酵乳粉末を使
用し、表5に示した配合割合となるように各成分をそれ
ぞれ所定量だけ秤取し、各成分物質を均一に混合した
後、水およびエタノールを用いて湿式造粒し、顆粒剤を
製造した。
用し、表5に示した配合割合となるように各成分をそれ
ぞれ所定量だけ秤取し、各成分物質を均一に混合した
後、水およびエタノールを用いて湿式造粒し、顆粒剤を
製造した。
【0044】
【表5】
【0045】〔錠剤の調製例〕
上記した発酵乳粉末の製法例で得られた発酵乳粉末を使
用し、表6に示した配合割合となるように各成分をそれ
ぞれ所定量だけ秤取し、各成分物質を均一に混合した
後、圧縮成型し、錠剤を製造した。
用し、表6に示した配合割合となるように各成分をそれ
ぞれ所定量だけ秤取し、各成分物質を均一に混合した
後、圧縮成型し、錠剤を製造した。
【0046】
【表6】
【0047】
【0048】〔ヨーグルトの調製例〕
上記した発酵乳の製法例で得られた発酵乳と、別途常法
により製造されたヨーグルト用殺菌乳に香料を添加した
ものとを混合し(発酵乳:44.5%、ヨーグルト用殺
菌乳:55.3%、香料:0.2%)、この混合液を容
器に分注し、38℃の温度で12時間発酵させた。これ
により、γ−アミノ酪酸を0.018%含有したヨーグ
ルトが得られた。
により製造されたヨーグルト用殺菌乳に香料を添加した
ものとを混合し(発酵乳:44.5%、ヨーグルト用殺
菌乳:55.3%、香料:0.2%)、この混合液を容
器に分注し、38℃の温度で12時間発酵させた。これ
により、γ−アミノ酪酸を0.018%含有したヨーグ
ルトが得られた。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係る発明の製造方法による
と、トマト果汁中に含まれている天然のグルタミン酸を
利用して、多量のγ−アミノ酪酸を含有した乳酸発酵食
品を得ることができる。
と、トマト果汁中に含まれている天然のグルタミン酸を
利用して、多量のγ−アミノ酪酸を含有した乳酸発酵食
品を得ることができる。
【0050】請求項2に係る発明の製造方法では、より
多くのγ−アミノ酪酸を含有した乳酸発酵食品を得るこ
とができる。
多くのγ−アミノ酪酸を含有した乳酸発酵食品を得るこ
とができる。
【0051】請求項3に係る発明の製造方法によると、
γ−アミノ酪酸を含有し乳酸菌が生きたまま含まれた調
製発酵乳を得ることができる。また、請求項4に係る発
明の製造方法によると、γ−アミノ酪酸を含有した乳酸
菌飲料(殺菌)を得ることができる。
γ−アミノ酪酸を含有し乳酸菌が生きたまま含まれた調
製発酵乳を得ることができる。また、請求項4に係る発
明の製造方法によると、γ−アミノ酪酸を含有した乳酸
菌飲料(殺菌)を得ることができる。
【0052】請求項5に係る発明の製造方法によると、
γ−アミノ酪酸を含有した発酵乳粉末を得ることがで
き、その発酵乳粉末を使用して、γ−アミノ酪酸を含有
した各種の飲料や食物を製造することができる。また、
請求項6に係る発明の製造方法によると、γ−アミノ酪
酸を含有した清涼飲料水等の飲料やγ−アミノ酪酸を含
有したゼリー、トローチ剤、キャンディ、顆粒剤、錠剤
等の食物を得ることができる。
γ−アミノ酪酸を含有した発酵乳粉末を得ることがで
き、その発酵乳粉末を使用して、γ−アミノ酪酸を含有
した各種の飲料や食物を製造することができる。また、
請求項6に係る発明の製造方法によると、γ−アミノ酪
酸を含有した清涼飲料水等の飲料やγ−アミノ酪酸を含
有したゼリー、トローチ剤、キャンディ、顆粒剤、錠剤
等の食物を得ることができる。
【0053】請求項7に係る発明の製造方法によると、
γ−アミノ酪酸を含有したヨーグルトを得ることができ
る。
γ−アミノ酪酸を含有したヨーグルトを得ることができ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A23C 9/123
A23L 2/38
Claims (7)
- 【請求項1】 脱脂乳とトマト果汁とを含む培地に、少
なくともラクトバチルス・ヘルベチカスおよびラクトバ
チルス・カゼイの2種の乳酸菌を接種して、それらの乳
酸菌を混合培養し、脱脂乳を乳酸発酵させて、γ−アミ
ノ酪酸を含有する発酵乳を得ることを特徴とする乳酸発
酵食品の製造方法。 - 【請求項2】 脱脂乳とトマト果汁とを含む培地にグル
タミン酸またはその塩類が添加される請求項1記載の乳
酸発酵食品の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の製造方法
によって得られた発酵乳に糖分、香料および水を添加し
て調製発酵乳を得ることを特徴とする乳酸発酵食品の製
造方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の製造方法によって得られ
た調製発酵乳を加熱殺菌して乳酸菌飲料を得ることを特
徴とする乳酸発酵食品の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の製造方法
によって得られた発酵乳を凍結乾燥させて発酵乳粉末を
得ることを特徴とする乳酸発酵食品の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の製造方法によって得られ
た発酵乳粉末の配合により、γ−アミノ酪酸を含有する
飲料または食物を得ることを特徴とする乳酸発酵食品の
製造方法。 - 【請求項7】 請求項1または請求項2記載の製造方法
によって得られた発酵乳にヨーグルト用殺菌乳および香
料を添加し、乳酸発酵させてヨーグルトを得ることを特
徴とする乳酸発酵食品の製造方法。
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JP11989299A JP3426157B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 乳酸発酵食品の製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11989299A JP3426157B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 乳酸発酵食品の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000308457A JP2000308457A (ja) | 2000-11-07 |
JP3426157B2 true JP3426157B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=14772820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11989299A Expired - Lifetime JP3426157B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 乳酸発酵食品の製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3426157B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101703262B1 (ko) * | 2014-12-30 | 2017-02-06 | 주식회사 삼양사 | 발효유를 이용한 동결건조 성형식품 및 이의 제조방법 |
JP2017184669A (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | オーストリッチファーマ株式会社 | ダチョウ黄卵抗体含有飴の製造方法およびダチョウ黄卵抗体含有飴 |
CN110301480A (zh) * | 2018-03-20 | 2019-10-08 | 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 | 含乳饮料及其制备方法 |
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JP7312447B2 (ja) * | 2019-10-03 | 2023-07-21 | 株式会社ミル総本社 | 乳酸発酵食品の製造方法 |
CN115644382A (zh) * | 2022-10-25 | 2023-01-31 | 浙江科技学院 | 三菌联动发酵富集γ-氨基丁酸制备果蔬产品的方法 |
WO2024117118A1 (ja) * | 2022-11-29 | 2024-06-06 | キリンホールディングス株式会社 | 容器詰め酸性飲料 |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11989299A patent/JP3426157B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|---|---|---|
WO2007097374A1 (ja) | 2006-02-21 | 2007-08-30 | Kikkoman Corporation | γ-アミノ酪酸生産能を有する乳酸菌 |
US8202710B2 (en) | 2006-02-21 | 2012-06-19 | Kikkoman Corporation | Lactic acid bacterium capable of producing Y-aminobutyric acid |
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