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JP3424268B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JP3424268B2
JP3424268B2 JP19807593A JP19807593A JP3424268B2 JP 3424268 B2 JP3424268 B2 JP 3424268B2 JP 19807593 A JP19807593 A JP 19807593A JP 19807593 A JP19807593 A JP 19807593A JP 3424268 B2 JP3424268 B2 JP 3424268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
carriage
optical disk
magnet
coil
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP19807593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0757405A (ja
Inventor
徹 藤巻
伸一 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP19807593A priority Critical patent/JP3424268B2/ja
Publication of JPH0757405A publication Critical patent/JPH0757405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3424268B2 publication Critical patent/JP3424268B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に係
り、特に読み書きヘッドを移動し、位置決めを行うリニ
アモータに関するものである。
【0002】近年の光ディスク装置或いは光磁気ディス
ク装置(以下、光ディスク装置と呼ぶ)に対しては薄型
化が求められており、特に装置の約1/3〜1/2の面
積を占めている読み書きヘッドの位置決めを行うリニア
モータの薄型化が必要になっている。
【0003】
【従来の技術】従来の光ディスク装置について図4〜図
5により詳細に説明する。図4は従来の光ディスク装置
の概略構造を示す平面図、図5は従来のリニアモータ及
びキャリッジの詳細構造を示す断面図である。
【0004】従来の光ディスク装置の概略構造は図4に
示すように、周囲にベース壁21a を備えたベース21に設
けたスピンドルモータ22の回転軸22a にディスク保持部
22bを固定してこのディスク保持部22b にディスク3を
搭載し、キャリッジ28に搭載した読み書きヘッド32によ
りこのディスク3にデータを書き込み或いは読み出す光
ディスク装置である。
【0005】このキャリッジ28に搭載した読み書きヘッ
ド32をディスク3の半径方向に移動して所定の位置に停
止させるリニアモータは、ベース21に設けたレール支持
部25で固定したレール24に、図5(a) に示すように嵌合
し、キャリッジ28の片側に設けた磁石29を、図5(b) に
示すようなコイル31を巻いた2個のヨーク30の間で矢印
の方向に移動させ、所定の位置に停止させるものであ
る。
【0006】この場合はコイル31を巻いたヨーク30を磁
石29の両側に設けるので、ヨーク30をベース21に取りつ
けると、図示するベース21の表面と下側のコイル31との
距離Hが約9mmになり、光ディスク装置の厚さが厚くな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の光
ディスク装置においては、図5(b) に示すようにコイル
31を巻いた2個のヨーク30をベース21に固定しているの
で、ベース21の上面と下のコイル31との間の距離Hが大
きくなっているという問題点がある。又、キャリッジ
は、その片側の磁石に設けた滑り軸受けによりレールに
沿って移動するが、滑り軸受けのために円滑に移動する
のが困難であるという問題点があった。
【0008】本発明は以上のような状況から、ベースの
上面と下のコイルとの間の距離を短縮して小型化するこ
とが可能となる光ディスク装置の提供を目的としたもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、ベース上に光ディスクを駆動するスピンドルモータ
と読み書きヘッドを搭載したキャリッジを移動するリニ
アモータとを備えた光ディスク装置において、前記キャ
リッジ両側の各々には前記キャリッジに固定された磁
石が備えられており、前記両側の各々には前記キャリッ
ジを直線運動させるリニアモータが備えられ、各々の前
記リニアモ−タはコイルが巻かれたヨーク磁性を有す
る材料からなる前記ベースと前記磁石とを有しており
各々の前記磁石は前記ベースと対向する前記コイルと前
ベースとの間隙に非接触で滑動自在に挟装されてお
り、前記磁石と前記ベースとの間隔と、前記磁石と前記
ヨークとの間隔が異なるように構成する。
【0010】
【作用】即ち本発明においては、ベースにスピンドルモ
ータを設け、このスピンドルモータの回転軸にディスク
保持部を固定し、このディスク保持部にディスクを搭載
し、このディスクにデータを書き込み或いは読み出す読
み書きヘッドをキャリッジに搭載しており、このキャリ
ッジの両側に磁石を設け、この両側に設けた各々の磁石
をリニアモータにより直線運動をさせているが、このリ
ニアモータの一方のヨークとコイルの代替として磁性材
料からなるベースを用いているので、ベースの表面と他
方のヨークに巻いたコイルの表面との距離を、磁石の両
側にヨークに巻いたコイルを用いる従来のリニアモータ
のコイルの表面の間の距離に比して小さくすることがで
き、光ディスク装置を小型化することが可能となる。
又、キャリッジには、V字溝を有するガイドローラを設
けており、このV字溝とベースに設けたレールバネの間
に、ベースに設けたレールを挟持し、キャリッジをレー
ルに沿って移動させるので、キャリッジをレールに沿っ
て円滑に移動することが可能となる。また、ベースと対
向するコイルと、このベースとの間隙に非接触で滑動自
在に挟装されているこの磁石とベースとの間隔と、この
磁石とコイルが巻かれたヨークとの間隔が異なるように
構成しているので、磁石が停止した場合には、ベース或
いはヨークの間隔が狭い方に磁石が引き寄せられ、ガイ
ドローラのV字溝がレールに押し付けられて軸方向のガ
タがなくなるので、上下方向の振動に対する位置決め能
力を向上させることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下図1〜図3により本発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。図1は本発明による一実施例の光
ディスク装置の概略構造を示す平面図、図2は本発明に
よる一実施例のリニアモータ及びキャリッジの詳細構造
を示す断面図、図3は本発明による一実施例のガイド部
の詳細構造を示す断面図である。
【0012】本発明による一実施例の光ディスク装置の
概略構造は図1に示すように、周囲にベース壁1aを備え
たベース1に設けたスピンドルモータ2の回転軸2aにデ
ィスク保持部2bを固定してこのディスク保持部2bにディ
スク3を搭載し、キャリッジ8に搭載した読み書きヘッ
ド12によりこのディスク3にデータを書き込み或いは読
み出す光ディスク装置である。
【0013】このキャリッジ8に搭載した読み書きヘッ
ド12をディスク3の半径方向に移動して所定の位置に停
止させるリニアモータは、図2(a) に示すようにキャリ
ッジ8の両側に磁石ホルダ9aにより磁石9を固定し、磁
材料からなるベース1と、コイル11を巻いたヨーク10
との間にこの磁石9を図2(b) に示すように一方に片寄
せて配置し、コイル11を巻いたヨーク10と磁材料から
なるベース1の間で矢印の方向に移動させ、所定の位置
に停止させるものである。
【0014】このようにリニアモータの一方のヨークと
コイルの代替として磁性材料からなるベース1を用いて
いるので、ベース1の表面と他方のヨーク10に巻いたコ
イル11の表面との距離hを約 5.4mmにすることができ、
光ディスク装置を小型化することが可能となる。
【0015】本実施例においては、キャリッジ8の下部
の両側に図3に示すように回転可能なガイドローラ6を
設け、そのV字溝にベース1に設けたレール支持部5で
固定したレール4が接触するように、ベース1に両端を
固定したレールバネ7を設けているので、キャリッジ8
は円滑にレール4に沿って直進させることが可能であ
る。
【0016】又、図2(b) に示すように磁石9をベース
との距離が小さくなるように配置すると、磁石9を移
動させた後、停止させた場合にベース1の方に磁石9が
引き寄せられ(つまり、図面上方へ磁石が引き寄せら
れ)、図3に示すようにガイドローラ6のV字溝がレー
ル4に押し付けられて軸方向のガタがなくなるので、上
下方向の振動に対する位置決め能力が向上する。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば極めて簡単な構造の変更により、リニアモータ
を小型化することが可能となる利点があり、著しい経済
的な効果が期待できる光ディスク装置の提供が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例の光ディスク装置の概
略構造を示す平面図
【図2】 本発明による一実施例のリニアモータ及びキ
ャリッジの詳細構造を示す断面図
【図3】 本発明による一実施例のガイド部の詳細構造
を示す断面図
【図4】 従来の光ディスク装置の概略構造を示す平面
【図5】 従来のリニアモータ及びキャリッジの詳細構
造を示す断面図
【符号の説明】
1 ベース 1a ベース壁 2 スピンドルモータ 2a 回転軸 2b ディスク支持部 3 ディスク 4 レール 5 レール支持部 6 ガイドローラ 7 レールバネ 8 キャリッジ 9 磁石 9a 磁石ホルダ 10 ヨーク 11 コイル 12 読み書きヘッド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−243069(JP,A) 特開 平3−93074(JP,A) 実開 昭62−22768(JP,U) 実開 昭55−170879(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/02 G11B 7/085 H02K 41/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース上に光ディスクを駆動するスピンド
    ルモータと読み書きヘッドを搭載したキャリッジを移動
    するリニアモータとを備えた光ディスク装置において、 前記キャリッジ両側の各々には前記キャリッジに固定
    された磁石が備えられており、前記両側の各々には前記
    キャリッジを直線運動させるリニアモータが備えられ、
    各々の前記リニアモ−タはコイルが巻かれたヨーク
    性を有する材料からなる前記ベース前記磁石とを有し
    ており各々の前記磁石は前記ベースと対向する前記コ
    イル前記ベースとの間隙に非接触で滑動自在に挟装
    れており、前記磁石と前記ベースとの間隔と、前記磁石
    と前記ヨークとの間隔が異なることを特徴とする光ディ
    スク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスク装置の前記キャ
    リッジがV字溝を有するガイドローラを備えており、該
    V字溝と前記ベースに設けたレールバネの間に、前記ベ
    ースに設けたレールを挟持し、前記キャリッジを前記レ
    ールに沿って移動させることを特徴とする光ディスク装
    置。
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