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JP3422736B2 - 風観測システム - Google Patents

風観測システム

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JP3422736B2
JP3422736B2 JP36248299A JP36248299A JP3422736B2 JP 3422736 B2 JP3422736 B2 JP 3422736B2 JP 36248299 A JP36248299 A JP 36248299A JP 36248299 A JP36248299 A JP 36248299A JP 3422736 B2 JP3422736 B2 JP 3422736B2
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Japan
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wind
observation
doppler radar
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observation data
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清之 畑
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気象観測、空港
監視や大気観測において風の2次元及び3次元分布を観
測する風観測システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開平10−197549号公
報に示されるフェーズドアレイ型ドップラー風速計の構
成を示すブロック図であり、装置の直上の風の分布を測
定することが可能な風速計である。図において、1は1
6×16=256個のトランスデューサから構成された
フェーズドアレイアンテナ、2はフェーズドアレイアン
テナ1に接続された送受信回路、3は送受信回路2を介
してフェーズドアレイアンテナ1と情報の送受信を行う
コントローラである。送受信回路2は、コントロールロ
ジック4、電力増幅器5、送受信切替スイッチ6、前置
増幅器7、ミキサー8、バンドパスフィルタ9、時間と
共に利得が増加する可変利得増幅器10及び検波器11
から構成され、ドップラーシフト量の検出は、シンプル
ホモダイン方式とFFT(高速フーリエ変換)との組み
合せによって行われる。コントローラ3は、CPU1
4、ROM/RAM15、デバイス入出力回路16、A
/D変換回路17、入力インターフェイス18及び出力
インターフェイス回路19から構成されている。
【0003】次に、この従来装置の動作について説明す
る。フェーズドアレイアンテナ1は、周波数2100H
z、パワー1000ワット程度、半値幅10°程度の鋭
いビームを、コントローラ3内のCPU14からの指令
に従って、天頂方向やこの天頂方向からほぼ20°傾い
た斜め上方向に放射する。通常、天頂方向と、この天頂
方向から傾いた水平面内の直交2方向(各正負方向計4
方向)にビームを放射する5ビーム法が採用される。す
なわち、フェーズドアレイ型の送受波器の中心を原点O
とし、鉛直線zと水平面x−yからなる直交座標(x、
y、z)を想定し、x方向を東西方向、y方向を南北方
向とする。そして、天頂方向、東方向斜め上方、西方向
斜め上方、北方向斜め上方及び南方向斜め上方について
の風速の測定値を得る。これらの測定値から風の分布を
得ることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のドップラー風速
計は、装置の直上の風速を測定するものであり、2次元
的な広がりをもたず、ポイントのデータのみが得られる
ものである。このため、2次元的なデータを得ようとす
ると、必要な領域にかなりの台数を設置することが必要
となる。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、風の観測を2次元及び3次
元で行うことができ、しかも精度の高いデータが得られ
る風観測システムを得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる風観測
システムにおいては、電波を送受信して観測範囲内の風
の観測を行うよう構成されたドップラーレーダ、このド
ップラーレーダの観測範囲内に配置されると共に配置位
置の風観測を行うよう構成された風観測器、この風観測
器の風観測データを用いてドップラーレーダによる風観
測データを較正する較正部を備え、較正部により、観測
範囲内の各高度毎に、風観測器の風観測データを用いて
ドップラーレーダによる風観測データを較正することに
より、較正された3次元の風観測データを得るようにし
ものである。
【0007】また、風観測器は、ウインドプロファイラ
ーであるものである。 また、風観測器は、ゾンデである
ものである。
【0008】さらに、風観測器は、ウインドプロファイ
ラー及びゾンデであるものである。また、較正部は、風
観測器による風観測データとその風観測器の配置されて
いる位置に対応するドップラーレーダの風観測データと
を比較して補正係数を算出する比較部と、この比較部に
よって算出された補正係数を用いてドップラーレーダに
よる風観測データを補正する補正部を有するものであ
る。
【0009】加えて、風観測器は、それぞれ担当範囲を
有する風観測器が複数個配置され、比較部は、風観測器
毎に補正係数を算出すると共に、補正部は、風観測器毎
に算出された補正係数により、担当範囲毎に補正を行う
ものである。また、電波を送受信し、電波の放射方向の
ドップラーシフト量により得られた風観測データから観
測範囲内の風の分布を観測するドップラーレーダと、こ
のドップラーレーダの観測範囲に配置され、天頂方向及
び天頂方向から傾いた方向に送受信した2方向の電波に
より得られた風観測データから天頂方向の風の分布を観
測するドップラー風速計と、このドップラー風速計の風
観測データとドップラーレーダの風観測データとの誤差
からドップラーレーダにより得られた風観測データの補
正係数を算出し、この補正係数に基づいてドップラーレ
ーダの風観測データを較正する較正部とを備えたもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1は、
従来のドップラー風速計では、複数の装置が必要な広範
囲の風の観測をドップラーレーダの観測能力を生かして
行い、さらに詳細な観測が必要な場所等に、ドップラー
風速計であるウインドプロファイラーを局所的に設置し
て、より詳細な観測を行い、ウインドプロファイラーの
風観測データを用いて、ドップラーレーダの風観測デー
タを較正するようにしたものである。
【0011】以下、この発明の実施の形態1について、
図を用いて説明する。図1は、この発明の実施の形態1
による風観測システムを示す図である。図において、2
0は電波を送信し、その反射波を受信して、ドップラー
シフト量から広い観測範囲の風を観測するドップラーレ
ーダ、21はドップラーレーダ20の直径100km程
度の観測範囲、22は観測範囲21内に設置され、設置
位置の天頂方向の風速、風向きの鉛直プロファイル(分
布)を測定するウインドプロファイラーで、地上から射
出した電波を反射させて、反射電波のドップラー効果か
ら風の鉛直分布を観測するが、この場合の観測範囲は直
径2km程度であり、降雨状態及び晴天状態で観測が可
能である。23はドップラーレーダ20による風観測デ
ータ、24はウインドプロファイラー22による風観測
データである。
【0012】実施の形態1では、ドップラーレーダ20
によって2次元的な風の分布を得ると共に、さらにその
ドップラーレーダ20の観測範囲21内に複数のウイン
ドプロファイラー22を設置して、ウインドプロファイ
ラー22でも風を観測することによって、ドップラーレ
ーダ20の風観測データ23を較正するようにしたもの
である。すなわち、ドップラーレーダ20による風観測
データ23を、ウインドプロファイラー22による風観
測データ24によって較正する。この結果、較正された
2次元の風観測データが得られる。なお、ウインドプロ
ファイラー22は、地形などにより風の流れが変化する
ような場所や、より詳細な観測が必要な場所等に設置す
れば、効果的である。
【0013】図2は、この発明の実施の形態1による風
観測システムの較正を示す図である。図において、2
0、22は図1におけるものと同一のものである。25
はウインドプロファイラー22の風観測データ24と、
ウインドプロファイラーの設置位置に対応するドップラ
ーレーダ20の風観測データ23とを比較して、風観測
データ23の誤差を求め、この誤差から補正係数を算出
する比較部である風観測データ比較器、26は風観測デ
ータ比較器によって算出された補正係数を用いて、ドッ
プラーレーダ20の風観測データ23を補正する補正部
である風観測データ補正器で、風観測データ比較器25
と共に較正部を構成する。
【0014】次に、動作について説明を行う。図1に示
すように、ドップラーレーダ20によって観測範囲21
内の風の状態を観測する。このときドップラーレーダ2
0では電波の放射方向の成分しか観測できないため、あ
る一定の範囲で風は一様であるという仮定をし、その仮
定のもとで、その範囲の風を推定する手法が、通常は採
用される。この場合、その範囲の設定の仕方や、実際の
風の状態によっては、推定した風に誤差が含まれてくる
ことになる。このため、ドップラーレーダ20の観測範
囲21内に複数のウインドプロファイラー22を設置
し、並行して風の観測を行う。この結果、ウインドプロ
ファイラー22により、その設置位置の風観測データ2
4が得られる。この風観測データ24は、電波の放射方
向の成分ではなく、実際の風向風速であるので、前記の
ような誤差は生じない。
【0015】この風観測データ24を用いて、ドップラ
ーレーダ20による風観測データ23を較正する。すな
わち、ウインドプロファイラー22の設置位置の風観測
データ24をその位置における真の風向き、風速と考
え、風観測データ比較器25によって、ドップラーレー
ダ20の風観測データ23の真値からの誤差を演算す
る。この演算の結果、例えば、風速差10m/s、風向
きの差10度という補正値が得られる。さらにこの得ら
れた補正値から補正係数を算出して、算出された補正係
数を用いて、風観測データ補正器26によって、ウイン
ドプロファイラー22の設置位置以外のドップラーレー
ダ20の風観測データ23を補正することにより、ドッ
プラーレーダ20の風観測データ23を較正する。
【0016】また、複数のウインドプロファイラー22
が設置されている場合は、それぞれのウインドプロファ
イラー22の担当範囲を決めると共に、ウインドプロフ
ァイラー22毎に補正係数を求めて、それぞれの担当範
囲内で算出された補正係数によってドップラーレーダ2
0の風観測データ23を補正するようにすれば、より詳
細な補正を行うことができる。この結果、誤差が較正さ
れた2次元の風観測データを得ることが可能となる。
【0017】なお、上記は2次元の風観測データを得る
場合について説明したが、3次元の風観測データは、次
のようにして得ることができる。すなわち、ウインドプ
ロファイラー22では、風の鉛直プロファイルが得られ
るため、各高度毎に上記と同様の操作を行って風観測デ
ータを得る。一方、ドップラーレーダ20は、得られた
風観測データから一定高度毎のデータを生成できるた
め、容易に高度毎の風観測データが得られることにな
る。したがって、高度毎にドップラーレーダ20の風観
測データ23をウインドプロファイラー22の風観測デ
ータ24によって較正することで、3次元の風観測デー
タが得られることになる。
【0018】このように実施の形態1によれば、ドップ
ラーレーダ20単体の風観測データより、より精度の高
い風観測データが得られ、ウインドプロファイラー単体
の観測と比較しても風の観測を2次元及び3次元で行う
ことができるという効果がある。
【0019】実施の形態2.実施の形態1では、ドップ
ラーレーダ20による風観測データ23の較正用とし
て、ウインドプロファイラー22による風観測データ2
4を用いたが、実際の風向風速が得られる風観測器であ
ればウインドプロファイラーに限定されることはなく、
ゾンデを用いても、同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0020】図3は、この発明の実施の形態2による風
観測システムを示す図である。図において、20、2
1、23は図1におけるものと同一のものである。27
はドップラーレーダ20の観測範囲21内に配置された
ゾンデで、気象計と小型無線送信機を気球に吊り下げて
飛揚させ、上昇しながら風を含む気象データを測定し
て、得られた気象データを無線で地上に送信する。28
はゾンデ27によって得られる風観測データである。
【0021】実施の形態1と同様にして、ゾンデ27に
よって得られた風観測データ28を用いて、ドップラー
レーダ20の風観測データ23を較正する。
【0022】このように構成された風観測システムで
は、ドップラーレーダ20による2次元の風観測データ
23を、ゾンデ27による風観測データ28を用いて較
正することにより、誤差が較正された2次元及び3次元
の風観測データを得ることができる。
【0023】実施の形態3.実施の形態3は、ドップラ
ーレーダ20による風観測データ23の較正用として、
ウインドプロファイラー22及びゾンデ27を共に用い
るものである。図4は、この発明の実施の形態3による
風観測システムを示す図である。図において、20〜2
3は図1におけるものと、また27、28は図3におけ
るものとそれぞれ同一のものである。
【0024】実施の形態1と同様にして、複数設置され
たウインドプロファイラー22及びゾンデ27の風観測
データを用いて、ドップラーレーダ20の風観測データ
23を較正する。
【0025】このように構成された風観測システムで
は、ドップラーレーダ20による2次元の風観測データ
23を、ウインドプロファイラー22による風観測デー
タ24及びゾンデ27による風観測データ28を用いて
較正することにより、誤差が較正された2次元及び3次
元の風観測データを得ることができる。
【0026】なお、上記実施の形態1〜実施の形態3で
用いられるドップラーレーダ20としては、降雨状態の
ときは、Cバンド(4000〜8000MHz)以上の
一般的な気象用のドップラーレーダが利用できる。ま
た、晴天状態のときは、Sバンド(2000〜4000
MHz)以下のドップラーレーダを使用して風の観測を
行う。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。電波を
送受信して観測範囲内の風の観測を行うよう構成された
ドップラーレーダ、このドップラーレーダの観測範囲内
に配置されると共に配置位置の風観測を行うよう構成さ
れた風観測器、この風観測器の風観測データを用いてド
ップラーレーダによる風観測データを較正する較正部を
備え、較正部により、観測範囲内の各高度毎に、風観測
器の風観測データを用いてドップラーレーダによる風観
測データを較正することにより、較正された3次元の風
観測データを得るようにしたので、精度よく3次元の風
観測データを得ることができると共に、既存のドップラ
ーレーダを用いても観測精度を向上することができる。
【0028】また、風観測器として、ウインドプロファ
イラーを用いて、ドップラーレーダの風観測データを較
正することができる。また、風観測器として、ゾンデを
用いて、ドップラーレーダの風観測データを較正するこ
とができる。
【0029】さらに、風観測器として、ウインドプロフ
ァイラー及びゾンデを用いて、ドップラーレーダの風観
測データを較正することができる。また、較正部は、風
観測器による風観測データとその風観測器の配置されて
いる位置に対応するドップラーレーダの風観測データと
を比較して補正係数を算出する比較部と、この比較部に
よって算出された補正係数を用いてドップラーレーダに
よる風観測データを補正する補正部を有するので、補正
係数を用いてドップラーレーダによる風観測データを較
正することができる。
【0030】加えて、風観測器は、それぞれ担当範囲を
有する風観測器が複数個配置され、比較部は、風観測器
毎に補正係数を算出すると共に、補正部は、風観測器毎
に算出された補正係数により、担当範囲毎に補正を行う
ので、より精度の高い較正を行うことができる。また、
電波を送受信し、電波の放射方向のドップラーシフト量
により得られた風観測データから観測範囲内の風の分布
を観測するドップラーレーダと、このドップラーレーダ
の観測範囲に配置され、天頂方向及び天頂方向から傾い
た方向に送受信した2方向の電波により得られた風観測
データから天頂方向の風の分布を観測するドップラー風
速計と、このドップラー風速計の風観測データとドップ
ラーレーダの風観測データとの誤差からドップラーレー
ダにより得られた風観測データの補正係数を算出し、こ
の補正係数に基づいてドップラーレーダの風観測データ
を較正する較正部とを備えたので、ドップラー風速計を
用いてドップラーレーダの風観測データを較正し、精度
のよい風観測データを得ることができると共に、既存の
ドップラーレーダを用いても観測精度を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による風観測システ
ムを示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による風観測システ
ムの較正を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による風観測システ
ムを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による風観測システ
ムを示す図である。
【図5】 従来のフェーズドアレイ型ドップラー風速計
を示すブロック図である。
【符号の説明】
20 ドップラーレーダ、 21 観測範囲、22 ウ
インドプロファイラー、 23,24,28 風観測デ
ータ、25 風観測データ比較器、 26 風観測デー
タ補正器、27 ゾンデ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95 G01S 1/00 - 1/18 G01P 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波を送受信して観測範囲内の風の観測
    を行うよう構成されたドップラーレーダ、このドップラ
    ーレーダの観測範囲内に配置されると共に配置位置の風
    観測を行うよう構成された風観測器、この風観測器の風
    観測データを用いて上記ドップラーレーダによる風観測
    データを較正する較正部を備え、上記較正部により、上
    記観測範囲内の各高度毎に、上記風観測器の風観測デー
    タを用いて上記ドップラーレーダによる風観測データを
    較正することにより、上記較正された3次元の風観測デ
    ータを得るようにしたことを特徴とする風観測システ
    ム。
  2. 【請求項2】 風観測器は、ウインドプロファイラーで
    あることを特徴とする請求項1記載の風観測システム。
  3. 【請求項3】 風観測器は、ゾンデであることを特徴と
    する請求項1記載の風観測システム。
  4. 【請求項4】 風観測器は、ウインドプロファイラー及
    びゾンデであることを特徴とする請求項1記載の風観測
    システム。
  5. 【請求項5】 較正部は、風観測器による風観測データ
    とその風観測器の配置されている位置に対応するドップ
    ラーレーダの風観測データとを比較して補正係数を算出
    する比較部と、この比較部によって算出された補正係数
    を用いてドップラーレーダによる風観測データを補正す
    る補正部を有することを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれか一項記載の風観測システム。
  6. 【請求項6】 風観測器は、それぞれ担当範囲を有する
    風観測器が複数個配置され、比較部は、風観測器毎に補
    正係数を算出すると共に、補正部は、上記風観測器毎に
    算出された補正係数により、上記担当範囲毎に補正を行
    うことを特徴とする請求項5記載の風観測システム。
  7. 【請求項7】 電波を送受信し、上記電波の放射方向の
    ドップラーシフト量により得られた風観測データから観
    測範囲内の風の分布を観測するドップラーレーダと、こ
    のドップラーレーダの観測範囲に配置され、天頂方向及
    び天頂方向から傾いた方向に送受信した2方向の電波に
    より得られた風観測データから上記天頂方向の風の分布
    を観測するドップラー風速計と、このドップラー風速計
    の風観 測データと上記ドップラーレーダの風観測データ
    との誤差から上記ドップラーレーダにより得られた風観
    測データの補正係数を算出し、この補正係数に基づいて
    上記ドップラーレーダの風観測データを較正する較正部
    とを備えたことを特徴とする風観測システム。
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