JP3420932B2 - ガス濃度センサの素子抵抗検出方法 - Google Patents
ガス濃度センサの素子抵抗検出方法Info
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Description
燃機関の排気ガス中のガス濃度を検出するためのガス濃
度センサに対して電圧−電流の周波数特性を用いて素子
抵抗を検出するガス濃度センサの素子抵抗検出方法に関
するものである。
ス濃度を検出するガス濃度センサを用いたガス濃度セン
サとして例えば、酸素濃度を検出する酸素濃度センサの
素子抵抗検出方法が以下に述べるように提案されてい
る。
ては、例えば、制御精度を高めるといった要望やリーン
バーン化への要望があり、これらの要望に対応すべく、
内燃機関に吸入される混合気の空燃比(A/F:排気ガ
ス中の酸素濃度に対応して算出)を広域かつリニアに検
出するリニア式空燃比センサ(酸素濃度センサ)が具体
化されている。このような空燃比センサにおいて、この
検出精度を維持するには空燃比センサを活性状態に保つ
ことが不可欠であり、一般には空燃比センサに付設され
たヒータに通電制御することによりセンサ素子(空燃比
センサの素子)を加熱して活性状態を維持するようにし
ている。
ては、センサ素子の温度(素子温)を検出してその素子
温が所望の活性化温度(例えば、約700℃)になるよ
うにフィードバック制御を実施する技術が従来より知ら
れている。この場合、その時々の素子温を検出するに
は、センサ素子に温度センサを付設しその検出結果から
導出すことも考えられるが、それでは温度センサを付加
する必要からコスト高となる。そこで、例えば、特開昭
59−163556号公報にみられるように、センサ素
子の抵抗(素子抵抗)が素子温に対して所定の対応関係
を有することを利用して素子抵抗を検出し、その検出さ
れた素子抵抗から素子温を導出すことが提案されてい
る。
濃度センサとして例えば、空燃比(酸素濃度)センサの
場合、空燃比センサに対して印加電圧を変化させたとき
の素子電流の変化に基づき素子抵抗を検出している。こ
のため、素子抵抗検出の実行タイミング(期間)では一
時的に空燃比検出ができないこととなる。
一定の周期であり、この周期が複数気筒からなる内燃機
関のうちの特定の気筒において、実用的な機関回転数と
しての例えば、700rpm以上のある機関回転数で空
燃比検出の周期と連続して一致するときには、この特定
の気筒において燃焼時の過渡的な空燃比の出力変動が検
出できなくなるという不具合があった。
るためになされたもので、ガス濃度センサの素子抵抗の
検出周期を適切に設定することで内燃機関の各気筒にお
ける空燃比検出が的確に実行できるガス濃度センサの素
子抵抗検出方法の提供を課題としている。
サの素子抵抗検出方法によれば、ガス濃度センサとして
例えば、酸素濃度センサの場合、内燃機関における実用
的な機関回転数域で特定の気筒における排気タイミング
で連続して酸素濃度が検出できないようなことがなくな
る。このため、内燃機関の各気筒に対する酸素濃度が的
確に検出され、気筒別空燃比制御が実行できるという効
果が得られる。
方法では、ガス濃度センサとして例えば、酸素濃度セン
サの場合、素子温が低く非活性状態であるときには正確
な酸素濃度が検出できないため、素子抵抗検出の実行タ
イミングを活性状態のときより早くなるように変更する
ことで、酸素濃度センサに付設されたヒータの通電制御
が優先され、酸素濃度センサの素子温を正確に監視しつ
つ素早く活性状態とすることができるという効果が得ら
れる。
例に基づいて説明する。なお、以下の実施例ではガス濃
度を検出するガス濃度センサとして具体的な、酸素濃度
を検出する酸素濃度センサを用いた酸素濃度センサの素
子抵抗検出方法について述べる。
かる酸素濃度センサの素子抵抗検出方法が適用された空
燃比検出装置の構成を示す概略図である。なお、本実施
例における空燃比検出装置は、自動車に搭載される6気
筒(複数気筒)からなる4サイクル内燃機関(ガソリン
エンジン)の電子制御燃料噴射システムに採用され、こ
の空燃比検出装置による検出結果に基づき内燃機関の各
気筒に供給する燃料噴射量を増減し所望の空燃比に制御
する。以下、空燃比センサを用いた空燃比(A/F)の
検出手順を用いた素子抵抗検出手順について説明する。
センサとしての限界電流式空燃比センサ(以下、『A/
Fセンサ』と記す)30を備え、このA/Fセンサ30
は、内燃機関10の各気筒(#1気筒〜#6気筒)から
の排気ガスを集合するエキゾーストマニホルド11の下
流側に接続された排気通路12に配設されている。A/
Fセンサ30からは、マイクロコンピュータ(以下、
『マイコン』と記す)20から指令される電圧の印加に
伴い、排気ガス中の酸素濃度に応じたリニアな空燃比検
出信号が出力される。マイコン20は、周知の各種演算
処理を実行する中央処理装置としてのCPU、制御プロ
グラムを格納したROM、各種データを格納するRA
M、B/U(バックアップ)RAM等により構成され、
所定の制御プログラムに従って後述のバイアス制御回路
40及びヒータ制御回路60が制御される。
す断面図である。図2において、A/Fセンサ30は排
気通路12の内部に向けて突設されており、A/Fセン
サ30は主として、カバー33、センサ本体32及びヒ
ータ31から構成されている。カバー33は断面U字状
であって、その周壁にはカバー33の内外を連通する多
数の小孔33aが形成されている。センサ素子部として
のセンサ本体32は、空燃比リーン領域における酸素濃
度、または空燃比リッチ領域における未燃ガスとして一
酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、水素(H2 )等
のガス濃度に対応する限界電流を発生する。
する。センサ本体32において、断面コップ状に形成さ
れた固体電解質層34の外表面には、排気ガス側電極層
36が固着され、内表面には大気側電極層37が固着さ
れている。また、排気ガス側電極層36の外側には、プ
ラズマ溶射法等により拡散抵抗層35が形成されてい
る。固体電解質層34は、ZrO2 、HfO2 、ThO
2 、Bi2 O3 等にCaO、MgO、Y2 O3 、Yb2
O3 等を安定剤として固溶させた酸素イオン伝導性酸化
物焼結体からなり、拡散抵抗層35はアルミナ、マグネ
シャ、ケイ石質、スピネル、ムライト等の耐熱性無機物
質からなる。排気ガス側電極層36及び大気側電極層3
7は共に、白金等の触媒活性の高い貴金属からなりその
表面には多孔質の化学メッキ等が施されている。なお、
排気ガス側電極層36の面積は10〜100mm2 、厚
さは0.5〜2.0μm程度となっており、一方、大気
側電極層37の面積は10mm2 以上、厚さは0.5〜
2.0μm程度となっている。
れており、その発熱エネルギによりセンサ本体32(大
気側電極層37、固体電極質層34、排気ガス側電極層
36及び拡散抵抗層35)を加熱する。ヒータ31はセ
ンサ本体32を活性化するに十分な発熱容量を有してい
る。
ンサ本体32は理論空燃比点よりリーン領域では酸素濃
度に応じた限界電流を発生する。この場合、酸素濃度に
対応する限界電流は、排気ガス側電極層36の面積、拡
散抵抗層35の厚さ、気孔率及び平均孔径により決定さ
れる。また、センサ本体32は酸素濃度を直線的特性に
て検出し得るものであるが、このセンサ本体32を活性
化するのに約600℃以上の高温が必要とされると共
に、このセンサ本体32の活性温度範囲が狭いため、内
燃機関10の排気ガスのみによる加熱では素子温を活性
領域に制御できない。このため、本実施例では、ヒータ
31への供給電力をデューティ比制御することにより、
センサ本体32を活性温度域にまで加熱するようにして
いる。なお、理論空燃比よりもリッチ側の領域では、未
燃ガスである一酸化炭素(CO)等の濃度が空燃比に対
してほぼリニアに変化し、センサ本体32は一酸化炭素
(CO)等の濃度に応じた限界電流を発生する。
(V−I特性)について図3のテーブルを参照して説明
する。
/Fに比例するセンサ本体32の固体電解質層34への
流入電流と印加電圧とがリニアな特性を有することが分
かる。電圧軸Vに平行な直線部分がセンサ本体32の限
界電流を特定する限界電流検出域であって、この限界電
流(センサ電流)の増減はA/Fの増減(即ち、リーン
・リッチ)に対応している。つまり、A/Fがリーン側
になるほど限界電流は増大し、A/Fがリッチ側になる
ほど限界電流は減少する。
圧軸Vに平行な直線部分(限界電流検出域)よりも小さ
い電圧域は抵抗支配域となっており、この抵抗支配域に
おける一次直線部分の傾きは、センサ本体32における
固体電解質層34の内部抵抗である素子抵抗(素子イン
ピーダンス)ZDCにより特定される。この素子抵抗Z
DCは温度変化に伴い変化し、センサ本体32の温度が
低下すると素子抵抗ZDCの増大によりその傾きが小さ
くなる。
電圧を印加するためのバイアス指令信号(ディジタル信
号)Vrはマイコン20からD/A変換器21に入力さ
れ、このD/A変換器21にてアナログ信号Vaに変換
されバイアス制御回路40に入力される。このバイアス
制御回路40からはA/Fの検出電圧または素子抵抗の
検出電圧の何れかがA/Fセンサ30に印加される。
ンサ30への電圧の印加に伴い流れるセンサ電流を電流
検出回路50にて検出し、この電流検出回路50にて検
出された電流値のアナログ信号はA/D変換器22を介
してマイコン20に入力される。そして、A/Fセンサ
30に付設されたヒータ31は、ヒータ制御回路60に
よりその作動が制御される。つまり、ヒータ制御回路6
0にて、A/Fセンサ30の素子温やヒータ温度に応じ
てバッテリ電源(図示略)からヒータ31に供給される
電力がデューティ比制御され、ヒータ31の加熱制御が
実行される。
圧〔V〕に対応してバイアス制御回路40の電流検出回
路50にて検出されるA/Fセンサ30からのセンサ電
流〔mA〕の波形図である。
以後として示すA/F検出時には、このときのA/Fに
対応し、A/F検出のための正の印加電圧Vpos がA/
Fセンサ30に印加され、その印加電圧Vpos に対応し
て、図4(b)に示すように、A/Fセンサ30から出
力されるセンサ電流Ipos からA/F(空燃比)が求め
られる。また、図4(a)に時刻t11〜t12として示す
素子抵抗検出時には、所定の周波数信号よりなる単発的
かつ所定の時定数を持つ負の印加電圧Vneg が印加さ
れ、その印加電圧Vneg に対応して、図4(b)に示す
ように、A/Fセンサ30から出力されるセンサ電流I
neg が検出される。そして、印加電圧Vneg をその時の
センサ電流Ineg で除算することにより素子抵抗(素子
インピーダンス)ZDCが求められる(ZDC=Vneg
/Ineg )。
装置の作用について説明する。
かかるA/Fセンサの素子抵抗検出方法が適用された空
燃比検出装置で使用されているマイコン20における制
御ルーチンを示すフローチャートであり、この制御ルー
チンはマイコン20への電力供給開始に伴い起動され
る。
前回のA/F検出時から所定時間T1 が経過しているか
が判定される。ここで、所定時間T1 は、A/Fの検出
周期に相当する時間である。ステップS100の判定条
件が成立し、前回のA/F検出時から所定時間T1 が経
過しているときにはステップS200に移行し、電流検
出回路50で検出されたセンサ電流(限界電流)が読込
まれ、予めROM内に記憶されている特性マップ(図示
略)を用いてその時のセンサ電流に対応する内燃機関1
0のA/Fが検出される。
素子抵抗検出時から所定時間T2 が経過しているかが判
定される。ここで、所定時間T2 は、素子抵抗の検出周
期に相当する時間である。ステップS300の判定条件
が成立しないときには、ステップS100〜ステップS
300の処理が繰返され、所定時間T1 の経過毎にA/
Fが検出される。一方、ステップS300の判定条件が
成立し、前回の素子抵抗検出時から所定時間T2 が経過
しているときにはステップS400に移行し、上述した
ような素子抵抗検出処理が実行されたのち、ステップS
100に戻り同様の処理が繰返し実行される。
かるA/Fセンサの素子抵抗検出方法が適用された空燃
比検出装置における各気筒の排気タイミングに対する各
種信号検出タイミングを示すタイムチャートである。
1気筒〜#6気筒)の実用的な機関回転数域の周期t2
として例えば、アイドル回転数700rpmの排気タイ
ミングに対応して、実A/F信号(実際のA/F信号)
が#2気筒〜#6気筒ではストイキ(理論空燃比)であ
るのに対して、#1気筒ではリッチ側に大きくずれてい
る。このとき、周期t1である素子抵抗検出タイミング
が、最初の素子抵抗検出タイミングで実A/F信号の発
生タイミングに一致している。すると、A/Fセンサ3
0では#1気筒のリッチ側に大きくずれた実A/F信号
が検出できなくて、A/F信号としてはストイキ(理論
空燃比)であると見做してしまう。
1を周期t2より大きな例えば、180ms以上に予め
設定すると、即ち、内燃機関10の機関回転数が約66
7rpm以上では、#1気筒に対する2回目の実A/F
信号検出タイミングでは素子抵抗検出タイミングと一致
することがなくなるため、#1気筒の実A/F信号がA
/Fセンサ30にてA/F信号として検出できることと
なる。この後においても、実A/F信号検出タイミング
と素子抵抗検出タイミングとが一致することがあるが、
連続して一致することはないため内燃機関10の各気筒
に対するA/F信号が的確に検出できる。ここで、素子
抵抗検出タイミングは、あまり大きく設定し過ぎると素
子温変動が生じ易くなりA/F信号の精度を低下させる
ため、気筒別A/F制御が可能でA/F信号の精度の低
下が生じない程度の周期とするのが好ましい。
の素子抵抗検出方法は、電圧の印加に伴い被検出ガス中
のA/Fに応じた電流信号を出力するものであって、電
圧変化に伴う電流変化に基づくA/Fセンサ30の素子
抵抗検出を、6気筒(複数気筒)からなる内燃機関10
における実用的な機関回転数域としての700rpm以
上で特定の気筒の排気タイミングに対して2回以上続け
て同期することのない実行タイミングとしての180m
sで行うものである。したがって、内燃機関10におけ
る実用的な機関回転数域で特定の気筒における排気タイ
ミングで連続してA/Fが検出できないようなことがな
くなる。このため、内燃機関10の各気筒の対するA/
Fが的確に検出され、気筒別A/F制御が実行できる。
ールドスタート)時におけるA/Fセンサ30の素子温
の遷移状態を示すタイムチャートである。
な機関回転数域としてアイドル回転数である700rp
m以上が想定されている。ここで、内燃機関10のクラ
ンキング時等でA/Fセンサ30が非活性状態であると
きには、素早く活性状態(例えば、約600℃以上)に
させA/F制御に移行させるため、A/Fセンサ30に
付設されたヒータ31の素子温上昇能力が最大限に利用
される。このようなときには、図7に示すように、A/
Fセンサ30の素子温が短時間(例えば、10秒程度)
で約600℃となるように急激に上昇されるため、素子
抵抗検出の実行タイミングが長いとA/Fセンサ30の
素子温に対する監視が追いつかず素子温が上昇し過ぎた
り、ヒータ通電制御に対応するヒータ31への適切な電
力供給ができなくなって、A/Fセンサ30を損傷する
不具合が生じる。
であるときには、素子抵抗検出の実行タイミングを素子
温が適切に制御できるような周期(例えば、90ms)
とし、A/Fセンサ30が活性状態となった時点で、上
述の実施例で述べたような素子抵抗検出の実行タイミン
グが180ms以上に変更されることが好ましい。
の素子抵抗検出方法は、素子抵抗検出の実行タイミング
をA/Fセンサ30の活性状態に応じて変更するもので
ある。即ち、内燃機関10のクランキング時等でA/F
センサ30の素子温が低く非活性状態であるときには当
然のことながら、正確なA/Fが検出できない。このた
め、素子抵抗検出の実行タイミングを活性状態のときよ
り早くしてA/Fセンサ30に付設されたヒータ31へ
の通電制御が優先され、A/Fセンサ30の素子温を正
確に監視しつつを素早く活性状態とすることができる。
なお、A/Fセンサ30の素子温が上昇し活性状態とな
ったときには、上述したように、A/Fセンサ30の素
子抵抗検出の実行タイミングが180ms以上に変更さ
れるため、A/Fセンサ30によるA/F検出が同じ気
筒で2回以上続けて検出できないような不具合は解消さ
れる。
て6気筒からなる内燃機関の電子制御燃料噴射システム
に採用された空燃比検出装置に適用したA/Fセンサ3
0の素子抵抗検出方法について述べたが、本発明を実施
する場合には、これに限定されるものではなく、複数気
筒としてこの他、4気筒の内燃機関等に適用してもよ
い。
700rpmである内燃機関が想定され、A/Fセンサ
30の活性後(活性状態)にあっては、素子抵抗検出周
期を180ms以上にするとしたが、本発明を実施する
場合には、これに限定されるものではなく、この検出周
期は内燃機関のアイドル回転数により予め設定されるも
のであり、例えば、アイドル回転数が500rpmであ
るときには、素子抵抗検出周期を260ms以上とすれ
ばよい。
比)を酸素濃度に応じた電流信号として検出するA/F
センサ30の素子抵抗検出方法について述べたが、この
A/Fセンサ30としては1セル式の限界電流式酸素濃
度センサに限らず2セル式の酸素濃度センサでもよい。
また、コップ型の酸素濃度センサに限らず積層型の酸素
濃度センサでもよい。
素子抵抗検出方法に用いるガス濃度センサとして、酸素
濃度を検出するA/Fセンサ30について述べたが、そ
の他のガス濃度センサとして、排気ガス中の窒素酸化物
(NOx )濃度を検出するNOx 濃度センサ100につ
いて、図8を参照して説明する。なお、図8は、NOx
濃度センサ100の先端部の要部構成を示す断面模式図
であり、このNOx 濃度センサ100は所定の筒状ハウ
ジング内に収容され、図1に示すA/Fセンサ30と同
様、内燃機関10の各気筒からの排気ガスを集合するエ
キゾーストマニホルド11の下流側に接続された排気通
路12に配設される。
は、主として、固体電解質SEA と一対の電極121,
122からなる酸素ポンプセル120、固体電解質SE
B と一対の電極151,152からなる酸素検知セル1
50及び固体電解質SEB と一対の電極161,162
からなるNOx 検知セル160にて構成されている。そ
して、固体電解質SEA と固体電解質SEB との間に
は、アルミナ(酸化アルミニウム)等からなるスペーサ
130が介設され、このスペーサ130に設けられた抜
穴により第一の内部空間131、第二の内部空間132
が形成されている。また、固体電解質SEB の裏面側に
はアルミナ等からなるスペーサ140が介設され、この
スペーサ140には長手方向の端縁まで延設された抜穴
により基準酸素濃度ガスである大気が導入される大気通
路141が形成され、更に、各セルを加熱するためのヒ
ータ170が積層されている。
131内の酸素濃度を所定濃度に保持するためのもの
で、シート状に形成された酸素イオン導電性の固体電解
質SEA と、その両面の対向位置にスクリーン印刷等に
より形成された一対の電極121,122からなる。酸
素イオン導電性の固体電解質SEA としては例えば、イ
ットリア添加ジルコニア等が用いられる。
122を貫通して、所定の径寸法のピンホール111が
形成されている。このピンホール111の径寸法は、こ
れを通過して第一の内部空間131に導入される排気ガ
スの拡散速度が所定の速度となるように適宜設定され
る。また、排気ガス側の電極121及びピンホール11
1を被覆して、多孔質アルミナ等からなる多孔質保護層
113が形成されており、電極121の被毒やピンホー
ル111が排気ガスに含まれる煤等で目詰まりするのが
防止される。
1内の酸素濃度を検出するもので、ジルコニア等からな
るシート状の固体電解質SEB と、その両面の対向位置
にスクリーン印刷等により形成された一対の電極15
1,152からなる。一対の電極151,152のう
ち、電極151は例えば、多孔質Pt(白金)電極から
なり大気通路141に露出して形成され、この電極15
1と固体電解質SEB を挟んで対向する電極152は第
一の内部空間131に露出して形成されている。この電
極152は酸素ポンプセル120の電極122と同様、
NOx の還元に対して不活性であり、酸素の還元に対し
て活性であるように電極活性が調整されている。
により生じる酸素量からNOx 濃度を検出するもので、
酸素検知セル150と共通の固体電解質SEB と、その
両面の対向位置にスクリーン印刷等により形成された一
対の電極161,162からなる。固体電解質SEB に
隣接するスペーサ130の抜穴にて設けられた第一の内
部空間131と第二の内部空間132との間には絞りと
しての連通孔112が形成されており、第一の内部空間
131内の被測定ガスが所定の拡散速度で第二の内部空
間132内に導入される。
61は例えば、多孔質Pt電極からなり大気通路141
に露出して形成され、この電極161と固体電解質SE
B を挟んで対向する電極162は第二の内部空間132
に露出して形成されている。この電極162はNOx の
還元に対して活性である例えば、多孔質Pt電極からな
る。このため、第二の内部空間132に導入される被測
定ガス中のNOx は、電極162にて還元分解され酸素
と窒素とが生成される。
ヒータシート173面にヒータ電極171が形成されて
いる。ヒータ電極171としては、通常、Pt電極が用
いられ、その上面にはアルミナ等からなる絶縁層172
が形成されている。ヒータ電極171や各電極のリード
部には図示しないリードが接続されセンサ基部の端子に
接続されている。
100の作動について以下に説明する。被測定ガスであ
る排気ガスは、ピンホール111を通って第一の内部空
間131に導入される。酸素検知セル150では、第一
の内部空間131に面する電極152と大気が導入され
る大気通路141に面する電極151との酸素濃度差に
基づき、ネルンストの式で表される起電力が発生され
る。この起電力の大きさを測定することで、第一の内部
空間131内の酸素濃度を知ることができる。
21,122間に電圧が印加され第一の内部空間131
内の酸素が出し入れされることにより、第一の内部空間
131内の酸素濃度が所定の低濃度に制御される。例え
ば、排気ガス側の電極121が(+)極となるように所
定の電圧が印加されると、第一の内部空間131側の電
極122上で酸素が還元され酸素イオンとなり、ポンピ
ング作用により電極121側に排出される。一対の電極
121,122間への通電量は、酸素検知セル150の
一対の電極151,152間に発生する起電力が所定の
一定値となるようにフィードバック制御され、第一の内
部空間131内の酸素濃度が一定とされる。ここで、第
一の内部空間131に面する電極122,152は酸素
の還元に対しては活性であるが、NOx の還元に対して
は不活性であるので、第一の内部空間131内では、N
Ox の分解は起こらず、従って、酸素ポンプセル120
の作動により第一の内部空間131内のNOx 量が変化
することはない。
50により一定の低酸素濃度となった排気ガスは、連通
孔112を通って第二の内部空間132内に導入され
る。第二の内部空間132に面するNOx 検知セル16
0は、NOx に対して活性であるので、電極161が
(+)極となるように一対の電極161,162間に所
定の電圧が印加されると、電極162上でNOx が還元
分解され、NOx 分子内の酸素原子による酸素イオン電
流が流れる。この電流値が測定されることで排気ガス中
に含まれるNOx 濃度を検出することができる。
0における酸素ポンプセル120の一対の電極121,
122間、酸素検知セル150の一対の電極151,1
52間、NOx 検知セル160の電極161,162間
にそれぞれ電圧を印加するタイミングと素子抵抗検出の
実行タイミングとが適切に設定されることで実用的な機
関回転数域で特定の気筒における排気タイミングで連続
してNOx 濃度が検出できなくなることがない。つま
り、A/Fセンサ30と同様、NOx 濃度センサ100
においても電圧の印加に伴って流れるセンサ電流(限界
電流)からNOx濃度を検出するのであるが、内燃機関
の各気筒に対するNOx 濃度信号が的確に検出されるこ
とで、誤ったNOx 濃度信号が用いられることが防止さ
れる。
出方法に用いるガス濃度センサとして、酸素濃度を検出
するA/Fセンサ30、窒素酸化物(NOx )濃度を検
出するNOx 濃度センサ100について述べたが、本発
明を実施する場合には、これらに限定されるものではな
く、その他、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)等
のガス濃度を検出するガス濃度センサを用いたガス濃度
センサの素子抵抗検出方法にも同様に応用することがで
きる。
るA/Fセンサの素子抵抗検出方法が適用された空燃比
検出装置の構成を示す概略図である。
を示す断面図である。
るA/Fセンサの素子抵抗検出方法が適用された空燃比
検出装置で使用されているA/Fセンサの電圧−電流特
性を示すテーブルである。
とセンサ電流との関係を示す波形図である。
るA/Fセンサの素子抵抗検出方法で使用されているマ
イコンにおける制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。
るA/Fセンサの素子抵抗検出方法が適用された空燃比
検出装置における作用を示すタイムチャートである。
るA/Fセンサの素子抵抗検出方法が適用された空燃比
検出装置のA/Fセンサにおける素子温の遷移状態を示
すタイムチャートである。
面模式図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電圧の印加に伴い被検出ガス中のガス濃
度に応じた電流信号を出力するガス濃度センサの素子抵
抗検出方法であって、 電圧変化に伴う電流変化に基づく前記ガス濃度センサの
素子抵抗検出を、複数気筒からなる内燃機関における実
用的な機関回転数域で特定の気筒の排気タイミングに対
して2回以上続けて同期することのない実行タイミング
で行うことを特徴とするガス濃度センサの素子抵抗検出
方法。 - 【請求項2】 前記素子抵抗検出の実行タイミングは、
前記ガス濃度センサの活性状態に応じて変更することを
特徴とする請求項1に記載のガス濃度センサの素子抵抗
検出方法。
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