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JP3417219B2 - 熱間加工性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼 - Google Patents

熱間加工性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼

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JP3417219B2
JP3417219B2 JP18360496A JP18360496A JP3417219B2 JP 3417219 B2 JP3417219 B2 JP 3417219B2 JP 18360496 A JP18360496 A JP 18360496A JP 18360496 A JP18360496 A JP 18360496A JP 3417219 B2 JP3417219 B2 JP 3417219B2
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Japan
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正春 岡
直治 佐藤
俊治 坂本
治之 永吉
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間加工性に優れ
たマルテンサイト系ステンレス鋼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルテンサイト系ステンレス鋼は、AI
SI420鋼に代表されるように、強度、耐食性に優れ
比較的安価であることから、1980年頃より油井管と
しての適用が年々増えてきている。最近、420鋼より
優れた耐食性を有する、特開平3−120337号公報
に記載されているような低C−Ni−Mo添加鋼、ある
いは本出願人が提案した特願平6−286913号明細
書などで提示されるような、低C−Cu−Ni−Mo添
加鋼といった鋼種(いわゆるModified 13Cr 鋼と称され
る鋼種)が開発されてきている。また、特公平3−60
904号公報などに記載されているような、不純物であ
るPとSの含有量を特に低く規定して穿孔圧延時の熱間
加工性を向上させた13CR系のマルテンサイトステン
レス鋼も開発されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる鋼を継目無鋼管
に製管する場合、通常マンネスマン方式による継目無管
圧延を行うが、上記Modified 13Cr 鋼はS含有量が高い
と、継目無鋼管圧延時に圧延疵が生じる。そのため、製
鋼段階でS含有量を極低レベルに下げる必要があり、コ
スト高となる問題があった。そこで本発明は、極低硫化
せずとも良好な熱間加工性が得られ、熱間加工性に優れ
たマルテンサイト系ステンレス鋼を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、成分の異
なる種々の素材に対して熱間加工性を調査した。その結
果、本鋼種においては熱間加工性に影響を与える因子と
してSがあるが、TiをSとの関係において適量添加す
れば、S含有量を極低レベルにしなくても、良好な熱間
加工性が得られることを見出した。また、S含有量の高
い鋼における低熱間加工性は鋼中の固溶S量と良い相関
があることを知見し、固溶Sを低減できればS含有量の
高い鋼でも良好な熱間加工性が得られることを見出だし
た。
【0005】Modified 13Cr 鋼(低C-低N-1.5Cu-12.7Cr
-4.5Ni-1.5Mo)の熱間加工性に及ぼすTiの影響を図1
に示す。縦軸と横軸はそれぞれ、図1中に示した条件で
熱間引張試験を行ったときの絞り値(Reduction Area)と
変形温度T1(Deformation Temperature) を示してい
る。絞り値が高いほど熱間加工性は良好である。これま
での知見から、絞り値が75%以上あればその温度で良
好な熱間加工性を示すことが分かっている。図1より、
S含有量が高くても、Tiを適量添加すれば良好な熱間
加工性が得られることが明らかである。
【0006】さらに、S含有量及びTi含有量と熱間加
工性の関係を詳細に調査した結果、重量%で0.002
〜0.008%のSを含有する鋼において、Sの含有量
の0.5倍以上のTiを添加すれば、Tiの硫化物を形
成することにより鋼中の固溶Sが減少するため熱間加工
性を改善できることを見出だした。望ましくはSの含有
量の1.0倍以上のTiを添加すれば、熱間加工性改善
効果はより大きくなる。ただし、0.05%を超えて添
加してもその効果は飽和し、逆に粗大な窒化物を析出し
て靭性を低下させる。
【0007】本発明は上述したような知見に基づいて構
成したものであり、その要旨は、重量%で、 C :0.05%以下、 Si:0.5%以下、 Mn:1.5%以下、 P :0.03%以下、 S :0.002〜0.008%、 Cr:10〜17%、 Ni:4.0〜7.0%、 Al:0.1%以下、 N :0.08%以下、 Mo:1.0〜3.0%、 Cu:1.0〜3.0%、 Ti:0.5S〜0.05% を含有し、さらに必要に応じて、 Ca:0.001〜0.01%、 REM:0.003〜0.03% の1種又は2種を含有し、残部がFe及び不可避的不純
物からなることを特徴とする熱間加工性に優れたマルテ
ンサイト系ステンレス鋼である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明におけるマルテンサイト系ステンレス鋼の
成分限定理由は以下の通りである。 C:CはCr炭化物などを形成し、耐食性を劣化させる
元素である。また、強度を増大させ、油井管として使用
されるときに必要とされる耐応力腐食割れ性の劣化を招
く。このため上限を0.05%とした。下限は低いほど
良い。
【0009】Si:Siは製鋼工程において脱炭剤とし
て添加されるものである。0.5%を超えて含有される
と靭性を劣化することから、上限を0.5%とした。
【0010】Mn:Mnはオーステナイト安定化元素で
あり、熱間加工時にδ相の析出を抑制することにより圧
延疵防止に有効であるが、1.5%を超えて添加すると
粒界強度を低下させ靭性が劣化するので1.5%を上限
とした。
【0011】P:Pは粒界に偏析して粒界強度を低下さ
せ、靭性を劣化させる不純物元素であり、可及的低レベ
ルが望ましいが、現状精練技術の到達可能レベルとコス
トを考慮して、上限を0.03%とした。
【0012】S:Sは熱間加工性を劣化させる不純物元
素である。しかしながら、後述のTiを添加すれば0.
008%以下のS量で圧延疵防止効果が得られる。一
方、精練コストの増大を抑制するため下限を0.002
%とした。経済効果をさらに望むならば、下限は望まし
くは0.003%とするのがよく、0.005%とすれ
ば二次精練における脱硫処理を省略できるかまたは著し
く軽減できるためその効果は格段に大きい。
【0013】Cr:Crは耐食性向上の基本元素であ
り、十分な耐食性を得るには10%以上の添加が必要で
あるが、フェライト安定化元素でもあり、多すぎると熱
間加工時にδ相が析出して熱間加工性を劣化させるた
め、上限を17%とした。
【0014】Ni:Niは耐腐食性向上及び靭性向上に
有効である。また、オーステナイト安定化元素であり、
圧延疵につながるδ相の生成を抑止する。これらの効果
は添加量4%以下では小さいため、下限を4%とした。
また、7%を超えて添加しても効果が飽和するととも
に、Ac1変態点を低下させ、強度調質を困難にすること
から、最適添加範囲を4〜7%とした。
【0015】Al:Alは脱酸及び脱硫の目的で添加さ
れる。0.1%以下の添加で十分な効果が得られ、また
0.1%を超えて添加すると靭性が低化するため、上限
を0.1%とした。
【0016】N:NはMn、Niと同様に強力なオース
テナイト安定化元素であり、圧延疵防止に有効である
が、Cと同様に強度を増大させ、油井管として使用され
るときに必要とされる耐応力腐食割れ性の劣化を招く。
このため上限を0.08%とした。下限は低いほどよ
い。
【0017】Mo:Moは耐孔食性、耐硫化物応力腐食
割れ性を向上させるのに必須の元素である。これらの効
果は1.0%未満の添加では改善効果が小さいため、下
限を1.0%とした。また、強力なフェライト安定化元
素であり、3%を超える添加によりδ相を生成しやすく
なることから、最適添加量を1.0〜3.0%とした。
【0018】Cu:CuはNiと同様に耐腐食性向上に
有効な元素であるとともに、オーステナイト安定化元素
であり、δ相の生成を抑止し、圧延疵防止に有効である
ため必要に応じて添加するが、1.0%未満ではこれら
の効果が十分に得られないため、下限を1.0%とし
た。また、3.0%を超えて添加すると粒界に過剰に偏
析して粒界強度を低下させるため、熱間加工性が著しく
低下するため、最適添加範囲を1.0〜3.0%とし
た。
【0019】Ti:重量%でSの含有量の0.5倍以上
のTiを添加すれば、Tiの硫化物を形成することによ
り鋼中の固溶Sが減少するため熱間加工性を改善できる
ので、下限はSの添加量の0.5倍とした。また、0.
05%を超えて添加してもその効果は飽和し、逆に粗大
な窒化物を析出して靭性を低下させるため、上限を0.
05%とした。
【0020】Ca:CaはSによる熱間加工性劣化を抑
制するものであり、必要に応じて添加するが、0.00
1%未満ではその効果が発現されず、0.01%を超え
て添加してもその効果は飽和するため、最適添加量を
0.001〜0.01%とした。 REM:介在物の形状を球状化させて無害化する有効な
元素である。少なすぎるとその効果がなく、多すぎると
介在物を増加して耐硫化物応力腐食割れ抵抗性を低下さ
せるので、最適添加量を0.003〜0.03%とし
た。
【0021】本発明鋼は、いわゆるマンネスマン方式に
よる継目無管圧延により造管される。ここでいうマンネ
スマン方式の圧延法とは、矩形断面もしくは丸断面の管
材を用い、プレスロール穿孔法あるいはマンネスマン穿
孔法により穿孔した後、傾斜圧延機(エロンゲータ)に
より延伸し、さらにプラグミルあるいはマンドレルミル
により造管していくプロセスを意味する。圧延条件につ
いては特に限定するものではないが、圧延疵を有効に防
止するための加熱温度としては1150〜1280℃の
範囲が望ましい。
【0022】
【実施例】表1に示す組成の215mm角断面のブルーム
を素材として、図2に示す工程で継目無管圧延を行っ
た。圧延終了後、管内外面を目視観察により調査した。
結果を表2に示す。本発明(No.1〜8)によれば圧延
疵発生頻度は極めて少ないことが明らかである。一方、
比較例(No.9〜12)では激しい圧延疵が多発してい
る。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、極低硫化
せずとも良好な加工性が得られ、熱間加工性に優れたマ
ルテンサイト系ステンレス継目無鋼管の製造方法を提供
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】Modified 13Cr 鋼(低C-低N-1.5Cu-12.7Cr-4.5
Ni-1.5Mo)の熱間加工性に及ぼすTiの影響を示す図表
である。
【図2】継目無圧延工程を示す図表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永吉 治之 北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本 製鐵株式会社 八幡製鐵所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 38/00 - 38/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C :0.05%以下、 Si:0.5%以下、 Mn:1.5%以下、 P :0.03%以下、 S :0.002〜0.008%、 Cr:10〜17%、 Ni:4.0〜7.0%、 Al:0.1%以下、 N :0.08%以下、 Mo:1.0〜3.0%、 Cu:1.0〜3.0%、 Ti:0.5S〜0.05% を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなること
    を特徴とする熱間加工性に優れたマルテンサイト系ステ
    ンレス鋼。
  2. 【請求項2】 重量%で、 C :0.05%以下、 Si:0.5%以下、 Mn:1.5%以下、 P :0.03%以下、 S :0.002〜0.008%、 Cr:10〜17%、 Ni:4.0〜7.0%、 Al:0.1%以下、 N :0.08%以下、 Mo:1.0〜3.0%、 Cu:1.0〜3.0%、 Ti:0.5S〜0.05% を含有し、さらに、 Ca:0.001〜0.01%、 REM:0.003〜0.03% の1種又は2種を含有し、残部がFe及び不可避的不純
    物からなることを特徴とする熱間加工性に優れたマルテ
    ンサイト系ステンレス鋼。
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JP3485022B2 (ja) * 1999-05-17 2004-01-13 住友金属工業株式会社 熱間加工性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼材
CN101981215A (zh) * 2008-03-28 2011-02-23 住友金属工业株式会社 油井管用不锈钢
AR073884A1 (es) 2008-10-30 2010-12-09 Sumitomo Metal Ind Tubo de acero inoxidable de alta resistencia excelente en resistencia a la fisuracion bajo tension por sulfuros y a la corrosion de gas de acido carbonico en alta temperatura.
EP2565287B1 (en) * 2010-04-28 2020-01-15 Nippon Steel Corporation High-strength stainless steel for oil well and high-strength stainless steel pipe for oil well

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