JP3409738B2 - 先行車追従制御装置 - Google Patents
先行車追従制御装置Info
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- JP3409738B2 JP3409738B2 JP14071899A JP14071899A JP3409738B2 JP 3409738 B2 JP3409738 B2 JP 3409738B2 JP 14071899 A JP14071899 A JP 14071899A JP 14071899 A JP14071899 A JP 14071899A JP 3409738 B2 JP3409738 B2 JP 3409738B2
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Description
一定の車間距離を保ちつつ追従走行する先行車追従制御
装置に関する。
えば特開平7−223457号公報に記載されているも
のが知られている。この従来例には、車間距離、車間距
離及び自車両速度、並びに車間距離及び相対速度の何れ
かによって設定される変速機のシフトダウン条件を平坦
路、登坂路、降坂路の夫々に応じて個別に設定し、常に
適正な車間距離を保つようにした先行車追従制御装置が
開示されている。
来例にあっては、走行路が平坦路、登坂路、降坂路の何
れであるかを判断し、これらに応じたシフトダウン条件
及びシフトアップ条件を、経験的あるいは実験的に決定
したマップを用いて設定しているので、長い下り坂が連
続するような降坂路では、下り勾配が常に一定ではない
ため、シフトダウン後に、途中に短い平坦路又は平坦路
に近い下り勾配がある場合には、シフトアップ条件を満
足して、シフトアップすることになり、その後、再度下
り勾配となるとシフトダウンすることになり、運転者の
感覚と合わないという未解決の課題がある。
願人は、先に特願平9−321404号として車間距離
制御部で算出した車間距離を目標車間距離に一致させる
ための目標車速を車速制御部に供給して、目標駆動力を
算出してスロットル開度、制動装置を制御すると共に、
目標駆動力をローパス処理した減速力要求値と、4速
(OD)ギヤ位置での車間距離制御部で設定した目標車
速に応じた最大減速力との差分として減速力余裕度を算
出し、この減速余裕度が所定閾値を越えたときに、4速
(OD)ギヤ位置から3速ギヤ位置にシフトダウンし、
その後のシフトアップを減速余裕度が所定閾値内とな
り、且つ先行車との相対速度が車間距離が開く方向に増
加し、さらに路面下り勾配を現す外乱推定値が所定閾値
を越えて路面下り勾配が小さくなったときに行うように
した先行車追従制御装置を提案している。
り勾配が小さくなるまでの間は、他のシフトアップ条件
即ち減速度余裕度及び相対速度を満足した場合であって
も、シフトアップを禁止することができ、シフトハンチ
ングを防止することができるが、前述したように山道で
急な下り勾配の途中に短い平坦路や平坦路に近い下り勾
配が存在する場合に、シフトアップ条件を満足すること
になり、シフトハンチングを生じることになるという未
解決の課題がある。
減速力要求値と目標車速に基づく最大減速力との差分で
算出する場合には、山道のようにコーナーが多い急な下
り坂を走行する場合に、先行車がコーナーに入って車間
距離センサで先行車が検出できない状態となると、減速
力要求値が車間距離に基づいて算出されるために、目標
駆動力が“0”にリセットされてシフトアップされるこ
とになり、その後自車両がコーナーを回って先行車を再
度捕捉すると、源速力要求値が大きくなって減速力余裕
度が所定閾値を越えてシフトダウンされることになり、
コーナーを通過することにシフトハンチングを生じると
いう未解決の課題がある。
課題に着目してなされたものであり、長い下り坂で途中
に平坦路又はこれに近い下り勾配が存在する場合や、コ
ーナーの多い長い下り坂で先行車を捕捉できない状態と
なる場合であっても、シフトハンチングを確実に防止す
ることができる先行車追従制御装置を提供することを目
的としている。
に、請求項1に係る先行車追従制御装置は、先行車との
車間距離を検出する車間距離検出手段と、該車間距離検
出手段で検出した車間距離検出値を目標車間距離に一致
させるための目標車速を演算する車間距離制御手段と、
自車速を検出する自車速検出手段と、該自車速検出手段
で検出した自車速検出値を前記目標車速に一致させるた
めの目標制・駆動力を演算し、該目標制・駆動力に基づ
いて回転駆動力源、変速機及び/又は制動装置を制御す
る車速制御手段と、走行路面の下り勾配を検出又は推定
する路面勾配検出手段とを備え、前記車速制御手段は、
前記路面勾配検出手段で検出又は推定した路面下り勾配
の連続走行時間を計測する下り勾配走行時間計測手段
と、前記変速機のシフトダウン後のシフトアップを前記
下り勾配走行時間計測手段で計測した連続走行時間に応
じて設定されるシフトアップ禁止時間だけ禁止するシフ
トアップ禁止手段を備えていることを特徴としている。
距離制御手段で、先行車との車間距離を目標車間距離に
一致させる目標車速を演算し、車速制御手段で、目標車
速と自車速検出値とを一致させる目標制・駆動力を演算
し、この目標制・駆動力に基づいて、エンジン等の回転
駆動力源の回転駆動力を制御すると共に、制動装置の制
動力を制御し、さらに変速機のシフト位置を制御して、
目標車間距離を維持する追従走行制御を行う。このと
き、自車両が下り勾配の降坂路を走行する状態となった
ときに、下り勾配走行時間計測手段で下り勾配の連続走
行時間を計測し、変速機がシフトダウンされたときに
は、連続走行時間に応じたシフトアップ禁止時間だけシ
フトアップを禁止することにより、長い下り坂の途中に
平坦路又はこれに近い下り勾配が存在して、シフトアッ
プ条件を満足する場合でもシフトアップを禁止して、シ
フトダウン状態を継続する。
は、請求項1に係る発明において、前記シフトアップ禁
止手段は、シフトアップ禁止時間を所定下り勾配以上の
降坂路における連続走行時間に応じて設定することを特
徴としている。この請求項2に係る発明においては、比
較的急勾配の下り坂を連続走行する場合にのみシフトア
ップを禁止することができ、比較的緩い下り坂ではシフ
トアップ条件を満足したときにシフトアップを許容す
る。
置は、請求項1又は2に係る発明において、前記車速制
御手段が、前記目標制・駆動力をもとに得られる減速力
要求値より前記車間距離制御手段で演算される目標車速
に基づいて算出される最大減速力を減算して減速力余裕
度を算出し、算出した減速力余裕度が所定閾値を越えた
ときに変速機をシフトダウン制御するように構成されて
いることを特徴としている。
両における現在のシフト位置例えばオーバードライブで
走行している状態で、エンジンブレーキ力により先行車
との間の車間距離を広げるために減速させる減速力余裕
度が小さくなって、ダウンシフト用閾値以下となり、且
つ先行車との相対速度が接近方向即ち車間距離が縮まる
方向となっているときに、変速機のシフト位置をシフト
ダウンさせて減速力余裕度を増加させる。
御装置は、先行車との車間距離を検出する車間距離検出
手段と、該車間距離検出手段で検出した車間距離検出値
を目標車間距離に一致させるための目標車速を演算する
車間距離制御手段と、自車速を検出する自車速検出手段
と、該自車速検出手段で検出した自車速検出値を前記目
標車速に一致させるための目標制・駆動力を演算し、該
目標制・駆動力に基づいて回転駆動力源、変速機及び制
動装置を制御する車速制御手段と、走行路面の下り勾配
を検出又は推定する路面勾配検出手段とを備え、前記車
速制御手段は、前記目標車速及び自車速に基づいて目標
制・駆動力を算出する目標制・駆動力算出手段と、該目
標制・駆動力算出手段で算出した目標制・駆動力に基づ
いく減速力要求値と前記目標車速に基づく最大減速力と
の差値でなる減速力余裕度を算出する減速力余裕度算出
手段と、該減速力余裕度算出手段で算出した減速力余裕
度と所定閾値とを比較して前記変速機のシフト位置を決
定するシフト位置決定手段と、該シフト位置決定手段で
前記変速機をダウンシフトした後のシフトアップを前記
減速力要求値がリセットされた時点から前記路面勾配検
出手段で検出又は推定した路面下り勾配に応じて設定さ
れるシフトアップ禁止時間が経過するまで禁止するシフ
トアップ禁止手段とを備えていることを特徴としてい
る。
項3に係る発明と同様に、車速制御手段で、減速力余裕
度を算出し、シフト位置決定手段で減速力余裕度と所定
閾値とを比較して変速機のシフト位置を決定するが、下
り坂走行自に路面勾配検出手段で検出又は推定した路面
下り勾配に応じてシフトアップ禁止時間を設定し、先行
車がコーナーを通過して車間距離検出手段で、先行車を
捕捉できない状態となって、減速力要求値がリセットさ
れたときに、シフトアップ禁止時間が経過するまでシフ
トアップを禁止する。
御装置は、請求項4に係る発明において、前記シフトア
ップ禁止手段は、シフトアップ禁止時間を路面下り勾配
が大きくなるに従って長くなるように設定することを特
徴としている。この請求項5に係る発明においては、路
面下り勾配が大きくなるに従ってシフトアップ禁止時間
が長くなるので、緩い勾配の下り坂ではシフトアップし
易くし、急な勾配の下り坂ではシフトアップし難くし、
路面勾配に応じたシフトアップ制御を行う。
は、請求項1乃至5の何れかに係る発明において、前記
路面勾配検出手段は、自車速検出手段で検出した自車速
と車速制御手段で演算した目標制・駆動力とに基づいて
推定される外乱推定値より路面下り勾配を推定するよう
に構成されていることを特徴としている。
れば、自車両が下り勾配の降坂路を走行する状態となっ
て、大きなエンジンブレーキによる減速力を必要とし
て、変速機をシフトダウンさせたときに、下り勾配走行
時間計測手段で計測した連続走行時間に応じたシフトア
ップ禁止時間だけシフトアップを禁止するようにしたの
で、長い下り坂の途中に平坦路又はこれに近い下り勾配
が存在して、シフトアップ条件を満足する場合でもシフ
トアップを禁止して、シフトダウン状態を継続すること
により、長く下り坂でのシフトハンチングを確実に防止
することができるという効果が得られる。
によれば、シフトアップ禁止手段が、シフトアップ禁止
時間を所定下り勾配以上の降坂路における連続走行時間
に応じて設定するので、比較的急勾配の下り坂を連続走
行する場合にのみシフトアップを禁止することができ、
比較的緩い下り坂ではシフトアップ条件を満足したとき
にシフトアップを許容して、下り勾配に応じた最適なシ
フトアップ制御を行うことができるという効果が得られ
る。
置によれば、自車両における現在のシフト位置でのエン
ジンブレーキ力により先行車との間の車間距離を広げる
ために減速させる減速力余裕度が小さくなって、ダウン
シフト用閾値以下となり、且つ先行車との相対速度が接
近方向即ち車間距離が縮まる方向となっているときに、
変速機のシフト位置をシフトダウンさせて減速力余裕度
を増加させるので、不用意にシフトダウンさせることな
く、シフトダウンを必要とするときにのみシフトダウン
を行うことができるという効果が得られる。
御装置によれば、車速制御手段で、減速力余裕度を算出
し、シフト位置決定手段で減速力余裕度と所定閾値とを
比較して変速機のシフト位置を決定するが、下り坂走行
自に路面勾配検出手段で検出又は推定した路面下り勾配
に応じてシフトアップ禁止時間を設定し、先行車がコー
ナーを通過することにより、車間距離検出手段で、先行
車を捕捉できない状態となって、減速力要求値がリセッ
トされたときに、シフトアップ禁止時間が経過するまで
シフトアップを禁止するので、自車両がコーナーを通過
して再度先行車を捕捉するまでの間シフトダウン状態を
維持することができ、コーナーで先行車を捕捉できなく
なったときのシフトハンチングを確実に防止することが
できるという効果が得られる。
御装置によれば、路面下り勾配が大きくなるに従ってシ
フトアップ禁止時間が長くなるので、緩い勾配の下り坂
ではシフトアップし易くし、急な勾配の下り坂ではシフ
トアップし難くし、路面勾配に応じた最適なシフトアッ
プ制御を行うことができるという効果が得られる。ま
た、請求項6に係る先行車追従制御装置によれば、路面
下り勾配を自車速と目標加減速力とに基づいて推定され
る外乱推定値より路面下り勾配を推定するので、別途路
面下り勾配を検出する検出手段を設けることなく、路面
下り勾配を推定することができるという効果が得られ
る。
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態を
示す概略構成図であって、図中、1FL,1FRは従動
輪としての前輪、1RL,1RRは駆動輪としての後輪
であって、後輪1RL,1RRは、エンジン2の駆動力
が自動変速機3、プロペラシャフト4、最終減速装置5
及び車軸6を介して伝達されて回転駆動される。
Rには、夫々制動力を発生するディスクブレーキ7が設
けられていると共に、これらディスクブレーキ7の制動
油圧が制動制御装置8によって制御される。ここで、制
動制御装置8は、図示しないブレーキペダルの踏込みに
応じて制動油圧を発生すると共に、追従制御用コントロ
ーラ20からの目標駆動力F* が負値であるときに、そ
の大きさに応じて制動油圧を発生するように構成されて
いる。
るエンジン出力制御装置9が設けられている。このエン
ジン出力制御装置9は、エンジン出力の制御方法とし
て、スロットルバルブの開度を調整してエンジン回転数
を制御する方法と、アイドルコントロールバルブの開度
を調整してエンジン2のアイドル回転数を制御する方法
とが考えられるが、本実施形態では、スロットルバルブ
の開度を調整する方法が採用されている。
を制御する変速機制御装置10が設けられている。この
変速機制御装置10は、後述する追従制御用コントロー
ラ20より論理値“1”のOD禁止制御信号CSが入力
されると、これに応じて自動変速機3における4速(O
D)ギヤ位置での変速を禁止して、3速ギヤ位置にシフ
トダウンし、この3速ギヤ位置にシフトダウンしている
状態で、OD禁止制御信号CSが論理値“0”に復帰す
ると、4速ギヤ位置にシフトアップするように構成され
ている。
車両との間の車間距離Lを検出する車間距離検出手段と
してのレーダ装置で構成される車間距離センサ12が設
けられている。この車間距離センサ12としては、例え
ばレーザ光を前方に掃射して先行車両からの反射光を受
光することにより、先行車両と自車両との車間距離Lを
計測するレーダ装置や電波や超音波を利用して車間距離
Lを計測する距離センサを適用することができる。
配設された出力軸の回転数を検出することにより、自車
速Vを検出する車速センサ13が配設されている。そし
て、車間距離センサ12及び車速センサ13の各出力信
号が追従制御用コントローラ20に入力され、この追従
制御用コントローラ20によって、車間距離センサ12
で検出した車間距離L、車輪速度センサ13で検出した
自車速Vに基づいて、制動制御装置8、エンジン出力制
御装置9及び変速機制御装置10を制御することによ
り、先行車両との間に適正な車間距離を維持しながら追
従走行する追従走行制御を行うと共に、追従走行制御中
に、長い下り坂を走行する状態となると、その連続走行
時間に応じたシフトアップ禁止時間を設定し、このシフ
トアップ禁止時間が経過するまでの間シフトダウン後の
シフトアップを禁止する。
に示すように、車間距離センサ12でレーザー光を掃射
してから先行車の反射光を受光するまでの時間を計測
し、先行車との車間距離Lを演算する測距信号処理部2
1と、車速センサ13からの車速パルスの周期を計測
し、自車速Vsを演算する車速信号処理部30と、測距
信号処理部21で演算された車間距離L及び車速信号処
理部30で演算した自車速Vsに基づいて車間距離Lを
目標車間距離L* に維持する目標車速V* を演算する車
間距離制御手段としての車間距離制御部40と、この車
間距離制御部40で演算した目標車速V* 及び相対速度
ΔVに基づいて制動制御装置8、エンジン出力制御装置
9及び変速制御装置10を制御して、自車速を目標車速
V* に一致するように制御する車速制御手段としての車
速制御部50とを備えている。
0から入力される車間距離Lに基づいて先行車との相対
速度ΔVを演算する相対速度演算部41と、車速信号処
理部30から入力される自車速Vsに基づいて先行車と
自車との間の目標車間距離L * を算出する目標車間距離
設定部42と、相対速度演算部41で演算された相対速
度ΔV及び目標車間距離設定部42で算出された目標車
間距離L* に基づいて車間距離Lを目標車間距離L* に
一致させるための目標車速V* を演算する車間距離演算
部43とを備えている。
処理部20から入力される車間距離Lを例えばバンドパ
スフィルタ処理するバンドパスフィルタで構成されてい
る。このバンドパスフィルタは、その伝達関数が下記
(1)式で表すことができ、分子にラプラス演算子sの
微分項を有するので、実質的に車間距離Lを微分して相
対速度ΔVを近似的に演算することになる。
のように、バンドパスフィルタを使用することにより、
車間距離Lの単位時間当たりの変化量から簡易的な微分
演算を行って相対速度ΔVを算出する場合のように、ノ
イズに弱く、追従制御中にふらつきが生じるなど、車両
挙動に影響を与えやすいことを回避することができる。
なお、(1)式におけるカットオフ周波数fC は、車間
距離Lに含まれるノイズ成分の大きさと、短周期の車体
前後の加速度変動の許容値とにより決定する。また、相
対速度ΔVの算出には、バンドパフィルタを使用する場
合に代えて、車間距離Lにハイパスフィルタ処理を行う
ハイパスフィルタで微分処理を行うようにしてもよい。
Vsに相対速度ΔVを加算して算出した先行車車速Vt
(=Vs+ΔV)と自車が現在の先行車の後方L
0 [m]の位置に到達するまでの時間T0 (車間時間)
とから下記(2)式に従って先行車と自車との間の目標
車間距離L* を算出する。 L* =Vt×T0 +LS …………(2) この車間時間という概念を取り入れることにより、車速
が速くなるほど、車間距離が大きくなるように設定され
る。なお、LS は停止時車間距離である。
L、目標車間距離L* 及び相対速度ΔVに基づいて、車
間距離Lをその目標値L* に保ちながら追従走行するた
めの目標車速V* を演算する。具体的には、下記(3)
式に示すように、目標車間距離L* と実車間距離Lとの
偏差(L* −L)に距離制御ゲインfdを乗じた値と、
相対速度ΔVに速度制御ゲインfvを乗じた値との線形
結合を含む構成によって目標相対速度ΔV* を求め、さ
らに下記(4)式に示すように先行車速度Vt(=Vs
+ΔV)から目標相対速度ΔV* を減じて目標車速V*
を算出する。
sを一致させるための駆動力指令値FOR及び外乱推定値
dV ′を算出し、これらの偏差でなる目標制・駆動力F
* を算出する車速サーボ部51と、この車速サーボ部5
1で算出された目標制・駆動力F* 及び前述した目標車
速V* に基づいて減速力余裕度FDMを算出する減速力余
裕度算出部52と、車速サーボ部51で算出される外乱
推定値d V ′に基づいてシフトアップ禁止時間TSIを設
定し、シフトアップ禁止時間TSIが継続しているときに
シフトアップを禁止する論理値“1”の禁止制御信号C
Sを出力するシフトアップ禁止時間設定部53と、減速
力余裕度算出部52で算出された減速力余裕度FDM、シ
フトアップ禁止時間設定部53より出力される禁止制御
信号CS及び相対速度演算部41で算出された相対速度
ΔVに基づいてシフト位置判断を行うシフト位置判断部
54とを備えている。
ように、例えばロバストモデルマッチング制御手法によ
る車速サーボ系の構成を有し、車間距離制御部40から
入力される目標車速V* に基づいて制・駆動力指令値F
ORを算出するモデルマッチング補償器51Aと、このモ
デルマッチング補償器51Aで算出された制・駆動力指
令値FORより自己が算出した外乱推定値dV ′を減算し
て目標制・駆動力F*を算出する減算器51Bと、この
減算器51Bより出力される目標制・駆動力F * と自車
速Vsとに基づいて外乱推定値dV ′を算出するロバス
ト補償器51Cとで構成され、前記目標制・駆動力F*
を制御対象車両に操作量として供給している。ここで、
制御対象車両は、目標制・駆動力F* を操作量とし、自
車速Vsを制御量とした伝達関数Gv(s) の数式化モデ
ルで表し、この伝達特性Gv(s)はパワートレインの遅
れであるむだ時間要素を含まないものとする。
ーボ系の応答特性を規範モデルに一致させるための補償
器であって、フィードフォワード部の規範モデルR2(s)
で入出力応答特性を設定し、フィードバック部の規範モ
デルR1(s)で外乱除去機能と安定性を決定し、目標車速
V* と自車速Vsとから制・駆動力指令値FORを算出す
る。
制・駆動力F* を実際に車両で発生し得る最大駆動力及
び最大制動力に制限する制・駆動力リミッタ51aと、
この駆動力リミッタ51aの出力より現在の実際の路面
勾配、モデル化誤差等を含んだ制・駆動力F1を求める
ローパスフィルタ51bと、自車速Vsが入力され、こ
れに車両モデルの逆系にローパスフィルタをかけて(H
(s) /Gv(s) )現在の自車速Vsを維持するための制
・駆動力F2を求める補償器51cと、この補償器51
cより出力される制・駆動力F2からローパスフィルタ
51bより出力される制・駆動力F1を減算する減算器
51dとを備えており、減算器51dより路面勾配、モ
デル化誤差等を含んだ外乱推定値dV ′が出力される。
この外乱推定値dV ′は、これに含まれるモデル化誤差
は平坦路面での走行抵抗に吸収されるので、実質的に路
面勾配の変化分が外乱推定値となって現れる。
制・駆動力F* が制動制御装置8及びエンジン出力制御
装置9に供給され、制動制御装置8では、目標制・駆動
力F * が負値で且つエンジンブレーキによる制動力範囲
の下限近傍に設定された所定値より小さい値となったと
きに、その大きさに応じた制動力を発生するように、デ
ィスクブレーキ7の制動圧を制御し、エンジン出力制御
装置9では、目標制・駆動力F* が正値であるときに、
その大きさに応じた駆動力を発生するようにスロットル
開度を制御し、負値であるときにはスロットル開度を全
閉状態に制御する。
示すように、頻繁なシフトダウンとシフトハンチングと
を防止するために、目標制・駆動力F* に例えば0.5
Hz程度のローパスフィルタ処理を行って減速力要求値
FD を出力するローパスフィルタ52aと、目標車速V
* が入力され、これをもとに、4速(OD)でスロット
ルバルブを全閉にしたときの車速Vに対する減速度αの
関係を示す特性記憶テーブルを参照して、最大減速度α
MAX を算出する最大減速度算出部52bと、この最大減
速度算出部52bで算出した最大減速度αMAX に車両質
量Mを総減速比(4速ギヤ比×ファイナルギヤ比)で除
した値を乗算して4速(OD)での最大減速力FDMAXを
算出する乗算部52cと、減速力要求値FD より最大減
速力FDM AXを減算して減速力余裕度FDMを算出する減算
器52dとを備えている。
は、ロバスト補償器51Cから出力される実質的に路面
勾配を現す外乱推定値dV ′が入力され、これをもとに
図4に示すシフトアップ禁止制御処理を実行して、禁止
制御信号CSを出力する。このシフトアップ制御処理
は、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込処
理として実行され、先ず、ステップS1で路面勾配を表
す外乱推定値dV ′を読込み、次いでステップS2に移
行して、外乱推定値dV ′が比較的大きな所定下り勾配
(例えば10%)に相当する設定値dVS以上であるか否
かを判定し、dV ′≧dVSであるときには、下り勾配を
走行しているものと判断して、ステップS3に移行し、
ソフトウェアカウンタのカウント値Nを“1”だけイン
クリメントしてからステップS4に移行する。
定値NS (例えば60秒に相当する値)以上であるか否
かを判定し、N<NS であるときにはそのまステップS
6に移行し、N≧NS であるときにはステップS5に移
行して、N=NS に設定してからステップS6に移行す
る。ステップS6では、シフト位置判断部54に対して
論理値“1”の禁止制御信号CSを出力してからタイマ
割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰す
る。
<dVSであるときには平坦路又は比較的勾配の小さい下
り坂を走行しているものと判断してステップS7に移行
し、カウント値Nが“0”であるか否かを判定し、N>
0であるときには、ステップS9に移行して、カウント
値Nを“1”だけデクリメントしてから前記ステップS
6に移行し、N=0であるときにはステップS10に移
行して、シフト位置判断部54に対して論理値“0”の
禁止制御信号CSを出力してからタイマ割込処理を終了
して所定のメインプログラムに復帰する。
S5の処理が下り勾配走行時間計測手段に対応し、ステ
ップS5〜S8の処理がシフトアップ禁止手段に対応し
ている。シフト位置判断部54は、車間距離制御部30
の相対速度演算部41で演算された相対速度ΔV、減速
力余裕度算出部52で算出された減速力余裕度FDM、及
びシフトアップ禁止時間設定部53より出力される禁止
制御信号CSが入力され、これらに基づいて4速(O
D)ギヤ位置及び3速ギヤ位置間のシフト判断を行う。
す所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込処理
として行われるシフト位置判断処理を実行し、先ず、ス
テップS11で、減速力余裕度算出部52で算出された
減速力余裕度FDMを読込み、次いでステップS12に移
行して、シフトアップ禁止時間設定部53から出力され
た禁止制御信号CSを読込んでからステップS13に移
行する。
10より入力される現在のギヤ位置情報を読込み、これ
が4速(OD)ギヤ位置であるか3速ギヤ位置であるか
を判定し、4速ギヤ位置であるときには、ステップS1
4に移行して、減速度余裕度FDMがダウンシフト用閾値
THD 以下であるか否かを判定し、FDM>THD である
ときには、減速力余裕が十分にあるものと判断してその
ままタイマ割込処理を終了し、FDM≦THD であるとき
には、減速力余裕がないものと判断してステップS15
に移行し、相対速度ΔVが“0”又は負であるか否かを
判定し、ΔV>0であるときには、先行車の方が車速が
速く、車間距離Lが長くなることにより、減速制御の必
要がないものと判断してそのままタイマ割込処理を終了
し、ΔV≦0であるときには、車間距離Lが短くなって
接近する方向にあり、減速制御の必要があるものと判断
してステップS16に移行し、4速(OD)ギヤ位置を
キャンセルする例えば論理値“1”のOD禁止制御信号
TSを変速機制御装置10に出力してからタイマ割込処
理を終了する。
位置が3速ギヤ位置であるときには、ステップS17に
移行して、禁止制御信号CSが論理値“1”であるか否
かを判定し、CS=“1”であるときにはシフトアップ
が禁止されているものと判断してそのままタイマ割込処
理を終了し、CS=“0”であるときにはシフトアップ
が許可されているものと判断して、ステップS18に移
行して、減速力余裕度FDMがアップシフト用閾値THU
以上であるか否かを判定し、FDM<THU であるときに
は、4速ギヤ位置に復帰させても減速力余裕がないもの
と判断してそのままタイマ割込処理を終了し、FDM≧T
HU であるときには、4速ギヤ位置に復帰させても十分
な減速力余裕があるものと判断してステップS19に移
行し、相対速度ΔVが予め設定した設定値ΔVs(例え
ば−3km/h)以上であるか否かを判定し、ΔV<Δ
Vsであるときには、先行車に接近する状態を継続して
いるものと判断して、そのままタイマ割込処理を終了
し、ΔV≧ΔVsであるときには、先行車への接近が殆
ど収まったものと判断して、ステップS20に移行し、
路面勾配を表す外乱推定値dV ′が比較的小さな下り勾
配を表す設定値θs未満であるか否かを判定し、dV ′
≧θsであるときには、降坂路走行状態を継続している
ものと判断してそのままタイマ割込処理を終了し、
dV ′<θsであるときには、略平坦路走行状態に復帰
したものと判断してステップS21に移行し、4速ギヤ
位置への復帰を許容する例えば論理値“0”のOD禁止
制御信号TSを変速機制御装置10に出力してからタイ
マ割込処理を終了する。
今、車両が比較的下り勾配の少ない降坂路を先行車が存
在しない状態で、且つ自動変速機3が4速(OD)ギヤ
位置にシフトされた状態で、図6(a)の時点t1 に示
すように、例えば設定車速100km/hで定速走行し
ており、シフトアップ禁止時間設定部53のカウント値
Nが“0”にクリアされているものとする。この走行状
態では、先行車がいないので、車間距離センサ12で検
出される車間距離Lは無限大となるところであるが、図
示しないリミッタを設けているため、図6(b)に示す
ように、車間距離Lが最大値の120mを維持している
ので、目標車間距離設定部42で設定される目標車間距
離L* が図6(b)で破線図示のように40mに設定さ
れ、相対速度演算部41で算出される相対速度ΔVも図
6(c)に示すように“0”を維持しており、減速力余
裕度算出部52の減算器52dより出力される減速力余
裕度FDMが図6(d)に示すように+800(N)程度
となっており、これに応じてエンジン出力制御装置9で
算出されるスロットル開度TVOが図6(e)に示すよ
うに8度程度に設定され、且つ自動変速機3でのギヤ位
置が図6(e)に示すように4速(OD)ギヤ位置に設
定されている。また、車両が下り勾配の少ない降坂路を
走行しているので、ロバスト補償器51Cから下り勾配
の大きさに応じた正の比較的大きな値でなる外乱推定値
dV ′が出力されており、これが減算器51Bでモデル
マッチング補償器51Aより出力される制・駆動力指令
値FORより減算されるので、減算器51Bより出力され
る目標制・駆動力F* は、平坦路を走行している場合に
比較して小さい値となり、下り坂による加速分を相殺し
ている。
小さな下り勾配の降坂路を走行しており、外乱推定値d
V ′が小さいことにより、図4のシフトアップ禁止制御
処理において、ステップS2でdV ′<dVSと判定され
ることにより、ステップS7に移行し、カウンタ値Nが
“0”にクリアされているので、ステップS9に移行し
て、論理値“0”の禁止制御信号CSをシフト位置制御
部54に出力している。
点鎖線図示の車速が例えば70km/hで定速走行して
いる先行車に追いつき、相対速度演算部41で算出され
る先行車との相対速度ΔVが−8m/sであるものとす
ると、車間距離制御部43で算出される目標車速V* が
図6(a)で破線図示のように徐々に低下され、これに
応じて車速サーボ部51で算出される目標制・駆動力F
* が図6(d)に示すように比較的大きな傾きで減少す
ることにより、エンジン出力制御装置9でスロットル開
度TVOが図6(e)に示すように急激に閉方向に制御
され、時点t3で目標制・駆動力F* が負値となると、
スロットル開度TVOが全閉状態に制御され、エンジン
ブレーキによる制動力が発生される。
ので、自車速Vsが図6(a)に示すように目標車速V
* の低下に応じて徐々に低下すると共に、相対車速ΔV
も図6(c)に示すように徐々に先行車との速度差を解
消する方向に向かうことになる。一方、減速度余裕度算
出部52におけるローパスフィルタ52aでローパスフ
ィルタ処理された減速力要求値FD は、図6(d)で破
線図示のように、目標制・駆動力F* の低下に対して位
相遅れをもって緩やかに減少し、これに応じて減速力余
裕度FDMも図6(d)で一点鎖線図示のように、減速力
要求値FD に対して最大減速力FDMAX分のオフセット量
をもって減少する。
ウンシフト用閾値THD より小さくなると、図5のシフ
ト位置制御処理で、ステップS15からステップS16
に移行して、論理値“1”のOD禁止制御信号CSが変
速機制御装置10に出力され、これに応じて自動変速機
3が4速ギヤ位置から3速ギヤ位置にシフトダウンされ
て、エンジンブレーキによる制動力が増加される。
近づくと共に、車間距離Lも目標車間距離L* を大きく
下回ることなく、目標車間距離L* に追従する。そし
て、エンジンブレーキによる制動力の増加による自車速
Vsの低下によって、目標制・駆動力F* が増加傾向と
なり、これに応じて減速力余裕度も徐々に増加して、時
点t5でシフトダウン用閾値THD を越える状態となっ
ても、図5のシフト位置制御処理では、シフトギヤ位置
が3速ギヤ位置であるので、ステップS3からステップ
S17に移行し、禁止制御信号CSが論理値“0”を継
続しているので、ステップS18に移行し、シフトダウ
ン用閾値THD より大きな値のシフトアップ用閾値TH
U を越えていないので、3速ギヤ位置を維持する。
アップ用閾値THU を越え、且つ相対速度ΔVが設定値
ΔVs以上となると、下り勾配の小さい降坂路を走行し
ており、外乱推定値dV ′が略“0”であって設定値θ
sより小さいので、ステップS7〜S9を経てステップ
S10に移行し、OD禁止制御信号CSを論理値“0”
に復帰させ、これによって、変速機制御装置10で自動
変速機3が4速(OD)ギヤ位置に復帰される。
回ることになるが、その後の時点t7で目標制・駆動力
F* が正値となるので、エンジン出力制御装置9でスロ
ットル開度TVOが徐々に増加することにより、自車速
Vsが増加して、車間距離Lが目標車間距離L* に一致
した時点で自車速Vsが先行車の車速と略一致して、追
従走行状態となる。
路を走行している場合には、下り勾配が小さいことによ
り、シフトアップ禁止時間設定部53でシフトアップを
許可する論理値“0”の禁止制御信号CSがシフト位置
判断部54に出力されるので、4速(OD)ギヤ位置で
の走行状態から3速ギヤ位置へのシフトダウン後のシフ
トアップが容易となり、運転者に違和感を与えることな
く適正なシフトアップを行うことができ、燃費を向上さ
せることができる。
な下り勾配(例えば15°程度)の降坂路を先行車に追
従走行する状態となると、図4のシフトアップ禁止時間
計測処理において、ステップS2からステップS3に移
行することにより、カウント値Nが図7(b)に示すよ
うに、タイマ割込周期毎にカウントアップすると共に、
禁止制御信号CSが図7(c)に示すように論理値
“1”に設定され、その後時点t12でカウント値Nが
設定値Nsに達すると、この設定値Nsが維持される。
うに負方向に増加して、車間距離が狭まる方向にあり、
減速力余裕度FDMも図7(e)に示すように低下する。
そして、時点t13で減速力余裕度FDMがシフトダウン
用閾値THD 以下となると、図5のシフト制御処理にお
いて、ステップS14からステップS15に移行し、相
対速度ΔVが負であるので、ステップS16に移行し
て、論理値“1”の禁止制御信号TSを変速機制御装置
10に出力し、自動変速機3が図7(f)に示すように
4速(OD)ギヤ位置から3速ギヤ位置にシフトダウン
される。
小さくなって外乱推定値dV ′が設定値dVS未満となる
と、図4のシフトアップ禁止時間計測処理において、ス
テップS2からステップS8に移行し、カウント値Nが
N>0であるので、ステップS9に移行し、カウント値
Nを“1”だけデクリメントしてからステップS7に移
行して、禁止制御信号CSを論理値“1”に維持する。
ている間、カウント値Nが順次減少し、この間に下り勾
配が平坦路に近づいて外乱推定値dV ′が設定値θs未
満となり、減速力余裕度FDMがシフトアップ用閾値TH
U を上回り、且つ相対速度ΔVが設定値ΔVs以上とな
ってシフトアップ条件を満足する状態となっても、禁止
制御信号CSが論理値“1”を維持しているので、シフ
トアップが禁止されて3速ギヤ位置が維持される。
めて外乱推定値dV ′が増加し、再度設定値dVS以上と
なると、カウント値Nのインクリメントが開始され、時
点t15で設定値Nsに達するとこの設定値Nsが維持
される。次いで、下り勾配が緩やかとなって、時点t1
7で外乱推定値dV ′が設定値dVS未満となると、カウ
ント値Nが減少を開始し、このまま外乱推定値dV ′が
小さい値を維持しているので、時点t18でカウント値
Nが“0”に達すると、禁止制御信号CSが論理値
“0”に復帰され、これに応じて図5のシフト制御処理
において、ステップS17からステップS18に移行
し、相対速度ΔVが設定値ΔVs以上であり、外乱推定
値dV ′が設定値θs未満であるので、ステップS21
に移行して、論理値“0”の禁止制御信号TSが変速機
制御装置10に出力され、これによって自動変速機3が
4速(OD)ギヤ位置にシフトアップされる。
と、所定下り勾配を越える急な下り勾配を走行している
ときに、カウント値Nをインクリメントして、連続走行
時間を計測し、下り勾配が緩やかとなって所定下り勾配
未満となると、カウント値Nをデクリメントして、カウ
ント値Nが“0”に達した時点で禁止制御信号CSを論
理値“0”に復帰させることにより、シフトアップの禁
止状態を解除するようにしたので、長い下り坂を走行し
ている途中で、比較的下り勾配が小さいか又は勾配のな
い状態となってから再度急な下り勾配となる場合に、下
り勾配が小さくなってシフトアップ条件を満足する場合
となってもシフトダウン状態を継続するので、シフトハ
ンチングを確実に防止することができる。
フトアップ禁止時間設定部53でソフトウェアによって
シフトアップ禁止時間を設定する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、比較器、クロック
信号発生回路、アップダウンカウンタ等を使用した電子
回路によるハードウェアで構成するようにしてもよい。
ウント値Nをアップカウントする場合について説明した
が、所定下り勾配以上の下り勾配を検出したときに、プ
リセット値を設定し、このプリセット値をダウンカウン
トし、下り勾配が緩やかとなったときにアップカウント
して、プリセット値を越えたときに禁止制御信号CSを
論理値“0”に復帰させるようにしてもよい。
シフトアップ禁止時間設定部53及びシフト位置判断部
54で個別に演算処理する場合について説明したが、こ
れらを1つにまとめて演算処理するようにしてもよく、
さらには減速力余裕度算出部52も含めて演算処理する
ようにしてもよく、車間距離制御部40及び車速制御部
50を含めて演算処理するようにしてもよい。
いて説明する。この第2の実施形態は、山道のようにコ
ーナーの多い急な下り坂を走行する際に、先行車がコー
ナーを通過することにより、車間距離センサ12で先行
車を捕捉できない状態となったときに生じるシフトハン
チングを防止するようにしたものである。
におけるシフトアップ禁止時間設定部53が下り勾配を
表す外乱推定値dV ′をもとに図8に示す外乱推定値d
V ′とシフトアップ禁止時間との関係を示す禁止時間設
定マップを参照してシフトアップ禁止時間を設定するよ
うに変更され、これに応じてシフト位置判断部54で図
9に示すシフト制御処理を実行することを除いては、前
述した第1の実施形態と同様の構成を有する。
すように、横軸に下り勾配に対応する外乱推定値dV ′
を、縦軸にシフトアップ禁止時間を夫々取り、外乱推定
値d V ′が“0”である平坦路では、シフトアップ禁止
時間TUIが“0”となり、これから外乱推定値dV ′が
例えば5%の下り勾配に相当する値まで増加するまでの
間にシフトアップ禁止時間TUIが比較的緩やかに増加
し、次いで外乱推定値d V ′が例えば15%の下り勾配
に相当する値まで増加するまでの間にシフトアップ禁止
時間TUIが比較的急に増加し、外乱推定値dV ′が15
%の下り勾配に相当する値を越えるとシフトアップ禁止
時間TUIが一定値となるように設定されている。
フト制御処理は、図9に示すように、図5におけるステ
ップS17の処理が省略され、ステップS20及びS2
1間に減速力要求値FD がリセットされたか否かを判定
するステップS31、減速力要求値FD がリセットされ
たときに禁止カウンタのカウント値Nとしてシフトアッ
プ禁止時間TUIに相当するプリセット値をセットするス
テップS32と、ステップS31の判定結果が減速力要
求値FD がリセットされていないとき及び禁止カウンタ
のカウント値Nとしてプリセット値がセットされたとき
に、カウント値NをデクリメントするステップS33
と、カウント値Nが“0”となったか否かを判定するス
テップS34とが介挿され、ステップS34の判定結果
がカウント値NがN=0であるときに前記ステップS2
1に移行し、N>0であるときにそのままタイマ割込処
理を終了することを除いては図5と同様の処理を行い、
図5との対応処理には同一ステップ番号を付して、その
詳細説明はこれを省略する。
配のない平坦路を走行している状態では、シフトアップ
禁止時間設定部53で、シフトアップ禁止時間TUIが
“0”に設定されるので、図5のシフト制御処理が実行
されたときに、先行車が減速することにより、車間距離
センサ12で検出する車間距離Lが短くなって、減速力
余裕度FDMが負値となって、シフトダウン用閾値THD
を下回ると、自動変速機3が4速(OD)ギヤ位置から
3速ギヤ位置にシフトダウンされてエンジンブレーキに
よる減速力が増加される。
て、シフトアップ条件を満足すると、図9のシフト制御
処理によってステップS18〜S20を経てステップS
31に移行し、減速力要求値FD がリセットされていな
いので、ステップS33に移行し、カウント値Nが
“0”であるので、デクリメントされても“0”を維持
し、ステップS34を経てステップS21に移行して、
OD禁止制御信号TSを論理値“1”として、変速機制
御装置10により3速ギヤ位置より4速(OD)ギヤ位
置へのシフトアップを行う。
ンした状態で走行しているときに、右左折やコーナー通
過によって、車間距離センサ12で先行車を捕捉できな
い状態となると、目標車間距離L* に対して十分な車間
距離Lとなるため、シフトアップ条件を満足すると共
に、モデルマッチング補償器51A、ロバスト補償器5
1C、減速力余裕度算出部52等のフィルタ処理を含む
系がリセットされることにより、減算器51Bから出力
される目標制・駆動力F* が“0”となり、減速力余裕
度算出部52の減速力要求値FD も“0”にリセットさ
れる。
されるタイミングで、シフトアップ条件を満足している
ので、ステップS18〜S20を経てステップS31に
移行し、減速力要求値FD が“0”にリセットされたの
で、ステップS32に移行して、禁止カウンタがシフト
アップ禁止時間TUIにプリセットされるが、平坦路であ
るためシフトアップ禁止時間TUIが“0”となり、ステ
ップS33でデクリメントされても“0”を継続するの
で、ステップS21に移行して、直ちに論理値“0”の
OD禁止制御信号TSが変速機制御装置10に出力され
て自動変速機3が3速ギヤ位置から4速ギヤ位置に復帰
される。
な下り勾配の降坂路を走行する状態では、外乱推定値d
V ′が大きな値となり、これに応じてシフトアップ禁止
時間設定部53で設定されるシフトアップ禁止時間TUI
が下り勾配に応じた大きな値となる。このため、図9の
シフト制御処理が実行されるタイミングで、先行車がコ
ーナーを通過することにより、車間距離センサ12で捕
捉できない状態となると、前述した平坦路の場合と同様
にシフトアップ条件を満足すると共に、減速力余裕度算
出部52におけるローパスフィルタ51aの出力でなる
減速力要求値FD が“0”にリセットされる。
S32に移行して、禁止カウンタがシフトアップ禁止時
間TUIに相当する大きな値のプリセット値にプリセット
されるので、ステップS33に移行して、カウント値N
をデクリメントしてもカウント値Nは“0”より遥かに
大きい値となり、ステップS34からそのままタイマ割
込処理を終了することになり、制御信号TSは論理値
“1”の状態を継続し、自動変速機3は3速ギヤ位置に
シフトダウンした状態に維持される。
値FD がリセットされない状態となるので、ステップS
33でのカウント値Nのデクリメントが継続され、シフ
トアップ禁止時間TUIが経過する前に車間距離センサ1
2で先行車を捕捉すると、減速力余裕度が低下して、シ
フトダウン用閾値THD を下回ることにより、図9のシ
フト制御処理でステップS18からそのままタイマ割込
処理を終了することにより、制御信号TSが論理値
“1”に維持され、自動変速機3は3速ギヤ位置でのシ
フトダウン状態を維持する。
となると、図9のシフト制御処理において、ステップS
31から直接ステップS33に移行して、カウント値N
のデクリメント処理が継続され、カウント値Nが“0”
に達するまでの間に先行車を捕捉できない状態とならな
い場合には、カウント値Nが“0”となった時点でステ
ップS21に移行して、制御信号TSが論理値“0”に
復帰されて、変速機制御装置10によって自動変速機3
が4速(OD)ギヤ位置に復帰される。
ば、コーナーの多い下り勾配の急な降坂路を先行車に追
従走行している状態で、先行車がコーナーを通過するこ
とにより、車間距離センサ12で先行車を捕捉でない状
態となって、減速力要求値FDがリセットされると共
に、シフトアップ条件を満足する状態となっても、下り
勾配に応じて設定されるシフトアップ禁止時間TUIが経
過するまでの間はシフトアップが禁止されるので、シフ
トハンチングを確実に防止することができ、運転者に違
和感を与えることを防止することができる。
勾配の大きさに比例して設定されるので、ダウンシフト
し易い急な下り勾配でのコーナーを低速で走行すること
により、先行車を捕捉するまでの時間が長い場合であっ
ても、シフトアップを確実に防止して、シフトハンチン
グを防止することができる。なお、上記第2の実施形態
においては、シフト位置判断部54におけるシフト制御
処理で、禁止カウンタにシフトアップ禁止時間TUIに対
応するプリセット値をプリセットする場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、減速力要求値
FD がリセットされた時点で、禁止カウンタのカウント
を開始し、そのカウント値がシフトアップ禁止時間TUI
に相当する値に達したか否かを判定するようにしてもよ
い。
アタイマを使用して、シフトアップ禁止時間が経過した
か否かを判断するようにしてもよい。さらに、上記第2
の実施形態においても、シフトアップ禁止時間設定部5
3及びシフト位置判断部54で個別に演算処理する場合
について説明したが、これらを1つにまとめて演算処理
するようにしてもよく、さらには減速力余裕度算出部5
2も含めて演算処理するようにしてもよく、車間距離制
御部40及び車速制御部50を含めて演算処理するよう
にしてもよい。
いては、降坂路の下り勾配をロバスト補償器51Cから
出力される外乱推定値dV ′で推定する場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、傾斜計を車
体に設置して降坂路の下り勾配を直接計測するようにし
てもよく、或いは予め測定された勾配情報をカーナビゲ
ーションシステム等に記憶しておき、この勾配情報を使
用して下り勾配を検出するようにしてもよい。
においては、4速(OD)ギヤ位置と3速ギヤ位置との
間でのシフトダウン及びシフトアップを行う場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、他のギ
ヤ位置との間でシフトダウン及びシフトアップを行うよ
うにしてもよく、さらにはオーバードライブ付自動変速
機以外の自動変速機や、ベルト式無段変速機、トロイダ
ル式無段変速機等の他の変速機にも本発明を適用し得
る。
においては、減速制御時にディスクブレーキ7及び制動
制御装置8で構成される制動装置を制御する場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、減速制
御時に、制動装置の制御を省略して、スロットルバルブ
を閉じると共に、自動変速機3のシフトダウンによるエ
ンジンブレーキ力によって減速制御を行うようにしても
よい。
ては、後輪駆動車に本発明を適用した場合について説明
下が、前輪駆動車に本発明を適用することもでき、また
回転駆動源としてエンジン2を適用した場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、電動モータ
を適用することもでき、さらには、エンジンと電動モー
タとを使用するハイブリッド車にも本発明を適用するこ
とができる。
示すブロック図である。
の具体的構成を示すブロック線図である。
アップ禁止時間制御処理の一例を示すフローチャートで
ある。
一例を示すフローチャートである。
の動作の説明に供するタイムチャートである。
が存在する降坂路を走行する場合の動作の説明に供する
タイムチャートである。
禁止時間を設定する制御マップを示す特性線図である。
行するシフト制御処理の一例を示すフローチャートであ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 先行車との車間距離を検出する車間距離
検出手段と、該車間距離検出手段で検出した車間距離検
出値を目標車間距離に一致させるための目標車速を演算
する車間距離制御手段と、自車速を検出する自車速検出
手段と、該自車速検出手段で検出した自車速検出値を前
記目標車速に一致させるための目標制・駆動力を演算
し、該目標制・駆動力に基づいて回転駆動力源、変速機
及び/又は制動装置を制御する車速制御手段と、走行路
面の下り勾配を検出又は推定する路面勾配検出手段とを
備え、前記車速制御手段は、前記路面勾配検出手段で検
出又は推定した路面下り勾配の連続走行時間を計測する
下り勾配走行時間計測手段と、前記変速機のシフトダウ
ン後のシフトアップを前記下り勾配走行時間計測手段で
計測した連続走行時間に応じて設定されるシフトアップ
禁止時間だけ禁止するシフトアップ禁止手段を備えてい
ることを特徴とする先行車追従制御装置。 - 【請求項2】 前記シフトアップ禁止手段は、シフトア
ップ禁止時間を所定下り勾配以上の降坂路における連続
走行時間に応じて設定することを特徴とする請求項3記
載の先行車追従制御装置。 - 【請求項3】 前記車速制御手段は、前記目標制・駆動
力をもとに得られる減速力要求値より前記車間距離制御
手段で演算される目標車速に基づいて算出される最大減
速力を減算して減速力余裕度を算出し、算出した減速力
余裕度が所定閾値を越えたときに変速機をシフトダウン
制御するように構成されていることを特徴とする請求項
1又は2に記載の先行車追従制御装置。 - 【請求項4】 先行車との車間距離を検出する車間距離
検出手段と、該車間距離検出手段で検出した車間距離検
出値を目標車間距離に一致させるための目標車速を演算
する車間距離制御手段と、自車速を検出する自車速検出
手段と、該自車速検出手段で検出した自車速検出値を前
記目標車速に一致させるための目標制・駆動力を演算
し、該目標制・駆動力に基づいて回転駆動力源、変速機
及び制動装置を制御する車速制御手段と、走行路面の下
り勾配を検出又は推定する路面勾配検出手段とを備え、
前記車速制御手段は、前記目標車速及び自車速に基づい
て目標制・駆動力を算出する目標制・駆動力算出手段
と、該目標制・駆動力算出手段で算出した目標制・駆動
力に基づいく減速力要求値と前記目標車速に基づく最大
減速力との差値でなる減速力余裕度を算出する減速力余
裕度算出手段と、該減速力余裕度算出手段で算出した減
速力余裕度と所定閾値とを比較して前記変速機のシフト
位置を決定するシフト位置決定手段と、該シフト位置決
定手段で前記変速機をダウンシフトした後のシフトアッ
プを前記減速力要求値がリセットされた時点から前記路
面勾配検出手段で検出又は推定した路面下り勾配に応じ
て設定されるシフトアップ禁止時間が経過するまで禁止
するシフトアップ禁止手段とを備えていることを特徴と
する先行車追従制御装置。 - 【請求項5】 前記シフトアップ禁止手段は、シフトア
ップ禁止時間を路面下り勾配が大きくなるに従って長く
なるように設定することを特徴とする請求項1記載の先
行車追従制御装置。 - 【請求項6】 前記路面勾配検出手段は、自車速検出手
段で検出した自車速と車速制御手段で演算した目標制・
駆動力とに基づいて推定される外乱推定値より路面下り
勾配を推定するように構成されていることを特徴とする
請求項1乃至5の何れかに記載の先行車追従制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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