JP3407894B2 - 車両用走行誘導装置 - Google Patents
車両用走行誘導装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車室内に配置された
表示手段に地図情報を表示して車両の走行を誘導する走
行誘導装置に関し、特に、地図情報と共に各種の交通規
制や施設等の情報をも表示するようにしたものに関す
る。
表示手段に地図情報を表示して車両の走行を誘導する走
行誘導装置に関し、特に、地図情報と共に各種の交通規
制や施設等の情報をも表示するようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の車両用走行誘導装置
はよく知られており、その一例として、例えば特開昭6
2―51000号公報に開示されるものでは、地図上の
位置の名称を位置座標と関連付けて記憶させ、位置名称
が入力されると、その名称を位置座標に変換し、その位
置座標により走行経路を設定して、表示手段に表示する
ようになされている。
はよく知られており、その一例として、例えば特開昭6
2―51000号公報に開示されるものでは、地図上の
位置の名称を位置座標と関連付けて記憶させ、位置名称
が入力されると、その名称を位置座標に変換し、その位
置座標により走行経路を設定して、表示手段に表示する
ようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地図情報の
他に、それと併せて車両の走行が規制される工事や一方
通行等の交通規制地点、或いはガソリンスタンド、ディ
ーラ(車両販売店)、レストラン等の施設の情報、及び
それらの地図上の位置を記憶させておき、表示手段に表
示された地図上に上記交通規制地点や施設等の情報を併
せて表示するようにすると、車両の乗員が表示画面上か
ら交通規制地点や施設等の情報を読み取ることで、交通
規制を避けながら、又は必要とする目的の施設に車両を
速やかに案内することが可能である。
他に、それと併せて車両の走行が規制される工事や一方
通行等の交通規制地点、或いはガソリンスタンド、ディ
ーラ(車両販売店)、レストラン等の施設の情報、及び
それらの地図上の位置を記憶させておき、表示手段に表
示された地図上に上記交通規制地点や施設等の情報を併
せて表示するようにすると、車両の乗員が表示画面上か
ら交通規制地点や施設等の情報を読み取ることで、交通
規制を避けながら、又は必要とする目的の施設に車両を
速やかに案内することが可能である。
【0004】しかし、その場合、交通規制地点や施設等
の情報が表示手段の地図上に常時表示されるので、表示
手段の表示内容が複雑になり、却って車両の走行誘導に
必要な本来の地図が見難くなるという問題がある。
の情報が表示手段の地図上に常時表示されるので、表示
手段の表示内容が複雑になり、却って車両の走行誘導に
必要な本来の地図が見難くなるという問題がある。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、表示手段に地図と共に交通規制地点や
施設等の情報を表示する場合、その情報の表示に制限を
加えることにより、通常時は表示手段に表示された地図
の視認性を良好に確保して本来の車両の走行誘導を安定
して行わせつつ、必要時には交通規制地点や施設等の情
報を自動的に識別できるようにすることにある。
で、その目的は、表示手段に地図と共に交通規制地点や
施設等の情報を表示する場合、その情報の表示に制限を
加えることにより、通常時は表示手段に表示された地図
の視認性を良好に確保して本来の車両の走行誘導を安定
して行わせつつ、必要時には交通規制地点や施設等の情
報を自動的に識別できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のた
め、請求項1〜3の発明では、車両が交通規制地点や施
設等に到達する時刻を推測し、その推測到達時刻が交通
規制の規制時間や施設の営業時間等内にある場合にの
み、該交通規制地点や施設等の表示を行うようにした。
め、請求項1〜3の発明では、車両が交通規制地点や施
設等に到達する時刻を推測し、その推測到達時刻が交通
規制の規制時間や施設の営業時間等内にある場合にの
み、該交通規制地点や施設等の表示を行うようにした。
【0007】すなわち、請求項1の発明は、図1に示す
ように、車両の走行情報を表示する表示手段1と、地図
情報と共に各種の交通規制や施設等の情報を上記表示手
段1に表示させる表示制御手段12′とを備えた車両用
走行誘導装置を前提とする。そして、車両の現在位置を
検出する自車位置検出手段5と、自車位置検出手段5に
より検出された現在位置から上記交通規制地点や施設等
の地点までの到達時刻を推測する到達時刻推測手段13
と、上記交通規制の規制時間や施設の営業時間等の時間
を検出する時間検出手段11とを備える。上記表示制御
手段12′は、上記到達時刻推測手段13により推測さ
れた到達時刻が上記時間検出手段11により検出された
規制時間や営業時間等の時間に含まれる交通規制や施設
等の情報を選択して表示する選択表示手段を有するもの
とする。
ように、車両の走行情報を表示する表示手段1と、地図
情報と共に各種の交通規制や施設等の情報を上記表示手
段1に表示させる表示制御手段12′とを備えた車両用
走行誘導装置を前提とする。そして、車両の現在位置を
検出する自車位置検出手段5と、自車位置検出手段5に
より検出された現在位置から上記交通規制地点や施設等
の地点までの到達時刻を推測する到達時刻推測手段13
と、上記交通規制の規制時間や施設の営業時間等の時間
を検出する時間検出手段11とを備える。上記表示制御
手段12′は、上記到達時刻推測手段13により推測さ
れた到達時刻が上記時間検出手段11により検出された
規制時間や営業時間等の時間に含まれる交通規制や施設
等の情報を選択して表示する選択表示手段を有するもの
とする。
【0008】ここで、請求項2の発明では、上記請求項
1において、上記各種の交通規制や施設等の情報を受信
する情報受信手段3を有し、上記表示制御手段12′
は、該情報受信手段3により受信した交通規制や施設等
の情報を地図情報と共に表示手段1に表示させるものと
する。
1において、上記各種の交通規制や施設等の情報を受信
する情報受信手段3を有し、上記表示制御手段12′
は、該情報受信手段3により受信した交通規制や施設等
の情報を地図情報と共に表示手段1に表示させるものと
する。
【0009】また、請求項3の発明は、上記請求項2に
おいて、上記情報受信手段3により受信する情報は、上
記各種の交通規制や施設等の規制時間や営業時間等の時
間情報を含むものとする。
おいて、上記情報受信手段3により受信する情報は、上
記各種の交通規制や施設等の規制時間や営業時間等の時
間情報を含むものとする。
【0010】
【作用】上記の構成により、請求項1〜3の発明では、
車両の現在位置が自車位置検出手段5により検出され、
この検出手段5の出力を受けた到達時刻推測手段13に
より、車両現在位置から交通規制地点や施設等の地点ま
での到達時刻Tが推測される。これと並行して、交通規
制の規制時間や施設の営業時間等の時間が時間検出手段
11により検出され、この検出手段11及び到達時刻推
測手段13の出力を受けた表示制御手段12′により、
上記推測された到達時刻Tが、検出された規制時間や営
業時間等の時間に含まれる交通規制や施設等の情報のみ
が表示手段1に表示される。このため、推測された到達
時刻Tが上記検出された規制時間や営業時間等の時間に
含まれる交通規制や施設等の情報のみが表示手段1に表
示され、時間に含まれない情報は表示されない。つま
り、表示手段1に必要な情報のみが表示され、それ以外
の不要な情報は表示されないので、その分だけ、表示器
1における表示画面の情報が整理されて少なくなり、表
示手段1に表示された地図の視認性を良好に確保するこ
とができる。また、このことに加え、車両現在位置から
時間的に間に合わない交通規制地点や営業時間に間に合
う施設等を表示でき、車両の正しい経路を選択すること
ができる。
車両の現在位置が自車位置検出手段5により検出され、
この検出手段5の出力を受けた到達時刻推測手段13に
より、車両現在位置から交通規制地点や施設等の地点ま
での到達時刻Tが推測される。これと並行して、交通規
制の規制時間や施設の営業時間等の時間が時間検出手段
11により検出され、この検出手段11及び到達時刻推
測手段13の出力を受けた表示制御手段12′により、
上記推測された到達時刻Tが、検出された規制時間や営
業時間等の時間に含まれる交通規制や施設等の情報のみ
が表示手段1に表示される。このため、推測された到達
時刻Tが上記検出された規制時間や営業時間等の時間に
含まれる交通規制や施設等の情報のみが表示手段1に表
示され、時間に含まれない情報は表示されない。つま
り、表示手段1に必要な情報のみが表示され、それ以外
の不要な情報は表示されないので、その分だけ、表示器
1における表示画面の情報が整理されて少なくなり、表
示手段1に表示された地図の視認性を良好に確保するこ
とができる。また、このことに加え、車両現在位置から
時間的に間に合わない交通規制地点や営業時間に間に合
う施設等を表示でき、車両の正しい経路を選択すること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2以下の図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0012】(参考例)
図2は参考例に係る車両の走行誘導装置の全体構成を示
し、1は車両の室内に配設されたCRT(ブラウン管)
よりなる表示手段としての表示器であって、該表示器1
は表示画面2(図4参照)を有しており、この表示画面
2に車両の走行に必要な情報を表示するようにしてい
る。
し、1は車両の室内に配設されたCRT(ブラウン管)
よりなる表示手段としての表示器であって、該表示器1
は表示画面2(図4参照)を有しており、この表示画面
2に車両の走行に必要な情報を表示するようにしてい
る。
【0013】3は例えば道路の交差点毎に設置されたビ
ーコン等から発信される各種の交通情報の電波信号をア
ンテナ4を経由して受信する情報受信手段としての情報
受信機で、交通情報には工事規制や一方通行規制等の交
通規制情報も含まれる。
ーコン等から発信される各種の交通情報の電波信号をア
ンテナ4を経由して受信する情報受信手段としての情報
受信機で、交通情報には工事規制や一方通行規制等の交
通規制情報も含まれる。
【0014】5は車両の現在位置を認識する自車位置検
出手段としての現在位置認識部で、この現在位置認識部
5は、図示しないが例えば衛星からの信号を受信するG
PS、車速を検出する車速センサ、相対方位を検出する
地磁気センサ、絶対方位を検出するジャイロセンサ等を
含んでおり、これら機器からの信号に基づき、車両が所
定距離だけ走行したときの進行方位を判別して車両の現
在位置を遂次演算するようにしている。
出手段としての現在位置認識部で、この現在位置認識部
5は、図示しないが例えば衛星からの信号を受信するG
PS、車速を検出する車速センサ、相対方位を検出する
地磁気センサ、絶対方位を検出するジャイロセンサ等を
含んでおり、これら機器からの信号に基づき、車両が所
定距離だけ走行したときの進行方位を判別して車両の現
在位置を遂次演算するようにしている。
【0015】6はCDマップで、表示器1で表示する地
図やその他の情報を記憶している。また、7は車両の乗
員が操作する入力装置であり、この入力装置7により、
表示器1で表示される地図を広域地図もしくは詳細地図
に切り換え、又は交通規制の表示の有無を切り換えるよ
うにしている。
図やその他の情報を記憶している。また、7は車両の乗
員が操作する入力装置であり、この入力装置7により、
表示器1で表示される地図を広域地図もしくは詳細地図
に切り換え、又は交通規制の表示の有無を切り換えるよ
うにしている。
【0016】8は表示器1の表示内容を演算により制御
するCPUからなる演算装置であり、この演算装置8に
は上記情報受信機3、現在位置認識部5、CDマップ6
及び入力装置7の各出力信号が入力されている。
するCPUからなる演算装置であり、この演算装置8に
は上記情報受信機3、現在位置認識部5、CDマップ6
及び入力装置7の各出力信号が入力されている。
【0017】上記演算装置8において、工事や一方通行
等による交通規制の規制マークを表示器1で表示させる
ための信号処理手順について図3により説明する。ま
ず、ステップS1で車両の現在位置を設定するかどうか
を判定し、この判定がNOのときには同ステップS1を
繰り返す。判定がYESになると、ステップS2に進
み、情報受信機3により受信した情報を基に交通規制の
情報があるかどうかを判定する。この判定がNOのとき
には終了するが、YESのときにはステップS3に進
み、交通規制の内容として規制地点A及び規制時間Tr
〜Tr′(例えば午後1時〜5時)を読み込む。次い
で、ステップS4で現在時刻T′を読み込み、次のステ
ップS8で現在時刻T′を上記規制時間Tr〜Tr′と
比較して、Tr≦T′≦Tr′かどうかを判定する。こ
の判定がNOのときには終了するが、YESのときには
ステップS9に進み、地図と共に車両現在位置P及び交
通規制のマークM(図示の例では工事規制のマーク)を
表示器1に表示させる。
等による交通規制の規制マークを表示器1で表示させる
ための信号処理手順について図3により説明する。ま
ず、ステップS1で車両の現在位置を設定するかどうか
を判定し、この判定がNOのときには同ステップS1を
繰り返す。判定がYESになると、ステップS2に進
み、情報受信機3により受信した情報を基に交通規制の
情報があるかどうかを判定する。この判定がNOのとき
には終了するが、YESのときにはステップS3に進
み、交通規制の内容として規制地点A及び規制時間Tr
〜Tr′(例えば午後1時〜5時)を読み込む。次い
で、ステップS4で現在時刻T′を読み込み、次のステ
ップS8で現在時刻T′を上記規制時間Tr〜Tr′と
比較して、Tr≦T′≦Tr′かどうかを判定する。こ
の判定がNOのときには終了するが、YESのときには
ステップS9に進み、地図と共に車両現在位置P及び交
通規制のマークM(図示の例では工事規制のマーク)を
表示器1に表示させる。
【0018】この参考例においては、上記制御手順にお
けるステップS3により、交通規制の規制時間Tr〜T
r′を検出する時間検出手段11が構成され、ステップ
S4により、上記交通規制時間Tr〜Tr′と比較され
るべき現在時刻T′を読み込む時刻読み込み手段を構成
している。
けるステップS3により、交通規制の規制時間Tr〜T
r′を検出する時間検出手段11が構成され、ステップ
S4により、上記交通規制時間Tr〜Tr′と比較され
るべき現在時刻T′を読み込む時刻読み込み手段を構成
している。
【0019】また、ステップS2,S8,S9により、
地図情報と共に各種の交通規制の情報を上記表示器1に
表示させ、そのとき、現在時刻T′が上記時間検出手段
11により検出された規制時間Tr〜Tr′に含まれる
交通規制の情報を選択して表示する選択表示手段を有す
る表示制御手段12が構成される。
地図情報と共に各種の交通規制の情報を上記表示器1に
表示させ、そのとき、現在時刻T′が上記時間検出手段
11により検出された規制時間Tr〜Tr′に含まれる
交通規制の情報を選択して表示する選択表示手段を有す
る表示制御手段12が構成される。
【0020】したがって、上記参考例においては、車両
の走行を案内する場合、現在位置認識部5により車両の
現在位置Pが演算され、図4に示す如く、該車両の現在
位置Pに対応する地図が表示器1の表示画面2に表示さ
れるとともに、該表示画面2に表示された地図上に上記
車両の現在位置Pが併せて表示され、該地図と車両現在
位置Pとの照合により車両の走行誘導が行われる。そし
て、同時に、情報受信機3により受信した情報を基に交
通規制の情報があるかどうかが判定され、情報のあると
きには、その交通規制の規制地点A及び規制時間Tr〜
Tr′が検出され、図4(a)に示すように、この検出
された規制時間Tr〜Tr′と現在時刻T′との比較に
より規制時間Tr〜Tr′内にある上記交通規制の規制
マークMのみが表示器1の表示画面2に表示され、図4
(b)に示すように、時間外にある情報は表示されな
い。このようにすることで、表示画面2の情報が整理さ
れて少なくなり、その表示画面2に表示された地図の視
認性を良好に確保することができる。
の走行を案内する場合、現在位置認識部5により車両の
現在位置Pが演算され、図4に示す如く、該車両の現在
位置Pに対応する地図が表示器1の表示画面2に表示さ
れるとともに、該表示画面2に表示された地図上に上記
車両の現在位置Pが併せて表示され、該地図と車両現在
位置Pとの照合により車両の走行誘導が行われる。そし
て、同時に、情報受信機3により受信した情報を基に交
通規制の情報があるかどうかが判定され、情報のあると
きには、その交通規制の規制地点A及び規制時間Tr〜
Tr′が検出され、図4(a)に示すように、この検出
された規制時間Tr〜Tr′と現在時刻T′との比較に
より規制時間Tr〜Tr′内にある上記交通規制の規制
マークMのみが表示器1の表示画面2に表示され、図4
(b)に示すように、時間外にある情報は表示されな
い。このようにすることで、表示画面2の情報が整理さ
れて少なくなり、その表示画面2に表示された地図の視
認性を良好に確保することができる。
【0021】(実施例)
図5〜図8は本発明の実施例を示す(尚、図2〜図4と
同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は
省略する)。この実施例における装置構成は参考例と同
じであり(図2参照)、その演算装置8において、交通
規制の規制マークを表示器1で表示させるための信号処
理手順のみが異なる。
同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は
省略する)。この実施例における装置構成は参考例と同
じであり(図2参照)、その演算装置8において、交通
規制の規制マークを表示器1で表示させるための信号処
理手順のみが異なる。
【0022】すなわち、図5に示すように、ステップS
4で現在時刻T′を読み込んだ後、ステップS5におい
て車両の現在位置を計算する。次いで、ステップS6で
車両現在位置を中心とした所定エリア内に交通規制地点
Aがあるかどうかを判定し、エリア外にあるNOのとき
には終了する。判定がYESのときには、ステップS7
に進み、車両現在位置から規制地点Aへの到達時刻Tを
推測する。この到達時刻Tを推測する場合、例えば図6
に示す如く、ステップS7aで、地図情報に基づいて車両
現在位置から規制地点Aまでの直線距離L及び平均車速
Vを計算し、次いで、ステップS7bにおいて次式により
到達時刻Tを計算する。尚、上記平均車速Vは、例えば
過去5分間の平均車速に基づき、道路種別に応じた平均
車速を予め設定すること等により行う。
4で現在時刻T′を読み込んだ後、ステップS5におい
て車両の現在位置を計算する。次いで、ステップS6で
車両現在位置を中心とした所定エリア内に交通規制地点
Aがあるかどうかを判定し、エリア外にあるNOのとき
には終了する。判定がYESのときには、ステップS7
に進み、車両現在位置から規制地点Aへの到達時刻Tを
推測する。この到達時刻Tを推測する場合、例えば図6
に示す如く、ステップS7aで、地図情報に基づいて車両
現在位置から規制地点Aまでの直線距離L及び平均車速
Vを計算し、次いで、ステップS7bにおいて次式により
到達時刻Tを計算する。尚、上記平均車速Vは、例えば
過去5分間の平均車速に基づき、道路種別に応じた平均
車速を予め設定すること等により行う。
【0023】T=T′+(αL/V)
但し、α:任意の係数(≧1)
上記ステップS7の後は、ステップS8′で上記到達時
刻Tを上記規制時間Tr〜Tr′と比較してTr≦T≦
Tr′かどうかを判定する。この判定がNOのときには
終了するが、YESのときにはステップS9に進み、地
図と共に交通規制のマークMを表示器1に表示させる。
刻Tを上記規制時間Tr〜Tr′と比較してTr≦T≦
Tr′かどうかを判定する。この判定がNOのときには
終了するが、YESのときにはステップS9に進み、地
図と共に交通規制のマークMを表示器1に表示させる。
【0024】この実施例においては、上記制御手順にお
けるステップS7(ステップS7a,S7b)により、現在
位置認識部5により認識された車両の現在位置から上記
交通規制地点Aまでの到達時刻Tを推測する到達時刻推
測手段13が構成される。
けるステップS7(ステップS7a,S7b)により、現在
位置認識部5により認識された車両の現在位置から上記
交通規制地点Aまでの到達時刻Tを推測する到達時刻推
測手段13が構成される。
【0025】また、ステップS2,S4,S8′,S9
により、地図情報と共に各種の交通規制の情報を上記表
示器1に表示させ、そのとき、上記到達時刻推測手段1
3により推測された到達時刻Tが時間検出手段11によ
り検出された規制時間Tr〜Tr′内にある上記情報の
表示のみを行う選択表示手段を有する表示制御手段1
2′が構成される。
により、地図情報と共に各種の交通規制の情報を上記表
示器1に表示させ、そのとき、上記到達時刻推測手段1
3により推測された到達時刻Tが時間検出手段11によ
り検出された規制時間Tr〜Tr′内にある上記情報の
表示のみを行う選択表示手段を有する表示制御手段1
2′が構成される。
【0026】したがって、この実施例においては、車両
の現在位置が検出され、この車両現在位置から交通規制
地点Aまでの到達時刻Tが推測されるとともに、交通規
制の規制時間Tr〜Tr′が検出され、上記推測された
到達時刻Tが交通規制の規制時間Tr〜Tr′内にある
情報の表示のみが表示器1の表示画面2に表示される。
の現在位置が検出され、この車両現在位置から交通規制
地点Aまでの到達時刻Tが推測されるとともに、交通規
制の規制時間Tr〜Tr′が検出され、上記推測された
到達時刻Tが交通規制の規制時間Tr〜Tr′内にある
情報の表示のみが表示器1の表示画面2に表示される。
【0027】例えば、図7に示す道路上において、規制
地点Aで午後1時から5時まで工事規制がある場合、車
両の現在位置Pから規制地点Aまでの直線距離L及び平
均車速Vに基づいて規制地点Aへ到達するまでの推測時
間(=αL/V)、及び該推測時間の現在時刻T′への
加算により到達時刻Tが推測される。そして、今、規制
地点Aへ到達するまでの推測時間が15分であり、現在
位置Pでの現在時刻T′が午後0時45分であるとする
と、到達時刻Tは規制開始時刻である午後1時となるの
で、その時刻までに規制地点Aを通過することは不可能
であると判断し、このときには、図8(a)に示すよう
に表示画面2に交通規制マークMが表示される。
地点Aで午後1時から5時まで工事規制がある場合、車
両の現在位置Pから規制地点Aまでの直線距離L及び平
均車速Vに基づいて規制地点Aへ到達するまでの推測時
間(=αL/V)、及び該推測時間の現在時刻T′への
加算により到達時刻Tが推測される。そして、今、規制
地点Aへ到達するまでの推測時間が15分であり、現在
位置Pでの現在時刻T′が午後0時45分であるとする
と、到達時刻Tは規制開始時刻である午後1時となるの
で、その時刻までに規制地点Aを通過することは不可能
であると判断し、このときには、図8(a)に示すよう
に表示画面2に交通規制マークMが表示される。
【0028】これに対し、現在位置Pでの現在時刻T′
が午後0時40分であるとすると、到達時刻Tは午後0
時55分となって、規制の開始時刻である午後1時まで
に規制地点Aを通過することは可能であると判断し、こ
のときには、図8(b)に示すように表示画面2に交通
規制マークMが表示されない。
が午後0時40分であるとすると、到達時刻Tは午後0
時55分となって、規制の開始時刻である午後1時まで
に規制地点Aを通過することは可能であると判断し、こ
のときには、図8(b)に示すように表示画面2に交通
規制マークMが表示されない。
【0029】上記参考例では、前者の場合、つまり現在
位置Pでの現在時刻T′が午後0時45分であるとする
と、車両が他の道路への分岐点Bを越えて規制地点Aを
含む道路に進入し、その道路をある程度走行した地点C
で規制開始時刻(午後1時)になった場合、規制マーク
Mが表示されて、車両は分岐点Bまで引き返さねばなら
ない無駄があるが、この実施例では、規制開始時刻まで
に規制地点Aを通過できるか否かが事前に判断され、通
過不能の場合のみに規制マークMが表示画面2に表示さ
れるので、上記の如き無駄は生ぜず、車両の正しい経路
を選択することができる。
位置Pでの現在時刻T′が午後0時45分であるとする
と、車両が他の道路への分岐点Bを越えて規制地点Aを
含む道路に進入し、その道路をある程度走行した地点C
で規制開始時刻(午後1時)になった場合、規制マーク
Mが表示されて、車両は分岐点Bまで引き返さねばなら
ない無駄があるが、この実施例では、規制開始時刻まで
に規制地点Aを通過できるか否かが事前に判断され、通
過不能の場合のみに規制マークMが表示画面2に表示さ
れるので、上記の如き無駄は生ぜず、車両の正しい経路
を選択することができる。
【0030】尚、上記実施例では、交通規制の情報を表
示画面2に表示する場合であるが、レストラン、ガソリ
ンスタンド、ディーラ等の施設の地点及びその営業時間
の情報を表示するようにしてもよい。
示画面2に表示する場合であるが、レストラン、ガソリ
ンスタンド、ディーラ等の施設の地点及びその営業時間
の情報を表示するようにしてもよい。
【0031】また、車両の目的位置をも表示画面2に表
示して走行案内する走行誘導装置では、車両現在位置か
ら目的位置までの走行経路近くの交通規制地点Aや施設
のみを表示するようにすることもできる。
示して走行案内する走行誘導装置では、車両現在位置か
ら目的位置までの走行経路近くの交通規制地点Aや施設
のみを表示するようにすることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3の発
明によると、地図情報と共に各種の交通規制や施設等の
情報を表示手段に表示させるようにした車両用走行誘導
装置において、車両が交通規制地点や施設等に到達する
時刻を推測し、その推測到達時刻が交通規制地点の規制
時間や施設の営業時間等の時間に含まれる場合にのみ、
該交通規制地点や施設等の表示を行うようにしたので、
表示手段での地図の視認性を良好に確保しつつ、各種の
交通規制や施設等の情報を表示することができるととも
に、車両現在位置から時間的に間に合わない交通規制地
点や営業時間に間に合う施設等を表示して、正しい経路
を選択することができる。
明によると、地図情報と共に各種の交通規制や施設等の
情報を表示手段に表示させるようにした車両用走行誘導
装置において、車両が交通規制地点や施設等に到達する
時刻を推測し、その推測到達時刻が交通規制地点の規制
時間や施設の営業時間等の時間に含まれる場合にのみ、
該交通規制地点や施設等の表示を行うようにしたので、
表示手段での地図の視認性を良好に確保しつつ、各種の
交通規制や施設等の情報を表示することができるととも
に、車両現在位置から時間的に間に合わない交通規制地
点や営業時間に間に合う施設等を表示して、正しい経路
を選択することができる。
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】参考例における走行誘導装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】参考例での規制マーク表示のための信号処理手
順を示すフローチャート図である。
順を示すフローチャート図である。
【図4】参考例での表示器での表示状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明の実施例での規制マーク表示のための信
号処理手順を示すフローチャート図である。
号処理手順を示すフローチャート図である。
【図6】実施例での交通規制地点への到達時刻を推測す
るサブルーチンのフローチャート図である。
るサブルーチンのフローチャート図である。
【図7】車両現在位置と交通規制地点との関係を示す地
図の平面図である。
図の平面図である。
【図8】実施例での表示器での表示状態を示す説明図で
ある。
ある。
1…表示器(表示手段)
2…表示画面
3…情報受信機(情報受信手段)
5…現在位置認識部(自車位置検出手段)
8…演算装置
11…時間検出手段12′
…表示制御手段
13…到達時刻推定手段
M…交通規制マーク
A…規制地点
Tr〜Tr′…規制時間
T…到達時刻
T′…現在時刻
P…車両現在位置
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−278500(JP,A)
特開 昭63−231477(JP,A)
特開 平5−46078(JP,A)
特開 平4−188181(JP,A)
特開 昭61−194479(JP,A)
実開 昭61−87753(JP,U)
実開 昭61−130968(JP,U)
実開 平2−52116(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01C 21/00
G08G 1/0969
G09B 29/10
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の走行情報を表示する表示手段と、 地図情報と共に各種の交通規制や施設等の情報を上記表
示手段に表示させる表示制御手段とを備えた車両用走行
誘導装置であって、 車両の現在位置を検出する自車位置検出手段と、 自車位置検出手段により検出された現在位置から上記交
通規制地点や施設等の地点までの到達時刻を推測する到
達時刻推測手段と、 上記交通規制の規制時間や施設の営業時間等の時間を検
出する時間検出手段と、を備え、 上記表示制御手段は、上記到達時刻推測手段により推測
された到達時刻が上記時間検出手段により検出された規
制時間や営業時間等の時間に含まれる交通規制や施設等
の情報を選択して表示する選択表示手段を有することを
特徴とする車両用走行誘導装置。 - 【請求項2】 上記各種の交通規制や施設等の情報を受
信する情報受信手段を有し、 上記表示制御手段は、該情報受信手段により受信した交
通規制や施設等の情報を地図情報と共に表示手段に表示
させるものである請求項1に記載の車両用走行誘導装
置。 - 【請求項3】 上記情報受信手段により受信する情報
は、上記各種の交通規制や施設等の規制時間や営業時間
等の時間情報を含む請求項2に記載の車両用走行誘導装
置。
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24383691A JP3407894B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 車両用走行誘導装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0581597A JPH0581597A (ja) | 1993-04-02 |
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Family
ID=17109669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24383691A Expired - Fee Related JP3407894B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 車両用走行誘導装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3407894B2 (ja) |
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-
1991
- 1991-09-24 JP JP24383691A patent/JP3407894B2/ja not_active Expired - Fee Related
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