JP3403245B2 - 耐衝撃性に優れた自動車用鋼板とその製造方法 - Google Patents
耐衝撃性に優れた自動車用鋼板とその製造方法Info
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Description
品などとしてプレス成形等の加工が施されてから用いら
れる鋼板、とくに自動車が走行中に万一衝突した場合に
優れた耐衝撃性が求められる部位の素材として好適に用
いられる自動車用鋼板とそれの製造方法に関するもので
ある。最近、地球環境保全の機運が高まってきたことを
背景として、自動車からのCO 2 排出量の低減、すなわち
自動車車体の軽量化が求められている。こうした軽量化
の方法としては、鋼板の高強度化による板厚の低減が有
効である。従って、自動車用鋼板としては、この高強度
化とともにプレス成形性の確保の両方の特性に優れたも
のが望ましい。さらに、自動車車体の設計思想に基づけ
ば、単純な鋼板の高強度化のみでなく、走行中に万一衝
突した場合の耐衝撃性に優れた鋼板、すなわち高歪速度
で変形した場合に高い変形抵抗を有する鋼板の開発が、
自動車の安全性の向上をもたらすとともに、車体の軽量
化の実現に有効に寄与するものと言える。
ライト単相組織では主としてSi, Mn,Pといった置換型
元素を添加することによる固溶強化、あるいはフェライ
ト相中にマルテンサイト相、ベイナイト相あるいはオー
ステナイト相を析出させた組織強化による方法が一般的
である。例えば、特開昭56−139654号公報等では、極低
炭素鋼( C≦0.015 wt%) に加工性、時効性を改善する
ためにNbを含有させ、さらにP等の強化成分を加工性を
害しない範囲で含有させて高強度化を図った鋼板を提案
している。その他、例えば特開昭59−193221号公報に
は、極低炭素鋼(C≦0.005 wt%)にB, Ti, Nbの複合
添加によってさらに高強度化を図る方法の提案がなされ
ている。また、特開昭60−52528 号公報には、低炭素鋼
を高温で焼鈍し、冷却後にマルテンサイト相を析出させ
ることにより延性に優れた高強度鋼の製造方法が開示さ
れている。
法での鋼板の高強度化では、自動車ボディの板厚をある
程度減少させることはできても、本質的に改善するまで
には至っていない。即ち、これらの提案は、鋼板強度の
指標である降伏強度あるいは引張強度を、歪速度が10-3
〜10-2(s-1) と極めて遅い、いわゆる静的な評価方法の
みに基づいて求めている。しかし、実際の自動車ボディ
の設計では、このような静的な強度よりもむしろ、衝突
時の安全性を考慮した、歪速度が10〜104 (s-1) の衝撃
的な変形を伴う、いわゆる動的な評価方法に基づく強度
の方が重要となる。従って、静的強度のみに着目して開
発されている, 上述した従来の各提案は、自動車車体の
軽量化に対して根本的な指標たり得ないという問題があ
った。
かった、高歪速度下での耐衝撃強度に優れた鋼板、具体
的には、 静動比=(歪速度102 (s-1) での降伏応力)/(歪速度
10-3(s-1) での降伏応力) で定義される静動比が、所定の値以上を示す鋼板の開発
を目的とする。本発明者らの研究によれば、この静動比
は、軟鋼板ではおよそ 1.6〜2.0 で、鋼板強度の増加に
従い静動比は低下する。従って、この静動比が 1.6以上
である高張力鋼板であれば、強度への歪速度依存性が軟
鋼板と同等以上を示し、このような高張力鋼板を使用す
ることによって、自動車車体の安全性向上を伴う軽量化
を容易に実現することが可能である。そこで、本発明の
主たる目的は、プレス成形性と耐衝撃強度に優れる自動
車用鋼板を得ることにある。本発明の他の目的は、自動
車車体の安全性向上を伴う軽量化を達成できる自動車用
鋼板を得ることにある。本発明のさらに他の目的は、自
動車用熱間圧延鋼板と冷間圧延鋼板およびそれらの有利
な製造技術を確立することにある。
の実現に向け鋭意研究した結果、上記静動比に対して
は、化学組成、鋼組織、熱間圧延条件および冷間圧延後
の仕上焼鈍条件を適宜に調整することで、上述した課題
を解決できることを知見した。すなわち、本発明は、 (1) C:0.010 〜0.10wt%、Si:0.05〜2.0 wt%、Mn:
0.50〜3.00wt%、 P:0.01〜0.15wt%、S:0.01wt%
以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる成
分組成を有し、かつその組織が、体積比で95〜60%のフ
ェライト相と体積比で5〜40%のマルテンサイト相から
構成されていて、そのフェライト相中の転位密度が1010
(cm-2) 〜1015 (cm-2) であることを特徴とする耐衝撃
性に優れた自動車用鋼板。 (2) 上記の発明(1) において、フェライト相とマルテン
サイト相との割合は、マルテンサイト相の場合10〜20%
が好ましい範囲であり、また上記転位密度は1011〜1013
(cm-2) が好ましい範囲である。 (3) C:0.010 〜0.10wt%、Si:0.05〜2.0 wt%、Mn:
0.50〜3.00wt%、 P:0.01〜0.15wt%、S:0.01wt%
以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼
材を、圧延温度を 750〜 850℃、巻取温度を 200〜 500
℃とする条件での熱間仕上圧延を行い、引き続き伸び率
1.0〜20%の調質圧延を施して熱延鋼板を得ることを特
徴とする耐衝撃性に優れた自動車用鋼板の製造方法。 (4) 上記発明(3) において、熱間仕上圧延条件は、圧延
温度 780〜820 ℃、巻取温度 300〜450 ℃の範囲とし、
さらに調質圧延は2〜10%の伸び率とすることが好まし
い。 (5) C:0.010 〜0.10wt%、Si:0.05〜2.0 wt%、Mn:
0.50〜3.00wt%、 P:0.01〜0.15wt%、S:0.01wt%
以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼
材を、熱間圧延につづき冷間圧延を施した後、 780〜90
0 ℃の温度で仕上焼鈍を施し、その冷却過程において、
650℃までの冷却を5〜20℃/secの速度で行い、さらに
650℃から 100℃までの冷却を10〜30℃/secの冷却速度
で行い、引き続き伸び率 1.0〜20%の調質圧延を施して
冷延鋼板を得ることを特徴とする耐衝撃性に優れた自動
車用鋼板の製造方法。 (6) 上記の発明(5) において、仕上焼鈍は 800〜840 ℃
の温度範囲で、上部冷却速度は10〜15℃/sec とし、下
部冷却速度は17〜25℃/sec とし、そして調質圧延の伸
び率は3〜10%とする条件はより好ましいものである。
るべく、Mn含有低炭素鋼をベースに、静動比におよぼす
冶金学的要因について検討した結果、化学組成、熱間圧
延条件、冷延後仕上焼鈍条件ならびに調質圧延条件が影
響していることがわかった。とくに、鋼組織の検討で
は、所定量のマルテンサイト相を析出させて静的強度を
確保するとともに、このマルテンサイト相の周囲に析出
したフェライト相中に存在する転位を制御すれば、静動
比の向上が得られることがわかった。以下に、このこと
について、さらに詳しく述べる。一般に、フェライト相
とマルテンサイト相からなる2相組織鋼では、製造工程
すなわち、熱延巻取後の冷却過程、あるいは冷延−仕上
焼鈍後の冷却過程において、低温域でマルテンサイト相
が析出すると同時にこのマルテンサイト相の周囲のフェ
ライト相中には転位が導入されることが知られている。
そこで発明者らは、Dual Phase鋼の転位密度と鋼板が衝
撃変形した場合の変形挙動の関係を研究した。その結
果、フェライト相中の転位密度を高めると、衝撃変形し
た場合の鋼板強度が増加するという知見を得た。ところ
が、鋼板の動的強度を効果的に高めるには、従来のDual
Phase鋼で得られるような109(cm-2)程度の転位密度で
は不足しており、さらに転位を強制的に導入する必要の
あることがわかった。また、転位の導入方法を種々検討
した結果、調質圧延によりその伸び率を制御することが
有効であるという結果を得、本発明に想到するに至っ
た。
として採用した静動比は、1.6 を臨界点とするが、上述
したようにこれは静動比に優れる軟鋼板のレベルに相当
することによるものである。
分を上記のように限定した理由を説明する。 C:0.010 〜0.10wt% Cは、その含有量が 0.010wt%よりも少ない場合、マル
テンサイト相の析出が少なくなって十分な強度が得られ
ず、また、0.10wt%を超える場合は、スポット溶接性が
劣化する。従って、C含有量は、0.010 〜0.10wt%の範
囲に限定した。より好ましくは、0.06〜0.09wt%とする
ことが推奨される。 Si:0.05〜2.0 wt%以下 Siは、その含有量が2.0 wt%を超えると静動比が劣化す
る。したがって、Si含有量の上限は2.0 wt%とした。ま
た、0.05wt%より少ない場合、フェライト相の十分な強
度が得られない。したがって、Si含有量の下限は0.05wt
%とした。より好ましいSiの含有量は0.5 wt%以上 0.9
wt%以下とすることが推奨される。 Mn:0.50〜3.00wt% Mnは、その含量が0.50wt%よりも少ない場合、マルテン
サイト相の析出が少なくなって十分強度が得られず、ま
た、3.00wt%を超える場合は、静動比とスポット溶接性
が化するので、Mn含有量は0.50〜3.00wt%の範囲に限定
するが、より好ましくは 1.5〜2.0 wt%の範囲内とする
ことが推奨される。 P:0.01〜0.15wt% Pは、その含有量が0.01wt%よりも少ない場合は、マル
テンサイト相の析出が少なくなって十分な強度が得られ
ず、また、0.15wt%を超える場合は、静動比とスポット
溶接性が劣化するので、0.01〜0.15wt%の範囲に限定し
た。好ましくは0.05〜0.12wt%がよい。 S:0.010 wt%以下 Sは、その含有量を低減することにより、鋼中の析出物
が減少して加工性が向上する。このような効果は、S量
を0.010 wt%以下とすることで得られるが、より好まし
くは0.0010wt%以下がよい。
おいては、この鋼組織を、体積比で95〜60%のフェライ
ト相と、体積比で5〜40%のマルテンサイト相とからな
る2相組織としなければならない。とくにマルテンサイ
ト量を5〜40%にすることが重要である。すなわち、体
積比で5%以上のマルテンサイト相を析出させる理由
は、それ未満では自動車用材料としての十分な静的強度
と動的強度、とくに必要な静動比が得られないからであ
る。また、このマルテンサイト相が40%を超えると、プ
レス成形性が著しく低下するので上限を40%に限定し
た。この範囲は10〜20%とすることがより好ましい。な
お、残部は総てフェライト相である。従って、フェライ
ト相は、体積比で95〜60%となる。
ェライト相中の転位密度を1010 (cm -2) 〜1015 (cm-2)
に限定する。この理由は、1010 (cm-2) 未満では十分な
動的強度の向上効果が得られないからであり、また、10
15 (cm-2) を超える転位密度だと、鋼板の延性が低下し
てプレス成形性が劣化するので上限を1015 (cm-2) に限
定したが、好ましくは1011〜1013 (cm-2) の範囲がよ
い。
製造に当たっては、熱間仕上圧延温度と巻取温度を以下
のように制御することが必要である。 a.熱延仕上温度は 750〜850 ℃で行う。この理由は、
750 ℃未満あるいは850℃を超える温度では、プレス成
形に十分な鋼板の延性が得られないので、750〜 850℃
に限定した。ただし、780 〜820 ℃の範囲が好ましい。 b.熱延巻取温度は 500〜200 ℃に限定する。この理由
は、500 ℃を超える温度での巻取りは、オーステナイト
相のマルテンサイト相への変態が不十分で鋼板の十分な
強度と静動比が得られず、一方、200 ℃未満の巻取り
は、オーステナイト相へのC, Mn等の元素の濃化が不十
分となり、マルテンサイト相への変態が不十分となり、
自動車用鋼板としての十分な強度と静動比が得られない
ので、500 〜 200℃に限定した。ただし、300 〜450 ℃
の範囲が好ましい。
製造に当たっては、冷延後の仕上焼鈍を 780〜900 ℃に
加熱し、その後 650℃までの上部温度域での冷却を5〜
20℃/sec の速度で行い、次いで 650〜100 ℃の下部温
度域での冷却を10〜30℃/secの速度で行うことが必要
である。この理由を以下に説明する。 a.まず、冷延後仕上焼鈍時の加熱温度を 780℃以上に
限定したのは、それ未満では焼鈍中のオーステナイト相
析出が不十分で、冷却中のマルテンサイト相の析出が不
十分となる。一方 950℃を超えると結晶粒が粗大化しプ
レス成形性が低下するので上限を 950℃に限定した。好
ましくは 800〜840 ℃/sec の範囲がよい。 b.また、焼鈍時の上部温度域での冷却過程において、
650℃までの冷却を5〜20℃/sec の範囲で行うのは、
5℃/sec 未満ではオーステナイト相のマルテンサイト
相への変態が不十分で鋼板の十分な強度と静動比が得ら
れず、一方、20℃/sec を超えるとオーステナイト相へ
のC, Mn等の元素の濃化が不十分となり、同じようにマ
ルテンサイト相への変態が不十分で鋼板の十分な強度と
静動比が得られないので、冷却過程での 650℃までの冷
却を 5〜20℃/sec の範囲に限定した。好ましくは10〜
15℃/sec の範囲がよい。 c.さらに、焼鈍時の下部温度域での冷却過程におい
て、 650℃から 100℃までの冷却を10〜30℃/sec の速
度で行うのは、10℃/sec 未満ではマルテンサイト相の
析出が減少して静的強度が低下し、30℃/sec を超える
とフェライト相中の固溶C濃度が高まり静動比が低下す
るので、650 ℃から 100℃までの温度域の冷却を10〜30
℃/sec の速度に限定した。好ましくは17〜25℃/sec
の範囲がよい。
鋼板のそれぞれの調質圧延時の伸び率を1.0 〜20%に限
定したのは、次の理由による。すなわち、この伸び率が
1.0%未満では可動転位の導入が不充分で良好な静動比
が得られず、一方、20%を超えると鋼板が硬質化してプ
レス成形性の劣化を招く。
を有する素材から得られる表面処理鋼板に対しても同じ
ように、静動比の向上の効果を付与できる。また、本発
明鋼および方法は、自動車用鋼板を対象としているが、
その他、高歪速度下での強度を要求される用途に対して
も有効であることはいうまでもない。
これらを用いて3mmt の熱延鋼板(No.1〜14)を、また
0.7mmt の冷延鋼板(No.22〜37)を製造し、引張試験に
より歪速度10-3と102 での降伏強度を測定し静動比を求
めた。熱延鋼板の製造条件とその特性を表1に、冷延鋼
板の製造条件とその特性を表2に示す。なお、表中のマ
ルテンサイト体積率は、鋼板断面図の顕微鏡組織を画像
解析してえた面積率から求めたものである。表1,2に
示す結果から明らかなように、本発明に適合する鋼(N
o.1〜4,No.22〜24)によれば、優れた静動比を有する鋼
板を製造することができる。これに対し、比較例は、成
分組成が不適合(No.9〜14,No.32〜37)の場合、鋼組織
が不適合(No.5,6,9,11,13,25〜29,32,34,36)の
場合、熱間圧延条件が不適合(No.5,6),仕上焼鈍条件
が不適合(No.25〜29)の場合、のいずれの場合も、動的
な強度(YS:×102s-1)が低く、多くの場合で静動比
が小さい値に止まっている。
板の化学組成および鋼組織を適正化することによって、
静動比が従来よりも格段に優れた鋼板を製造することが
でき、これらを自動車用鋼板に利用することによって、
自動車車体の軽量化と安全性の向上を図ることができ
る。また、このような鋼板を、熱間圧延条件と冷延後焼
鈍条件ならびに調質圧延条件を適正にコントロールする
ことだけで確実に製造することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】C:0.010〜0.10wt%、Si:0.05〜2.0wt
%、Mn:0.50〜3.00wt%、P:0.01〜0.15wt%、S:0.
01wt%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物から
なる成分組成を有し、かつその組織が、体積比で95〜60
%のフェライト相と体積比で5〜40%を占めるマルテン
サイト相から構成されていて、そのフェライト相中の転
位密度が1010(cm-2)〜1015(cm-2)であることを特徴とす
る耐衝撃性に優れた自動車用鋼板。 - 【請求項2】C:0.010〜0.10wt%、Si:0.05〜2.0wt
%、Mn:0.50〜3.00wt%、P:0.01〜0.15wt%、S:0.
01wt%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物から
なる鋼材を、圧延温度を750〜850℃、巻取温度を200〜5
00℃とする条件での熱間仕上圧延を行い、引き続き伸び
率1.0〜20%の調質圧延を施して熱延鋼板を得ることを
特徴とする耐衝撃性に優れた自動車用鋼板の製造方法。 - 【請求項3】C:0.010〜0.10wt%、Si:0.05〜2.0wt
%、Mn:0.50〜3.00wt%、P:0.01〜0.15wt%、S:0.
01wt%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物から
なる鋼材を、熱間圧延につづき冷間圧延を施した後、78
0〜900℃の温度で仕上焼鈍を施し、その冷却過程におい
て、650℃までの冷却を5〜20℃/secの速度で行い、さ
らに650℃から100℃までの冷却を10〜30℃/secの冷却速
度で行い、引き続き伸び率1.0〜20%の調質圧延を施し
て冷延鋼板を得ることを特徴とする耐衝撃性に優れた自
動車用鋼板の製造方法。
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JP13862794A JP3403245B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 耐衝撃性に優れた自動車用鋼板とその製造方法 |
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JPH083678A JPH083678A (ja) | 1996-01-09 |
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-
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- 1994-06-21 JP JP13862794A patent/JP3403245B2/ja not_active Expired - Fee Related
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