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JP3398436B2 - スクータの収納装置 - Google Patents

スクータの収納装置

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Publication number
JP3398436B2
JP3398436B2 JP28432093A JP28432093A JP3398436B2 JP 3398436 B2 JP3398436 B2 JP 3398436B2 JP 28432093 A JP28432093 A JP 28432093A JP 28432093 A JP28432093 A JP 28432093A JP 3398436 B2 JP3398436 B2 JP 3398436B2
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JP
Japan
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storage box
seat
hinge
bracket
opening
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JP28432093A
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JPH07117753A (ja
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宏幸 諫山
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、シートの下方に収納箱
が配置されたスクータに関し、特に収納箱の構造に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、スクータとしてはシートの下方に
収納箱が配置されたものがある。この収納箱は上方に向
けて開口され、シートによって開口が開閉されるように
構成されたものが多い。前記シートは、主にその前部が
ヒンジを介して収納箱に支持され、後部が上下回動自在
に構成されており、収納箱の後部に設けられた施錠装置
によって後部がロックされる構造になっていた。前記ヒ
ンジは、車幅方向に延びる支軸をシート前部と、収納箱
の前端部に前方へ向けて突設されたヒンジ用ブラケット
とに枢支させて構成されていた。また、この種のシート
は、主にその荷重の多くが収納箱の前部と後部とで受け
られていた。 【0003】そして、スクータでは乗員が着座したとき
に足を前方へ延ばすことから、乗車姿勢が損なわれるこ
とがないようにシート前端部が幅狭に形成されていた。
すなわち、幅狭なシート前端部に前記ヒンジが配置され
ていた。一方、この種の収納箱では、開口面積を大きく
して容量を可及的に多くとるために、上部開口の開口縁
がシート外側部に近接されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように開口面積を大きくして容量を多くとった収納箱
であっても、さらに容量を多くしたいという要望があっ
た。 【0005】この種の収納箱においてさらに容量を増や
すにはシート幅を拡げればよい。しかし、単にシート幅
を拡げると、以下に説明するようにシート前部の支持に
問題が生じる。スクータ用シートは、上述したようにそ
の荷重の多くが収納箱の前部と後部とで受けられている
関係から、シート幅をより広く形成した場合には、シー
トが左右に傾くようにしてがたつきが生じ易くなってし
まう。このようにシートががたつくと、収納箱の上部開
口のシールが不確実になる。 【0006】シートのがたつきを防止するにはシート前
部、後部を支持する部分の支持幅を拡げればよいが、シ
ート前部を支持するヒンジはシート最前部での幅寸法に
大きく影響を及ぼすために、これを幅広に形成すること
はできない。これは、ヒンジを幅広に形成すると、シー
トに乗員が着座したときに足を前方へ延ばし難くなり、
乗車姿勢が損なわれてしまうからである。すなわち、シ
ート後部を支承する収納箱後部を幅広に形成することは
できても、シート前部をヒンジを介して支承する収納箱
の前端部を幅広に形成することはできないので、シート
をより幅広に形成すると、前部でのがたつきを完全に防
止することはできない。 【0007】また、収納箱の開口幅を拡げると、開口の
前側部分の平面形状はその曲率半径が大きくなるので、
この収納箱の前端部に前記ヒンジ用ブラケットを突設す
ると、収納箱前部におけるヒンジ用ブラケットの基部と
なる部分がくびれたようになってしまう。すなわち、シ
ート前部の荷重をヒンジ用ブラケットが受けたときに前
記くびれ部分に応力が集中し易くなってしまう。 【0008】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、収納箱の容量を増やすに当たり、開
口幅を拡げてもシート支持を確実に行えるようにするこ
とを目的とする。しかも、乗車姿勢が損なわれないよう
にする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明に係るスクータの
収納装置は、シートの下方に上方へ向けて開口する収納
箱が配置され、前記シートを収納箱の前端部にヒンジを
介して連結してこのシートにより上部開口を開閉するよ
うに構成したスクータの収納装置において、前記収納箱
は、合成樹脂によって一体成形されその上部開口の前側
部分が平面視において外側へ向けて凸となる円弧状に成
形され、この収納箱の前側上部であって車幅方向中央部
に、前記ヒンジを支持する幅狭のヒンジ用ブラケットを
前記上部開口より前方へ延びるように一体に成形し、こ
のヒンジ用ブラケットの車幅方向両側面と、このブラケ
ットの根元部より後方に位置する収納箱の開口縁周壁と
を接続する板状の荷重受けを前記ブラケットと収納箱と
に一体に成形してなり、この荷重受けにおける前記ヒン
ジの軸より後方となる部位の上面で前記シートの脚部を
支承するものである。 【0010】 【作用】ヒンジの軸より後方に位置する荷重受けにシー
ト前部の荷重が加えられるから、ヒンジおよびシート前
端部の幅を拡げなくてもシート前部を支持する部分の支
持幅が広くなる。しかも、シート前部の荷重は、荷重受
けおよびヒンジ用ブラケットを介して収納箱前部の広範
囲に加えられて分散され易くなる。 【0011】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図13
によって詳細に説明する。図1は本発明に係る収納装置
を採用したスクータの側面図、図2は同じくスクータの
後部を拡大して示す側面図、図3は収納箱の平面図で、
同図では収納箱の周囲に配置されるシート、燃料タン
ク、オイルタンクおよび車体カバーを仮想線で描いてあ
る。図4は収納箱の側面図、図5はシートの底面図で、
同図は車体右側の前部および後部のみを描いてある。 【0012】図6は図5におけるVI−VI線断面図で、同
図はシートを収納箱に取付けた状態での断面を示してい
る。図7は図2におけるVII−VII線断面図、図8は図2
におけるVIII−VIII線断面図、図9は図3におけるIX−
IX線断面図である。図10は図3におけるX−X線断面
図、図11は図5におけるXI−XI線断面図、図12は収
納箱の前端部を拡大して示す斜視図、図13は収納箱に
前後のサイドカバーを取付けた状態を示す平面図であ
る。 【0013】これらの図において、1はスクータで、こ
のスクータ1は、前輪2および操向ハンドル3を有する
フロントフォーク4が車体フレーム5の前部ヘッドパイ
プ(図示せず)に操舵自在に支持され、この車体フレー
ム5の後部にユニットスイング式エンジン6が上下揺動
自在に連結されている。この車体フレーム5は、フロン
トフォーク側の前部とエンジン側の後部との間で下方へ
屈曲され、この屈曲部に足乗せ板が載置固定されてい
る。そして、車体フレーム5は前部がヘッドパイプから
足乗せ板の下方まで1本の管体によって形成され、足乗
せ板下方から後側が左右一対の管体によって形成されて
いる。 【0014】前記エンジン6は、シリンダ6aがその軸
線を車体前後方向に向けた状態でクランクケース6bか
ら車体前方へ突出する構造になっている。そして、この
エンジン6は、クランクケース6bが図2に示すように
リンク部材7を介して車体フレーム5のエンジン支持ブ
ラケット8に車幅方向を軸線方向として揺動自在に支持
され、このクランクケース6bから車体後方へ延びる伝
動ケース6cがクッションユニット9を介して車体フレ
ーム5の後部に連結されている。この伝動ケース6cに
後輪10が回転自在に取付けられている。 【0015】前記エンジン6の上方には本発明に係る収
納箱11とシート12とが配置されている。また、収納
箱11の下側にはバッテリ収納箱13が配置され、右側
にはオイルタンク14が配置されており、さらに、後側
には燃料タンク15が配置されている。バッテリ収納箱
13およびオイルタンク14は収納箱11に支持固定さ
れ、燃料タンク15は車体フレーム5の後端部に支持固
定されている。そして、これらの部材は車体カバー16
によって覆われている。 【0016】前記車体カバー16は、フロントフォーク
4を覆う前部カバー17と、足乗せ板18と、シート下
方の収納箱11はタンク類を覆うリヤカバーとによって
構成されている。このリヤカバーは、足乗せ板18の両
側に連なるサイドモールカバー19と、前側サイドカバ
ー20と、後側サイドカバー21とから形成されてい
る。前側サイドカバー20および後側サイドカバー21
は、それぞれ平面断面がU字状に形成され、U字状の開
口部を合わせるようにしてサイドモールカバー19上に
取付けられている。なお、前側サイドカバー20は収納
箱11に支持固定され、後側サイドカバー21は前側サ
イドカバー20や収納箱11に一体的に組み合わされた
状態でサイドモールカバー19に支持固定されている。 【0017】収納箱11は、上方に向けて開口する箱状
に合成樹脂によって一体成形されており、上部開口がシ
ート12によって開閉されるように構成されている。そ
して、この収納箱11は図2に示すように、前側底部お
よび後側上部が車体フレーム5の収納箱支持ブラケット
22,23に支持固定されている。これらのブラケット
のうち前側に位置する収納箱支持ブラケット22は、車
体フレーム5を構成する左右一対の管体のそれぞれに固
着されている。後側に位置する収納箱支持ブラケット2
3は正面視略門形状に形成され、左右の管体に両管体ど
うしを連結するように固着されている。 【0018】また、この収納箱11は、従来のスクータ
よりエンジン6に対して前側に位置づけられ、エンジン
6のクランクケース6bの上方であって後輪10の前方
の空間Sに上方から底部11aが臨んでいる。なお、エ
ンジン6と車体フレーム5との連結部に介装された揺動
軸24,25は、丁度底部11aの真下に位置づけられ
ている。そして、これらの揺動軸24,25に底部11
aが上方から近接されている。さらに、上述したように
収納箱11を比較的前側に位置づけた関係から、このス
クータ1ではシート12と操向ハンドル3との間隔を確
保するためにフロントフォーク4のキャスター角αが従
来より小さくなっている。 【0019】ここで、収納箱11の構造について説明す
る。収納箱11は底部11aの前側部分が前上がりに傾
斜しており、この傾斜部分にバッテリ収納箱13が取付
けられている。このバッテリ収納箱13は、バッテリ
(図示せず)を収容する箱本体13aと、この箱本体1
3aに開閉自在に取付けられて箱本体13aの開口を塞
ぐ蓋体13bとから形成され、箱本体13aがその開口
を車体前方へ向けて収納箱11に固定されている。この
バッテリ収納箱13を収納箱11に取付けるボルト(図
示せず)は、収納箱11の内方から図3および図6中に
符号26で示す透孔に通され、箱本体13aに螺着され
る。 【0020】この収納箱11の上下に延びる周壁は図3
に示すように平面視略卵形状に形成され、図4に示すよ
う収納箱11内にフルフェース形ヘルメットHを収納す
ることができるように、内面がヘルメットHの外形形状
に略沿うように成形されている。なお、図3において符
号11dは収納箱11の周壁と車体フレーム5との干渉
を避けるための凹部を示している。この周壁における車
体右側の外面(右側面)には図3および図4に示すよう
に、オイルタンク14を支持するためのブラケット27
が一体に突設されている。図3、図4に示したブラケッ
ト27はオイルタンク14の後側上部を支持するもので
ある。オイルタンク14の前側下部は、車体フレーム5
に突設された不図示のブラケットに支持されている。そ
して、オイルタンク14は、最上部に注油口14aが設
けられ、図2に示す側面視において全体を略後上がりに
傾斜させて装着されている。 【0021】また、前記周壁における車体後側となる部
分の外面(後面)には燃料タンク15の前面が対向して
いる。この燃料タンク15は後輪10の真上に位置づけ
られており、後方に開口する箱状の前部15aと、前方
に開口する箱状の後部15bの開口部どうしを溶接して
形成されている。そして、前部15aの前面が収納箱1
1の後面に沿うように湾曲形成されている。このため、
前部15aの最も前側に位置する部分は、図2に示す側
面視において収納箱11と重なっている。さらに、この
燃料タンク15の下面15cは、収納箱11の下面に連
なるように後上がりに傾斜されている。 【0022】このように燃料タンク15の下面15cを
形成すると、後輪10がエンジン6と共に上下に揺動す
るときの揺動可能範囲を狭めることなく容量を可及的に
多くとることができる。車体が最も下がったときの後輪
10の上縁を図2中に二点鎖線10aで示す。下面15
cは前後方向略中央部が最も後輪10に接近することが
分かる。なお、この燃料タンク15の後部15bの上側
に設けられた符号15dで示すものは燃料キャップ、1
5eは残量検出装置である。 【0023】この残量検出装置15eは、フロート15
fが燃料タンク15内の前部に位置づけられている。こ
のように構成すると、燃料タンク15の最も深い部位の
近傍で残量を検出できるから、走行中に燃料が波立った
ときに液面の上下幅が小さくなるので、検出精度を高め
ることができる。 【0024】収納箱11の上部は、左右両側に位置する
周壁の上端(左右の開口縁部)にサイドカバー係合用フ
ランジ28,29が形成されると共に、前端部に本発明
に係るヒンジ用ブラケット30が形成され、かつ後端部
にシート後部用支承板31が形成されている。これらの
フランジ28,29、ヒンジ用ブラケット30およびシ
ート後部用支承板31は収納箱11に一体成形されてい
る。 【0025】前記サイドカバー係合用フランジ28は、
図7に示すように収納箱11の周壁側部の上縁から箱外
側へ延びる水平部28aと、この水平部28aの延出端
から下方へ延びる係合部28bとからなり、この係合部
28bと収納箱11の周壁との間に前側サイドカバー2
0の上端縁部20aが下方から係合する構造になってい
る。そして、このサイドカバー係合用フランジ28の水
平部28aは、その上面が平坦に形成され、収納箱11
における上縁前側部分のシール面11bと面一に形成さ
れている。なお、収納箱11の上縁には、前側部分に前
記シール面11bが形成されると共に、後側部分にシー
ル面11c(図13)が形成されている。 【0026】前記サイドカバー係合用フランジ29は、
図8に示すように収納箱11の周壁側部の上縁を箱外側
へ段差をもって遍在させると共に前側のシール面11b
より段差をもって下げるようにして形成されており、前
記後側サイドカバー21の上端部が上方から係合する構
造になっている。すなわち、この後側サイドカバー21
の上端部には下方へ向けて開口する凹溝21aが形成さ
れ、この凹溝21a内に前記フランジ29が係入してい
る。そして、後側サイドカバー21における前記フラン
ジ29に係合する部分の上面は、前記シール面11b,
11cや前記サイドカバー係合用フランジ28における
水平部28aの上面と面一になるように構成されてい
る。 【0027】前記ヒンジ用ブラケット30は収納箱11
の前側上部であって車幅方向中央部に前方へ向けて突設
されており、最前部が後述するシート開閉用支軸を枢支
する構造になっている。そして、このヒンジ用ブラケッ
ト30の車幅方向両側にはシート12の前部を支承する
荷重受け32が設けられている。 【0028】シート12は図5、図6および図11に示
すように、合成樹脂によって一体成形された底板12a
の上部にクッション材12bを設けて表皮で覆って形成
されており、底板12aの前端部にねじ止めされたヒン
ジ33を介して収納箱11に開閉自在に連結されてい
る。このヒンジ33は金属製板材からなる支持板33a
と、この支持板33aにその軸線を車幅方向へ向けて枢
支された支軸33bとから形成されている。この支軸3
3bが前記ヒンジ用ブラケット30に枢支されている。 【0029】また、このシート12の底板12aには、
シール部材34(図11)を取付けるための突条35
と、このシート12を収納箱11上で支えるための前側
脚部36、後側脚部37とが一体に下方へ向けて突設さ
れている。さらに、底板12aの後部には、後述する施
錠装置に係止されるフック38が取付けられている。前
記突条35は収納箱11の上部開口縁に沿って平面視略
卵形に途切れることなく一連に形成されている。この突
条35に取付けられるシール部材34は、シート12を
閉じた状態で収納箱11のシール面11b,11c、サ
イドカバー係合用フランジ28の水平部28aおよび後
側サイドカバー21の上縁に圧接されるように構成され
ている。 【0030】前記前側脚部36および後側脚部37は、
底板12aを部分的に下方へ膨出させて形成されてお
り、シート12の前部および後部の車幅方向両側にそれ
ぞれ配設されている。さらに詳細に説明すると、図3に
示すように、前側脚部36は、前記ヒンジ用ブラケット
30に連なる荷重受け32と対向する位置に形成されて
いる。そして、この前側脚部36は、荷重受け32にお
けるヒンジ用支軸33bより後方となる部分に上方から
当接するように構成されている。 【0031】また、後側脚部37は、収納箱11の後部
に後方へ向けて突設されたシート後部用支承板31と対
向する位置に左右2箇所ずつ計4箇所に形成されてい
る。なお、この支承板31は、図3および図13に示す
ように収納箱11の後側シール面11cより箱外側とな
る部位に上方へ向けて開口する凹溝31aと、この凹溝
31aの車体左側端部に連なる水抜き穴31bと、前記
後側サイドカバー21を取付けるねじが挿通されるねじ
孔31cが形成されると共に、シート12のフック38
と係合する施錠装置39が取付けられている。上述した
ように凹溝31aおよび水抜き穴31bを形成すると、
雨水等を凹溝31aから水抜き穴31bを介して下方に
流すことができる。また、この支承板31が図2に示す
ように車体フレーム5の収納箱支持ブラケット23にね
じ止めされており、これによって収納箱11の後部が車
体フレーム5に支持固定されている。収納箱固定用ボル
ト31d(図2)を支承板31に通す穴を図3において
符号40で示す。 【0032】前記前側脚部36を支承する前記荷重受け
32は、ヒンジ用ブラケット30と共に収納箱11に一
体成形され、ヒンジ用ブラケット30から車幅方向外側
へ略水平に延設されて略板状に形成されており、後部が
収納箱11の周壁に連なっている。詳述すると、前記荷
重受け32は、前記ヒンジ用ブラケット30の車幅方向
両側面と、このブラケット30の根元部より後方に位置
する収納箱11の開口縁周壁とを接続する板状に形成さ
れ、前記ブラケット30と収納箱11とに一体に成形さ
れている。すなわち、平面視略円弧状の収納箱11の前
部からヒンジ用ブラケット30を前方へ突出させること
によってヒンジ用ブラケット30の基部両側に形成され
るくびれ部に、この荷重受け32が配設されている。 【0033】また、この左右の荷重受け32,32のう
ち車体左側の荷重受け32には、前側サイドカバー20
の前側上部が固定されるカバー取付け部41と、ヘルメ
ットHを収納箱11内に収納しないで車体に吊り下げて
おくときに使用するヘルメットホルダ42とが形成され
ている。カバー取付け部41は、板状の荷重受け32を
部分的に下方へ凹ませると共に、カバー取付けねじ43
が通される透孔を開口させて形成されている。前側サイ
ドカバー20の前側上部は、その前側上部に後方を向く
ように突片20b(図6)が形成され、この突片20b
を荷重受け32の下面にあてがって前記カバー取付け部
41にねじ止めすることによって、収納箱11に固定さ
れている。44は突片20bに装着されたスプリングナ
ットである。 【0034】この前側サイドカバー20の前側下部は、
収納箱11の前側下部に突設されたカバー取付けブラケ
ット45にねじ止めされ、後部は、後側サイドカバー2
1に不図示の係止構造によって固定されている。また、
左右両側の上部は上述したように前記サイドカバー係合
用フランジ28に下方から係合している。すなわち、こ
の前側サイドカバー20は、前側上部のカバー取付けね
じ43および前側下部の取付けねじを外すことによって
収納箱11から前側下方へ外れることになる。なお、こ
の前側サイドカバー20は、収納箱11の底部11aに
固定されたバッテリ収納箱13を前方から覆う構造にな
っているので、この前側サイドカバー20を収納箱11
から外すことによって、バッテリ収納箱13が露出して
蓋体13bを開けてバッテリを箱本体13aに対して挿
抜させることができる。 【0035】また、この前側上部のカバー取付けねじ4
3は、シート12によって上方が覆われるカバー取付け
部41に上方から挿通されている関係から、シート12
を開けなければ緩めることができない。このため、施錠
装置39によってシート12をロックしておけば、前側
サイドカバー20を外すことができなくなってバッテリ
の盗難防止を図ることができる。 【0036】前記ヘルメットホルダ42は上方へ延びる
棒状に形成されており、図10に示すように荷重受け3
2と一体成形されている。このヘルメットホルダ42も
シート12によって上方が覆われるように構成されてい
る。なお、荷重受け32におけるこのヘルメットホルダ
42が立設された部分が凹んでいるのは、ヘルメットの
顎紐のDリング(図示せず)が荷重受け32の角に当た
るのを防ぐためである。すなわち、このように構成され
たヘルメットホルダ42にヘルメットのDリングを差
し、シート12を閉じて施錠装置39によってロックす
ると、Dリングがヘルメットホルダ42から外れなくな
ってヘルメットの盗難防止を図ることができる。 【0037】すなわち、荷重受け32は、シート12の
前部の荷重を前側脚部36を介して支承する機能と、ヒ
ンジ用ブラケット30の基部を補強する機能と、前側サ
イドカバー20を固定する機能と、ヘルメットホルダ4
2を支持する機能との4つの機能を果たすことになる。 【0038】このように構成されたスクータ1の収納装
置では、シート12を開くことによって収納箱11の上
部開口が露出し、荷物を出し入れすることができる。そ
して、収納箱11の前端部に突設されるヒンジ用ブラケ
ット30の両側に、このブラケット30の左右両側と収
納箱11の周壁とをつなぐ荷重受け32を一体に設け、
この荷重受け32でシート12の前側荷重を受けるよう
に構成したため、ヒンジ33の支軸33bより後方でシ
ート12の前側荷重を受けることができる。 【0039】したがって、ヒンジ33およびシート12
の前端部の幅を拡げなくてもシート前部を支持する部分
の支持幅が広くなってシート12の前端部を確実に支持
することができるので、乗車姿勢が損なわれるのを防ぎ
つつ収納箱11の開口幅を拡げてその容量増大を図るこ
とができる。しかも、シート12の前部の荷重は、荷重
受け32およびヒンジ用ブラケット30を介して収納箱
前部の広範囲に加えられて分散され易くなるから、上述
したように開口幅を拡げたとしてもヒンジ用ブラケット
30の支持剛性を確保することができる。 【0040】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係るスクー
タの収納装置は、シートの下方に上方へ向けて開口する
収納箱が配置され、前記シートを収納箱の前端部にヒン
ジを介して連結してこのシートにより上部開口を開閉す
るように構成したスクータの収納装置において、前記収
納箱は、合成樹脂によって一体成形されその上部開口の
前側部分が平面視において外側へ向けて凸となる円弧状
に成形され、この収納箱の前側上部であって車幅方向中
央部に、前記ヒンジを支持する幅狭のヒンジ用ブラケッ
トを前記上部開口より前方へ延びるように一体に成形
し、このヒンジ用ブラケットの車幅方向両側面と、この
ブラケットの根元部より後方に位置する収納箱の開口縁
周壁とを接続する板状の荷重受けを前記ブラケットと収
納箱とに一体に成形してなり、この荷重受けにおける前
記ヒンジの軸より後方となる部位の上面で前記シートの
脚部を支承するものであるため、ヒンジの軸より後方に
位置する荷重受けにシート前部の荷重が加えられるか
ら、ヒンジおよびシート前端部の幅を拡げなくてもシー
ト前部を支持する部分の支持幅が広くなってシートの前
端部を確実に支持することができる。しかも、シート前
部の荷重は、荷重受けおよびヒンジ用ブラケットを介し
て収納箱前部の広範囲に加えられて分散され易くなる。 【0041】したがって、乗車姿勢が損なわれるのを防
ぎつつ収納箱の開口幅を拡げてその容量増大を図ること
ができる。そして、このように容量増大を図ったとして
も、ヒンジ用ブラケットの支持剛性を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る収納装置を採用したスクータの側
面図である。 【図2】本発明に係る収納装置を採用したスクータの後
部を拡大して示す側面図である。 【図3】収納箱の平面図で、同図では収納箱の周囲に配
置されるシート、燃料タンク、オイルタンクおよび車体
カバーを仮想線で描いてある。 【図4】収納箱の側面図である。 【図5】シートの底面図で、同図は車体右側の前部およ
び後部のみを描いてある。 【図6】図5におけるVI−VI線断面図で、同図はシート
を収納箱に取付けた状態での断面を示している。 【図7】図2におけるVII−VII線断面図である。 【図8】図2におけるVIII−VIII線断面図である。 【図9】図3におけるIX−IX線断面図である。 【図10】図3におけるX−X線断面図である。 【図11】図5におけるXI−XI線断面図である。 【図12】収納箱の前端部を拡大して示す斜視図であ
る。 【図13】収納箱に前後のサイドカバーを取付けた状態
を示す平面図である。 【符号の説明】 1 スクータ 11 収納箱 12 シート 30 ヒンジ用ブラケット 32 荷重受け 36 前側脚部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シートの下方に上方へ向けて開口する収
    納箱が配置され、前記シートを収納箱の前端部にヒンジ
    を介して連結してこのシートにより上部開口を開閉する
    ように構成したスクータの収納装置において、前記収納
    箱は、合成樹脂によって一体成形されその上部開口の前
    側部分が平面視において外側へ向けて凸となる円弧状に
    成形され、この収納箱の前側上部であって車幅方向中央
    部に、前記ヒンジを支持する幅狭のヒンジ用ブラケット
    を前記上部開口より前方へ延びるように一体に成形し、
    このヒンジ用ブラケットの車幅方向両側面と、このブラ
    ケットの根元部より後方に位置する収納箱の開口縁周壁
    とを接続する板状の荷重受けを前記ブラケットと収納箱
    とに一体に成形してなり、この荷重受けにおける前記ヒ
    ンジの軸より後方となる部位の上面で前記シートの脚部
    を支承することを特徴とするスクータの収納装置。
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