JPH0648342A - 自動二輪車の収納ボックス - Google Patents
自動二輪車の収納ボックスInfo
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- JPH0648342A JPH0648342A JP4204789A JP20478992A JPH0648342A JP H0648342 A JPH0648342 A JP H0648342A JP 4204789 A JP4204789 A JP 4204789A JP 20478992 A JP20478992 A JP 20478992A JP H0648342 A JPH0648342 A JP H0648342A
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- Japan
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- storage box
- helmet
- bottom wall
- motorcycle
- accommodation box
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Links
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 title abstract 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K19/00—Cycle frames
- B62K19/46—Luggage carriers forming part of frame
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2202/00—Motorised scooters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな収納スペースを確保することができる
とともに、ヘルメットを確実に保持した状態でガタツキ
無く収納することができる自動二輪車の収納ボックスを
提供すること。 【構成】 自動二輪車のシート30下方に設けられる収
納ボックス29の底壁29aの車体幅方向左半分29a
−1を平面状とし、右半分29a−2をヘルメット28
の外形形状に沿う球面状とする。本発明によれば、収納
ボックス底壁29aの右半分29a−2はヘルメット2
8の外形形状に沿う球面状に成形されているため、ヘル
メット28は収納ボックス29に確実に保持された状態
で収納され、これが収納ボックス29内でガタつくこと
がない。又、収納ボックス底壁29aの左半分29a−
1は平面状に成形されるため、収納ボックス29には従
来よりも大きな収納スペースを確保することができる。
とともに、ヘルメットを確実に保持した状態でガタツキ
無く収納することができる自動二輪車の収納ボックスを
提供すること。 【構成】 自動二輪車のシート30下方に設けられる収
納ボックス29の底壁29aの車体幅方向左半分29a
−1を平面状とし、右半分29a−2をヘルメット28
の外形形状に沿う球面状とする。本発明によれば、収納
ボックス底壁29aの右半分29a−2はヘルメット2
8の外形形状に沿う球面状に成形されているため、ヘル
メット28は収納ボックス29に確実に保持された状態
で収納され、これが収納ボックス29内でガタつくこと
がない。又、収納ボックス底壁29aの左半分29a−
1は平面状に成形されるため、収納ボックス29には従
来よりも大きな収納スペースを確保することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にヘルメットを収納
するための自動二輪車の収納ボックスに関する。
するための自動二輪車の収納ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】特に、小型のスクータ型自動二輪車にお
いては、主にヘルメットを収納するための収納ボックス
がシート下方に設けられている。
いては、主にヘルメットを収納するための収納ボックス
がシート下方に設けられている。
【0003】ところで、収納ボックスの下方にはキャブ
レタ等のエンジン補器類が配設されるため、従来の収納
ボックスはエンジン補器類との干渉を避けるために底壁
の一部を内方へ膨出させたり、或いは補器類を左右に振
り分けて配設し、収納ボックスの底壁をその中央部が一
番深い半球状に構成することが行なわれていた。
レタ等のエンジン補器類が配設されるため、従来の収納
ボックスはエンジン補器類との干渉を避けるために底壁
の一部を内方へ膨出させたり、或いは補器類を左右に振
り分けて配設し、収納ボックスの底壁をその中央部が一
番深い半球状に構成することが行なわれていた。
【0004】又、一方では、収納ボックスの底壁を補器
類との干渉を避けられる高さ位置まで持ち上げ、その形
状を平面状とすることも行なわれている。
類との干渉を避けられる高さ位置まで持ち上げ、その形
状を平面状とすることも行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補器類
との干渉を避けるために従来のように収納ボックスの底
壁の一部を内方へ膨出させることは、該収納ボックスの
収納機能を低下させる点で好ましくない。
との干渉を避けるために従来のように収納ボックスの底
壁の一部を内方へ膨出させることは、該収納ボックスの
収納機能を低下させる点で好ましくない。
【0006】又、収納ボックスの底壁を半球状にする
と、収納ボックスにはヘルメットのような半球状部分を
有するものしかうまく収納することができないとう不具
合が生ずる。
と、収納ボックスにはヘルメットのような半球状部分を
有するものしかうまく収納することができないとう不具
合が生ずる。
【0007】更に、収納ボックスの底壁を平面状にする
と、ヘルメット等が収納ボックス内で確実に保持された
状態で収納されず、その姿勢が不安定となって収納ボッ
クス内でガタつくという問題が生ずる。
と、ヘルメット等が収納ボックス内で確実に保持された
状態で収納されず、その姿勢が不安定となって収納ボッ
クス内でガタつくという問題が生ずる。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、大きな収納スペースを確保す
ることができるとともに、ヘルメットを確実に保持した
状態でガタツキ無く収納することができる自動二輪車の
収納ボックスを提供することにある。
で、その目的とする処は、大きな収納スペースを確保す
ることができるとともに、ヘルメットを確実に保持した
状態でガタツキ無く収納することができる自動二輪車の
収納ボックスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、自動二輪車のシート下方に設けられる収納ボ
ックスの底壁の車体幅方向半分を平面状とし、残り半分
をヘルメットの外形形状に沿う球面状としたことをその
特徴とする。
本発明は、自動二輪車のシート下方に設けられる収納ボ
ックスの底壁の車体幅方向半分を平面状とし、残り半分
をヘルメットの外形形状に沿う球面状としたことをその
特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、収納ボックス底壁の一部(車
体幅方向半分)はヘルメットの外形形状に沿った球面状
に成形されているため、ヘルメットは収納ボックスに確
実に保持された状態で収納され、これが収納ボックス内
でガタつくことはない。尚、収納ボックス底壁の球面状
部分の下方には他の部分よりも大きなスペースが確保さ
れるため、この部分に補器類を配設すれば合理的であ
る。
体幅方向半分)はヘルメットの外形形状に沿った球面状
に成形されているため、ヘルメットは収納ボックスに確
実に保持された状態で収納され、これが収納ボックス内
でガタつくことはない。尚、収納ボックス底壁の球面状
部分の下方には他の部分よりも大きなスペースが確保さ
れるため、この部分に補器類を配設すれば合理的であ
る。
【0011】又、収納ボックス底壁の他の部分は平面状
に成形されるため、収納ボックスには従来よりも大きな
収納スペースを確保することができる。
に成形されるため、収納ボックスには従来よりも大きな
収納スペースを確保することができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0013】図1は自動二輪車の収納ボックス部分の正
断面図、図2は収納ボックスの破断正面図、図3は同収
納ボックスの破断側面図、図4はヘルメットのハンガー
構造を示す部分斜視図、図5は同部分正断面図、図6は
スクータ型自動二輪車の側面図、図7は同スクータ型自
動二輪車の部分平面図、図8は同スクータ型自動二輪車
の車体フレームの斜視図である。
断面図、図2は収納ボックスの破断正面図、図3は同収
納ボックスの破断側面図、図4はヘルメットのハンガー
構造を示す部分斜視図、図5は同部分正断面図、図6は
スクータ型自動二輪車の側面図、図7は同スクータ型自
動二輪車の部分平面図、図8は同スクータ型自動二輪車
の車体フレームの斜視図である。
【0014】先ず、図6乃至図8に基づいてスクータ型
自動二輪車1の概略構成を説明する。
自動二輪車1の概略構成を説明する。
【0015】図6において、2はヘッドパイプであっ
て、該ヘッドパイプ2内にはステアリングシャフト3が
回動自在に挿通している。そして、ステアリングシャフ
ト3の上部にはハンドル4が結着され、下部にはフロン
トクッション5を介して前輪6が回転自在に軸支されて
いる。尚、図6において、7はフロントフェンダ、8は
フロントカウルである。
て、該ヘッドパイプ2内にはステアリングシャフト3が
回動自在に挿通している。そして、ステアリングシャフ
ト3の上部にはハンドル4が結着され、下部にはフロン
トクッション5を介して前輪6が回転自在に軸支されて
いる。尚、図6において、7はフロントフェンダ、8は
フロントカウルである。
【0016】又、図8にも示すように、前記ヘッドパイ
プ2の下部からは1本のダウンチューブ9と2本のサイ
ドチューブ10が後下方に向かって延出している。
プ2の下部からは1本のダウンチューブ9と2本のサイ
ドチューブ10が後下方に向かって延出している。
【0017】即ち、ダウンチューブ9は車体幅方向中央
に設けられ、その一端(前端)は前記ヘッドパイプ2の
下部に結着されたジョイント11に差し込まれて溶着さ
れている。そして、該ダウンチューブ9は、ジョイント
11から斜め下方に向かって延出し、その後端は図7及
び図8に示すように後述のクロスパイプ13の幅方向中
央に結着されている。
に設けられ、その一端(前端)は前記ヘッドパイプ2の
下部に結着されたジョイント11に差し込まれて溶着さ
れている。そして、該ダウンチューブ9は、ジョイント
11から斜め下方に向かって延出し、その後端は図7及
び図8に示すように後述のクロスパイプ13の幅方向中
央に結着されている。
【0018】他方、前記2本のサイドチューブ10は、
ダウンチューブ9の両側に配され、各々一端(前端)は
前記ジョイント11の側部に差し込まれて溶着されてい
る。そして、各サイドチューブ10は、ジョイント11
から側外方に向かって略水平に延出した後、略直角に折
り曲げられて下方に向かって斜め前方に延出し、再度略
直角に曲げられて後方に向かって斜め下方に延出した
後、鈍角に折り曲げられて後方に向かって斜め上方に延
出し、その後端部にはメインフレーム12の前端部が差
し込まれて結着されている。
ダウンチューブ9の両側に配され、各々一端(前端)は
前記ジョイント11の側部に差し込まれて溶着されてい
る。そして、各サイドチューブ10は、ジョイント11
から側外方に向かって略水平に延出した後、略直角に折
り曲げられて下方に向かって斜め前方に延出し、再度略
直角に曲げられて後方に向かって斜め下方に延出した
後、鈍角に折り曲げられて後方に向かって斜め上方に延
出し、その後端部にはメインフレーム12の前端部が差
し込まれて結着されている。
【0019】上記左右一対のメインフレーム12は、後
方に向かって斜め上方に延出した後、折り曲げられて急
激に立ち上がり、その後再び折り曲げられて後方に向か
って斜め上方に延出している。そして、図7及び図8に
示すように、両メインフレーム12間にはクロスパイプ
13が横架されており、該クロスパイプ13と各メイン
フレーム12間には補強用のサイドチューブ14が架設
されている。
方に向かって斜め上方に延出した後、折り曲げられて急
激に立ち上がり、その後再び折り曲げられて後方に向か
って斜め上方に延出している。そして、図7及び図8に
示すように、両メインフレーム12間にはクロスパイプ
13が横架されており、該クロスパイプ13と各メイン
フレーム12間には補強用のサイドチューブ14が架設
されている。
【0020】ところで、該自動二輪車1には駆動源とし
てユニットスイング式エンジン15が搭載されている
が、該ユニットスイング式エンジン15のエンジン本体
16は略水平に傾いたシリンダ16aとクランクケース
16bを有し、クランクケース16bには伝動ケース1
7が一体に形成されている。そして、ユニットスイング
式エンジン15の一端は、クランクケース16bの前端
下部に結着された左右一対のエンジン側ブラケット1
8、各ブラケット18に枢着されたリンク19を介し
て、前記クロスパイプ13に結着された車体側ブラケッ
ト20に連結されて懸架されている。又、該ユニットス
イング式エンジン15の他端(後端)は、リヤクッショ
ン21を介して、メインフレーム12に結着されたブラ
ケット22に連結されて懸架されている。
てユニットスイング式エンジン15が搭載されている
が、該ユニットスイング式エンジン15のエンジン本体
16は略水平に傾いたシリンダ16aとクランクケース
16bを有し、クランクケース16bには伝動ケース1
7が一体に形成されている。そして、ユニットスイング
式エンジン15の一端は、クランクケース16bの前端
下部に結着された左右一対のエンジン側ブラケット1
8、各ブラケット18に枢着されたリンク19を介し
て、前記クロスパイプ13に結着された車体側ブラケッ
ト20に連結されて懸架されている。又、該ユニットス
イング式エンジン15の他端(後端)は、リヤクッショ
ン21を介して、メインフレーム12に結着されたブラ
ケット22に連結されて懸架されている。
【0021】而して、ユニットスイング式エンジン15
の伝動ケース17の後部から内方に向かって水平に延出
する不図示の出力軸(後車軸)には後輪23が結着され
ており、該後輪23の上部はリヤフェンダ24によって
覆われている。
の伝動ケース17の後部から内方に向かって水平に延出
する不図示の出力軸(後車軸)には後輪23が結着され
ており、該後輪23の上部はリヤフェンダ24によって
覆われている。
【0022】上記リヤフェンダ24の側方であって、前
記ユニットスイング式エンジン15の伝動ケース17上
にはエアクリーナ25が取り付けられており、該エアク
リーナ25にはキャブレタ26が接続され、キャブレタ
26は吸気管27を介して前記シリンダ16aの吸気側
に接続されている。
記ユニットスイング式エンジン15の伝動ケース17上
にはエアクリーナ25が取り付けられており、該エアク
リーナ25にはキャブレタ26が接続され、キャブレタ
26は吸気管27を介して前記シリンダ16aの吸気側
に接続されている。
【0023】一方、図6に示すようにユニットスイング
式エンジン15の上方にヘルメット28を収納すべき収
納ボックス29、シート30及び燃料タンク31が設け
られており、燃料タンク31は前記メインフレーム12
から後方に延出する矩形枠状の支持フレーム32に取り
付けられている。又、燃料タンク31の下方にはライセ
ンスブラケット33が取り付けられており、シート30
よりも下方の部位は外装カバー34によって覆われてい
る。
式エンジン15の上方にヘルメット28を収納すべき収
納ボックス29、シート30及び燃料タンク31が設け
られており、燃料タンク31は前記メインフレーム12
から後方に延出する矩形枠状の支持フレーム32に取り
付けられている。又、燃料タンク31の下方にはライセ
ンスブラケット33が取り付けられており、シート30
よりも下方の部位は外装カバー34によって覆われてい
る。
【0024】ここで、本発明に係る前記収納ボックス2
9の構成の詳細を図1乃至図5に基づいて説明する。
9の構成の詳細を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0025】図1に示すように、収納ボックス29は前
記シート30の下方に設けられており、これの下方には
前記ユニットスイング式エンジン15が配設されてい
る。
記シート30の下方に設けられており、これの下方には
前記ユニットスイング式エンジン15が配設されてい
る。
【0026】而して、収納ボックス29は上面が開口す
る略矩形ボックス状に一体成形されており、これの底壁
29aは車体幅方向(左右方向)の中央を境として、
左、右半分でその形状を異にしている。即ち、底壁29
aの正面視左半分(図1の左半分)29a−1は平らな
平面状に成形され、正面視右半分(図1の右半分)29
a−2はヘルメット28の外形形状に沿う球面状に成形
されている。
る略矩形ボックス状に一体成形されており、これの底壁
29aは車体幅方向(左右方向)の中央を境として、
左、右半分でその形状を異にしている。即ち、底壁29
aの正面視左半分(図1の左半分)29a−1は平らな
平面状に成形され、正面視右半分(図1の右半分)29
a−2はヘルメット28の外形形状に沿う球面状に成形
されている。
【0027】従って、収納ボックス29は、底壁29a
の平面状左半分29a−1に連なる高さの高い垂直な側
壁29b−1と、同底壁29aの球面状右半分29a−
2に連なる高さの低い垂直な側壁29b−2と、底壁2
9aの左半分29a−1と右半分29a−2を接続する
垂直壁29cを有している。又、該収納ボックス29の
後壁29dは、全幅に亘る幅広部分29d−1と、該部
分29d−1と底壁29aの左半分29a−1とを接続
する幅狭の斜面部分29d−2で構成されている。
の平面状左半分29a−1に連なる高さの高い垂直な側
壁29b−1と、同底壁29aの球面状右半分29a−
2に連なる高さの低い垂直な側壁29b−2と、底壁2
9aの左半分29a−1と右半分29a−2を接続する
垂直壁29cを有している。又、該収納ボックス29の
後壁29dは、全幅に亘る幅広部分29d−1と、該部
分29d−1と底壁29aの左半分29a−1とを接続
する幅狭の斜面部分29d−2で構成されている。
【0028】更に、収納ボックス29の前壁29eは、
全幅に亘る階段状の幅広部分29e−1と、該部分29
e−1と底壁29aの左半分29a−1とを接続する斜
面部分29e−2で構成されている。そして、前壁29
eの幅広部分29e−1には、深さの浅い略水平な平面
部29e−3が形成されており、該平面部29e−3に
は取付孔35が穿設されている。
全幅に亘る階段状の幅広部分29e−1と、該部分29
e−1と底壁29aの左半分29a−1とを接続する斜
面部分29e−2で構成されている。そして、前壁29
eの幅広部分29e−1には、深さの浅い略水平な平面
部29e−3が形成されており、該平面部29e−3に
は取付孔35が穿設されている。
【0029】一方、収納ボックス29の前端開口部分に
は、シート取付部36が一体に形成されており、図4に
示すように、該シート取付部36にはシート30の前端
部がヒンジ37にて回動自在に枢着されている。
は、シート取付部36が一体に形成されており、図4に
示すように、該シート取付部36にはシート30の前端
部がヒンジ37にて回動自在に枢着されている。
【0030】又、図4に示すように、シート取付部36
の両側には、側外方に向かって斜め下方に傾斜する座面
38が一体に形成されており、各座面38には棒状のハ
ンガー39が垂直に立設されている。そして、シート3
0のボトムプレート40には左右一対の凹部41が形成
されており、シート30を閉じると、凹部41内には前
記ハンガー39が嵌まり込むよう構成されている(図5
参照)。
の両側には、側外方に向かって斜め下方に傾斜する座面
38が一体に形成されており、各座面38には棒状のハ
ンガー39が垂直に立設されている。そして、シート3
0のボトムプレート40には左右一対の凹部41が形成
されており、シート30を閉じると、凹部41内には前
記ハンガー39が嵌まり込むよう構成されている(図5
参照)。
【0031】又、収納ボックス29の後部開口部周縁に
は左右一対のフランジ42が一体に突設されており、図
3に示すように、各フランジ42には取付孔43が穿設
されている。
は左右一対のフランジ42が一体に突設されており、図
3に示すように、各フランジ42には取付孔43が穿設
されている。
【0032】尚、収納ボックス29の内面には不織布等
から成るクッション材44が張設されており、このクッ
ション材44によってヘルメット28の外表面が傷付き
から保護される。
から成るクッション材44が張設されており、このクッ
ション材44によってヘルメット28の外表面が傷付き
から保護される。
【0033】ところで、図8に示すように、前記左右一
対のサブフレーム14間には取付プレート45が架設さ
れており、前記各メインフレーム12の後端部にはブラ
ケット46が固着されている。
対のサブフレーム14間には取付プレート45が架設さ
れており、前記各メインフレーム12の後端部にはブラ
ケット46が固着されている。
【0034】而して、収納ボックス29は、その平面部
29e−3がこれに穿設された前記取付孔35に挿通す
る不図示のボルトによって前記取付プレート45に結着
され、更には前記フランジ42がこれに穿設された前記
取付孔43に挿通する不図示のボルトによって前記ブラ
ケット46に結着されることによって、車体フレームに
取り付けられ、これはシート30の荷重の一部を支持す
る。
29e−3がこれに穿設された前記取付孔35に挿通す
る不図示のボルトによって前記取付プレート45に結着
され、更には前記フランジ42がこれに穿設された前記
取付孔43に挿通する不図示のボルトによって前記ブラ
ケット46に結着されることによって、車体フレームに
取り付けられ、これはシート30の荷重の一部を支持す
る。
【0035】以上において、本実施例によれば、収納ボ
ックス29の底壁29aの右半分29a−2はヘルメッ
ト28の外形形状に沿って球面状に成形されているた
め、図1に示すように、ヘルメット28は収納ボックス
29(特に、底壁29aの右半分29a−2)に確実に
保持された状態で収納され、これが収納ボックス29内
でガタつくことはない。
ックス29の底壁29aの右半分29a−2はヘルメッ
ト28の外形形状に沿って球面状に成形されているた
め、図1に示すように、ヘルメット28は収納ボックス
29(特に、底壁29aの右半分29a−2)に確実に
保持された状態で収納され、これが収納ボックス29内
でガタつくことはない。
【0036】そして、図1に示すように、収納ボックス
底壁29aの球面状右半分29a−2の下方には他の部
分よりも大きなスペースが確保されるため、図示のよう
にこの部分に前記エアクリーナ25やキャブレタ26の
補器類を配設すれば、合理的な部品レイアルトが可能と
なる。尚、図示しないが、収納ボックス底壁29aの平
面状左半分29a−1の下方には各種ワイヤーハーネス
類が通される。
底壁29aの球面状右半分29a−2の下方には他の部
分よりも大きなスペースが確保されるため、図示のよう
にこの部分に前記エアクリーナ25やキャブレタ26の
補器類を配設すれば、合理的な部品レイアルトが可能と
なる。尚、図示しないが、収納ボックス底壁29aの平
面状左半分29a−1の下方には各種ワイヤーハーネス
類が通される。
【0037】又、収納ボックス底壁29aの左半分29
a−1は平面状に成形されるため、従来よりも大きな収
納スペースを確保することができ、図1に示す長尺物4
7も収納することができる。
a−1は平面状に成形されるため、従来よりも大きな収
納スペースを確保することができ、図1に示す長尺物4
7も収納することができる。
【0038】更に、図4に示すようにシート30を開け
た状態では、収納ボックス29に一体に設けられたハン
ガー39が露出するため、図示のようにこのハンガー3
9にヘルメット28の金具48を引っ掛ければ、ヘルメ
ット28がハンガー39に吊り下げられる。そし、この
状態からシート30を閉じると、図5に示すようにハン
ガー39がシート30のボトムプレート40に形成され
た凹部41内に嵌まり込むため、ヘルメット28を外す
ことができなくなり、ヘルメット28の盗難防止上も有
利となる。尚、ハンガー39が突設される座面38が前
述のように側外方に向かって斜め下方に傾斜しているた
め、ヘルメット28を無理なく掛けることができる。
又、ヘルメット28を掛けるために樹脂製のハンガー3
9が変形しても、該ハンガー39の変形はシート30側
の凹部41によって規制されるため、これによってハン
ガー39の剛性不足が補われる。
た状態では、収納ボックス29に一体に設けられたハン
ガー39が露出するため、図示のようにこのハンガー3
9にヘルメット28の金具48を引っ掛ければ、ヘルメ
ット28がハンガー39に吊り下げられる。そし、この
状態からシート30を閉じると、図5に示すようにハン
ガー39がシート30のボトムプレート40に形成され
た凹部41内に嵌まり込むため、ヘルメット28を外す
ことができなくなり、ヘルメット28の盗難防止上も有
利となる。尚、ハンガー39が突設される座面38が前
述のように側外方に向かって斜め下方に傾斜しているた
め、ヘルメット28を無理なく掛けることができる。
又、ヘルメット28を掛けるために樹脂製のハンガー3
9が変形しても、該ハンガー39の変形はシート30側
の凹部41によって規制されるため、これによってハン
ガー39の剛性不足が補われる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、自動二輪車のシート下方に設けられる収納ボック
スの底壁の車体幅方向半分を平面状とし、残り半分をヘ
ルメットの外形形状に沿う球面状としたため、該収納ボ
ックスに大きな収納スペースを確保することができると
ともに、同収納ボックスにヘルメットを確実に保持した
状態でガタツキ無く収納することができるという効果が
得られる。
れば、自動二輪車のシート下方に設けられる収納ボック
スの底壁の車体幅方向半分を平面状とし、残り半分をヘ
ルメットの外形形状に沿う球面状としたため、該収納ボ
ックスに大きな収納スペースを確保することができると
ともに、同収納ボックスにヘルメットを確実に保持した
状態でガタツキ無く収納することができるという効果が
得られる。
【図1】自動二輪車の収納ボックス部分の正断面図であ
る。
る。
【図2】収納ボックスの破断正面図である。
【図3】収納ボックスの破断側面図である。
【図4】ヘルメットのハンガー構造を示す部分斜視図で
ある。
ある。
【図5】ヘルメットのハンガー構造を示す部分正断面図
である。
である。
【図6】スクータ型自動二輪車の側面図である。
【図7】スクータ型自動二輪車の部分平面図である。
【図8】スクータ型自動二輪車の車体フレームの斜視図
である。
である。
1 自動二輪車 28 ヘルメット 29 収納ボックス 29a 収納ボックス底壁 29a−1 収納ボックス底壁の平面状左半分 29a−2 収納ボックス底壁の球面状右半分 30 シート
Claims (1)
- 【請求項1】 自動二輪車のシート下方に設けられる収
納ボックスであって、その底壁の車体幅方向半分を平面
状とし、残り半分をヘルメットの外形形状に沿う球面状
としたことを特徴とする自動二輪車の収納ボックス。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204789A JPH0648342A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 自動二輪車の収納ボックス |
EP19930112264 EP0581310B1 (en) | 1992-07-31 | 1993-07-30 | Luggage box for motorcycle |
ES93112264T ES2109399T3 (es) | 1992-07-31 | 1993-07-30 | Caja de equipaje para motocicleta. |
DE1993614403 DE69314403T2 (de) | 1992-07-31 | 1993-07-30 | Gepäckbehälter für Motorrad |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204789A JPH0648342A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 自動二輪車の収納ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648342A true JPH0648342A (ja) | 1994-02-22 |
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CN (1) | CN1051288C (ja) |
DE (1) | DE69314403T2 (ja) |
ES (1) | ES2109399T3 (ja) |
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JP2009040419A (ja) * | 2008-10-24 | 2009-02-26 | Suzuki Motor Corp | スクータ型車両 |
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-
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- 1992-07-31 JP JP4204789A patent/JPH0648342A/ja active Pending
-
1993
- 1993-07-30 EP EP19930112264 patent/EP0581310B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-30 ES ES93112264T patent/ES2109399T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-30 DE DE1993614403 patent/DE69314403T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-31 CN CN93117392A patent/CN1051288C/zh not_active Expired - Lifetime
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JP2009040419A (ja) * | 2008-10-24 | 2009-02-26 | Suzuki Motor Corp | スクータ型車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69314403T2 (de) | 1998-02-05 |
EP0581310A1 (en) | 1994-02-02 |
DE69314403D1 (de) | 1997-11-13 |
CN1109008A (zh) | 1995-09-27 |
EP0581310B1 (en) | 1997-10-08 |
ES2109399T3 (es) | 1998-01-16 |
CN1051288C (zh) | 2000-04-12 |
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